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JP2004354883A - 表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置 - Google Patents

表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置 Download PDF

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JP2004354883A JP2003154877A JP2003154877A JP2004354883A JP 2004354883 A JP2004354883 A JP 2004354883A JP 2003154877 A JP2003154877 A JP 2003154877A JP 2003154877 A JP2003154877 A JP 2003154877A JP 2004354883 A JP2004354883 A JP 2004354883A
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fet
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Inventor
Yasuichiro Kurita
泰市郎 栗田
Tetsuo Suzuki
鉄男 鈴木
Seiji Tokito
静士 時任
Yoji Inoue
陽司 井上
Yoshihide Fujisaki
好英 藤崎
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Japan Broadcasting Corp
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

【課題】表示輝度が低い場合の書き込み誤差を改善することができる表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】流れる直流電流値に応じた明るさで発光する表示素子を画素単位で駆動する表示素子駆動回路において、表示素子駆動回路に一対のデータ電極を接続し、一方のデータ電極から第1電流を流入させると共に他方のデータ電極から第2電流を流出させ、第1電流と第2電流の差分を表示素子駆動回路に画像データとして書き込むことにより、画像データの値が小さく表示輝度が低い場合にも第1、第2電流を適切な値に設定することができ、データ電極の寄生容量に起因する書き込み誤差を改善することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置に関し、特に、流れる直流電流値に応じた明るさで発光する表示素子を駆動する表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、OLED(Organic Light Emitting Diode(有機発光ダイオード))、すなわち、有機EL(EIcctro Luminescence)のような流れる直流電流値に応じた明るさで発光する2端子の表示素子の開発が進んでいる。
【0003】
OLEDで高輝度、高コントラスト、長寿命な表示を行うにはTFT(Thin Film Transistor)によりアクティブ駆動を行うことが必要である。OLEDは流れる電流値に応じた輝度で発光するため、TFT駆動では、表示する画像データに対応した電圧を駆動回路内のコンデンサに蓄積し、その電圧をTFTであるFET(電界効果型トランジスタ)により電流に変換してOLEDに流し、画像を表示する方法が一般的である。この電圧/電流変換を行うFETを駆動トランジスタと呼ぶ。また、上記の表示する画像データに対応した情報を駆動回路内に蓄積する動作はプログラミング、記憶または書き込みと呼ばれる(以下、「書き込み」という)。
【0004】
しかし、この電圧/電流変換特性は、閾値電圧、移動度など駆動トランジスタの特性の影響を受ける。一般にこれらの特性にはばらつきがあるため、この駆動回路を用いたディスプレイでは、同じ画像データに対して画素間で表示される輝度にばらつきを生じ、表示輝度の不均一を生じる。これはディスプレイにおいて表示画質の劣化につながる。
【0005】
上記の問題を改善するため、種々の駆動回路が提案されているが、中でも、書き込み時に表示すべき輝度に対応する電流をデータ電極から駆動回路に流入させ、それに応じた電圧を駆動回路内のコンデンサに書き込む電流書き込み型または電流プログラム型または電流記憶型と呼ばれる駆動回路はばらつき改善特性が優れていることが知られている(例えば非特許文献1参照。)。
【0006】
図1は、従来の電流書き込み型の表示素子駆動回路の一例の回路構成図を示す。この回路は1画素分の駆動回路を表している。同図中、OLED1のカソードは共通電極に接続され、図では接地されている。OLED1のアノードにはTFTであるpチャネルFET2のドレイン(D)が接続されている。
【0007】
なお、一般にTFTではドレインとソース(S)を構造上区別する必要がなく、ドレインとソースを互いに逆に接続しても同様に動作するため、以下では必要ない限りこれらを区別しないが、pチャネルFET2のようにドレイン・ソース間を流れる電流の向きが常に一定方向である場合には、キャリアを供給するプラス側をソース、キャリアを排出するマイナス側をドレインと呼ぶ。
【0008】
FET2のゲート(G)とソースの間には、保持容量3が形成されている。また、FET2のゲートとドレインの間には、pチャネルFET4のドレインとソースが接続されている。FET4のゲートは走査電極S1に接続されている。FET2のソースにはpチャネルFET5のドレインが接続され、FET5のソースはFET2のソースは正の電圧源+Vssに接続されている。FET5のゲートは第2の走査電極S2に接続されている。
【0009】
また、FET2のソースにはpチャネルFET6のドレインが接続され、FET6のソースはデータ電極7に接続されており、FET6のゲートは第1の走査電極S1に接続されている。データ電極7には、表示すべき輝度に対応した電流Idataが外部の電流源100から供給される。供給される電流の向きは、Idata>0のとき電流源100のシンボルに記されている矢印の向きである。
【0010】
図2は、走査電極S1、S2の電圧波形を示す。ここで、横軸は時間tであり、縦軸は電圧を表しており、図の上方向ほど電圧がプラスで値が大きい。図2において、表示する画像信号の1フィールド期間(日本のテレビ方式であれば1/60秒)に1回、画像信号の垂直同期信号に同期して、走査電極S1を短時間だけマイナスまたは0電位にすると、その期間だけFET4及びFET6がオンになる。また、少なくともその期間は走査電極S2をプラス電位にし、FET5をオフにする。
【0011】
すると、その期間はFET6を通して、その時点のデータ電流IdataがFET2のソースに流入する。このとき、FET4によりFET2のドレイン・ゲート間が短絡され、FET2のドレインからFET4を通して保持容量3が充電される。FET2はゲート・ソース間電圧、すなわち保持容量3の両端間の電圧に応じた一定値の電流をソース・ドレイン間に流す性質があるため、逆に保持容量3は、FET2においてIdataを流すのに必要な適切な電圧で充電される。以上が書き込み動作である。
【0012】
このため、走査電極S1がプラス電位になってFET4、FET6がオフになった後も、走査電極S2がマイナスまたは0電位になりFET5がオンになっていれば、保持容量3に充電された電圧により、FET2には電圧源+VssからFET5を通して電流Idataが流れつづける。FET4がオフになっているので、その電流はそのままOLED1に流れ、OLED1はFET2の特性ぱらつきに影響されずデータ電流Idataに応じた輝度で発光する。
【0013】
【非特許文献1】
Dawson,et al.“The Impact of the Transient Response of Organic Light Emitting Diodes on the Design of Active Matrix OLED Displays,”IEDM98,32.6,pp.875−878(1998).
【0014】
【非特許文献2】
H.Tsuge,et al.“An Improved Current Driving Method for Active Matrix OLED Displays,”EURODISPLAY2002,LN−9,pp.855−858(2002).
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以下のような場合には、書き込み誤差を生じ、正しい輝度が表示されない。一般にある程度以上の大きさや画素数を持つディスプレイではデータ電極7の配線も長くなるため、データ電極7と他の電極間には図1に示す寄生容量Cpが生じる。
【0016】
また、各画素の書き込みに割り当てられる時間は画素数に反比例し、一般のディスプレイでは短時間に書き込みを終了する必要がある。書き込みを正しく行うためには、データ電流IdataをFET2に正しく流す必要があるが、電流源100から流入する電流の一部は寄生容量Cpの充電に費やされるため、寄生容量Cpの充電が完了するまでは正しい書き込み動作は行われない。
【0017】
一般にコンデンサの充電時間は充電電流が大きいほど速い。このため、Idataが大きい、すなわち画像の明るい部分では比較的早く正しい書き込み動作が行われるが、Idataが小さい、すなわち画像の暗い部分では短時間で正しい書き込み動作が行われず、書き込み誤差を生じるという問題があった。
【0018】
これは例えば、明るい画像部分と暗い画像部分が隣接している場合、暗い部分でクロストークによる尾引き現象などの画質妨害を生じる(例えば非特許文献2参照。)。
【0019】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、表示輝度が低い場合の書き込み誤差を改善することができる表示素子駆動回路及びそれを用いたディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1乃至3に記載の発明は、一方のデータ電極から第1電流を流入させると共に他方のデータ電極から第2電流を流出させ、前記第1電流と前記第2電流の差分を前記表示素子駆動回路に画像データとして書き込むことにより、
画像データの値が小さく表示輝度が低い場合にも第1、第2電流を適切な値に設定することができ、データ電極の寄生容量に起因する書き込み誤差を改善することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0022】
図3は、本発明の電流書き込み型の表示素子駆動回路の第1実施例の回路構成図を示す。同図中、OLED11のカソードは共通電極に接続され、図では接地されている。OLED11のアノードにはTFTであるpチャネルFET12のドレイン(D)が接続されている。
【0023】
FET12のゲートとソースの間には、保持容量13が形成されている。また、FET12のゲートとドレインの間には、pチャネルFET14のドレインとソースが接続されている。FET14のゲートは第1の走査電極S1に接続されている。FET12のソースにはpチャネルFET15のドレインが接続され、FET15のソースは正の電圧源+Vssに接続されている。FET15のゲートは第2の走査電極S2に接続されている。
【0024】
また、FET12のソースにはpチャネルFET17のドレイン及びpチャネルFET18のドレインが接続されている。FET17のソースはデータ電極19に接続され、FET18のソースはデータ電極20に接続されており、FET17,18それぞれのゲートは第1の走査電極S1に接続されている。
【0025】
また、データ電極19には外部の電流源101から電流I1が供給され、データ電極20には外部の電流源102から電流I2が供給される。供給される電流の向きは、I1>0、I2>0のとき、シンボルに記されている向きである。そして、表示すべき画像データに対応する電流値をIdataとすると、I1−I2=Idataとなるよう電流I1、I2を設定する。このとき、電流I1、I2の値は正負いずれでも良い。なお、負の場合は電流源101、102のシンボルの矢印と逆向きに電流が流れる。
【0026】
図4は、走査電極S1、S2の電圧波形を示す。図4において、表示する画像信号の1フィールド期間に1回、画像信号の垂直同期信号に同期して、走査電極S1を短時間だけマイナスまたは0電位にすると、その期間だけFET14、17、18がオンになる。また、少なくともその期間は走査電極S2をプラス電位にし、FET15をオフにする。
【0027】
すると、その期間はFET17、18を通して、その時点のデータ電流(I1−I2=Idata)がFET12のソースに流入する。このとき、FET14によりFET12のドレイン・ゲート間が短絡され、FET12のドレインからFET14を通して保持容量13が充電される。FET12はゲート・ソース間電圧、すなわち保持容量13の両端間の電圧に応じた一定値の電流をソース・ドレイン間に流す性質があるため、逆に保持容量13は、FET12においてデータ電流Idataを流すのに必要な適切な電圧で充電される。以上が書き込み動作である。
【0028】
このため、走査電極S1がプラス電位になってFET14、17、18がオフになった後も、走査電極S2がマイナスまたは0電位になりFET15がオンになっていれば、保持容量13に充電された電圧により、FET12には電圧源+VssからFET15を通して電流Idataが流れつづける。FET14がオフになっているのでその電流は、そのままOLED11に流れ、OLED11はFET12の特性ぱらつきに影響されずデータ電流Idataに応じた輝度で発光する。
【0029】
このように、I1−I2=Idataである限り、書き込み時にはFET12にデータ電流Idataが流れ、正しい書き込みが行われる。しかも電流I1、I2それぞれの値は表示すべき画像の輝度に関わらず、I1−I2=Idataである限り電流I1、I2を任意に、即ち、ある程度大きな値に設定でき、データ電極19,20の寄生容量を高速に充電するのに適切な電流値に設定できる。このため、表示すべき輝度が低い場合でも高速かつ正確な書き込み動作が可能となり、これを用いたディスプレイ装置の表示画質を改善できる。
【0030】
正確かつ高速な書き込み動作に最適な電流値は、回路の状況によって異なる場合もあるため、電流I1、I2の正負の極性や値を画像のフレーム毎、フィールド毎、またはライン(走査線)毎、もしくは画素毎に変化させることも場合により有効である。
【0031】
なお、上記実施例においてFET14、15、17、18はpチャネルFETに限らずnチャネルFETでも差し支えなく、nチャネルFETの場合は走査電極S1、S2の波形を正負反転すれば、上記と全く同様な動作を実現できる。また、図4の動作波形において、破線で示したように、走査電極S2がマイナスまたは0電位になっている期間を短くすれば、OLED11に電流が流れる時間もその分だけ短くなり、発光時間が短くなる。このため、表示光のホールド効果に起因する表示画像の動きぼけを低減させることができる。
【0032】
図5は、本発明の電流書き込み型の表示素子駆動回路の第2実施例の回路構成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図5において、OLED11のアノードにはpチャネルFET21のドレインが接続され、FET21のソースはpチャネルFET12、14、17、18それぞれのドレインに接続されている。FET21のゲートは第2の走査電極S2に接続されている。また、FET12のソースは正の電圧源+Vssに接続されている。
【0033】
この実施例では、FET12のソースと電圧源+Vssの間にFET15を設ける代りに、FET12のドレインとOLED11のアノードの間にFET21を設け、FET21をFET15と同様に第2の走査電極S2の信号でスイッチングする。走査電極S1、S2の電圧波形は図4と同一である。
【0034】
図4において、表示する画像信号の1フィールド期間に1回、画像信号の垂直同期信号に同期して、走査電極S1を短時間だけマイナスまたは0電位にすると、その期間だけFET14、17、18がオンになる。また、少なくともその期間は走査電極S2をプラス電位にし、FET21をオフにする。
【0035】
すると、その期間はFET17、18を通して、その時点のデータ電流(I1−I2=Idata)がFET12のドレインに流入する。このとき、FET14によりFET12のドレイン・ゲート間が短絡され、FET12のドレインからFET14を通して保持容量13が充電される。FET12はゲート・ソース間電圧、すなわち保持容量13の両端間の電圧に応じた一定値の電流をソース・ドレイン間に流す性質があるため、逆に保持容量13は、FET12においてIdataを流すのに必要な適切な電圧で充電される。以上が書き込み動作である。
【0036】
このため、走査電極S1がプラス電位になってFET14、17、18がオフになった後も、走査電極S2がマイナスまたは0電位になりFET21がオンになっていれば、保持容量13に充電された電圧により、FET12には電圧源+VssからFET15を通して電流Idataが流れつづける。FET14がオフになっているのでその電流は、そのままOLED11に流れ、OLED11はFET12の特性ぱらつきに影響されずデータ電流Idataに応じた輝度で発光する。
【0037】
この実施例においても、I1−I2=Idataである限り電流I1、I2を任意に、即ち、ある程度大きな値に設定でき、データ電極19,20の寄生容量を高速に充電するのに適切な電流値に設定でき、画像の低輝度部分での書き込み誤差を改善でき、これを用いたディスプレイ装置の表示画質を改善できる。
【0038】
なお、この実施例においても、FET21はpチャネルFETに限らずnチャネルFETでも差し支えなく、nチャネルFETの場合は走査電極S2の波形を正負反転すれば、上記と全く同様な動作を実現できる。
【0039】
次に、本実施例に係るディスプレイ装置は、上記第1,第2実施例の表示駆動回路のいずれかを有し、さらに、表示素子の種類に応じた部材を備える。これらの部材は、OLED等の各表示素子において周知のものを適宜用いることができるため、具体的な説明を省略する。
【0040】
このディスプレイ装置は、上記第1,第2実施例の表示駆動回路の作用効果を好適に得ることができる。
【0041】
なお、FET12が請求項記載の第1電界効果トランジスタに対応し、FET14が第2電界効果トランジスタに対応し、FET15が第3界効果トランジスタに対応し、FET17が第4界効果トランジスタに対応し、FET17が第5界効果トランジスタに対応し、FET21が第6界効果トランジスタに対応する。
【0042】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1乃至に記載の発明によれば、画像データの値が小さく表示輝度が低い場合にも第1、第2電流を適切な値に設定することができ、データ電極の寄生容量に起因する書き込み誤差を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電流書き込み型の表示素子駆動回路の一例の回路構成図である。
【図2】走査電極S1、S2の電圧波形図である。
【図3】本発明の電流書き込み型の表示素子駆動回路の第1実施例の回路構成図である。
【図4】走査電極S1、S2の電圧波形図である。
【図5】本発明の電流書き込み型の表示素子駆動回路の第1実施例の回路構成図である。
【符号の説明】
11 OLED
12,14〜18,21 FET
13 保持容量
19,20 データ電極

Claims (5)

  1. 流れる直流電流値に応じた明るさで発光する表示素子を画素単位で駆動する表示素子駆動回路において、
    前記表示素子駆動回路に一対のデータ電極を接続し、一方のデータ電極から第1電流を流入させると共に他方のデータ電極から第2電流を流出させ、前記第1電流と前記第2電流の差分を前記表示素子駆動回路に画像データとして書き込むことを特徴とする表示素子駆動回路。
  2. 流れる直流電流値に応じた明るさで発光する表示素子と、
    前記表示素子のアノードにドレインを接続した第1電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのゲートとソース間に両端を接続した保持容量と、
    前記第1電界効果トランジスタのゲートとドレイン間にソースとドレインを接続した第2電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのソースと正電源の間にドレインとソースを接続した第3電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのソースと一対のデータ電極のうちの一方のデータ電極の間にソースとドレインを接続した第4電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのソースと前記一対のデータ電極のうちの他方のデータ電極の間にソースとドレインを接続した第5電界効果トランジスタを有し、
    前記第2、第4、第5電界効果トランジスタをオンすると共に前記第3電界効果トランジスタをオフし、前記一方のデータ電極から第1電流を流入させると共に前記他方のデータ電極から第2電流を流出させ、前記第1電流と前記第2電流の差分を画像データとして前記保持容量に書き込むことを特徴とする表示素子駆動回路。
  3. 流れる直流電流値に応じた明るさで発光する表示素子と、
    前記表示素子のアノードにドレインを接続した第6電界効果トランジスタと、
    前記第6電界効果トランジスタのソースと正電源の間にドレインとソースを接続した第1電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのゲートとソース間に両端を接続した保持容量と、
    前記第1電界効果トランジスタのゲートとドレイン間にソースとドレインを接続した第2電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのドレインと一対のデータ電極のうちの一方のデータ電極の間にソースとドレインを接続した第4電界効果トランジスタと、
    前記第1電界効果トランジスタのドレインと前記一対のデータ電極のうちの他方のデータ電極の間にソースとドレインを接続した第5電界効果トランジスタを有し、
    前記第2、第4、第5電界効果トランジスタをオンすると共に前記第6電界効果トランジスタをオフし、前記一方のデータ電極から第1電流を流入させると共に前記他方のデータ電極から第2電流を流出させ、前記第1電流と前記第2電流の差分を画像データとして前記保持容量に書き込むことを特徴とする表示素子駆動回路。
  4. 請求項2または3記載の表示素子駆動回路において、
    前記第1、第2電流を、画像のフレームまたはフィールドまたはラインまたは画素毎に変化させることを特徴とする表示素子駆動回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の表示素子駆動回路を用いて構成したことを特徴とするディスプレイ装置。
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