JP2004224406A - 管状容器のラベル貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ばらばら状態になっている複数本の管状容器の外周面へ、人手を煩わすことなく所定位置にラベルを貼付する。
【解決手段】ホッパー21から投入された管状容器は整列機構20によって一方向へ整列され、供給機構30によって搬送機構40の保持具41へ1本ずつ供給される。保持具41に保持された管状容器は無端帯42の上向き面を進行しながら、ラベリングマシン50にて管状容器の外周面にラベルの一端部が貼付され、ラベル圧着機構60により管状容器の外周面に均一に貼付される。そして、無端帯42が上向き面から下向き面に反転した直後に設けた離脱機構70にて、エアの噴出により管状容器が下方に落下し、保持ラック移動機構80で供給された保持ラック81に収納される。
【選択図】 図1
【解決手段】ホッパー21から投入された管状容器は整列機構20によって一方向へ整列され、供給機構30によって搬送機構40の保持具41へ1本ずつ供給される。保持具41に保持された管状容器は無端帯42の上向き面を進行しながら、ラベリングマシン50にて管状容器の外周面にラベルの一端部が貼付され、ラベル圧着機構60により管状容器の外周面に均一に貼付される。そして、無端帯42が上向き面から下向き面に反転した直後に設けた離脱機構70にて、エアの噴出により管状容器が下方に落下し、保持ラック移動機構80で供給された保持ラック81に収納される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管状容器のラベル貼付装置に関するものであり、特に、試験管のような片側が開放された管状容器の外周面に自動的にラベルを貼付するラベル貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送路と、この搬送路に沿って移動可能に設けられるとともに、管状容器(採血管)を起立した状態で保持するラックと、搬送路の近傍に配置されたラベル貼付手段と、このラベル貼付手段に向かってラックを離間接近させるラック進退手段と、ラックの離間接近量を管状容器の外径に応じて調整する制御装置とを備えたラベル貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−315729号公報(第2〜7頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1記載のラベル貼付装置は、ラックに保持された管状容器(採血管)にラベルを貼付するので、予め管状容器をラックに収納する必要があり、収納作業に手間がかかっていた。
【0005】
そこで、ばらばら状態になっている複数本の管状容器の外周面へ、人手を煩わすことなく所定位置にラベルを貼付するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、ホッパーから投入された複数本の管状容器を一方向へ整列させる整列機構と、前記整列機構にて整列された管状容器を1本ずつ搬送機構へ供給する供給機構と、前記供給機構から供給された管状容器を1本ずつ保持する保持具を備え、該保持具に保持された管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するように配置した搬送機構と、前記ラベリングマシンにて貼付されたラベルを管状容器の外周面に圧着するラベル圧着機構と、ラベルを貼付された管状容器を前記保持具から離脱させる離脱機構と、前記離脱機構の近傍へ管状容器の保持ラックを移動させる保持ラック移動機構とから構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記整列機構は、螺旋状の搬送路に管状容器を一方向へ整列させるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記供給機構は、整列機構から送られてくる管状容器の先頭の管状容器を一旦停止させるストッパと、該ストッパにより停止された先頭の管状容器を把持する供給チャックと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させるシリンダと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させたときに二番目の管状容器を把持して後続の管状容器を停止させるストッパチャックとからなり、前記シリンダの作動により供給チャックに保持された管状容器を搬送機構の保持具へ移動して保持させるように構成された管状容器のラベル貼付装置
及び、上記搬送機構に備えられた保持具は、管状容器を差し込んで保持できるように管状容器の内径よりもやや小径の円柱形状であり、且つ、無端帯の表面に所定間隔にて進行方向へ一列に配置された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記搬送機構は、無端帯が下向き面から上向き面に反転する回転領域で略水平状態になった保持具にて供給機構から管状容器が供給され、無端帯の上向き面の保持具にて管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するとともにラベル圧着機構にてラベルが圧着されるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記ラベル圧着機構は、保持具に保持された管状容器の外周面に圧接し且つ無端帯の進行方向に沿って回転するベルトと、該ベルトに対峙して前記保持具の反対側に設けられた反力受け板とから構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記離脱機構は、搬送機構の終端部近傍で且つ無端帯が上向き面から下向き面に反転した直後の保持具近傍に設けられ、下向きの保持具から管状容器内へエアを噴出して管状容器を落下させるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記保持ラック移動機構は、所定本数の管状容器を起立した状態で収納可能な空の保持ラックを供給する供給用無端帯と、所定本数の管状容器を収納した後の保持ラックを排出する排出用無端帯とを備え、前記供給用無端帯にて供給された空の保持ラックを離脱機構の下方位置へ移動させ、保持具から離脱した管状容器を順次1本ずつ収納すべく保持ラックを間欠的に移動し、所定本数の管状容器を収納した保持ラックを前記排出用無端帯へ移動させるように構成された管状容器のラベル貼付装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳述する。図1及び図2に示すように、試験管等の管状容器のラベル貼付装置10は、複数本の管状容器を一方向へ整列させる整列機構20と、前記整列機構20にて整列された管状容器を1本ずつ後述の搬送機構40へ供給する供給機構30と、前記供給機構30から供給された管状容器を1本ずつ保持する保持具41を備え、該保持具41に保持された管状容器がラベリングマシン50の近傍を通過するように配置した搬送機構40と、前記ラベリングマシン50にて貼付されたラベルを管状容器の外周面に圧着するラベル圧着機構60と、ラベルを貼付された管状容器を前記保持具41から離脱させる離脱機構70と、前記離脱機構70の近傍へ管状容器の保持ラック81を移動させる保持ラック移動機構80とから構成されている。
【0008】
図1乃至図3に示すように、前記整列機構20はホッパー21と円形のボウル22とバイブレータ23とからなり、ボウル22の内周には螺旋状の搬送路24が設けられている。該搬送路24はボウル22の中央部から外周に向けて徐々に高位置となるように傾斜している。また、ボウル22はバイブレータ23により振動しており、前記ホッパー21から投入された複数本の管状容器11,11…は、ボウル22の中央部に受け入れられた後、振動によって前記搬送路24上で一方向に整列されながら後段の供給機構30へ送られる。尚、逆向きで搬送路24を上がってきた管状容器11は図示しないセンサにて検知され、供給機構30へ送られる前にリジェクト装置(図示せず)によりボウル22へ送り返される。
【0009】
図4に示すように、前記供給機構30は搬送機構40の始端部近傍に設けられ、前段の整列機構20から送られてくる管状容器11,11…のうち先頭の管状容器(同図では符号11a)を一旦停止させるストッパ31と、該ストッパ31により停止された先頭の管状容器11aを把持する供給チャック32と、供給チャック32が後述する保持具41に差し込み操作を行っている間、二番目の管状容器(同図では符号11b)を把持して後続の管状容器11,11…が動かないように把持するストッパチャック33と、前記供給チャック32を後段の搬送機構40側へ移動させ、また、移動後に再び供給チャック32を元の位置へ引き戻すシリンダ34とからなる。
【0010】
後述するように、搬送機構40には無端帯42の表面に所定間隔にて保持具41,41…が設けられており、該保持具41は管状容器11を差し込んで保持できるように、管状容器11の内径よりもやや小径(具体的には管状容器11の内径の90〜99.9%の外径)の円柱形状となっている。該保持具41の中心部には、後述するようにエアを噴出するために、前記無端帯42を貫通して保持具41の先端部まで貫通するエア挿通孔41aが開穿されている。また、チェーン43の駆動によりスプロケット44aが同図(b)に於いて時計回りに回転し、無端帯42の上向き面が保持具41,41…と一体に図中矢印X方向へ移動していくように構成されている。尚、本実施の形態では、同図(c)に示すように、所謂トップチェーンと称される無端帯42を使用しており、その表面に所定間隔毎にて前記保持具41,41…が設けられている。
【0011】
そして、前記供給チャック32とストッパチャック33が夫々一番目の管状容器11aと二番目の管状容器11bとを把持して待機状態となり、前記保持具41が略水平状態になったとき(同図では41b)に、前記チェーン43の駆動を一旦停止して前記保持具41bの姿勢を水平状態に保持する。
【0012】
斯かる状態で、図5に示すように、前記ストッパ31を引き込んだ後に前記シリンダ34を伸長作動させ、供給チャック32を搬送機構40側へ移動する。従って、供給チャック32に保持された先頭の管状容器11aが、前記水平状態の保持具41bに差し込まれる。続いて、前記供給チャック32の保持を開放して前記シリンダ34を収縮作動させれば、前記水平状態の保持具41bに差し込まれた管状容器11aは該保持具41bに保持される。これと同時に、前記チェーン43の駆動を再開して無端帯42を動かし、管状容器11aを保持した水平状態の保持具41bを無端帯42の上向き面へ移動する。斯くして、再び図4に示した次工程への待機状態となる。
【0013】
搬送機構40は、図1及び図2に示したように、駆動装置であるギヤードモータ45の回転力をインデックス46及び伝動ベルト47を介してスプロケット44bへ伝達し、チェーン43を駆動して無端帯42の上向き面が保持具41,41…と一体に図中右方向へ間欠的に移動していくように構成されている。従って、前段の供給機構30から供給された管状容器11は、保持具41にて保持されつつ図中右方向へ間欠的に搬送され、ラベリングマシン50の近傍を通過する。
【0014】
図6及び図7に示すように、前記ラベリングマシン50はラベル51を仮着した帯状台紙52の原反ロール53を保持するロール支持軸54と、該ロール支持軸54に保持された前記原反ロール53から帯状台紙52を繰り出すための繰り出しローラ55と、帯状台紙52を繰り出しローラ55にニップするニップローラ56と、繰り出しローラ55によって繰り出される帯状台紙52の繰り出し方向を鋭角に転じることによりラベル51を帯状台紙52から剥がすためのピールプレート57と、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52を巻き取るための巻き取り軸58により構成され、モータ59によって繰り出しローラ55と巻き取り軸58が同時に回転するように構成されている。尚、巻き取り軸58側は滑りベルトであるため、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52を繰り出しローラ55と同時に巻き取って、帯状台紙52の巻き取り径が大きくなっても、ベルトとプーリ間が滑ることで対応できる。
【0015】
前記原反ロール53から繰り出された帯状台紙52はピールプレート57の先端部で鋭角的に折り返されるため、該帯状台紙52に仮着されたラベル51は、ピールプレート57の一側面に沿って直線上に進行しながら、帯状台紙52から剥離しつつ管状容器11の所定位置に所謂初期タッチしてその一端部が貼付される。前記無端帯42の移動速度と帯状台紙52の繰り出し速度が同速度となるように設定してあるので、ラベル51の一端部が貼付された状態で管状容器11が搬送方向(矢印X方向)へ移動し、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52はピールプレート57で折り返されて前記巻き取り軸58に巻き取られる。
【0016】
このように、前記保持具41に保持された管状容器11の所定位置に前記ラベリングマシン50にてラベル51の一端部が貼付された後、該管状容器11は搬送機構40によって矢印X方向へ間欠的に移動しながら、後段のラベル圧着機構60へ搬送される。
【0017】
図8に示すように、ラベル圧着機構60は、二つのプーリ61,62間に卷装されたベルト63と、該ベルト63に対峙して前記保持具41の反対側に設けられた反力受け板64とからなり、該ベルト63は前記保持具41に保持された管状容器11の外周面に圧接し、モータ65の駆動によりプーリ61が回転して該ベルト63が無端帯42の進行方向(矢印X方向)に沿って回転するように構成されている。また、該ベルト63の走行速度は前記無端帯42の走行速度よりも速くなるように設定されている。尚、符号66はベルト63の凹みを抑える薄板である。
【0018】
而して、ラベル51の一端部が貼付された管状容器11が、ラベル圧着機構60に搬送されて管状容器11の外周面に前記ベルト63が圧接したときに、管状容器11の搬送速度よりも前記ベルト63の走行速度が速いため、前記ベルト63に摺擦されて管状容器11が保持具41を中心に図中反時計回りに回転する。このとき、前記ラベル51がベルト63に圧接しながら管状容器11に巻き込まれ、該ラベル51はその全面に亙って均一に管状容器11の外周面へ貼付される。尚、前記搬送機構40の無端帯42が間欠的に停止したときは、ラベル圧着機構60のベルト63もこれに同期して停止するように構成されている。
【0019】
図9に示すように、前記離脱機構70は搬送機構40の終端部近傍に設けられ、前記無端帯42が上向き面から下向き面に反転した直後の保持具(同図では41c)近傍に設けられたエアマニホールド71と、前述したように無端帯42から保持具41cの中心部に貫通しているエア挿通孔41aとが一致したときに、エアポンプ(図示せず)にて圧縮されたエアを該下向きの保持具41cのエア挿通孔41aから管状容器(同図では11c)内へ噴出するように構成されている。離脱機構70の近傍には保持ラック移動機構80が設けられており、前記下向きの保持具41cの鉛直下方位置に保持ラック81が供給されている。尚、保持具41が上向きから下向きに反転する回転領域には、管状容器11が外れないように湾曲したガイド48が設けられている。
【0020】
図10に示すように、前記保持ラック81には管状容器11を起立した状態で収納可能な保持孔81aが所定数設けられており、この保持孔81aの開口周縁には斜め下向きに弾性部材からなる舌片81bが設けられ、保持孔81aに入った管状容器11が簡単には抜けないようになっているため、管状容器11の自然落下では保持孔81aに入りきらない。そこで、前記エアマニホールド71と下向きの保持具41cのエア挿通孔41aとが一致したときに、エアマニホールド71のエアがエア挿通孔41aを通って管状容器11内へ噴出されるので、ラベル51を貼付した管状容器11が下方へ押されて落下し、同図の二点鎖線で示すように、保持ラック81の一番目の保持孔81a内へ収納される。
【0021】
尚、搬送機構40の無端帯42は間欠的に動いているので、前記供給機構30で管状容器11を保持具41に差し込むためにチェーン43の駆動を一旦停止した位置が、前記エアマニホールド71と下向きの保持具41cのエア挿通孔41aとが一致するように構成されているため、前記下向きの保持具41cから管状容器11が正確に鉛直方向へ落下し、保持ラック81の保持孔81a内へ確実に収納されるように構成されている。
【0022】
然る後は、搬送機構40の無端帯42の動きが再開するので、管状容器11が離脱した保持具41は次の位置へ移動し、図11に示すように、無端帯42の下向き面に新たな管状容器11を保持した次の保持具41が移動するとともに、後述するように、保持ラック移動機構80の作動により保持ラック81が図中左方向へ移動し、前記管状容器11を収納した一番目の保持孔81aに隣接して設けられている二番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動する。以下、同様の工程を繰り返して、保持ラック81に設けられた全ての保持孔81a,81a…に所定本数の管状容器11,11…を収納する。
【0023】
図12に示すように、前記保持ラック81の底面には長手方向にガイド溝81cが設けられ、このガイド溝81cは後述する保持ラック移動機構80のガイドリブ82に係合している。また、前記保持ラック81の前記搬送機構40に向いている側の下部に係合用の凹部81dが設けられ、後述するピッチ送り用ベルト83の凸部83aがこの凹部81dに係合して、保持ラック81をガイドリブ82に沿って図中矢印Y方向へ移動させるように形成されている。
【0024】
図13に示すように、前記保持ラック移動機構80は、空の保持ラック81を供給する供給用無端帯84と、前述した離脱機構70から離脱した管状容器11を所定本数収納した後の保持ラック81を外部へ排出する排出用無端帯85とを備えている。供給用無端帯84の終端部近傍には横送り部86が設けられ、供給されてくる空の保持ラック81,81…の前から二番目の保持ラック(同図では符号81B)をストッパシリンダ87の伸張作動にて一旦停止させ、一番先頭の保持ラック(同図では符号81A)のみを横送り部86に搬送する。
【0025】
前記横送り部86には、先頭の保持ラック81Aの外側(同図中右側)に横移送シリンダ88が設けられており、該保持ラック81Aの左側には前述したガイドリブ82を敷設してある。白抜き矢印で示した位置は、前述した離脱機構70の鉛直下方位置であり、前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81の保持孔81aへ収納する位置である。また、前述したピッチ送り用ベルト83は二つのプーリ89,90間に卷装され、モータ91によりプーリ90が時計回りに回転して、前記ガイドリブ82側のベルト面が矢印Y方向へ走行する。更に、排出用無端帯85の始端側には排出用シリンダ92が設けられている。
【0026】
供給用無端帯84で搬送されてきた先頭の保持ラック81Aは、同図の二点鎖線で示すように、前記横移送シリンダ88の伸長作動により、図13中左方向へ押し出され、図12にて説明したように、その底面に設けたガイド溝81cがガイドリブ82に係合して矢印Y方向へ移動する。また前記ピッチ送り用ベルト83が回転して、その凸部83aが保持ラック81Aの凹部81dに係合する。従って、前記ピッチ送り用ベルト83の駆動により、該保持ラック81Aがガイドリブ82に沿って更に矢印Y方向へ移動する。
【0027】
そして、図14に示すように、該保持ラック81Aの一番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動したときに、前記モータ91の回転を停止して、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止する。また、横移送シリンダ88が収縮作動して元の状態に復帰する。
【0028】
図15に示すように、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止した状態で、前述したように、前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81Aの一番目の保持孔81aへ収納する。また、前記ストッパシリンダ87を収縮作動して、供給用無端帯84から供給された新たな保持ラック81Bを一つだけ横送り部86に搬送する。
【0029】
次に、前記ピッチ送り用ベルト83を保持ラック81Aの各保持孔81a,81a間のピッチに相当する距離だけ矢印Y方向へ駆動し、同図の二点鎖線で示すように、保持ラック81Aの二番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動したときに、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止する。この状態で、前述と同様に前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81Aの二番目の保持孔81aへ収納する。
【0030】
以下、同様の工程を繰り返して、保持ラック81Aを各保持孔81a,81a間のピッチに相当する距離だけ矢印Y方向へ間欠的に移動させながら、図16に示すように、最後の保持孔81aに管状容器11を収納する。保持ラック81Aの各保持孔81a,81a…に所定本数の管状容器11,11…を収納した後に、前記ピッチ送り用ベルト83を駆動し、同図の二点鎖線で示すように、前記保持ラック81Aがガイドリブ82から外れて排出用無端帯85の始端部に至る位置まで、該保持ラック81Aを移動させる。
【0031】
図17に示すように、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止した状態で前記排出用シリンダ92を伸長駆動し、二点鎖線で示すように、所定本数の管状容器11、11…を収納した保持ラック81Aを排出用無端帯85へ移動させる。そして、前記排出用シリンダ92を収縮駆動して元の状態に復帰させる。然る後に、前記横移送シリンダ88を伸長駆動して、横送り部86に待機している新たな空の保持ラック81Bを図17中左方向へ移送し、前述と同様に、ピッチ送り用ベルト83を駆動して、その凸部83aを保持ラック81Bの凹部81dに係合させる。
【0032】
そして、図18に示すように、前記排出用無端帯85の駆動により、所定本数の管状容器11、11…を収納した保持ラック81Aを外部へ排出する。また、前述と同様の工程を繰り返して、新たな保持ラック18Bへ順次管状容器11を収納していく。
【0033】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項1記載の発明は、整列機構と供給機構と保持具を備えた搬送機構とラベル圧着機構と離脱機構と保持ラック移動機構とから管状容器のラベル貼付装置を構成したので、試験管のような片側が開放された管状容器の外周面に自動的にラベルを貼付することができる。また、ばらばら状態になっている複数本の管状容器を、そのまま本装置に投入してラベルを貼付することができるため、従来型のように人手を煩わすことがなくなり、省人化を図ることができコストダウンに寄与できる。
【0035】
請求項2記載の発明は、上記整列機構がばらばら状態の管状容器を振動により一方向に整列させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、後段の供給機構に於ける作業性が向上する。
【0036】
請求項3記載の発明は、上記供給機構が、管状容器を1本ずつ分離するストッパチャックと、分離された管状容器を保持する供給チャックと、供給チャックを移動するシリンダとからなり、供給チャックに保持された管状容器を搬送機構の保持具へ1本ずつ保持させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、後段のラベリングマシンによるラベルの貼付が容易となる。
【0037】
請求項4記載の発明は、上記搬送機構に備えられた保持具が管状容器を差し込んで保持できるように形成され、且つ、搬送機構の無端帯の進行方向へ一列に配置されているので、請求項3記載の発明と同様の効果を奏する。
【0038】
請求項5記載の発明は、上記搬送機構が無端帯の駆動によって供給機構から管状容器が供給され、ラベリングマシンの近傍を通過する際に該管状容器にラベルが初期タッチの状態で貼付され、更に、ラベル圧着機構にてラベルが圧着されるように構成されているので、請求項1または4記載の発明の効果に加えて、管状容器にラベルを確実に貼付することができる。
【0039】
請求項6記載の発明は、上記ラベル圧着機構が管状容器の外周面に圧接して無端帯の進行方向に沿って回転するベルトと、該ベルトに対峙して設けられた反力受け板とから構成されているので、請求項1または5記載の発明と同様の効果を奏する。
【0040】
請求項7記載の発明は、上記離脱機構は無端帯が上向き面から下向き面に反転した直後に設けられ、下向きの保持具からエアを噴出して管状容器を落下させるように構成されているので、請求項1または5記載の発明の効果に加えて、搬送機構にて搬送された管状容器の離脱が極めて確実となる。
【0041】
請求項8記載の発明は、上記保持ラック移動機構が空の保持ラックを供給する供給用無端帯と、管状容器を収納した後の保持ラックを排出する排出用無端帯とを備え、供給された空の保持ラックを離脱機構の下方位置へ移動させて、管状容器を1本ずつ収納すべく保持ラックを間欠的に移動させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ラベルを貼付した後の管状容器を極めて容易に保持ラックへ収納し、収納後の保持ラックを速やかに外部へ排出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】ラベル貼付装置の全体を示す側面図。
【図2】ラベル貼付装置の全体を示す平面図。
【図3】整列機構を示す平面図。
【図4】(a)待機状態の供給機構と搬送機構の一部を示す平面図。
(b)待機状態の供給機構と搬送機構の一部を示す側面図。
(c)無端帯の一例がトップチェーンである場合の搬送機構の一部を示す側面図。
【図5】(a)作動状態の供給機構と搬送機構の一部を示す平面図。
(b)作動状態の供給機構と搬送機構の一部を示す側面図。
【図6】ラベリングマシンの平面図。
【図7】ラベリングマシンが管状容器にラベルを貼付する状態を説明する解説図。
【図8】ラベル圧着機構の平面図。
【図9】離脱機構の側面図。
【図10】保持ラックの一番目の保持孔へ管状容器を収納する状態を説明する図9のA−A断面図。
【図11】保持ラックの二番目の保持孔へ管状容器を収納する状態を説明する図9のA−A断面図。
【図12】保持ラックとピッチ送り用ベルトの斜視図。
【図13】保持ラック移動機構の平面図。
【図14】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図15】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図16】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図17】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図18】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【符号の説明】
10 ラベル貼付装置
11 管状容器
20 整列機構
21 ホッパー
23 バイブレータ
24 搬送路
30 供給機構
32 供給チャック
33 ストッパチャック
34 シリンダ
40 搬送機構
41 保持具
42 無端帯
50 ラベリングマシン
51 ラベル
60 ラベル圧着機構
63 ベルト
64 反力受け板
70 離脱機構
71 エアマニホールド
80 保持ラック移動機構
81 保持ラック
83 ピッチ送り用ベルト
84 供給用無端帯
85 排出用無端帯
86 横送り部
88 横移送シリンダ
91 モータ
92 排出用シリンダ
【発明の属する技術分野】
本発明は管状容器のラベル貼付装置に関するものであり、特に、試験管のような片側が開放された管状容器の外周面に自動的にラベルを貼付するラベル貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送路と、この搬送路に沿って移動可能に設けられるとともに、管状容器(採血管)を起立した状態で保持するラックと、搬送路の近傍に配置されたラベル貼付手段と、このラベル貼付手段に向かってラックを離間接近させるラック進退手段と、ラックの離間接近量を管状容器の外径に応じて調整する制御装置とを備えたラベル貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−315729号公報(第2〜7頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1記載のラベル貼付装置は、ラックに保持された管状容器(採血管)にラベルを貼付するので、予め管状容器をラックに収納する必要があり、収納作業に手間がかかっていた。
【0005】
そこで、ばらばら状態になっている複数本の管状容器の外周面へ、人手を煩わすことなく所定位置にラベルを貼付するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、ホッパーから投入された複数本の管状容器を一方向へ整列させる整列機構と、前記整列機構にて整列された管状容器を1本ずつ搬送機構へ供給する供給機構と、前記供給機構から供給された管状容器を1本ずつ保持する保持具を備え、該保持具に保持された管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するように配置した搬送機構と、前記ラベリングマシンにて貼付されたラベルを管状容器の外周面に圧着するラベル圧着機構と、ラベルを貼付された管状容器を前記保持具から離脱させる離脱機構と、前記離脱機構の近傍へ管状容器の保持ラックを移動させる保持ラック移動機構とから構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記整列機構は、螺旋状の搬送路に管状容器を一方向へ整列させるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記供給機構は、整列機構から送られてくる管状容器の先頭の管状容器を一旦停止させるストッパと、該ストッパにより停止された先頭の管状容器を把持する供給チャックと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させるシリンダと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させたときに二番目の管状容器を把持して後続の管状容器を停止させるストッパチャックとからなり、前記シリンダの作動により供給チャックに保持された管状容器を搬送機構の保持具へ移動して保持させるように構成された管状容器のラベル貼付装置
及び、上記搬送機構に備えられた保持具は、管状容器を差し込んで保持できるように管状容器の内径よりもやや小径の円柱形状であり、且つ、無端帯の表面に所定間隔にて進行方向へ一列に配置された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記搬送機構は、無端帯が下向き面から上向き面に反転する回転領域で略水平状態になった保持具にて供給機構から管状容器が供給され、無端帯の上向き面の保持具にて管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するとともにラベル圧着機構にてラベルが圧着されるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記ラベル圧着機構は、保持具に保持された管状容器の外周面に圧接し且つ無端帯の進行方向に沿って回転するベルトと、該ベルトに対峙して前記保持具の反対側に設けられた反力受け板とから構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記離脱機構は、搬送機構の終端部近傍で且つ無端帯が上向き面から下向き面に反転した直後の保持具近傍に設けられ、下向きの保持具から管状容器内へエアを噴出して管状容器を落下させるように構成された管状容器のラベル貼付装置、
及び、上記保持ラック移動機構は、所定本数の管状容器を起立した状態で収納可能な空の保持ラックを供給する供給用無端帯と、所定本数の管状容器を収納した後の保持ラックを排出する排出用無端帯とを備え、前記供給用無端帯にて供給された空の保持ラックを離脱機構の下方位置へ移動させ、保持具から離脱した管状容器を順次1本ずつ収納すべく保持ラックを間欠的に移動し、所定本数の管状容器を収納した保持ラックを前記排出用無端帯へ移動させるように構成された管状容器のラベル貼付装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳述する。図1及び図2に示すように、試験管等の管状容器のラベル貼付装置10は、複数本の管状容器を一方向へ整列させる整列機構20と、前記整列機構20にて整列された管状容器を1本ずつ後述の搬送機構40へ供給する供給機構30と、前記供給機構30から供給された管状容器を1本ずつ保持する保持具41を備え、該保持具41に保持された管状容器がラベリングマシン50の近傍を通過するように配置した搬送機構40と、前記ラベリングマシン50にて貼付されたラベルを管状容器の外周面に圧着するラベル圧着機構60と、ラベルを貼付された管状容器を前記保持具41から離脱させる離脱機構70と、前記離脱機構70の近傍へ管状容器の保持ラック81を移動させる保持ラック移動機構80とから構成されている。
【0008】
図1乃至図3に示すように、前記整列機構20はホッパー21と円形のボウル22とバイブレータ23とからなり、ボウル22の内周には螺旋状の搬送路24が設けられている。該搬送路24はボウル22の中央部から外周に向けて徐々に高位置となるように傾斜している。また、ボウル22はバイブレータ23により振動しており、前記ホッパー21から投入された複数本の管状容器11,11…は、ボウル22の中央部に受け入れられた後、振動によって前記搬送路24上で一方向に整列されながら後段の供給機構30へ送られる。尚、逆向きで搬送路24を上がってきた管状容器11は図示しないセンサにて検知され、供給機構30へ送られる前にリジェクト装置(図示せず)によりボウル22へ送り返される。
【0009】
図4に示すように、前記供給機構30は搬送機構40の始端部近傍に設けられ、前段の整列機構20から送られてくる管状容器11,11…のうち先頭の管状容器(同図では符号11a)を一旦停止させるストッパ31と、該ストッパ31により停止された先頭の管状容器11aを把持する供給チャック32と、供給チャック32が後述する保持具41に差し込み操作を行っている間、二番目の管状容器(同図では符号11b)を把持して後続の管状容器11,11…が動かないように把持するストッパチャック33と、前記供給チャック32を後段の搬送機構40側へ移動させ、また、移動後に再び供給チャック32を元の位置へ引き戻すシリンダ34とからなる。
【0010】
後述するように、搬送機構40には無端帯42の表面に所定間隔にて保持具41,41…が設けられており、該保持具41は管状容器11を差し込んで保持できるように、管状容器11の内径よりもやや小径(具体的には管状容器11の内径の90〜99.9%の外径)の円柱形状となっている。該保持具41の中心部には、後述するようにエアを噴出するために、前記無端帯42を貫通して保持具41の先端部まで貫通するエア挿通孔41aが開穿されている。また、チェーン43の駆動によりスプロケット44aが同図(b)に於いて時計回りに回転し、無端帯42の上向き面が保持具41,41…と一体に図中矢印X方向へ移動していくように構成されている。尚、本実施の形態では、同図(c)に示すように、所謂トップチェーンと称される無端帯42を使用しており、その表面に所定間隔毎にて前記保持具41,41…が設けられている。
【0011】
そして、前記供給チャック32とストッパチャック33が夫々一番目の管状容器11aと二番目の管状容器11bとを把持して待機状態となり、前記保持具41が略水平状態になったとき(同図では41b)に、前記チェーン43の駆動を一旦停止して前記保持具41bの姿勢を水平状態に保持する。
【0012】
斯かる状態で、図5に示すように、前記ストッパ31を引き込んだ後に前記シリンダ34を伸長作動させ、供給チャック32を搬送機構40側へ移動する。従って、供給チャック32に保持された先頭の管状容器11aが、前記水平状態の保持具41bに差し込まれる。続いて、前記供給チャック32の保持を開放して前記シリンダ34を収縮作動させれば、前記水平状態の保持具41bに差し込まれた管状容器11aは該保持具41bに保持される。これと同時に、前記チェーン43の駆動を再開して無端帯42を動かし、管状容器11aを保持した水平状態の保持具41bを無端帯42の上向き面へ移動する。斯くして、再び図4に示した次工程への待機状態となる。
【0013】
搬送機構40は、図1及び図2に示したように、駆動装置であるギヤードモータ45の回転力をインデックス46及び伝動ベルト47を介してスプロケット44bへ伝達し、チェーン43を駆動して無端帯42の上向き面が保持具41,41…と一体に図中右方向へ間欠的に移動していくように構成されている。従って、前段の供給機構30から供給された管状容器11は、保持具41にて保持されつつ図中右方向へ間欠的に搬送され、ラベリングマシン50の近傍を通過する。
【0014】
図6及び図7に示すように、前記ラベリングマシン50はラベル51を仮着した帯状台紙52の原反ロール53を保持するロール支持軸54と、該ロール支持軸54に保持された前記原反ロール53から帯状台紙52を繰り出すための繰り出しローラ55と、帯状台紙52を繰り出しローラ55にニップするニップローラ56と、繰り出しローラ55によって繰り出される帯状台紙52の繰り出し方向を鋭角に転じることによりラベル51を帯状台紙52から剥がすためのピールプレート57と、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52を巻き取るための巻き取り軸58により構成され、モータ59によって繰り出しローラ55と巻き取り軸58が同時に回転するように構成されている。尚、巻き取り軸58側は滑りベルトであるため、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52を繰り出しローラ55と同時に巻き取って、帯状台紙52の巻き取り径が大きくなっても、ベルトとプーリ間が滑ることで対応できる。
【0015】
前記原反ロール53から繰り出された帯状台紙52はピールプレート57の先端部で鋭角的に折り返されるため、該帯状台紙52に仮着されたラベル51は、ピールプレート57の一側面に沿って直線上に進行しながら、帯状台紙52から剥離しつつ管状容器11の所定位置に所謂初期タッチしてその一端部が貼付される。前記無端帯42の移動速度と帯状台紙52の繰り出し速度が同速度となるように設定してあるので、ラベル51の一端部が貼付された状態で管状容器11が搬送方向(矢印X方向)へ移動し、ラベル51が剥がされた後の帯状台紙52はピールプレート57で折り返されて前記巻き取り軸58に巻き取られる。
【0016】
このように、前記保持具41に保持された管状容器11の所定位置に前記ラベリングマシン50にてラベル51の一端部が貼付された後、該管状容器11は搬送機構40によって矢印X方向へ間欠的に移動しながら、後段のラベル圧着機構60へ搬送される。
【0017】
図8に示すように、ラベル圧着機構60は、二つのプーリ61,62間に卷装されたベルト63と、該ベルト63に対峙して前記保持具41の反対側に設けられた反力受け板64とからなり、該ベルト63は前記保持具41に保持された管状容器11の外周面に圧接し、モータ65の駆動によりプーリ61が回転して該ベルト63が無端帯42の進行方向(矢印X方向)に沿って回転するように構成されている。また、該ベルト63の走行速度は前記無端帯42の走行速度よりも速くなるように設定されている。尚、符号66はベルト63の凹みを抑える薄板である。
【0018】
而して、ラベル51の一端部が貼付された管状容器11が、ラベル圧着機構60に搬送されて管状容器11の外周面に前記ベルト63が圧接したときに、管状容器11の搬送速度よりも前記ベルト63の走行速度が速いため、前記ベルト63に摺擦されて管状容器11が保持具41を中心に図中反時計回りに回転する。このとき、前記ラベル51がベルト63に圧接しながら管状容器11に巻き込まれ、該ラベル51はその全面に亙って均一に管状容器11の外周面へ貼付される。尚、前記搬送機構40の無端帯42が間欠的に停止したときは、ラベル圧着機構60のベルト63もこれに同期して停止するように構成されている。
【0019】
図9に示すように、前記離脱機構70は搬送機構40の終端部近傍に設けられ、前記無端帯42が上向き面から下向き面に反転した直後の保持具(同図では41c)近傍に設けられたエアマニホールド71と、前述したように無端帯42から保持具41cの中心部に貫通しているエア挿通孔41aとが一致したときに、エアポンプ(図示せず)にて圧縮されたエアを該下向きの保持具41cのエア挿通孔41aから管状容器(同図では11c)内へ噴出するように構成されている。離脱機構70の近傍には保持ラック移動機構80が設けられており、前記下向きの保持具41cの鉛直下方位置に保持ラック81が供給されている。尚、保持具41が上向きから下向きに反転する回転領域には、管状容器11が外れないように湾曲したガイド48が設けられている。
【0020】
図10に示すように、前記保持ラック81には管状容器11を起立した状態で収納可能な保持孔81aが所定数設けられており、この保持孔81aの開口周縁には斜め下向きに弾性部材からなる舌片81bが設けられ、保持孔81aに入った管状容器11が簡単には抜けないようになっているため、管状容器11の自然落下では保持孔81aに入りきらない。そこで、前記エアマニホールド71と下向きの保持具41cのエア挿通孔41aとが一致したときに、エアマニホールド71のエアがエア挿通孔41aを通って管状容器11内へ噴出されるので、ラベル51を貼付した管状容器11が下方へ押されて落下し、同図の二点鎖線で示すように、保持ラック81の一番目の保持孔81a内へ収納される。
【0021】
尚、搬送機構40の無端帯42は間欠的に動いているので、前記供給機構30で管状容器11を保持具41に差し込むためにチェーン43の駆動を一旦停止した位置が、前記エアマニホールド71と下向きの保持具41cのエア挿通孔41aとが一致するように構成されているため、前記下向きの保持具41cから管状容器11が正確に鉛直方向へ落下し、保持ラック81の保持孔81a内へ確実に収納されるように構成されている。
【0022】
然る後は、搬送機構40の無端帯42の動きが再開するので、管状容器11が離脱した保持具41は次の位置へ移動し、図11に示すように、無端帯42の下向き面に新たな管状容器11を保持した次の保持具41が移動するとともに、後述するように、保持ラック移動機構80の作動により保持ラック81が図中左方向へ移動し、前記管状容器11を収納した一番目の保持孔81aに隣接して設けられている二番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動する。以下、同様の工程を繰り返して、保持ラック81に設けられた全ての保持孔81a,81a…に所定本数の管状容器11,11…を収納する。
【0023】
図12に示すように、前記保持ラック81の底面には長手方向にガイド溝81cが設けられ、このガイド溝81cは後述する保持ラック移動機構80のガイドリブ82に係合している。また、前記保持ラック81の前記搬送機構40に向いている側の下部に係合用の凹部81dが設けられ、後述するピッチ送り用ベルト83の凸部83aがこの凹部81dに係合して、保持ラック81をガイドリブ82に沿って図中矢印Y方向へ移動させるように形成されている。
【0024】
図13に示すように、前記保持ラック移動機構80は、空の保持ラック81を供給する供給用無端帯84と、前述した離脱機構70から離脱した管状容器11を所定本数収納した後の保持ラック81を外部へ排出する排出用無端帯85とを備えている。供給用無端帯84の終端部近傍には横送り部86が設けられ、供給されてくる空の保持ラック81,81…の前から二番目の保持ラック(同図では符号81B)をストッパシリンダ87の伸張作動にて一旦停止させ、一番先頭の保持ラック(同図では符号81A)のみを横送り部86に搬送する。
【0025】
前記横送り部86には、先頭の保持ラック81Aの外側(同図中右側)に横移送シリンダ88が設けられており、該保持ラック81Aの左側には前述したガイドリブ82を敷設してある。白抜き矢印で示した位置は、前述した離脱機構70の鉛直下方位置であり、前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81の保持孔81aへ収納する位置である。また、前述したピッチ送り用ベルト83は二つのプーリ89,90間に卷装され、モータ91によりプーリ90が時計回りに回転して、前記ガイドリブ82側のベルト面が矢印Y方向へ走行する。更に、排出用無端帯85の始端側には排出用シリンダ92が設けられている。
【0026】
供給用無端帯84で搬送されてきた先頭の保持ラック81Aは、同図の二点鎖線で示すように、前記横移送シリンダ88の伸長作動により、図13中左方向へ押し出され、図12にて説明したように、その底面に設けたガイド溝81cがガイドリブ82に係合して矢印Y方向へ移動する。また前記ピッチ送り用ベルト83が回転して、その凸部83aが保持ラック81Aの凹部81dに係合する。従って、前記ピッチ送り用ベルト83の駆動により、該保持ラック81Aがガイドリブ82に沿って更に矢印Y方向へ移動する。
【0027】
そして、図14に示すように、該保持ラック81Aの一番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動したときに、前記モータ91の回転を停止して、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止する。また、横移送シリンダ88が収縮作動して元の状態に復帰する。
【0028】
図15に示すように、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止した状態で、前述したように、前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81Aの一番目の保持孔81aへ収納する。また、前記ストッパシリンダ87を収縮作動して、供給用無端帯84から供給された新たな保持ラック81Bを一つだけ横送り部86に搬送する。
【0029】
次に、前記ピッチ送り用ベルト83を保持ラック81Aの各保持孔81a,81a間のピッチに相当する距離だけ矢印Y方向へ駆動し、同図の二点鎖線で示すように、保持ラック81Aの二番目の保持孔81aが離脱機構70の鉛直下方位置に移動したときに、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止する。この状態で、前述と同様に前記保持具41から離脱した管状容器11を保持ラック81Aの二番目の保持孔81aへ収納する。
【0030】
以下、同様の工程を繰り返して、保持ラック81Aを各保持孔81a,81a間のピッチに相当する距離だけ矢印Y方向へ間欠的に移動させながら、図16に示すように、最後の保持孔81aに管状容器11を収納する。保持ラック81Aの各保持孔81a,81a…に所定本数の管状容器11,11…を収納した後に、前記ピッチ送り用ベルト83を駆動し、同図の二点鎖線で示すように、前記保持ラック81Aがガイドリブ82から外れて排出用無端帯85の始端部に至る位置まで、該保持ラック81Aを移動させる。
【0031】
図17に示すように、ピッチ送り用ベルト83の駆動を停止した状態で前記排出用シリンダ92を伸長駆動し、二点鎖線で示すように、所定本数の管状容器11、11…を収納した保持ラック81Aを排出用無端帯85へ移動させる。そして、前記排出用シリンダ92を収縮駆動して元の状態に復帰させる。然る後に、前記横移送シリンダ88を伸長駆動して、横送り部86に待機している新たな空の保持ラック81Bを図17中左方向へ移送し、前述と同様に、ピッチ送り用ベルト83を駆動して、その凸部83aを保持ラック81Bの凹部81dに係合させる。
【0032】
そして、図18に示すように、前記排出用無端帯85の駆動により、所定本数の管状容器11、11…を収納した保持ラック81Aを外部へ排出する。また、前述と同様の工程を繰り返して、新たな保持ラック18Bへ順次管状容器11を収納していく。
【0033】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項1記載の発明は、整列機構と供給機構と保持具を備えた搬送機構とラベル圧着機構と離脱機構と保持ラック移動機構とから管状容器のラベル貼付装置を構成したので、試験管のような片側が開放された管状容器の外周面に自動的にラベルを貼付することができる。また、ばらばら状態になっている複数本の管状容器を、そのまま本装置に投入してラベルを貼付することができるため、従来型のように人手を煩わすことがなくなり、省人化を図ることができコストダウンに寄与できる。
【0035】
請求項2記載の発明は、上記整列機構がばらばら状態の管状容器を振動により一方向に整列させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、後段の供給機構に於ける作業性が向上する。
【0036】
請求項3記載の発明は、上記供給機構が、管状容器を1本ずつ分離するストッパチャックと、分離された管状容器を保持する供給チャックと、供給チャックを移動するシリンダとからなり、供給チャックに保持された管状容器を搬送機構の保持具へ1本ずつ保持させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、後段のラベリングマシンによるラベルの貼付が容易となる。
【0037】
請求項4記載の発明は、上記搬送機構に備えられた保持具が管状容器を差し込んで保持できるように形成され、且つ、搬送機構の無端帯の進行方向へ一列に配置されているので、請求項3記載の発明と同様の効果を奏する。
【0038】
請求項5記載の発明は、上記搬送機構が無端帯の駆動によって供給機構から管状容器が供給され、ラベリングマシンの近傍を通過する際に該管状容器にラベルが初期タッチの状態で貼付され、更に、ラベル圧着機構にてラベルが圧着されるように構成されているので、請求項1または4記載の発明の効果に加えて、管状容器にラベルを確実に貼付することができる。
【0039】
請求項6記載の発明は、上記ラベル圧着機構が管状容器の外周面に圧接して無端帯の進行方向に沿って回転するベルトと、該ベルトに対峙して設けられた反力受け板とから構成されているので、請求項1または5記載の発明と同様の効果を奏する。
【0040】
請求項7記載の発明は、上記離脱機構は無端帯が上向き面から下向き面に反転した直後に設けられ、下向きの保持具からエアを噴出して管状容器を落下させるように構成されているので、請求項1または5記載の発明の効果に加えて、搬送機構にて搬送された管状容器の離脱が極めて確実となる。
【0041】
請求項8記載の発明は、上記保持ラック移動機構が空の保持ラックを供給する供給用無端帯と、管状容器を収納した後の保持ラックを排出する排出用無端帯とを備え、供給された空の保持ラックを離脱機構の下方位置へ移動させて、管状容器を1本ずつ収納すべく保持ラックを間欠的に移動させるように構成されているので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ラベルを貼付した後の管状容器を極めて容易に保持ラックへ収納し、収納後の保持ラックを速やかに外部へ排出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】ラベル貼付装置の全体を示す側面図。
【図2】ラベル貼付装置の全体を示す平面図。
【図3】整列機構を示す平面図。
【図4】(a)待機状態の供給機構と搬送機構の一部を示す平面図。
(b)待機状態の供給機構と搬送機構の一部を示す側面図。
(c)無端帯の一例がトップチェーンである場合の搬送機構の一部を示す側面図。
【図5】(a)作動状態の供給機構と搬送機構の一部を示す平面図。
(b)作動状態の供給機構と搬送機構の一部を示す側面図。
【図6】ラベリングマシンの平面図。
【図7】ラベリングマシンが管状容器にラベルを貼付する状態を説明する解説図。
【図8】ラベル圧着機構の平面図。
【図9】離脱機構の側面図。
【図10】保持ラックの一番目の保持孔へ管状容器を収納する状態を説明する図9のA−A断面図。
【図11】保持ラックの二番目の保持孔へ管状容器を収納する状態を説明する図9のA−A断面図。
【図12】保持ラックとピッチ送り用ベルトの斜視図。
【図13】保持ラック移動機構の平面図。
【図14】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図15】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図16】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図17】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【図18】保持ラック移動機構の作動を説明する平面図。
【符号の説明】
10 ラベル貼付装置
11 管状容器
20 整列機構
21 ホッパー
23 バイブレータ
24 搬送路
30 供給機構
32 供給チャック
33 ストッパチャック
34 シリンダ
40 搬送機構
41 保持具
42 無端帯
50 ラベリングマシン
51 ラベル
60 ラベル圧着機構
63 ベルト
64 反力受け板
70 離脱機構
71 エアマニホールド
80 保持ラック移動機構
81 保持ラック
83 ピッチ送り用ベルト
84 供給用無端帯
85 排出用無端帯
86 横送り部
88 横移送シリンダ
91 モータ
92 排出用シリンダ
Claims (8)
- ホッパーから投入された複数本の管状容器を一方向へ整列させる整列機構と、前記整列機構にて整列された管状容器を1本ずつ搬送機構へ供給する供給機構と、前記供給機構から供給された管状容器を1本ずつ保持する保持具を備え、該保持具に保持された管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するように配置した搬送機構と、前記ラベリングマシンにて貼付されたラベルを管状容器の外周面に圧着するラベル圧着機構と、ラベルを貼付された管状容器を前記保持具から離脱させる離脱機構と、前記離脱機構の近傍へ管状容器の保持ラックを移動させる保持ラック移動機構とから構成されたことを特徴とする管状容器のラベル貼付装置。
- 上記整列機構は、振動により螺旋状の搬送路に管状容器を一方向へ整列させるように構成された請求項1記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記供給機構は、整列機構から送られてくる管状容器の先頭の管状容器を一旦停止させるストッパと、該ストッパにより停止された先頭の管状容器を把持する供給チャックと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させるシリンダと、該供給チャックを搬送機構側へ移動させたときに二番目の管状容器を把持して後続の管状容器を停止させるストッパチャックとからなり、前記シリンダの作動により供給チャックに保持された管状容器を搬送機構の保持具へ移動して保持させるように構成された請求項1記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記搬送機構に備えられた保持具は、管状容器を差し込んで保持できるように管状容器の内径よりもやや小径の円柱形状であり、且つ、無端帯の表面に所定間隔にて進行方向へ一列に配置された請求項1記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記搬送機構は、無端帯が下向き面から上向き面に反転する回転領域で略水平状態になった保持具にて供給機構から管状容器が供給され、無端帯の上向き面の保持具にて管状容器がラベリングマシンの近傍を通過するとともにラベル圧着機構にてラベルが圧着されるように構成された請求項1または4記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記ラベル圧着機構は、保持具に保持された管状容器の外周面に圧接し且つ無端帯の進行方向に沿って回転するベルトと、該ベルトに対峙して前記保持具の反対側に設けられた反力受け板とから構成された請求項1または5記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記離脱機構は、搬送機構の終端部近傍で且つ無端帯が上向き面から下向き面に反転した直後の保持具近傍に設けられ、下向きの保持具から管状容器内へエアを噴出して管状容器を落下させるように構成された請求項1または5記載の管状容器のラベル貼付装置。
- 上記保持ラック移動機構は、所定本数の管状容器を起立した状態で収納可能な空の保持ラックを供給する供給用無端帯と、所定本数の管状容器を収納した後の保持ラックを排出する排出用無端帯とを備え、前記供給用無端帯にて供給された空の保持ラックを離脱機構の下方位置へ移動させ、保持具から離脱した管状容器を順次1本ずつ収納すべく保持ラックを間欠的に移動し、所定本数の管状容器を収納した保持ラックを前記排出用無端帯へ移動させるように構成された請求項1記載の管状容器のラベル貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015731A JP2004224406A (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 管状容器のラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003015731A JP2004224406A (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 管状容器のラベル貼付装置 |
Publications (1)
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JP2004224406A true JP2004224406A (ja) | 2004-08-12 |
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ID=32903394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003015731A Pending JP2004224406A (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 管状容器のラベル貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004224406A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859351B1 (ko) * | 2007-05-25 | 2008-09-19 | 최영식 | 라벨링기 |
KR100989893B1 (ko) | 2008-08-25 | 2010-10-26 | 씨브이씨 테크놀로지스 인코포레이티드 | 라벨 압착 기구 및 이를 구비한 라벨링 기기 |
KR101070994B1 (ko) | 2009-11-03 | 2011-10-06 | 금호타이어 주식회사 | 타이어 트레드용 라벨 부착장치 |
CN110758860A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-02-07 | 上海析维医疗科技有限公司 | 固定装置 |
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2003
- 2003-01-24 JP JP2003015731A patent/JP2004224406A/ja active Pending
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