JP2004190327A - ゲートの不断水設置工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゲート室1において流出口3に取り付けられた既設ゲート4を新設ゲート5に交換するに当たり、(1)既設ゲート4及び新設ゲート5の各扉4A,5Aを開いた状態において、連通管7を両ゲートの各開口部4B,5Bに貫通させ、シール処理を施した流入口2及び流出口3を連通管7により連通させる工程、(2)ゲート室1内の水を排水する工程、(3)既設ゲート4の固定部を解体するとともに、連通管7から離脱可能となるように戸当り4Cを切断し、既設ゲート4を撤去する工程、(4)新設ゲート5を移動させ、流出口3において新設ゲート5を据え付ける工程、(5)新設ゲート5の据え付けが完了した後、連通管7を撤去する工程をそれぞれその順序で行うゲートの不断水設置工法とした。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水流を止めることなくゲートの交換を可能とするゲートの不断水設置工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
下水路や上水路、工業用水路等においては水の流量をコントロールする目的で、水路を開放、閉止するゲートが設けられている場合が多い。ゲートの一例としては図6に示すように、扉体52と、上辺部を開口辺として略コの字形を呈し、前記扉体52を昇降自在に支持する戸当り53とから構成されるゲート51が一般的であり、壁面に形成された流出口54にあてがわれてモルタル等により据え付けられ、図示しない開閉機により扉52が昇降することで、水路の開放、閉止或いは流量のコントロールが行われるようになっている。通常の状態では、扉52は常に開いており、水は満たされた状態で水路を流れている。
【0003】
前記ゲート51が老朽化して新規なゲートに交換する場合、既設ゲートにおけるモルタルの取り壊しや、新設ゲートにおける位置決め作業やモルタルの養生など、その交換作業は大掛かりとなるため、作業期間中はゲート周りを止水してドライな状態にしておく必要がある。このゲート周りを止水する技術としては、角落しを利用する方法が公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかし、前記特許文献1に開示された技術によれば、ゲート周りを止水できるものの、作業期間中、下流側に水が流れなくなるという問題がある。このようなとき、水路系全体を不断水としてゲートを交換したい場合、従来ではゲートの交換作業現場を迂回するバイパス水路を別途に形成し、作業期間中はこのバイパス水路を使用して水を下流側に流すという方法が採られていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−226945号公報(第3頁、図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記バイパス水路を別途に形成する方法は、水路系を形成する土木構造物の築造に関わるため、多大なコストと築造日数がかかるという問題がある。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決するために創作されたものであり、簡易な構成で経済的となり、迅速なゲートの交換が可能となるゲートの不断水設置工法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、ゲート室において流出口或いは流入口に取り付けられた既設ゲートを新設ゲートに交換するに当たり、(1)新設ゲート及び連通管をゲート室に搬入するとともに、既設ゲート及び新設ゲートの各扉を開いた状態において、連通管を両ゲートの各開口部に貫通させ、シール処理を施した流入口及び流出口を連通管により連通させる工程、(2)ゲート室内の水を排水する工程、(3)既設ゲートの固定部を解体するとともに、連通管から離脱可能となるように既設ゲートの戸当りを切断し、既設ゲートを撤去する工程、(4)退避位置にあった新設ゲートを連通管に沿って移動させ、流出口或いは流入口において新設ゲートを据え付ける工程、(5)新設ゲートの据え付けが完了した後、連通管を撤去する工程をそれぞれその順序で行うゲートの不断水設置工法とした。
【0009】
また、ゲート室において流出口或いは流入口に取り付けられた既設ゲートを新設ゲートに交換するに当たり、(1)既設ゲートの扉が開いた状態において、シール処理を施した流入口及び流出口を連通管により連通させる工程、(2)ゲート室内の水を排水する工程、(3)既設ゲートの固定部を解体するとともに、前記連通管から離脱可能となるように既設ゲートの戸当りを切断し、既設ゲートを撤去する工程、(4)新設ゲートに関して戸当りの一部が着脱自在となるように構成し、前記戸当りの一部を外した状態において、且つ、扉を開いた状態において、新設ゲートをその開口部に連通管が貫通するように位置させ、その後に前記戸当りの一部を取り付ける工程、(5)流出口或いは流入口において新設ゲートを据え付ける工程、(6)新設ゲートの据え付けが完了した後、連通管を撤去する工程をそれぞれその順序で行うゲートの不断水設置工法とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明について2つの実施形態例を示す。
「第1の実施形態」
図1及び図2は第1の実施形態における側断面の工程説明図である。図1(a)において、ゲート室1は例えば下水処理場の水路系において設けられるものであり、ゲート室1の上流側には流入口2が形成され、下流側には流出口3が形成されている。この図1(a)はゲート交換を行う前のゲート室1の状態を示しており、流出口3側に据え付けられた既設ゲート4の扉4Aが開き、ゲート室1が水で満たされた状態にある。作業員は例えば水中服等を装着して、既設ゲート4周りのチェック等を行う。なお、符号6は、ロッド6Aを介して扉4Aを自動昇降させる開閉機を示し、ゲート室1の上部に設置されている。
【0011】
図1及び図2において、本実施形態では、前記既設ゲート4を新設ゲート5に交換するに当たり、新設ゲート5及び連通管7をゲート室1に搬入するとともに、既設ゲート4及び新設ゲート5の各扉4A,5Aを開いた状態において、連通管7を既設ゲート4及び新設ゲート5の各開口部4B,5Bに貫通させ、シール処理を施した流入口2及び流出口3を連通管7により連通させる工程(以降、第1工程という)、ゲート室1の内部の水を排水する工程(以降、第2工程という)、既設ゲート4の固定部を解体するとともに、連通管7から離脱可能となるように既設ゲート4の戸当り4Cを切断し、既設ゲート4を撤去する工程(以降、第3工程という)、退避位置にあった新設ゲート5を連通管7に沿って移動させ、流出口3或いは流入口2において新設ゲート5を据え付ける工程(以降、第4工程という)、新設ゲート5の据え付けが完了した後、連通管7を撤去する工程(以降、第5工程という)をそれぞれ、その順序で行うことを主な特徴とする。
【0012】
「第1工程」
先ず、連通管7(図1(c)等)により流入口2と流出口3とを連通させる場合、連通管7と、流入口2及び流出口3との間には隙間が形成されるため、この隙間を閉塞するべくシール処理を施す。図1(b)において、符号8,9はそれぞれ連通管7を接続するべく流入口2、流出口3に取り付けられる仮設治具を示す。仮設治具8は、短筒形状の胴部8Aの外周に環状の第1フランジ部8B及び第2フランジ部8Cを有した形状からなる。仮設治具8は、第1フランジ部8B及び第2フランジ部8Cがゲート室1内に位置するようにしてその胴部8Aの一部が流入口2に挿入され、その際に胴部8Aの外周と流入口2の内壁部との間に形成される環状の隙間空間をシール処理するべく環状のシール部材10が取り付けられる。
【0013】
なお、仮設治具8を堅固に取り付けるため、図では第2フランジ部8Cに支持ロッド12を複数あてがった場合を示している。支持ロッド12はターンバックル12Aを備えることにより伸縮調整自在に構成され、一端側が流出口3の形成されるゲート室1の内壁部にあてがわれ、他端側が前記したように第2フランジ部8Cにあてがわれる。
【0014】
次いで、仮設治具9は、連通管7を内嵌させるための環状の嵌合部9Aと、この嵌合部9Aの外周において環状に形成されるシール部材収納部9Bとを備えた構成からなり、シール部材収納部9Bに環状のシール部材11を取り付けることで、仮設治具9と流出口3の内壁部との間に形成される環状の隙間空間をシール処理する。
【0015】
前記したシール部材10,11としては、例えばエアバッグが適用でき、この場合、それぞれ流入口2、流出口3の所定部位に設置したうえでエアを供給することによりシール部材10,11を膨張展開させる。このようにエアバッグ方式とすることで迅速なシール処理が行えることとなる。勿論、シール部材10,11としては合成ゴム材等も適用可能である。なお、流入口2及び流出口3の断面形状は円形に限られず、角形であってもシール部材10,11や仮設治具8,9の形状を適宜に変更することでシール処理が可能となる。
【0016】
以上のように流入口2及び流出口3におけるシール処理が終了したら、図1(c),(d)に示すように、連通管7及び新設ゲート5を天井の開口部を介してゲート室1内に搬入する。本実施形態では、連通管7を、共に円筒形状を呈する第1短管7Aと第2短管7Bとから構成している。なお、第1短管7Aは片フランジ型短管、第2短管7Bは両フランジ型短管となっている。
【0017】
先ず、図1(c)に示すように、第1短管7Aの一端側を、流出口3側の仮設治具9の嵌合部9Aに内嵌させる。勿論、このとき、既設ゲート4の扉4Aは開いた状態である。これにより、第1短管7Aは流出口3においてゲート室1内に向けて水平状に取り付け固定される。次いで、新設ゲート5の扉5Aが開いた状態において、前記第1短管7Aが、戸当り5Cによって囲まれた開口部5Bを貫通するように新設ゲート5を横移動させる(図1(d)の状態)。
【0018】
続いて第2短管7Bをゲート室1内に搬入し、図2(e)に示すように、その両端に形成されたフランジ部(符号省略)を介し、第1短管7のフランジ部(符号省略)と、仮設治具8の第1フランジ部8Bに対してボルト(図示せず)により締結固定する。
【0019】
以上により、第1短管7A及び第2短管7Bからなる連通管7は、既設ゲート4,新設ゲート5の各開口部4B、5Bを貫通した態様として、シール処理が施された流入口2と流出口3とを連通することとなる。したがって、以上の第1工程が終了した時点で、以降の水の流れは流入口2→連通管7→流出口3となり、ゲート室1には第1工程の作業中に満たされていた水のみがそのまま溜まった状態となっている。
【0020】
なお、以上に説明した形態では、先ず仮設治具8,9やシール部材10,11によりシール処理を施した後に、新設ゲート5や連通管7をゲート室1に搬入して流入口2と流出口3とを連通させる場合を示したが、ゲート室1の内部が比較的広く、作業場所として余裕がある場合などには、仮設治具8,9や新設ゲート5、連通管7等を一度に搬入しても良く、また、場合によってはシール処理する工程と、連通管7による連通工程とを略同時的に行うことも可能である。
【0021】
「第2工程」
第1工程が終了したら、図2(e)に示すように、ゲート室1に水中ポンプ13を設置して、前記したように、ゲート室1内に溜まった水を外部に排水する。これにより、以降の作業工程では、作業員はドライな状態となったゲート室1において作業が行えることとなる。
【0022】
「第3工程」
次いで、作業場所を確保するため新設ゲート5を流入口2側に退避させ、ゲート室1の内壁に対する既設ゲート4の固定部(モルタル、アンカボルト等)を解体する。そして、図2(f)に示すように、戸当り4Cの下部4Dをグラインダやガス溶断等により切断する。これにより、既設ゲート4はその切断箇所において連通管7から離脱可能な状態となるので、既設ゲート4をそのまま吊り上げてゲート室1から撤去する。
【0023】
「第4工程」
既設ゲート4の撤去が終了したら、退避させていた新設ゲート5を連通管7に沿って流出口3側に移動させ、以降、流出口3において、新設ゲート5の正確な位置決め作業やモルタル等による据え付け作業を行う(図2(g)の状態)。言うまでもなく、前記第2工程からこの第4工程までの間、水は連通管7を介して常に流れている状態である。
【0024】
「第5工程」
そして、モルタル等の所定の養生期間が経過し、新設ゲート5の据え付けが完了したら、図2(h)に示すように、連通管7を分解し、これら連通管7と共に仮設治具8,9、シール部材10,11、支持ロッド12をゲート室1から撤去する。これにより水路系は元の状態、つまり「流入口2→ゲート室1→流出口3」の状態に戻る。
【0025】
以上のような第1工程〜第5工程をそれぞれその順序で行う構成とすれば、従来のようにバイパス水路を形成することなく、簡易な構成で経済的となり、且つスピーディーに、不断水の状態としてゲートの交換を行えることとなる。また、ゲート室1が狭い場合には、第1工程において説明したように、流入口2や流出口3において先に仮設治具8,9を取りつけ、シール処理を施した後に、新設ゲート5や連通管7をゲート室1に搬入して流入口2と流出口3とを連通させる態様とすることで、狭い室内でも効率良く作業が行える。
【0026】
「第2の実施形態」
図3及び図4は第2の実施形態における側断面の工程説明図である。これらの図において第1の実施形態で説明した構成部材と同一のものについては同一の符号を付している。本実施形態は、既設ゲート4の扉4Aが開いた状態において、シール処理を施した流入口2及び流出口3を連通管7により連通させる工程(以降、第1工程という)、ゲート室1内の水を排水する工程(以降、第2工程という)、既設ゲート4の固定部を解体するとともに、連通管7から離脱可能となるように既設ゲート4の戸当り4Cを切断し、既設ゲート4を撤去する工程(以降、第3工程という)、新設ゲート5に関して戸当り5Cの一部が着脱自在となるように構成し、前記戸当り5Cの一部を外した状態において、且つ、扉5Aを開いた状態において、新設ゲート5をその開口部5Bに連通管7が貫通するように位置させ、その後に前記戸当り5Cの一部を取り付ける工程(以降、第4工程という)、流出口3或いは流入口2において新設ゲート5を据え付ける工程(以降、第5工程という)、新設ゲート5の据え付けが完了した後、連通管7を撤去する工程(以降、第6工程という)をそれぞれ、その順序で行うことを主な特徴とする。
【0027】
「第1工程」
図3(a),(b)に示す工程については、第1の実施形態で説明した図1(a),(b)の場合と同一であるので説明は省略する。第1の実施形態では、図1(d)に示したように、新設ゲート5の開口部5Bを貫通するようにして連通管7を配設したのに対し、本実施形態では、図3(c),(d)に示すように、新設ゲート5を介設させることなく、第1短管7Aと第2短管7Bとをゲート室1に搬入してこれらを連結し、シール処理を施した流入口2と流出口3とを連通させる態様としている。
【0028】
「第2工程」
第1工程が終了したら、図3(d)に示すように、ゲート室1に水中ポンプ13を設置してゲート室1内に溜まった水を外部に排水する。これにより、以降の作業工程では、作業員はドライな状態となったゲート室1において作業が行えることとなる。
【0029】
「第3工程」
次いで、ゲート室1の内壁に対する既設ゲート4の固定部(モルタル、アンカボルト等)を解体する。そして、図4(e)に示すように、戸当り4Cの下部4Dをグラインダやガス溶断等により切断する。これにより、既設ゲート4はその切断箇所において連通管7から離脱可能な状態となるので、既設ゲート4をそのまま吊り上げてゲート室1から撤去する。
【0030】
「第4工程」
本実施形態に使用される新設ゲート5は、図5に示すように、その戸当り5Cの下部5Dが着脱自在となるように構成されており、具体的にはボルト14及びナット15により着脱が行われる。この新設ゲート5を取り付ける際には、先ず下部5Dを外した状態で、且つ、扉5Aを開いた状態(図5に示す状態)で、連通管7の上から吊り降ろすことで、図4(f)に示すように、その開口部5Bに連通管7が貫通する態様となる。その後、図5に示したボルト14及びナット15により下部5Dを戸当り5Cに取り付ける。
【0031】
「第5工程」
そして、連通管7に沿って新設ゲート5を横移動させ、流出口3において、新設ゲート5の正確な位置決め作業やモルタル等による据え付け作業を行う(図4(g)の状態)。言うまでもなく、前記第2工程からこの第5工程までの間、水は連通管7を介して常に流れている状態である。
【0032】
「第6工程」
モルタル等の所定の養生期間が経過し、新設ゲート5の据え付けが完了したら、図4(h)に示すように、連通管7を分解し、これら連通管7と共に仮設治具8,9、シール部材10,11、支持ロッド12をゲート室1から撤去する。これにより水路系は元の状態、つまり「流入口2→ゲート室1→流出口3」の状態に戻る。
【0033】
本実施形態のような第1工程〜第6工程をそれぞれその順序で行う構成とすれば、従来のようにバイパス水路を形成することなく、簡易な構成で経済的となり、且つスピーディーに、不断水の状態としてゲートの交換を行える。
【0034】
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。説明した形態ではゲートがいずれも流出口3側に据え付けられる場合であったが、流入口2側に据え付けられる場合でも本発明は適用可能である。その他、各構成要素に関するレイアウトや形状、個数等は図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成で、且つスピーディーに、不断水の状態としてゲートの交換を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る前半の工程説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る後半の工程説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る前半の工程説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る後半の工程説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態において使用する新設ゲートの正面説明図である。
【図6】ゲート室にゲートを設置する際の斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ゲート室
2 流入口
3 流出口
4 既設ゲート
5 新設ゲート
4A,5A 扉
4B,5B 開口部
4C,5C 戸当り
7 連通管
10,11 シール部材
Claims (2)
- ゲート室において流出口或いは流入口に取り付けられた既設ゲートを新設ゲートに交換するに当たり、
(1)新設ゲート及び連通管をゲート室に搬入するとともに、既設ゲート及び新設ゲートの各扉を開いた状態において、連通管を両ゲートの各開口部に貫通させ、シール処理を施した流入口及び流出口を連通管により連通させる工程
(2)ゲート室内の水を排水する工程
(3)既設ゲートの固定部を解体するとともに、連通管から離脱可能となるように既設ゲートの戸当りを切断し、既設ゲートを撤去する工程
(4)退避位置にあった新設ゲートを連通管に沿って移動させ、流出口或いは流入口において新設ゲートを据え付ける工程
(5)新設ゲートの据え付けが完了した後、連通管を撤去する工程
をそれぞれその順序で行うことを特徴とするゲートの不断水設置工法。 - ゲート室において流出口或いは流入口に取り付けられた既設ゲートを新設ゲートに交換するに当たり、
(1)既設ゲートの扉が開いた状態において、シール処理を施した流入口及び流出口を連通管により連通させる工程
(2)ゲート室内の水を排水する工程
(3)既設ゲートの固定部を解体するとともに、前記連通管から離脱可能となるように既設ゲートの戸当りを切断し、既設ゲートを撤去する工程
(4)新設ゲートに関して戸当りの一部が着脱自在となるように構成し、
前記戸当りの一部を外した状態において、且つ、扉を開いた状態において、新設ゲートをその開口部に連通管が貫通するように位置させ、その後に前記戸当りの一部を取り付ける工程
(5)流出口或いは流入口において新設ゲートを据え付ける工程
(6)新設ゲートの据え付けが完了した後、連通管を撤去する工程
をそれぞれその順序で行うことを特徴とするゲートの不断水設置工法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014189960A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Maezawa Ind Inc | 制水扉の不断水設置工法 |
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2002
- 2002-12-11 JP JP2002359203A patent/JP3922640B2/ja not_active Expired - Lifetime
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