JP2004123223A - サイドノック式エアゾール噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、エアゾール容器の内容物を噴射することができる噴射装置を筆記具形にして、筆記具を持つように手で保持し、サイドノックボタンを押し圧することによりエアゾール容器の内容物を噴射させ、狭い範囲の被塗布面に正確に塗布することや、細い文字や細かな絵・細かなパターンを描くことができるサイドノック式エアゾール噴射装置を得るにある。
【解決手段】塗料等の内容物が充填され、噴射ステムを有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するとともに、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押して、内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【選択図】 図3
【解決手段】塗料等の内容物が充填され、噴射ステムを有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するとともに、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押して、内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器の内容物を噴射させるサイドノック式エアゾール噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアゾール容器の内容物を噴出する装置において、特開平9−86574、特開平11−208751、特開平321948などのエアゾール式液体噴出容器などがあり、いずれもエアゾール容器に取付けた噴出容器の押釦や、トリガー、押下げヘッドを操作しエアゾール容器の内容物を噴出させている。また、特開平11−348488や、特開2000−190688などにおいてサイドノック式筆記具があるが、ボールペンやシャープペン用のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の、エアゾール容器の内容物を噴出する噴出装置により、エアゾール容器内の塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等を噴出させて被塗布面に塗布しても、狭い範囲の被塗布面に正確に塗布することや、細い文字や細かな絵、細かなパターンを描くことは困難であった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、エアゾール容器の内容物を噴射することができる噴射装置を筆記具形にして、筆記具を持つように手で保持し、指でサイドノックボタンを押し圧することによりエアゾール容器の内容物を噴射させ、狭い範囲の被塗布面に正確に塗布することや、細い文字や細かな絵、細かなパターンを描くことができるサイドノック式エアゾール噴射装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の、前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して、内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0007】
請求項2記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって一端を前記噴射ステムに取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0008】
請求項3記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって前記噴射ステムに取付け内容物を導くことができる導管と、この導管に一端をスライド可能に取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射先管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して前記導管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1、2、3に係わる発明であり、エアゾール容器を、空気を供給することができるポンプを備えたスプレー容器としてサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0011】
図1ないし図5に示す本発明の第1の実施形態において、1は塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填された筆記具程度の太さのエアゾール容器で、このエアゾール容器1の端壁には押すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステム2が設けられている。この噴射ステム2には、移動具5aに当接することができるフランジ2aが設けられている。3Aはエアゾール容器1を収容できる外観を筆記具形に形成した本体で、この本体3Aの内部にはエアゾール容器1を固定するストッパー3aが設けられ、本体3Aの先端には先端孔3bが開けられており噴射ステム2が貫通して外に露出する。この本体3A後端には、エアゾール容器1を出し入れできるエンドキャップ3cが取り付けられる。エアゾール容器1は、エンドキャップ3cにより本体3A内に出し入れ自在にすることもできるし、エンドキャップ3cなしで、あらかじめエアゾール容器1を本体3Aの内部に収納しておいても良いし、エンドキャップ3cにはエアゾール容器1を押すバネを付けても良い。本体3Aのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Aに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている。このノックボタン4を押し圧することによりノックボタン4の端部4bが移動具5aの傾斜面5bに当接し押し圧しながら、その傾斜面5bに沿って移動し、連動して移動具5aはフランジ2aを押し圧しながら移動して噴射ステム2をエアゾール容器1側に押しエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Aとから構成されている。
【0012】
上記構成のサイドノック式エアゾール噴射装置6Aを使用する場合、筆記具形に形成された本体3Aを筆記具を持つように手で保持し、噴射ステム2を被塗布面に向け、本体3Aのサイド面に取り付けたノックボタン4を指で押圧することにより、エアゾール容器1の内容物は噴射ステム2の先端より噴射され被塗布面に塗布される。
したがって、筆記具で文字を書いたり絵を描くように塗料等を被塗布面に噴射し、狭い範囲に正確に塗布することや、小さな文字を書いたり細かな絵、細かなパターンを描くことができる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。また、油脂や接着剤、剥離剤、薬剤等を狭い範囲に塗布したり、精密機械の部品等にも塗布することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図30に示す本発明の異なる実施の形態について説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当たって、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図6ないし図9に示す本発明の第2の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1に被せて取り付けることができる外観を筆記具形に形成した本体3Bとした点と、本体3Bの内部にはストッパー3aが設けられ、本体3Bの先端には先端孔3bが開けられている点と、本体3Bのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Bに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、噴射ステム2をエアゾール容器1側から引くことによりエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Bとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに本体3Bをコンパクトにできる。
【0015】
図10ないし図12に示す本発明の第3の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1Aを軸部として、外観を筆記具形に一体形成した本体3Cと、本体3Cの先端には先端孔3bが開けられている点と、エアゾール容器1Aの端壁1aと、その端壁1aを貫通している噴射ステム2に取り付けられ端壁1aから内容物1bが漏れるのを防ぐように閉塞し噴射ステム2の倒れによって開弁して内容物1bを噴射ステム2から噴射させることができる開閉弁1cが設けられている点と、本体3Cのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Cに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、ノックボタン4を押し圧することによりノックボタン4の端部4bが、L形移動具5dの一端を押し圧し、そのL形移動具5dの他の一端が噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Cとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、エアゾール容器1Aと本体3Cを一体として製造できるのでコストが削減できる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置5Cとし、その端部4bが直接噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0016】
図13ないし図15に示す本発明の第4の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エンドキャップ3cを用いずに、本体3Dと、それを取り付けることができる本体3Eでエアゾール容器1を収容し、かつその外観を筆記具形に形成して点と、本体3Eの内部にはストッパー3aが設けられ、本体3Eの先端には先端孔3bが開けられている点と、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に押し圧可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Aとした点と、本体3Eのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Eに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、噴射管7Aには移動具5aが取り付けられている点と、移動具5aが移動することにより噴射管7Aとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側に押してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Aで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Dとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Aの噴射口を様々な形状にできる。
【0017】
図16ないし図18に示す本発明の第5の実施形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に被せて取付けるとともに、噴射ステム2に設けられたフランジ2aに引くことが可能に係止片7a、7aで取付け、他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Bとした点と、その噴射管7Bに取り付けた移動具5aとした点と、その移動具5aが移動することにより噴射管7Bとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側から引いてエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Bで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Eとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Eにしても、前記本発明の第1、2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Bの噴射口を様々な形状にできる。
【0018】
図19および図20に示す本発明の第6の実施形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に被せて取付け、他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Cとした点と、L形移動具5dの一端が押し圧されることにより、そのL形移動具5dの他の一端が噴射管7Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Cで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Fとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Fにしても、前記本発明の第1、3の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Cの噴射口を様々な形状にできる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置5Fとし、その端部4bが直接噴射管7Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0019】
図21および図22に示す本発明の第7の実施形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、本体3Eを分割し本体3Fと、その本体3Fに取付けることができる本体先部3Gとした点と、この本体3Fの内部にはストッパー3aが設けられ、本体先部3Gの先端には先端孔3bが開けられている点と、一端を噴射ステム2に押し圧可能に被せて取付けた導管8Aと、一端を導管8Aにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、本体3Fのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Fに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、導管8Aに取り付けた移動具5aとした点と、移動具5aが移動することにより導管8Aとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側に押してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Aと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置5Gとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Gにしても、前記本発明の第1、4の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Aの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできるとともに、噴射先管9を交換することもできる。
【0020】
図23および図24に示す本発明の第8の実施形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、一端を噴射ステム2に被せて取付けるとともに、噴射ステム2に設けられたフランジ2aに引くことが可能に係止片7a、7aで取付けた導管8Bとした点と、一端を導管8Bにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、導管8Bに取り付けた移動具5aとした点と、その移動具5aが移動することにより導管8Bとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側から引いてエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Bと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置5Hとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Hにしても、前記本発明の第1、2、5の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Bの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできる。
【0021】
図25および図26に示す本発明の第9の実施形態において、前記本発明の第6の実施の形態と主に異なる点は、一端を噴射ステム2に被せて取付けた導管8Cとした点と、一端を導管8Cにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、L形移動具5dの一端が押し圧されることにより、そのL形移動具5dの他の一端が導管8Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Cと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置51とした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置61にしても、前記本発明の第1、3、6の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Cの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置51とし、その端部4bが直接導管8Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0022】
図27および図28に示す本発明の第10の実施形態において、前記本発明の第7の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1を、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11とした点と、ポンプ10の一部が本体3Dの底部を貫通して露出した点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Jにしても、前記本発明の第1、4、7の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0023】
図29に示す本発明の第11の実施形態において、前記本発明の第8の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1を、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11とした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Kにしても、前記本発明の第1、2,5、8の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0024】
図30に示す本発明の第12の実施形態において、前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1Aを、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11Aとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Lにしても、前記本発明の第1、3,6、9の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11A内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあたっては次に列挙する効果が得られる。
【0026】
(1)請求項1記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して、内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、本体を筆記具を持つように手で保持し、ノックボタンを押圧することにより噴射ステムの先端からエアゾール容器の内容物を噴射させることができ、筆記具で文字を書いたり絵を描くように塗料等を被塗布面に噴射し、狭い範囲に正確に塗布することや、小さな文字を書いたり細かな絵・細かなパターンを描くことができる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。また、油脂や接着剤、剥離剤、薬剤等を狭い範囲に塗布したり、精密機械の部品等にも塗布することができる。
【0027】
(2)前記(1)によって、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物を入れたサイドノック式エアゾール噴射装置を数種類用意しておくことによって、筆記具を変えるように手軽に取り換えて塗布することができる。
また、数種類のエアゾール容器を取り換えることによっても、内容物の種類を換えて手軽に塗布することができる。色違いの塗料を入れたサイドノック式エアゾール噴射装置を数本用意しておけば、色彩画が描ける。
【0028】
(3)前記(1)によって、サイドノック式であるので、親指、人差し指、中指、薬指、小指のどの指でもノックボタンを押し圧することができ、作業に合わせて指を使い分けることや、1本の指が疲労したときにも他の指を使うことができ作業能率がよい。
【0029】
(4)請求項2記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって一端を前記噴射ステムに取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、噴射管の噴射口を様々な形状にでき、噴射管を交換することもできる。これにより、内容物の噴射量を調整したり、噴射形状を変えてより塗布しやすくできる。
【0030】
(5)請求項3記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって前記噴射ステムに取付け内容物を導くことができる導管と、この導管に一端をスライド可能に取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射先管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して前記導管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、噴射先管の噴射口を様々な形状にでき、噴射先管を交換することもできる。これにより、内容物の噴射量を調整したり、噴射形状を変えてより塗布しやすくできる。また、噴射先管の先端がブレないので、より精密な描画をすることができる。
【0031】
(6)請求項4記載の発明は、請求項1、2、3に係わる発明であり、エアゾール容器を、空気を供給することができるポンプを備えたスプレー容器として構成されているので、前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0032】
(7)したがって、普段使い慣れた筆記具を使う要領で、このサイドノック式エアゾール噴射装置を使うことができ、簡単に使えて、正確に小さな字を書いたり、細かな絵を描いたり、細かなパターンを描いたり、狭い範囲に塗料等の内容物を塗布できる。ホビーや装身具等に色を塗ることや、車の部分塗装の修理や、爪に色を塗るネイルアートもできる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。精密機械の部品に注油することや、狭い部分に接着剤や剥離剤、薬剤を塗布することもできる。
噴射口の形状も塗布面に合わせて選択できる。
コストも安くできるので、色鉛筆を揃えるように、このサイドノック式エアゾール噴射装置を数色揃えておけば色彩画が描ける。本体は一つで内容物の異なるエアゾール容器やスプレー容器だけを取り換えて使うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態の分解斜視図。
【図2】本発明の、第1の実施の形態の斜視図。
【図3】図2の、A−A線に沿う断面図。
【図4】図2の、A−A線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図5】本発明の、第1の実施の形態の内容物を噴射する使用説明図。
【図6】本発明の、第2の実施の形態の分解斜視図。
【図7】本発明の、第2の実施の形態の斜視図。
【図8】図7の、B−B線に沿う断面図。
【図9】図7の、B−B線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図10】本発明の、第3の実施の形態の斜視図。
【図11】図10の、C−C線に沿う断面図。
【図12】図10の、C−C線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図13】本発明の、第4の実施の形態の分解斜視図。
【図14】本発明の、第4の実施の形態の斜視図。
【図15】図14の、D−D線に沿う断面図。
【図16】本発明の、第5の実施の形態の分解斜視図。
【図17】本発明の、第5の実施の形態の斜視図。
【図18】図17の、E−E線に沿う断面図。
【図19】本発明の、第6の実施の形態の斜視図。
【図20】図19の、F−F線に沿う断面図。
【図21】本発明の、第7の実施の形態の分解斜視図。
【図22】図21の、G−G線に沿う組み立てた状態の断面図。
【図23】本発明の、第8の実施の形態の斜視図。
【図24】図23の、H−H線に沿う断面図。
【図25】本発明の、第9の実施の形態の斜視図。
【図26】図25の、I−I線に沿う断面図。
【図27】本発明の、第10の実施の形態の斜視図。
【図28】図27の、J−J線に沿う断面図。
【図29】本発明の、第11の実施の形態の斜視図。
【図30】本発明の、第12の実施の形態の斜視図。
【符号の説明】
1、1A:エアゾール容器
1a:端壁
1b:内容物
2:噴射ステム
2a:フランジ
3A、3B、3C、3D、3E、3F:本体
3G:本体先部
3a:ストッパー
3b:先端孔
3c:エンドキャップ
3d:窓孔
4:ノックボタン
4a:枢支ピン
4b:端部
5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5H、5I:移動装置
5a:移動具
5b:傾斜面
5c:枢支ピン
5d:L形移動具
6A、6B、6C、6D、6E、6F、6G、6H、6I、6J、6K、6L:サイドノック式エアゾール噴射装置
7A、7B、7C:噴射管
7a:係止片
8A、8B、8C:導管
9:噴射先管
10:ポンプ
11、11A:スプレー容器
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器の内容物を噴射させるサイドノック式エアゾール噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアゾール容器の内容物を噴出する装置において、特開平9−86574、特開平11−208751、特開平321948などのエアゾール式液体噴出容器などがあり、いずれもエアゾール容器に取付けた噴出容器の押釦や、トリガー、押下げヘッドを操作しエアゾール容器の内容物を噴出させている。また、特開平11−348488や、特開2000−190688などにおいてサイドノック式筆記具があるが、ボールペンやシャープペン用のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の、エアゾール容器の内容物を噴出する噴出装置により、エアゾール容器内の塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等を噴出させて被塗布面に塗布しても、狭い範囲の被塗布面に正確に塗布することや、細い文字や細かな絵、細かなパターンを描くことは困難であった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、エアゾール容器の内容物を噴射することができる噴射装置を筆記具形にして、筆記具を持つように手で保持し、指でサイドノックボタンを押し圧することによりエアゾール容器の内容物を噴射させ、狭い範囲の被塗布面に正確に塗布することや、細い文字や細かな絵、細かなパターンを描くことができるサイドノック式エアゾール噴射装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の、前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して、内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0007】
請求項2記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって一端を前記噴射ステムに取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0008】
請求項3記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって前記噴射ステムに取付け内容物を導くことができる導管と、この導管に一端をスライド可能に取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射先管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して前記導管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とでサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1、2、3に係わる発明であり、エアゾール容器を、空気を供給することができるポンプを備えたスプレー容器としてサイドノック式エアゾール噴射装置を構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0011】
図1ないし図5に示す本発明の第1の実施形態において、1は塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填された筆記具程度の太さのエアゾール容器で、このエアゾール容器1の端壁には押すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステム2が設けられている。この噴射ステム2には、移動具5aに当接することができるフランジ2aが設けられている。3Aはエアゾール容器1を収容できる外観を筆記具形に形成した本体で、この本体3Aの内部にはエアゾール容器1を固定するストッパー3aが設けられ、本体3Aの先端には先端孔3bが開けられており噴射ステム2が貫通して外に露出する。この本体3A後端には、エアゾール容器1を出し入れできるエンドキャップ3cが取り付けられる。エアゾール容器1は、エンドキャップ3cにより本体3A内に出し入れ自在にすることもできるし、エンドキャップ3cなしで、あらかじめエアゾール容器1を本体3Aの内部に収納しておいても良いし、エンドキャップ3cにはエアゾール容器1を押すバネを付けても良い。本体3Aのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Aに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている。このノックボタン4を押し圧することによりノックボタン4の端部4bが移動具5aの傾斜面5bに当接し押し圧しながら、その傾斜面5bに沿って移動し、連動して移動具5aはフランジ2aを押し圧しながら移動して噴射ステム2をエアゾール容器1側に押しエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Aとから構成されている。
【0012】
上記構成のサイドノック式エアゾール噴射装置6Aを使用する場合、筆記具形に形成された本体3Aを筆記具を持つように手で保持し、噴射ステム2を被塗布面に向け、本体3Aのサイド面に取り付けたノックボタン4を指で押圧することにより、エアゾール容器1の内容物は噴射ステム2の先端より噴射され被塗布面に塗布される。
したがって、筆記具で文字を書いたり絵を描くように塗料等を被塗布面に噴射し、狭い範囲に正確に塗布することや、小さな文字を書いたり細かな絵、細かなパターンを描くことができる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。また、油脂や接着剤、剥離剤、薬剤等を狭い範囲に塗布したり、精密機械の部品等にも塗布することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図30に示す本発明の異なる実施の形態について説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当たって、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図6ないし図9に示す本発明の第2の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1に被せて取り付けることができる外観を筆記具形に形成した本体3Bとした点と、本体3Bの内部にはストッパー3aが設けられ、本体3Bの先端には先端孔3bが開けられている点と、本体3Bのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Bに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、噴射ステム2をエアゾール容器1側から引くことによりエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Bとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに本体3Bをコンパクトにできる。
【0015】
図10ないし図12に示す本発明の第3の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1Aを軸部として、外観を筆記具形に一体形成した本体3Cと、本体3Cの先端には先端孔3bが開けられている点と、エアゾール容器1Aの端壁1aと、その端壁1aを貫通している噴射ステム2に取り付けられ端壁1aから内容物1bが漏れるのを防ぐように閉塞し噴射ステム2の倒れによって開弁して内容物1bを噴射ステム2から噴射させることができる開閉弁1cが設けられている点と、本体3Cのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Cに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、ノックボタン4を押し圧することによりノックボタン4の端部4bが、L形移動具5dの一端を押し圧し、そのL形移動具5dの他の一端が噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2の先端から噴射させる移動装置5Cとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、エアゾール容器1Aと本体3Cを一体として製造できるのでコストが削減できる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置5Cとし、その端部4bが直接噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0016】
図13ないし図15に示す本発明の第4の実施形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、エンドキャップ3cを用いずに、本体3Dと、それを取り付けることができる本体3Eでエアゾール容器1を収容し、かつその外観を筆記具形に形成して点と、本体3Eの内部にはストッパー3aが設けられ、本体3Eの先端には先端孔3bが開けられている点と、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に押し圧可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Aとした点と、本体3Eのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Eに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、噴射管7Aには移動具5aが取り付けられている点と、移動具5aが移動することにより噴射管7Aとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側に押してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Aで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Dとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Aの噴射口を様々な形状にできる。
【0017】
図16ないし図18に示す本発明の第5の実施形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に被せて取付けるとともに、噴射ステム2に設けられたフランジ2aに引くことが可能に係止片7a、7aで取付け、他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Bとした点と、その噴射管7Bに取り付けた移動具5aとした点と、その移動具5aが移動することにより噴射管7Bとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側から引いてエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Bで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Eとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Eにしても、前記本発明の第1、2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Bの噴射口を様々な形状にできる。
【0018】
図19および図20に示す本発明の第6の実施形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、噴射ステム2の先端を外に露出させない点と、一端を噴射ステム2に被せて取付け、他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射管7Cとした点と、L形移動具5dの一端が押し圧されることにより、そのL形移動具5dの他の一端が噴射管7Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ噴射管7Cで導いてその先端より噴射させることができる移動装置5Fとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Fにしても、前記本発明の第1、3の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、噴射管7Cの噴射口を様々な形状にできる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置5Fとし、その端部4bが直接噴射管7Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0019】
図21および図22に示す本発明の第7の実施形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、本体3Eを分割し本体3Fと、その本体3Fに取付けることができる本体先部3Gとした点と、この本体3Fの内部にはストッパー3aが設けられ、本体先部3Gの先端には先端孔3bが開けられている点と、一端を噴射ステム2に押し圧可能に被せて取付けた導管8Aと、一端を導管8Aにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、本体3Fのサイド面に設けられた窓孔3dには、それを貫通してノックボタン4が本体3Fに取り付けられた枢支ピン4aにより回動可能に取付けられている点と、導管8Aに取り付けた移動具5aとした点と、移動具5aが移動することにより導管8Aとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側に押してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Aと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置5Gとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Gにしても、前記本発明の第1、4の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Aの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできるとともに、噴射先管9を交換することもできる。
【0020】
図23および図24に示す本発明の第8の実施形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、一端を噴射ステム2に被せて取付けるとともに、噴射ステム2に設けられたフランジ2aに引くことが可能に係止片7a、7aで取付けた導管8Bとした点と、一端を導管8Bにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、導管8Bに取り付けた移動具5aとした点と、その移動具5aが移動することにより導管8Bとそれに取付けた噴射ステム2をエアゾール容器1側から引いてエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Bと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置5Hとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Hにしても、前記本発明の第1、2、5の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Bの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできる。
【0021】
図25および図26に示す本発明の第9の実施形態において、前記本発明の第6の実施の形態と主に異なる点は、一端を噴射ステム2に被せて取付けた導管8Cとした点と、一端を導管8Cにスライド可能に被せて取付け他端を先端孔3bを貫通して外に露出させた噴射先管9とした点と、L形移動具5dの一端が押し圧されることにより、そのL形移動具5dの他の一端が導管8Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒してエアゾール容器1の内容物を噴射ステム2から噴射させ、導管8Cと噴射先管9で導いて噴射先管9の先端から噴出させることができる移動装置51とした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置61にしても、前記本発明の第1、3、6の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、導管8Cの移動に影響されて噴射先管9の噴射口がブレることがなく、より精密な塗布ができる。また、噴射先管9の噴射口を様々な形状にできる。
なお、ノックボタン4の端部4bを移動装置51とし、その端部4bが直接導管8Cとそれに取付けた噴射ステム2を倒して内容物を噴射させてもよい。
【0022】
図27および図28に示す本発明の第10の実施形態において、前記本発明の第7の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1を、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11とした点と、ポンプ10の一部が本体3Dの底部を貫通して露出した点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Jにしても、前記本発明の第1、4、7の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0023】
図29に示す本発明の第11の実施形態において、前記本発明の第8の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1を、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11とした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Kにしても、前記本発明の第1、2,5、8の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0024】
図30に示す本発明の第12の実施形態において、前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点は、エアゾール容器1Aを、空気を供給することができるポンプ10を備えたスプレー容器11Aとした点で、このように構成したサイドノック式エアゾール噴射装置6Lにしても、前記本発明の第1、3,6、9の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器11A内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあたっては次に列挙する効果が得られる。
【0026】
(1)請求項1記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して、内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、本体を筆記具を持つように手で保持し、ノックボタンを押圧することにより噴射ステムの先端からエアゾール容器の内容物を噴射させることができ、筆記具で文字を書いたり絵を描くように塗料等を被塗布面に噴射し、狭い範囲に正確に塗布することや、小さな文字を書いたり細かな絵・細かなパターンを描くことができる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。また、油脂や接着剤、剥離剤、薬剤等を狭い範囲に塗布したり、精密機械の部品等にも塗布することができる。
【0027】
(2)前記(1)によって、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物を入れたサイドノック式エアゾール噴射装置を数種類用意しておくことによって、筆記具を変えるように手軽に取り換えて塗布することができる。
また、数種類のエアゾール容器を取り換えることによっても、内容物の種類を換えて手軽に塗布することができる。色違いの塗料を入れたサイドノック式エアゾール噴射装置を数本用意しておけば、色彩画が描ける。
【0028】
(3)前記(1)によって、サイドノック式であるので、親指、人差し指、中指、薬指、小指のどの指でもノックボタンを押し圧することができ、作業に合わせて指を使い分けることや、1本の指が疲労したときにも他の指を使うことができ作業能率がよい。
【0029】
(4)請求項2記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって一端を前記噴射ステムに取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、噴射管の噴射口を様々な形状にでき、噴射管を交換することもできる。これにより、内容物の噴射量を調整したり、噴射形状を変えてより塗布しやすくできる。
【0030】
(5)請求項3記載の発明は、塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって前記噴射ステムに取付け内容物を導くことができる導管と、この導管に一端をスライド可能に取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射先管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して前記導管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とで構成されているので、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、噴射先管の噴射口を様々な形状にでき、噴射先管を交換することもできる。これにより、内容物の噴射量を調整したり、噴射形状を変えてより塗布しやすくできる。また、噴射先管の先端がブレないので、より精密な描画をすることができる。
【0031】
(6)請求項4記載の発明は、請求項1、2、3に係わる発明であり、エアゾール容器を、空気を供給することができるポンプを備えたスプレー容器として構成されているので、前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、必要に応じてスプレー容器内に空気を送り込み内部圧を高めることにより内容物の噴射量を増やすことができる。
【0032】
(7)したがって、普段使い慣れた筆記具を使う要領で、このサイドノック式エアゾール噴射装置を使うことができ、簡単に使えて、正確に小さな字を書いたり、細かな絵を描いたり、細かなパターンを描いたり、狭い範囲に塗料等の内容物を塗布できる。ホビーや装身具等に色を塗ることや、車の部分塗装の修理や、爪に色を塗るネイルアートもできる。また、噴射量が少なくできるので、マスキングも小さくて済み、塗料等が無駄にならなく経済的である。精密機械の部品に注油することや、狭い部分に接着剤や剥離剤、薬剤を塗布することもできる。
噴射口の形状も塗布面に合わせて選択できる。
コストも安くできるので、色鉛筆を揃えるように、このサイドノック式エアゾール噴射装置を数色揃えておけば色彩画が描ける。本体は一つで内容物の異なるエアゾール容器やスプレー容器だけを取り換えて使うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態の分解斜視図。
【図2】本発明の、第1の実施の形態の斜視図。
【図3】図2の、A−A線に沿う断面図。
【図4】図2の、A−A線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図5】本発明の、第1の実施の形態の内容物を噴射する使用説明図。
【図6】本発明の、第2の実施の形態の分解斜視図。
【図7】本発明の、第2の実施の形態の斜視図。
【図8】図7の、B−B線に沿う断面図。
【図9】図7の、B−B線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図10】本発明の、第3の実施の形態の斜視図。
【図11】図10の、C−C線に沿う断面図。
【図12】図10の、C−C線に沿う移動装置の説明拡大断面図。
【図13】本発明の、第4の実施の形態の分解斜視図。
【図14】本発明の、第4の実施の形態の斜視図。
【図15】図14の、D−D線に沿う断面図。
【図16】本発明の、第5の実施の形態の分解斜視図。
【図17】本発明の、第5の実施の形態の斜視図。
【図18】図17の、E−E線に沿う断面図。
【図19】本発明の、第6の実施の形態の斜視図。
【図20】図19の、F−F線に沿う断面図。
【図21】本発明の、第7の実施の形態の分解斜視図。
【図22】図21の、G−G線に沿う組み立てた状態の断面図。
【図23】本発明の、第8の実施の形態の斜視図。
【図24】図23の、H−H線に沿う断面図。
【図25】本発明の、第9の実施の形態の斜視図。
【図26】図25の、I−I線に沿う断面図。
【図27】本発明の、第10の実施の形態の斜視図。
【図28】図27の、J−J線に沿う断面図。
【図29】本発明の、第11の実施の形態の斜視図。
【図30】本発明の、第12の実施の形態の斜視図。
【符号の説明】
1、1A:エアゾール容器
1a:端壁
1b:内容物
2:噴射ステム
2a:フランジ
3A、3B、3C、3D、3E、3F:本体
3G:本体先部
3a:ストッパー
3b:先端孔
3c:エンドキャップ
3d:窓孔
4:ノックボタン
4a:枢支ピン
4b:端部
5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5H、5I:移動装置
5a:移動具
5b:傾斜面
5c:枢支ピン
5d:L形移動具
6A、6B、6C、6D、6E、6F、6G、6H、6I、6J、6K、6L:サイドノック式エアゾール噴射装置
7A、7B、7C:噴射管
7a:係止片
8A、8B、8C:導管
9:噴射先管
10:ポンプ
11、11A:スプレー容器
Claims (4)
- 塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、前記噴射ステムを先端から露出させて外観を筆記具形に形成した本体と、この本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して、内容物を噴射させることができる移動装置とからなることを特徴とするサイドノック式エアゾール噴射装置。
- 塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって一端を前記噴射ステムに取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して、前記噴射管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とからなることを特徴とするサイドノック式エアゾール噴射装置。
- 塗料、油脂、接着剤、剥離剤、薬剤等のいずれかの内容物が充填され、押すかあるいは引くかあるいは倒すことにより開弁させ内容物を内部圧により噴射させることができる噴射ステムを端壁に有する筆記具程度の太さのエアゾール容器と、このエアゾール容器を収容するかあるいは、前記エアゾール容器に取付けるかあるいは、前記エアゾール容器と一体形成し、外観を筆記具形に形成した本体と、この本体内にあって前記噴射ステムに取付け内容物を導くことができる導管と、この導管に一端をスライド可能に取付け他端を前記本体の先端部を貫通して外に露出させ内容物を導いて噴射させることができる噴射先管と、前記本体のサイド面に押し圧可能に取付けたノックボタンと、このノックボタンを押し圧することに連動して前記導管とそれに取付けた前記噴射ステムを押すかあるいは引くかあるいは倒して内容物を噴射させることができる移動装置とからなることを特徴とするサイドノック式エアゾール噴射装置。
- エアゾール容器を、空気を供給することができるポンプを備えたスプレー容器としたことを特徴とする請求項1、2、3記載のサイドノック式エアゾール噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321793A JP2004123223A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | サイドノック式エアゾール噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321793A JP2004123223A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | サイドノック式エアゾール噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004123223A true JP2004123223A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32289760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002321793A Pending JP2004123223A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | サイドノック式エアゾール噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004123223A (ja) |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002321793A patent/JP2004123223A/ja active Pending
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