【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、剥離紙を含まず、使用時に剥離紙がごみとして発生することがない複写伝票と、それを使用する配達物品の管理伝票に関する。
【０００２】
【従来の技術】
書留郵便物や小包郵便物などの普通郵便物以外の郵便物は、受取人に手渡して配達することが必要であり、受取人宅が留守であると配達不能となってしまう。そこで、このような場合、配達不能の郵便物があった旨を通知する伝票を受取人宅の郵便受に残すとともに、郵便物を配達元に持ち帰って一時保管する必要があり、そのための専用の管理伝票が使用されている。
【０００３】
従来の管理伝票は、３枚組のカーボン複写伝票である。最も上の用紙は、下面の全面に粘着剤が塗布されたタック紙（粘着紙）であり、粘着剤は、複写用のカーボンを印刷した剥離紙によって保護されている。なお、剥離紙は、切込線が入っており、切込線を介して一部のみを剥離することもできる。そこで、配達員は、最も上のタック紙に必要事項を記入して全用紙に複写した後、タック紙を分離して剥離紙の一部または全部を除去し、郵便物の表面に貼付するとともに、他の用紙を受取人宅の郵便受に投入して、郵便物を配達元の郵便局に持ち帰り、保管する。帰宅した受取人は、郵便受に残された用紙を見て配達元の郵便局に連絡し、後日の受取方法を決定することができ、このとき、郵便受に残された２枚のうちの１枚を控シートとし、他の１枚を配達元への連絡用葉書として使用することも可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、管理伝票は、タック紙を郵便物に貼付する際に剥離紙の一部または全部がごみとして発生するため、環境保全上不都合であり、特に集合住宅のように多数の郵便受が集中して設置されている場合、剥離紙が散乱して住民から苦情が発生することにもなりかねないという問題があった。また、剥離紙の剥離作業は、微妙な指先作業であるため、手袋をしていることが常態の配達員にとって、極めて煩雑であるという問題もあった。
【０００５】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、剥離紙を使用することなく構成することによって、剥離紙に伴う一連の問題を一掃することができる複写伝票と、それを使用する配達物品の管理伝票を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの出願に係る第１発明の構成は、長方形の第一葉と、一辺が第一葉の短辺と同長の長方形の第二葉と、一辺が第一葉の短辺と同長であり、第二葉より小さい長方形の第三葉とを下から上に順に重ね合わせてなり、第一、二、三葉は、感圧複写紙であり、第一、二葉は、それぞれの同長の一辺を分離可能に接着し、第三葉は、第一、二葉を接着する接着辺と同長の一辺に沿って粘着剤を塗布し、粘着剤側の一辺を接着辺に合わせて剥離可能に接着することをその要旨とする。ただし、ここでいう長方形とは、正方形を含むものとする。また、感圧複写紙とは、カーボン複写紙、ノーカーボン複写紙の双方を含むものとする。
【０００７】
なお、第二葉には、粘着剤に対向するようにして剥離剤を塗布することができ、第一、二葉は、線糊を介して接着することができる。ただし、線糊とは、細い連続線状または点線状に塗布した糊をいう。
【０００８】
また、第二葉は、第一葉より小さくしてもよく、第一葉と同形同大としてもよい。
【０００９】
さらに、第一葉は、第二、三葉のいずれよりも坪量を大きくすることができる。
【００１０】
第２発明の構成は、第１発明に係る複写伝票を使用し、第一葉は、配達元への連絡用葉書として形成し、第二葉は、受取人に残す控シートとして形成し、第三葉は、配達物品に貼付する管理用ラベルとして形成することをその要旨とする。
【００１１】
【作用】
かかる第１発明の構成によるときは、第一、二、三葉は、あらかじめ一体の複写伝票を形成しているから、最も上の第三葉に必要事項を記入することにより、それを第一、二葉に転写することができる。一方、第三葉は、第一、二葉を接着する接着辺と同長の一辺に沿って粘着剤を塗布し、粘着剤を介して第二葉上に剥離可能に接着されているから、第一、二葉から簡単に剥離し、配達不能な郵便物を含む任意の物品に貼付して、物品の管理用ラベルとして使用することができ、このとき、剥離紙を剥離したり、それに起因してごみが発生したりすることが全くない。
【００１２】
第三葉側の粘着剤に対向するようにして第二葉上に剥離剤を塗布することにより、第三葉の物品に対する粘着力と、第二葉から第三葉を剥離する際に要する剥離力との双方を容易に最適に設定することができる。
【００１３】
すなわち、第一、二葉を接着する接着辺の長さ１００ｍｍ、第二、三葉を坪量５０ｇ／ｍ２程度のノーカーボン紙とするとき、粘着剤は、水性エマルジョンタイプの合成樹脂粘着剤を使用して塗布幅を約１０ｍｍとし、第三葉の剥離力７０〜１８０ｇ（目標値１００ｇ）前後とすることが好ましい。剥離力が小さ過ぎると、第三葉が使用前に第二葉から剥がれて分離してしまうおそれがあり、剥離力が過大であると、第三葉の剥離時に第三葉に極端なカールが発生する。一方、第二葉から剥離した第三葉を種々の物品に貼付することを考慮して、第三葉の物品に対する粘着力は、たとえばクラフト紙製の封筒に対し、２００〜５００ｇ（目標値３００ｇ）前後に設定することが好ましい。粘着力が小さ過ぎると、第三葉が物品から簡単に剥がれてしまい、過大であると、物品から取り外す際に破れが発生するおそれがある。なお、物品に対する粘着力は、粘着剤の種類、単位面積当りの塗布量、塗布幅などを加減することにより、任意に調節することができる。
【００１４】
第一、二葉は、線糊を介して接着することにより、分離可能に接着することができる。なお、糊は、コロイド系またはエマルジョン系の化学糊であって、第一、二葉を接着する接着辺の直近位置に、幅約１ｍｍ前後の線状に塗布することが好ましい。また、線糊は、第一、二葉の一方に施し、他方を重ね合わせることにより両者を接着する。
【００１５】
第二葉は、第一葉より小さくしてもよく、第一葉と同形同大としてもよい。前者の場合、第二葉の下の第一葉の一部を外部に露出させ、第一葉の存在をより確実に受取人に認識させることができ、後者の場合、第二葉の有効面積を大きくし、より多くの情報を上面に記載することができる。
【００１６】
第一葉は、第二、三葉のいずれよりも坪量を大きくすることにより、たとえば配達物品の配達元への連絡用葉書や、荷物預り所における荷物の整理用カードなどとして、一層便利に使用することができる。なお、第一葉は、坪量１００〜１５０ｇ／ｍ２程度の紙を使用することが好ましい。
【００１７】
第２発明の構成によるときは、第一葉を配達元への連絡用葉書として形成し、第二葉を控シートとして形成し、第三葉を管理用ラベルとして形成することにより、配達不能の郵便物や、配達不能の宅配便荷物のような配達物品の管理用に便利に使用することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【００１９】
複写伝票は、長方形の第一葉１１と、第一葉１１と同形同大の第二葉１２と、一辺が第一葉１１の短辺と同長であり、第二葉１２より小さい長方形の第三葉１３とを下から上に重ね合わせてなる（図１、図２）。ただし、図示の複写伝票は、配達不能の郵便物の管理伝票として形成されている。また、第一、二、三葉１１、１２…は、３枚組のノーカーボンの感圧複写紙となっている。
【００２０】
第一、二葉１１、１２は、それぞれの同長の一辺、すなわち一方の短辺に沿う線糊１１ａを介して分離可能に接着されている。また、第三葉１３は、第一、二葉１１、１２を接着する接着辺と同長の一辺に沿って粘着剤１３ａを下面に帯状に塗布し、粘着剤１３ａ側の一辺を接着辺に合わせて、第二葉１２の上面に剥離可能に接着されている。ただし、第二葉１２の上面には、第三葉１３側の粘着剤１３ａに対向するようにして、剥離剤１２ａが帯状に塗布されており、第三葉１３は、粘着剤１３ａを介し、剥離剤１２ａ上に接着されている。なお、剥離剤１２ａは、粘着剤１３ａより広幅に塗布されており、したがって、粘着剤１３ａは、第二葉１２上に直接接着することがない。
【００２１】
そこで、第一、二葉１１、１２は、四辺を揃えて重ね合わせ、線糊１１ａを介して接着されており、第三葉１３は、粘着剤１３ａ側の一辺を含む三辺を第一、二葉１１、１２に揃えて重ね合わせ、粘着剤１３ａを介して第二葉１２に接着されている。すなわち、第一、二、三葉１１、１２…は、全体として一体に接着されている。
【００２２】
第三葉１３の上面には、表題文字１３ｂの他、図示しない管理番号が印字され、日時、配達員名、受取人名、差出人名、郵便物の保管期限などの図示しない記入欄が印刷されている。なお、管理番号は、第二葉１２、第一葉１１にも複写され、表題文字１３ｂを含む第三葉１３上の各記入欄も、第二葉１２、第一葉１１上に、第三葉１３と同位置に同一体裁で印刷されている（図３）。ただし、図３（Ａ）、（Ｂ）は、それぞれ第三葉１３の上面、下面を示し、同図（Ｃ）は、第一葉１１とともに、第二葉１２の上面を示している。そこで、第三葉１３上の各記入欄の記入事項は、第二葉１２、第一葉１１にもそのまま複写される。
【００２３】
第二葉１２の上面には、郵便物の種類を選択して明示する欄が第三葉１３から露出する部分に印刷されており、第一葉１１の上面にも、同様の欄が同位置に印刷されている。そこで、第二葉１２上において郵便物の種類を選択して記入すると、その情報は、そのまま第一葉１１にも複写される。なお、第二葉１２の上面には、受取人に対する諸注意事項が併せて印刷されている。
【００２４】
第一葉１１の上面には、受取人が記入する希望受取条件の記入欄が印刷されている。また、第一葉１１の下面には、配達元の郵便局の宛名、受取人への指示事項、連絡電話番号などが表示されている。
【００２５】
受取人に手渡しして配達すべき郵便物Ａの受取人宅が留守の場合、配達員は、第三葉１３の記入欄に所定事項を記入し、第二葉１２上の欄を使用して郵便物Ａの種類を明示した上、第三葉１３を剥離し、粘着剤１３ａを介して郵便物Ａに貼付する（図４）。ただし、第三葉１３上の記入事項は、第二葉１２、第一葉１１に複写され、第二葉１２上の記入事項は、第一葉１１に複写されている。そこで、配達員は、第一、二葉１１、１２をそのまま受取人宅の郵便受に投入し、郵便物Ａを配達元に持ち帰って保管する。
【００２６】
帰宅した受取人は、郵便受の第一、二葉１１、１２を見て郵便物Ａの到達を知り、第二葉１２を第一葉１１から分離させ、第一葉１１に希望受取条件などを記入して投函すると、第一葉１１は、配達元の郵便局に到達し、郵便物Ａは、希望受取条件に従って処理される。なお、受取人は、後日の受取の際の証として、第二葉１２をそのまま手元に残しておく。
【００２７】
すなわち、図１〜図４において、複写伝票は、配達不能の郵便物Ａの管理伝票として使用される。また、第一葉１１は、配達元への連絡用葉書として形成され、第二葉１２は、受取人に残す控シートとして形成され、第三葉１３は、郵便物Ａに貼付する管理用ラベルとして形成されている。
【００２８】
かかる複写伝票は、第一葉１１、１１…を横方向に連続的に印刷するロール紙Ｐ１ 、第二葉１２、１２…を横方向に連続的に印刷するロール紙Ｐ２ 、第三葉１３、１３…を横方向に連続的に印刷するロール紙Ｐ３ を順に所定位置に重ね合わせ（図５）、連続的に走行させて製造することができる（同図の矢印Ｂ方向）。なお、ロール紙Ｐ１ の上面上端には、ロール紙Ｐ２ を重ね合わせる直前に、ノズルガンを用いて線糊１１ａを連続的に施し、ロール紙Ｐ２ の上面上端部、ロール紙Ｐ３ の下面上端部には、ロール紙Ｐ２ 、Ｐ３ を重ね合わせる直前に、それぞれ剥離剤１２ａ、粘着剤１３ａを連続的にフレキソ印刷するものとする。順に正確に重ね合わせて接着されたロール紙Ｐ１ 、Ｐ２ …は、切断線Ｐａ ごとに所定幅に切り離し、枚葉の複写伝票に仕上げればよい。
【００２９】
以上の説明において、複写伝票は、郵便物Ａの他、たとえば宅配便荷物などの任意の配達物品の管理伝票として、全く同様に使用することができる。また、複写伝票は、荷物預り所などにおいて、預った荷物の管理用にも使用可能である。すなわち、第三葉１３は、荷物に貼付する管理用ラベルとし、第二葉１２は、預け人（荷物の持主）に渡す控シートとし、第一葉１１は、預った荷物の保管場所などを速やかに探索して指示するための整理用カードとして使用することができる。
【００３０】
なお、第二葉１２は、第一葉１１と同形同大とするに代えて、第一葉１１より小さい長方形に形成してもよい。ただし、このときの第二葉１２は、一辺を第一葉１１の短辺と同長とし、第一、二葉１１、１２は、それぞれの同長の一辺を含む三辺を揃えて重ね合わせ、同長の一辺を線糊１１ａによる接着辺とすればよい。
【００３１】
また、第一葉１１の下面には、必要に応じて、一枚以上の別葉を個別に分離可能に付加して接着してもよい。なお、このときの別葉は、第一葉に対し、個別の線糊を介して接着してもよく、いわゆる背糊（天糊）を介して第一、二葉１１、１２とともに一挙に接着してもよい。
【００３２】
【発明の効果】
以上説明したように、この出願に係る第１発明によれば、剥離紙を使用しないで構成することによって、第三葉を剥離して使用する際に、剥離紙がごみとして発生することがない上、剥離紙の剥離作業も不要であるから、剥離紙に伴う一連の問題を一掃することができ、製作コストも低く抑えることができるという優れた効果がある。
【００３３】
第２発明によれば、第１発明に係る複写伝票を使用することによって、郵便物を含む任意の配達物品の配達業務を行うに際し、第１発明の効果をそのまま実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体構成上面図
【図２】全体拡大縦断面模式図
【図３】部分構成説明図
【図４】使用状態を示す要部拡大断面模式図
【図５】製造過程を示す模式上面図
【符号の説明】
１１…第一葉
１１ａ…線糊
１２…第二葉
１２ａ…剥離剤
１３…第三葉
１３ａ…粘着剤[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a copy slip that does not include release paper and does not generate release paper as dust during use, and a management slip for delivery goods using the copy slip.
[0002]
[Prior art]
Mail other than ordinary mail, such as registered mail and parcel mail, must be delivered to the recipient and delivered. If the recipient's home is out of home, delivery becomes impossible. Therefore, in such a case, it is necessary to leave a slip notifying that there was undeliverable mail in the mail box at the recipient's house and take the mail back to the delivery source for temporary storage. Management documents are being used.
[0003]
The conventional management slip is a three-sheet carbon copy slip. The uppermost sheet is tack paper (adhesive paper) having an adhesive applied to the entire lower surface, and the adhesive is protected by a release paper printed with carbon for copying. The release paper has a cut line, and only a part of the release paper can be peeled off through the cut line. Therefore, the delivery staff fills in the necessary information on the top tack paper and copies it on all papers, then separates the tack paper, removes part or all of the release paper, affixes it to the surface of mail, and Then, another paper is put into the mail box at the recipient's house, and the mail is returned to the post office where the mail was delivered and stored. The recipient who came home can see the paper left in the mailbox and contact the delivery post office to determine the method of receipt at a later date. One sheet can be used as a copy sheet and the other sheet can be used as a postcard for contacting a delivery source.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to such a conventional technique, the management slip is inconvenient in terms of environmental preservation because a part or all of the release paper is generated as garbage when the tack paper is attached to the mail, so that a large number of When mail boxes are installed in a concentrated manner, there has been a problem that release paper may be scattered and complaints may be generated from residents. Further, since the operation of peeling the release paper is a delicate fingertip operation, there is also a problem that wearing a glove is extremely complicated for a delivery person who is in a normal state.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a copy slip which can eliminate a series of problems associated with release paper by configuring without using release paper, and a delivery method using the same. To provide a management slip for articles.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The configuration of the first invention according to this application for achieving this object is a first leaf having a rectangular shape, a second leaf having a rectangular shape having one side equal in length to the short side of the first leaf, and a first leaf having one side having a first leaf. A rectangular third leaf having the same length as the short side and smaller than the second leaf is superimposed in order from bottom to top, and the first, second, and third leaves are pressure-sensitive copying paper, and the first and second leaves are Glue one side of the same length so that it can be separated, apply adhesive on the third leaf along one side of the same length as the adhesive side where the first and second leaves are glued, and glue one side of the adhesive side The gist of the present invention is to adhere releasably to the sides. However, the rectangle here includes a square. In addition, the pressure-sensitive copy paper includes both carbon copy paper and carbonless copy paper.
[0007]
In addition, a release agent can be applied to the second leaf so as to face the adhesive, and the first and second leaves can be bonded via wire glue. However, the term "line glue" refers to glue applied in a thin continuous line or dotted line.
[0008]
Also, the second leaf may be smaller than the first leaf, and may be the same shape and size as the first leaf.
[0009]
Further, the first leaf can have a larger basis weight than any of the second and three leaves.
[0010]
The configuration of the second invention uses the copy slip according to the first invention, the first leaf is formed as a postcard for contacting a delivery source, the second leaf is formed as a copy sheet to be left for the recipient, The gist of the three leaves is to form them as a management label to be attached to a delivery item.
[0011]
[Action]
According to the configuration of the first invention, since the first, second, and third leaves form an integral copy slip in advance, by filling out the necessary information in the uppermost third leaf, the first, second, and third leaves are converted to the first copy. , Can be transcribed into two leaves. On the other hand, since the third leaf is coated with an adhesive along one side having the same length as the adhesive side where the first and second leaves are bonded, and is peelably bonded on the second leaf via the adhesive, It can be easily peeled off from one or two leaves and attached to any article, including undeliverable mail, and used as a label for article management. No garbage is generated.
[0012]
By applying a release agent on the second leaf so as to face the adhesive on the third leaf side, the adhesive strength of the third leaf to the article and the peeling required when peeling the third leaf from the second leaf Both the force and the force can easily be set optimally.
[0013]
That is, when the first and second leaves are bonded to each other with a length of 100 mm and the second and three leaves are carbonless paper having a basis weight of about 50 g / m 2 , the adhesive is an aqueous emulsion type synthetic resin adhesive. It is preferable that the application width is about 10 mm and the peeling force of the third leaf is about 70 to 180 g (target value 100 g). If the peeling force is too small, the third leaf may peel off and separate from the second leaf before use, and if the peeling force is excessive, an extreme curl may occur on the third leaf when peeling the third leaf. appear. On the other hand, in consideration of attaching the third leaf peeled from the second leaf to various articles, the adhesive force of the third leaf to the article is, for example, 200 to 500 g (target value 300 g) for an envelope made of kraft paper. It is preferable to set before and after. If the adhesive strength is too small, the third leaf will easily peel off from the article, and if it is too large, there is a possibility that tearing will occur when removing from the article. The adhesive strength to the article can be arbitrarily adjusted by adjusting the type of the adhesive, the amount of application per unit area, the application width, and the like.
[0014]
The first and second leaves can be detachably adhered by adhering through a wire glue. The paste is a chemical paste of a colloid type or an emulsion type, and is preferably applied in a linear shape having a width of about 1 mm to a position immediately adjacent to the bonding side where the first and second leaves are bonded. In addition, the wire paste is applied to one of the first and second leaves, and the two are adhered by overlapping the other.
[0015]
The second leaf may be smaller than the first leaf and may be the same shape and size as the first leaf. In the former case, a part of the first leaf below the second leaf can be exposed to the outside, and the presence of the first leaf can be more surely recognized by the recipient; in the latter case, the effective area of the second leaf And more information can be written on the top surface.
[0016]
The first leaf has a larger basis weight than any of the second and third leaves, making it more convenient, for example, as a postcard for contacting the delivery source of a delivery item or a card for organizing luggage at a luggage storage. Can be used. In addition, it is preferable to use paper having a basis weight of about 100 to 150 g / m 2 for the first leaf.
[0017]
According to the configuration of the second invention, the first leaf is formed as a postcard for contacting the delivery source, the second leaf is formed as a copy sheet, and the third leaf is formed as a management label, so that the delivery is impossible. It can be conveniently used for managing delivery items such as mail and undeliverable parcels.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
The copy slip is a rectangular first leaf 11, a second leaf 12 having the same shape and size as the first leaf 11, and a rectangle whose one side is the same length as the short side of the first leaf 11 and is smaller than the second leaf 12. And the third leaf 13 are overlapped from bottom to top (FIGS. 1 and 2). However, the illustrated copy slip is formed as a management slip for undeliverable mail. The first, second, and third leaves 11, 12,... Are three carbonless pressure-sensitive copying papers.
[0020]
The first and second leaves 11 and 12 are releasably bonded via a line glue 11a along one side of the same length, that is, one short side. Also, the third leaf 13 is formed by applying an adhesive 13a on the lower surface in a strip shape along one side having the same length as the adhesive side where the first and second leaves 11 and 12 are adhered, and aligning one side of the adhesive 13a with the adhesive side. Thus, it is detachably adhered to the upper surface of the second leaf 12. However, on the upper surface of the second leaf 12, a stripping agent 12a is applied in a strip shape so as to face the adhesive 13a on the third leaf 13 side, and the third leaf 13 is interposed with the adhesive 13a. It is adhered on the release agent 12a. The release agent 12a is applied wider than the adhesive 13a, and therefore, the adhesive 13a does not directly adhere to the second leaf 12.
[0021]
Therefore, the first and second leaves 11 and 12 are overlapped with their four sides aligned and adhered via a line glue 11a, and the third leaf 13 has three sides including one side of the adhesive 13a side as the first and second leaves. 11 and 12 are superimposed and adhered to the second leaf 12 via an adhesive 13a. That is, the first, second, and three leaves 11, 12,... Are integrally bonded as a whole.
[0022]
On the upper surface of the third leaf 13, in addition to the title character 13b, a management number (not shown) is printed, and entry fields (not shown) such as date and time, a delivery person's name, a recipient's name, a sender's name, and a mail storage period are printed. I have. The management number is also copied to the second leaf 12 and the first leaf 11, and each entry column on the third leaf 13 including the title character 13 b is also displayed on the second leaf 12 and the first leaf 11. It is printed in the same format at the same position as the leaves 13 (FIG. 3). 3A and 3B show the upper surface and the lower surface of the third leaf 13, respectively, and FIG. 3C shows the upper surface of the second leaf 12 together with the first leaf 11. Therefore, the entries in the entry fields on the third leaf 13 are also copied to the second leaf 12 and the first leaf 11 as they are.
[0023]
On the upper surface of the second leaf 12, a column for selecting and specifying the type of mail is printed on a portion exposed from the third leaf 13, and a similar column is also placed on the upper surface of the first leaf 11. It is printed on. Therefore, when the type of mail is selected and entered on the second leaf 12, the information is copied to the first leaf 11 as it is. In addition, on the upper surface of the second leaf 12, various precautions for the recipient are also printed.
[0024]
On the upper surface of the first leaf 11, an entry column for desired receiving conditions to be entered by the recipient is printed. Also, on the lower surface of the first leaf 11, the address of the post office of the delivery source, instructions for the recipient, a contact telephone number, and the like are displayed.
[0025]
When the recipient's home of the mail A to be handed to the recipient and delivered is out of the office, the delivery person fills in the entry fields of the third leaf 13 and uses the fields on the second leaf 12 After clearly indicating the type of the mail A, the third leaf 13 is peeled off and attached to the mail A via the adhesive 13a (FIG. 4). However, the entry on the third leaf 13 is copied to the second leaf 12 and the first leaf 11, and the entry on the second leaf 12 is copied to the first leaf 11. Therefore, the delivery person puts the first and second leaves 11 and 12 as they are into the mail box at the recipient's house, and takes the mail A back to the delivery source and stores it.
[0026]
The recipient who came home knows the arrival of the mail A by looking at the first and second leaves 11 and 12 of the mail box, separates the second leaf 12 from the first leaf 11, and sends the first leaf 11 the desired receiving conditions and the like. After filling in and posting, the first leaf 11 reaches the post office of the delivery source, and the mail A is processed according to the desired receiving conditions. The recipient leaves the second leaf 12 as it is as a proof of receipt at a later date.
[0027]
That is, in FIGS. 1 to 4, the copy slip is used as a management slip for undeliverable postal matter A. The first leaf 11 is formed as a postcard for contacting the delivery source, the second leaf 12 is formed as a copy sheet to be left for the recipient, and the third leaf 13 is a management label attached to the mail A. It is formed as.
[0028]
The copy slip includes a roll paper P1 for continuously printing the first leaves 11, 11... In the horizontal direction, a roll paper P2 for continuously printing the second leaves 12, 12. 13 can be manufactured by successively superposing roll paper P3, which continuously prints 13... In a predetermined position, on a predetermined position (FIG. 5) and running continuously (arrow B direction in FIG. 5). A line paste 11a is continuously applied to the upper end of the upper surface of the roll paper P1 by using a nozzle gun immediately before overlapping the roll paper P2, and the upper end of the upper surface of the roll paper P2 and the upper end of the lower surface of the roll paper P3 are applied. Immediately before the roll papers P2 and P3 are superimposed, the release agent 12a and the pressure-sensitive adhesive 13a are continuously flexographically printed. The roll papers P1, P2,... Which are accurately overlapped and adhered in order may be cut into a predetermined width for each cutting line Pa and finished into a single-sheet copy slip.
[0029]
In the above description, the copy slip can be used in exactly the same way as a management slip for any delivery item such as a parcel delivery baggage other than the postal matter A. Further, the copy slip can also be used for managing the stored luggage at a luggage storage. That is, the third leaf 13 is a management label to be attached to the luggage, the second leaf 12 is a copy sheet to be passed to the depositor (owner of the luggage), and the first leaf 11 is a storage location of the luggage. It can be used as an organizing card for quickly searching and instructing.
[0030]
Note that the second leaf 12 may be formed in a rectangular shape smaller than the first leaf 11 instead of having the same shape and the same size as the first leaf 11. However, at this time, the second leaf 12 has one side equal in length to the short side of the first leaf 11, and the first and second leaves 11, 12 are overlapped by aligning three sides including one side of the same length, One side of the same length may be used as the side to be bonded by the wire paste 11a.
[0031]
Further, on the lower surface of the first leaf 11, if necessary, one or more separate leaves may be separately attached and adhered. In this case, the separate leaves may be adhered to the first leaf via individual line glue, and may be adhered at once with the first and second leaves 11 and 12 via a so-called back glue (sky glue). You may.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the first invention of the present application, by configuring without using the release paper, the release paper does not generate as dust when the third leaf is peeled and used. In addition, since the operation of separating the release paper is not required, a series of problems associated with the release paper can be eliminated and the production cost can be reduced.
[0033]
According to the second aspect, by using the copy slip according to the first aspect, the effect of the first aspect can be realized as it is when a delivery operation of an arbitrary delivery item including a mail is performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration top view. FIG. 2 is an overall enlarged vertical cross-sectional schematic view. FIG. 3 is a partial configuration explanatory view. FIG. 4 is an enlarged main part schematic cross-sectional view showing a use state. FIG. 5 is a schematic top view showing a manufacturing process. Figure [Explanation of symbols]
11 first leaf 11a wire glue 12 second leaf 12a release agent 13 third leaf 13a adhesive