JP2004139142A - 情報処理装置、その制御方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】素材電子文書又は統合電子文書に対して挿入や削除などの構成要素を変更する操作を行う際に、選択された素材電子文書に関して素材電子文書と統合電子文書との関連を判定して、素材電子文書と統合電子文書間の構成の連携をとる。すなわち、ドラッグ&ドロップによって変更操作が行われたウインドウ上の所定の表示内容に関して、素材電子文書ウインドウの表示内容と統合電子文書ウインドウの表示内容との関連を判定し、その判定結果に応じて、表示内容を変更する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、素材電子文書から構成される統合電子文書を格納する情報処理装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業ではドキュメント管理システムを導入し、文書の再利用を推進しようとしている。初期のシステムでは、紙の文書をスキャナで画像として取り込み、登録保存するようなものであったが、最近はパソコンで作られた電子文書が多くなり、これも登録保存できるようになってきた。
【0003】
また、最近では登録されている複数の電子文書から任意のページを抜き出してバインダのように綴じて1つの電子文書のようにすることもできるようになっている。これを、ここでは電子バインダと呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子バインダでは、次のような問題点があった。
【0005】
従来の電子バインダでは、電子バインダで綴じられる素材側の電子文書(素材電子文書)のウインドウに素材電子文書を登録してから、素材電子文書が統合された電子文書(統合電子文書)のウインドウで選択された統合電子文書に登録する必要があった。すなわち、統合電子文書のウインドウに素材電子文書をドラッグ&ドロップして統合電子文書に追加しても、素材電子文書を表示するウインドウに、追加した素材電子文書が表示されない。
【0006】
また、統合電子文書に構成要素として追加された素材電子文書を削除する際には、統合電子文書から削除した後、さらに素材電子文書ウインドウの素材電子文書を削除する必要があった。つまり統合電子文書の構成要素となっている素材電子文書を素材電子文書のウインドウで削除しても、統合電子文書のウインドウの表示内容が変化しない。
【0007】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、素材電子文書を表示するウインドウの表示が変化したとき、その素材電子文書の情報に依存した他のウインドウの表示情報も自動的に更新されると共に、統合電子文書を表示するウインドウの表示が変化したとき、その統合電子文書の情報に依存した他のウインドウの表示情報も自動的に更新される情報処理装置等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置では、素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段と、前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更する変更制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の情報処理装置の制御方法では、素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段とを備えた情報処理装置の制御方法において、操作手段を用いて、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行う工程と、前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更する変更制御工程とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の制御プログラムを提供する媒体では、素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段とを備えた情報処理装置の制御方法を実行するために、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プログラムは、前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更するステップとを備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明の制御プログラムでは、素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段とを備えた情報処理装置の制御方法を実行するために、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更するステップとを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0013】
<文書編集処理の概念図>
図1は、本発明の実施の一形態に係る情報処理装置で実現される文書編集処理の概念図である。
【0014】
同図において、11は互いに異なるアプリケーションソフトで作成した素材電子文書群である。ここでは、例えば、マイクロソフト社のWordで作成した電子文書1、マイクロソフト社のPowerPointで作成した電子文書2、スキャナで読み取った画像あるいはインターネットで利用されているHTML形式の電子文書3であるとする。12は電子バインダビルダ(E(Electronic)−Binder Builder)であり、電子文書1〜3をページ単位で束ねて1つの生成電子文書(統合電子文書)13を構成することができる。
【0015】
本実施形態は、XML(Extentional Markup Language)記述を利用して生成電子文書13を構成する。その構成は、1文書につき互いに異なるアプリケーションソフトで作成された複数種類の素材電子文書である。基本構成は、Top記述として、E−Binder.xmlという文書を構成し、その中に所定の記述を行い、関係するファイル等の要素(コンテンツ)を外部リンクで示す。外部リンクで示された要素は、その所在が分かる位置になければならない。なお、図2は、生成電子文書を構成するフォルダとファイル構成例を示す図である。図中におけるTop文書のE−Binder.xmlから相対位置で、それらの外部リンクの要素の保持位置を知ることができる。
【0016】
<情報処理装置のハード構成>
図3は、本実施形態に係る情報処理装置のハード構成を示すブロック図である。
【0017】
同図において、CPU101は、メインバス100を介して情報処理装置1000全体の制御を実行するとともに、情報処理装置1000の外部に接続される入力装置110(例えば、イメージスキャナや記憶装置、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を入力I/F(インタフェース)104を介して制御する。さらに、情報処理装置1000の外部に接続される出力装置111(例えば、プリンタやモニタ、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を出力I/F105を介して制御する。
【0018】
また、CPU101は、KBDI/F(キーボードインタフェース)107を介して入力部(例えば、キーボード112やポインティングデバイス113、ペン114)から入力された指示に従って、画像の入力、画像処理、色変換処理、及び画像の出力制御等の一連の処理を実行する。さらに、表示部109をビデオI/F(インタフェース)108を介して制御する。表示部109は、後述する生成電子文書ウインドウ又は素材電子文書ウインドウを表示すると共に、入力装置110より入力された画像データのほか、キーボード112やポインティングデバイス113、ペン114を用いて作成された画像データを表示する。
【0019】
ROM102は、CPU101の各種制御を実行する各種制御プログラムを記憶している。RAM103は、CPU101によりOSや本発明を実現するための制御プログラムを含むその他の制御プログラムがロードされ実行され、さらに制御プログラムを実行するために用いられる各種作業領域、一時待避領域として機能する。また、入力装置110より入力された画像データのほか、キーボード112やポインティングデバイス113、ペン114を用いて作成された画像データを一旦、保持するVRAM106が構成されている。すなわち、VRAM106は、表示部109に表示されるデータを保持する。
【0020】
<電子文書を追加する処理>
図4は、本実施形態に係る情報処理装置の生成電子文書ウインドウ又は素材電子文書ウインドウにページ単位の素材電子文書を追加する処理を示すフローチャートである。また、図5は、その操作例を示す図である。なお、図4のフローチャートに従ったプログラムをROM102に格納し動作することにより、次の制御方法を実現させることが可能となる。
【0021】
まずステップS1101で、生成電子文書ウインドウ201又は素材電子文書ウインドウ202上の所定の位置に、追加する素材電子文書ファイル210をドラッグ&ドロップをすることにより(図5のT1,T2参照)、追加する電子文書ファイルの移動先が決定される。
【0022】
ステップS1102で、素材電子文書ファイル210がドロップされた位置が生成電子文書ウインドウ201であるか、あるいは素材電子文書ウインドウ202であるのかを判定する。生成電子文書ウインドウ201である場合は(図5のT1参照)ステップS1103に進み、素材電子文書ウインドウ202である場合は(図5のT2参照)ステップS1105へ進む。
【0023】
ステップS1103では、生成電子文書ウインドウ201上の指定された位置に、ドラッグ&ドロップされた素材電子文書ファイル210が挿入され、さらにステップS1104に進み、生成電子文書ウインドウ201内の情報の変化を基に、自動的に素材電子文書ウインドウ202内の表示内容が変更される(図5のT3参照)。つまり、素材電子文書ウインドウ202上に前記の素材電子文書ファイル210が追加される。
【0024】
ステップS1105では、素材電子文書ウインドウ202に素材電子文書ファイル210が追加されるが、素材電子文書ウインドウ202内の情報の変化を基に、自動的に生成電子文書ウインドウ201内の表示内容が変更されることはない。
【0025】
<電子文書を削除する処理>
図6は、本実施形態に係る情報処理装置の生成電子文書ウインドウ又は素材電子文書ウインドウからページ単位の素材電子文書を削除する処理を示すフローチャートである。また、図7は、その操作例を示す図である。なお、図6のフローチャートに従ったプログラムをROM102に格納し動作することにより、次の制御方法を実現させることが可能となる。
【0026】
まずステップS1106では、生成電子文書ウインドウ201又は素材電子文書ウインドウ202上からドラッグ&ドロップで、削除する素材電子文書ファイルを選択して画面外へ移動させる(図7のT11,T12参照)。
【0027】
ステップS1107では、削除される素材電子文書ファイルの移動前の位置が、生成電子文書ウインドウ201であるか、あるいは素材電子文書ウインドウ202であるかを判定する。素材電子文書ウインドウ202から削除する場合(図7のT11)はステップSS1108へ進み、生成電子文書ウインドウ201から削除する場合(図7のT12参照)はステップSS1111に進む。
【0028】
ステップS1108では、素材電子文書ウインドウ202から、選択された素材電子文書ファイル310を削除する(図7のT11参照)。次にステップS1109では、ステップS1106で選択された素材電子文書ファイルが、生成電子文書の構成要素であるかどうかを判定する。構成要素である場合(ステップS1109でYES)はステップS1110に進んで、生成電子文書ウインドウ201から、上記の選択された電子文書ファイル310が削除され、生成電子文書ウインドウ201の表示内容が変更される。構成要素でない場合(ステップS1109でNO)は削除処理を完了する。
【0029】
ステップS1111では、生成電子文書ウインドウ201から、選択された素材電子文書ファイル310を削除し(図7のT12参照)、処理を終える。
【0030】
本実施形態では、マウス113によるドラッグ&ドロップを用いたファイルの移動について説明したが、マウス113を右クリックして表示されるメニューバーから「貼り付け」や「削除」などのメニューを選び、同様の操作を行うことも可能である。また、キーボード112上でのキー操作でファイルの移動を行い、同様の操作を行うことも可能である。
【0031】
このように本実施形態によれば、素材電子文書又は統合電子文書に対して挿入や削除などの構成要素を変更する操作を行う際に、選択された電子文書に関して素材電子文書と統合電子文書との関連を判定して、素材電子文書と統合電子文書間の構成の連携をとることができる。すなわち、各ウインドウ画面を移動元として、又は各ウインドウ画面を移動先としてファイルの移動を行うと、各ウインドウ画面の移動元及び移動先に応じた処理が自動的に行われる。具体的には、素材電子文書を表示するウインドウの表示が変化したとき、その素材電子文書の情報に依存した統合電子文書ウインドウの表示情報も自動的に更新され、また、統合電子文書及びその内容を表示するウインドウの表示が変化したとき、その統合電子文書の情報に依存した素材電子文書ウインドウの表示情報も自動的に更新される。
【0032】
<生成電子文書のフォーマット>
図8は、図1に示した電子バインダビルダ12によって構成される生成電子文書のフォーマットブロック構成図であり、素材電子文書から必要な素材ページ単位の電子文書を選んで保持して構成された生成電子文書のフォーマットを示している。
【0033】
同図において、EBINDER部400は、本文書の先頭を示し、EBINDER・INFOR部401は、本文書のメタ情報(管理情報)を保持する部分である。MATERIAL部410は、素材電子文書の情報を保持する部分であり、EFILE部411は、1素材電子文書の情報を保持する部分、すなわち素材電子文書からページ単位の電子文書に変換しその情報を保持する部分である。
【0034】
EFILE部411内のEFILE・INFO部412は、素材電子文書の管理情報を保持し、DOC・SUMMARY部413は、素材電子文書の概要情報を保持する。この部分は素材の内容の概略が分かるように全文Textから要約エンジンで簡略化した文章を保存する。
【0035】
EPAGES部414は、素材電子文書からページ単位の情報に変更した文書(素材ページ単位電子文書)を保管する。例えば、Wordの素材電子文書では、ページは表示時やプリント時にのみ確定するが、その確定した素材ページ単位文書を1ページごとに保管する部分である。また、素材電子文書のページ展開情報(素材ページ単位電子文書の情報)を保持し、さらに素材ページ単位電子文書の展開文書、例えばA4サイズに展開した画像もここで保持する。
【0036】
PAGEINDEX部301は、素材電子文書のページ展開されたところを指し示す情報を保持する。これは、生成電子文書は、素材電子文書のIDとページ番号を管理しておき、その順番にページ画像を読み出すことで連続した電子文書を構成する。
【0037】
以上説明したような生成電子文書のフォーマットブロック構成は、素材電子文書、素材ページ単位電子文書、生成電子文書を同時に保管できる構成であるため、編集時に素材電子文書のオリジナル電子文書に戻り、再びページを入れ替えるといった作業が可能である。また、素材ページ単位電子文書は、画像化文書、PDF形式あるいはXML形式文書であってもよい構成であり、ページ化できるソフトウェア環境により切り替え可能である。
【0038】
<電子バインダビルダ12の処理>
以下、図9〜図14を参照して、電子バインダビルダ12によって行われる処理について具体的に説明する。
【0039】
図9は、本実施形態の電子バインダビルダの処理に関わる操作画面例を示す図である。
【0040】
501はドキュメントマネジメントソフトウェア画面の例である。502はコンピュータのOS上で管理されたファイル管理画面の例である。503は、電子バインダビルダ12のソフトウェア(E−Binder Builder)画面である。504は素材電子文書を管理する素材電子文書ウインドウである。505は生成電子文書を管理する生成電子文書ウインドウである。506は生成電子文書を表示するための表示ソフトウェア(Viewer)画面である。
【0041】
図10は、本実施形態の生成電子文書の作成処理を示すフローチャートである。
【0042】
まずステップS601で、素子電子文書を選択し、次のステップS602では、その素子電子文書をドラッグ&ドロップで画面503に移動し、さらにステップS603で、素材電子文書ウインドウ504上に素子電子文書の全ページのサムネール画像を表示する。
【0043】
続くステップSS604で、素材電子文書ウインドウ504上のサムネールを選択して、生成電子文書ウインドウ505にドラッグ&ドロップする。この動作は、最終生成電子文書として必要な素材ページ単位電子文書のサムネール画像を素材電子文書ウインドウ504上から選択して、そのサムネール画像を生成電子文書が構成されている生成電子文書ウインドウ505に移動し、そのページを用意することになる。
【0044】
ステップSS605で、生成電子文書ウインドウ505上に生成電子文書のサムネール画像を表示する。この動作は、ステップS604で移動したサムネール画像をドロップした指定位置に表示する動作である。
【0045】
この処理を完了することで、素材電子文書から必要なページで構成された生成電子文書を構成することができる。
【0046】
次に、必要な素材ページ単位電子文書のサムネール画像を素材電子文書ウインドウ504上から選択して、そのサムネール画像を生成電子文書が構成されている生成電子文書ウインドウ505に移動する具体例について、図11を用いて説明する。
【0047】
図11において、701は、素材電子文書ウインドウ504上の素材電子文書の内の選択した素材ページ単位電子文書である。702は、素材ページ単位電子文書701を生成電子文書ウインドウ505上の生成電子文書の先頭ページに移動した状態である。
【0048】
このように、電子バインダビルダ12は、異なる形式の素材電子文書から必要なページの素材ページ単位電子文書を選択し、再編集することができる。特に、生成電子文書を構成する時の特徴としては、ページを生成するための元の素材電子文書をリンクで辿ることができ、ページ単位の素材ページ単位電子文書で操作ができる。
【0049】
次に、素材電子文書ウインドウ504に保管された素材電子文書を、生成電子文書ウインドウ505に移動する具体例について、図12を用いて説明する。
【0050】
図12では、電子バインダビルダ12のソフトウェア画面503に素材電子文書を2つ入力し、素材電子文書ウインドウ504a、bにそれぞれ素材電子文書を保持している状態を示している。
【0051】
801は素材電子文書1のあるページのサムネール画像、802は素材電子文書2のあるページのサムネール画像を選択している状態である。これらのサムネール画像を生成電子文書ウインドウ505に移動すると、選択した順にサムネール画像が表示される。この場合、801、802の順に選択した結果として、生成電子文書ウインドウ505上に803、804のサムネール画像が表示される。
【0052】
また、図13は、素材電子文書ウインドウ504上の同一の素材電子文書のあるページのサムネール画像901を、生成電子文書ウインドウ505上に表示されている2つのサムネール画像の間にドラッグ&ドロップすると、2つのサムネール画像の間にサムネール画像902として挿入される具体例である。この動作により、総ページは1つ繰り上がる。
【0053】
図14(a),(b),(c)は、素材電子文書ウインドウ504上のサムネール画像の生成電子文書ウインドウ505への移動によって生成される生成電子文書のページの並びが、素材ページ単位電子文書の選択順になることを示す具体例である。
【0054】
図14(a)は、同図に示す選択順で素材電子文書ウインドウ504上のサムネール画像1002、1001を選択した状態である。そして、図14(a)に示す選択順でサムネール画像1002、1001を生成電子文書ウインドウ505に移動すると、生成電子文書ウインドウ505上では、その選択順でサムネール画像が並び付けられる。
【0055】
図14(b)は、一括して素材電子文書ウインドウ504上のサムネール画像1003、1004を選択した状態である。そして、これらのサムネール画像1003、1004を生成電子文書ウインドウ505に移動すると、素材電子文書のページ順にサムネール画像が並び付けられる。
【0056】
図14(c)は、同図に示す選択順で複数の素材電子文書にまたがって、つまり、素材電子文書ウインドウ504a上のサムネール画像1005と、素材電子文書ウインドウ504b上のサムネール画像1006を選択した状態である。そして、図14(c)に示すこれらのサムネール画像1005、1006を生成電子文書ウインドウ505に移動すると、生成電子文書ウインドウ505上では、その選択順でサムネール画像が並び付けられる。
【0057】
但し、複数の素材電子文書にまたがってサムネール画像を選択する場合の一括選択は、禁止する、もしくは素材電子文書ごとに優先順位を設けてその優先順位に従って生成電子文書ウインドウ505上に並び付けられる。
【0058】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0059】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0060】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0061】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0062】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図4及び図6に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第一の表示画面の表示内容が変化したとき、その表示内容に関連した第2の表示画面の表示内容も自動的に更新され、また、第二の表示画面の表示内容が変化したとき、その表示内容に関連した第一の表示画面も自動的に更新されるので、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報処理装置で実現される文書編集処理の概念図である。
【図2】生成電子文書を構成するフォルダとファイル構成例を示す図である。
【図3】実施形態に係る情報処理装置のハード構成を示すブロック図である。
【図4】実施形態に係る情報処理装置の生成電子文書ウインドウ又は素材電子文書ウインドウにページ単位の素材電子文書を追加する処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の処理の操作例を示す図である。
【図6】実施形態に係る情報処理装置の生成電子文書ウインドウ又は素材電子文書ウインドウからページ単位の素材電子文書を削除する処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の処理の操作例を示す図である。
【図8】図1に示した電子バインダビルダ12によって構成される生成電子文書のフォーマットブロック構成図である。
【図9】実施形態の電子バインダビルダの処理に関わる操作画面例を示す図である。
【図10】実施形態の生成電子文書の作成処理を示すフローチャートである。
【図11】実施形態の電子バインダビルダの操作例を示す図である。
【図12】実施形態の電子バインダビルダの操作例を示す図である。
【図13】実施形態の電子バインダビルダの操作例を示す図である。
【図14】実施形態の電子バインダビルダの操作例を示す図である。
【符号の説明】
11 素材電子文書
12 電子バインダビルダ
13 生成電子文書
101 CPU
102 ROM
106 VRAM
109 表示部
113 ポインティングデバイス
201 生成電子文書ウインドウ
202 素材電子文書ウインドウ
Claims (10)
- 素材電子文書を保持する第一の保持手段と、
前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、
前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、
前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段と、
前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更する変更制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記操作手段の前記変更操作は、素材電子文書の挿入操作又は削除操作であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記操作手段の前記変更操作は、ポインティングデバイスによるドラッグ&ドロップを用いて行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
- 前記操作手段の前記変更操作は、ポインティングデバイスによって表示されるメニューバーを用いて行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
- 素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段とを備えた情報処理装置の制御方法において、
操作手段を用いて、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行う工程と、
前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定工程と、
前記判定工程の判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更する変更制御工程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 前記操作手段の変更操作は、素材電子文書の挿入操作又は削除操作であることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置の制御方法。
- 前記操作手段の前記変更操作は、ポインティングデバイスによるドラッグ&ドロップを用いて行うことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の情報処理装置の制御方法。
- 前記操作手段の前記変更操作は、ポインティングデバイスによって表示されるメニューバーを用いて行うことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の情報処理装置の制御方法。
- 素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段とを備えた情報処理装置の制御方法を実行するために、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムを提供する媒体であって、
前記制御プログラムは、
前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定ステップと、
前記判定ステップの判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更するステップとを備えたことを特徴とする制御プログラムを提供する媒体。 - 素材電子文書を保持する第一の保持手段と、前記素材電子文書から構成される統合電子文書を保持する第二の保持手段と、前記第一の保持手段の保持内容を第一の表示画面に表示する第一の表示手段と、前記第二の保持手段の保持内容を第二の表示画面に表示する第二の表示手段と、前記第一又は第二の表示画面の表示内容に対する変更操作を行うための操作手段とを備えた情報処理装置の制御方法を実行するために、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
前記操作手段によって変更操作が行われた所定の表示内容に関して、前記第一の表示画面の表示内容と前記第二の表示画面の表示内容との関連を判定する判定ステップと、
前記判定ステップの判定結果に応じて、前記第一及び第二の保持手段の保持内容を変更するステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
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