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JP2004128587A - デジタルカメラ - Google Patents

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JP2004128587A
JP2004128587A JP2002286086A JP2002286086A JP2004128587A JP 2004128587 A JP2004128587 A JP 2004128587A JP 2002286086 A JP2002286086 A JP 2002286086A JP 2002286086 A JP2002286086 A JP 2002286086A JP 2004128587 A JP2004128587 A JP 2004128587A
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digital camera
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Kazumasa Takahashi
高橋 一誠
Kenji Nakamura
中村 健二
Katsuhito Shinkawa
新川 勝仁
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Minolta Co Ltd
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Abstract

【課題】デジタルカメラがデジタルテレビ等の表示装置に対して最適な画像表示を行うこと。
【解決手段】検知回路49aはデジタルカメラ1に表示装置2が接続されると、表示装置2の表示解像度を検出し、その表示解像度に応じてCCD撮像素子20の読み出し方式を変更する。そしてCCD撮像素子20から得られる画像を解像度変換部26において処理し、表示解像度に適合した表示用画像を生成する。また、画像再生時には、再生対象となる撮影画像のサイズに応じて表示装置2の表示解像度を変更し、表示装置2において高精細な再生表示を実現する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラにおいて画像の表示処理を行う際の画像表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に市販されているデジタルカメラには、外部表示装置を接続するための接続端子が設けられているものが多く存在する。この種のデジタルカメラは、電子ビューファインダ(EVF)や表示用の液晶表示部に表示される画像を、外部表示装置にも表示することができるように構成されており、接続端子から外部表示装置に対して映像信号(例えばNTSC信号等)が出力される。
【0003】
ところで、市場には、撮影画素数が300万画素以上であるデジタルカメラも多く流通しているが、このような高画素デジタルカメラに外部表示装置を接続した場合、撮影画素数を活かした高精細な画像表示を行うことはできない。
【0004】
そのため、近年の高精細な画像表示が可能なデジタル放送対応テレビ受像機(以下、デジタルテレビという。)の普及に伴い、デジタルテレビを接続するとともに、デジタルテレビに対してデジタルカメラの画素数を活かした画像表示を行うことの可能なデジタルカメラが出現しつつある(例えば、ビクター社デジタルスチルカメラGC−X3、又は特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−138889号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のデジタルテレビ対応デジタルカメラでは、以下のような課題があった。
【0007】
まず、撮影待機状態におけるライブビュー表示においては、デジタルカメラからデジタルテレビに対して従来の映像フォーマットに変換した上で映像出力されるため、依然としてデジタルテレビの表示解像度を活かした高精細な画像表示を行うことができないという問題があった。
【0008】
また、撮影によって得られた撮影画像を再生表示する場合、デジタルテレビが接続された際に、撮影画像データに対する縮小処理等を行って再生表示を行うため、再生表示の際の処理効率が悪く、再生指示を行っても直ちに再生表示されないという問題があった。
【0009】
すなわち、従来のデジタルテレビ対応デジタルカメラでは、デジタルテレビに対して、デジタルカメラの動作状態等に応じた最適な画像表示を行うことができないという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、デジタルカメラがデジタルテレビにおいて最適な画像表示を行うことを可能にする技術の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことにより、画像データを取得するデジタルカメラであって、表示装置に対してライブビュー表示を行う表示画像出力手段と、前記表示装置の表示解像度を検知し、前記表示解像度に応じて前記撮像素子の読み出し方式を変更する制御手段と、を備えて構成される。
【0012】
請求項2に記載の発明は、撮像素子によって被写体を撮影するデジタルカメラであって、前記撮像素子から得られる画像を表示する表示手段と、前記撮像素子から得られる画像のサムネイル画像を生成するサムネイル画像生成手段と、前記サムネイル画像とともに、前記撮像素子から得られる画像を記録する記録手段と、前記表示手段よりも高解像度の外部表示装置を接続可能な接続手段と、を備え、前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に適合させて表示用画像データを生成し、前記サムネイル画像を前記表示手段の表示解像度に適合させて生成するように構成される。
【0013】
請求項3に記載の発明は、撮影動作後に表示手段に対してアフタービュー表示を行うデジタルカメラであって、外部表示装置を接続するための接続手段と、前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に適合させてアフタービュー表示用の画像データを生成する表示画像生成手段と、を備えて構成される。
【0014】
請求項4に記載の発明は、撮影画像と、前記撮影画像のサムネイル画像とを含む画像ファイルに基づいて、画像の再生表示を行うデジタルカメラであって、外部表示装置を接続するための接続手段と、前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に基づいて、前記撮影画像及び前記サムネイル画像のうちから再生対象画像を選択し、表示用画像データを生成して出力する表示画像生成手段と、を備えて構成される。
【0015】
請求項5に記載の発明は、表示解像度を変更可能な外部表示装置に対して、表示用画像を出力可能なデジタルカメラであって、前記外部表示装置に対して出力する表示用画像データを生成する表示画像生成手段と、ユーザによる操作入力又は当該デジタルカメラの動作状態に応じて、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を、前記外部表示装置に対して出力する表示解像度変更手段と、を備え、前記表示画像生成手段は、前記表示解像度変更手段が前記外部表示装置に対して前記信号を出力した場合、前記信号によって規定される表示解像度に適合するように前記表示用画像データを生成して、前記外部表示装置に出力することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0017】
<1.第1の実施の形態>
<1−1.撮影システム>
図1は本実施形態にかかる撮影システム100の構成例を示す図である。図1に示すように撮影システム100は、デジタルカメラ1と、デジタルテレビ等によって構成される高精細な画像表示が可能な表示装置2とが、データ送信用のケーブル3によって接続された構成となっており、デジタルカメラ1において取得される画像が表示装置2に対して表示可能なように構成される。
【0018】
表示装置2は、その映像フォーマット(表示解像度)を変更可能なように構成されており、例えば、525i、525p、750p、1125i、1125pの5種類の映像フォーマットのうちから一の映像フォーマットを選択設定して画像表示動作を行うように構成される。例えば525i又は525pの映像フォーマットが選択されている場合には、表示装置2における表示解像度は横720×縦480となる。
【0019】
また、表示装置2がデジタルカメラ1に接続されている場合、表示装置2はデジタルカメラ1に対して映像フォーマットを伝達するように構成される。
【0020】
<1−2.デジタルカメラの構成>
次にデジタルカメラ1の構成について説明する。図2、図3及び図4は、デジタルカメラ1の外観構成を示す図であり、図2は正面図、図3は上面図、図4は背面図に相当する。これらの図は必ずしも三角図法に則っているものではなく、デジタルカメラ1の外観を例示することを主眼としている。
【0021】
デジタルカメラ1の正面側には撮影レンズ18が設けられる。この撮影レンズ18はズーム機能を有しており、ズームリング18aを手動操作で回動させることによって撮影倍率の変更を行うことができるように構成される。
【0022】
また、デジタルカメラ1のグリップ部1aの上部にはシャッタボタン(レリーズボタン)9が設けられており、該シャッタボタン9はユーザによる半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)とを区別して検出可能な2段階押し込みスイッチとなっており、自動合焦(AF)モードが設定されている場合にはS1状態のときに自動合焦制御を開始し、S2状態のときに記録用画像を撮影するための本撮影動作を開始する。
【0023】
また、グリップ部1aの上部には正逆の2方向(つまり左右双方向)に回動可能なダイヤル操作部10が設けられており、ユーザがデジタルカメラ1を構えた状態でもダイヤル操作部10の回動操作を行いやすくなっている。
【0024】
また、デジタルカメラ1の上面には、「撮影モード」と「再生モード」と「設定モード」を切替設定するためのモード切替えダイアル12が設けられている。撮影モードは被写体の撮影を行って画像データの生成を行うモードであり、撮影モードは静止画を記録するための静止画記録モード又は動画像を記録するための動画記録モードのいずれかを選択可能なようになっている。また、再生モードはメモリカード90に記録された画像データを、デジタルカメラ1の背面側に設けられた液晶表示部(以下、LCDという。)5等に再生表示するモードである。
【0025】
デジタルカメラ1の背面には、撮影動作前の撮影待機状態におけるライブビュー表示、撮影動作後のアフタービュー表示、及び、記録画像の再生表示等を行うための、電子ビューファインダ(以下、EVFという。)4と、LCD5とが設けられている。EVF4及びLCD5では、それぞれカラー画像の表示が行われる。なお、以下の説明においてはEVF4及びLCD5は横320×縦240の表示画素数を有する場合を例示する。
【0026】
また、デジタルカメラ1の背面にはメニューボタン6が設けられており、例えば、撮影モード時にメニューボタン6が押下されると、各種撮影条件を設定するための各種メニュー画面がLCD5に表示される。また、デジタルカメラ1の背面には、LCD5における表示カーソルを4方向に移動させるための十字カーソルボタン7a〜7d、及び十字カーソルボタンの中央部に設けられる決定ボタン7eで構成されるコントロールボタン7が設けられる。これらメニューボタン6及びコントロールボタン7を用いて各種撮影パラメータの設定操作が行われる。各種撮影パラメータの設定状態はデジタルカメラ1の上面側に配置されるデータパネル8に表示される。また、デジタルカメラ1の背面には、ライブビュー表示時に、EVF4においてライブビュー表示を行うか又はLCD5においてライブビュー表示を行うかを切り替えるための切替ボタン13が設けられている。
【0027】
また、デジタルカメラ1の背面下部には、表示装置2に対して表示用画像を出力するために、いわゆるD端子と呼ばれるような接続端子15が設けられており、図1に示すケーブル3は接続端子15に接続される。
【0028】
さらに、デジタルカメラ1の側面には、デジタルカメラ1の設定状態に関する操作を行うためのファンクション操作部11が設けられている。このファンクション操作部11は、中央部に設けられたファンクションボタン11aと、回動可能なように設けられたファンクションダイヤル11bとを備えて構成される。また、デジタルカメラ1の側面には、着脱自在な記録媒体であるメモリカード90の挿入装着部が設けられており、撮影動作によって得られる撮影画像データはこの挿入装着部にセットされるメモリカード90に記録される。
【0029】
次に、デジタルカメラ1の内部構成について説明する。図5は、デジタルカメラ1の内部機能を示すブロック図である。
【0030】
撮影レンズ18はレンズ駆動部41によって駆動され、CCD撮像素子20に結像される像の合焦状態を変化させるように構成される。自動合焦(AF:オートフォーカス)設定時には全体制御部30において画像から自動的に撮影レンズ18のレンズ駆動量が決定され、このレンズ駆動量に基づいて撮影レンズ18が駆動されるのに対し、手動合焦(MF:マニュアルフォーカス)設定時にはユーザによるコントロールボタン7の操作量に応じてレンズ駆動量が決定され、このレンズ駆動量に基づいて撮影レンズ18が駆動される。
【0031】
CCD撮像素子20は被写体像を撮影して電子的な画像信号を生成する撮像手段として機能するものであり、例えば横2560×縦1920個の画素を有し、撮影レンズ18によって結像された被写体の光像を、画素毎にR(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。
【0032】
タイミングジェネレータ42は、CCD撮像素子20の駆動を制御するための各種のタイミングパルスを生成するものである。タイミングジェネレータ42は、全体制御部30からの指令に基づいて、CCD読出モードを、フルフレームモード、2倍速モード、8倍速モード、及びAFモードのうちから一のモードを設定して、CCD撮像素子20を駆動する。
【0033】
図6はCCD読出モードを説明する図である。タイミングジェネレータ42がフルフレームモードでCCD撮像素子20を駆動制御する場合には、CCD撮像素子20からは横2560×縦1920の全画素信号が出力され、横2560×縦1920の画素数を有する画像G1が出力される。2倍速モードでCCD撮像素子20を駆動制御する場合には、CCD撮像素子20からは縦方向に1/2間引き(具体的には、4ラインから2ラインを出力)して画像出力が行われ、横2560×縦960の画素数を有する画像G2が出力される。8倍速モードでCCD撮像素子20を駆動制御する場合には、CCD撮像素子20からは縦方向に1/8間引きして画像出力が行われ、横2560×縦240の画素数を有する画像G3が出力される。さらに、AFモードでCCD撮像素子20を駆動制御する場合には、CCD撮像素子20の中央部分に規定されるAF用領域(図6の斜線領域)20aに対応する部分の画像出力が行われ、横2560×縦272の画素数を有するAF用画像G4が出力される。
【0034】
フルフレームモード時には、CCD撮像素子20からの読み出しフレームレートは3.75fpsとなる。そしてフルフレームモード以外のモード時には、1フレームあたりのデータ量が削減されるので、フレームレートを上げることができ、2倍速モード時には7.49fps、8倍速モード時には29.97fpsとなる。
【0035】
CCD撮像素子20から各読出モードに基づいて出力される画像信号は信号処理回路21に与えられ、信号処理回路21において画像信号(アナログ信号)に対して所定のアナログ信号処理が施される。信号処理回路21は相関二重サンプリング回路(CDS)とオートゲインコントロール回路(AGC)とを有しており、相関二重サンプリング回路により画像信号のノイズ低減処理を行い、オートゲインコントロール回路でゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0036】
A/D変換器22は、画像信号の各画素信号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。A/D変換器22は、全体制御部30から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
【0037】
WB(ホワイトバランス)回路23は、R,G,Bの各色成分のレベル変換を行うものである。WB回路23は、全体制御部30で記憶されるレベル変換テーブルを用いてR,G,Bの各色成分のレベルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分のパラメータ(特性の傾き)は全体制御部30により、オートまたはマニュアルで、撮影画像毎に設定される。γ補正回路24は、画素データの階調を補正するものである。
【0038】
色補正部25は、γ補正回路24から入力される画像データに対し、ユーザから設定された色補正に関するパラメータに基づいて色補正を行うとともに、RGB色空間で表現されたカラー情報をYCrCb色空間で表現されたカラー情報に変換する。この表色系変換により、全画素について輝度成分値Yが得られることになる。
【0039】
解像度変換部26は、CCD撮像素子20から得られる画像データに対して所定の解像度変換を行うものである。例えば、EVF4又はLCD5に対してライブビュー表示を行う場合、解像度変換部26はEVF4又はLCD5の表示画素数に適合した横320×縦240の画素数を有する画像データを生成する。また、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合には、表示装置2の表示解像度に適合した画素数を有する画像データを生成する。
【0040】
AF評価値演算部27は、AF時に、AFモードで得られる画像G4に基づいて、コントラスト方式の自動合焦制御を行うための評価値演算動作を行う。例えば、水平方向に隣接する2画素間での差分絶対値を求め、画像G4における差分絶対値の総和がAF用評価値として算出される。そしてAF評価値演算部27において算出されるAF用評価値は全体制御部30へと出力され、AF制御が行われる。
【0041】
測光演算部28は、解像度変換部26から出力されるライブビュー用の画像データを複数のブロックに分割し、各ブロックの代表輝度値に基づいてAE用評価値を算出する。そして測光演算部28において算出されるAE用評価値は全体制御部30へと出力され、全体制御部30における自動露光制御に用いられる。
【0042】
表示用画像メモリ43はEVF4、LCD5、又は表示装置2に表示されるべき表示用画像データを記憶するメモリであり、表示用画像メモリ43に画像が格納されることにより、EVF4、LCD5、又は表示装置2における画像表示が可能になる。
【0043】
表示切替部48はライブビュー表示時、アフタービュー表示時、又は再生表示時において、表示用画像メモリ43に格納される表示用画像の出力先を切り替えるものであり、表示装置2が接続端子15に接続されている場合には表示装置2に表示用画像を出力し、表示装置2が接続端子15に接続されていない場合にはデジタルカメラ1の背面に設けられたEVF4又はLCD5に表示用画像を出力する。
【0044】
通信回路49は接続端子15に表示装置2が接続されている場合に表示装置2とのデータ通信を行う回路であり、表示用画像は通信回路49のデータ送信機能によって表示装置2に送出される。また通信回路49には検知回路49aが設けられており、検知回路49aは表示装置2の接続状態を検知するとともに、表示装置2から受信する信号に基づいて表示装置2の映像フォーマット(表示解像度)を検知する。検知回路49aにて検知された表示装置2の映像フォーマット(表示解像度)は全体制御部30に伝達される。
【0045】
画像メモリ44は、S2状態に応答して行われる撮影動作によってCCD撮像素子20で取得され、各種画像処理が施された画像データを一時的に記憶するメモリである。画像メモリ44は、少なくとも1フレーム分の記憶容量を有している。そして撮影動作後に画像のアフタービュー表示が行われる場合には、画像メモリ44に格納された画像データからアフタービュー用の画像データが生成され、撮影画像を確認するための画像表示が行われる。また、ユーザによって記録指示が与えられた場合には、画像メモリ44に格納された画像データから、撮影画像とサムネイル画像とを含む画像ファイルが作成され、メモリカード90に転送されて、画像ファイルの記録保存が行われる。
【0046】
カードインタフェース(カードI/F)47は、デジタルカメラ1側面の挿入装着部に対して装着されるメモリカード90への画像データの書込み及び読出しを行うためのインタフェースである。メモリカード90に対する画像ファイルの読み書き時及びメモリカード90からの画像ファイルの読み出し時には、圧縮・伸張部46において例えばJPEG方式で画像データの圧縮処理又は伸張処理が行われる。メモリカード90は画像ファイルだけでなく、制御プログラムも記録することができ、例えば、カードI/F47を介して、メモリカード90等の記録媒体に記録される制御プログラムを、全体制御部30のRAM30a又はROM30b内に取り込むことができる。そして全体制御部30においてそのプログラムが実行されることにより、後述する各種機能が実現される。
【0047】
操作部45は、上述したメニューボタン6、コントロールボタン7、シャッタボタン9、ファンクション操作部11、モード切替えダイアル12、切替ボタン13等を含む操作部であり、ユーザがデジタルカメラ1の設定状態を変更操作する際、撮影操作を行う際、再生操作を行う際等に用いられる。
【0048】
全体制御部30は内部にRAM30a及びROM30bを備えたマイクロコンピュータによって構成され、マイクロコンピュータがROM30bに格納された所定のプログラムを実行することにより、上記各部を統括的に制御する制御手段として機能する。なお、ROM30bは電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性メモリで構成され、例えばメモリカード90に格納されるプログラムをROM30bにインストールすることも可能なように構成される。
【0049】
<1−3.撮影モード時の動作>
次に、上記構成のデジタルカメラ1における撮影モード時の動作について説明する。図7乃至図11は撮影モード時におけるデジタルカメラ1の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0050】
まず、撮影モードに移行すると、デジタルカメラ1ではライブビュー表示のための処理(ステップS10)が行われる。ライブビュー表示処理の詳細は図8及び図9に示すフローチャートである。ライブビュー表示処理に移行すると、全体制御部30は表示装置2の接続状態又は映像フォーマットの変更の有無を検知する(ステップS101)。ここでデジタルカメラ1に対する表示装置2の接続状態又は表示装置2の映像フォーマットに変更があった場合には、ステップS102に進み、それらの変更がなかった場合にはステップS108に進む。ただし、撮影モードへの移行時に最初にステップS101が実行される場合は常にステップS102に進む。
【0051】
ステップS102では、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断し、表示装置2が接続されている場合にはステップS103に進み、接続されていない場合にはステップS106に進む。
【0052】
デジタルカメラ1に表示装置が接続されている場合、全体制御部30は表示装置2の映像フォーマットを確認する(ステップS103)。そして表示装置2の映像フォーマットが1125i又は1125pである場合には、CCD読出モードがフルフレームモードに設定される(ステップS104)。また、表示装置2の映像フォーマットが750pである場合には、CCD読出モードが2倍速モードに設定され(ステップS105)、525i又は525pである場合は、8倍速モードに設定される(ステップS106)。また、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されていない場合も、ステップS106においてCCD読出モードが8倍速モードに設定される。
【0053】
そしてステップS107に進み、全体制御部30は解像度変換部26における処理内容を決定する。
【0054】
CCD読出モードとしてフルフレームモードが設定された場合には、1960ライン分の画像データがCCD撮像素子20から出力され、このうち1920ライン分が表示用に用いられる。このため、解像度変換処理において、横2560×縦1920の画像を、横1440×縦1080の画素数を有する画像に変換するための処理内容が決定される。
【0055】
また、CCD読出モードとして2倍速モードが設定された場合には、980ライン分の画像データがCCD撮像素子20から出力され、このうち960ライン分の画像データが表示用に用いられる。このため、解像度変換処理において、横2560×縦960の画像を、横960×縦720の画素数を有する画像に変換するための処理内容が決定される。
【0056】
また、表示装置2が接続され、CCD読出モードとして8倍速モードが設定された場合には、245ラインの画像データがCCD撮像素子20から出力され、このうち240ライン分が表示用に用いられる。このため、解像度変換処理において、横2560×縦240の画像を、横640×縦480の画素数を有する画像に変換するために、垂直方向には2倍に拡大するための解像度変換処理(補間処理)が決定され、水平方向には1/4倍に縮小するための解像度変換処理が決定される。
【0057】
さらに、表示装置2が接続されておらず、CCD読出モードとして8倍速モードが設定された場合にも、245ラインの画像データがCCD撮像素子20から出力され、このうち240ライン分が表示用に用いられる。このため、解像度変換処理において、横2560×縦240の画像を、横320×縦240の画素数を有する画像に変換するために、水平方向のみについて1/8倍に縮小するための解像度変換処理が決定される。
【0058】
このようにして決定された解像度変換処理の内容は、全体制御部30から解像度変換部26に指示される。
【0059】
そして図9のステップS108に進み、表示用画像メモリ43がクリアされる。
【0060】
そしてデジタルカメラ1では、ステップS104〜S106のいずれかにおいて設定されたCCD読出モードでライブビュー表示用の画像撮影が行われる(ステップS109)。ここで得られた画像データは解像度変換部26に与えられ、ステップS107で決定された解像度変換処理が実行される。
【0061】
つまり、映像フォーマットが1125p又は1125iの場合には、フルフレームモードで画像が取得され、横1440×縦1080の画素数を有する表示用画像が生成されることになり、このときのフレームレートは3.75fpsとなる。また、映像フォーマットが750pの場合には、2倍速モードで画像が取得され、横960×縦720の画素数を有する表示用画像が生成され、フレームレートは7.49fpsとなる。また、映像フォーマットが525p若しくは525iの場合には、8倍速モードで画像が取得され、横640×縦480の画素数を有する表示用画像が生成され、フレームレートは29.97fpsとなる。さらに、表示装置2が接続されていない場合には、8倍速モードで画像が取得され、横320×縦240の画素数を有する表示用画像が生成され、フレームレートは29.97fpsである。
【0062】
このようにして得られる表示用画像は、表示用画像メモリ43に格納される(ステップS111)。これにより、解像度変換によって生成される表示用画像は、EVF4、LCD5又は表示装置2における表示対象画像(ライブビュー画像)となる。
【0063】
そしてデジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かが判断され(ステップS112)、表示装置2が接続されていない場合には表示用画像メモリ43に格納されている表示用画像がEVF4又はLCD5に出力され、29.97fpsのフレームレートでデジタルカメラ1に設けられた表示デバイスにライブビュー表示が行われる(ステップS114)。
【0064】
また、表示装置2が接続されている場合、表示用画像メモリ43に格納されている表示用画像が表示装置2に出力され、デジタルカメラ1の外部に設けられた表示装置2でライブビュー表示が行われることになる(ステップS113)。このとき、表示装置2に表示される画像は、表示装置2の映像フォーマットに応じて生成され、表示装置2の表示解像度に適合した画像となっているので、表示装置2において高精細なライブビュー表示を行うことが可能である。なお、表示装置2の表示解像度が高くなるにつれて、表示フレームレートは低下することになる。
【0065】
図7のフローチャートに戻り、ライブビュー表示(ステップS10)が行われると、次に全体制御部30はモード変換操作が行われたか否かを判断する(ステップS11)。
【0066】
モード変換操作が行われた場合にはステップS17に進み、ステップS10で表示したライブビュー画像を消去すべく表示用画像メモリ43の内容がクリアされる。
【0067】
これに対し、モード変更操作が行われなかった場合には、撮影モードにおける以後の動作を継続すべくステップS12に進む。ステップS12では、ユーザがシャッタボタン9を半押し操作してS1状態としたか否かが判断され、S1状態に移行した場合にはステップS13の処理が行われる。
【0068】
ステップS13では、記録用の撮影動作を行うための準備動作、すなわち撮影準備動作が行われる。具体的には、自動合焦制御(AF)、自動露出制御(AE)、ホワイトバランス制御(WB)等が行われる。撮影準備動作が開始されると、CCD読出モードは、ライブビュー表示(ステップS10)において決定された読出モードと、AFモードとが交互に切り替えられ、デジタルカメラ1においてはライブビュー画像とAF用画像とが交互に生成されることになる。なお、AF用画像の取得時はCCD撮像素子20からの読み出しレート(フレームレート)を上げることができる。
【0069】
そしてAF用画像が得られると、そのAF用画像はAF評価値演算部27に与えられ、AF評価値演算部27がAF用評価値を求める。全体制御部30はAF用評価値に基づいてAF制御を行う。
【0070】
また、ライブビュー画像が得られると、そのライブビュー画像は測光演算部28に与えられ、測光演算が行われる。測光演算部28はライブビュー画像が入力されると、その画像を表示画像サイズにかかわらず縦15×横20の複数ブロックに分割する。例えばライブビュー画像が、横320×縦240の画像サイズを有する場合、各ブロックには16×16の画素が含まれる。そして測光演算部28は各ブロックに含まれる複数の画素の輝度値を加算することにより、各ブロックの代表輝度値を算出する。そして各ブロックから得られる代表輝度値と、各ブロックに対応付けられる重み付け計数との積を求め、各ブロックについて得られる積を累積加算することでAE用評価値を求める。
【0071】
ところで、ライブビュー画像のサイズが異なる場合、各ブロックに含まれる画素数が異なるため、同一の明るさ状態であっても、上記のようにして求められる代表輝度値は異なる値となり、全体制御部30では一定の評価基準でAE用評価値を評価することができなくなる。
【0072】
そこで、本実施形態の測光演算部28は、ライブビュー画像の画像サイズが異なっても一定の評価基準が適用可能なように、代表輝度値を正規化することにより、AE用評価値を正規化した状態で出力するように構成される。
【0073】
具体的には、ライブビュー画像が横320×縦240の画像サイズを有する場合は各ブロックから得られる代表輝度値を64倍し、ライブビュー画像が横640×縦480の画像サイズを有する場合、各ブロックから得られる代表輝度値を16倍することにより、AE用評価値を算出する。
【0074】
ライブビュー画像が横960×縦720の画像サイズを有する場合、横2560×縦960の画像サイズを有する原画像から横1280×縦960の画素を生成し、これについて測光演算が適用される。そして各ブロックから得られる代表輝度値を4倍することにより、AE用評価値を算出する。
【0075】
また、ライブビュー画像がフルフレームモードによって生成されている場合、横2560×縦1920の画像サイズを有する原画像に対して測光演算が適用され、各ブロックから得られる代表輝度値がそのまま利用されて、AE用評価値が算出される。
【0076】
以上のような演算を行うことにより、各ブロックから得られる代表輝度値が正規化され、全体制御部30ではライブビュー画像のサイズにかかわりなく、一定の評価基準でAE用評価値を評価することが可能になり、効率的なAE制御が可能になる。
【0077】
WB制御はライブビュー画像に基づいて行われる。WB制御は上記測光演算における代表輝度値の代わりに、R,G,Bの各色信号を適用することにより、上記と同様の演算を適用することができる。なお、これらAE制御やWB制御はS1状態でなくともライブビュー中に適宜実行される。
【0078】
なお、S1状態では、ライブビュー画像を生成する際に、CCD読出モードを8倍速モードに変更してもよい。すなわち、AFモードと8倍速モードとを交互に繰り返すことにより、撮影準備動作を行うのである。表示装置2の表示解像度にかかわらず、8倍速モードでライブビュー画像を生成することにより、S1状態に移行後はライブビュー表示のフレームレートを上げることが可能になり、被写体の動きを把握しやすくなるため、シャッタチャンスを逃すことなく撮影操作を行うことができる。この場合、解像度変換部26においては、表示装置2の表示解像度に応じて補間処理が実行される。
【0079】
S1状態における撮影準備動作は以上のように行われ、撮影準備動作が終了すると、ステップS10に戻ることになる。そしてS1状態が継続される限り、ステップS13の撮影準備動作が繰り返し実行される。
【0080】
次に、ユーザがシャッタボタン9の全押し操作を行い、S2状態に移行すると、ステップS14でYESと判断され、ステップS15に進む。
【0081】
S2状態に移行すると、記録用の画像撮影動作を行ってメモリカード90に撮影画像を記録するための記録処理が行われる(ステップS15)。
【0082】
記録処理の詳細は図10のフローチャートである。記録処理を開始すると、全体制御部30は、まず、現在のCCD読出モードと解像度変換処理の内容とを一時的に記憶する(ステップS120)。そしてCCD読出モードを、フルフレームモードに設定変更し(ステップS122)、ユーザによって設定された記録解像度(記録画素数)に適合するように解像度変換処理の内容を決定する(ステップS123)。
【0083】
そして露出制御を実行した後(ステップS124)、CCD撮像素子20から撮影画像データの読み出しを行う(ステップS125)。このとき解像度変換部26では、ステップS123で決定された解像度変換処理が行われ、その結果得られる撮影画像データは画像メモリ44に一時的に格納される。
【0084】
上記の撮影動作が終了すると、全体制御部30はCCD読出モード及び解像度変換処理を、ステップS120で記憶した状態に戻す(ステップS126)。
【0085】
そして全体制御部30は、画像メモリ44に格納された撮影画像に基づいてアフタービュー表示を行う(ステップS127)。アフタービュー表示の詳細は図11に示すフローチャートである。
【0086】
アフタビュー表示が開始されると、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断し(ステップS140)、表示装置2が接続されている場合は表示装置2に対してアフタービュー表示を行うべく、ステップS141に進む。また、表示装置2が接続されていない場合には、デジタルカメラ1に設けられたEVF4又はLCD5に対してアフタービュー表示を行うべく、ステップS147に進む。
【0087】
表示装置2が接続されている場合、全体制御部30はまず表示装置2の映像フォーマット(表示解像度)を確認する(ステップS141)。また、画像メモリ44に格納された撮影画像の画像サイズを確認し、全体制御部30は、撮影画像サイズが表示装置2の表示解像度よりも小さいか否かを判断する(ステップS142)。そして撮影画像サイズが表示装置2の表示解像度よりも小さい場合には、撮影画像を拡大処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することによりアフタービュー表示を行う(ステップS143)。
【0088】
ステップS142にてNOと判断された場合には、撮影画像サイズが表示装置2の表示解像度に等しいか否かを判断する(ステップS144)。そして撮影画像サイズが表示装置2の表示解像度に等しい場合には、撮影画像をそのまま表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することによりアフタービュー表示を行う(ステップS145)。
【0089】
さらにステップS144にてNOと判断された場合には、撮影画像サイズが表示装置2の表示解像度よりも大きいこととなるため、全体制御部30は、撮影画像を縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することによりアフタービュー表示を行う(ステップS146)。
【0090】
一方、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されていない場合には、画像メモリ44に格納された撮影画像から横320×縦240の画像サイズを有する縮小画像を生成し、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された縮小画像を表示用画像としてEVF4又はLCD5に出力することによりアフタービュー表示を行う(ステップS147)。
【0091】
このようにアフタービュー表示の際には、アフタービュー表示を行う表示デバイスに適合したアフタービュー画像が生成され、特にデジタルカメラ1の外部に設けられる表示装置2にアフタービュー表示を行う場合に高精細なアフタービュー表示を行うことができる。
【0092】
アフタービュー表示が終了すると、ステップS128(図10)に進み、画像メモリ44に格納された撮影画像データを記録するか否かの判断が行われる。この判断は、ユーザ操作に基づいて行われ、例えばアフタービュー表示を開始してから所定時間内にユーザが削除操作を行った場合にはNOと判断され、それ以外の場合はYESと判断される。
【0093】
撮影画像データを記録する場合、全体制御部30は、撮影画像のサムネイル画像を生成する(ステップS129)。このとき、サムネイル画像は、EVF4及びLCD5の表示解像度に適合させて生成される。つまり、サムネイル画像は横320×縦240の画素数で構成される画像となる。
【0094】
次に全体制御部30はメモリカード90に記録する際の画像ファイルを作成する(ステップS130)。図12は画像ファイル50のファイル構造を示す図である。図12に示すように、画像ファイル50はタグ情報を記録する領域51と、サムネイル画像を記録する領域52と、撮影画像を記録する領域53とを有している。タグ情報は撮影条件に関する情報やコマ番号等を含む情報である。図12に示すように、撮影画像を画像ファイル50として記録することにより、撮影画像に関するサムネイル画像とタグ情報とを同時に管理することが可能になる。
【0095】
そして画像ファイル50が生成されると、全体制御部30はメモリカード90にアクセスして画像ファイル50の記録処理を行う(ステップS131)。このとき、サムネイル画像データ及び撮影画像データは圧縮・伸張部46にて画像圧縮が施される。
【0096】
以上のようにして記録処理が終了する。そして図7に示すように、記録処理(ステップS15)が終了すると、次の撮影動作を可能にするべく、ステップS10に戻る。
【0097】
このように撮影モード時においてデジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合、ライブビュー表示及びアフタービュー表示のいずれにおいても、表示装置2の表示解像度に適合するように表示用画像が生成される。したがって、ユーザがEVF4又はLCD5に表示される表示画像では細部の確認を行うことが困難な場合等に、EVF4及びLCD5よりも高解像度表示が可能な表示装置2をデジタルカメラ1に接続すれば、表示装置2の表示解像度に適合した表示画像を視認することができ、画像の細部の状態を容易に確認することが可能になる。
【0098】
特に、デジタルカメラ1は、ライブビュー表示時に、ライブビュー表示を行う表示装置の表示解像度を検知し、その表示解像度に応じてCCD撮像素子20の読み出し方式を変更することができるように構成されている。このため表示解像度に適合するように、CCD撮像素子20から画像を取得することができ、表示装置の表示解像度を活かした高精細な画像表示が可能になる。
【0099】
また、一般に、一定のフレームレートを維持しつつ、表示解像度を高くする場合、デジタルカメラ1の処理能力を上げる必要があり、消費電力増加やコストアップの要因となる。しかし、本実施形態のデジタルカメラ1では、表示解像度が所定解像度よりも高い場合、表示装置における表示フレームレートを低下させ、全体制御部30はCCD撮像素子20の読み出しレートを低下させるように構成されているため、消費電力の増加及びコストアップを抑制することが可能である。
【0100】
また、デジタルカメラ1において撮影準備動作に移行すると、CCD撮像素子20の読み出しレートを上げることにより、撮影準備動作への移行後はライブビュー表示のフレームレートを上げることが可能になり、シャッタチャンスを逃すことなく撮影操作を行うことができる。
【0101】
また、AF時にはCCD撮像素子20の読み出しレートを上げるため、AF制御の高速化に寄与し、デジタルカメラ1の操作性が向上する。
【0102】
また、デジタルカメラ1は、CCD撮像素子20から得られる画像に基づいて自動露出制御用のAE用評価値を求めるように構成されており、CCD撮像素子20から得られる画像(又は、表示装置2における表示画素数)にかかわらず、AE用評価値が一定の評価基準で評価可能なように、AE用評価値を正規化するように構成されている。このため、ライブビュー表示を行うために、CCD撮像素子20から得られる画像の解像度が異なる場合であっても、常に一定の評価基準でAE制御を行うことができるので、効率的なAE制御が可能である。
【0103】
さらに、デジタルカメラ1は、撮影動作によって得られる撮影画像のサムネイル画像を、EVF4又はLCD5の表示解像度に適合させて生成するように構成されているため、EVF4又はLCD5においてサムネイル画像を表示する際に、画像の拡大処理や縮小処理は必要なく、効率的に画像表示を行うことが可能である。
【0104】
<1−4.再生モード時の動作>
次に、上記構成のデジタルカメラ1における再生モード時の動作について説明する。なお、再生モードにおいては上記デジタルカメラ1以外のデジタルカメラで撮影された画像再生を行うことも可能である。そのため、サムネイル画像のサイズは、横320×縦240よりも大きい場合もある。
【0105】
図13乃至図16は再生モード時におけるデジタルカメラ1の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0106】
再生モードに移行すると、全体制御部30はメモリカード90にアクセスし(ステップS20)、メモリカード90に格納された画像ファイルのうちから最もコマ番号の大きな画像ファイルを特定する(ステップS21)。つまり、直近に撮影された画像ファイルが特定される。そして特定された画像ファイルに含まれる撮影画像及びサムネイル画像を抽出し、それらを画像メモリ44に格納する(ステップS22)。なお、撮影画像及びサムネイル画像に圧縮処理が施されている場合、圧縮・伸張部46にて伸張処理を行った上で、画像メモリ44に格納する。
【0107】
全体制御部30はデジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断し(ステップS23)、表示装置2が接続されている場合はステップS24に、接続されていない場合はステップS27にそれぞれ進む。
【0108】
デジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合、全体制御部30は、表示装置の映像フォーマット(表示解像度)、画像メモリ44に格納された撮影画像サイズ及びサムネイル画像サイズを確認する(ステップS24)。そして表示装置2への画像出力処理が実行される(ステップS25)。
【0109】
ステップS25の詳細な処理内容を図15のフローチャートに示す。まず、全体制御部30は、表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS201)。表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズよりも大きい場合には、撮影画像を拡大処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された拡大撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS202)。
【0110】
また、ステップS201にてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズと等しいか否かを判断する(ステップS203)。そして表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズと等しい場合には、撮影画像をそのまま表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS204)。
【0111】
また、ステップS203にてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS205)。そして表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも大きい場合には、撮影画像を縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された縮小撮影画像を表示用画像として表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS206)。
【0112】
さらに、ステップS205にてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズと等しいか否かを判断する(ステップS207)。そして表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズと等しい場合には、サムネイル画像をそのまま表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納されたサムネイル画像を表示用画像として表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS208)。
【0113】
また、ステップS207にてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも小さいため、サムネイル画像を縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された縮小サムネイル画像を表示用画像として表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS209)。
【0114】
このように表示装置2への画像出力処理(ステップS25)では、表示装置2の表示解像度に適合するように表示用画像が生成され、再生表示が行われる。特に、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズに等しい場合、若しくは表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも小さい場合には撮影画像から表示用画像を生成するのではなく、サムネイル画像を用いて再生表示が行われるので、表示用画像を生成する際の処理効率を向上させることが可能である。これは、サムネイル画像サイズが異なるデジタルカメラの画像を再生する場合においても有効であるため、汎用性が高い。
【0115】
そして表示装置2への画像出力処理(ステップS25)が終了すると、ステップS26(図13)に進み、全体制御部30は表示装置2の映像フォーマットが変更されたか否かを判断する。そして映像フォーマットが変更された場合にはステップS24に戻り、表示装置2に対する再度の再生表示処理を行う。また、表示装置2の映像フォーマットが変更されていない場合には、ステップS30(図14)に進む。
【0116】
一方、ステップS23においてデジタルカメラ1に表示装置が接続されていない場合(NOと判断される場合)には、全体制御部30は、画像メモリ44に格納された撮影画像サイズ及びサムネイル画像サイズを確認する(ステップS27)。そしてEVF4又はLCD5への表示処理が実行される(ステップS28)。
【0117】
ステップS28の詳細な処理内容を図16のフローチャートに示す。まず、全体制御部30は、EVF4又はLCD5の表示画素数(本実施形態の場合、横320×縦240)がサムネイル画像サイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS210)。本実施形態におけるデジタルカメラ1で撮影した画像ファイルを再生処理する場合には、ステップS201にてYESと判断される場合はないが、他のデジタルカメラ1で撮影した画像ファイルを再生処理する場合はステップS201でYESと判断される場合がある。
【0118】
そしてEVF4又はLCD5の表示画素数がサムネイル画像サイズよりも大きい場合には、撮影画像を縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された縮小撮影画像を表示用画像としてEVF4又はLCD5に出力することにより再生表示を行う(ステップS211)。
【0119】
また、ステップS210にてNOと判断された場合には、EVF4又はLCD5の表示画素数がサムネイル画像サイズよりに等しいか否かを判断する(ステップS212)。本実施形態におけるデジタルカメラ1で撮影した画像ファイルを再生処理する場合には、ステップS212にてNOと判断される場合はないが、他のデジタルカメラ1で撮影した画像ファイルを再生処理する場合はステップS212でNOと判断される場合がある。
【0120】
そしてEVF4又はLCD5の表示画素数がサムネイル画像サイズに等しい場合には、サムネイル画像をそのまま表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48の機能によって、表示用画像メモリ43に格納されたサムネイル画像を表示用画像としてEVF4又はLCD5に出力することにより再生表示を行う(ステップS213)。
【0121】
また、ステップS212にてNOと判断された場合には、EVF4又はLCD5の表示画素数がサムネイル画像サイズよりも小さいため、サムネイル画像を縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する。そして表示切替部48の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された縮小サムネイル画像を表示用画像としてEVF4又はLCD5に出力することにより再生表示を行う(ステップS214)。
【0122】
このようにEVF4又はLCD5への表示処理(ステップS28)では、EVF4又はLCD5の表示解像度に適合するように表示用画像が生成され、再生表示が行われる。特に、デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルを再生する場合には、サムネイル画像を用いてそのまま再生表示することができるため、再生時の処理効率を向上させることが可能である。
【0123】
そしてEVF4又はLCD5への表示処理(ステップS28)が終了すると、ステップS30(図14)に進む。
【0124】
ステップS30では、全体制御部30はユーザによるコマ送り操作又はコマ戻し操作があったか否かを判断し、これらの操作があった場合にはステップS31に進む。そしてメモリカード90にアクセスし、指定されたコマ番号の画像ファイルを特定し(ステップS31)、当該画像ファイルから撮影画像及びサムネイル画像を抽出して画像メモリ44に格納する(ステップS32)。その後、ステップS23に戻り、再生表示処理を繰り返す。
【0125】
また、ステップS30においてNOと判断された場合には、全体制御部30はモード変更操作があったか否かを判断する(ステップS33)。そしてモード変更操作も行われなかった場合はステップS23に戻り、再生表示処理を繰り返す。これに対し、モード変更操作が行われた場合は、表示用画像メモリ43をクリアして画像の再生表示状態を消去し(ステップS34)、再生モードを終了する。
【0126】
上述の再生モードでは、再生表示において高精細な表示を可能にするために表示解像度よりも高解像度の画像を用いて表示用画像を生成するように構成される。その際、サムネイル画像を有効に利用して表示用画像が生成されるので、常に撮影画像から表示用画像を生成する場合に比べると、効率的な処理が可能なように構成されている。つまり、EVF4やLCD5に再生表示する場合だけでなく、表示装置2において525i又は525pの映像フォーマットが適用されている場合には、サムネイル画像を用いて表示用画像が生成されるので、撮影画像から表示用画像を生成するという、無駄な処理を回避できる。
【0127】
すなわち、デジタルカメラ1は、撮影画像と、その撮影画像のサムネイル画像とを含む画像ファイルに基づいて、画像の再生表示を行うように構成されており、デジタルカメラ1に対して表示装置2が接続された場合、表示装置2の表示解像度に基づいて、撮影画像及びサムネイル画像のうちから再生対象画像を選択し、表示用画像データを生成して出力するので、効率的な再生表示が可能である。
【0128】
また、撮影画像及びサムネイル画像の双方を画像メモリ44に一旦記憶させ、表示装置2の表示解像度に基づいて画像メモリ44から再生対象画像を選択して表示するので、例えば表示装置2の表示解像度が変更された場合であっても、再度画像ファイルにアクセスする必要がなくなり、表示解像度の調整をスムーズに行うことが可能である。
【0129】
さらに、表示装置2の表示解像度に基づいて再生対象画像に対する解像度変換処理を施すことにより、表示解像度に適合した表示用画像データを生成するが可能であり、表示装置2における再生表示を最適な状態で行うことができる。
【0130】
<2.第2の実施の形態>
次に、再生モードにおいて、上記とは異なる処理を行う場合を例示する。上記第1の実施の形態における再生モードでは、ファイルから撮影画像データを撮影時の画素数で画像メモリ44に予め格納しておき、その後、再生サイズに応じて解像度変換を施す場合を例示した。本実施形態は、これとは異なり、画像ファイルに含まれる撮影画像データを伸張し、画像メモリ44に格納する際に、再生サイズに応じた解像度変換を施す場合を例示する。なお、デジタルカメラ1等の構成は上述したものと同様である。
【0131】
図17乃至図20は本実施形態における再生モード時における処理を示すフローチャートである。
【0132】
再生モードに移行すると、全体制御部30はメモリカード90にアクセスし(ステップS40)、メモリカード90に格納された画像ファイルのうちから最もコマ番号の大きな画像ファイルを特定する(ステップS41)。つまり、直近に撮影された画像ファイルが特定される。そして特定された画像ファイルに含まれる撮影画像のサイズ及びサムネイル画像のサイズを確認する(ステップS42)。
【0133】
全体制御部30はデジタルカメラ1に対する表示装置2の接続状態を確認し、接続されている場合はその映像フォーマットの確認を行う(ステップS43)。そして表示用画像の生成処理(ステップS44)に進む。
【0134】
ステップS44の詳細な処理内容を図18及び図19のフローチャートに示す。まず、全体制御部30は、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断する(ステップS301)。表示装置2が接続されている場合には、ステップS302に進み、接続されていない場合にはステップS311(図19)に進む。
【0135】
デジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合には、表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS302)。表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズよりも大きい場合には、画像ファイルに含まれる撮影画像を抽出して伸張処理を施し、さらに拡大処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する(ステップS303)。
【0136】
また、ステップS302においてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズに等しいか否かを判断する(ステップS304)。表示装置2の表示解像度が撮影画像サイズに等しい場合には、画像ファイルに含まれる撮影画像を抽出して伸張処理を施し、それをそのまま表示用画像メモリ43に格納する(ステップS305)。
【0137】
また、ステップS304においてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS306)。表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりも大きい場合には、画像ファイルに含まれる撮影画像を抽出して伸張処理を施し、さらに縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する(ステップS307)。なお、サムネイル画像を拡大するのではなく、撮影画像を縮小することで、表示用画像を高精細に生成することができる。
【0138】
また、ステップS306においてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズに等しいか否かを判断する(ステップS308)。表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズに等しい場合には、画像ファイルに含まれるサムネイル画像を抽出して伸張処理を施し、それをそのまま表示用画像メモリ43に格納する(ステップS309)。
【0139】
さらに、ステップS308においてNOと判断された場合には、表示装置2の表示解像度がサムネイル画像サイズよりの小さいため、全体制御部30は画像ファイルに含まれるサムネイル画像を抽出して伸張処理を施し、さらに縮小処理して表示解像度に適合させ、それを表示用画像メモリ43に格納する(ステップS310)。
【0140】
一方、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されていない場合には、サムネイル画像サイズが、EVF4又はLCD5の表示画素数よりも小さいか否かを判断する(ステップS311)。そして小さい場合には、ステップS307に進み、画像ファイルに含まれる撮影画像を抽出して伸張処理を施し、さらに縮小処理してEVF4又はLCD5の表示解像度に適合させる処理が行われる。その結果得られる表示用画像が表示用画像メモリ43に格納される。
【0141】
また、ステップS311でNOと判断された場合には、サムネイル画像サイズが、EVF4又はLCD5の表示画素数に等しいか否かを判断する(ステップS312)。そして等しい場合には、ステップS309に進み、画像ファイルに含まれるサムネイル画像を抽出して伸張処理を施し、それがそのまま表示用画像メモリ43に格納される。
【0142】
さらに、ステップS311でNOと判断された場合には、ステップS310に進み、画像ファイルに含まれるサムネイル画像を抽出して伸張処理を施し、さらに縮小処理してEVF4又はLCD5の表示解像度に適合させる処理が行われる。その結果得られる表示用画像が表示用画像メモリ43に格納される。
【0143】
図17に戻り、表示用画像が生成され、表示用画像メモリ43に格納されると、次にステップS45に進み、接続状態に応じた画像出力処理が行われる。図20はステップS45の詳細を示すフローチャートである。デジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断し(ステップS320)、接続されている場合には、表示切替部48及び通信回路49の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された表示用画像を表示装置2に出力することにより再生表示を行う(ステップS321)。一方、接続されていない場合には、表示切替部48の機能によって、表示用画像メモリ43に格納された表示用画像をEVF4又はLCD5に出力することにより再生表示を行う(ステップS322)。
【0144】
このようにして再生表示が行われることにより、表示解像度に適合した表示用画像を再生表示することが可能である。
【0145】
そしてステップS46に進み、ユーザによるモード変更操作が行われたか否かを判断する。そしてモード変更操作が行われなかった場合はステップS48に進む。これに対し、モード変更操作が行われた場合は、表示用画像メモリ43をクリアして画像の再生表示状態を消去し(ステップS47)、再生モードを終了する。
【0146】
ステップS48では、全体制御部30はユーザによるコマ送り操作又はコマ戻し操作があったか否かを判断し、これらの操作があった場合にはステップS42に戻る。そしてメモリカード90にアクセスし、指定されたコマ番号の画像ファイルに含まれる撮影画像のサイズ及びサムネイル画像のサイズを確認し、以後同様の処理を繰り返す。
【0147】
また、ユーザによる操作入力がなかった場合には、接続状態又は映像フォーマットの変更があったか否かを判断する(ステップS49)。これらの変更があった場合には、ステップS43に戻って同様の処理を繰り返す。一方、これらの変更がなかった場合には、表示用画像メモリ43に格納された表示用画像をそのまま保持した状態でステップS45に戻り、再生表示を継続的に実行する。
【0148】
本実施形態における再生モードでは、再生表示時の表示解像度を検知し、撮影画像及びサムネイル画像のサイズに基づいて、表示解像度に適合した表示用画像データを生成するように構成される。このため、再生時には撮影画像及びサムネイル画像を一時的に格納するための画像メモリ44の利用効率が高くなる。
【0149】
<3.第3の実施の形態>
本実施形態においては、表示装置2がデジタルカメラ1に接続されている状態において、デジタルカメラ1側から表示装置2に対して映像フォーマットの変更を指示する場合を説明する。なお、デジタルカメラ1のその他の構成は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0150】
<3−1.動作の概略>
図21は、デジタルカメラ1から表示装置2の映像フォーマットを変更する場合の撮影システム100における連繋動作を示すフローチャートである。デジタルカメラ1の全体制御部30は、表示装置2が接続されているか否かを判断する(ステップS410)。次いで、ユーザによるデジタルカメラ1のモード切替えダイアル12の操作によるモード変更、または、再生モード下におけるコマ送り操作、設定モード下における各種設定変更操作等により、デジタルカメラ1の内部状態に変化があったか否かを判断する(ステップS411)。表示装置2が接続されていない場合や、デジタルカメラ1の内部状態に変化がない場合には、映像フォーマットを変更する必要はないので終了する。
【0151】
一方、デジタルカメラ1に状態変化があった場合には、デジタルカメラ1から表示装置2に対して現在の映像フォーマットの問い合わせが行われる(ステップS412)。具体的には映像フォーマットを問い合わせるための信号がデジタルカメラ1から表示装置2に対して送出される。
【0152】
表示装置2はこの問い合わせ信号を受信すると(ステップS420)、現在の映像フォーマットを示す映像フォーマット信号をデジタルカメラ1に送出する(ステップS421)。デジタルカメラ1は映像フォーマット信号を受信することにより、現在の表示装置2における表示解像度を識別することができる(ステップS413)。
【0153】
そして全体制御部30は映像フォーマットを切り替える必要があるか否かを判断する(ステップS414)。例えば、ユーザがデジタルカメラ1の操作部の操作により映像フォーマットを変更するための操作を行った場合や、コマ送り操作により再生すべき撮影画像データのサイズが、640×480から2560×1920に変化した場合等に切り替えの必要性があると判断される。ここで映像フォーマットを切り替える必要性がない場合には処理が終了する。一方、切り替えの必要性がある場合には、デジタルカメラ1において解像度切替信号が生成され、表示装置2に対して送信される(ステップS415)。
【0154】
表示装置2は解像度切替信号を受信すると(ステップS422)、解像度切替信号によって示される表示解像度に切り替えるための処理(解像度切替処理)を行い(ステップS423)、解像度切替処理が完了すると解像度切替完了信号をデジタルカメラ1に対して送出する(ステップS424)。
【0155】
デジタルカメラ1は解像度切替完了信号を受信することにより、表示装置2における映像フォーマットが変更されたことを識別することができ(ステップS416)、その後、表示解像度に応じてデジタルカメラ1の設定状態を変更し、表示装置2へ送出する表示用画像データのフォーマットを変更する(ステップS417)。
【0156】
ステップS417では、撮影モードの場合、第1の実施の形態で既に述べた通り、表示装置2の表示解像度に応じたライブビュー表示用のCCD読出モード及び解像度変換処理の設定を行う。
【0157】
これに対し、再生モード及び設定モードの場合には、CCD読出モードの設定変更を行う必要はないが、表示装置2の表示解像度に応じて解像度変換処理の設定が行われる。
【0158】
このような連繋動作により、デジタルカメラ1側から表示装置2の映像フォーマット(表示解像度)の変更を行うことが可能になる。
【0159】
<3−2.撮影モード時の動作>
デジタルカメラ1の状態変化に応じて、カメラ側から表示装置2に対して、映像フォーマットの変更を自動的に指示する具体例を説明する。図22乃至図24は撮影モード時におけるデジタルカメラ1の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0160】
まず、撮影モードに移行すると、デジタルカメラ1ではライブビュー表示のための処理(ステップS60)が行われる。ライブビュー表示処理の詳細は図23に示すフローチャートである。ライブビュー表示処理に移行すると、全体制御部30はファンクション操作部11のユーザ操作によって、ピント確認モードを開始するか否かを判断する(ステップS501)。
【0161】
ピント確認モードとは、例えばAF制御において合焦状態に近づいた時やMF設定時等に、ユーザが画像の合焦状態を正確に確認するためのモードであり、ピント確認モードの設定が有効に設定されている場合に動作するモードである。
【0162】
そしてピント確認モードを開始する場合には、全体制御部30は表示装置2の映像フォーマットを1125i(又は1125p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を高解像度に変更する(ステップS502)。
【0163】
また、ステップS501にてNOと判断された場合には、ピント確認モードを終了させるか否かを判断する(ステップS503)。そしてピント確認モードを終了させる場合には、全体制御部30は表示装置2の映像フォーマットを525i(又は525p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を低解像度に変更する(ステップS504)。
【0164】
ステップS503にてNOと判断された場合には、全体制御部30はメニューボタン6が押下操作されたか否かを判断する(ステップS505)。そしてメニューボタン6が押下操作された場合には、映像フォーマットを変更するためのメニュー画面をEVF4又はLCD5に表示させる(ステップS506)。このときEVF4又はLCD5に表示されるメニュー画面は、例えば図25に示すような画面となる。なお、メニュー画面に一覧表示される映像フォーマットは、表示装置2において適用可能な映像フォーマットである。そしてユーザはコントロールボタン7を操作することにより、複数の映像フォーマットのうちから一の映像フォーマットを選択し(ステップS507)、全体制御部30はユーザによって選択された映像フォーマットに変更すべく、解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信する(ステップS508)。これにより、ユーザが所望する表示解像度が、表示装置2において有効な状態に設定される。
【0165】
また、ステップS505にてNOと判断された場合には、全体制御部30は被写体が低輝度であるか否かを判断する(ステップS509)。例えば、それ以前にCCD撮像素子20から得られた画像の平均輝度が所定値よりも小さいか否かを判断すること等により、被写体が低輝度であるか否かが判断される。
【0166】
そして被写体が低輝度であると判断された場合には、CCD撮像素子20からライブビュー表示のために取得される画像に対して画素加算処理を実行する(ステップS510)。すなわち、隣接する複数の画素から得られる信号を加算することにより、低輝度状態を解消して、高輝度な画像を生成するのである。このため、画素加算処理を行って得られる画像の解像度はCCD撮像素子20から得られる画像に比して低下する。
【0167】
そこで画素加算処理を行った後、全体制御部30は表示装置2の映像フォーマットを525i(又は525p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を低解像度に変更する(ステップS511)。
【0168】
また、ステップS509にてNOと判断された場合には、映像フォーマットを変更するための状態変化が解消されたことになるので、それ以前にステップS507にて選択された映像フォーマットに戻すために、解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信する(ステップS512)。これにより、表示装置2の表示解像度を元の状態に戻すことができる。
【0169】
ステップS502,S504,S508,S511,S512の処理が行われると、次に、ライブビュー表示のための画像取得と映像フォーマットに応じた表示データ生成処理とが行われ、表示用画像データが表示装置2に送信され(ステップS513)、表示装置2において、設定された表示解像度でのライブビュー表示が行われる。
【0170】
図22のフローチャートに戻り、ライブビュー表示(ステップS60)が行われると、次に全体制御部30はモード変換操作が行われたか否かを判断する(ステップS61)。
【0171】
モード変換操作が行われた場合にはステップS67に進み、ステップS60で表示したライブビュー画像を消去すべく表示用画像メモリ43の内容がクリアされる。
【0172】
これに対し、モード変更操作が行われなかった場合には、撮影モードにおける以後の動作を継続すべくステップS62に進む。ステップS62では、ユーザがシャッタボタン9を半押し操作してS1状態としたか否かが判断され、S1状態に移行した場合にはステップS63,S64の処理が行われる。
【0173】
既述のように、S1状態に移行すると、自動合焦制御(AF)、自動露出制御(AE)、ホワイトバランス制御(WB)等の撮影準備動作(ステップS64)が行われるが、CCD読出モードは8倍速モードと、AFモードとが交互に繰り返される。このため撮影準備動作に先だって、表示装置2の映像フォーマットを525i(又は525p)に変更すべく、解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信する(ステップS63)。これにより、表示装置2の表示解像度を低解像度に変更し、その上で映像フォーマットに対応する表示用画像データを送信する。
【0174】
そして撮影準備動作(ステップS64)に進み、自動合焦制御(AF)、自動露出制御(AE)、ホワイトバランス制御(WB)等を実行する。なお、これらの具体的動作は上述したものと同様である。
【0175】
次に、ユーザがシャッタボタン9の全押し操作を行い、S2状態に移行すると、ステップS65でYESと判断され、ステップS66に進む。
【0176】
S2状態に移行すると、記録用の画像撮影動作を行ってメモリカード90に撮影画像を記録するための記録処理が行われる(ステップS66)。
【0177】
記録処理の詳細は図24のフローチャートである。記録処理を開始すると、全体制御部30は、まず、現在のCCD読出モードと解像度変換処理の内容とを一時的に記憶する(ステップS520)。そしてCCD読出モードを、フルフレームモードに設定変更し(ステップS521)、ユーザによって設定された記録解像度(記録画素数)に適合するように解像度変換処理の内容を決定する(ステップS522)。
【0178】
そして露出制御を実行した後(ステップS523)、CCD撮像素子20から撮影画像データの読み出しを行う(ステップS524)。このとき解像度変換部26では、ステップS522で決定された解像度変換処理が行われ、その結果得られる撮影画像データは画像メモリ44に一時的に格納される。
【0179】
上記の撮影動作が終了すると、全体制御部30はCCD読出モード及び解像度変換処理を、ステップS520で記憶した状態に戻す(ステップS525)。
【0180】
そして全体制御部30は、アフタービュー表示に先だって、表示装置2において高精細に撮影画像を表示可能とするべく、表示装置2の映像フォーマットを1125i(又は1125p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を高解像度に変更し、その上で映像フォーマットに対応する表示用画像データを送信する(ステップS526)。
【0181】
その後、表示装置2において撮影画像に基づくアフタービュー表示が高解像度で行われる(ステップS527)。このため、ユーザは撮影画像の細部の状態も容易に確認することが可能である。
【0182】
そしてアフタービュー表示が終了すると、表示装置2における表示解像度を元の状態に戻すべく、解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信する(ステップS528)。
【0183】
ステップS529に進み、画像メモリ44に格納された撮影画像データを記録するか否かの判断が行われ、撮影画像データを記録する場合、全体制御部30は、撮影画像のサムネイル画像を生成する(ステップS530)。このとき、サムネイル画像は、EVF4及びLCD5の表示解像度に適合させて生成される。つまり、サムネイル画像は横320×縦240の画素数で構成される画像となる。
【0184】
そしてメモリカード90に記録する際の画像ファイルが作成され(ステップS531)、メモリカード90への記録処理が行われる(ステップS532)。
【0185】
以上のようにして記録処理が終了する。そして図22に示すように、記録処理(ステップS66)が終了すると、次の撮影動作を可能にすべく、ステップS60に戻る。
【0186】
このようにデジタルカメラ1は、ユーザによる操作入力又はデジタルカメラ1の内部動作状態に応じて、表示装置2における表示解像度を変更するための信号を生成し、それを表示装置2に対して出力するように構成されており、デジタルカメラ1側から表示装置2の表示解像度を変更することができるようになっている。そして、デジタルカメラ1から表示装置2の表示解像度を変更した場合、変更後の表示解像度に適合するように表示用画像データを生成して、表示装置2に出力するように構成されるため、表示装置2に対して最適な状態で画像表示を行うことが可能である。
【0187】
特に、撮影準備動作への移行に応答して、表示装置2における表示解像度を低下させることで、フレームレートを上げることが可能となり、シャッタチャンスを逃がすことなく撮影操作を行うことが可能になる。
【0188】
また、自動合焦動作への移行に応答して、表示装置2における表示解像度を低下させることで、自動合焦動作時の負荷を軽減することもでき、効率的にAF動作を行うことが可能である。
【0189】
また、被写体像の合焦状態を確立する必要がある場合(ピント確認モード時)に、表示装置2における表示解像度を上昇させることで、被写体像の合焦状態を正確に確認することが可能になる。
【0190】
また、表示装置2に対して撮影動作後のアフタービュー表示を行う際に、表示装置2における表示解像度を上昇させることで、撮影結果を細部まで正確に確認することができる。
【0191】
また、被写体輝度が所定輝度よりも低い場合に、表示装置2における表示解像度を低下させることで、低輝度状態を解消するための画素加算処理を行うことができ、暗い場合でも被写体の動き等を容易に確認することができる。
【0192】
<3−3.動画記録モード時の動作>
次に、動画記録モード時の動作について説明する。デジタルカメラ1は、動画記録を行う場合、動画像のサイズを選択可能なように構成され、例えば図26に示すような動画像サイズ選択画面P1をLCD5等に表示し、ユーザがコントロールボタン7等を操作することにより、動画記録の際の画像サイズを選択設定することができる。なお、図26では640×480の動画像サイズが選択された状態を示している。
【0193】
また、図26に示すように、動画像サイズが160×120、320×240、及び640×480の場合には、記録される動画像のフレームレートは30fpsとなり、960×720の場合は7.5fpsとなる。さらに1440×1080の場合は3.8fpsとなる。
【0194】
図27は動画記録モード時の動作を示すフローチャートである。動画記録モード開始時には、上記のような動画像サイズ選択画面P1を参照しつつ、ユーザが予め動画像の記録サイズを設定する(ステップS90)。そして全体制御部30は、ユーザによって指定された動画記録の記録サイズに基づいて、表示装置2の映像フォーマットを変更する(ステップS91)。全体制御部30のROM30bには、下記表1に示すようなテーブルデータが格納されており、全体制御部30はこのテーブルデータを参照することにより、動画像サイズに適合した映像フォーマット(表示解像度)を特定する。
【0195】
【表1】
Figure 2004128587
【0196】
例えば、図26に示すように640×480の動画像サイズが選択された場合には、表示装置2の映像フォーマットを525i(又は525p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を変更する。また、このときCCD読出モードは8倍速モードに変更され、その上で映像フォーマットに対応する表示用画像データを送信する。
【0197】
そしてデジタルカメラ1において設定された動画像サイズでの動画記録が開始される(ステップS92)。例えば、ユーザがシャッタボタン9の全押し操作(S2状態)を継続する間、動画像記録が行われる。そして撮影される動画像はメモリカード90に逐次記録されていくとともに、表示用画像が順次更新され、表示装置2にはライブビュー表示と同様に撮影中の動画像が表示される。
【0198】
そして動画記録が終了すると、ユーザによってモード変更操作が行われたか否かを判断し(ステップS93)、モード変更操作が行われなかった場合はステップS95に進む。これに対し、モード変更操作が行われた場合は、表示用画像メモリ43をクリアして画像の表示状態を消去し(ステップS94)、動画記録モードを終了する。
【0199】
ステップS93にてNOと判断された場合には、全体制御部30はメニューボタン6が押下操作されたか否かを判断する(ステップS95)。そしてメニューボタン6が押下操作された場合には、動画像の記録サイズを変更するために動画像サイズ選択画面P1をEVF4又はLCD5に表示させる(ステップS96)。そしてユーザはコントロールボタン7を操作することにより、複数の記録サイズのうちから一の記録サイズを選択し(ステップS97)、全体制御部30は動画像の記録サイズを変更する(ステップS98)。そしてステップS91に戻り、動画像の記録動作を繰り返す。
【0200】
このように動画像記録の際には、動画像の記録サイズに応じて表示装置2の表示解像度が設定され、撮影中の動画像が表示装置2に表示されることになる。
【0201】
<3−4.再生モード時の動作>
次に、再生モード時の動作について説明する。図28乃至図30は再生モード時におけるデジタルカメラ1の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0202】
再生モードに移行すると、全体制御部30はメモリカード90にアクセスし、メモリカード90に格納された画像ファイルのうちから最もコマ番号の大きな画像ファイルを特定する(ステップS70)。そして特定された画像ファイルに含まれる撮影画像及びサムネイル画像を抽出する(ステップS71)。そして、抽出した撮影画像及びサムネイル画像に対して伸張処理を施し、画像メモリ44に格納する(ステップS72)。
【0203】
全体制御部30はデジタルカメラ1に表示装置2が接続されているか否かを判断し(ステップS73)、表示装置2が接続されている場合はステップS74に、接続されていない場合はステップS76にそれぞれ進む。
【0204】
デジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合、全体制御部30は、表示装置の映像フォーマット(表示解像度)、画像メモリ44に格納された撮影画像サイズ及びサムネイル画像サイズを確認する(ステップS74)。そして表示装置2への画像出力処理が実行される(ステップS75)。
【0205】
ステップS75の詳細な処理内容を図29のフローチャートに示す。まず、全体制御部30は、撮影画像の縦方向サイズが720画素よりも大きいか否かを判断する(ステップS601)。そして撮影画像の縦方向サイズが720画素よりも大きい場合には、表示装置2において高精細に撮影画像を表示可能とすべく、表示装置2の映像フォーマットを1125i(又は1125p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を高解像度に変更する(ステップS602)。
【0206】
また、ステップS601にてNOと判断された場合には、撮影画像の縦方向サイズが480画素よりも大きく、かつ、720画素未満であるか否かを判断する(ステップS603)。そして撮影画像の縦方向サイズが480画素よりも大きく、かつ、720画素未満である場合には、表示装置2の映像フォーマットを750pに変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を変更する(ステップS604)。
【0207】
また、ステップS603にてNOと判断された場合には、撮影画像の縦方向サイズが480画素未満であるため、表示装置2の映像フォーマットを525i(又は525p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を低解像度に変更する(ステップS605)。
【0208】
そしてステップS602,S604,S605にて、撮影画像サイズに応じて表示装置2の解像度変換が行われた後、それぞれの映像フォーマットに対応した表示用画像を生成して表示装置2に出力するための処理が行われる(ステップS606)。
【0209】
一方、図28のステップS73において、デジタルカメラ1に表示装置が接続されていない場合(NOと判断される場合)には、全体制御部30は、画像メモリ44に格納された撮影画像サイズ及びサムネイル画像サイズを確認する(ステップS76)。そしてEVF4又はLCD5への表示処理が実行される(ステップS77)。なお、ステップS77の処理の詳細は図16のフローチャートに示したものと同様である。
【0210】
そしてステップS78に進み、全体制御部30はユーザによるコマ送り操作又はコマ戻し操作があったか否かを判断し、これらの操作があった場合には指定されたコマ番号の画像ファイルを特定し(ステップS79)、ステップS71に戻る。
【0211】
また、ユーザによるコマ変更操作入力がなかった場合には、ユーザによりスライドショー再生指示が与えられたか否かを判断する(ステップS80)。ここでスライドショー再生指示が与えられた場合には、スライドショー処理(ステップS81)に移行する。
【0212】
図30はスライドショー処理の詳細を示すフローチャートである。全体制御部30は、現在の映像フォーマットを一時的に記憶し(ステップS610)、その後、映像フォーマットを1125i(又は1125p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を高解像度に変更する(ステップS611)。
【0213】
そしてメモリカード90にアクセスしてコマ番号の最も大きな画像ファイルを特定する(ステップS612)。そして特定された画像ファイルから撮影画像を抽出し、伸張処理を施して画像メモリ44に格納する(ステップS613)。そして映像フォーマット1125iの縦ライン数である1080ラインに適合させるように解像度変換処理を行う(ステップS614)。つまり、撮影画像サイズが1440×1080よりも小さい場合であっても拡大処理を行うことによって映像フォーマット1125iに対応した表示用画像データを生成する。この結果生成される表示用画像データは表示用画像メモリ43に格納される。
【0214】
そして表示装置2に対して表示用画像データが出力され(ステップS615)、表示装置2に撮影画像に基づく再生画像が高解像度で表示される。
【0215】
メモリカード90に記録されている全ての画像を表示したか否かが判断され(ステップS616)、全ての画像を表示していない場合には、次のコマ番号の画像ファイルが特定され(ステップS617)、ステップS613以降の処理が繰り返し実行される。
【0216】
また、全ての画像が表示された場合には、映像フォーマットをステップS610で記憶した元の状態に戻し、スライドショー処理を終了する。
【0217】
図28に戻り、スライドショー処理が終了すると、次にモード変更操作が行われたか否かを判断する(ステップS82)。そしてモード変更操作が行われなかった場合はステップS73に戻り、同様の処理を繰り返す。これに対し、モード変更操作が行われた場合は、表示用画像メモリ43をクリアして画像の再生表示状態を消去し(ステップS83)、再生モードを終了する。
【0218】
このような再生モードでは、画像の再生表示を行う際に、再生対象画像のサイズに応じて、表示装置2における表示解像度を変更するため、再生対象画像を最適な状態で高精細に表示することが可能である。
【0219】
また、スライドショー再生を行う場合には、表示装置2における表示解像度を上げるように構成されるため、スライドショーとしての再生画像を高解像度で確認することができる。
【0220】
また、一般にスライドショー再生の表示更新間隔は数秒程度以上である場合が多く、高いフレームレートが要求されることはない。その一方、撮影画像サイズに応じて画像毎に映像フォーマットが更新されると、画面にちらつきが発生する。そのため、スライドショー再生のための表示用画像データの出力に先だって、予め表示装置2の表示解像度を上げておくことで、スライドショーの途中で表示画像にちらつきが生じることを防止することが可能である。また、フレームレートを低下させることができるので、拡大処理のために多大な負荷がかかることもない。
【0221】
さらに、スライドショー再生の終了後、表示装置2における表示解像度を、スライドショー前の元の状態に戻すため、スライドショー再生においては高解像度で再生画像を確認することができ、スライドショーが終了したときにはデジタルカメラ1の状態に応じた最適な表示状態に移行することができる。
【0222】
また、上記のように再生対象となる画像のサイズに応じて映像フォーマットを変更することにより、特に動画像の再生を行う場合に有益な効果が発揮される。
【0223】
例えば、動画像の記録サイズが320×240等のVGAサイズ以下である場合、320×240の低解像度の画像を1440×1080等の高解像度の画像に補間して出力することも可能ではあるが、この場合、補間処理に負荷と時間がかかることとなり、動画像のコマ落ちが発生する可能性がある。つまり、動画像は30fpsで記録されているにもかかわらず、再生スピードは8fps程度に低下する可能性がある。
【0224】
そのため、動画像の記録サイズが320×240等のVGAサイズ以下の低解像度である場合には、動画像の再生表示を行う際には表示装置2の映像フォーマットが525i等の低解像度に変更することで、補間処理を行わずに出力することが可能となり、表示の際にフレームレートが低下することを防止することが可能である。
【0225】
<3−5.設定モード時の動作>
次に設定モード時の動作について説明する。近年のデジタルカメラの多機能化に伴い、デジタルカメラ1における設定項目が著しく増加している。また、ユーザがデジタルカメラ1の設定を行う際には高いフレームレートが要求されることもない。そこで、表示装置2に対して設定画面を表示することによって、デジタルカメラ1の設定を行う時には、映像フォーマットは1125iに設定され、高解像度で設定画面の表示が行われるように構成される。
【0226】
図31は、設定モード時における動作を示すフローチャートである。設定モードに移行すると、全体制御部30は、映像フォーマットを1125i(又は1125p)に変更するための解像度切替信号を生成し、それを表示装置2に送信することで、表示装置2の表示解像度を高解像度に変更する(ステップS701)。
【0227】
そして全体制御部30は映像フォーマット1125iに対応する高解像度の設定画面用画像を生成し、表示装置2に出力することで設定画面表示を行う(ステップS702)。設定画面は高解像度で表示されるため、一画面中に多項目を表示することができ、設定操作の際の画面変更を少なくすることが可能である。
【0228】
全体制御部30はユーザによる設定操作が行われたか否かを判断し(ステップS703)、設定操作が行われた場合には設定内容をROM30bに書き込むことで設定内容に基づいて動作可能な状態にする(ステップS704)。ROM30bへの書き込み処理が終了すると、ステップS702に戻る。
【0229】
一方、設定操作が行われなかった場合、ユーザによりモード変更操作が行われたか否かを判断し(ステップS705)、モード変更操作が行われなかった場合はステップS702に戻り、同様の処理を繰り返す。これに対し、モード変更操作が行われた場合は、表示用画像メモリ43をクリアして画像の再生表示状態を消去し(ステップS83)、設定モードを終了する。
【0230】
このように設定モード時には、設定用の画面表示を高解像度で行うことによって、一画面中に多くの設定項目を表示することが可能となり、設定時の操作性が向上する。
【0231】
<3−6.警告時の動作>
次に警告時の動作について説明する。デジタルカメラ1においては、ユーザが誤った操作を行った場合、メモリカード90の残り容量が低下した場合、又は、バッテリが減少した場合等に、警告表示が行われる。このとき、デジタルカメラ1に表示装置2が接続されている場合には、表示装置2に対しても警告表示を行うように構成される。
【0232】
デジタルカメラ1は、表示装置2に対して警告表示を行う際には、表示装置2における表示解像度を変更するための信号を出力しないように構成される。つまり、それ以前の表示解像度を維持したままで警告表示を行うのである。警告表示では映像フォーマットを変更する必要はなく、またその必要性も低いため、表示解像度を変更することなく警告表示を行うことで、無駄な処理を防止することができ、迅速な警告表示を行うことが可能になる。
【0233】
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
【0234】
例えば、上記説明においては、表示装置2の映像フォーマットが525i、525p、750p、1125i、1125pの5種類の映像フォーマットに対応している場合を例示したが、これに限定されるものではなく、他の映像フォーマットの場合にもその表示解像度に適合させるように、上述した処理を行えばよい。
【0235】
また、上述した内容には以下の発明概念が含まれる。
【0236】
(1) 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度が所定解像度よりも高い場合、前記表示画像出力手段は前記表示装置における表示フレームレートを低下させ、前記制御手段は前記撮像素子の読み出しレートを低下させることを特徴とするデジタルカメラ。
【0237】
(2) 上記(1)に記載のデジタルカメラにおいて、前記制御手段は、撮影準備動作に移行すると、前記撮像素子の読み出しレートを上げることを特徴とするデジタルカメラ。
【0238】
(3) 上記(1)に記載のデジタルカメラにおいて、前記制御手段は、自動合焦動作に移行すると、前記撮像素子の読み出しレートを上げることを特徴とするデジタルカメラ。
【0239】
(4) 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示装置は当該デジタルカメラに対して接続可能な外部表示装置であり、前記制御手段は、前記外部表示装置の前記表示解像度に応じて、前記撮像素子から読み出した画像データに対して解像度変換処理を行うことを特徴とするデジタルカメラ。
【0240】
(5) ライブビュー表示を行うために、撮像素子から得られる画像を表示装置に対して出力するデジタルカメラであって、ライブビュー表示の際に、前記撮像素子から得られる画像に基づいて自動露出制御用の評価値を求める評価値算出手段と、前記表示装置における表示画素数にかかわらず、前記評価値が一定の評価基準で評価可能なように、前記評価値を正規化する評価値正規化手段と、
を備えるデジタルカメラ。
【0241】
(6) 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示画像生成手段は、前記撮影画像及び前記サムネイル画像のサイズに基づいて、前記表示解像度に適合するように前記画像ファイルから前記再生対象画像を選択することを特徴とするデジタルカメラ。
【0242】
(7) 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記画像データを記憶する記憶手段をさらに備え、前記表示画像生成手段は、前記撮影画像及び前記サムネイル画像の双方を前記記憶手段に記憶させ、前記表示解像度に基づいて前記記憶手段から前記再生対象画像を選択することを特徴とするデジタルカメラ。
【0243】
(8) 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示画像生成手段は、前記表示解像度に基づいて前記再生対象画像に解像度変換を施すことにより、前記表示用画像データを生成することを特徴とするデジタルカメラ。
【0244】
(9) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、撮影準備動作への移行に応答して、前記外部表示装置における前記表示解像度を低下させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0245】
(10) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、自動合焦動作への移行に応答して、前記外部表示装置における前記表示解像度を低下させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0246】
(11) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、被写体像の合焦状態を確立する必要がある場合に、前記外部表示装置における前記表示解像度を上昇させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0247】
(12) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、前記外部表示装置に対して撮影動作後のアフタービュー表示を行う際に、前記外部表示装置における前記表示解像度を上昇させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0248】
(13) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、被写体輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記外部表示装置における前記表示解像度を低下させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0249】
(14) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、動画像の撮影を行う際に、前記動画像のサイズに応じて、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0250】
(15) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、画像の再生表示を行う際に、再生対象画像のサイズに応じて、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0251】
(16) 上記(15)に記載のデジタルカメラにおいて、前記再生対象画像は、動画像であることを特徴とするデジタルカメラ。
【0252】
(17) 上記(16)に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、前記再生対象画像が動画像である場合、前記外部表示装置における前記表示解像度を低下させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0253】
(18) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、画像の再生表示を行う場合であって、スライドショー再生を行う場合、前記外部表示装置における前記表示解像度を上昇させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0254】
(19) 上記(18)に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、前記スライドショー再生のための前記表示用画像データの出力に先だって、前記信号を送出することを特徴とするデジタルカメラ。
【0255】
(20) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、画像の再生表示を行う場合であってスライドショー再生を行う場合、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を前記外部表示装置に対して出力し、前記スライドショー再生の終了後、前記外部表示装置における前記表示解像度を元の状態に戻すための信号を前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0256】
(21) 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、設定モードへの移行に伴って、前記外部表示装置における前記表示解像度を上昇させるための信号を、前記外部表示装置に対して出力することを特徴とするデジタルカメラ。
【0257】
(22) 請求項5又は上記(9)乃至(22)のいずれかに記載のデジタルカメラにおいて、前記表示解像度変更手段は、前記外部表示装置に対して警告表示を行う際には、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を出力しないことを特徴とするデジタルカメラ。
【0258】
(23) 撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことにより、画像データを取得するデジタルカメラと、前記デジタルカメラから表示用画像を入力し、前記表示用画像に基づいて画像表示を行う表示装置と、を備える撮影システムであって、前記デジタルカメラは、前記表示装置の表示解像度を検知し、前記表示解像度に応じて前記撮像素子の読み出し方式を変更することを特徴とする撮影システム。
【0259】
(24) 撮像素子によって被写体を撮影することにより撮影画像を取得するデジタルカメラと、前記デジタルカメラから表示用画像を入力し、前記表示用画像に基づいて画像表示を行う表示装置と、を備える撮影システムであって、前記デジタルカメラは、画像を表示するための表示手段を備え、前記表示装置が接続された場合、前記表示装置の表示解像度に適合させて前記撮影画像から前記表示用画像を生成し、前記撮影画像の前記サムネイル画像を前記表示手段の表示解像度に適合させて生成する撮影システム。
【0260】
(25) 撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことにより、画像データを取得するデジタルカメラと、前記デジタルカメラから表示用画像を入力し、前記表示用画像に基づいて画像表示を行う表示装置と、を備える撮影システムであって、前記デジタルカメラは、撮影動作後、前記表示装置の表示解像度に適合させてアフタービュー表示用の画像データを生成し、前記表示装置に出力する撮影システム。
【0261】
(26) 撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことにより、画像データを取得するデジタルカメラと、前記デジタルカメラから表示用画像を入力し、前記表示用画像に基づいて画像表示を行う表示装置と、を備える撮影システムであって、前記デジタルカメラは、撮影動作時に、撮影画像と、前記撮影画像のサムネイル画像とを含む画像ファイルを記録する記録手段を備え、前記表示装置の表示解像度に基づいて、前記撮影画像及び前記サムネイル画像のうちから再生対象画像を選択し、表示用画像データを生成して出力する撮影システム。
【0262】
(27) 表示解像度を変更可能な表示装置に対して、デジタルカメラが表示用画像を出力するように構成された撮影システムであって、前記デジタルカメラは、ユーザによる操作入力又は当該デジタルカメラの動作状態に応じて、前記表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を、前記表示装置に対して出力するように構成されるとともに、前記表示装置に対して前記信号を出力した場合、前記信号によって規定される表示解像度に適合するように表示用画像データを生成して、前記表示装置に出力する撮影システム。
【0263】
(28) デジタルカメラ用のプログラムであって、前記デジタルカメラにインストールされ、前記デジタルカメラに設けられるマイクロコンピュータによって実行されることにより、前記デジタルカメラを請求項1乃至5のいずれかに記載のデジタルカメラとして機能させるプログラム。
【0264】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、表示装置の表示解像度を検知し、表示解像度に応じて撮像素子の読み出し方式を変更するように構成されるため、表示装置の表示解像度に適合するように、撮像素子からの画像取得を行うことができ、表示装置の表示解像度を活かした高精細な画像表示が可能になる。
【0265】
請求項2に記載の発明によれば、接続手段に対して外部表示装置が接続された場合、外部表示装置の表示解像度に適合させて表示用画像データを生成し、サムネイル画像を表示手段の表示解像度に適合させて生成するため、表示手段に対して画像表示を行う際には、サムネイル画像を用いて表示することができる。このため、画像の拡大処理や縮小処理は必要なく、効率的に画像表示を行うことが可能である。
【0266】
請求項3に記載の発明によれば、接続手段に対して外部表示装置が接続された場合、外部表示装置の表示解像度に適合させてアフタービュー表示用の画像データを生成するため、アフタービュー表示は外部表示装置の表示解像度を最大限に活かした状態で行われるので、画像の細部の状態を容易に確認することが可能になる。
【0267】
請求項4に記載の発明によれば、接続手段に対して外部表示装置が接続された場合、外部表示装置の表示解像度に基づいて、撮影画像及びサムネイル画像のうちから再生対象画像を選択し、表示用画像データを生成するため、再生表示の際の処理負担を軽減しつつ、最適な解像度で再生表示を行うことが可能になる。
【0268】
請求項5に記載の発明によれば、ユーザによる操作入力又はデジタルカメラの動作状態に応じて、外部表示装置における表示解像度を変更し、その場合、変更後の表示解像度に適合するように表示用画像データを生成して、外部表示装置に出力するため、常に最適な画像表示を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影システムの構成例を示す図である。
【図2】デジタルカメラの外観構成を示す正面図である。
【図3】デジタルカメラの外観構成を示す上面図である。
【図4】デジタルカメラの外観構成を示す背面図である。
【図5】デジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
【図6】CCD読出モードを説明する図である。
【図7】撮影モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図8】撮影モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図9】撮影モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図10】撮影モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図11】撮影モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図12】画像ファイルのファイル構造を示す図である。
【図13】再生モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図14】再生モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図15】再生モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図16】再生モード時におけるデジタルカメラの処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図17】第2の実施の形態における再生モード時の処理を示すフローチャートである。
【図18】第2の実施の形態における再生モード時の処理を示すフローチャートである。
【図19】第2の実施の形態における再生モード時の処理を示すフローチャートである。
【図20】第2の実施の形態における再生モード時の処理を示すフローチャートである。
【図21】デジタルカメラから表示装置の映像フォーマットを変更する場合の撮影システムにおける連繋動作を示すフローチャートである。
【図22】第3の実施の形態における撮影モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図23】第3の実施の形態における撮影モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図24】第3の実施の形態における撮影モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図25】映像フォーマット選択画面を示す図である。
【図26】動画像サイズ選択画面を示す図である。
【図27】動画記録モード時の動作を示すフローチャートである。
【図28】第3の実施の形態における再生モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図29】第3の実施の形態における再生モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図30】第3の実施の形態における再生モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
【図31】設定モード時における動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 表示装置(外部表示装置)
3 EVF(表示手段)
4 LCD(表示手段)
15 接続端子
20 CCD撮像素子
26 解像度変換部
30 全体制御部
43 表示用画像メモリ
44 画像メモリ
48 表示切替部
49 通信回路
49a 検知回路

Claims (5)

  1. 撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことにより、画像データを取得するデジタルカメラであって、
    表示装置に対してライブビュー表示を行う表示画像出力手段と、
    前記表示装置の表示解像度を検知し、前記表示解像度に応じて前記撮像素子の読み出し方式を変更する制御手段と、
    を備えるデジタルカメラ。
  2. 撮像素子によって被写体を撮影するデジタルカメラであって、
    前記撮像素子から得られる画像を表示する表示手段と、
    前記撮像素子から得られる画像のサムネイル画像を生成するサムネイル画像生成手段と、
    前記サムネイル画像とともに、前記撮像素子から得られる画像を記録する記録手段と、
    前記表示手段よりも高解像度の外部表示装置を接続可能な接続手段と、
    を備え、
    前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に適合させて表示用画像データを生成し、前記サムネイル画像を前記表示手段の表示解像度に適合させて生成するデジタルカメラ。
  3. 撮影動作後に表示手段に対してアフタービュー表示を行うデジタルカメラであって、
    外部表示装置を接続するための接続手段と、
    前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に適合させてアフタービュー表示用の画像データを生成する表示画像生成手段と、
    を備えるデジタルカメラ。
  4. 撮影画像と、前記撮影画像のサムネイル画像とを含む画像ファイルに基づいて、画像の再生表示を行うデジタルカメラであって、
    外部表示装置を接続するための接続手段と、
    前記接続手段に対して前記外部表示装置が接続された場合、前記外部表示装置の表示解像度に基づいて、前記撮影画像及び前記サムネイル画像のうちから再生対象画像を選択し、表示用画像データを生成して出力する表示画像生成手段と、
    を備えるデジタルカメラ。
  5. 表示解像度を変更可能な外部表示装置に対して、表示用画像を出力可能なデジタルカメラであって、
    前記外部表示装置に対して出力する表示用画像データを生成する表示画像生成手段と、
    ユーザによる操作入力又は当該デジタルカメラの動作状態に応じて、前記外部表示装置における前記表示解像度を変更するための信号を、前記外部表示装置に対して出力する表示解像度変更手段と、
    を備え、
    前記表示画像生成手段は、前記表示解像度変更手段が前記外部表示装置に対して前記信号を出力した場合、前記信号によって規定される表示解像度に適合するように前記表示用画像データを生成して、前記外部表示装置に出力することを特徴とするデジタルカメラ。
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