JP2004261106A - 飛翔昆虫捕獲具 - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract
【課題】従来の捕虫器が光を好むもののみや特定の匂いを好むもののみなど、単一の性向を持つ虫だけにしか効果がないという欠点があったが、この欠点を無くして色々な性向を持つ虫に対応して捕獲でき、且つ設置場所に合わせた椀状、平板状などで吊下げ使用することのできる安価で公害のないハエ、羽アリ等の飛翔昆虫捕獲具を提供する。
【解決手段】一枚の表面が黄色で、クモの巣状の線画11と、ハエ等の羽虫の画12が印刷され、且つ粘着剤Aが塗布された板紙から、折目13,13’などで椀状等所定形状に折曲げられた捕獲シ−ト1の両側の折曲げ重合部の孔に、プラスチック製の紐状の吊下具2の両端部を装着して、折り曲げたシート1の中央に匂いの発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引する蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3を配置して、蛍光灯などに吊下げ使用するようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】一枚の表面が黄色で、クモの巣状の線画11と、ハエ等の羽虫の画12が印刷され、且つ粘着剤Aが塗布された板紙から、折目13,13’などで椀状等所定形状に折曲げられた捕獲シ−ト1の両側の折曲げ重合部の孔に、プラスチック製の紐状の吊下具2の両端部を装着して、折り曲げたシート1の中央に匂いの発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引する蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3を配置して、蛍光灯などに吊下げ使用するようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハエ、蚊、羽アリ等の羽虫を誘引灯を用いずに集めて粘着剤で捕獲する形式の飛翔昆虫捕獲具に関する。
【0002】
従来、飛翔する虫の捕虫器として、ハエ取り紙や、光誘引式の捕獲具や誘引剤式の捕獲具がある。
【0003】
このうち光誘引式の捕獲具は、家バエ、蚊、羽アリ等飛翔する微小昆虫の照明の光に集まる習性を利用するもので、誘引灯を用いて虫を誘引し粘着面により捕獲する照明式の捕虫器が従来から知られており、この誘引灯を用いる型式の捕虫器に代え、コストダウンをはかるべく誘引灯を用いない型式の捕虫器が各種提案されている。
【0004】
例えば、光誘引式の捕虫器としては、特開平7−313036号公報に、誘虫方法及び装置としてその特許請求の範囲及び実施例に、発光物質としてストロンチウム、酸化アルミ系のSrAl2O4を含んだ蛍光物質を用いて誘虫するものが開示されており、また、発明の詳細な欄の〔0006〕には「その目的は使用中に電力を必要とせず、長時間使用でき、安全でしかも低コストの誘虫方法ならびに誘虫装置を提供することにある。」と記載されている。
【0005】
一方、本出願人が先に特願2000−181215(特開2001−352889)により提案した飛翔昆虫捕獲器に於ては、その特許請求の範囲に示すごとく「透明粘着剤Aを明色面に塗布した粘着明色シート3」を孔明き側壁パネル2を有するごとく形成されたケース1内に挿入設置すること」及び「粘着明色シート3は、透明粘着剤Aを蛍光面に塗布した粘着蛍光シートであること」が記載され、発明の詳細な説明の欄の〔0003〕末尾には「飛翔する微小昆虫を誘引灯を用いずに集めるようにすることにより、電源を不要として、屋内・屋外を問わず電源のとれない処でも場処を選ばず何処でも設置して飛翔昆虫を集め捕獲することができ、且つ、きわめてコスト安く取扱いの容易な飛翔昆虫捕獲器を提供することを目的としている。」と記載されている。
【0006】
また、誘引剤式の捕獲具としては、特開平6−153750号公報に害虫誘引捕獲器として、その発明の詳細な説明の欄の〔0012〕中段に、「捕獲容器2における捕獲口3の上方の誘引部1には誘引剤取付領域Aがあり、この領域内にフェロモンや芳香剤などの誘引物質を含有させたテープ状誘引剤やゴムセプタム、チューブ状誘引剤などを取り付ける。」と誘引剤使用の捕獲器が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記の従来品は、それぞれ単一の使用方法しかできず、何れも単一の性向を持つ虫のみにしか効果がないという欠点がある。
すなわち、ハエ取り紙は、細長い棒状のものを好むもののみにしか効果がなく而も不潔感を否めない欠点がある。また、光誘引式の捕獲具は、光を好むもののみ、誘引剤式捕獲具は、特定の匂いを好むもののみにしかそれぞれ効果がないという欠点がある。
本発明は、このような従来の捕虫器の持つ欠点を解消すべくなされたものであって、使用方法が多様でいろいろな性向の虫に対応できるとともに、設置場処に合わせた形状(例えば椀状、皿状、平板状等)に吊下げ使用することのできる飛翔昆虫捕獲具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の飛翔昆虫捕獲具は、一枚の所定形状の板紙より形成され、表面が黄色であって、クモの巣状の線画11と、ハエ等の羽虫の画12を印刷するとともに、粘着剤Aを塗布した椀状などの所定形状に折曲げ可能な捕獲シート1と、上記シート1に取付け吊下げるための吊下具2と、上記シート1の粘着面に配置するための匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引するための蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3とから構成され、捕獲シート1を椀状など所定形状に折曲げ吊下具2を装着して該シート1に誘引剤3を配置し、吊下げ使用するようにするものである。使用に当っては、椀状、皿状等所定形状に折曲げ(黄色面を内面にして)吊すか、虫の種類によりドーム状に逆に折曲げ(黄金色を外面にして)吊すか、シート状のまま吊下げ使用することもできる。
【0009】
この場合、捕獲シート1には、椀状、皿状、ドーム状など所定形状にするため折目13と共に吊下具取付用孔15を具備させると良い。
また、吊下具2は、プラスチック(ポリプロピレン等)より形成し、紐状の吊下具2の両端部にそれぞれ形成した凹部と挿入時抜去不能な凸部とにより捕獲シート1の吊下具取付用孔15に離脱不能に取付け、捕獲シート1を所定形状に保持・吊下可能にするのが有利である。
【0010】
さらに、捕獲シート1の粘着剤Aの塗布面に剥離シート1fを剥離可能に貼着することにより、捕獲シート1の取扱いを容易にすることが望ましい。
【0011】
また、捕獲シート1には、所定の折目13’により所定形状の平面部16を形成可能にすると、形成した平面部の利用により捕獲シート1を吊下げないとき安定して載置することができる。
【0012】
前記手段により、椀状(黄色内面)に折曲げ吊下げると、黄色面の明るさを好んで(羽虫は紫外線に反応するといわれている)集まる習性(走光性)を利用することができる。
【0013】
また、クモの巣状の線画11は直線的形状を好むといわれている羽虫を誘引するのに効果があり、ハエ等の羽虫の画12は、集団行動をする羽虫の習性を利用するもので、これ等羽虫の画12を仲間 と思って集まる効果を発揮することができる。
【0014】
さらに、捕獲シート1を椀状に折曲げた場合、捕獲虫が飛散せず保持することができ、高く吊下げ設置してあれば中が見えず不潔感を与えることがない。
なお、照明器具に近づけて天井付近に吊下げ設置すると、黄色面の反射により天井がより明るく照らされ、まわりよりぼうっと明るい状態となり、光を好む虫がより集まりやすくなり捕獲効果が高くなる。また、窓近くに設置して外光の反射効果を利用して効果を高めることも考えられる。
【0015】
一方、椀状と逆にドーム状(黄色外面)に折曲げ吊り下げる場合は、葉裏を好む羽虫や、球面状の面を好む羽虫を有利に捕獲することができる。
【0016】
さらにシート状のまま吊下げることにより、狭い場所など場所をとらずに設置することが可能である。
【0017】
前記誘引剤3を構成する匂いを発生する虫誘引用物質のペレットは、ハエを誘引するのに効果があり、同じく誘引剤を構成する蓄光剤ペレット(例えばSrAl2O3を含むもの)はユスリ蚊を光により誘引するのに効果がある。
【0018】
この飛翔昆虫捕獲具は、捕獲シート1が紙より形成されており、吊下具2はプラスチック(ポリプロピレン等)が使用されているため、安価であり、且つ、廃棄に際し、生ゴミと同様に燃焼処理することができ、公害が無いという利点がある。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の飛翔昆虫捕獲具の使用状態を示す斜視図で、図2は、剥離シートを想像線で示した捕獲シートの展開図である。
【0020】
この飛翔昆虫捕獲具の虫を捕獲粘着せしめるための紙製の椀状部分は、該椀状部分を展開した所定形状に打抜いた一枚の印刷された板紙に粘着剤Aを塗布した捕獲シート1(図2参照)を適宜折曲げて作製する。
【0021】
捕獲シート1は、表面が全面黄色に、且つ該表面に、クモの巣状の線画11と、クモの巣に捕えられた多数のハエの画12が印刷されている。また、椀状に折曲げるための折目13(図では点線で示し、中央横方向の折目13の対称部分はクモの巣の線画と重なった状態にある。)及び13’(中央に縦方向に形成された紡錘形の折目)が形成され、且つ、上下の凸部中央にそれぞれ切目14が形成されている。また該切目14を挟んで吊下具取付用孔15がそれぞれ上下凸部に一対宛形成されている。そして、表面全面に粘着剤Aが塗布されており、非使用時(包装時等)に取扱いが便利なように粘着面全面を覆って剥離シート1fが剥離可能に貼着されている。
【0022】
この捕獲シート1を、中央部両側の一対の折目13’13’を折曲げて、底部に紡錘形の平面部16を形成するとともに、上下の切込み14、14の各両側をそれぞれ折起して該切込み14両側の一対の吊下具取付用孔15,15が重なるように椀状に折曲げた後、紐状の吊下具2の両端部にそれぞれ形成された取付部の凸部(凸部先端周縁に抜去防止の縁部が形成されている;図示せず)を重なった吊下具取付用孔15に挿入し、吊下具の紐端部に該凸部に対向して形成された凹部に抜去不能に挿入固着せしめて吊下具2を椀状の捕獲シート1に取付ける。
【0023】
次いで、剥離シート1fを捕獲シート1の粘着面から剥離せしめて該粘着面を露出せしめる。この剥離シート1fの剥離は捕獲シート1を椀状に折込む前に剥離することもできる。そして、捕獲シート1の中央に、匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと、蓄光剤ペレットからなる誘引剤3を配置する。これにより、本捕獲具は吊下可能な使用状態となり所要の箇所(例えば蛍光灯やその近く)に吊下げ設置することができる。
【0024】
また、吊下げずに物品に載置して使用する場合(窓枠やその他)、捕獲シート1の平面部16をそのまま所定部に置いても良いが、転倒防止ベースとして適当な大きさの平たい紙片又は該紙片の両縁部を若干平行に折曲げたものを前記平面部16裏面に貼着することにより、窓枠等にも安定して設置することができる。
【0025】
これにより、ハエ等の羽虫は、黄色シートと、ハエの画12が沢山印刷されたクモの巣状の線画11に誘引されて捕獲シートに集まり粘着せしめられる。この場合、匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引するための蛍光剤ペレットからなる誘引剤3により、光を好むものや匂いを好むものなどいろんな性向をもつ飛翔昆虫は、直線的形状を好むと云われており集団行動をする羽虫の習性と相俟って効率的に該羽虫を集めて粘着捕獲することができる。
【0026】
前記実施の形態では、黄色の粘着面を内面に椀状に折曲げた捕獲シート1を有する捕獲具につき説明したが、之を逆に黄色の粘着面を外面にしてドーム状に折曲げた捕獲シートを有する捕獲具として、葉裏を好む羽虫や球面状の面を好む羽虫を有利に捕獲することもできる。
また、狭い場所に設置するには、平坦な捕獲シート(図2参照)のまま、剥離紙を剥離して吊下具取付用孔15を利用して吊下げ使用することができるなど場所を選ばず広範囲に使用することが可能である。
また、吊下具は実施の形態ではプラスチックの紐状の吊下具の両端を、折曲げ重ね合せた捕獲シート両側の吊下具取付用孔15に離脱不能に取付けたが、プラスチックを利用せず他の紐状や細い針金状の吊下具を適宜使用することも可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の飛翔昆虫捕獲具によれば、従来の此の種捕獲具が、光を好むもののみや特定の匂いを好むもののみにしか効果がないという欠点があったが、この欠点を解消して、表面黄色の捕獲シートに、直線的形状を好むといわれており集団行動をする羽虫の習性を利用して、クモの巣状の線画とハエ等の羽虫の画を印刷したものを用い、且つ誘引剤を利用することにより、いろいろな性向を持つ虫に効率的に対応して捕獲することができるとともに、設置場所に合せた椀状、平板状などの形状に吊下げ使用することができ、安価で廃棄に際し公害がない飛翔昆虫捕獲具を提供することができる。
【0028】
請求項2記載の発明によれば、捕獲シートを容易に所定形状に形成することのできる飛翔昆虫捕獲具を提供することができる。
【0029】
請求項3記載の発明によれば、紐状の吊下具の両端を所定形状に形成した捕獲シートに容易に堅固に取付けて吊下使用することのできる捕獲具を形成することができる。
【0030】
請求項4記載の発明によれば、捕獲シートを非使用時及び所定形状形成時に取扱いを容易にすることができる。
【0031】
請求項5記載の発明によれば、捕獲シートを所定形状に形成時に平面部を容易に形成でき、該平面部の利用により、捕獲具を吊下げて使用する以外に任意平面部に容易に載置して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飛翔昆虫捕獲具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】剥離シートを想像線で示した捕獲シートの展開図である。
【符号の説明】
1…捕獲シート、11…クモの巣状の線画、12…ハエ等の羽虫の画、13…折目、13’…平面部用折目、14…切込み、15…吊下具取付用孔、16…平面部、1f…剥離シート、2…吊下具、3…誘引剤、A…粘着剤
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハエ、蚊、羽アリ等の羽虫を誘引灯を用いずに集めて粘着剤で捕獲する形式の飛翔昆虫捕獲具に関する。
【0002】
従来、飛翔する虫の捕虫器として、ハエ取り紙や、光誘引式の捕獲具や誘引剤式の捕獲具がある。
【0003】
このうち光誘引式の捕獲具は、家バエ、蚊、羽アリ等飛翔する微小昆虫の照明の光に集まる習性を利用するもので、誘引灯を用いて虫を誘引し粘着面により捕獲する照明式の捕虫器が従来から知られており、この誘引灯を用いる型式の捕虫器に代え、コストダウンをはかるべく誘引灯を用いない型式の捕虫器が各種提案されている。
【0004】
例えば、光誘引式の捕虫器としては、特開平7−313036号公報に、誘虫方法及び装置としてその特許請求の範囲及び実施例に、発光物質としてストロンチウム、酸化アルミ系のSrAl2O4を含んだ蛍光物質を用いて誘虫するものが開示されており、また、発明の詳細な欄の〔0006〕には「その目的は使用中に電力を必要とせず、長時間使用でき、安全でしかも低コストの誘虫方法ならびに誘虫装置を提供することにある。」と記載されている。
【0005】
一方、本出願人が先に特願2000−181215(特開2001−352889)により提案した飛翔昆虫捕獲器に於ては、その特許請求の範囲に示すごとく「透明粘着剤Aを明色面に塗布した粘着明色シート3」を孔明き側壁パネル2を有するごとく形成されたケース1内に挿入設置すること」及び「粘着明色シート3は、透明粘着剤Aを蛍光面に塗布した粘着蛍光シートであること」が記載され、発明の詳細な説明の欄の〔0003〕末尾には「飛翔する微小昆虫を誘引灯を用いずに集めるようにすることにより、電源を不要として、屋内・屋外を問わず電源のとれない処でも場処を選ばず何処でも設置して飛翔昆虫を集め捕獲することができ、且つ、きわめてコスト安く取扱いの容易な飛翔昆虫捕獲器を提供することを目的としている。」と記載されている。
【0006】
また、誘引剤式の捕獲具としては、特開平6−153750号公報に害虫誘引捕獲器として、その発明の詳細な説明の欄の〔0012〕中段に、「捕獲容器2における捕獲口3の上方の誘引部1には誘引剤取付領域Aがあり、この領域内にフェロモンや芳香剤などの誘引物質を含有させたテープ状誘引剤やゴムセプタム、チューブ状誘引剤などを取り付ける。」と誘引剤使用の捕獲器が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記の従来品は、それぞれ単一の使用方法しかできず、何れも単一の性向を持つ虫のみにしか効果がないという欠点がある。
すなわち、ハエ取り紙は、細長い棒状のものを好むもののみにしか効果がなく而も不潔感を否めない欠点がある。また、光誘引式の捕獲具は、光を好むもののみ、誘引剤式捕獲具は、特定の匂いを好むもののみにしかそれぞれ効果がないという欠点がある。
本発明は、このような従来の捕虫器の持つ欠点を解消すべくなされたものであって、使用方法が多様でいろいろな性向の虫に対応できるとともに、設置場処に合わせた形状(例えば椀状、皿状、平板状等)に吊下げ使用することのできる飛翔昆虫捕獲具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の飛翔昆虫捕獲具は、一枚の所定形状の板紙より形成され、表面が黄色であって、クモの巣状の線画11と、ハエ等の羽虫の画12を印刷するとともに、粘着剤Aを塗布した椀状などの所定形状に折曲げ可能な捕獲シート1と、上記シート1に取付け吊下げるための吊下具2と、上記シート1の粘着面に配置するための匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引するための蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3とから構成され、捕獲シート1を椀状など所定形状に折曲げ吊下具2を装着して該シート1に誘引剤3を配置し、吊下げ使用するようにするものである。使用に当っては、椀状、皿状等所定形状に折曲げ(黄色面を内面にして)吊すか、虫の種類によりドーム状に逆に折曲げ(黄金色を外面にして)吊すか、シート状のまま吊下げ使用することもできる。
【0009】
この場合、捕獲シート1には、椀状、皿状、ドーム状など所定形状にするため折目13と共に吊下具取付用孔15を具備させると良い。
また、吊下具2は、プラスチック(ポリプロピレン等)より形成し、紐状の吊下具2の両端部にそれぞれ形成した凹部と挿入時抜去不能な凸部とにより捕獲シート1の吊下具取付用孔15に離脱不能に取付け、捕獲シート1を所定形状に保持・吊下可能にするのが有利である。
【0010】
さらに、捕獲シート1の粘着剤Aの塗布面に剥離シート1fを剥離可能に貼着することにより、捕獲シート1の取扱いを容易にすることが望ましい。
【0011】
また、捕獲シート1には、所定の折目13’により所定形状の平面部16を形成可能にすると、形成した平面部の利用により捕獲シート1を吊下げないとき安定して載置することができる。
【0012】
前記手段により、椀状(黄色内面)に折曲げ吊下げると、黄色面の明るさを好んで(羽虫は紫外線に反応するといわれている)集まる習性(走光性)を利用することができる。
【0013】
また、クモの巣状の線画11は直線的形状を好むといわれている羽虫を誘引するのに効果があり、ハエ等の羽虫の画12は、集団行動をする羽虫の習性を利用するもので、これ等羽虫の画12を仲間 と思って集まる効果を発揮することができる。
【0014】
さらに、捕獲シート1を椀状に折曲げた場合、捕獲虫が飛散せず保持することができ、高く吊下げ設置してあれば中が見えず不潔感を与えることがない。
なお、照明器具に近づけて天井付近に吊下げ設置すると、黄色面の反射により天井がより明るく照らされ、まわりよりぼうっと明るい状態となり、光を好む虫がより集まりやすくなり捕獲効果が高くなる。また、窓近くに設置して外光の反射効果を利用して効果を高めることも考えられる。
【0015】
一方、椀状と逆にドーム状(黄色外面)に折曲げ吊り下げる場合は、葉裏を好む羽虫や、球面状の面を好む羽虫を有利に捕獲することができる。
【0016】
さらにシート状のまま吊下げることにより、狭い場所など場所をとらずに設置することが可能である。
【0017】
前記誘引剤3を構成する匂いを発生する虫誘引用物質のペレットは、ハエを誘引するのに効果があり、同じく誘引剤を構成する蓄光剤ペレット(例えばSrAl2O3を含むもの)はユスリ蚊を光により誘引するのに効果がある。
【0018】
この飛翔昆虫捕獲具は、捕獲シート1が紙より形成されており、吊下具2はプラスチック(ポリプロピレン等)が使用されているため、安価であり、且つ、廃棄に際し、生ゴミと同様に燃焼処理することができ、公害が無いという利点がある。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の飛翔昆虫捕獲具の使用状態を示す斜視図で、図2は、剥離シートを想像線で示した捕獲シートの展開図である。
【0020】
この飛翔昆虫捕獲具の虫を捕獲粘着せしめるための紙製の椀状部分は、該椀状部分を展開した所定形状に打抜いた一枚の印刷された板紙に粘着剤Aを塗布した捕獲シート1(図2参照)を適宜折曲げて作製する。
【0021】
捕獲シート1は、表面が全面黄色に、且つ該表面に、クモの巣状の線画11と、クモの巣に捕えられた多数のハエの画12が印刷されている。また、椀状に折曲げるための折目13(図では点線で示し、中央横方向の折目13の対称部分はクモの巣の線画と重なった状態にある。)及び13’(中央に縦方向に形成された紡錘形の折目)が形成され、且つ、上下の凸部中央にそれぞれ切目14が形成されている。また該切目14を挟んで吊下具取付用孔15がそれぞれ上下凸部に一対宛形成されている。そして、表面全面に粘着剤Aが塗布されており、非使用時(包装時等)に取扱いが便利なように粘着面全面を覆って剥離シート1fが剥離可能に貼着されている。
【0022】
この捕獲シート1を、中央部両側の一対の折目13’13’を折曲げて、底部に紡錘形の平面部16を形成するとともに、上下の切込み14、14の各両側をそれぞれ折起して該切込み14両側の一対の吊下具取付用孔15,15が重なるように椀状に折曲げた後、紐状の吊下具2の両端部にそれぞれ形成された取付部の凸部(凸部先端周縁に抜去防止の縁部が形成されている;図示せず)を重なった吊下具取付用孔15に挿入し、吊下具の紐端部に該凸部に対向して形成された凹部に抜去不能に挿入固着せしめて吊下具2を椀状の捕獲シート1に取付ける。
【0023】
次いで、剥離シート1fを捕獲シート1の粘着面から剥離せしめて該粘着面を露出せしめる。この剥離シート1fの剥離は捕獲シート1を椀状に折込む前に剥離することもできる。そして、捕獲シート1の中央に、匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと、蓄光剤ペレットからなる誘引剤3を配置する。これにより、本捕獲具は吊下可能な使用状態となり所要の箇所(例えば蛍光灯やその近く)に吊下げ設置することができる。
【0024】
また、吊下げずに物品に載置して使用する場合(窓枠やその他)、捕獲シート1の平面部16をそのまま所定部に置いても良いが、転倒防止ベースとして適当な大きさの平たい紙片又は該紙片の両縁部を若干平行に折曲げたものを前記平面部16裏面に貼着することにより、窓枠等にも安定して設置することができる。
【0025】
これにより、ハエ等の羽虫は、黄色シートと、ハエの画12が沢山印刷されたクモの巣状の線画11に誘引されて捕獲シートに集まり粘着せしめられる。この場合、匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引するための蛍光剤ペレットからなる誘引剤3により、光を好むものや匂いを好むものなどいろんな性向をもつ飛翔昆虫は、直線的形状を好むと云われており集団行動をする羽虫の習性と相俟って効率的に該羽虫を集めて粘着捕獲することができる。
【0026】
前記実施の形態では、黄色の粘着面を内面に椀状に折曲げた捕獲シート1を有する捕獲具につき説明したが、之を逆に黄色の粘着面を外面にしてドーム状に折曲げた捕獲シートを有する捕獲具として、葉裏を好む羽虫や球面状の面を好む羽虫を有利に捕獲することもできる。
また、狭い場所に設置するには、平坦な捕獲シート(図2参照)のまま、剥離紙を剥離して吊下具取付用孔15を利用して吊下げ使用することができるなど場所を選ばず広範囲に使用することが可能である。
また、吊下具は実施の形態ではプラスチックの紐状の吊下具の両端を、折曲げ重ね合せた捕獲シート両側の吊下具取付用孔15に離脱不能に取付けたが、プラスチックを利用せず他の紐状や細い針金状の吊下具を適宜使用することも可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の飛翔昆虫捕獲具によれば、従来の此の種捕獲具が、光を好むもののみや特定の匂いを好むもののみにしか効果がないという欠点があったが、この欠点を解消して、表面黄色の捕獲シートに、直線的形状を好むといわれており集団行動をする羽虫の習性を利用して、クモの巣状の線画とハエ等の羽虫の画を印刷したものを用い、且つ誘引剤を利用することにより、いろいろな性向を持つ虫に効率的に対応して捕獲することができるとともに、設置場所に合せた椀状、平板状などの形状に吊下げ使用することができ、安価で廃棄に際し公害がない飛翔昆虫捕獲具を提供することができる。
【0028】
請求項2記載の発明によれば、捕獲シートを容易に所定形状に形成することのできる飛翔昆虫捕獲具を提供することができる。
【0029】
請求項3記載の発明によれば、紐状の吊下具の両端を所定形状に形成した捕獲シートに容易に堅固に取付けて吊下使用することのできる捕獲具を形成することができる。
【0030】
請求項4記載の発明によれば、捕獲シートを非使用時及び所定形状形成時に取扱いを容易にすることができる。
【0031】
請求項5記載の発明によれば、捕獲シートを所定形状に形成時に平面部を容易に形成でき、該平面部の利用により、捕獲具を吊下げて使用する以外に任意平面部に容易に載置して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飛翔昆虫捕獲具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】剥離シートを想像線で示した捕獲シートの展開図である。
【符号の説明】
1…捕獲シート、11…クモの巣状の線画、12…ハエ等の羽虫の画、13…折目、13’…平面部用折目、14…切込み、15…吊下具取付用孔、16…平面部、1f…剥離シート、2…吊下具、3…誘引剤、A…粘着剤
Claims (5)
- 一枚の所定形状の板紙より形成され、表面が黄色であって、クモの巣状の線画11と、ハエ等の羽虫の画12を印刷するとともに、粘着材Aを塗布した椀状などの所定形状に折曲げ可能な捕獲シート1と、上記シート1に取付け吊下げるための吊下具2と、上記シート1の粘着面に配置するための匂いを発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引するための蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3とからなり、捕獲シート1を椀状など所定形状に折曲げ吊下具2を装着して該シート1に誘引剤3を配置し、吊下げ使用するようにしたことを特徴とする飛翔昆虫捕獲具。
- 捕獲シート1には、椀状、皿状、ドーム状など所定形状にするための折目13と切込み14と吊下具取付用孔15を備えた請求項1記載の飛翔昆虫捕獲具。
- 吊下具2は、プラスチックよりなり、紐状の吊下具2の両端部にそれぞれ形成した凹部と挿入時抜去不能な凸部とにより捕獲シート1の吊下具取付用孔15に離脱不能に取付け、捕獲シート1を所定形状に保持・吊下可能にした請求項2記載の飛翔昆虫捕獲具。
- 捕獲シート1の粘着剤Aの塗布面に、剥離シート1fを剥離可能に貼着した請求項1又は2又は3記載の飛翔昆虫捕獲具。
- 捕獲シート1には、所定の折目13’により所定形状の平面部16を形成可能にした請求項2又は3又は4記載の飛翔昆虫捕獲具。
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