JP2004136259A - 容器包装材などの減容破砕機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな容器包装材であっても確実に減容破砕することができ、家庭電源で運転が可能で、騒音や振動が発生しない減容破砕装置を提供する。
【解決手段】外部投入口から挿入された容器包装材をローラーチェーン又は圧縮ローラーの突起歯で炸裂して圧縮処理させ、中間位置の向かい合ってお互いに反回転する切断歯により荒切断され、更に下部に配設された破砕歯にって細かく破砕することにより減容破砕処理がなされる。尚、外殻の内部に装着した減容破砕機構部はカセット交換方式として防振ゴムを介して固定されている。
外殻の内部には光触媒塗装施されブラックライトによる励起で光触媒で殺菌と消臭がなされる。
【選択図】図1
【解決手段】外部投入口から挿入された容器包装材をローラーチェーン又は圧縮ローラーの突起歯で炸裂して圧縮処理させ、中間位置の向かい合ってお互いに反回転する切断歯により荒切断され、更に下部に配設された破砕歯にって細かく破砕することにより減容破砕処理がなされる。尚、外殻の内部に装着した減容破砕機構部はカセット交換方式として防振ゴムを介して固定されている。
外殻の内部には光触媒塗装施されブラックライトによる励起で光触媒で殺菌と消臭がなされる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再利用又は廃棄処理を目的として容器包装材(例えば、PETボトル、洗剤容器、医薬品容器、アルミ・鉄の缶飲料容器など)や、加工時に発生する成形不良品などのプラスチック材、その他、固形の産業廃棄物を押し潰し破砕して減容化処理をする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PETボトルは近年容器包装リサイクル法に伴い資源として回収され再生処理されているが、その収集過程での破砕が困難で、油圧プレスのシリンダーで上下復移動する加圧板により圧縮してPPバンド結束の「ベール化」処理をして再資源化の処理工場に運搬されているが、減容化率が小さく運搬コストは膨大でその問題点を解決し、店舗などで簡単に減容破砕する方法が要望されていた。
【0003】
この種の減容化の方法として、並設した互いに反回転する圧縮ローラー2組を2段に縦列に配置して、その間にPETボトルや空缶を自重により投入して圧縮ローラーの突起部により圧縮する方法が知られている(例えば、特許第3000457号公報参照)。然し乍らこの装置では、PETボトルなどの容器は銜入する事が困難であった。それを改善した方法として(例えば、特開2002−96195号、特開2002−96196号、特開2002−103093号、特開2002−120097号公報参照)。然し乍らこれらの改善した圧縮処理装置でも、唯単に圧縮ローラーの突起部の形状を変えただけで、減容化率は1/3で時間経過後に復元するため、減容破砕率を向上した装置で、駆動トルクの変動が少ない、省エネルギー型の減容破砕機が要望されていた。
【0004】
別の減容化の方法として、ヘリカルギアを2個用いてその間にPETボトルを銜入して圧縮する方法が知られている(例えば、特開平11−343039号、特開2000−141373号公報参照)。然し乍らこのPETボトルの減容化処理方法では、キャップで密閉されたPETボトルの減容化は甚だ困難で破裂音が発生しその騒音対策が必要であった。又、自重により落下してヘリカルギアに食い込むためPETボトルの口部を逆に投入すると銜入が全く不可能なため減容化処理が出来なかった、更に、ラベル切断だけの機能のため減容化率も悪く、その改善が望まれていた。
【0005】
又、自重によりPETボトルを落下する方法を改善して、キャタピラ−チェーンを循環駆動させて強制的に圧縮する方法が知られている(例えば、特開平10−263890号公報参照)。然し乍らこの圧縮だけでは減容化率が悪かった、類似する方法として、ソーチェインを用いた方法が知られている(例えば、特開2001−219089号公報参照)。然し乍らこのソーチェインでは被減容化する医薬品容器やPETボトルなどの耐衝撃性に優れた容器では、ソーチェインが銜入することが困難であり、この装置での減容化処理は不可能であった。
【0006】
更に、自重によりPETボトルを銜入する方法を改善して、傾斜した投入口から投入された破砕物を油圧シリンダーによる圧力で斜面に沿って回転する刃物側に強制的に押しつけ、回転刃物の剪断力により連続的に破砕させる方法が知られている(例えば、実開平2002−85995号公報参照)。然し乍らこの減容化破砕方法では、回転刃物の駆動馬力は大きく其れに反して切断能力は小さく、PETボトルなどの減容化破砕に対応する事が困難であり、更に間欠運転で減容破砕力が悪く、その処理能力の向上と駆動馬力の低減が要望されていた。
【0007】
更に又、縦方向で駆動するスクリューフィーダの軸と剪断処理部を駆動軸とを一軸上に配置して、廃棄物を回転力によるスクリューフィーダによる圧力で剪断刃物に強制的に押しつける破砕装置が知られている(例えば、特開昭63−35303号、特開平10−137615号公報参照)。然し乍らこの装置ではPETボトルなどの容器類はその嵩が大きく、固定刃物と回転刃物による剪断部分に押し込む事が困難であり、その改善方法が要望されていた。
【0008】
又更に、粗破砕と細破砕させる回転刃物を同一軸に軸着し破砕させる方法が知られている。(例えば、実公昭55−23638号、実公昭61−3461号公報参照)。その問題点を解消する方法として、同一軸面に大径刃物と小径刃物を設けて、1回転しない所定の範囲内で往復回動させ、大径刃物で荒破砕させて小径刃物で細破砕させる従来の破砕装置の欠点を改善させるた破砕装置がしられている。(例えば、特許第3240268号公報参照)。然し乍らこの破砕装置は、小さい容器は効率よく細破砕する事はできるが、PETボトルなどの容器は大径刃物に食い込む事ができず、破砕することが不可能であった。
【0009】
更に、破砕室に平型の固定刃物とその下部に半円筒形状の網部を装着する一方、回転自在として軸架した回転軸に刃物を径外方向に放射状に突出して配置し、該回転刃物と固定刃物の協動作用により剪断して破砕するものが知られている。(例えば、実公平2−44857号、実公平2−17637号公報参照)。 然し乍らこの放射状刃物部での切断なため回転速度を早くする必要があり、駆動装置を軽減し改善した方法として、(例えば、特許第3143415公報参照)。然し乍らこの回転軸に有底穴を設けて刃物を径外方向に放射状に突出して配置したものであり剪断による破砕に変わりなく騒音と振動の削減が要望されていた。
【0010】
そして、お互いに内側に向けて逆方向に同期回転させる回転刃の軸位置を変えて破砕するものが知られている。(例えば、特許第3173772号公報参照)然し乍らこの破砕機ではPETボトルなどの破砕は困難であった。それを改善した方法として、回転羽根からなる掻き込み装置により強制的に押し込み、互いに逆方向に同期回転させる回転刃物で切断し更に櫛形の固定刃とこれに嵌入する回転刃物を備えて破砕するものが知られている(例えば、特開平9−57142号公報参照)。然し乍らこの破砕機でもPETボトルなどの破砕は困難で簡単に減容破砕できる小型で振動と騒音の発生しない装置が要求されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来の容器包装材の減容破砕機の問題点に鑑みてなされたもので、その解決課題とする処は、従来では手軽に処理することが困難であった容器包装材(例えば、PETボトルのキャップで密閉されたもの、大型の薬品容器、金属製の飲料容器など)でも簡単に減容破砕ができて、飲料瓶や金属飲料缶を選別し、店頭に設置できる容器包装材の減容破砕機の提供を目的とする。
【0012】
又、100V電源の原動機で定格出力0,75Kw以下の出力で可動し、騒音規制法による第1種住居専用区域の朝・夕の最低許容騒音限度値以下の装置で、低周波振動や粉塵を発生させない、そして減容破砕機の総重量が1200kg以下で建築基準法の床積載荷重に対応できる減容破砕機が要求されていた。
【0013】
更に、減容破砕が不可能な異物が投入された場合機械の作動を停止して外部に警報音と、作業終了時にリサイクル報償金の提供と感謝の音声アナウンスを発声する装置を内装した、安全で衛生的な減容破砕機を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に於いて、上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の前後面に、巻回して設けた搬送チェーンで減容破砕させる容器包装材をチェーンの突起歯で刺し強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃物で短冊状に切断し、その下部に水平に固定した櫛形の固定刃とこれに嵌入する複数個の破砕刃物により破砕させたものである。
【0015】
又、上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の両側面に、連接して互いに反回転して連動駆動するよう設けた搬送ローラーで、被破砕物をローラーの突起歯で刺して強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃物で短冊状に切断し、その下部で互いに反転する複数個の破砕刃物により破砕させたものである。
【0016】
そして、金属容器包装材を切断刃物や破砕刃物で細かく減容化して落下させ、直下で水平方向に移動して回転する磁石コンベアにより、アルミ製飲料容器は手前で落下させ、鉄飲料容器は後方で落下して分別して排出させるものである。
【0017】
更に、短切断したPETボトル裁断物の落下物を下部のスクリューコンベアにより集荷しての同軸の先端に設けた吹上羽根翼により昇降移動させて上部の網部で大・小を選別して小破砕物は収納袋に、大破砕物は再度減容破砕機の投入口に返送して破砕効率の向上を図ったものである。
【0018】
そして、 圧縮工程、切断工程で圧縮や切断が不可能な被切断物が投入された場合、モーター軸着したトルクリミッター又は過負荷検出センサーにより減容破砕機の運転を停止して切断刃や破砕刃の損傷を保護し、装置外部に表示警報する。併せて、減容破砕作業終了時にコイン又は商品券の払出し、応答音声アナウンス装置を内装して集客効果と維持管理を容易にしたものである。
【0019】
又更に、投入口の載置蓋に飲料瓶の落下スリット孔と磁石を設置し、飲料水瓶は自重によりスリット孔より装置外に排出させ、鉄空缶の飲料容器は磁石により保持し、アルミ缶はセンサーの検出により装置外部への表示と警告音を発生させ、載置蓋の閉確認により駆動させるものである。
【0020】
又、減容破砕機の装置内部にオゾン発生機と殺菌灯設置して装置内部に光触媒塗装を施してブラックライトを設置し、減容破砕機内で発生する容器内残滓などの腐臭・雑菌をオゾン処理と光触媒の励起により消滅させる。更に減容破砕機の外殻より内部に配設した減容破砕機構部をカセット交換方式として防振ゴムを介して固定し騒音や振動を削減し、維持管理や交換を容易にしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、具体的な実施形態に基づき図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく自由に組み合わせて用いる事ができる。
【0022】
本発明の容器包装材などの減容破砕機の実施形態一例を図1及び図2に基づいて説明する。減容破砕機1の主要な装置は、本体の外殻12内の上部に設けられた導入口6と圧縮部7とその直下に設けた切断部8と連動して回転する破砕部9が駆動モーター17の減速出力軸18に軸着したトルクリミッター29のスプロケットに巻回されたドライブチェーン20により連動駆動されている。尚この主要装置は本体の外殻12からカセット交換方式とし防振ゴム27を介して固定し、切断音や振動を遮断しており、取り出しが自在なため保守点検や修理を容易としている。
【0023】
容器包装材を導入口6に投入させるため本体の外殻12の外部前面の上部に外部投入扉2を備えている。外殻12内の下部には容器包装材を減容破砕した減容破砕物を受ける収納袋11が配置され、本体の外殻12外部前面の下部に設けた下部取出扉4を開けることによってその収納袋11は外殻12内から取り出し自在である。更に、減容破砕機1の内部は光触媒塗装が施され上部には光触媒を励起するブラックライト53とオゾン発生機54とが設置され、収納袋11の上部には殺菌ランプ52を設置して悪臭の消臭や雑菌の繁殖を防いでいる。
【0024】
図3の実施例は、導入部6、圧縮部7、切断部8、破砕部9で構成され、上部に導入口6が開口し上端部から下端部に向けて狭くなる向かい合ったテーパー状の軸受側板13に軸着した構造で、上部の両側には容器包装材などの例えばPETボトル49を受け入れるための従鎖車15がテイクアップ調節螺子19によりローラーチェーン22に張力を与えて配設され、中間位置から前記PETボトル49を徐々に圧縮して再下部位置で最終圧縮させる主鎖車14が配設され、ローラーチェーン22に設けたローラーチェーン突起刃23の刃先がPETボトル49などの被減容圧縮物に食い込み炸裂して下方向に移動しながら圧縮させる。
【0025】
前記ローラーチェーン22のローラーはガイドレール24上を圧縮スプリング26により加圧された状態で支持されて、走行する時にガイドレール24上を転がってPETボトル49を走行時の連続的に加圧しながら移動する圧縮抵抗や走行抵抗を減少させる他、主鎖車14・従鎖車15などのスプロケットに噛み合う時の衝撃を緩和する他、ローラーチェーン22に設けたローラーチェーン突起刃23の刃先がPETボトル49などの容器包装材に食い込む時の衝撃を緩和すると共にローラーチェーン22の磨耗を防いで耐久性を向上させている。
【0026】
駆動モーター17の回転数を減速した減速出力軸18に軸着したトルクリミッター29によりドライブチェーン20を介して回転切断刃34、主鎖車14と回転破砕刃32が連動して回転している。切断部8は切断刃主軸35に回転切断刃34は軸着して回転し、同軸に配置された従鎖車15は切断刃主軸35に遊星歯車装置を内装した構成であり、主鎖車14の回転数は回転切断刃34の約1/4の速度に減速されて回転しPETボトル49などの容器包装材を切断させる。直下の破砕部9は、回転破砕刃32の軸心位置の左に水平で配置された櫛型の固定刃31との間にPETボトル49などの容器包装材の荒切断物は、前記回転破砕刃32に補足されて回転力によって破砕され落下する。
【0027】
前記の圧縮部7、切断部8、破砕部9に金属又は瓶類など減容破砕が不可能なものが混入して過負荷がかかった場合は、トルクリミッター29又は、過負荷検出センにより駆動モーター17機の運転をただちに停止させての減容破砕機の切断刃や破砕刃の破損を保護させ同時に警報音を出すことが可能である。尚、減容破砕サイクルは前記に限定される事なく例えばタイマー設定により逆転運転をした後に正回転して減容破砕物を破砕せる事が可能でその回数も任意に設定した自動復帰運転も可能である。外部投入扉2の閉鎖を確認後に減容破砕装置が可動して設定した時間を過ぎると駆動モーター17の電源を遮断し、本体外殻12の外部に表示することで維持管理操作を容易にしたものである。
【0028】
図4は別の構成例で、切断部8の回転切断刃小33の径は回転切断刃大34の約半分の径であり、ローラーチェーン22と同じ周速度で回転しており、向かい合う回転切断刃大34は約4倍の速さの周速度で回転しており、金属製の容器包装材でも軽く切断する機構である。切断物は下部の破砕部9で、互いに反回転する軸に内装軸着した複数個の回転破砕刃32を向かい合って配置し、切断された容器包装材の切断物は互いの刃物で噛み込んで破砕させる構造である。更にその下部には粒度調節スリット孔38を装着し、このスリット孔のサイズを変えることで破砕物の粒度を任意に変更させられる。
【0029】
図5は圧部7位置の平面図で、左右平行に配設された軸受側板13に軸挿入された従鎖車主軸30に図示では8組の従鎖車15が軸着して平行に配置されている。従鎖車主軸30にはローラーチェーン22が嵌合しており、その間に導入された被減容圧縮物のPETボトル49に突起歯23の刃先が食い込み連続して加圧しながら下方向に移動してPETボトル49断面の約1/5に圧縮して切断部8に送る。キャップにより密閉されたPETボトル49でもローラーチェーン突起刃23の刃先が食い込んで炸裂させるため従来は困難であったキャップで密閉されたPETボトルなどでも容易に圧縮することができる。
【0030】
図6は切断部8位置の平面図で、左右平行に配設された軸受側板13に軸挿入された切断刃主鎖主軸35に図示では7組の回転切断歯大34が軸着して平行に配置されている。前記回転切断歯大34の両側と間には、切断刃主鎖主軸35の回転に干渉されない従鎖車15が図示では8組が装着されローラーチェーン22が嵌合して上部の従鎖車15とに巻回されて連続回転することで、PETボトル49などの被減容圧縮物を平行に配置された回転切断歯大34の重なり部分で切断して下方向に被減容圧縮物を滞ることなく余裕をもって排出させる。
【0031】
図7は別の応用例で、上部に導入口6を開口したテーパー状の軸受側板13に軸着した構造で、最上部両側にPETボトル49を受け入れるための上部従鎖車15が、中間位置部には前記PETボトルを圧縮させる中間従鎖車16と主鎖車14とにローラーチェーン22が巻回されお互いに下方向に回転移動している。前記ローラーチェーン突起刃23の刃先が被減容圧縮物に食い込み炸裂して移動して圧縮する。その下部には被減容圧縮物を切断するための回転切断刃小33と回転切断刃大34が配設され、切断刃大は切断刃小の約4倍の速度で回転して被減容圧縮物を切断し、その下部の回転破砕刃32と軸心位置で水平に配置された櫛型の固定刃31との噛み合による切断作用で被減容圧縮物が破砕される。
【0032】
図8は飲料水の缶類を切断して破砕する装置で、上部導入口6を開口し上端部から下端部に狭くなる向かい合ったテーパー状の軸受側板13に、ゴムローラーに突起歯23を設けた第一圧縮ゴムローラー27と第二圧縮ゴムローラー28を2列配設して互いに逆方向に回転して突起歯23が被減容圧縮物49に食い込み連続的に加圧しながら下方向に引き込み、下部の回転切断刃大34により切断される。前記回転切断刃大34の間に設けたに搬送突起ゴムローラー36の組み合わせは同一径でもよく、その場合は搬送突起ゴムローラー36の回転速度の約4倍の速度で別々に回転させることで従来困難であった金属製の飲料缶類でも切断する事が可能である。
【0033】
その下部には、回転切断刃34の回転速度の約4倍の速度で互いに反回転する軸に内装軸着された複数個の回転破砕刃32が向かい合って配置され、金属製の飲料缶類の切断された落下物は、互いの回転破砕刃32の間に噛み込んで破砕させる構造で、その下部には粒度調節のスリット孔4が装着されている。
【0034】
図9は、互いに反回転する軸に内装軸着した複数個の回転切断刃大34と回転切断刃小33とが向かい合って切断主軸35の位置が段違いに配置され、夫々の重なり部分で切断される、その回転切断刃大34の回転速度は回転切断刃小33の約4倍の速度で回転しているがその比率は限定されず、減容破砕物の材質により適宜変更する。前記の回転切断刃の間には突起歯23が設置され、減容破砕物を強制的に噛みこんで切断して下方向に排出し、下方の回転破砕刃32の軸心位置で水平に配置された櫛型の固定刃31との剪断作用で更に破砕される。
【0035】
破砕された切断物は下部の水平方向に移動して回転するマグネットコンベア37上に落下してマグネットコンベア37により水平移動して端部で下方向に方向転換して、磁着しないアルミ製の破砕物は落下し、磁着する破砕物は、マグネット端部の位置まで磁着し上方向に転換する磁力を有しないローラー部で落することでアルミ缶とスチール缶とに選別される。
【0036】
図10は、ロータリー切断刃34により細切断され切断物を本体ケース12より外部に排出する装置で、排出スクリューコンベア40により上部より落下した切断物は軸先に軸着された吹上羽根翼41により発生する加圧風力流により搬送されて上昇移動され、上部に設置された粒度調節ネット38により選別され大破砕物は本体内排出口39により導入口3位置に返送され再度切断される。網部38を通過した細切断物だけが本体ケース12より外部に排出される。
【0037】
図11は、被減容破砕物を選別する装置で、外部投入蓋2に約120度の角度でヒンジ44を支点に開閉する載置蓋45には、スリット孔46とマグネット57が装着され、飲料瓶類など小径のものはスリット孔46より落下させ、鉄属缶49は前記マグネット57により保持され側面に設けた鉄缶センサー48により検出し、本体ケース12外に配設したランプの点灯及びブザーなどで警告する。
【0038】
又、前記載置蓋45は被減容破砕物を一個載せて閉ると減容破砕機1が駆動する構造で本体ケース12内の減容破砕装置の下部で減容破砕工程の終了を検出し、制御装置21により減容破砕装置の停止が確認されるまで外部の投入蓋2をロックする構造で、作業の終了信号によりリサイクル報償金として例えば硬貨10円を自動的に減容破砕機に設けたコイン受渡口51に落下する構造で、その設定や解除は設置者保管の鍵により行い、また連続運転も可能なシステムである。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したような構成により、容器包装材の減容破砕が従来困難であったPETボトルの飲料残水をキャップにより密閉したままでも容易に減容破砕し、更には飲料瓶類は選別して排出する。また、同一の機構で金属缶容器でも減容破砕が可能で装置の追加により金属とアルミを分別して排出でき、減容破砕が不可能な異物が投入された場合にはただちに機械の作動を停止して外部に警報を発する、取り扱い操作の簡単な容器包装材の減容破砕機が提供できた。
【0040】
又、減容破砕機の内部に防臭や細菌の繁殖を防止する機能を有し、更に減容破砕終了時に報償金の支払いと御礼の音声アナウンス装置を内装し、容器包装材の減容破砕に適した装置であり、100v原動機で定格出力0.75kw以下での使用が可能で騒音も45ホン以下で作業することが可能となり、そして減容破砕機の総重量も1,200kg以下のため公共建物の内部や2階以上に設置する場合でも建物構造部に特別な補強を必要とせず設置することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器包装材などの減容破砕機の側面断面構造図である。
【図2】容器包装材などの減容破砕機の正面断面構造図である。
【図3】回転切断刃を同径とし回転破砕刃を1個設けた構造図である。
【図4】回転切断刃を違径とし回転破砕刃を2個設けた構造図である。
【図5】圧縮部の平面構造詳細図である。
【図6】切断部の平面構造詳細図である。
【図7】中間従鎖車を用いた図3の応用例の構造図である。
【図8】缶類を減容破砕する応用例の構造図である。
【図9】缶類を減容破砕して選別する装置の構造図である。
【図10】減容破砕した破砕物を装置外に排出する構造図である。
【図11】外部投入口の選別機構の構造詳細図である。
【符号の説明】
1 減容破砕機
2 外部投入扉
7 圧縮部
8 切断部
9 破砕部
6 導入口
12 本体ケース
14 主鎖車
17 駆動モーター
18 減速出力軸
20 ドライブチェーン
22 ローラーチェーン
23 突起歯
27 防振ゴム
29 トルクリミッター
31 固定刃
32 回転破砕刃
34 回転切断刃
36 搬送突起ゴムローラー
37 マグネットコンベア
54 オゾン発生機
【発明の属する技術分野】
本発明は、再利用又は廃棄処理を目的として容器包装材(例えば、PETボトル、洗剤容器、医薬品容器、アルミ・鉄の缶飲料容器など)や、加工時に発生する成形不良品などのプラスチック材、その他、固形の産業廃棄物を押し潰し破砕して減容化処理をする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PETボトルは近年容器包装リサイクル法に伴い資源として回収され再生処理されているが、その収集過程での破砕が困難で、油圧プレスのシリンダーで上下復移動する加圧板により圧縮してPPバンド結束の「ベール化」処理をして再資源化の処理工場に運搬されているが、減容化率が小さく運搬コストは膨大でその問題点を解決し、店舗などで簡単に減容破砕する方法が要望されていた。
【0003】
この種の減容化の方法として、並設した互いに反回転する圧縮ローラー2組を2段に縦列に配置して、その間にPETボトルや空缶を自重により投入して圧縮ローラーの突起部により圧縮する方法が知られている(例えば、特許第3000457号公報参照)。然し乍らこの装置では、PETボトルなどの容器は銜入する事が困難であった。それを改善した方法として(例えば、特開2002−96195号、特開2002−96196号、特開2002−103093号、特開2002−120097号公報参照)。然し乍らこれらの改善した圧縮処理装置でも、唯単に圧縮ローラーの突起部の形状を変えただけで、減容化率は1/3で時間経過後に復元するため、減容破砕率を向上した装置で、駆動トルクの変動が少ない、省エネルギー型の減容破砕機が要望されていた。
【0004】
別の減容化の方法として、ヘリカルギアを2個用いてその間にPETボトルを銜入して圧縮する方法が知られている(例えば、特開平11−343039号、特開2000−141373号公報参照)。然し乍らこのPETボトルの減容化処理方法では、キャップで密閉されたPETボトルの減容化は甚だ困難で破裂音が発生しその騒音対策が必要であった。又、自重により落下してヘリカルギアに食い込むためPETボトルの口部を逆に投入すると銜入が全く不可能なため減容化処理が出来なかった、更に、ラベル切断だけの機能のため減容化率も悪く、その改善が望まれていた。
【0005】
又、自重によりPETボトルを落下する方法を改善して、キャタピラ−チェーンを循環駆動させて強制的に圧縮する方法が知られている(例えば、特開平10−263890号公報参照)。然し乍らこの圧縮だけでは減容化率が悪かった、類似する方法として、ソーチェインを用いた方法が知られている(例えば、特開2001−219089号公報参照)。然し乍らこのソーチェインでは被減容化する医薬品容器やPETボトルなどの耐衝撃性に優れた容器では、ソーチェインが銜入することが困難であり、この装置での減容化処理は不可能であった。
【0006】
更に、自重によりPETボトルを銜入する方法を改善して、傾斜した投入口から投入された破砕物を油圧シリンダーによる圧力で斜面に沿って回転する刃物側に強制的に押しつけ、回転刃物の剪断力により連続的に破砕させる方法が知られている(例えば、実開平2002−85995号公報参照)。然し乍らこの減容化破砕方法では、回転刃物の駆動馬力は大きく其れに反して切断能力は小さく、PETボトルなどの減容化破砕に対応する事が困難であり、更に間欠運転で減容破砕力が悪く、その処理能力の向上と駆動馬力の低減が要望されていた。
【0007】
更に又、縦方向で駆動するスクリューフィーダの軸と剪断処理部を駆動軸とを一軸上に配置して、廃棄物を回転力によるスクリューフィーダによる圧力で剪断刃物に強制的に押しつける破砕装置が知られている(例えば、特開昭63−35303号、特開平10−137615号公報参照)。然し乍らこの装置ではPETボトルなどの容器類はその嵩が大きく、固定刃物と回転刃物による剪断部分に押し込む事が困難であり、その改善方法が要望されていた。
【0008】
又更に、粗破砕と細破砕させる回転刃物を同一軸に軸着し破砕させる方法が知られている。(例えば、実公昭55−23638号、実公昭61−3461号公報参照)。その問題点を解消する方法として、同一軸面に大径刃物と小径刃物を設けて、1回転しない所定の範囲内で往復回動させ、大径刃物で荒破砕させて小径刃物で細破砕させる従来の破砕装置の欠点を改善させるた破砕装置がしられている。(例えば、特許第3240268号公報参照)。然し乍らこの破砕装置は、小さい容器は効率よく細破砕する事はできるが、PETボトルなどの容器は大径刃物に食い込む事ができず、破砕することが不可能であった。
【0009】
更に、破砕室に平型の固定刃物とその下部に半円筒形状の網部を装着する一方、回転自在として軸架した回転軸に刃物を径外方向に放射状に突出して配置し、該回転刃物と固定刃物の協動作用により剪断して破砕するものが知られている。(例えば、実公平2−44857号、実公平2−17637号公報参照)。 然し乍らこの放射状刃物部での切断なため回転速度を早くする必要があり、駆動装置を軽減し改善した方法として、(例えば、特許第3143415公報参照)。然し乍らこの回転軸に有底穴を設けて刃物を径外方向に放射状に突出して配置したものであり剪断による破砕に変わりなく騒音と振動の削減が要望されていた。
【0010】
そして、お互いに内側に向けて逆方向に同期回転させる回転刃の軸位置を変えて破砕するものが知られている。(例えば、特許第3173772号公報参照)然し乍らこの破砕機ではPETボトルなどの破砕は困難であった。それを改善した方法として、回転羽根からなる掻き込み装置により強制的に押し込み、互いに逆方向に同期回転させる回転刃物で切断し更に櫛形の固定刃とこれに嵌入する回転刃物を備えて破砕するものが知られている(例えば、特開平9−57142号公報参照)。然し乍らこの破砕機でもPETボトルなどの破砕は困難で簡単に減容破砕できる小型で振動と騒音の発生しない装置が要求されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来の容器包装材の減容破砕機の問題点に鑑みてなされたもので、その解決課題とする処は、従来では手軽に処理することが困難であった容器包装材(例えば、PETボトルのキャップで密閉されたもの、大型の薬品容器、金属製の飲料容器など)でも簡単に減容破砕ができて、飲料瓶や金属飲料缶を選別し、店頭に設置できる容器包装材の減容破砕機の提供を目的とする。
【0012】
又、100V電源の原動機で定格出力0,75Kw以下の出力で可動し、騒音規制法による第1種住居専用区域の朝・夕の最低許容騒音限度値以下の装置で、低周波振動や粉塵を発生させない、そして減容破砕機の総重量が1200kg以下で建築基準法の床積載荷重に対応できる減容破砕機が要求されていた。
【0013】
更に、減容破砕が不可能な異物が投入された場合機械の作動を停止して外部に警報音と、作業終了時にリサイクル報償金の提供と感謝の音声アナウンスを発声する装置を内装した、安全で衛生的な減容破砕機を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に於いて、上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の前後面に、巻回して設けた搬送チェーンで減容破砕させる容器包装材をチェーンの突起歯で刺し強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃物で短冊状に切断し、その下部に水平に固定した櫛形の固定刃とこれに嵌入する複数個の破砕刃物により破砕させたものである。
【0015】
又、上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の両側面に、連接して互いに反回転して連動駆動するよう設けた搬送ローラーで、被破砕物をローラーの突起歯で刺して強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃物で短冊状に切断し、その下部で互いに反転する複数個の破砕刃物により破砕させたものである。
【0016】
そして、金属容器包装材を切断刃物や破砕刃物で細かく減容化して落下させ、直下で水平方向に移動して回転する磁石コンベアにより、アルミ製飲料容器は手前で落下させ、鉄飲料容器は後方で落下して分別して排出させるものである。
【0017】
更に、短切断したPETボトル裁断物の落下物を下部のスクリューコンベアにより集荷しての同軸の先端に設けた吹上羽根翼により昇降移動させて上部の網部で大・小を選別して小破砕物は収納袋に、大破砕物は再度減容破砕機の投入口に返送して破砕効率の向上を図ったものである。
【0018】
そして、 圧縮工程、切断工程で圧縮や切断が不可能な被切断物が投入された場合、モーター軸着したトルクリミッター又は過負荷検出センサーにより減容破砕機の運転を停止して切断刃や破砕刃の損傷を保護し、装置外部に表示警報する。併せて、減容破砕作業終了時にコイン又は商品券の払出し、応答音声アナウンス装置を内装して集客効果と維持管理を容易にしたものである。
【0019】
又更に、投入口の載置蓋に飲料瓶の落下スリット孔と磁石を設置し、飲料水瓶は自重によりスリット孔より装置外に排出させ、鉄空缶の飲料容器は磁石により保持し、アルミ缶はセンサーの検出により装置外部への表示と警告音を発生させ、載置蓋の閉確認により駆動させるものである。
【0020】
又、減容破砕機の装置内部にオゾン発生機と殺菌灯設置して装置内部に光触媒塗装を施してブラックライトを設置し、減容破砕機内で発生する容器内残滓などの腐臭・雑菌をオゾン処理と光触媒の励起により消滅させる。更に減容破砕機の外殻より内部に配設した減容破砕機構部をカセット交換方式として防振ゴムを介して固定し騒音や振動を削減し、維持管理や交換を容易にしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、具体的な実施形態に基づき図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく自由に組み合わせて用いる事ができる。
【0022】
本発明の容器包装材などの減容破砕機の実施形態一例を図1及び図2に基づいて説明する。減容破砕機1の主要な装置は、本体の外殻12内の上部に設けられた導入口6と圧縮部7とその直下に設けた切断部8と連動して回転する破砕部9が駆動モーター17の減速出力軸18に軸着したトルクリミッター29のスプロケットに巻回されたドライブチェーン20により連動駆動されている。尚この主要装置は本体の外殻12からカセット交換方式とし防振ゴム27を介して固定し、切断音や振動を遮断しており、取り出しが自在なため保守点検や修理を容易としている。
【0023】
容器包装材を導入口6に投入させるため本体の外殻12の外部前面の上部に外部投入扉2を備えている。外殻12内の下部には容器包装材を減容破砕した減容破砕物を受ける収納袋11が配置され、本体の外殻12外部前面の下部に設けた下部取出扉4を開けることによってその収納袋11は外殻12内から取り出し自在である。更に、減容破砕機1の内部は光触媒塗装が施され上部には光触媒を励起するブラックライト53とオゾン発生機54とが設置され、収納袋11の上部には殺菌ランプ52を設置して悪臭の消臭や雑菌の繁殖を防いでいる。
【0024】
図3の実施例は、導入部6、圧縮部7、切断部8、破砕部9で構成され、上部に導入口6が開口し上端部から下端部に向けて狭くなる向かい合ったテーパー状の軸受側板13に軸着した構造で、上部の両側には容器包装材などの例えばPETボトル49を受け入れるための従鎖車15がテイクアップ調節螺子19によりローラーチェーン22に張力を与えて配設され、中間位置から前記PETボトル49を徐々に圧縮して再下部位置で最終圧縮させる主鎖車14が配設され、ローラーチェーン22に設けたローラーチェーン突起刃23の刃先がPETボトル49などの被減容圧縮物に食い込み炸裂して下方向に移動しながら圧縮させる。
【0025】
前記ローラーチェーン22のローラーはガイドレール24上を圧縮スプリング26により加圧された状態で支持されて、走行する時にガイドレール24上を転がってPETボトル49を走行時の連続的に加圧しながら移動する圧縮抵抗や走行抵抗を減少させる他、主鎖車14・従鎖車15などのスプロケットに噛み合う時の衝撃を緩和する他、ローラーチェーン22に設けたローラーチェーン突起刃23の刃先がPETボトル49などの容器包装材に食い込む時の衝撃を緩和すると共にローラーチェーン22の磨耗を防いで耐久性を向上させている。
【0026】
駆動モーター17の回転数を減速した減速出力軸18に軸着したトルクリミッター29によりドライブチェーン20を介して回転切断刃34、主鎖車14と回転破砕刃32が連動して回転している。切断部8は切断刃主軸35に回転切断刃34は軸着して回転し、同軸に配置された従鎖車15は切断刃主軸35に遊星歯車装置を内装した構成であり、主鎖車14の回転数は回転切断刃34の約1/4の速度に減速されて回転しPETボトル49などの容器包装材を切断させる。直下の破砕部9は、回転破砕刃32の軸心位置の左に水平で配置された櫛型の固定刃31との間にPETボトル49などの容器包装材の荒切断物は、前記回転破砕刃32に補足されて回転力によって破砕され落下する。
【0027】
前記の圧縮部7、切断部8、破砕部9に金属又は瓶類など減容破砕が不可能なものが混入して過負荷がかかった場合は、トルクリミッター29又は、過負荷検出センにより駆動モーター17機の運転をただちに停止させての減容破砕機の切断刃や破砕刃の破損を保護させ同時に警報音を出すことが可能である。尚、減容破砕サイクルは前記に限定される事なく例えばタイマー設定により逆転運転をした後に正回転して減容破砕物を破砕せる事が可能でその回数も任意に設定した自動復帰運転も可能である。外部投入扉2の閉鎖を確認後に減容破砕装置が可動して設定した時間を過ぎると駆動モーター17の電源を遮断し、本体外殻12の外部に表示することで維持管理操作を容易にしたものである。
【0028】
図4は別の構成例で、切断部8の回転切断刃小33の径は回転切断刃大34の約半分の径であり、ローラーチェーン22と同じ周速度で回転しており、向かい合う回転切断刃大34は約4倍の速さの周速度で回転しており、金属製の容器包装材でも軽く切断する機構である。切断物は下部の破砕部9で、互いに反回転する軸に内装軸着した複数個の回転破砕刃32を向かい合って配置し、切断された容器包装材の切断物は互いの刃物で噛み込んで破砕させる構造である。更にその下部には粒度調節スリット孔38を装着し、このスリット孔のサイズを変えることで破砕物の粒度を任意に変更させられる。
【0029】
図5は圧部7位置の平面図で、左右平行に配設された軸受側板13に軸挿入された従鎖車主軸30に図示では8組の従鎖車15が軸着して平行に配置されている。従鎖車主軸30にはローラーチェーン22が嵌合しており、その間に導入された被減容圧縮物のPETボトル49に突起歯23の刃先が食い込み連続して加圧しながら下方向に移動してPETボトル49断面の約1/5に圧縮して切断部8に送る。キャップにより密閉されたPETボトル49でもローラーチェーン突起刃23の刃先が食い込んで炸裂させるため従来は困難であったキャップで密閉されたPETボトルなどでも容易に圧縮することができる。
【0030】
図6は切断部8位置の平面図で、左右平行に配設された軸受側板13に軸挿入された切断刃主鎖主軸35に図示では7組の回転切断歯大34が軸着して平行に配置されている。前記回転切断歯大34の両側と間には、切断刃主鎖主軸35の回転に干渉されない従鎖車15が図示では8組が装着されローラーチェーン22が嵌合して上部の従鎖車15とに巻回されて連続回転することで、PETボトル49などの被減容圧縮物を平行に配置された回転切断歯大34の重なり部分で切断して下方向に被減容圧縮物を滞ることなく余裕をもって排出させる。
【0031】
図7は別の応用例で、上部に導入口6を開口したテーパー状の軸受側板13に軸着した構造で、最上部両側にPETボトル49を受け入れるための上部従鎖車15が、中間位置部には前記PETボトルを圧縮させる中間従鎖車16と主鎖車14とにローラーチェーン22が巻回されお互いに下方向に回転移動している。前記ローラーチェーン突起刃23の刃先が被減容圧縮物に食い込み炸裂して移動して圧縮する。その下部には被減容圧縮物を切断するための回転切断刃小33と回転切断刃大34が配設され、切断刃大は切断刃小の約4倍の速度で回転して被減容圧縮物を切断し、その下部の回転破砕刃32と軸心位置で水平に配置された櫛型の固定刃31との噛み合による切断作用で被減容圧縮物が破砕される。
【0032】
図8は飲料水の缶類を切断して破砕する装置で、上部導入口6を開口し上端部から下端部に狭くなる向かい合ったテーパー状の軸受側板13に、ゴムローラーに突起歯23を設けた第一圧縮ゴムローラー27と第二圧縮ゴムローラー28を2列配設して互いに逆方向に回転して突起歯23が被減容圧縮物49に食い込み連続的に加圧しながら下方向に引き込み、下部の回転切断刃大34により切断される。前記回転切断刃大34の間に設けたに搬送突起ゴムローラー36の組み合わせは同一径でもよく、その場合は搬送突起ゴムローラー36の回転速度の約4倍の速度で別々に回転させることで従来困難であった金属製の飲料缶類でも切断する事が可能である。
【0033】
その下部には、回転切断刃34の回転速度の約4倍の速度で互いに反回転する軸に内装軸着された複数個の回転破砕刃32が向かい合って配置され、金属製の飲料缶類の切断された落下物は、互いの回転破砕刃32の間に噛み込んで破砕させる構造で、その下部には粒度調節のスリット孔4が装着されている。
【0034】
図9は、互いに反回転する軸に内装軸着した複数個の回転切断刃大34と回転切断刃小33とが向かい合って切断主軸35の位置が段違いに配置され、夫々の重なり部分で切断される、その回転切断刃大34の回転速度は回転切断刃小33の約4倍の速度で回転しているがその比率は限定されず、減容破砕物の材質により適宜変更する。前記の回転切断刃の間には突起歯23が設置され、減容破砕物を強制的に噛みこんで切断して下方向に排出し、下方の回転破砕刃32の軸心位置で水平に配置された櫛型の固定刃31との剪断作用で更に破砕される。
【0035】
破砕された切断物は下部の水平方向に移動して回転するマグネットコンベア37上に落下してマグネットコンベア37により水平移動して端部で下方向に方向転換して、磁着しないアルミ製の破砕物は落下し、磁着する破砕物は、マグネット端部の位置まで磁着し上方向に転換する磁力を有しないローラー部で落することでアルミ缶とスチール缶とに選別される。
【0036】
図10は、ロータリー切断刃34により細切断され切断物を本体ケース12より外部に排出する装置で、排出スクリューコンベア40により上部より落下した切断物は軸先に軸着された吹上羽根翼41により発生する加圧風力流により搬送されて上昇移動され、上部に設置された粒度調節ネット38により選別され大破砕物は本体内排出口39により導入口3位置に返送され再度切断される。網部38を通過した細切断物だけが本体ケース12より外部に排出される。
【0037】
図11は、被減容破砕物を選別する装置で、外部投入蓋2に約120度の角度でヒンジ44を支点に開閉する載置蓋45には、スリット孔46とマグネット57が装着され、飲料瓶類など小径のものはスリット孔46より落下させ、鉄属缶49は前記マグネット57により保持され側面に設けた鉄缶センサー48により検出し、本体ケース12外に配設したランプの点灯及びブザーなどで警告する。
【0038】
又、前記載置蓋45は被減容破砕物を一個載せて閉ると減容破砕機1が駆動する構造で本体ケース12内の減容破砕装置の下部で減容破砕工程の終了を検出し、制御装置21により減容破砕装置の停止が確認されるまで外部の投入蓋2をロックする構造で、作業の終了信号によりリサイクル報償金として例えば硬貨10円を自動的に減容破砕機に設けたコイン受渡口51に落下する構造で、その設定や解除は設置者保管の鍵により行い、また連続運転も可能なシステムである。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したような構成により、容器包装材の減容破砕が従来困難であったPETボトルの飲料残水をキャップにより密閉したままでも容易に減容破砕し、更には飲料瓶類は選別して排出する。また、同一の機構で金属缶容器でも減容破砕が可能で装置の追加により金属とアルミを分別して排出でき、減容破砕が不可能な異物が投入された場合にはただちに機械の作動を停止して外部に警報を発する、取り扱い操作の簡単な容器包装材の減容破砕機が提供できた。
【0040】
又、減容破砕機の内部に防臭や細菌の繁殖を防止する機能を有し、更に減容破砕終了時に報償金の支払いと御礼の音声アナウンス装置を内装し、容器包装材の減容破砕に適した装置であり、100v原動機で定格出力0.75kw以下での使用が可能で騒音も45ホン以下で作業することが可能となり、そして減容破砕機の総重量も1,200kg以下のため公共建物の内部や2階以上に設置する場合でも建物構造部に特別な補強を必要とせず設置することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器包装材などの減容破砕機の側面断面構造図である。
【図2】容器包装材などの減容破砕機の正面断面構造図である。
【図3】回転切断刃を同径とし回転破砕刃を1個設けた構造図である。
【図4】回転切断刃を違径とし回転破砕刃を2個設けた構造図である。
【図5】圧縮部の平面構造詳細図である。
【図6】切断部の平面構造詳細図である。
【図7】中間従鎖車を用いた図3の応用例の構造図である。
【図8】缶類を減容破砕する応用例の構造図である。
【図9】缶類を減容破砕して選別する装置の構造図である。
【図10】減容破砕した破砕物を装置外に排出する構造図である。
【図11】外部投入口の選別機構の構造詳細図である。
【符号の説明】
1 減容破砕機
2 外部投入扉
7 圧縮部
8 切断部
9 破砕部
6 導入口
12 本体ケース
14 主鎖車
17 駆動モーター
18 減速出力軸
20 ドライブチェーン
22 ローラーチェーン
23 突起歯
27 防振ゴム
29 トルクリミッター
31 固定刃
32 回転破砕刃
34 回転切断刃
36 搬送突起ゴムローラー
37 マグネットコンベア
54 オゾン発生機
Claims (7)
- 上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の両側面に巻回して設けた搬送チェーンで、減容破砕物を搬送チェーンの突起歯で刺し強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃で短冊状に切断し、その下部に水平に固定した櫛形の固定刃とこれに嵌入する複数個の回転破砕刃により破砕させる容器包装材などの減容破砕機。
- 上端から下端に向かって狭くなるテーパー状の導入口の両側面に、連接して互いに反回転する搬送ゴムローラーで、減容破砕物をローラーの突起歯で刺して強制的に下方向に移動して圧縮させ、直下に並設した互いに反回転する軸に内装軸架した多数の回転切断刃で切断し、下部で互いに反回転する複数個の回転破砕刃により破砕させる容器包装材などの減容破砕機。
- 金属製の容器包装材を切断刃や破砕刃により減容して落下させ、直下で水平方向に移動して回転する磁石コンベアにより、アルミ製容器包装材は手前で落下させ、鉄製容器包装材は後方で落下させて分別して排出させる請求項1乃至2記載の容器包装材などの減容破砕機。
- 減容化して落下した容器包装材の減容破砕処理物を下部のスクリューコンベアにより集めて同軸の先端に設けた吹上羽根翼により上昇移動させて上部に設置した網部で裁断物の大・小を選別して小破砕処理物は該装置外部に設置した収納袋に、大破砕処理物は再度減容破砕機の投入口に返送して破砕効率の向上を図った請求項1乃至3記載の容器包装材などの減容破砕機。
- 圧縮工程、切断工程で圧縮や切断が不可能な被切断物が投入された場合、モーター軸着したトルクリミッター又は過負荷検出センサーにより減容破砕機の運転を停止して切断刃や破砕刃の損傷を保護し、装置外部に表示警報する。併せて、減容破砕作業終了時にコイン又は商品券の払出し、応答音声アナウンス装置を内装した、請求項1乃至4記載の容器包装材などの減容破砕機。
- 投入口の載置蓋に飲料瓶の落下スリット孔と磁石を設置し、飲料水瓶類は自重によりスリット孔で選別して装置外に排出させ、鉄空缶などの飲料容器は載置蓋に設置した磁石により選別し、アルミ缶はセンサーの検出によって装置外に排出させ、外部への表示と警告音を発生させ、載置蓋の閉確認により駆動させる請求項1乃至5記載の容器包装材などの減容破砕機。
- 減容破砕機の装置内部にオゾン発生機と殺菌灯設置して装置内部に光触媒塗装を施してブラックライトを設置し、減容破砕機内で発生する容器内残滓などの腐臭・雑菌をオゾン処理と光触媒の励起により消滅させる。更に減容破砕機の外殻より内部に配設した減容破砕機構部をカセット交換方式として防振ゴムを介して固定し、維持管理や交換を容易にした、請求項1乃至6記載の容器包装材などの減容破砕機。
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