JP2004313635A - Method for manufacturing hygienic mask - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として使い捨て衛生マスクの製造方法に関し、特に伸縮性不織布を用いて合理的に使い捨て衛生マスクを製造しうる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、略楕円形の伸縮性不織布の長軸方向左右に、耳掛け孔を穿ったマスクが知られている。このマスクは、耳掛け部と口を覆う覆い部の両方共に伸縮性があり、口に密着しやすいものである。口に密着すると、息苦しくなるとか、或いは婦人が用いる場合には口紅が取れてしまうという欠点があった。
【0003】
このため、耳掛け部には高伸縮性不織布を用い、覆い部には低伸縮性不織布を用いたマスクが開発されている(特許文献1)。すなわち、低伸縮性不織布よりなる覆い部の左右端に、高伸縮性不織布よりなる耳掛け部を接合したマスクが開発されている。しかしながら、このようなマスクは、高伸縮性不織布と低伸縮性不織布という2種の不織布を準備しなければならず、合理的にマスクを製造することができないという憾みがあった。
【0004】
そこで、図1に示したように、1種の伸縮性不織布を用い、耳掛け部13は伸縮性を維持したままとし、覆い部12は伸縮性を抑制したマスクが提案されている(特許文献2)。すなわち、熱可塑性繊維を構成繊維とする伸縮性不織布を用い、覆い部12には多数の凹部17を設け、この凹部17において熱可塑性繊維を融着させて伸縮性を抑制し、耳掛け部13は当初の伸縮性不織布の伸縮性を保持したマスクが提案されている。
【0005】
そして、このマスクの製造方法は、特許文献2には明記されていないけれども、その図面(図1)に基づけば、マスクの左右を別個に製造する方法である。つまり、左右いずれか一方の耳掛け部13と、覆い部12の半分とからなるマスク片を製造し、このマスク片2枚を重合し、覆い部12の各端縁を接合するものである。しかしながら、このような製造方法は、2枚のマスク片を正確に重合しなければならず、厳密な管理が必要となる。また、覆い部12の各端縁を接合すると、マスクの縦中央に、剛直な接合部14が形成され、美観及び風合いに劣るということがあった。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−275384号公報(第2頁、特許請求の範囲)
【特許文献2】
特開平9−149945号公報(第2頁、特許請求の範囲。第3頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、特許文献2に記載されているような使い捨てマスクを、より合理的に製造しうる方法を提供しようとするものである。具体的には、マスク片を正確に重合するような厳密な工程を不要にすると共に、マスク片の端縁を接合する工程を不要した使い捨てマスクの製造方法を提供しようというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、熱可塑性繊維を構成繊維とする長尺状の伸縮性不織布を準備する工程と、該伸縮性不織布の中央一定巾に亙って加熱処理を施し、該熱可塑性繊維を軟化又は溶融させて、該熱可塑性繊維相互間を融着して、該中央一定巾の区域を融着部として伸縮性を抑制すると共に、該中央一定巾の区域以外の区域を伸縮部として伸縮性を保持する工程と、該中央一定巾の中央線を基準にして巾方向に折り返して、該融着部に折り返し端縁を形成すると共に、該融着部同士及び該伸縮部同士を重合する工程と、該折り返し端縁の上辺及び下辺を熱溶断することにより、重合された該熱融着部同士を該熱溶断部で熱接着する工程と、重合した伸縮部に耳掛け孔を穿つ工程とを具備することを特徴とする衛生マスクの製造方法に関するものである。
【0009】
本発明においては、まず、長尺状の伸縮性不織布1を準備する。また、この伸縮性不織布1の巾は、概ね、顔面の周長程度である。伸縮性不織布1は、熱可塑性繊維を構成繊維とするものである。熱可塑性繊維としては、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維などを用いることができる。また、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエステル、高融点ポリエステル/低融点ポリエステルなどの組み合わせからなるサイドバイサイド型複合繊維や芯鞘型複合繊維なども用いることができる。熱可塑性繊維は、長繊維であっても短繊維であってもよい。
【0010】
不織布に伸縮性を与えて伸縮性不織布1とするには、従来公知の方法によればよい。たとえば、潜在捲縮性熱可塑性複合繊維を構成繊維とする不織布に、熱を与え、この複合繊維に捲縮発現させれば、伸縮性不織布1を得ることができる。具体的には、潜在捲縮性熱可塑性複合繊維として、ポリプロピレン/ポリエチレンなどの組み合わせからなるサイドバイサイド型複合繊維を用い、これに熱を与えて、ポリプロピレンとポリエチレンの熱収縮率の差により、捲縮発現を生じさせて、伸縮性不織布1を得ることができる。また、熱可塑性繊維を構成繊維とする不織布に、熱を与えながら、巾方向に縮めて、巾方向に伸縮性を持つ伸縮性不織布1を得ることができる。具体的には、ポリプロピレン繊維よりなる不織布を巾方向に縮め、ポリプロピレン繊維の融点近傍の熱を与えて、この不織布を縮んだ状態で熱固定させると、巾方向に伸縮性のある伸縮性不織布1を得ることができる。
【0011】
以上のようにして準備された伸縮性不織布1の中央一定巾2に亙って加熱処理を施す。この中央一定巾2の巾は、概ね、顔面の周長の半分程度の長さである。加熱処理を施すには、たとえば、伸縮性不織布1を長手方向(図2の矢印方向)に搬送しながら、中央一定巾2の巾に対応する長さを持つ一対の加熱ロール3に通せばよい。図2では、一対の加熱ロール3のうち、上部ロールだけが図示されており、下部ロールは図示されていない。加熱ロール3としては、周面が平滑な平滑ロールや、周面に凹凸部が設けられている凹凸ロールなどが用いられる。加熱ロール3の温度は、伸縮性不織布1を構成している熱可塑性繊維の融点以上(熱可塑性繊維が複合繊維である場合は、その表面を形成している成分の少なくとも一つの成分の融点以上)であるのが好ましい。この加熱処理によって、熱可塑性繊維の表面は軟化又は溶融し、熱可塑性繊維相互間を融着する。したがって、加熱処理された中央一定巾2の区域は、熱可塑性繊維相互間が融着した融着部4となる。融着部4は、熱可塑性繊維相互間が融着した結果、当初の伸縮性は抑制され、伸縮性の乏しいものとなっている。一方、中央一定巾2の区域、すなわち、融着部4以外の区域は、加熱処理がされないため、当初の伸縮性不織布の伸縮性を保持した伸縮部5となっている。
【0012】
加熱処理を施した後、中央一定巾2の中央線6を基準にして、巾方向に折り返す。そうすると、中央一定巾2は融着部4となっているから、融着部4が折り返し端縁7となる。また、中央一定巾2の中央線6を基準にしているから、融着部4同士が重合し、伸縮部5同士が重合することとなる。なお、このように折り返す前、又は折り返した後、所定の長さ(顔面縦方向の半分程度の長さ)に裁断され(図3)、折り返しを戻すと、概ね、顔面を覆う程度の大きさを持つものとなる。
【0013】
次に、折り返し端縁7の上辺及び下辺を熱溶断して、図4に示したような形状とする。熱溶断とは、加熱したカッター刃を押し当てて、熱可塑性繊維を溶融させて切断することである。したがって、折り返し端縁7の上辺及び下辺を熱溶断すると、この上辺及び下辺においては、熱融着部4が重合しているから、上辺及び下辺が切除されると共に、重合している熱融着部4同士が熱溶断部(上辺及び下辺近傍の切除端)で熱接着せしめられることとなる。なお、折り返し端縁7の上辺及び下辺以外の辺は、熱溶断されずに、折り返されたままである。
【0014】
この後、重合した伸縮部5に耳掛け孔8を穿つ。この耳掛け孔8を穿つ工程は、上記の熱溶断の前であっても後であってもよく、またその他の任意の工程中に穿ってもよい。そして、全体の形状を、所定のデザインとなるよう切断して、図5に示したような形態とする。その後、折り返し端縁7を開くと、図6に示した形状のマスクが得られるのである。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る方法によれば、長尺状の伸縮性不織布を巾方向に折り返して重合し、折り返し端縁の上辺及び下辺を熱溶断することによって、容易にマスクを製造することができる。したがって、特許文献2に記載されているように、マスク片を正確に重合するような厳密な工程や、マスク片の端縁を接合する工程が不要となり、合理的に使い捨ての衛生マスクを得ることができるという効果を奏する。また、折り返し端縁の上辺及び下辺のみを熱溶断するので、マスクの中央部には熱溶断による熱接着が生じない。よって、マスクの中央に剛直な接着部が形成されず、マスクの美観及び風合いに優れるという効果をも奏する。
【0016】
また、融着部においては、熱可塑性繊維の表面が軟化又は溶融して、熱可塑性繊維相互間が融着しているので、熱可塑性繊維相互間に形成される間隙が細かくなっている。そして、この融着部は、口を覆う区域であるので、熱可塑性繊維相互間の間隙を通して細菌やウイルスなどが透過しにくくなり、各種の感染症を防止しうるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許文献2に記載された使い捨て衛生マスクの斜視図である。
【図2】伸縮性不織布の中央一定巾に亙って加熱処理を施す工程を示した模式的正面図である。
【図3】融着部に折り返し端縁を形成し、融着部同士及び伸縮部同士を重合して得られたものの正面図である。
【図4】図3に示したものの折り返し端縁の上辺及び下辺を熱溶断して得られたものの正面図である。
【図5】図4に示したものに耳掛け孔を穿ち、所定のデザインとなるように切断して得られたものの正面図である。
【図6】図5に示したものを、折り返し端縁で開いて得られる衛生マスクの正面図である。
【符号の説明】
1 伸縮性不織布
2 中央一定巾
3 加熱ロール
4 融着部
5 伸縮部
6 中央一定巾の中央線
7 折り返し端縁
8 耳掛け孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a disposable hygiene mask, and more particularly to a method for manufacturing a disposable hygiene mask using a stretchable nonwoven fabric.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a mask in which ear hanging holes are formed on the left and right sides of a substantially elliptical elastic nonwoven fabric in the longitudinal direction. In this mask, both the ear-hook portion and the covering portion covering the mouth have elasticity, and are easily adhered to the mouth. There is a drawback in that if it is in close contact with the mouth, it will be difficult to breathe, or if a woman uses it, lipstick may be removed.
[0003]
For this reason, a mask using a highly elastic nonwoven fabric for the ear hanging portion and a low elastic nonwoven fabric for the covering portion has been developed (Patent Document 1). That is, a mask has been developed in which ear covers made of a highly elastic nonwoven fabric are joined to left and right ends of a cover made of a low elastic nonwoven fabric. However, for such a mask, two types of nonwoven fabrics, that is, a high elasticity nonwoven fabric and a low elasticity nonwoven fabric, must be prepared, and there is a regret that the mask cannot be manufactured rationally.
[0004]
Therefore, as shown in FIG. 1, a mask has been proposed in which one type of elastic nonwoven fabric is used, the
[0005]
Although this mask manufacturing method is not specified in
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-7-275384 (
[Patent Document 2]
JP-A-9-149945 (
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Then, this invention aims at providing the method which can manufacture the disposable mask as described in
[0008]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention provides a step of preparing a long stretchable nonwoven fabric having thermoplastic fibers as constituent fibers, and performing a heat treatment over a certain width at the center of the stretchable nonwoven fabric to soften the thermoplastic fibers. Or, by melting, the thermoplastic fibers are fused to each other, and the stretch of the central fixed width is suppressed as a fused portion, and the stretch other than the fixed width of the center is defined as a stretchable portion. And a step of folding back in the width direction with reference to the center line having the constant center width to form a folded edge at the fused portion, and superimposing the fused portions and the stretchable portions. A step of thermally fusing the upper and lower sides of the folded edge to thermally bond the polymerized heat-sealed portions to each other at the heat-fused portion, and a step of forming an ear hook hole in the polymerized elastic portion. Related to a method for manufacturing a sanitary mask, comprising: A.
[0009]
In the present invention, first, a long stretchable nonwoven fabric 1 is prepared. In addition, the width of the elastic nonwoven fabric 1 is approximately equal to the circumference of the face. The stretchable nonwoven fabric 1 has thermoplastic fibers as constituent fibers. As the thermoplastic fiber, polypropylene fiber, polyethylene fiber, polyester fiber and the like can be used. Further, side-by-side composite fibers or core-sheath composite fibers composed of a combination of polypropylene / polyethylene, polypropylene / polyester, high-melting polyester / low-melting polyester, and the like can also be used. The thermoplastic fibers may be long fibers or short fibers.
[0010]
In order to impart elasticity to the nonwoven fabric to obtain the elastic nonwoven fabric 1, a conventionally known method may be used. For example, when heat is applied to a non-woven fabric having a latent crimpable thermoplastic composite fiber as a constituent fiber and the composite fiber is crimped, the elastic non-woven fabric 1 can be obtained. Specifically, as the latently crimpable thermoplastic conjugate fiber, a side-by-side type conjugate fiber composed of a combination of polypropylene / polyethylene and the like is used. By causing the expression, the elastic nonwoven fabric 1 can be obtained. Further, the nonwoven fabric having thermoplastic fibers as a constituent fiber can be shrunk in the width direction while applying heat to obtain the stretchable nonwoven fabric 1 having elasticity in the width direction. Specifically, when a non-woven fabric made of polypropylene fiber is shrunk in the width direction and heat near the melting point of the polypropylene fiber is applied to thermally fix the non-woven fabric in a contracted state, the elastic non-woven fabric 1 having elasticity in the width direction is obtained. Can be obtained.
[0011]
The heat treatment is performed over the
[0012]
After the heat treatment, the sheet is folded in the width direction with reference to the
[0013]
Next, the upper side and the lower side of the folded
[0014]
Thereafter, an
[0015]
【The invention's effect】
As described above, according to the method of the present invention, a long stretchable nonwoven fabric is folded in the width direction and polymerized, and the upper and lower sides of the folded edge are thermally melted to easily produce a mask. can do. Therefore, as described in
[0016]
Further, in the fused portion, the surface of the thermoplastic fibers is softened or melted and the thermoplastic fibers are fused to each other, so that the gap formed between the thermoplastic fibers is small. And since this fusion | bonded part is an area | region which covers a mouth, it becomes difficult for bacteria and a virus to penetrate through the clearance gap between thermoplastic fibers, and it also has the effect that various infectious diseases can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a disposable hygiene mask described in
FIG. 2 is a schematic front view showing a step of performing a heat treatment over a fixed width at the center of the stretchable nonwoven fabric.
FIG. 3 is a front view of a product obtained by forming a folded edge in a fusion bonding portion and polymerizing fusion bonding portions and expansion / contraction portions.
FIG. 4 is a front view of what is obtained by thermally fusing the upper side and the lower side of the folded edge of FIG.
FIG. 5 is a front view of the one shown in FIG. 4 obtained by forming an ear hook hole and cutting it into a predetermined design.
FIG. 6 is a front view of a sanitary mask obtained by opening the sanitary mask shown in FIG. 5 at a folded edge.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Elastic
Claims (3)
該伸縮性不織布の中央一定巾に亙って加熱処理を施し、該熱可塑性繊維を軟化又は溶融させて、該熱可塑性繊維相互間を融着して、該中央一定巾の区域を融着部として伸縮性を抑制すると共に、該中央一定巾の区域以外の区域を伸縮部として伸縮性を保持する工程と、
該中央一定巾の中央線を基準にして巾方向に折り返して、該融着部に折り返し端縁を形成すると共に、該融着部同士及び該伸縮部同士を重合する工程と、
該折り返し端縁の上辺及び下辺を熱溶断することにより、重合された該熱融着部同士を該熱溶断部で熱接着する工程と、
重合した伸縮部に耳掛け孔を穿つ工程と、
を具備することを特徴とする衛生マスクの製造方法。A step of preparing a long stretchy nonwoven fabric having thermoplastic fibers as constituent fibers,
The stretchable non-woven fabric is subjected to a heat treatment over a fixed width at the center, so that the thermoplastic fibers are softened or melted, and the thermoplastic fibers are fused to each other. While suppressing the elasticity, the step of maintaining the elasticity as an elastic portion of the area other than the central constant width area,
Folding in the width direction on the basis of the center line having the constant center width, forming a folded edge in the fusion portion, and superposing the fusion portions with each other and the expansion and contraction portions,
By thermally fusing the upper side and the lower side of the folded edge, a step of thermally bonding the polymerized heat-fused portions to each other at the heat-fused portion;
A step of drilling an ear hanging hole in the polymerized elastic part,
A method for producing a sanitary mask, comprising:
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- 2003-04-21 JP JP2003115174A patent/JP2004313635A/en active Pending
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