JPH0230041Y2 - - Google Patents
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- JPH0230041Y2 JPH0230041Y2 JP13089284U JP13089284U JPH0230041Y2 JP H0230041 Y2 JPH0230041 Y2 JP H0230041Y2 JP 13089284 U JP13089284 U JP 13089284U JP 13089284 U JP13089284 U JP 13089284U JP H0230041 Y2 JPH0230041 Y2 JP H0230041Y2
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 21
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 21
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 3
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、筆記具の塗液を円滑に吐出可能とし
た吹付け用ピースガンに関する。
た吹付け用ピースガンに関する。
近年いわゆるフエルトペンなど、胴部に注填し
た水性、油性インキなどの着色塗液をそのチツプ
である筆記部に高圧空気を吹付けることにより、
塗液を霧化し、例えばイラストなどの描写用とし
て使用するものが知られているが、従来のもの
は、第6図に略示するごとく、筆記具Aは基体B
に設ける突起部に嵌合させるとともに、高圧空気
を吐出する吹出し口Cは、その先端の筆記部A1
の側方に離れて形成されていた。従つて、把持が
不便である他、吹付け空気はその側方から吐出す
るため、ときに筆記部A1から塗液が胴部E内に
逆流しがちであり又筆記部A1の一側面から常に
空気が入射するため、筆記部A1の使用個所が限
定され、その損傷を早め、又塗液の筆記部A1へ
の流出が不円滑となり易く、一定の滑らかな霧
化、吹付けが困難であつた。
た水性、油性インキなどの着色塗液をそのチツプ
である筆記部に高圧空気を吹付けることにより、
塗液を霧化し、例えばイラストなどの描写用とし
て使用するものが知られているが、従来のもの
は、第6図に略示するごとく、筆記具Aは基体B
に設ける突起部に嵌合させるとともに、高圧空気
を吐出する吹出し口Cは、その先端の筆記部A1
の側方に離れて形成されていた。従つて、把持が
不便である他、吹付け空気はその側方から吐出す
るため、ときに筆記部A1から塗液が胴部E内に
逆流しがちであり又筆記部A1の一側面から常に
空気が入射するため、筆記部A1の使用個所が限
定され、その損傷を早め、又塗液の筆記部A1へ
の流出が不円滑となり易く、一定の滑らかな霧
化、吹付けが困難であつた。
従つて本考案者らは、ペン状の筆記具の先端部
を囲む空気流路を形成することによつて、該筆記
部の全周面に沿つて、空気を流過させ、流過に伴
う負圧によつて筆記具内部の塗液を吸出しつつ、
霧化、吹き付け可能とすることにより、前記問題
点の一端を解決する吹付け用ピースガンを案出し
た。
を囲む空気流路を形成することによつて、該筆記
部の全周面に沿つて、空気を流過させ、流過に伴
う負圧によつて筆記具内部の塗液を吸出しつつ、
霧化、吹き付け可能とすることにより、前記問題
点の一端を解決する吹付け用ピースガンを案出し
た。
しかしこのものは、主として空気の流過に伴う
負圧によつて吸出するものであるため、筆記具と
くに塗液として、比較的滲出が困難な素材を用る
ときには、その塗液の吸出し量が不足する場合が
あつた。
負圧によつて吸出するものであるため、筆記具と
くに塗液として、比較的滲出が困難な素材を用る
ときには、その塗液の吸出し量が不足する場合が
あつた。
他方、筆記具には、通常、外気と内部との圧力
を均衡させるため、圧力平衡孔を設けており、本
考案は、該圧力平衡孔を活用することによつて、
従来構造の吹付け用ピースガンの欠点を改善し、
塗液の吐出を円滑化しうる吹付け用ピースガンを
想出した。
を均衡させるため、圧力平衡孔を設けており、本
考案は、該圧力平衡孔を活用することによつて、
従来構造の吹付け用ピースガンの欠点を改善し、
塗液の吐出を円滑化しうる吹付け用ピースガンを
想出した。
本考案は、塗液を霧化するための空気流路を、
筆記具に設ける圧力平衡孔に連通させることによ
つて、内圧を高め、円滑な塗液の吹き付けを可能
とし、前記問題点を解決しうる吹付け用ピースガ
ンの提供を目的としている。
筆記具に設ける圧力平衡孔に連通させることによ
つて、内圧を高め、円滑な塗液の吹き付けを可能
とし、前記問題点を解決しうる吹付け用ピースガ
ンの提供を目的としている。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図において、吹付け用ピースガン1は、ペン状
の筆記具を取付ける基体5に、筆記具4の先端部
に向かつて空気を突出する空気流路7を設けると
ともに、該空気流路7を、筆記具4に設けた圧力
平衡孔8に導通させる一方、該空気流路7を、開
閉弁6を介して高圧空気源Pに接続している。
の筆記具を取付ける基体5に、筆記具4の先端部
に向かつて空気を突出する空気流路7を設けると
ともに、該空気流路7を、筆記具4に設けた圧力
平衡孔8に導通させる一方、該空気流路7を、開
閉弁6を介して高圧空気源Pに接続している。
筆記具4は、胴部2の先端に筆記部3を突設し
ており、本例では、胴部2は、後端を開放した直
筒部21の先端に先細のコーン部22を形成し、
又その内部に塗液を含浸するフエルトなどの含浸
材24を充填、内装するとともに、後端は栓片2
5を用いて封止する。又コーン部22には、連続
孔を有するチツプ26を金属管27内に設けた先
金具29が、前記チツプ26を金属管27から突
出させかつ金属管27の先端部分をコーン部22
から外にのびるごとく一体に固定することによつ
て、該先金具29のコーン部22からの突出部に
より前記筆記部3を形成する。
ており、本例では、胴部2は、後端を開放した直
筒部21の先端に先細のコーン部22を形成し、
又その内部に塗液を含浸するフエルトなどの含浸
材24を充填、内装するとともに、後端は栓片2
5を用いて封止する。又コーン部22には、連続
孔を有するチツプ26を金属管27内に設けた先
金具29が、前記チツプ26を金属管27から突
出させかつ金属管27の先端部分をコーン部22
から外にのびるごとく一体に固定することによつ
て、該先金具29のコーン部22からの突出部に
より前記筆記部3を形成する。
なおチツプ26は含浸材24と接してその筆記
部3に塗液を滲出させる。又、筆記具4として金
属管27を用いないチツプ26のみのもの、又金
属管27のみからなるものも用いることができ、
又筆記部3とは、胴部2から突出する、該胴部2
よりも小径の筆記用の小径部をいう。
部3に塗液を滲出させる。又、筆記具4として金
属管27を用いないチツプ26のみのもの、又金
属管27のみからなるものも用いることができ、
又筆記部3とは、胴部2から突出する、該胴部2
よりも小径の筆記用の小径部をいう。
前記直筒部21には、該筆記具4に嵌り合うキ
ヤツプ取付用の段差30を形成するとともに直筒
部21とコーン部22との境界にも前向きの段部
31を形設する。なおコーン部22には、略中間
位置に、胴部2内に通じる前記圧力平衡孔8を開
穿する。
ヤツプ取付用の段差30を形成するとともに直筒
部21とコーン部22との境界にも前向きの段部
31を形設する。なおコーン部22には、略中間
位置に、胴部2内に通じる前記圧力平衡孔8を開
穿する。
基体5は、本例では、筆記具4を内部に収納す
るペン状の容器であつて、該基体5は、前記直筒
部21を空気間隙g1を有して外挿する筒体41
と、その先端を覆うノズル金具42と、その後端
を遮蔽するキヤツプ状の押進具43とを具える。
るペン状の容器であつて、該基体5は、前記直筒
部21を空気間隙g1を有して外挿する筒体41
と、その先端を覆うノズル金具42と、その後端
を遮蔽するキヤツプ状の押進具43とを具える。
ノズル金具42は、筒体41の端面に合うフラ
ンジ45の内端に筒体41に螺合するネジ部46
を設けかつその前面に先細のノーズ47を突設し
ている。
ンジ45の内端に筒体41に螺合するネジ部46
を設けかつその前面に先細のノーズ47を突設し
ている。
又ノズル金具42には、前記筆記具4のコーン
部22を空気間隙g2を有して挿入しうる内孔4
9が設けられる。該空気間隙g2には、前記コー
ン部22に設ける圧力平衡孔8が開口する。又内
孔49の先端には、小孔からなる前記吹出し口9
を形成するとともに、吹出し口9の近傍内側に
は、小巾の平行部を設ける。
部22を空気間隙g2を有して挿入しうる内孔4
9が設けられる。該空気間隙g2には、前記コー
ン部22に設ける圧力平衡孔8が開口する。又内
孔49の先端には、小孔からなる前記吹出し口9
を形成するとともに、吹出し口9の近傍内側に
は、小巾の平行部を設ける。
なお平行部には、受金具51を取付ける。受金
具51は、第3図に示すように、前記平行部に嵌
り合う外径寸度を有しかつ両端面を約45゜の角度
で斜め平行に傾斜させたコーン状体54の中心
に、前記コーン部22に沿うテーパ孔55を穿設
する。又前面には段差56を設けるとともに、そ
の外周部を、段差下縁を起点として平面で切り落
とした空気導通用の3つの切欠部57…を形設
し、該受金具51は、前記平行部に圧入により取
付く。
具51は、第3図に示すように、前記平行部に嵌
り合う外径寸度を有しかつ両端面を約45゜の角度
で斜め平行に傾斜させたコーン状体54の中心
に、前記コーン部22に沿うテーパ孔55を穿設
する。又前面には段差56を設けるとともに、そ
の外周部を、段差下縁を起点として平面で切り落
とした空気導通用の3つの切欠部57…を形設
し、該受金具51は、前記平行部に圧入により取
付く。
前記押進具43は、筒体41と同径のフランジ
61に、筒体41に螺入するネジ部62を設けて
おり、又ネジ部62には、筒体41との間を封止
するシール63を取付けている。又ネジ部62に
は、前記筆記具4の後端を受ける段付孔64を形
成する。
61に、筒体41に螺入するネジ部62を設けて
おり、又ネジ部62には、筒体41との間を封止
するシール63を取付けている。又ネジ部62に
は、前記筆記具4の後端を受ける段付孔64を形
成する。
筆記具4は、ノズル金具42のネジ部46端面
と、前記段部31との間に例えばコイルバネから
なるバネ手段10を介在させ挿入されるととも
に、後端を押進具43の段付孔64で支持させ、
該基体5内部に収納し取付ける。筆記具4は前記
のごとくそのコーン部22を受金具51のテーパ
孔55により支持され、又後端を押進具43の段
付孔64に嵌着されることによつて筒体41と同
芯に保持されるとともに、筒体41、ノズル金具
42との間には空気間隙g1,g2によつて、本
例では、先端部を含み、筆記具4をその全長に亘
つて囲みかつ圧力平衡孔8に通じる前記空気流路
7を形成する。
と、前記段部31との間に例えばコイルバネから
なるバネ手段10を介在させ挿入されるととも
に、後端を押進具43の段付孔64で支持させ、
該基体5内部に収納し取付ける。筆記具4は前記
のごとくそのコーン部22を受金具51のテーパ
孔55により支持され、又後端を押進具43の段
付孔64に嵌着されることによつて筒体41と同
芯に保持されるとともに、筒体41、ノズル金具
42との間には空気間隙g1,g2によつて、本
例では、先端部を含み、筆記具4をその全長に亘
つて囲みかつ圧力平衡孔8に通じる前記空気流路
7を形成する。
又前記バネ手段10は、筆記具4を長手方向後
方に付勢するとともに、ノズル金具42のネジ部
46の前記端面は、バネ手段10を介して筆記具
4を支持しかつ該筆記具4を長手方向に付勢する
支持部12を形成する。又前記押進具43は、そ
の螺入により前記バネ手段10に抗して筆記具4
を長手方向前方に移動させ又螺退により後方に移
動できる。
方に付勢するとともに、ノズル金具42のネジ部
46の前記端面は、バネ手段10を介して筆記具
4を支持しかつ該筆記具4を長手方向に付勢する
支持部12を形成する。又前記押進具43は、そ
の螺入により前記バネ手段10に抗して筆記具4
を長手方向前方に移動させ又螺退により後方に移
動できる。
従つて、押進具43の螺進退により筆記具4は
長手方向に移動し、筆記部3を、吹出し口9の内
部で位置調整でき又必要により吹出し口9からや
や突出させうるなど、吹出し口9と筆記部3との
相対位置を可変する。
長手方向に移動し、筆記部3を、吹出し口9の内
部で位置調整でき又必要により吹出し口9からや
や突出させうるなど、吹出し口9と筆記部3との
相対位置を可変する。
前記開閉弁6は、筒体41に付設される。
開閉弁6は、角柱状の基筒71の先端にその両
側で張りだす軸受け片72,72を設け、該軸受
け片72,72間で操作片15を枢支する。該操
作片15は、本例ではレバー状をなし、上片73
下面に前記軸受片72に挿入されかつ前記のごと
く枢支される枢着片74を下設するとともに、そ
の下面には押片75を膨設する。なお上片73
は、その水平状態では、前記基筒71の上面に掛
止される突片76を具える。
側で張りだす軸受け片72,72を設け、該軸受
け片72,72間で操作片15を枢支する。該操
作片15は、本例ではレバー状をなし、上片73
下面に前記軸受片72に挿入されかつ前記のごと
く枢支される枢着片74を下設するとともに、そ
の下面には押片75を膨設する。なお上片73
は、その水平状態では、前記基筒71の上面に掛
止される突片76を具える。
前記基筒71には、その後端で空気ニツプル9
0が嵌り合う大径部91と、作動片16が挿入さ
れる小径部92とからなる段付孔が穿設され、又
小径部92内には、筒体41内部にのびる側孔9
4をその中央部に透設する。
0が嵌り合う大径部91と、作動片16が挿入さ
れる小径部92とからなる段付孔が穿設され、又
小径部92内には、筒体41内部にのびる側孔9
4をその中央部に透設する。
前記作動片16は、第4図に詳示するごとく、
先端部に先細部95を有しかつ後端にフランジ9
6を周設したピン状体であり、前記フランジ96
に接してOリングなどのシール97を取付ける周
溝99を形成しかつその前方部に、間隙を隔てて
2つの周溝101,102を凹設する。又中心に
は、周溝102下方までのびかつ後端を封栓した
導孔103を設ける。又周溝101,102に
は、導孔103に通じる側孔104,105をそ
の底面に穿設する。
先端部に先細部95を有しかつ後端にフランジ9
6を周設したピン状体であり、前記フランジ96
に接してOリングなどのシール97を取付ける周
溝99を形成しかつその前方部に、間隙を隔てて
2つの周溝101,102を凹設する。又中心に
は、周溝102下方までのびかつ後端を封栓した
導孔103を設ける。又周溝101,102に
は、導孔103に通じる側孔104,105をそ
の底面に穿設する。
作動片16は、前記空気ニツプル90で一端が
支持さるバネ106がフランジ96を押圧するこ
とにより、シール97が大径部91、小径部92
間の段差がなす弁座を閉止する。又かかる状態に
おいて、前記周溝102は側孔94と位置を違え
るとともに、周溝102と位置合わせできかつ外
気に通じる排気孔109を基部71に設ける。又
作動片16は基筒71からその先端部が突出し、
前記操作片15の押片75に当接する。
支持さるバネ106がフランジ96を押圧するこ
とにより、シール97が大径部91、小径部92
間の段差がなす弁座を閉止する。又かかる状態に
おいて、前記周溝102は側孔94と位置を違え
るとともに、周溝102と位置合わせできかつ外
気に通じる排気孔109を基部71に設ける。又
作動片16は基筒71からその先端部が突出し、
前記操作片15の押片75に当接する。
前記操作片15の上片73を手指操作により押
下げることにより、押片75が作動片16を後退
させ、周溝101を大径部91内に突出させる。
従つて大径部91は周溝101、側孔104をへ
て導孔103を通り、側孔105、周溝102か
ら前記側孔94に通じ、空気流路7に連通する空
気路17を形成する。
下げることにより、押片75が作動片16を後退
させ、周溝101を大径部91内に突出させる。
従つて大径部91は周溝101、側孔104をへ
て導孔103を通り、側孔105、周溝102か
ら前記側孔94に通じ、空気流路7に連通する空
気路17を形成する。
又前記周溝101が大径部91にやや臨出する
操作片15の操作初期では、周溝102は、排気
孔109と側孔94とに同時に連通しており、従
つて操作初期に生じがちな衝撃的圧力であるサー
ジ空圧が排気孔109から排出される。なお操作
片15をさらに押下げることによつて、周溝10
2は排気孔109から外れ、前記のごとく前記側
孔94に導通させる。
操作片15の操作初期では、周溝102は、排気
孔109と側孔94とに同時に連通しており、従
つて操作初期に生じがちな衝撃的圧力であるサー
ジ空圧が排気孔109から排出される。なお操作
片15をさらに押下げることによつて、周溝10
2は排気孔109から外れ、前記のごとく前記側
孔94に導通させる。
然して前記空気ニツプル90に、高圧空気を取
出しうる空気圧縮機又は高圧空気を貯留する高圧
缶などの高圧空気源Pにホースなどを介して接続
する。又操作片15を手指により押下げることに
よつて、空気路17を開きその高圧空気を空気流
路7内に導く。なお操作初期におけるサージ空圧
は前記のごとく、排気孔109から外気に排出で
きる。又空気流路7内の高圧空気は、ノズル金具
42の内孔49に沿つて流過し、筆記部3を囲ん
で斜めに交差しつつ高速空気を吹付けた後、吹出
し口9から流出する。
出しうる空気圧縮機又は高圧空気を貯留する高圧
缶などの高圧空気源Pにホースなどを介して接続
する。又操作片15を手指により押下げることに
よつて、空気路17を開きその高圧空気を空気流
路7内に導く。なお操作初期におけるサージ空圧
は前記のごとく、排気孔109から外気に排出で
きる。又空気流路7内の高圧空気は、ノズル金具
42の内孔49に沿つて流過し、筆記部3を囲ん
で斜めに交差しつつ高速空気を吹付けた後、吹出
し口9から流出する。
筆記具3は高速負圧空気がその全周に亘り吹付
けられることにより、その負圧によつて塗液が吸
引されかつ霧化される。
けられることにより、その負圧によつて塗液が吸
引されかつ霧化される。
又筆記具4の前記圧力平衡孔8から内部に流入
する高圧空気は、内部の含浸材24、塗液を加圧
する。従つて筆記部3に沿う高速空気流により該
筆記部3に作用する前記負圧による吸上げ力を助
けて、使用の間、塗液を円滑に流出させる。
する高圧空気は、内部の含浸材24、塗液を加圧
する。従つて筆記部3に沿う高速空気流により該
筆記部3に作用する前記負圧による吸上げ力を助
けて、使用の間、塗液を円滑に流出させる。
又前記押進具13の螺進退により筆記具3と吹
出し口9との相対位置を調整でき、塗液の吐出
量、吹付け状態等を加減できる。
出し口9との相対位置を調整でき、塗液の吐出
量、吹付け状態等を加減できる。
叙上のごとく本考案の吹付け用ピースガンは、
筆記具を取付ける手持ち可能な基体に、筆記具の
先端部を囲んで空気流路を形成しており、従つて
筆記具の筆記部にはそのほぼ全周囲から高速空気
を吹付けでき塗液を筆記部の全周面から円滑に吐
出させる。又筆記具には、圧力平衡孔を介してそ
の内部が加圧されることにより、筆記部周囲に高
速空気流が流れることによつて生じる負圧と協働
し、塗液を能率よく吐出でき円滑な吹付けを可能
とする。
筆記具を取付ける手持ち可能な基体に、筆記具の
先端部を囲んで空気流路を形成しており、従つて
筆記具の筆記部にはそのほぼ全周囲から高速空気
を吹付けでき塗液を筆記部の全周面から円滑に吐
出させる。又筆記具には、圧力平衡孔を介してそ
の内部が加圧されることにより、筆記部周囲に高
速空気流が流れることによつて生じる負圧と協働
し、塗液を能率よく吐出でき円滑な吹付けを可能
とする。
なお本考案の吹付け用ピースガン1は、第5図
に略示するごとく、圧力平衡孔8に通じる空気流
路7を形成できさえすれば、筆記具4の先端部の
みを軸封挿入する基体5を用いてもよく、又第6
図に示した、側方から空気を吐出するものにも用
いうるとともに、操作片15として押釦形式のも
のを用いるなど種々な態様のものに変形できる。
に略示するごとく、圧力平衡孔8に通じる空気流
路7を形成できさえすれば、筆記具4の先端部の
みを軸封挿入する基体5を用いてもよく、又第6
図に示した、側方から空気を吐出するものにも用
いうるとともに、操作片15として押釦形式のも
のを用いるなど種々な態様のものに変形できる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は受金具を例示する
斜視図、第4図は作動片を例示する斜視図、第5
図は他の実施例を示す斜視図、第6図は従来の吹
付け用ピースガンを例示する正面図である。 2……胴部、3……筆記部、4……筆記具、5
……基体、6……開閉弁、7……空気流路、8…
…圧力平衡孔、9……吹出し口。
図はその分解斜視図、第3図は受金具を例示する
斜視図、第4図は作動片を例示する斜視図、第5
図は他の実施例を示す斜視図、第6図は従来の吹
付け用ピースガンを例示する正面図である。 2……胴部、3……筆記部、4……筆記具、5
……基体、6……開閉弁、7……空気流路、8…
…圧力平衡孔、9……吹出し口。
Claims (1)
- 塗液を内装した胴部の先端に前記塗液が滲出す
る小径の筆記部を突設するとともに外気と導通す
るための平衡孔を胴部に開穿したペン状の筆記具
を取付ける手持ち可能な基体に、前記筆記部に向
かつて空気を吐出する吹出し口を先端に具えかつ
前記圧力平衡孔に通じるとともに開閉弁を介して
高圧空気源に接続される空気流路を形成してなる
吹付け用ピースガン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13089284U JPS6144261U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 吹付け用ピ−スガン |
US06/754,123 US4685622A (en) | 1984-07-21 | 1985-07-12 | Piece gun for spraying |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13089284U JPS6144261U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 吹付け用ピ−スガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144261U JPS6144261U (ja) | 1986-03-24 |
JPH0230041Y2 true JPH0230041Y2 (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=30689484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13089284U Granted JPS6144261U (ja) | 1984-07-21 | 1984-08-28 | 吹付け用ピ−スガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144261U (ja) |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP13089284U patent/JPS6144261U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144261U (ja) | 1986-03-24 |
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