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JP2004263602A - 軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落 - Google Patents

軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落 Download PDF

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JP2004263602A
JP2004263602A JP2003053440A JP2003053440A JP2004263602A JP 2004263602 A JP2004263602 A JP 2004263602A JP 2003053440 A JP2003053440 A JP 2003053440A JP 2003053440 A JP2003053440 A JP 2003053440A JP 2004263602 A JP2004263602 A JP 2004263602A
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村 大 輔 野
Sakae Kawasaki
崎 榮 川
Akihiro Onoda
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Abstract

【課題】ノズル翼の翼先端部分および動翼の翼根元部分の強度を確保しつつ翼損失を減少させることができる軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落を提供する。
【解決手段】タービン運転中に高い応力が発生するノズル翼11の翼先端部分11cおよび動翼12の翼根元部分12dにおける翼後縁端11b,12bの厚みを所定の値としてノズル翼11および動翼12の翼強度を確保しつつ、ノズル翼11においては翼先端部分11cから翼根元部分11dに向かって翼後縁端11bの厚みを次第に減少させ、動翼12においては翼根元部分12dから翼先端部分12cに向かって翼後縁端12bの厚みを次第に減少させることによって翼損失を低減する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気タービンやガスタービン等の軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落に関し、より詳しくは、ノズル翼および動翼の強度を確保しつつ翼損失を減少させて軸流タービンの内部効率を高める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電プラントで用いられる蒸気タービンやガスタービン等の軸流タービンにおいては、図16に示したように、ダイアフラム外輪1とダイアフラム内輪2との間に形成される環状流路内に複数枚のノズル翼3が周方向に列状に並設されている。
そして、これらのノズル翼3によって構成されるタービンノズルの下流側には、動翼6がタービンロータ4の周方向に複数枚列状に植設されている。
また、各動翼6の先端部にはシュラウド5が設けられ、これらの翼を数枚から十数枚毎に群をなすように固定している。
また、タービンロータ4の軸方向(作動流体の流れ方向)において、このノズル翼3と動翼6の一対の組み合わせでタービン段落が形成され、このタービン段落を数段から十数段並べることにより軸流タービンが形成される。
【0003】
このような軸流タービンにおけるノズル翼3は、それらの間にタービン作動流体7を導いて通過させることにより、作動流体7のノズル入口圧力P1を出口圧力P2へと降下させつつ増速させる働きをする。
このときノズル翼3には、ノズル入口圧力P1と出口圧力P2との間の圧力差によって下流側に倒れこむ方向の曲げモーメントM1が作用するから、ノズル翼3に発生する応力はダイアフラム外輪1とノズル翼3との接合部である翼先端部分8において最大となる。
【0004】
これに対して動翼6は、ノズル翼3の間から流下する高速の作動流体7の方向を変えるとともに、作動流体7の動翼入口圧力P2を出口圧力P3へと降下させることによって作動流体7の流速をさらに増加させ、その反力によってタービンロータ4の周方向に回転する。
このとき動翼6には、回転に伴う大きな遠心力Fと、動翼入口圧力P2と出口圧力P3との間の圧力差に起因する下流側に倒れこむ方向の曲げモーメントM2とが作用するから、動翼6に発生する応力はタービンロータ4との接合部である翼根元部分9において最大となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、軸流タービンの内部効率を低下させる要因の一つとして、図17に示したように、ノズル翼3および動翼6の翼断面の後縁端3R,6Rが有限の厚みTEを有していることが挙げられる。
このとき、図18に示したように、隣接する翼同士の間の最短距離(スロート)Sと翼断面の後縁端厚みTEとの比(TE/S)の値が小さければ小さいほど翼損失は減少する。
これにより、従来は、後縁端3R,6Rの後縁端厚みTEに起因する軸流タービンの内部効率の低下を抑制するために、ノズル翼3および動翼6の両方において後縁端3R,6Rの厚みをできる限り小さくすることができる翼断面形状を指向してきた。
【0006】
ところが、ノズル翼3および動翼6の後縁端厚みTEの値を翼高さ方向において一律に小さくすると、ノズル翼3の翼根元部分8および動翼6の翼根元部分9において翼強度が不足してしまう。
そこで、従来は、翼強度を確保することができる後縁端厚みTEの最小値を選択した後、翼高さ方向の全範囲にわたる後縁端厚みTEの値が選択した最小値で一定となるようにノズル翼3および動翼6を形成していた。
【0007】
しかしながら、タービン運転中に高い応力が発生する部分はノズル翼3の翼先端部分や動翼6の翼根元部分であるから、それ以外の部分における後縁端厚みTEの値を減少させることにより翼損失を低減できるはずである。
【0008】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、ノズル翼の翼先端部分および動翼の翼根元部分の強度を確保しつつ翼損失を減少させることができる軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する請求項1に記載の手段は、軸流タービンの環状流路内に周方向に列状に配設されるノズル翼であって、その翼後縁端の厚みが翼先端部分から翼根元部分に向かって減少するよう構成されていることを特徴としている。言い換えると、翼後縁端の厚みはダイアフラム外輪との接合部からダイアフラム内輪との接合部に向かって徐々に減少する。
さらに言い換えると、翼後縁端の厚みはタービン軸に対して半径方向外側から半径方向内側に向かって次第に減少する。
なお、翼後縁端の厚みは、その翼高さ位置(半径方向位置)の変化に比例して単調に減少させることができる。
【0010】
すなわち、請求項1に記載した軸流タービンのノズル翼によれば、タービン運転中に高い応力が発生する翼先端部分においては翼後縁端の厚みを増すことによってノズル翼の翼強度を確保しつつ、翼根元部分に向かって翼後縁端の厚みを次第に減少させることによって翼損失を低減することができる。
【0011】
また、上記の課題を解決する請求項9に記載の手段は、軸流タービンのタービンロータに周方向に列状に植設される動翼であって、その翼後縁端の厚みが翼根元部分から翼先端部分に向かって減少するように構成されていることを特徴としている。
言い換えると、翼後縁端の厚みはタービンロータとの接合部である翼根元部分からから翼先端部分に向かって徐々に減少する。
さらに言い換えると、翼後縁端の厚みはタービン軸に対して半径方向内側から半径方向外側に向かって次第に減少する。
なお、翼後縁端の厚みは、その翼高さ位置(半径方向位置)の変化に比例して単調に減少させることができる。
【0012】
すなわち、請求項9に記載した軸流タービンの動翼によれば、タービン運転中に高い応力が発生する翼根元部分における翼後縁端の厚みを増すことによって動翼の翼強度を確保しつつ、翼先端側に向かって翼後縁端の厚みを減少させることにより翼損失を減少させることができる。
【0013】
また、請求項12に記載した手段は、請求項1乃至8のいずれかに記載したノズル翼と請求項9乃至11のいずれかに記載した動翼とを組み合わせたことを特徴とする軸流タービン段落である。
すなわち、請求項12に記載した軸流タービン段落によれば、翼強度を確保しつつ翼損失を減少させた軸流タービン段落を構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図15を参照し、本発明に係る軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落の各実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、従来の技術と同一の部分に同一の参照符号を付することによりその説明を省略する。
【0015】
図1および図2に示したタービン段落10は、蒸気タービンやガスタービン等の軸流タービンを構成する一つの段落であって、ダイアフラム外輪1およびダイアフラム内輪2の間に形成された環状流路内で周方向に列状に並設された複数枚のノズル翼11と、これらのノズル翼11によって構成されたタービンノズルの下流側において動翼12がタービンロータ4の周方向に複数枚列状に植設されている。
また、各動翼12の先端部にはシュラウド5が設けられ、これらの翼を数枚から十数枚毎に群をなすように固定している。
【0016】
ノズル翼11は、図3に示したように、翼先端部分11cにおける翼後縁端11bの厚みが、少なくとも予めこの翼形状とタービン運転中に前記環状流路内を流れる流体の条件から計算される流体力に耐えることができる厚みを有し、タービン運転中にノズル翼11の翼先端部分11cに発生する高い応力に耐えることができるような厚みに設定されている。
また、その翼後縁端11bの厚みは、翼先端部分11cから翼根元部分11dに向かって、その翼高さ位置(半径方向位置)の変化に比例して単調に減少している。
すなわち、タービン運転中に高い応力が発生する翼先端部分11cにおいては翼後縁端11bの厚みを増すことによってノズル翼11の翼強度を確保しつつ、翼根元部分11dに向かって翼後縁端11bの厚みを次第に減少させることによってノズル翼11の翼損失を低減させている。
【0017】
また、動翼12は、図3に示したように、翼根元部分12dにおける翼後縁端12bの厚みが、少なくとも予めこの翼形状とタービン運転中に前記環状流路内を流れる流体の条件から計算される流体力に耐えることができる厚みを有し、タービン運転中に動翼12の翼根元部分11dに発生する高い応力に耐えることができるような厚みに設定されている。
また、その翼後縁端12bの厚みは、翼根元部分12dから翼先端部分12cに向かって、その翼高さ位置(半径方向位置)の変化に比例して単調に減少している。
すなわち、タービン運転中に高い応力が発生する翼根元部分12dにおいては翼後縁端12bの厚みを増すことによって動翼12の翼強度を確保しつつ、翼先端部分12cに向かって翼後縁端12bの厚みを次第に減少させることによって動翼12の翼損失を低減させている。
【0018】
ところで、図2に示したようなノズル翼11および動翼12の翼断面形状において、翼前縁端11a,12aと翼後縁端11b,12bとをそれぞれ結んだ直線がタービン軸(軸流方向)に対してなす角度α1,α2として定義されるスタガ角が翼高さ方向に同一である場合には、図4に示したようにノズル翼11および動翼12のスロート長Sは翼高さ方向に単調に増加する。
これは、ノズル翼11および動翼12がともにタービンロータ4を中心として放射状に配設されているため、隣接する翼間の周方向距離が、翼根元部と翼先端部ではおのずと異なるためである。
【0019】
このとき、従来のノズル翼および動翼においては後縁端の厚みが翼高さ方向に一定であるから、後縁端厚みTEとスロート長Sとの比(TE/S)の値は、図5に示したように翼高さ方向に減少する。
【0020】
これに対して、本実施形態におけるノズル翼11の翼後縁端の厚みTEは、翼先端部分11cにおいては従来通りの厚みであるが翼根元部分11dに向かって徐々に小さくなるから、翼後縁端厚みTEとスロート長Sとの比(TE/S)の値は図6に示したように変化する。
より詳しく説明すると、図2に示したように、一方のノズル翼11の翼後縁端11bとこのノズル翼の腹側11eに隣接する他方のノズル翼の背側面11fとで構成される翼間最短距離をスロート長Sとし、かつノズル翼11の翼後縁端厚みをTEとしたときに、TE/Sの値がこのノズル翼11の根元部から先端部にかけて略一定となっている。
すなわち、従来のノズル翼と比較すると、本実施形態のノズル翼11はその翼根元部分側においてTE/Sの値が大幅に小さくなる。
これにより、本実施形態のノズル翼11によれば、翼後縁端厚みに起因する翼損失を翼根元部分側において大幅に低減させることができる。
【0021】
同様に、本実施形態における動翼12の後縁端の厚みTEは、翼根元部分12dにおいては従来通りの厚みであるが翼先端部分12cに向かって徐々に小さくなるから、後縁端厚みTEとスロート長Sとの比(TE/S)の値は図7に示したように変化する。
なお、動翼12におけるスロート長Sとは、図2に示したように、一方の動翼12の翼後縁端12とこのノズル翼の腹側12eに隣接する他方の動翼12の背側面12fとで構成される翼間最短距離をいう。
すなわち、従来の動翼と比較すると、本実施形態の動翼12はその翼先端部分側においてTE/Sの値が大幅に小さくなる。
これにより、本実施形態の動翼12によれば、翼後縁端厚みに起因する翼損失を翼先端部分側において大幅に低減させることができる。
【0022】
したがって、本実施形態のタービン段落10は、上述したノズル翼11および動翼12から構成したものであるから、ノズル翼11および動翼12の翼強度を確保しつつ翼損失を減少させた軸流タービン段落とすることができる。
【0023】
以上、本発明に係る軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落の一実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、図3に示したようにノズル翼11および動翼12が共に翼高さ方向に真っ直ぐに延びるように形成されているが、下記のような様々な形態のノズル翼および動翼に対して本発明を適用することができる。
【0024】
すなわち、図8に示したようにスロート長Sと環状ピッチTとの比S/Tの値が、翼高さ中央部で最大となるように形成されているノズル翼にも本発明を適用することができる。
【0025】
また、図9に示したように、その翼後縁端が翼根元部分と翼先端部分との間で周方向に傾斜しているノズル翼21にも本発明を適用することができる。
【0026】
また、図10に示したように、その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側(翼腹側)に湾曲しているノズル翼22にも本発明を適用することができる。
【0027】
また、図11に示したように、その翼断面の翼弦長が翼先端部分において最大であり、かつ翼根元部分において最小になるように形成されているノズル翼23にも本発明を適用することができる。
【0028】
また、図12に示したように、その後縁端が翼根元部分から翼先端部に向かって軸流方向に傾斜しているノズル翼24にも本発明を適用することができる。
【0029】
また、図13に示したように、その後縁端が軸流方向に凸状に湾曲しているノズル翼25にも本発明を適用することができる。
【0030】
さらに、図14に示したように、その後縁端と隣接する動翼の背面との間の最短距離Sと環状ピッチTとの比S/Tの値が翼高さ中央部で最大となるように形成されている動翼にも本発明を適用することができる。
【0031】
加えて、図15に示したように、その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側(動翼腹側)に湾曲している動翼31にも本発明を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、タービン運転中に高い応力が発生するノズル翼の翼先端部分および動翼の翼根元部分における翼後縁端の厚みを所定の値としてノズル翼および動翼の翼強度を確保しつつ、ノズル翼においては翼先端部分から翼根元部分に向かって翼後縁端の厚みを次第に減少させ、動翼においては翼根元部分から翼先端部分に向かって翼後縁端の厚みを次第に減少させることによって翼損失を低減するものである。
したがって、本発明によればノズル翼および動翼の強度を確保しつつ翼損失を減少させて軸流タービンの内部効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸流タービンのタービン段落を模式的に示す図。
【図2】図1に示したノズル翼および動翼の配列を模式的に示す図。
【図3】図1に示したノズル翼および動翼を示す斜視図。
【図4】翼高さ位置とスロート長との関係を示す線図。
【図5】従来の翼高さ位置と翼後縁端厚み・スロート長比との関係を示す線図。
【図6】本発明に係るノズル翼における翼高さ位置と翼後縁端厚み・スロート長比との関係を示す線図。
【図7】本発明に係る動翼における翼高さ位置と翼後縁端厚み・スロート長比との関係を示す線図。
【図8】翼高さ位置とスロート長・環状ピッチ比との関係を示す線図。
【図9】その翼後縁端が翼根元部分と翼先端部分との間で周方向に傾斜しているノズル翼を模式的に示す図。
【図10】その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側に湾曲しているノズル翼を模式的に示す図。
【図11】その翼断面の翼弦長が翼先端部分において最大であり、かつ翼根元部分において最小になるように形成されているノズル翼を模式的に示す図。
【図12】その後縁端が翼根元部分と翼先端部との間で軸流方向に傾斜しているノズル翼を模式的に示す図。
【図13】その後縁端が軸流方向に湾曲しているノズル翼を模式的に示す図。
【図14】翼高さ位置とスロート長・環状ピッチ比との関係を示す線図。
【図15】その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側に湾曲している動翼を模式的に示す図。
【図16】軸流タービンのタービン段落を模式的に示す図。
【図17】図16に示したノズル翼および動翼の配列を模式的に示す図。
【図18】翼後縁端厚み・スロート長比と翼後縁端厚みに起因する翼損失との関係を示す線図。
【符号の説明】
1 ダイアフラム外輪
2 ダイアフラム内輪
3 ノズル翼
4 タービンロータ
5 シュラウド
6 動翼
7 作動流体
8 翼先端部分
9 翼根元部分
10 タービン段落
11 ノズル翼
11a ノズル翼前縁端
11b ノズル翼後縁端
11c ノズル翼先端部分
11d ノズル翼根元部分
11e ノズル翼腹側
11f ノズル翼背側
12 動翼
12a 動翼前縁端
12b 動翼後縁端
12c 動翼先端部分
12d 動翼根元部分
12e 動翼腹側
12f 動翼背側
21 変形例のノズル翼
22 変形例のノズル翼
23 変形例のノズル翼
24 変形例のノズル翼
25 変形例のノズル翼
31 変形例の動翼

Claims (12)

  1. 軸流タービンの環状流路内に周方向に列状に配設されるノズル翼であって、
    その翼後縁端の厚みが翼先端部分から翼根元部分に向かって減少するよう構成されていることを特徴とする軸流タービンのノズル翼。
  2. 軸流タービンの環状流路内におけるダイアフラム内輪とダイアフラム外輪に挟持されその周方向に複数枚列状に配設されるノズル翼において、
    一方のノズル翼の後縁端とこのノズル翼の腹側に隣接する他方のノズル翼の背側面とで形成される翼間最短距離をSとし、
    前記一方若しくは他方のノズル翼の後縁端の厚みをTEとしたときに、
    TE/Sの値がこのノズル翼の根元部から先端部にかけて略一定の値であることを特徴とする軸流タービンのノズル翼。
  3. 前記ノズル翼は、その翼後縁端と隣接する前記ノズル翼の背面との間の最短距離Sと環状ピッチTとの比S/Tの値が、翼高さ中央部で最大となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載した軸流タービンのノズル翼。
  4. 前記ノズル翼は、その翼後縁端が前記翼根元部分と前記翼先端部分との間で周方向に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載した軸流タービンのノズル翼。
  5. 前記ノズル翼は、その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側に湾曲していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載した軸流タービンのノズル翼。
  6. 前記ノズル翼は、その翼断面の翼弦長が前記翼先端部分において最大、かつ前記翼根元部分において最小になるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載した軸流タービンのノズル翼。
  7. 前記ノズル翼は、その後縁端が前記翼根元部分と前記翼先端部との間で軸流方向に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載した軸流タービンのノズル翼。
  8. 前記ノズル翼は、その後縁端が軸流方向に湾曲していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載した軸流タービンのノズル翼。
  9. 軸流タービンのタービンロータに周方向に列状に植設される動翼であって、
    その翼後縁端の厚みが翼根元部分から翼先端部分に向かって減少するように構成されていることを特徴とする軸流タービンのノズル翼。
  10. 前記動翼は、その後縁端と隣接する前記動翼の背面との間の最短距離Sと環状ピッチTとの比S/Tの値が翼高さ中央部で最大となるように形成されていることを特徴とする請求項9に記載した軸流タービンの動翼。
  11. 前記動翼は、その翼断面がその翼高さ中央部に最も突出した点が存在するように周方向の流体流出側に湾曲していることを特徴とする請求項9または10に記載した軸流タービンの動翼。
  12. 請求項1乃至8のいずれかに記載したノズル翼と請求項9乃至11のいずれかに記載した動翼とを組み合わせてなることを特徴とする軸流タービンのタービン段落。
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