JP2004362451A - 検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】入力された検索キーワードの使用回数に基づいて、トレンド情報を把握し易くする。
【解決手段】本発明は、ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶し、検索キーワードを読み出して、検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求め、カテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求め、カテゴリ別に第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位n−s件の検索キーワードをカテゴリの表示領域に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶し、検索キーワードを読み出して、検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求め、カテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求め、カテゴリ別に第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位n−s件の検索キーワードをカテゴリの表示領域に表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムに係り、例えば、音楽や映画、ニュース記事、Web文書といったマルチメディアコンテンツ(以降、コンテンツと略記する)をインターネット等のネットワークを介し、一般ユーザへ配信する配信サービスや、各種のホームページを紹介するポータルサービスなどに設置し、これらのサービスを利用しているユーザに、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットなどのネットワーク上で公開されているコンテンツを検索する手段として、キーワード検索が利用されている。ユーザによって入力されたキーワード自体がユーザのニーズを表しているものとみなし、これをトレンドの指標として、入力された全検索キーワード毎の利用回数を1週間単位で集計し、一般のユーザへリスト形式で公開することで、現在どの事象に世の中の関心が集まっているかといったトレンド情報を提供する技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
http://www.lycos.co.jp/50/
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、多数のユーザによって入力された検索キーワードが単純に羅列されたリスト形式で表示されているため、それぞれの検索キーワード間の関連性を把握することが難しいといった問題がある。
【0005】
また、トレンド情報として表示する検索キーワードの数が増加するにつれ、1つの表示画面内には収まりきらなくなるため、必然的に画面を上下もしくは左右にスクロールさせる必要があり、トレンド情報として表示されている検索キーワードからユーザが興味を持った検索キーワードを探し出す負担が増加する、画面を上限もしくは左右にスクロールさせる手間がかかるといったことのため、途中でトレンド情報としての検索キーワードを探し出すことをあきらめてしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、膨大な数の検索キーワードをそれぞれの関連性を保持した2次元マップ上に配置することにより、一覧性を確保し、また、同時にトレンド情報の表現として、キーワードの利用状況に応じ検索キーワードの表示方法を変化させることにより、トレンド情報を把握し易くすることが可能な検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0008】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示方法において、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し(ステップ1)、検索キーワードログとして記憶手段に格納し(ステップ2)、
前記記憶手段から検索キーワードログを読み出して(ステップ3)、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求め(ステップ4)、
予め用意された特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求め(ステップ5)、
検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する(ステップ6)。
【0009】
本発明は、第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて検索キーワードを表示する。
【0010】
本発明は、第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する
図2は、本発明の原理構成図である。
【0011】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示システムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段116に格納する検索キーワードログ情報処理手段107と、
記憶手段116から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出手段108と、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類手段118と、
カテゴリ分類手段118で求められた検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と記第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御手段113と、を有する。
【0012】
また、本発明の評価値算出手段108は、
第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
表示制御手段113は、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示する手段を含む。
【0013】
また、表示制御手段113は、
第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する手段を含む。
【0014】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示プログラムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理ステップと、
記憶手段から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出ステップと、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類ステップと、
カテゴリ分類ステップで求められた検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させる。
【0015】
また、本発明の評価値算出ステップは、
第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、
表示制御ステップは、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示するステップを含む。
【0016】
また、本発明の表示制御ステップは、
第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示するステップを含む。
【0017】
これにより、ユーザはトレンド情報としての検索キーワードとその利用状況を容易に把握することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
本実施の形態では、ユーザクライアント上でマップ表示される各カテゴリに属する検索キーワードの配置場所を決定する処理と、代表表示時に表示される代表キーワードのカテゴリ内での表示位置を維持した状態で詳細表示とを切り替える処理をユーザクライアント側で行う場合を第1の実施の形態とし、第1の実施の形態のユーザクライアント上でマップ表示される各カテゴリに属する検索キーワードの配置場所を決定する処理と、代表表示時に表示される代表キーワードのカテゴリ内での表示位置を維持した状態で詳細表示とを切り替える処理をサーバ側で行う場合を第2の実施の形態として説明する。
【0020】
なお、両実施の形態では、以下に説明する第1の評価値を任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計値、第2の評価値を任意の期間における検索キーワードの使用回数の増減度合い(以後、急上昇度)として説明する。
【0021】
また、両実施の形態における想定シーンとしては、ユーザが、トレンド情報としてユーザクライアントに表示される検索キーワード群から「トラベル」カテゴリに属する検索キーワード『京都』を発見し、この『京都』によってキーワード検索を実施する場合を想定するものとする。
【0022】
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成を示す。
【0023】
本システムは、コンテンツ及び検索キーワードに対する利用状況を参照するためのユーザクライアント装置(以下、単にユーザクライアントと記す)101、コンテンツの実体を提供するコンテンツ提供サーバ103、利用状況をユーザクライアント101へ提供するための利用状況提供サーバ104、キーワード検索を行うための検索エンジン105から構成され、これらは、インターネット網102を介して接続されている。
【0024】
但し、これは、インターネット網102に限定されるものではなく、WANやLANといった閉じたネットワーク網を利用してもよい。
【0025】
利用状況提供サーバ104は、ユーザクライアント101上で表示されている検索キーワード群からユーザによって選択された検索キーワード及び、通常のキーワード検索時に検索エンジンへ入力された検索キーワードとをログ情報として格納する検索キーワードログ情報処理部107、任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計と急上昇度の算出を行うアクセス情報集計処理部108、検索キーワード群をカテゴリ情報に基づき各カテゴリに分類し、分類された各検索キーワード群にユーザクライアント101上での表示位置情報と各検索キーワードの使用回数の集計値と急上昇度を付与し、マップ生成用データの生成処理を行う、マップ生成用データ生成部110、生成されたマップ生成用データを格納しておくマップ生成用データ格納部109、ユーザクライアント101との通信処理を行う通信処理部106、検索キーワードの属するカテゴリ情報が格納されているカテゴリ情報格納部111から構成される。
【0026】
ユーザクライアント101は、コンテンツ提供サーバ103とアクセス状況提供サーバ104と検索エンジン105との通信処理を行う通信処理部112、表示画面上に提示するマップないにおける各検索キーワードの配置場所の決定と代表表示/詳細表示の切替処理を行う表示画面制御部113と、検索キーワードのマップ表示と検索エンジンからの検索結果とコンテンツ提供サーバ103から提供されるコンテンツの画面表示処理を行う画面出力処理114、ユーザからの入力操作を受け取る入力処理部114から構成される。
【0027】
まず、本実施の形態におけるマップ生成用データの生成処理について説明する。
【0028】
検索キーワードログ情報処理部107にて、これまでに蓄積されている検索キーワードのログ情報の読み出しを行う。
【0029】
この処理が終了すると、アクセス情報集計処理部108にて、読み出した検索キーワードログ情報の任意の期間における検索キーワード別の使用回数の集計処理と急上昇度の算出を行う。ここで、急上昇度の算出方法として、例えば、集計時iにおける検索キーワードの使用回数の集計値C(i)と、その1つ前の集計時i−1における検索キーワードの使用回数の集計値C(i−1)を用いて、次の(1)式により求めることができる。
【0030】
【数1】
集計処理と急上昇度の算出処理終了後、マップ生成用データ生成処理部110にて、検索キーワードに対し、カテゴリ情報を付与し、カテゴリ毎に分類する分類処理を行う。
【0031】
分類処理の方法としては、従来技術を用いてカテゴリ分類処理を行い、検索キーワードログ情報である検索キーワード全てに対し、カテゴリ情報格納部111に格納されている、シソーラスのような語彙の分類集を利用して分類し、カテゴリ名、検索キーワードログ情報である検索キーワード、検索キーワードの使用回数の集計値からなる検索キーワード分類データの生成を行う。
【0032】
例えば、カテゴリ名が「トラベル」の分類があった場合、検索キーワード『東京』『ホテル』は、カテゴリ名が「トラベル」に分類され、この場合の検索キーワード分類データは、下記(2)のとおりに生成される。
【0033】
<マップ生成用データ>
カテゴリ名、検索キーワード、使用回数の集計値、急上昇度
トラベル、東京、8789,0.11
トラベル、ホテル、5909,0.34 ・・・(2)
・・・・・・・・・
次に、表示画面制御部113での検索キーワードの配置場所の決定方法について説明する。ここで、本実施の形態で扱うカテゴリ数は、m件とし、各カテゴリ内に配置できる検索キーワードの総数は、n件とする(m,nは整数)。
【0034】
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるカテゴリに属するキーワード選択手順と配置手順を示すフローチャートである。
【0035】
具体的な手法は以下の通りである。まず、上記(2)の検索キーワード分類データを急上昇度の高い順にソートし、上位N件の急上昇キーワードを各カテゴリに分類する(ステップ101,102)。分類した急上昇キーワードから急上昇度の高いもの上位s件(sは整数)を選択する(ステップ103)。
【0036】
次に、検索キーワードを使用回数の多い順にソートし、上位M件の検索キーワードをカテゴリ分類する(ステップ104,105)。カテゴリ分類した検索キーワードから使用回数の多いもの上位(n−s)件を選択する(ステップ106)(n,sは整数)。
【0037】
こうして選択された各カテゴリの急上昇キーワードs件と検索キーワード(n−s)件を基に図5に示すようなマップデータを作成する。なお、マップデータ中の各カテゴリに属する急上昇キーワードと検索キーワードのユーザクライアント101上での表示位置をPos(n)と表現することとする。この表示位置Pos(n)は、予め急上昇キーワードであれば急上昇度、検索キーワードであれば使用回数の集計値に応じて決められており、例えば、カテゴリCat(m)に属する検索キーワードKw(m,n)の2次元上での配置情報Zは、Z(m,n)で表す。そして、この2次元上での配置情報を基に、詳細表示時の表示位置と代表表示時の位置を決定する。代表表示は、詳細表示の中からPos(1)と、Pos(s+1)の配置位置にあるキーワードを代表キーワードとして表示する。これにより、代表表示と詳細表示の双方において、カテゴリ内での代表キーワードの位置が固定される。
【0038】
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【0039】
ユーザがユーザクライアント101の画面上に表示されている処理開始のボタンを押下することにより、ユーザクライアント101からアクセス情報提供サーバ104へマップ生成用データを要求するメッセージデータが送信される(ステップ201)。
【0040】
アクセス情報提供サーバ104では、このメッセージを受信すると、マップ生成用データ格納部109よりマップ生成用データを読み出し、通信処理部106からユーザクライアント101へ送信する(ステップ202,203)。
【0041】
ステップ203の処理が終了すると、ユーザクライアント101の表示画面制御部113では、受信したマップ生成用データが解析され、図5に示した詳細表示時のマップデータが各カテゴリ分作成される。作成した詳細表示時のマップデータが作成され、画面出力処理部114を介して、画面上に図7(A)に示すように代表画面が表示される。また、マップデータ中における全検索キーワードの急上昇度の高いもの上位n件には、『急上昇』アイコンが表示される。さらに、検索キーワード使用回数の多いものほど、文字サイズが大きく表示され、低いものほど小さく表示といった文字サイズの大小の表現により、利用状況が表示される(ステップ204,205)。
【0042】
この画面上で、カテゴリ名の付いたラベルを選択すると、選択されたカテゴリの作成済み詳細表示時のマップデータと非選択カテゴリの代表表示マップデータから構成される図7(B)に示す画面が、画面出力処理部114を介して、画面上に表示される。ここで、代表表示と詳細表示の画面の切替は、アニメーションにより代表表示から詳細表示へ連続的に遷移するものとする。画面の遷移方法については、本発明の要旨ではないのでその説明を省略する。
【0043】
この詳細表示画面において、ユーザが任意の検索キーワードを1つ選択すると、選択された検索キーワードに対するキーワード検索要求メッセージが検索エンジン105へ送信される(ステップ207)。検索エンジン105では、検索要求メッセージを受信し(ステップ208)、『京都』に対するキーワード検索処理が行われる(ステップ209)。検索エンジン105にて検索処理が行われた検索結果は、ユーザクライアント101へ送信され、ユーザクライアント101にて受信され(ステップ210)、図8に示すように、検索結果がユーザクライアント101上に表示される(ステップ211)。図8では、図7(B)における『京都』を選択した場合の検索結果を示している。
【0044】
ユーザクライアント101の画面上に表示された検索結果からユーザが閲覧を希望するマルチメディアコンテンツを選択すると(ステップ212)、コンテンツ提供サーバ103へ該当するマルチメディアコンテンツのデータを要求するためのメッセージを送信する。コンテンツ提供サーバ103では、当該メッセージを受信すると(ステップ213)、該当するマルチメディアコンテンツデータをユーザクライアント101へ配信する(ステップ214)。ユーザクライアント101では、当該マルチメディアコンテンツデータが受信され(ステップ215)、画面上でマルチメディアコンテンツが表示される(ステップ216)。
【0045】
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成を示す。同図に示すシステムは、コンテンツ及び検索キーワードに対する利用状況を参照するためのユーザクライアント701、コンテンツの実体を提供するコンテンツ提供サーバ703、利用状況をユーザクライアント701へ提供するための利用状況提供サーバ704、キーワード検索を行うための検索エンジン705から構成され、これらは、インターネット網702を介して接続されている。但し、これは、インターネット網702に限定されるものではなく、WANやLANといった閉じたネットワーク網を利用してもよい。
【0046】
利用状況提供サーバ704は、ユーザクライアント701上で表示されている検索キーワード群からユーザによって選択された検索キーワード及び、通常のキーワード検索時に検索エンジン705へ入力された検索キーワードとをログ情報として格納する検索キーワードログ情報処理部707、任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計と急上昇度の算出を行うアクセス情報集計処理部708、検索キーワード群をカテゴリ情報に基づき各カテゴリに分類し、分類された各検索キーワード群に2次元上の配置情報と各検索キーワードの使用回数の集計値と急上昇度を付与することにより、マップ生成用データの生成処理を行う、マップ生成用データ生成部710、生成されたマップ生成用データを格納しておくマップ生成用データ格納部709、ユーザクライアント701との通信処理を行う通信処理部706、検索キーワードの属するカテゴリ情報が格納されているカテゴリ情報格納部711、ユーザクライアント701の表示画面上に提示するマップ内における検索キーワードの配置場所の決定と代表表示/詳細表示の切り替え処理を行う表示画面制御部712から構成される。
【0047】
ユーザクライアント701は、コンテンツ提供サーバ703とアクセス状況提供サーバ704と検索エンジン705との通信処理を行う通信処理部713、検索キーワードのマップ表示と検索エンジン705からの検索結果とコンテンツ提供サーバ703から提供されるコンテンツの表示処理を行う画面出力処理部714、ユーザからの入力操作を受信する入力処理部715から構成される。
【0048】
本実施の形態におけるマップ生成用データの生成方法は、前述の第1の実施の形態と同じであるため省略する。
【0049】
また、表示画面制御部712での検索キーワードの配置場所の決定方法についても第1の実施の形態と同じであるため、省略する。
【0050】
図10は、本発明の第2の実施の形態におけるユーザ利用時における処理のフローチャートである。
【0051】
ユーザがユーザクライアント701の画面上に表示されている処理開始のボタンを押下することにより、ユーザクライアント701からアクセス情報提供サーバ704へ代表表示画面データを要求するメッセージデータが送信される(ステップ701)。
【0052】
アクセス情報提供サーバ704では、このメッセージを受信すると、マップ生成用データ格納部709よりマップ生成用データを読み出し、表示画面制御部712にてマップ生成用データが解析され、図5に示した詳細表示時のマップデータが各カテゴリ分作成され、通信処理706からユーザクライアント701へ送信する(ステップ702,703)。
【0053】
ユーザクライアント701では、受信した代表表示画面データが画面出力処理部714を介し、画面上に図7(A)に示すように表示される。また、マップデータ中における全検索キーワードの急上昇度の高いもの上位n件には、『急上昇』アイコンが表示される。さらに、検索キーワード使用回数の集計値の多いものほど、文字サイズが大きく表示され、低いものほど小さく表示するといった文字サイズの大小の表現により、利用状況が表示される(ステップ704,705)。
【0054】
この代表画面上で、カテゴリ名のついたラベルを選択すると、選択されたカテゴリを詳細表示するメッセージが入力処理部715を介し、通信処理部713からアクセス状況提供サーバ704へ送信される(ステップ706)。
【0055】
アクセス状況提供サーバ704では、当該メッセージを受信すると(ステップ707)、表示画面制御部712は、マップ生成データ格納部709から選択されたカテゴリの作成済み詳細表示時のマップデータを読み出し、詳細表示用画面データを作成する(ステップ708)。作成された詳細表示用画面データは、ユーザクライアント701へ送信される(ステップ709)。
【0056】
ユーザクライアント701では、詳細表示用画面データを受信すると(ステップ710)、画面出力処理部114を介して、画面上に図7(B)に示すように詳細表示される。この画面において、ユーザが任意の検索キーワードを1つ選択すると、選択された検索キーワードに対するキーワード検索要求メッセージが検索エンジン705へ送信される(ステップ712)。
【0057】
検索エンジン105では、検索要求メッセージを受信し(ステップ713)、『京都』に対するキーワード検索処理が行われる(ステップ714)。検索エンジン705にて検索処理が行われた検索結果は、ユーザクライアント701へ送信され、ユーザクライアント701にて受信され(ステップ705)、図8に示すように検索結果がユーザクライアント701上に表示される(ステップ716)。本実施の形態では、図7(B)における『京都』を選択した場合の検索結果を図8に示すように表示する。
【0058】
ユーザクライアント701の画面上に表示された検索結果からユーザが閲覧を希望するマルチメディアコンテンツを選択すると(ステップ717)、コンテンツ提供サーバ703へ該当するマルチメディアコンテンツのデータを要求するためのメッセージを送信する。コンテンツ提供サーバ703では、該メッセージを受信すると(ステップ718)、該当するマルチメディアコンテンツデータをユーザクライアント701へ配信する(ステップ719)。ユーザクライアント701では、当該マルチメディアコンテンツデータが受信され(ステップ720)、画面上でマルチコンテンツが表示される(ステップ720)。
【0059】
また、上記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、ユーザクライアント、アクセス状況提供サーバで行う処理について説明したが、一つの装置内で実施してもよい。
【0060】
また、一つの装置で実施する場合に、ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして保持する記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理ステップと、当該記憶手段から検索キーワードログを読み出して、検索キーワードの使用回数の集計値、及び急上昇度を求める評価値算出ステップと、予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類ステップと、検索キーワードのカテゴリ別に、使用回数の集計値の上位s件と、急上昇度の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを構築することも可能である。また、上記と同様に、使用回数の集計値及び急上昇度を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォント等の文字属性やアイコン表示で識別表示するステップを含むように構成してもよい。
【0061】
また、構築されたプログラムを検索キーワード情報表示装置として利用されるコンピュータにインストールし、CPU等の制御手段により実行する、または、ネットワークを介して流通させることも可能である。
【0062】
また、構築されたプログラムを検索キーワード情報表示装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、コンピュータにインストールして実行することも可能である。
【0063】
また、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、ユーザが入力した検索キーワードをトレンド情報と見做し、カテゴリ別に分類して2次元マップ上に表示することにより、全体像を容易に把握することができるようになると共に、カテゴリ情報からユーザが興味のあるカテゴリにあるトレンド情報を容易に選択することができる。
【0064】
また、2次元マップを採用することで、多数の検索キーワードを1つの表示画面内に収め、一覧性を確保し、検索の手間を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカテゴリに属するキーワード選択手順と配置手順のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるマップデータとマップ表示の関係を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における画面の例である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における検索結果の例である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 ユーザクライアント装置
102 インターネット網
103 コンテンツ提供サーバ
104 アクセス状況提供サーバ
105 検索エンジン
106 通信処理部
107 検索キーワードログ情報処理手段、検索キーワードログ情報処理部
108 評価値算出手段、アクセス情報集計処理部
109 マップ生成用データ格納部
110 マップ生成用データ生成部
111 カテゴリ情報格納部
112 通信処理部
113 表示制御手段、表示制御部
114 画面出力処理部
115 入力処理部
116 記憶手段
118 カテゴリ分類手段
201 マップ表示用検索キーワードデータ一覧
202 カテゴリ名
203 上位s件の急上昇度検索キーワード
204 上位n−s件の検索キーワード
205 表示位置
206 ユーザクライアント上における検索キーワードの表示位置(詳細表示時)
207 ユーザクライアント上における検索キーワードの表示位置(代表表示時)
401 カテゴリサークル
402 使用回数の集計値が高い検索キーワード
403 カテゴリ名ラベル
404 急上昇識別アイコン
405 使用回数の集計値が低い検索キーワード
501 検索結果一覧
701 ユーザクライアント装置
702 インターネット網
703 コンテンツ提供サーバ
704 アクセス状況提供サーバ
705 検索エンジン
706 通信処理部
707 検索キーワードログ情報処理部
708 アクセス情報集計処理部
709 マップ生成用データ格納部
710 マップ生成用データ生成部
711 カテゴリ情報格納部
712 表示画面制御部
713 通信処理部
714 画面出力処理部
715 入力処理部
【発明の属する技術分野】
本発明は、検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムに係り、例えば、音楽や映画、ニュース記事、Web文書といったマルチメディアコンテンツ(以降、コンテンツと略記する)をインターネット等のネットワークを介し、一般ユーザへ配信する配信サービスや、各種のホームページを紹介するポータルサービスなどに設置し、これらのサービスを利用しているユーザに、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットなどのネットワーク上で公開されているコンテンツを検索する手段として、キーワード検索が利用されている。ユーザによって入力されたキーワード自体がユーザのニーズを表しているものとみなし、これをトレンドの指標として、入力された全検索キーワード毎の利用回数を1週間単位で集計し、一般のユーザへリスト形式で公開することで、現在どの事象に世の中の関心が集まっているかといったトレンド情報を提供する技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
http://www.lycos.co.jp/50/
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、多数のユーザによって入力された検索キーワードが単純に羅列されたリスト形式で表示されているため、それぞれの検索キーワード間の関連性を把握することが難しいといった問題がある。
【0005】
また、トレンド情報として表示する検索キーワードの数が増加するにつれ、1つの表示画面内には収まりきらなくなるため、必然的に画面を上下もしくは左右にスクロールさせる必要があり、トレンド情報として表示されている検索キーワードからユーザが興味を持った検索キーワードを探し出す負担が増加する、画面を上限もしくは左右にスクロールさせる手間がかかるといったことのため、途中でトレンド情報としての検索キーワードを探し出すことをあきらめてしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、膨大な数の検索キーワードをそれぞれの関連性を保持した2次元マップ上に配置することにより、一覧性を確保し、また、同時にトレンド情報の表現として、キーワードの利用状況に応じ検索キーワードの表示方法を変化させることにより、トレンド情報を把握し易くすることが可能な検索キーワード情報表示方法及びシステム及び検索キーワード情報表示プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0008】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示方法において、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し(ステップ1)、検索キーワードログとして記憶手段に格納し(ステップ2)、
前記記憶手段から検索キーワードログを読み出して(ステップ3)、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求め(ステップ4)、
予め用意された特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求め(ステップ5)、
検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する(ステップ6)。
【0009】
本発明は、第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて検索キーワードを表示する。
【0010】
本発明は、第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する
図2は、本発明の原理構成図である。
【0011】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示システムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段116に格納する検索キーワードログ情報処理手段107と、
記憶手段116から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出手段108と、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類手段118と、
カテゴリ分類手段118で求められた検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と記第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御手段113と、を有する。
【0012】
また、本発明の評価値算出手段108は、
第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
表示制御手段113は、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示する手段を含む。
【0013】
また、表示制御手段113は、
第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する手段を含む。
【0014】
本発明は、キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示プログラムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理ステップと、
記憶手段から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出ステップと、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類ステップと、
カテゴリ分類ステップで求められた検索キーワードのカテゴリ別に、第1の評価値の上位s件と、第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させる。
【0015】
また、本発明の評価値算出ステップは、
第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、
表示制御ステップは、
カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、第1の評価値及び第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示するステップを含む。
【0016】
また、本発明の表示制御ステップは、
第1の評価値及び第2の評価値を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示するステップを含む。
【0017】
これにより、ユーザはトレンド情報としての検索キーワードとその利用状況を容易に把握することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
本実施の形態では、ユーザクライアント上でマップ表示される各カテゴリに属する検索キーワードの配置場所を決定する処理と、代表表示時に表示される代表キーワードのカテゴリ内での表示位置を維持した状態で詳細表示とを切り替える処理をユーザクライアント側で行う場合を第1の実施の形態とし、第1の実施の形態のユーザクライアント上でマップ表示される各カテゴリに属する検索キーワードの配置場所を決定する処理と、代表表示時に表示される代表キーワードのカテゴリ内での表示位置を維持した状態で詳細表示とを切り替える処理をサーバ側で行う場合を第2の実施の形態として説明する。
【0020】
なお、両実施の形態では、以下に説明する第1の評価値を任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計値、第2の評価値を任意の期間における検索キーワードの使用回数の増減度合い(以後、急上昇度)として説明する。
【0021】
また、両実施の形態における想定シーンとしては、ユーザが、トレンド情報としてユーザクライアントに表示される検索キーワード群から「トラベル」カテゴリに属する検索キーワード『京都』を発見し、この『京都』によってキーワード検索を実施する場合を想定するものとする。
【0022】
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成を示す。
【0023】
本システムは、コンテンツ及び検索キーワードに対する利用状況を参照するためのユーザクライアント装置(以下、単にユーザクライアントと記す)101、コンテンツの実体を提供するコンテンツ提供サーバ103、利用状況をユーザクライアント101へ提供するための利用状況提供サーバ104、キーワード検索を行うための検索エンジン105から構成され、これらは、インターネット網102を介して接続されている。
【0024】
但し、これは、インターネット網102に限定されるものではなく、WANやLANといった閉じたネットワーク網を利用してもよい。
【0025】
利用状況提供サーバ104は、ユーザクライアント101上で表示されている検索キーワード群からユーザによって選択された検索キーワード及び、通常のキーワード検索時に検索エンジンへ入力された検索キーワードとをログ情報として格納する検索キーワードログ情報処理部107、任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計と急上昇度の算出を行うアクセス情報集計処理部108、検索キーワード群をカテゴリ情報に基づき各カテゴリに分類し、分類された各検索キーワード群にユーザクライアント101上での表示位置情報と各検索キーワードの使用回数の集計値と急上昇度を付与し、マップ生成用データの生成処理を行う、マップ生成用データ生成部110、生成されたマップ生成用データを格納しておくマップ生成用データ格納部109、ユーザクライアント101との通信処理を行う通信処理部106、検索キーワードの属するカテゴリ情報が格納されているカテゴリ情報格納部111から構成される。
【0026】
ユーザクライアント101は、コンテンツ提供サーバ103とアクセス状況提供サーバ104と検索エンジン105との通信処理を行う通信処理部112、表示画面上に提示するマップないにおける各検索キーワードの配置場所の決定と代表表示/詳細表示の切替処理を行う表示画面制御部113と、検索キーワードのマップ表示と検索エンジンからの検索結果とコンテンツ提供サーバ103から提供されるコンテンツの画面表示処理を行う画面出力処理114、ユーザからの入力操作を受け取る入力処理部114から構成される。
【0027】
まず、本実施の形態におけるマップ生成用データの生成処理について説明する。
【0028】
検索キーワードログ情報処理部107にて、これまでに蓄積されている検索キーワードのログ情報の読み出しを行う。
【0029】
この処理が終了すると、アクセス情報集計処理部108にて、読み出した検索キーワードログ情報の任意の期間における検索キーワード別の使用回数の集計処理と急上昇度の算出を行う。ここで、急上昇度の算出方法として、例えば、集計時iにおける検索キーワードの使用回数の集計値C(i)と、その1つ前の集計時i−1における検索キーワードの使用回数の集計値C(i−1)を用いて、次の(1)式により求めることができる。
【0030】
【数1】
集計処理と急上昇度の算出処理終了後、マップ生成用データ生成処理部110にて、検索キーワードに対し、カテゴリ情報を付与し、カテゴリ毎に分類する分類処理を行う。
【0031】
分類処理の方法としては、従来技術を用いてカテゴリ分類処理を行い、検索キーワードログ情報である検索キーワード全てに対し、カテゴリ情報格納部111に格納されている、シソーラスのような語彙の分類集を利用して分類し、カテゴリ名、検索キーワードログ情報である検索キーワード、検索キーワードの使用回数の集計値からなる検索キーワード分類データの生成を行う。
【0032】
例えば、カテゴリ名が「トラベル」の分類があった場合、検索キーワード『東京』『ホテル』は、カテゴリ名が「トラベル」に分類され、この場合の検索キーワード分類データは、下記(2)のとおりに生成される。
【0033】
<マップ生成用データ>
カテゴリ名、検索キーワード、使用回数の集計値、急上昇度
トラベル、東京、8789,0.11
トラベル、ホテル、5909,0.34 ・・・(2)
・・・・・・・・・
次に、表示画面制御部113での検索キーワードの配置場所の決定方法について説明する。ここで、本実施の形態で扱うカテゴリ数は、m件とし、各カテゴリ内に配置できる検索キーワードの総数は、n件とする(m,nは整数)。
【0034】
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるカテゴリに属するキーワード選択手順と配置手順を示すフローチャートである。
【0035】
具体的な手法は以下の通りである。まず、上記(2)の検索キーワード分類データを急上昇度の高い順にソートし、上位N件の急上昇キーワードを各カテゴリに分類する(ステップ101,102)。分類した急上昇キーワードから急上昇度の高いもの上位s件(sは整数)を選択する(ステップ103)。
【0036】
次に、検索キーワードを使用回数の多い順にソートし、上位M件の検索キーワードをカテゴリ分類する(ステップ104,105)。カテゴリ分類した検索キーワードから使用回数の多いもの上位(n−s)件を選択する(ステップ106)(n,sは整数)。
【0037】
こうして選択された各カテゴリの急上昇キーワードs件と検索キーワード(n−s)件を基に図5に示すようなマップデータを作成する。なお、マップデータ中の各カテゴリに属する急上昇キーワードと検索キーワードのユーザクライアント101上での表示位置をPos(n)と表現することとする。この表示位置Pos(n)は、予め急上昇キーワードであれば急上昇度、検索キーワードであれば使用回数の集計値に応じて決められており、例えば、カテゴリCat(m)に属する検索キーワードKw(m,n)の2次元上での配置情報Zは、Z(m,n)で表す。そして、この2次元上での配置情報を基に、詳細表示時の表示位置と代表表示時の位置を決定する。代表表示は、詳細表示の中からPos(1)と、Pos(s+1)の配置位置にあるキーワードを代表キーワードとして表示する。これにより、代表表示と詳細表示の双方において、カテゴリ内での代表キーワードの位置が固定される。
【0038】
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【0039】
ユーザがユーザクライアント101の画面上に表示されている処理開始のボタンを押下することにより、ユーザクライアント101からアクセス情報提供サーバ104へマップ生成用データを要求するメッセージデータが送信される(ステップ201)。
【0040】
アクセス情報提供サーバ104では、このメッセージを受信すると、マップ生成用データ格納部109よりマップ生成用データを読み出し、通信処理部106からユーザクライアント101へ送信する(ステップ202,203)。
【0041】
ステップ203の処理が終了すると、ユーザクライアント101の表示画面制御部113では、受信したマップ生成用データが解析され、図5に示した詳細表示時のマップデータが各カテゴリ分作成される。作成した詳細表示時のマップデータが作成され、画面出力処理部114を介して、画面上に図7(A)に示すように代表画面が表示される。また、マップデータ中における全検索キーワードの急上昇度の高いもの上位n件には、『急上昇』アイコンが表示される。さらに、検索キーワード使用回数の多いものほど、文字サイズが大きく表示され、低いものほど小さく表示といった文字サイズの大小の表現により、利用状況が表示される(ステップ204,205)。
【0042】
この画面上で、カテゴリ名の付いたラベルを選択すると、選択されたカテゴリの作成済み詳細表示時のマップデータと非選択カテゴリの代表表示マップデータから構成される図7(B)に示す画面が、画面出力処理部114を介して、画面上に表示される。ここで、代表表示と詳細表示の画面の切替は、アニメーションにより代表表示から詳細表示へ連続的に遷移するものとする。画面の遷移方法については、本発明の要旨ではないのでその説明を省略する。
【0043】
この詳細表示画面において、ユーザが任意の検索キーワードを1つ選択すると、選択された検索キーワードに対するキーワード検索要求メッセージが検索エンジン105へ送信される(ステップ207)。検索エンジン105では、検索要求メッセージを受信し(ステップ208)、『京都』に対するキーワード検索処理が行われる(ステップ209)。検索エンジン105にて検索処理が行われた検索結果は、ユーザクライアント101へ送信され、ユーザクライアント101にて受信され(ステップ210)、図8に示すように、検索結果がユーザクライアント101上に表示される(ステップ211)。図8では、図7(B)における『京都』を選択した場合の検索結果を示している。
【0044】
ユーザクライアント101の画面上に表示された検索結果からユーザが閲覧を希望するマルチメディアコンテンツを選択すると(ステップ212)、コンテンツ提供サーバ103へ該当するマルチメディアコンテンツのデータを要求するためのメッセージを送信する。コンテンツ提供サーバ103では、当該メッセージを受信すると(ステップ213)、該当するマルチメディアコンテンツデータをユーザクライアント101へ配信する(ステップ214)。ユーザクライアント101では、当該マルチメディアコンテンツデータが受信され(ステップ215)、画面上でマルチメディアコンテンツが表示される(ステップ216)。
【0045】
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成を示す。同図に示すシステムは、コンテンツ及び検索キーワードに対する利用状況を参照するためのユーザクライアント701、コンテンツの実体を提供するコンテンツ提供サーバ703、利用状況をユーザクライアント701へ提供するための利用状況提供サーバ704、キーワード検索を行うための検索エンジン705から構成され、これらは、インターネット網702を介して接続されている。但し、これは、インターネット網702に限定されるものではなく、WANやLANといった閉じたネットワーク網を利用してもよい。
【0046】
利用状況提供サーバ704は、ユーザクライアント701上で表示されている検索キーワード群からユーザによって選択された検索キーワード及び、通常のキーワード検索時に検索エンジン705へ入力された検索キーワードとをログ情報として格納する検索キーワードログ情報処理部707、任意の期間における検索キーワードの使用回数の集計と急上昇度の算出を行うアクセス情報集計処理部708、検索キーワード群をカテゴリ情報に基づき各カテゴリに分類し、分類された各検索キーワード群に2次元上の配置情報と各検索キーワードの使用回数の集計値と急上昇度を付与することにより、マップ生成用データの生成処理を行う、マップ生成用データ生成部710、生成されたマップ生成用データを格納しておくマップ生成用データ格納部709、ユーザクライアント701との通信処理を行う通信処理部706、検索キーワードの属するカテゴリ情報が格納されているカテゴリ情報格納部711、ユーザクライアント701の表示画面上に提示するマップ内における検索キーワードの配置場所の決定と代表表示/詳細表示の切り替え処理を行う表示画面制御部712から構成される。
【0047】
ユーザクライアント701は、コンテンツ提供サーバ703とアクセス状況提供サーバ704と検索エンジン705との通信処理を行う通信処理部713、検索キーワードのマップ表示と検索エンジン705からの検索結果とコンテンツ提供サーバ703から提供されるコンテンツの表示処理を行う画面出力処理部714、ユーザからの入力操作を受信する入力処理部715から構成される。
【0048】
本実施の形態におけるマップ生成用データの生成方法は、前述の第1の実施の形態と同じであるため省略する。
【0049】
また、表示画面制御部712での検索キーワードの配置場所の決定方法についても第1の実施の形態と同じであるため、省略する。
【0050】
図10は、本発明の第2の実施の形態におけるユーザ利用時における処理のフローチャートである。
【0051】
ユーザがユーザクライアント701の画面上に表示されている処理開始のボタンを押下することにより、ユーザクライアント701からアクセス情報提供サーバ704へ代表表示画面データを要求するメッセージデータが送信される(ステップ701)。
【0052】
アクセス情報提供サーバ704では、このメッセージを受信すると、マップ生成用データ格納部709よりマップ生成用データを読み出し、表示画面制御部712にてマップ生成用データが解析され、図5に示した詳細表示時のマップデータが各カテゴリ分作成され、通信処理706からユーザクライアント701へ送信する(ステップ702,703)。
【0053】
ユーザクライアント701では、受信した代表表示画面データが画面出力処理部714を介し、画面上に図7(A)に示すように表示される。また、マップデータ中における全検索キーワードの急上昇度の高いもの上位n件には、『急上昇』アイコンが表示される。さらに、検索キーワード使用回数の集計値の多いものほど、文字サイズが大きく表示され、低いものほど小さく表示するといった文字サイズの大小の表現により、利用状況が表示される(ステップ704,705)。
【0054】
この代表画面上で、カテゴリ名のついたラベルを選択すると、選択されたカテゴリを詳細表示するメッセージが入力処理部715を介し、通信処理部713からアクセス状況提供サーバ704へ送信される(ステップ706)。
【0055】
アクセス状況提供サーバ704では、当該メッセージを受信すると(ステップ707)、表示画面制御部712は、マップ生成データ格納部709から選択されたカテゴリの作成済み詳細表示時のマップデータを読み出し、詳細表示用画面データを作成する(ステップ708)。作成された詳細表示用画面データは、ユーザクライアント701へ送信される(ステップ709)。
【0056】
ユーザクライアント701では、詳細表示用画面データを受信すると(ステップ710)、画面出力処理部114を介して、画面上に図7(B)に示すように詳細表示される。この画面において、ユーザが任意の検索キーワードを1つ選択すると、選択された検索キーワードに対するキーワード検索要求メッセージが検索エンジン705へ送信される(ステップ712)。
【0057】
検索エンジン105では、検索要求メッセージを受信し(ステップ713)、『京都』に対するキーワード検索処理が行われる(ステップ714)。検索エンジン705にて検索処理が行われた検索結果は、ユーザクライアント701へ送信され、ユーザクライアント701にて受信され(ステップ705)、図8に示すように検索結果がユーザクライアント701上に表示される(ステップ716)。本実施の形態では、図7(B)における『京都』を選択した場合の検索結果を図8に示すように表示する。
【0058】
ユーザクライアント701の画面上に表示された検索結果からユーザが閲覧を希望するマルチメディアコンテンツを選択すると(ステップ717)、コンテンツ提供サーバ703へ該当するマルチメディアコンテンツのデータを要求するためのメッセージを送信する。コンテンツ提供サーバ703では、該メッセージを受信すると(ステップ718)、該当するマルチメディアコンテンツデータをユーザクライアント701へ配信する(ステップ719)。ユーザクライアント701では、当該マルチメディアコンテンツデータが受信され(ステップ720)、画面上でマルチコンテンツが表示される(ステップ720)。
【0059】
また、上記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、ユーザクライアント、アクセス状況提供サーバで行う処理について説明したが、一つの装置内で実施してもよい。
【0060】
また、一つの装置で実施する場合に、ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして保持する記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理ステップと、当該記憶手段から検索キーワードログを読み出して、検索キーワードの使用回数の集計値、及び急上昇度を求める評価値算出ステップと、予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類ステップと、検索キーワードのカテゴリ別に、使用回数の集計値の上位s件と、急上昇度の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを構築することも可能である。また、上記と同様に、使用回数の集計値及び急上昇度を基準として、検索キーワードの文字の大きさや色、フォント等の文字属性やアイコン表示で識別表示するステップを含むように構成してもよい。
【0061】
また、構築されたプログラムを検索キーワード情報表示装置として利用されるコンピュータにインストールし、CPU等の制御手段により実行する、または、ネットワークを介して流通させることも可能である。
【0062】
また、構築されたプログラムを検索キーワード情報表示装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、コンピュータにインストールして実行することも可能である。
【0063】
また、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、ユーザが入力した検索キーワードをトレンド情報と見做し、カテゴリ別に分類して2次元マップ上に表示することにより、全体像を容易に把握することができるようになると共に、カテゴリ情報からユーザが興味のあるカテゴリにあるトレンド情報を容易に選択することができる。
【0064】
また、2次元マップを採用することで、多数の検索キーワードを1つの表示画面内に収め、一覧性を確保し、検索の手間を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカテゴリに属するキーワード選択手順と配置手順のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるマップデータとマップ表示の関係を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における画面の例である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における検索結果の例である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるユーザ利用時の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 ユーザクライアント装置
102 インターネット網
103 コンテンツ提供サーバ
104 アクセス状況提供サーバ
105 検索エンジン
106 通信処理部
107 検索キーワードログ情報処理手段、検索キーワードログ情報処理部
108 評価値算出手段、アクセス情報集計処理部
109 マップ生成用データ格納部
110 マップ生成用データ生成部
111 カテゴリ情報格納部
112 通信処理部
113 表示制御手段、表示制御部
114 画面出力処理部
115 入力処理部
116 記憶手段
118 カテゴリ分類手段
201 マップ表示用検索キーワードデータ一覧
202 カテゴリ名
203 上位s件の急上昇度検索キーワード
204 上位n−s件の検索キーワード
205 表示位置
206 ユーザクライアント上における検索キーワードの表示位置(詳細表示時)
207 ユーザクライアント上における検索キーワードの表示位置(代表表示時)
401 カテゴリサークル
402 使用回数の集計値が高い検索キーワード
403 カテゴリ名ラベル
404 急上昇識別アイコン
405 使用回数の集計値が低い検索キーワード
501 検索結果一覧
701 ユーザクライアント装置
702 インターネット網
703 コンテンツ提供サーバ
704 アクセス状況提供サーバ
705 検索エンジン
706 通信処理部
707 検索キーワードログ情報処理部
708 アクセス情報集計処理部
709 マップ生成用データ格納部
710 マップ生成用データ生成部
711 カテゴリ情報格納部
712 表示画面制御部
713 通信処理部
714 画面出力処理部
715 入力処理部
Claims (9)
- キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示方法において、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段に格納し、
前記記憶手段から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求め
予め用意された特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、前記検索キーワードが属するカテゴリを求め、
前記検索キーワードのカテゴリ別に、前記第1の評価値の上位s件と、前記第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示することを特徴とする検索キーワード情報表示方法。 - 前記第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、前記第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
前記カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示する請求項1記載の検索キーワード情報表示方法。 - 前記第1の評価値及び前記第2の評価値を基準として、前記検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する請求項1又は、2記載の検索キーワード情報表示方法。
- キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示システムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理手段と、
前記記憶手段から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出手段と、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、前記検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類手段と、
前記カテゴリ分類手段で求められた前記検索キーワードのカテゴリ別に、前記第1の評価値の上位s件と、前記第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする検索キーワード情報表示システム。 - 前記評価値算出手段は、
前記第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、前記第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
前記表示制御手段は、
前記カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて前記検索キーワードを表示する手段を含む請求項4記載の検索キーワード情報表示システム。 - 前記表示制御手段は、
前記第1の評価値及び前記第2の評価値を基準として、前記検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示する手段を含む請求項4又は、5記載の検索キーワード情報表示システム。 - キーワード検索によって入力された検索キーワードの使用回数を視覚化する検索キーワード情報表示プログラムであって、
ユーザがキーワード検索で入力した検索キーワードを収集し、検索キーワードログとして記憶手段に格納する検索キーワードログ情報処理ステップと、
前記記憶手段から検索キーワードログを読み出して、該検索キーワードの利用状況を反映した第1の評価値と第2の評価値を求める評価値算出ステップと、
予め用意された検索キーワードを特定のカテゴリに分類するためのカテゴリ体系に基づいて、前記検索キーワードが属するカテゴリを求めるカテゴリ分類ステップと、
前記カテゴリ分類ステップで求められた前記検索キーワードのカテゴリ別に、前記第1の評価値の上位s件と、前記第2の評価値の上位(n−s)件を該カテゴリの表示領域に表示する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする検索キーワード情報表示プログラム。 - 前記評価値算出ステップは、
前記第1の評価値を検索キーワードの総件数とし、前記第2の評価値を該検索キーワードの利用状況の変動値とし、
前記表示制御ステップは、
前記カテゴリに属する検索キーワードの全容を表示する詳細表示と、各カテゴリの代表キーワードを表示する代表表示において、前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて、前記検索キーワードを表示するステップを含む請求項7記載の検索キーワード情報表示プログラム。 - 前記表示制御ステップは、
前記第1の評価値及び前記第2の評価値を基準として、前記検索キーワードの文字の大きさや色、フォントを含む文字属性やアイコン表示で識別表示するステップを含む請求項7又は、8記載の検索キーワード情報表示プログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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