JP2004202557A - ボトル缶のカール成形方法及びボトル缶 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボトル缶の内圧が上昇してもキャップ間との密封性を良好に保つ。
【解決手段】ボトル缶1の口金部に設けられたカール部5の外周壁52が、予め、外方に弾性復元可能に形成されている。つまりカール部5は、カール成形加工により、口金部の開口端が外側から内側に折り返されることで形成され、かつ絞り加工により外周壁52が略平面状に形成されるが、その際、外周壁52が外方に若干拡開できるよう弾性復元力をもって形成される。そのため、カール部5の外周壁52と内周壁51間の接続部53は、外周壁52が外方に弾性復元できるよう所望の大きさの曲率半径Rを有している。
【選択図】 図2
【解決手段】ボトル缶1の口金部に設けられたカール部5の外周壁52が、予め、外方に弾性復元可能に形成されている。つまりカール部5は、カール成形加工により、口金部の開口端が外側から内側に折り返されることで形成され、かつ絞り加工により外周壁52が略平面状に形成されるが、その際、外周壁52が外方に若干拡開できるよう弾性復元力をもって形成される。そのため、カール部5の外周壁52と内周壁51間の接続部53は、外周壁52が外方に弾性復元できるよう所望の大きさの曲率半径Rを有している。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボトル缶の口金部の開口端に設けられたカール成形方法及びボトル缶に係り、特に、口金部に被着されたキャップとカール部間の密封性を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アルミニウム製スクリューキャップを有した、リシール可能なオールアルミニウム製飲料用ボトル缶が広く使われるようになったが、アルミニウム合金を絞りしごき加工して形成した、1ピースのボトル缶(キャップを含めると2ピースボトル缶とも言う)が主流になってきている。
【0003】
このようなボトル缶は、従来、DI成形によって有底筒状に形成した後、図3(a)に示すように、開口部を複数回ネックイン加工することにより縮径してテーパー部1a、及び口金部2を形成し、次いで、同図(b)に示すように口金部2を膨出成形することにより、かぶら部4を形成し、更に同図(c)に示すように口金部2にねじ(雄ねじ)部3を形成し、また更にカール部5を形成する。カール部5は、更に同図(d)に示すようにスロット加工されることで潰され、これにより若干のアールを有する突出部が形成されて、キャップ巻き締め後にキャップライナーにその突出部が食い込んで高い密封性が得られる。
【0004】
このように形成されたボトル缶1は、その後、内容物が充填され、ボトル缶1の口金部2に、図4に示すようにキャップ材6が被着され、キャップ付きボトル缶とされる。ここでは、ボトル缶1に装着前のものを「キャップ材6」と呼び、装着後のものを「キャップ」と呼ぶ。
なお、ボトル缶1の口金部2に被着されるキャップ材6は、図5に示すように、天面部61、ナール62、グルーブ63、スコア65を有するビード64、及びフレアー66とを有して有底筒状に形成され、天面部61の内側にはシール材であるライナー67が貼着されている。
【0005】
このようなキャップ材6は、以下のようにしてキャッピング加工がなされることで被着される。
つまり、図6に示すように、筒状のプレッシャーブロック71と、このプレッシャーブロック71の中央に軸方向に移動可能に設けられたプレッシャーブロックインサート72と、ROローラ73、PPローラ74とを備えたキャッピング装置7を用い、図7(a)に示すように、ボトル缶1の口金部2に被せられたキャップ材6の天面部61をプレッシャーブロックインサート72が缶底方向に押圧して押さえる。次いで、図7(b)に示すように、プレッシャーブロック71が天面部61の外周側を缶底方向に押圧しながら所望の深さ及び径方向に絞り加工することで、キャップ材6の肩部に段差部8を形成(段差部形成工程)、さらにその状態でROローラ73が口金部2のねじ部3に沿って回転することで、キャップ材6の周囲に雌ねじを形成すると共に、PPローラ74がかぶら部4に沿い転動することでフレアー66が巻き締められ(巻締め工程)、これによってキャップ材6が図6のように口金部2に被着されて、ライナー67が口金部2のカール部5と密に接することで密封性が確保されるようになっている。なお、図7において、符号75はプレッシャーブロックインサート72を缶底方向に付勢させるスプリングである。
このボトル缶及びキャップ間の密封性に関連する先行技術としては、各種のものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−10627号公報
【特許文献2】
特開2001ー213417号公報
【0007】
このようにしてボルト缶1にキャップが被着された後、内容物に応じて殺菌処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のボトル缶1は、内容物が充填されたボトル缶1にキャップ材6が被着された後、内容物に応じて殺菌処理が行われるが、缶内圧が予想以上に上昇した場合キャップ材6の天面部61が図8に示すように外側に膨らみ、ライナー67の内周側がカール部5の天面から離れてしまうが、カール部外周面とシール材とが段差形成により強固に密着しているため内容物が漏れることはない。しかし、段差加工が浅かったり、段差アールが大きいと、カール部外周面とシール材との接触面積が小さくなったり、押し付け力が弱くなるので、密封性が低下するという問題があった。
【0009】
上記の問題を解決するため、ボトル缶1のカール部5の外周面とライナー67との接触面積を大きくする、或いは押し付け力を大きくするため、ボトル缶1の口金部2に被せるキャップ材6の軸方向の押圧力を大きくして段差部8の深さを大きく形成すると、ボトル缶1がアルミニウムのような軟質金属であり、かつDI缶のように板厚が薄い場合、ねじ部3が変形してかえって密封性を阻害したり、場合によっては缶胴を座屈させてしまう不都合があったため、より深い段差部を形成することが困難であった。
【0010】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ボトル缶の内圧が上昇しても、キャップシール材間の密封性を良好に保つことができるボトル缶のカール成形方法及びボトル缶を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、ボトル缶の口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を、内側から外側に折り返して形成し、
かつボトル缶の口金部にキャップ材が被着されたとき、該キャップ材のシール材が口金部の前記カール部をシールするボトル缶のカール成形方法において、予め、カール部の前記外周壁を周方向に弾性復元可能に形成しておき、キャッピング装置によるキャップ材が被着されたとき、弾性復元力で前記カール部をキャップ材の内周壁に接触させることを特徴とする。
【0012】
この発明に係るボトル缶のカール成形方法によれば、ボトル缶の口金部のカール部の外周壁が、予め外方に弾性復元可能に形成され、口金部にキャップを被着したとき、外周壁が自身の弾性復元力によりキャップ材の内周にシール材を介して接触するので、外周壁の外面側がシール材と確実に面接触することができ、そのため、ボトル缶の内圧上昇によりキャップ材の天面が持ち上げられることがあっても、それにも拘わることなくキャップのシール材とカール部間の密封性を良好に保つことができる。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のボトル缶のカール成形方法において、前記カール部の外周壁と内周壁間の接続部は、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とする。
この発明に係るボトル缶のカール成形方法によれば、カール部の外周壁と内周壁間の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
請求項3に係る発明は、口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を備えたボトル缶において、前記外周壁と内周壁と間の接続部が、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とする。
この発明に係るボトル缶によれば、カール部の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1及び図2はこの発明の一実施の形態に係るボトル缶のカール成形方法を示す図であって、図1は要部の拡大断面図、図2はボトル缶の口金部にキャップを被着した状態の説明図である。
図1に示すように、ボトル缶1の口金部2には、カール成形加工によって口金部2の開口端を内側から外側に折り返すことで、内周壁51と外周壁52との両者を接続する接続部53とを有するカール部5が形成されている。外周壁52の先端にはフック部54が設けられている。このように口金部2にカール部5が形成されたボトル缶1は、内容物が充填された後、キャップ材6が図2に示すようにキャッピング装置7によって巻き締められることで被着される。口金部2にはカール部5の他、ねじ部3及びかぶら部4が設けられている(図4参照)。
【0015】
この実施形態においては、図1に示すように、ボトル缶1の口金部2に設けられたカール部5の外周壁52が、予め、外方に弾性復元可能に形成されている。つまり、カール部5は、カール成形加工により、口金部の開口端が内側から外側に折り返されることで形成され、かつ絞り加工により、外周壁52が略平面状に形成されるが、その際、外周壁52が外方に若干拡開できるよう、弾性復元力(スプリングバック)をもって形成されている。そのため、カール部5の外周壁52と内周壁51間の接続部53は、外周壁52が外方に弾性復元できるよう、所望の大きさの曲率半径Rを有している。
【0016】
そして、このようなカール部5がボトル缶1の口金部に形成され、かつそのボトル缶1に内容物が充填された後、キャップ材6が図2に示すように、キャッピング装置7によって口金部2に被着されたとき、カール部5の外周壁52がキャップ材6の内側に装着されているシール材であるライナー67を介し、キャップ材6の内周に弾性復元力で押圧することで接触するようになっている。ライナー67は合成樹脂製からなっている。即ち、カール部5の接続部53は、口金部2にカール部5が形成された状態において曲率半径Rを有しているが、口金部2にキャップ材6が被着されたとき、そのキャップ材6によって径方向に縮径されることで上記曲率半径Rより小さな曲率半径rとなるようになっている。
【0017】
従って、接続部53の曲率半径Rは、カール部5の形成時ではキャップ材6が被着されたときの曲率半径rより大きくなっており、ボトル缶1にキャップ材が被着されたとき、キャップ材6の被着力で外周壁52が内側に凹むような変形を受け、ライナー67を介しキャップ材6の内周に接触して小さな曲率半径rとなるようにしている。そのため、キャッピング装置7のプレッシャーブロック71は、外周壁52の弾性復元力を破壊することのないような凹状部71aに形成されている。
なお、図1及び図2において、図3〜図8と同一部分には同一符号を付している。
【0018】
この実施の形態は、上記のように構成されているので、口金部2にカール部5が形成されたボトル缶1に炭酸飲料からなる内容物が充填され、かつキャップ材6が被着された後、このキャップ付きボトル缶1が殺菌処理等されると、内圧が上昇してキャップ材6の天面部61が膨らみ、その部分のライナー67の内周側が持ち上げられてしまうことから(図8参照)、ライナー67とボトル缶口金部2間の密封性が低下するおそれがある。
【0019】
しかしながら、カール部5の外周壁52が、予め外方に弾性復元可能に形成されていて、その弾性復元力によりキャップ材6の内周にライナー67を介して接触すると、外周壁52の外面側がライナー67との接触面圧が増大し、確実に面接触することができるので、キャップ材6の天面部61が持ち上げられることがあっても、それに拘わることなくキャップ材6のライナー67とカール部5間の密封性を良好に保つことができる。
従って、殺菌処理等によってボトル缶1の内圧が上昇しても、キャップ材6間との密封性を安定した良好な状態に維持することができる。
【0020】
また、カール部5は、外周壁52と内周壁51との間の接続部53が所定の曲率半径Rをもっているので、外周壁52が確実に弾性復元力を得ることができる。
因みに、接続部53の曲率半径Rを0.1〜2.4mmの大きさにして形成し、その場合の内容物の漏れと、カール部5の変形状況との試験結果を以下の表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
上記表1において、接続部53の曲率半径Rが0.1、0.2mmの場合、キャップ材6が被着されたときの曲率半径rも殆ど同じ寸法であって、外周壁52の弾性復元力が殆ど得ることができないので、カール部5形状の変形が無いものの、内容物の漏れが生じ、また2.2、2.4mmの場合には、弾性復元力が得られるものの、カール部5が内方に歪んでしまって口金部2が変形することから、漏れが生じた。一方、接続部53の曲率半径Rが0.3〜2.0mmの場合、外周壁52が適度の弾性復元力を得ることができるばかりでなく、キャップ材6を被着したとき、カール部5に歪みが生じることがなく、また内容物に漏れが生じることがなかった。
従って、表1から明らかなように、接続部53が上記寸法の曲率半径Rに形成されると、外周壁52が密封性の良好な弾性復元力を得ることができることが理解できよう。
【0023】
なお、上記表中、カール部5が歪んでいることを「座屈」と表示している。また、漏れ数とは、百本のボトル缶1についての漏れ本数を表している。この漏れ数の試験は、5℃でかつガス水がGV2.7からなる充填物を用い、これをボトル缶1に400ml入れて室温より高い40℃で保管開始し、それから三週間経過したところで常温(20℃)まで戻した後、卓上B検にてボトル缶1の内圧を推定し、そのときの内圧が0.8kg/cm2(7.8×104Pa)以下になった場合に漏れと判断した。なお、卓上B検とは、缶胴に圧子を押し込んでその押し込み程度からボトル缶1の内圧を推定するものであり、他の検査方法を採用して漏れ検査を行ってもよいのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、口金部にキャップを被着したとき、ボトル缶の口金部に設けられたカール部の外周壁が自身の弾性復元力によりキャップ材の内周にシール材を介して接触するように構成したので、外周壁の外面側とシール材間の接触面圧を増大させ、確実に面接触することができ、ボトル缶の内圧上昇でキャップ材の天面部が持ち上げられるのに拘わらず、キャップのシール材とカール部間の密封性を良好に保つことができ、密封性の信頼性を高めることができる効果が得られる。
【0025】
請求項2に係る発明によれば、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができるばかりでなく、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られるという効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、カール部の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るボトル缶のカール成形方法を示す要部の拡大断面図である。
【図2】ボトル缶の口金部にキャップを被着した状態の説明図である。
【図3】(a)〜(d)ボトル缶の口金部に設けられたカール部を示す説明図である。
【図4】ボトル缶の口金部にキャップが被着された状態を示す説明図である。
【図5】キャップを示す半断面図である。
【図6】ボトル缶の口金部にキャッピング装置によってキャップを被着するときの説明図である。
【図7】同じくキャッピング装置がキャップを被着するときの図であって、(a)キャップをボトル缶に押さえ付けた状態を示す説明図、(b)はキャップに段差部及び雌ねじを形成する説明図である。
【図8】ボトル缶の内圧上昇によってキャップの天面部が膨らんだときの状態を示す従来の説明図である。
【符号の説明】
1 ボトル缶
2 口金部
5 カール部
51 内周壁
52 外周壁
53 接続部
R 接続部の曲率半径
6 キャップ材
61 天面部
67 シール材(ライナ)
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボトル缶の口金部の開口端に設けられたカール成形方法及びボトル缶に係り、特に、口金部に被着されたキャップとカール部間の密封性を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アルミニウム製スクリューキャップを有した、リシール可能なオールアルミニウム製飲料用ボトル缶が広く使われるようになったが、アルミニウム合金を絞りしごき加工して形成した、1ピースのボトル缶(キャップを含めると2ピースボトル缶とも言う)が主流になってきている。
【0003】
このようなボトル缶は、従来、DI成形によって有底筒状に形成した後、図3(a)に示すように、開口部を複数回ネックイン加工することにより縮径してテーパー部1a、及び口金部2を形成し、次いで、同図(b)に示すように口金部2を膨出成形することにより、かぶら部4を形成し、更に同図(c)に示すように口金部2にねじ(雄ねじ)部3を形成し、また更にカール部5を形成する。カール部5は、更に同図(d)に示すようにスロット加工されることで潰され、これにより若干のアールを有する突出部が形成されて、キャップ巻き締め後にキャップライナーにその突出部が食い込んで高い密封性が得られる。
【0004】
このように形成されたボトル缶1は、その後、内容物が充填され、ボトル缶1の口金部2に、図4に示すようにキャップ材6が被着され、キャップ付きボトル缶とされる。ここでは、ボトル缶1に装着前のものを「キャップ材6」と呼び、装着後のものを「キャップ」と呼ぶ。
なお、ボトル缶1の口金部2に被着されるキャップ材6は、図5に示すように、天面部61、ナール62、グルーブ63、スコア65を有するビード64、及びフレアー66とを有して有底筒状に形成され、天面部61の内側にはシール材であるライナー67が貼着されている。
【0005】
このようなキャップ材6は、以下のようにしてキャッピング加工がなされることで被着される。
つまり、図6に示すように、筒状のプレッシャーブロック71と、このプレッシャーブロック71の中央に軸方向に移動可能に設けられたプレッシャーブロックインサート72と、ROローラ73、PPローラ74とを備えたキャッピング装置7を用い、図7(a)に示すように、ボトル缶1の口金部2に被せられたキャップ材6の天面部61をプレッシャーブロックインサート72が缶底方向に押圧して押さえる。次いで、図7(b)に示すように、プレッシャーブロック71が天面部61の外周側を缶底方向に押圧しながら所望の深さ及び径方向に絞り加工することで、キャップ材6の肩部に段差部8を形成(段差部形成工程)、さらにその状態でROローラ73が口金部2のねじ部3に沿って回転することで、キャップ材6の周囲に雌ねじを形成すると共に、PPローラ74がかぶら部4に沿い転動することでフレアー66が巻き締められ(巻締め工程)、これによってキャップ材6が図6のように口金部2に被着されて、ライナー67が口金部2のカール部5と密に接することで密封性が確保されるようになっている。なお、図7において、符号75はプレッシャーブロックインサート72を缶底方向に付勢させるスプリングである。
このボトル缶及びキャップ間の密封性に関連する先行技術としては、各種のものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−10627号公報
【特許文献2】
特開2001ー213417号公報
【0007】
このようにしてボルト缶1にキャップが被着された後、内容物に応じて殺菌処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のボトル缶1は、内容物が充填されたボトル缶1にキャップ材6が被着された後、内容物に応じて殺菌処理が行われるが、缶内圧が予想以上に上昇した場合キャップ材6の天面部61が図8に示すように外側に膨らみ、ライナー67の内周側がカール部5の天面から離れてしまうが、カール部外周面とシール材とが段差形成により強固に密着しているため内容物が漏れることはない。しかし、段差加工が浅かったり、段差アールが大きいと、カール部外周面とシール材との接触面積が小さくなったり、押し付け力が弱くなるので、密封性が低下するという問題があった。
【0009】
上記の問題を解決するため、ボトル缶1のカール部5の外周面とライナー67との接触面積を大きくする、或いは押し付け力を大きくするため、ボトル缶1の口金部2に被せるキャップ材6の軸方向の押圧力を大きくして段差部8の深さを大きく形成すると、ボトル缶1がアルミニウムのような軟質金属であり、かつDI缶のように板厚が薄い場合、ねじ部3が変形してかえって密封性を阻害したり、場合によっては缶胴を座屈させてしまう不都合があったため、より深い段差部を形成することが困難であった。
【0010】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ボトル缶の内圧が上昇しても、キャップシール材間の密封性を良好に保つことができるボトル缶のカール成形方法及びボトル缶を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、ボトル缶の口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を、内側から外側に折り返して形成し、
かつボトル缶の口金部にキャップ材が被着されたとき、該キャップ材のシール材が口金部の前記カール部をシールするボトル缶のカール成形方法において、予め、カール部の前記外周壁を周方向に弾性復元可能に形成しておき、キャッピング装置によるキャップ材が被着されたとき、弾性復元力で前記カール部をキャップ材の内周壁に接触させることを特徴とする。
【0012】
この発明に係るボトル缶のカール成形方法によれば、ボトル缶の口金部のカール部の外周壁が、予め外方に弾性復元可能に形成され、口金部にキャップを被着したとき、外周壁が自身の弾性復元力によりキャップ材の内周にシール材を介して接触するので、外周壁の外面側がシール材と確実に面接触することができ、そのため、ボトル缶の内圧上昇によりキャップ材の天面が持ち上げられることがあっても、それにも拘わることなくキャップのシール材とカール部間の密封性を良好に保つことができる。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のボトル缶のカール成形方法において、前記カール部の外周壁と内周壁間の接続部は、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とする。
この発明に係るボトル缶のカール成形方法によれば、カール部の外周壁と内周壁間の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
請求項3に係る発明は、口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を備えたボトル缶において、前記外周壁と内周壁と間の接続部が、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とする。
この発明に係るボトル缶によれば、カール部の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1及び図2はこの発明の一実施の形態に係るボトル缶のカール成形方法を示す図であって、図1は要部の拡大断面図、図2はボトル缶の口金部にキャップを被着した状態の説明図である。
図1に示すように、ボトル缶1の口金部2には、カール成形加工によって口金部2の開口端を内側から外側に折り返すことで、内周壁51と外周壁52との両者を接続する接続部53とを有するカール部5が形成されている。外周壁52の先端にはフック部54が設けられている。このように口金部2にカール部5が形成されたボトル缶1は、内容物が充填された後、キャップ材6が図2に示すようにキャッピング装置7によって巻き締められることで被着される。口金部2にはカール部5の他、ねじ部3及びかぶら部4が設けられている(図4参照)。
【0015】
この実施形態においては、図1に示すように、ボトル缶1の口金部2に設けられたカール部5の外周壁52が、予め、外方に弾性復元可能に形成されている。つまり、カール部5は、カール成形加工により、口金部の開口端が内側から外側に折り返されることで形成され、かつ絞り加工により、外周壁52が略平面状に形成されるが、その際、外周壁52が外方に若干拡開できるよう、弾性復元力(スプリングバック)をもって形成されている。そのため、カール部5の外周壁52と内周壁51間の接続部53は、外周壁52が外方に弾性復元できるよう、所望の大きさの曲率半径Rを有している。
【0016】
そして、このようなカール部5がボトル缶1の口金部に形成され、かつそのボトル缶1に内容物が充填された後、キャップ材6が図2に示すように、キャッピング装置7によって口金部2に被着されたとき、カール部5の外周壁52がキャップ材6の内側に装着されているシール材であるライナー67を介し、キャップ材6の内周に弾性復元力で押圧することで接触するようになっている。ライナー67は合成樹脂製からなっている。即ち、カール部5の接続部53は、口金部2にカール部5が形成された状態において曲率半径Rを有しているが、口金部2にキャップ材6が被着されたとき、そのキャップ材6によって径方向に縮径されることで上記曲率半径Rより小さな曲率半径rとなるようになっている。
【0017】
従って、接続部53の曲率半径Rは、カール部5の形成時ではキャップ材6が被着されたときの曲率半径rより大きくなっており、ボトル缶1にキャップ材が被着されたとき、キャップ材6の被着力で外周壁52が内側に凹むような変形を受け、ライナー67を介しキャップ材6の内周に接触して小さな曲率半径rとなるようにしている。そのため、キャッピング装置7のプレッシャーブロック71は、外周壁52の弾性復元力を破壊することのないような凹状部71aに形成されている。
なお、図1及び図2において、図3〜図8と同一部分には同一符号を付している。
【0018】
この実施の形態は、上記のように構成されているので、口金部2にカール部5が形成されたボトル缶1に炭酸飲料からなる内容物が充填され、かつキャップ材6が被着された後、このキャップ付きボトル缶1が殺菌処理等されると、内圧が上昇してキャップ材6の天面部61が膨らみ、その部分のライナー67の内周側が持ち上げられてしまうことから(図8参照)、ライナー67とボトル缶口金部2間の密封性が低下するおそれがある。
【0019】
しかしながら、カール部5の外周壁52が、予め外方に弾性復元可能に形成されていて、その弾性復元力によりキャップ材6の内周にライナー67を介して接触すると、外周壁52の外面側がライナー67との接触面圧が増大し、確実に面接触することができるので、キャップ材6の天面部61が持ち上げられることがあっても、それに拘わることなくキャップ材6のライナー67とカール部5間の密封性を良好に保つことができる。
従って、殺菌処理等によってボトル缶1の内圧が上昇しても、キャップ材6間との密封性を安定した良好な状態に維持することができる。
【0020】
また、カール部5は、外周壁52と内周壁51との間の接続部53が所定の曲率半径Rをもっているので、外周壁52が確実に弾性復元力を得ることができる。
因みに、接続部53の曲率半径Rを0.1〜2.4mmの大きさにして形成し、その場合の内容物の漏れと、カール部5の変形状況との試験結果を以下の表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
上記表1において、接続部53の曲率半径Rが0.1、0.2mmの場合、キャップ材6が被着されたときの曲率半径rも殆ど同じ寸法であって、外周壁52の弾性復元力が殆ど得ることができないので、カール部5形状の変形が無いものの、内容物の漏れが生じ、また2.2、2.4mmの場合には、弾性復元力が得られるものの、カール部5が内方に歪んでしまって口金部2が変形することから、漏れが生じた。一方、接続部53の曲率半径Rが0.3〜2.0mmの場合、外周壁52が適度の弾性復元力を得ることができるばかりでなく、キャップ材6を被着したとき、カール部5に歪みが生じることがなく、また内容物に漏れが生じることがなかった。
従って、表1から明らかなように、接続部53が上記寸法の曲率半径Rに形成されると、外周壁52が密封性の良好な弾性復元力を得ることができることが理解できよう。
【0023】
なお、上記表中、カール部5が歪んでいることを「座屈」と表示している。また、漏れ数とは、百本のボトル缶1についての漏れ本数を表している。この漏れ数の試験は、5℃でかつガス水がGV2.7からなる充填物を用い、これをボトル缶1に400ml入れて室温より高い40℃で保管開始し、それから三週間経過したところで常温(20℃)まで戻した後、卓上B検にてボトル缶1の内圧を推定し、そのときの内圧が0.8kg/cm2(7.8×104Pa)以下になった場合に漏れと判断した。なお、卓上B検とは、缶胴に圧子を押し込んでその押し込み程度からボトル缶1の内圧を推定するものであり、他の検査方法を採用して漏れ検査を行ってもよいのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、口金部にキャップを被着したとき、ボトル缶の口金部に設けられたカール部の外周壁が自身の弾性復元力によりキャップ材の内周にシール材を介して接触するように構成したので、外周壁の外面側とシール材間の接触面圧を増大させ、確実に面接触することができ、ボトル缶の内圧上昇でキャップ材の天面部が持ち上げられるのに拘わらず、キャップのシール材とカール部間の密封性を良好に保つことができ、密封性の信頼性を高めることができる効果が得られる。
【0025】
請求項2に係る発明によれば、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができるばかりでなく、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られるという効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、カール部の接続部の曲率半径が0.3〜2.0mmの寸法に形成されているので、カール部の外周壁が適度の弾性復元力を得ることができ、キャップ材を被着したとき、口金部に変形が生じることがなく、良好な密封性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るボトル缶のカール成形方法を示す要部の拡大断面図である。
【図2】ボトル缶の口金部にキャップを被着した状態の説明図である。
【図3】(a)〜(d)ボトル缶の口金部に設けられたカール部を示す説明図である。
【図4】ボトル缶の口金部にキャップが被着された状態を示す説明図である。
【図5】キャップを示す半断面図である。
【図6】ボトル缶の口金部にキャッピング装置によってキャップを被着するときの説明図である。
【図7】同じくキャッピング装置がキャップを被着するときの図であって、(a)キャップをボトル缶に押さえ付けた状態を示す説明図、(b)はキャップに段差部及び雌ねじを形成する説明図である。
【図8】ボトル缶の内圧上昇によってキャップの天面部が膨らんだときの状態を示す従来の説明図である。
【符号の説明】
1 ボトル缶
2 口金部
5 カール部
51 内周壁
52 外周壁
53 接続部
R 接続部の曲率半径
6 キャップ材
61 天面部
67 シール材(ライナ)
Claims (3)
- ボトル缶の口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を、内側から外側に折り返して形成し、かつボトル缶の口金部にキャップ材が被着されたとき、該キャップ材のシール材が口金部の前記カール部をシールするボトル缶のカール成形方法において、
予め、カール部の前記外周壁を周方向に弾性復元可能に形成しておき、キャッピング装置によるキャップ材が被着されたとき、弾性復元力で前記カール部をキャップ材の内周壁に接触させることを特徴とするボトル缶のカール成形方法。 - 請求項1記載のボトル缶のカール成形方法において、
前記カール部の外周壁と内周壁と間の接続部は、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とするボトル缶のカール成形方法。 - 口金部の開口端に、外周壁と内周壁と両者を連結する接続部とを有するカール部を備えたボトル缶において、
前記外周壁と内周壁と間の接続部が、0.3〜2.0mmの曲率半径に形成されていることを特徴とするボトル缶。
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JP2018176181A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | 東洋製罐株式会社 | ボトル缶の製造方法 |
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