JP2004166117A - 起動制御装置及び監視制御装置並びに防犯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ビデオ装置等の機器の動作をより安定的に行なわせることのできる起動制御装置を提供することである。
【解決手段】所定の機器(400、450)に対して起動信号を与える起動制御装置において、断続的に起動信号を出力する起動信号出力手段(20)と、所定の信号を入力したときに、前記起動信号出力手段(20)を所定時間有効にさせる制御手段(10)とを有する構成となる。
【選択図】 図3
【解決手段】所定の機器(400、450)に対して起動信号を与える起動制御装置において、断続的に起動信号を出力する起動信号出力手段(20)と、所定の信号を入力したときに、前記起動信号出力手段(20)を所定時間有効にさせる制御手段(10)とを有する構成となる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の機器に対して起動信号を与える起動制御装置及びそのような起動制御装置を利用した監視制御装置並びに防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ装置で撮影される映像をビデオ装置に記録するようにした防犯システムが提案されている(特許文献1参照)。この防犯システムは、カメラ装置の撮影範囲に物体が進入したことを検出するためのセンサを備え、該センサが物体の進入を検出したときにビデオ装置の録画動作を開始するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−154125公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ビデオ装置にセットされたビデオテープに付着した異物や、ビデオテープの部分的な巻き取り状態の不具合等により、ビデオ装置が録画動作を開始した直後にその録画動作を停止させる場合がある。このような動作はビデオ装置の安全性を考慮したものであり、多くの場合、再度録画開始の指示を与えることによりビデオ装置を正常な録画動作状態に復帰させることができる。
【0005】
しかし、従来の防犯システムでは、前述したようにビデオ装置の録画動作が停止してしまうと、センサが再度物体の検出を行わなければビデオ装置での録画動作が再開されないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ビデオ装置等の機器の動作をより安定的に行わせることのできる起動制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
また、本発明は、そのような起動制御装置を利用した監視制御装置及び防犯システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る起動制御装置は、所定の機器に対して起動信号を与える起動制御装置において、断続的に起動信号を出力する起動信号出力手段と、所定の信号を入力したときに、前記起動信号出力手段を所定時間有効にさせる制御手段とを有する構成となる。
【0009】
このような構成により、所定の信号が制御手段に入力されると、その制御手段により起動信号出力手段が所定時間有効となって、所定の機器に対して前記所定時間起動信号が断続的に与えられることとなる。その結果、所定の機器は、その断続的に与えられる起動信号に基づいた起動動作を行ない得るようになる。
【0010】
前記断続的に与えられる起動信号に基づいた起動動作は、機器の機能に基づいた任意のものとなる。また、前記起動信号出力手段を有効にさせるべき前記所定時間は、時間的情報に基づいて直接規定するようにしてもよいし、前記起動信号出力手段が一定周期にて起動信号を出力するものであれば、その起動信号の数に基づいて規定してもよい。
【0011】
また、本発明に係る起動制御装置は、前記制御手段が、前記所定の信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段を有効となるよう制御する有効制御手段とを有する構成とすることができる。
【0012】
このような構成により、所定の信号が前記制御手段に入力されると、タイマ手段から出力されるタイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段が所定時間有効にされ、該起動信号出力手段から所定の機器に対して断続的に起動信号が与えられることとなる。
【0013】
更に、本発明に係る起動制御装置は、前記有効制御手段が、前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源供給制御手段を有する構成とすることができる。
【0014】
このような構成により、所定の信号が前記制御手段に入力されると、タイマ手段からのタイマ信号に基づいて所定時間起動信号出力手段に電源供給がなされるようになる。その電源供給がなされて有効となった起動信号出力手段から所定の機器に対して断続的に起動信号が与えられる。
【0015】
本発明に係る起動制御装置は、前記起動信号出力手段が、光学的結合素子と、前記光学的結合素子をパルス駆動するパルス駆動手段と、前記光学的結合素子のパルス駆動に応じてパルス状の起動信号を生成する起動信号生成手段とを有する構成とすることができる。
【0016】
このような構成により、起動信号出力手段における起動信号生成手段を実現するための電気的な回路と前記起動信号出力手段の他の機能を実現するための電気的な回路とを電気的に分離することができることとなる。
【0017】
また、本発明に係る起動制御装置は、前記制御手段が、光学的結合素子を有し、前記タイマ手段からのタイマ信号にて前記光学的結合素子を駆動するようにし、前記電源供給制御手段が、前記光学的結合素子が駆動されている間、前記起動信号出力手段に電源供給を行なうようにした構成とすることができる。
【0018】
このような構成により、前記電源供給制御手段を実現するための電気的な回路と前記タイマ手段を含む前記制御手段の他の機能を実現するための電気的な回路とを電気的に分離することができることとなる。
【0019】
本発明に係る監視制御装置は、カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器に、物体検出器からの検出信号に基づいて、前記録画機器を制御する監視制御装置において、前記録画機器に対する録画起動信号を断続的に出力する録画起動信号出力手段と、前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効にさせる起動制御手段を有する構成となる。
【0020】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が起動制御手段に入力されると、その起動制御手段により録画起動信号出力手段が所定時間有効にさせられ、録画機器に対して前記所定時間録画起動信号が断続的に与えられることとなる。その結果、前記録画機器は、その断続的に与えられる録画起動信号に基づいてカメラ装置にて撮影される映像の録画開始動作を行ない得る。この場合、例えば、録画機器において録画開始直後に何らかの原因により録画動作が停止されても、録画動作を自動的に再開させることができるようになる。
【0021】
また、本発明に係る監視制御装置は、前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、前記所定時間経過後、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有する構成とすることができる。
【0022】
このような構成により、録画機器は、前述したように録画起動信号が断続的に与えられる前記所定時間は、録画動作を継続することができるようになる。そして、前記所定時間経過後、録画停止信号出力手段から録画停止信号が出力されると、録画機器での前記録画動作は停止され得るようになる。
【0023】
更に、本発明に係る監視制御装置は、前記起動制御手段が、前記検出信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段を有効となるように制御する有効制御手段とを有する構成とすることができる。
【0024】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が起動制御手段に入力されると、タイマ手段から出力されるタイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段が所定時間有効にされ、該録画起動信号出力手段から録画機器に対して断続的に録画起動信号が与えられることとなる。
【0025】
また、本発明に係る監視制御装置は、前記有効制御手段が、前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源制御手段を有する構成とすることができる。
【0026】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が前記起動制御手段に入力されると、タイマ手段からのタイマ信号に基づいて所定時間録画起動信号出力手段に電源供給がなされるようになる。その電源供給がなされて有効となった録画起動信号出力手段から録画機器に対して断続的に録画起動信号が与えられる。
【0027】
本発明に係る防犯システムは、監視領域を撮影するカメラ装置と、前記カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器と、前記監視領域を含む所定の領域の動体を検出したときに検出信号を出力する物体検出器と、前記検出信号に基づいて前記録画機器に録画起動信号を与える監視制御装置とを有する防犯システムにおいて、前記監視制御装置は、断続的に録画起動信号を出力する録画起動信号出力手段と、前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効となるように制御する制御手段とを有する構成となる。
【0028】
このような構成により、所定の領域に物体が侵入し、その動体(動く物体)を検出した物体検出器からの検出信号が監視制御装置に与えられ、その検出信号が起動制御手段に入力されると、その起動制御手段により録画起動信号出力手段が所定時間有効にさせられる。そして、録画機器に対して録画起動信号出力手段からの録画起動信号が前記所定時間断続的に与えられることとなる。その結果、前記録画機器は、その断続的に与えられる録画起動信号に基づいてカメラ装置にて撮影される監視領域の映像の録画開始動作を行ない得る。この場合、例えば、録画機器において録画開始直後に何らかの原因により録画動作が停止されても、その録画動作を自動的に再開させることができるようになる。
【0029】
また、本発明に係る防犯システムは、前記監視制御装置が、前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、前記所定時間経過後に、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有する構成とすることができる。
【0030】
このような構成により、録画機器は、前述したように録画起動信号が断続的に与えられる前記所定時間は、録画動作を継続することができるようになる。そして、前記所定時間経過後、録画停止信号出力手段から録画停止信号が出力されると、録画機器での前記録画動作は停止され得るようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0032】
本発明の実施の形態に係る防犯システムは、図1に示すように構成される。この防犯システムは、録画機器として一般的に市販される家庭用のビデオデッキを利用している。
【0033】
図1において、この防犯システムは、監視制御装置100、所定の監視領域を撮影範囲とするドームカメラ200、前記所定の監視領域を含む所定の領域内の動体(動く物体)を検出して検出信号を出力する超音波センサ300、ビデオデッキ400、ビデオデッキ400の操作をリモコンで行なうためのビデオリモコン450及びモニタ装置500を有している。超音波センサ300からの検出信号は監視制御装置100に与えられる。前記所定の監視領域の撮影により得られた映像を表す映像信号がドームカメラ200からビデオデッキ400に供給される。
【0034】
監視制御装置100は、超音波センサ300からの検出信号に基づいて後述するように生成される録画起動信号及び録画停止信号をビデオリモコン450に供給する。ビデオリモコン450は、監視制御装置100からの録画起動信号に基づいて録画制御信号(REC)を生成し、その録画制御信号(REC)をビデオデッキ400に供給する。また、ビデオリモコン450は、監視制御装置100からの録画停止信号に基づいて停止制御信号(STP)を生成し、その停止制御信号(STP)をビデオデッキ400に供給する。モニタ装置500は、ビデオデッキ400に接続され、ビデオデッキ400のモニタ機能により録画テープに記録された映像を表示する。また、ドームカメラ200からの映像信号をビデオデッキ400を介してモニタ装置500に送ることにより、ドームカメラ200にて撮影される映像をリアルタイムにモニタ装置500に表示させることもできる。
【0035】
ビデオデッキ400及びビデオリモコン450は、市販されている一般的な家庭用ビデオデッキ及びそれに付属するリモコン装置を改造したものである。即ち、ビデオリモコン450の出力回路が、監視制御装置100からの信号(録画起動信号または録画停止信号)を入力したときに制御信号(録画制御信号(REC)または停止制御信号(STP))を出力すると共に、その出力回路からの制御信号が、図2に示すように、接続信号線によりコネクタ451に導かれるようになっている。ビデオデッキ400は、図2に示すように、ビデオリモコン450の前記コネクタ451の接続口401と、赤外線受光素子403に対向するように配置された赤外線LED402とを備え、その接続口401と赤外線LED402とが内部信号線にて接続されるようになっている。
【0036】
ビデオデッキ400及びビデオリモコン450の前述したような構成により、監視制御装置100から出力される録画起動信号がビデオリモコン450により録画制御信号(REC)に変換され、その録画制御信号(REC)が、接続信号線、コネクタ451及び接続口401、更に、ビデオデッキ400内の内部信号線、赤外線LED402及び赤外線受光素子403を介してビデオデッキ400の録画制御回路(図示略)に与えられる。また、監視制御装置100から出力される録画停止信号がビデオリモコン450により停止制御信号(STP)に変換され、その停止制御信号(STP)が、前記録画制御信号(REC)と同様にしてビデオデッキ400の録画制御回路に与えられる。
【0037】
監視制御装置100は、図3に示すように構成される。
【0038】
図3において、監視制御装置100は、タイマ電源回路10、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30を有している。タイマ電源回路10は、超音波センサ300からの検出信号を入力すると、所定時間t(例えば、3分間程度)起動信号出力回路20に電源供給を行なう。また、タイマ電源回路10は、前記所定時間tが経過すると、電源供給を一時的に起動信号出力回路20から停止信号出力回路30に切換え、その後、停止信号出力回路30への電源供給を停止する。
【0039】
起動信号出力回路20は、タイマ電源回路10から電源供給を受けている間有効となり、パルス状の連続する録画起動信号を出力する。停止信号出力回路30は、タイマ電源回路10から電源供給を受けている間有効となり、その間に、録画停止信号を出力する。
【0040】
監視制御装置100のタイマ電源回路10、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30の具体的構成は、図4に示すようになる。
【0041】
図4において、タイマ電源回路10は、トランジスタQ1、Q2、抵抗R1、R2、R3及びコンデンサC4にて構成されるタイマ回路(Q1、Q2等:以下、同様に表す)と、トランジスタQ3、Q4、抵抗R6、R7、ダイオードD4及びリレーRL1にて構成される電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等:以下、同様に表す)と、三端子レギュレータRG1、ダイオードD1〜D3及びコンデンサC2、C3にて構成される安定化定電圧回路(RG1等:以下、同様に表す)とを有している。この安定化定電圧回路(RG1等)は前記タイマ回路(Q1、Q2等)に所定の安定化電圧を印加する。また、タイマ電源回路10は、発光ダイオードLE1、抵抗R4、フォトカプラOP1及び抵抗R5を有している。前記タイマ回路(Q1、Q2等)と電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)は、フォトカプラOP1を介して結合されている。そして、前記タイマ回路(Q1、Q2等)の出力にて発光ダイオードLE1及びフォトカプラOP1が駆動される。
【0042】
タイマ電源回路10は、更に、外部直流電圧が入力する電源入力端子IN、コンデンサC1及びパワースイッチSW1を有する。パワースイッチSW1をオンすると、コンデンサC1にて安定化された直流電圧が、リレーRL1の入力端子に入力されると共に、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)及び前記安定化定電圧回路(RG1等)に印加され、更に、超音波センサ300(図1参照)に供給される。
【0043】
パワースイッチSW1がオンすることにより前記安定化定電圧回路(RG1等)からの安定化電圧が印加されるタイマ回路(Q1、Q2等)は、超音波センサ300からの検出信号を入力すると、その検出信号によるコンデンサC4の充電電圧及び回路定数に基づいた所定時間tだけタイマ信号(例えば、ハイレベル)を出力する。そして、このタイマ信号に基づいたフォトカプラOP1の駆動により、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)では、リレーRL1の切換え動作がなされ、リレーRL1に入力する直流電圧が起動信号出力回路20に供給される。なお、このとき、前記タイマ信号により発光ダイオードLE1は点灯する。
【0044】
また、前記所定時間tが経過すると、タイマ回路(Q1、Q2等)はタイマ信号の出力を停止し、それによりフォトカプラOP1の駆動が停止される。それにより、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)では、リレーRL1の復帰動作がなされ、リレーRL1に入力する直流電圧が一時的に停止信号出力回路30に供給される。そして、その後、リレーRL1は初期状態(起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30に対する電圧供給を行っていない状態)に戻る。
【0045】
起動信号出力回路20は、トランジスタQ5、Q6、抵抗R8、R9、R10、コンデンサC6、ディップスイッチSW2にて構成されるパルス発生回路(Q5、Q6等:以下、同様に表す)と、トランジスタQ7、Q8、抵抗R11、R12、ダイオードD9及びリレーRL2にて構成される起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等:以下、同様に表す)と、三端子レギュレータRG2、ダイオードD5〜D8及びコンデンサC5にて構成される安定化定電圧回路(RG2等:以下、同様に表す)とを有している。
【0046】
タイマ電源回路10から前述したように供給される直流電圧が出力回路(Q7、Q8、RL2等)及び安定化電源回路(RG2等)に印加される。安定化定電圧回路(RG2等)は前記パルス発生回路(Q5、Q6等)に所定の安定化電圧を印加する。また、起動信号出力回路20は、発光ダイオードLE2及びフォトカプラOP2を有している。前記パルス発生回路(Q5、Q6等)と起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)は、フォトカプラOP2を介して結合されている。そして、前記パルス発生回路(Q5、Q6等)の出力にて発光ダイオードLE2及びフォトカプラOP2が駆動される。
【0047】
ディップスイッチSW2は、抵抗R8及び抵抗R9のいずれかを選択するために用いられる。ディップスイッチSW2にて抵抗R8が選択される場合、このパルス発生回路(Q5、Q6等)は、タイマ電源回路10における前記タイマ回路(Q1、Q2等)から出力されるタイマ信号の時間幅tより短い周期にてパルス信号を出力する。ディップスイッチSW2にて抵抗R9が選択される場合、このパルス発生回路(Q5、Q6等)は、前記タイマ信号の時間幅tより長い周期のパルス信号、即ち、当該時間幅tの間に1つのパルス信号を出力する。この例では、ディップスイッチSW2により抵抗R8が選択されている。
【0048】
タイマ電源回路10からの前記直流電圧の供給を受けることにより起動信号出力回路20が有効になると、安定化定電圧回路(RG2等)から安定化電圧が供給されるパルス発生回路(Q5、Q6)では、コンデンサC6がその安定化電圧の充放電動作を繰り返す。これにより、パルス発生回路(Q5、Q6等)からパルス信号が出力される。そして、このパルス信号に基づいたフォトカプラOP2のパルス駆動により、起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)では、前記パルス信号に同期してリレーRL2がオン・オフ動作を繰り返す。このリレーRL2のオン・オフ動作の繰り返しに基づいた連続するパルス状の信号が録画起動信号として起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)から出力される。この連続するパルス状の録画起動信号はビデオリモコン450(図1参照)に供給される。なお、このとき、前記連続するパルス状の信号により発光ダイオードLE2は点滅する。
【0049】
停止信号出力回路30は、トランジスタQ9、Q10、抵抗R13、R14、R15、コンデンサC7、C8、ダイオードD10及びリレーRL3を備え、前述したようにタイマ電源回路10から一時的に直流電圧が供給されたときに有効となる。この停止信号出力回路30では、前記のように直流電圧が一時的に供給されると、コンデンサC7、C8による前記直流電圧の充放電動作により、単一パルスとなる駆動信号がリレーRL3に印加される。この単一パルスの駆動信号に基づいたリレーRL3のオン・オフ動作により、単一パルス信号が録画停止信号として停止信号出力回路30から出力される。この画像停止信号はビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0050】
前述したような構成となる防犯システムは、次のようにして動作する。
【0051】
監視領域に物体が侵入していない状態において、監視制御装置100では、外部直流電圧が入力するタイマ電源回路10だけが電源の供給状態にあり、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30には電源供給がなされていない。従って、タイマ電源回路10は有効な状態となっているが、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30は有効な状態となっていない。
【0052】
この状態で、監視領域に例えば人が侵入し、それを超音波センサ300が検出すると、超音波センサ300から出力される検出信号が監視制御装置100に供給される。監視制御装置100では、その検出信号がタイマ電源回路10に入力すると(図3、図4参照)、そのタイマ回路(Q1、Q2等)から所定時間t有効となるタイマ信号が出力される(図5(a)参照)。そして、そのタイマ信号に基づいた電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)の動作により、タイマ電源回路10から起動信号出力回路20に前記所定時間t直流電圧が供給される。
【0053】
この直流電圧の供給により前記所定時間t有効となる起動信号出力回路20では、パルス発生回路(Q5、Q6等)が前記直流電圧に基づいた安定化定電圧回路(RG2等)からの安定化電圧を受けて所定周期のパルス信号を出力する。このパルス信号に基づいた起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)の動作により、連続するパルス状の録画起動信号が起動信号出力回路20から出力される(図5(b)参照)。この連続するパルス状の録画起動信号は、監視制御装置100における起動信号出力回路20からビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0054】
ビデオリモコン450は、そのパルス状の録画起動信号をパルス状の録画制御信号(REC)に変換してビデオデッキ400に供給する。ビデオデッキ400では、録画制御回路に対して前記パルス状の録画制御信号(REC)により繰り返し録画開始の指示がなされる。最初の録画開始の指示によりドームカメラ200にて撮影される映像の録画動作(ビデオテープに対する記録動作)が開始される。その直後、例えば、ビデオテープの僅かな支障(異物付着、巻き取りの状態の部分的な不具合)により前記録画動作が強制的に停止させられると、次の録画制御信号(REC)に基づいた録画開始の指示により、再度録画動作が開始される。
【0055】
このようにして、ビデオデッキ400では、監視制御装置100からのパルス状の録画起動信号に基づいて繰り返し録画動作指示がなされる。その過程で、録画動作が正常に復帰すると、以後、ビデオデッキ400は、継続してドームカメラ200にて撮影される監視領域の映像のビデオテープへの記録を行なう。なお、監視制御装置100からは前記所定時間tパルス状の録画起動信号が出力されることになるが、その所定時間t経過前に録画動作が正常に復帰した場合、その後の録画起動信号に基づいた録画指示(録画制御信号(REC))があってもビデオデッキ400はその録画指示を無視する。
【0056】
前記所定時間tが経過すると、タイマ電源回路10の電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)は、電圧供給を一時的に停止信号出力回路30に切換える。その結果、タイマ電源回路10から停止信号出力回路30に一時的に直流電圧が供給される。この直流電圧の供給により有効となる停止信号出力回路30は、単一のパルス信号を録画停止信号として出力する(図5(c)参照)。この録画停止信号は、監視制御装置100の停止信号出力回路30からビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0057】
ビデオリモコン450は、その録画停止信号を停止制御信号(STP)に変換してビデオデッキ400に供給する。ビデオデッキ400では、録画制御回路に対して前記停止制御信号(STP)に基づいた録画停止の指示がなされる。これにより、前述したようになされていたドームカメラ200からの映像の録画動作が停止される。
【0058】
前述したような動作により、超音波センサ300にて動体の検出がなされると、ドームカメラ200にて撮影される監視領域の映像が所定時間安定的にビデオデッキ400によりビデオテープに記録(録画)できるようになる。
【0059】
また、監視制御装置100のタイマ電源回路10では、タイマ回路(Q1、Q2等)と電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)とがフォトカプラOP1を介して結合された構造となっているため、相互に電気的な変動を受けにくくなり、安定した動作ができるようになる。また、起動信号出力回路20においても、パルス発生回路(Q5、Q6等)と起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)とがフォトカプラOP2を介して結合された構造となっており、同様の効果が得られる。
【0060】
更に、超音波センサ300にて動体の検出が継続的になされない状態では、監視制御装置100における起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30には電源供給がなされないので、無駄な電力消費を抑えることができるようになる。
【0061】
なお、前記本発明の実施の形態では、監視制御装置100が超音波センサ300からの検出信号を入力したときにビデオデッキ400に対して所定時間t録画起動信号を断続的に供給するものであったが、監視制御装置100のタイマ電源回路10及び起動信号出力回路20を用いれば、任意の機器(例えば、デジタルカメラ、ハードディスク装置等)に対して所定時間t起動信号を供給することができる。この場合、その機器に対してリトライ信号を繰り返し供給することができ、機器の前記起動信号に基づいた動作を所定時間繰り返させることや、また、その動作を安定的に継続させることができるようになる。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、所定の信号が入力されると、録画機器等の所定の機器に対して所定時間起動信号が断続的に与えられるようになるので、その機器の動作をより安定的に行わせることができる起動制御装置を実現することができるようになる。
【0063】
また、本発明によれば、そのような起動制御装置を利用した監視制御装置及び防犯システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯システムを示す図である。
【図2】ビデオリモコンとビデオデッキとの接続状態の一例を示す図である。
【図3】監視制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】監視制御装置の詳細な構成例を示す回路図である。
【図5】監視制御装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 タイマ電源回路
20 起動信号出力回路
30 停止信号出力回路
100 監視制御装置
200 ドームカメラ
300 超音波センサ
400 ビデオデッキ
401 接続口
402 赤外線LED
403 赤外線受光素子
450 ビデオリモコン
451 コネクタ
500 モニタ装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の機器に対して起動信号を与える起動制御装置及びそのような起動制御装置を利用した監視制御装置並びに防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ装置で撮影される映像をビデオ装置に記録するようにした防犯システムが提案されている(特許文献1参照)。この防犯システムは、カメラ装置の撮影範囲に物体が進入したことを検出するためのセンサを備え、該センサが物体の進入を検出したときにビデオ装置の録画動作を開始するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−154125公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ビデオ装置にセットされたビデオテープに付着した異物や、ビデオテープの部分的な巻き取り状態の不具合等により、ビデオ装置が録画動作を開始した直後にその録画動作を停止させる場合がある。このような動作はビデオ装置の安全性を考慮したものであり、多くの場合、再度録画開始の指示を与えることによりビデオ装置を正常な録画動作状態に復帰させることができる。
【0005】
しかし、従来の防犯システムでは、前述したようにビデオ装置の録画動作が停止してしまうと、センサが再度物体の検出を行わなければビデオ装置での録画動作が再開されないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ビデオ装置等の機器の動作をより安定的に行わせることのできる起動制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
また、本発明は、そのような起動制御装置を利用した監視制御装置及び防犯システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る起動制御装置は、所定の機器に対して起動信号を与える起動制御装置において、断続的に起動信号を出力する起動信号出力手段と、所定の信号を入力したときに、前記起動信号出力手段を所定時間有効にさせる制御手段とを有する構成となる。
【0009】
このような構成により、所定の信号が制御手段に入力されると、その制御手段により起動信号出力手段が所定時間有効となって、所定の機器に対して前記所定時間起動信号が断続的に与えられることとなる。その結果、所定の機器は、その断続的に与えられる起動信号に基づいた起動動作を行ない得るようになる。
【0010】
前記断続的に与えられる起動信号に基づいた起動動作は、機器の機能に基づいた任意のものとなる。また、前記起動信号出力手段を有効にさせるべき前記所定時間は、時間的情報に基づいて直接規定するようにしてもよいし、前記起動信号出力手段が一定周期にて起動信号を出力するものであれば、その起動信号の数に基づいて規定してもよい。
【0011】
また、本発明に係る起動制御装置は、前記制御手段が、前記所定の信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段を有効となるよう制御する有効制御手段とを有する構成とすることができる。
【0012】
このような構成により、所定の信号が前記制御手段に入力されると、タイマ手段から出力されるタイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段が所定時間有効にされ、該起動信号出力手段から所定の機器に対して断続的に起動信号が与えられることとなる。
【0013】
更に、本発明に係る起動制御装置は、前記有効制御手段が、前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源供給制御手段を有する構成とすることができる。
【0014】
このような構成により、所定の信号が前記制御手段に入力されると、タイマ手段からのタイマ信号に基づいて所定時間起動信号出力手段に電源供給がなされるようになる。その電源供給がなされて有効となった起動信号出力手段から所定の機器に対して断続的に起動信号が与えられる。
【0015】
本発明に係る起動制御装置は、前記起動信号出力手段が、光学的結合素子と、前記光学的結合素子をパルス駆動するパルス駆動手段と、前記光学的結合素子のパルス駆動に応じてパルス状の起動信号を生成する起動信号生成手段とを有する構成とすることができる。
【0016】
このような構成により、起動信号出力手段における起動信号生成手段を実現するための電気的な回路と前記起動信号出力手段の他の機能を実現するための電気的な回路とを電気的に分離することができることとなる。
【0017】
また、本発明に係る起動制御装置は、前記制御手段が、光学的結合素子を有し、前記タイマ手段からのタイマ信号にて前記光学的結合素子を駆動するようにし、前記電源供給制御手段が、前記光学的結合素子が駆動されている間、前記起動信号出力手段に電源供給を行なうようにした構成とすることができる。
【0018】
このような構成により、前記電源供給制御手段を実現するための電気的な回路と前記タイマ手段を含む前記制御手段の他の機能を実現するための電気的な回路とを電気的に分離することができることとなる。
【0019】
本発明に係る監視制御装置は、カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器に、物体検出器からの検出信号に基づいて、前記録画機器を制御する監視制御装置において、前記録画機器に対する録画起動信号を断続的に出力する録画起動信号出力手段と、前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効にさせる起動制御手段を有する構成となる。
【0020】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が起動制御手段に入力されると、その起動制御手段により録画起動信号出力手段が所定時間有効にさせられ、録画機器に対して前記所定時間録画起動信号が断続的に与えられることとなる。その結果、前記録画機器は、その断続的に与えられる録画起動信号に基づいてカメラ装置にて撮影される映像の録画開始動作を行ない得る。この場合、例えば、録画機器において録画開始直後に何らかの原因により録画動作が停止されても、録画動作を自動的に再開させることができるようになる。
【0021】
また、本発明に係る監視制御装置は、前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、前記所定時間経過後、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有する構成とすることができる。
【0022】
このような構成により、録画機器は、前述したように録画起動信号が断続的に与えられる前記所定時間は、録画動作を継続することができるようになる。そして、前記所定時間経過後、録画停止信号出力手段から録画停止信号が出力されると、録画機器での前記録画動作は停止され得るようになる。
【0023】
更に、本発明に係る監視制御装置は、前記起動制御手段が、前記検出信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段を有効となるように制御する有効制御手段とを有する構成とすることができる。
【0024】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が起動制御手段に入力されると、タイマ手段から出力されるタイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段が所定時間有効にされ、該録画起動信号出力手段から録画機器に対して断続的に録画起動信号が与えられることとなる。
【0025】
また、本発明に係る監視制御装置は、前記有効制御手段が、前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源制御手段を有する構成とすることができる。
【0026】
このような構成により、物体検出器からの検出信号が前記起動制御手段に入力されると、タイマ手段からのタイマ信号に基づいて所定時間録画起動信号出力手段に電源供給がなされるようになる。その電源供給がなされて有効となった録画起動信号出力手段から録画機器に対して断続的に録画起動信号が与えられる。
【0027】
本発明に係る防犯システムは、監視領域を撮影するカメラ装置と、前記カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器と、前記監視領域を含む所定の領域の動体を検出したときに検出信号を出力する物体検出器と、前記検出信号に基づいて前記録画機器に録画起動信号を与える監視制御装置とを有する防犯システムにおいて、前記監視制御装置は、断続的に録画起動信号を出力する録画起動信号出力手段と、前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効となるように制御する制御手段とを有する構成となる。
【0028】
このような構成により、所定の領域に物体が侵入し、その動体(動く物体)を検出した物体検出器からの検出信号が監視制御装置に与えられ、その検出信号が起動制御手段に入力されると、その起動制御手段により録画起動信号出力手段が所定時間有効にさせられる。そして、録画機器に対して録画起動信号出力手段からの録画起動信号が前記所定時間断続的に与えられることとなる。その結果、前記録画機器は、その断続的に与えられる録画起動信号に基づいてカメラ装置にて撮影される監視領域の映像の録画開始動作を行ない得る。この場合、例えば、録画機器において録画開始直後に何らかの原因により録画動作が停止されても、その録画動作を自動的に再開させることができるようになる。
【0029】
また、本発明に係る防犯システムは、前記監視制御装置が、前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、前記所定時間経過後に、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有する構成とすることができる。
【0030】
このような構成により、録画機器は、前述したように録画起動信号が断続的に与えられる前記所定時間は、録画動作を継続することができるようになる。そして、前記所定時間経過後、録画停止信号出力手段から録画停止信号が出力されると、録画機器での前記録画動作は停止され得るようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0032】
本発明の実施の形態に係る防犯システムは、図1に示すように構成される。この防犯システムは、録画機器として一般的に市販される家庭用のビデオデッキを利用している。
【0033】
図1において、この防犯システムは、監視制御装置100、所定の監視領域を撮影範囲とするドームカメラ200、前記所定の監視領域を含む所定の領域内の動体(動く物体)を検出して検出信号を出力する超音波センサ300、ビデオデッキ400、ビデオデッキ400の操作をリモコンで行なうためのビデオリモコン450及びモニタ装置500を有している。超音波センサ300からの検出信号は監視制御装置100に与えられる。前記所定の監視領域の撮影により得られた映像を表す映像信号がドームカメラ200からビデオデッキ400に供給される。
【0034】
監視制御装置100は、超音波センサ300からの検出信号に基づいて後述するように生成される録画起動信号及び録画停止信号をビデオリモコン450に供給する。ビデオリモコン450は、監視制御装置100からの録画起動信号に基づいて録画制御信号(REC)を生成し、その録画制御信号(REC)をビデオデッキ400に供給する。また、ビデオリモコン450は、監視制御装置100からの録画停止信号に基づいて停止制御信号(STP)を生成し、その停止制御信号(STP)をビデオデッキ400に供給する。モニタ装置500は、ビデオデッキ400に接続され、ビデオデッキ400のモニタ機能により録画テープに記録された映像を表示する。また、ドームカメラ200からの映像信号をビデオデッキ400を介してモニタ装置500に送ることにより、ドームカメラ200にて撮影される映像をリアルタイムにモニタ装置500に表示させることもできる。
【0035】
ビデオデッキ400及びビデオリモコン450は、市販されている一般的な家庭用ビデオデッキ及びそれに付属するリモコン装置を改造したものである。即ち、ビデオリモコン450の出力回路が、監視制御装置100からの信号(録画起動信号または録画停止信号)を入力したときに制御信号(録画制御信号(REC)または停止制御信号(STP))を出力すると共に、その出力回路からの制御信号が、図2に示すように、接続信号線によりコネクタ451に導かれるようになっている。ビデオデッキ400は、図2に示すように、ビデオリモコン450の前記コネクタ451の接続口401と、赤外線受光素子403に対向するように配置された赤外線LED402とを備え、その接続口401と赤外線LED402とが内部信号線にて接続されるようになっている。
【0036】
ビデオデッキ400及びビデオリモコン450の前述したような構成により、監視制御装置100から出力される録画起動信号がビデオリモコン450により録画制御信号(REC)に変換され、その録画制御信号(REC)が、接続信号線、コネクタ451及び接続口401、更に、ビデオデッキ400内の内部信号線、赤外線LED402及び赤外線受光素子403を介してビデオデッキ400の録画制御回路(図示略)に与えられる。また、監視制御装置100から出力される録画停止信号がビデオリモコン450により停止制御信号(STP)に変換され、その停止制御信号(STP)が、前記録画制御信号(REC)と同様にしてビデオデッキ400の録画制御回路に与えられる。
【0037】
監視制御装置100は、図3に示すように構成される。
【0038】
図3において、監視制御装置100は、タイマ電源回路10、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30を有している。タイマ電源回路10は、超音波センサ300からの検出信号を入力すると、所定時間t(例えば、3分間程度)起動信号出力回路20に電源供給を行なう。また、タイマ電源回路10は、前記所定時間tが経過すると、電源供給を一時的に起動信号出力回路20から停止信号出力回路30に切換え、その後、停止信号出力回路30への電源供給を停止する。
【0039】
起動信号出力回路20は、タイマ電源回路10から電源供給を受けている間有効となり、パルス状の連続する録画起動信号を出力する。停止信号出力回路30は、タイマ電源回路10から電源供給を受けている間有効となり、その間に、録画停止信号を出力する。
【0040】
監視制御装置100のタイマ電源回路10、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30の具体的構成は、図4に示すようになる。
【0041】
図4において、タイマ電源回路10は、トランジスタQ1、Q2、抵抗R1、R2、R3及びコンデンサC4にて構成されるタイマ回路(Q1、Q2等:以下、同様に表す)と、トランジスタQ3、Q4、抵抗R6、R7、ダイオードD4及びリレーRL1にて構成される電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等:以下、同様に表す)と、三端子レギュレータRG1、ダイオードD1〜D3及びコンデンサC2、C3にて構成される安定化定電圧回路(RG1等:以下、同様に表す)とを有している。この安定化定電圧回路(RG1等)は前記タイマ回路(Q1、Q2等)に所定の安定化電圧を印加する。また、タイマ電源回路10は、発光ダイオードLE1、抵抗R4、フォトカプラOP1及び抵抗R5を有している。前記タイマ回路(Q1、Q2等)と電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)は、フォトカプラOP1を介して結合されている。そして、前記タイマ回路(Q1、Q2等)の出力にて発光ダイオードLE1及びフォトカプラOP1が駆動される。
【0042】
タイマ電源回路10は、更に、外部直流電圧が入力する電源入力端子IN、コンデンサC1及びパワースイッチSW1を有する。パワースイッチSW1をオンすると、コンデンサC1にて安定化された直流電圧が、リレーRL1の入力端子に入力されると共に、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)及び前記安定化定電圧回路(RG1等)に印加され、更に、超音波センサ300(図1参照)に供給される。
【0043】
パワースイッチSW1がオンすることにより前記安定化定電圧回路(RG1等)からの安定化電圧が印加されるタイマ回路(Q1、Q2等)は、超音波センサ300からの検出信号を入力すると、その検出信号によるコンデンサC4の充電電圧及び回路定数に基づいた所定時間tだけタイマ信号(例えば、ハイレベル)を出力する。そして、このタイマ信号に基づいたフォトカプラOP1の駆動により、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)では、リレーRL1の切換え動作がなされ、リレーRL1に入力する直流電圧が起動信号出力回路20に供給される。なお、このとき、前記タイマ信号により発光ダイオードLE1は点灯する。
【0044】
また、前記所定時間tが経過すると、タイマ回路(Q1、Q2等)はタイマ信号の出力を停止し、それによりフォトカプラOP1の駆動が停止される。それにより、電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)では、リレーRL1の復帰動作がなされ、リレーRL1に入力する直流電圧が一時的に停止信号出力回路30に供給される。そして、その後、リレーRL1は初期状態(起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30に対する電圧供給を行っていない状態)に戻る。
【0045】
起動信号出力回路20は、トランジスタQ5、Q6、抵抗R8、R9、R10、コンデンサC6、ディップスイッチSW2にて構成されるパルス発生回路(Q5、Q6等:以下、同様に表す)と、トランジスタQ7、Q8、抵抗R11、R12、ダイオードD9及びリレーRL2にて構成される起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等:以下、同様に表す)と、三端子レギュレータRG2、ダイオードD5〜D8及びコンデンサC5にて構成される安定化定電圧回路(RG2等:以下、同様に表す)とを有している。
【0046】
タイマ電源回路10から前述したように供給される直流電圧が出力回路(Q7、Q8、RL2等)及び安定化電源回路(RG2等)に印加される。安定化定電圧回路(RG2等)は前記パルス発生回路(Q5、Q6等)に所定の安定化電圧を印加する。また、起動信号出力回路20は、発光ダイオードLE2及びフォトカプラOP2を有している。前記パルス発生回路(Q5、Q6等)と起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)は、フォトカプラOP2を介して結合されている。そして、前記パルス発生回路(Q5、Q6等)の出力にて発光ダイオードLE2及びフォトカプラOP2が駆動される。
【0047】
ディップスイッチSW2は、抵抗R8及び抵抗R9のいずれかを選択するために用いられる。ディップスイッチSW2にて抵抗R8が選択される場合、このパルス発生回路(Q5、Q6等)は、タイマ電源回路10における前記タイマ回路(Q1、Q2等)から出力されるタイマ信号の時間幅tより短い周期にてパルス信号を出力する。ディップスイッチSW2にて抵抗R9が選択される場合、このパルス発生回路(Q5、Q6等)は、前記タイマ信号の時間幅tより長い周期のパルス信号、即ち、当該時間幅tの間に1つのパルス信号を出力する。この例では、ディップスイッチSW2により抵抗R8が選択されている。
【0048】
タイマ電源回路10からの前記直流電圧の供給を受けることにより起動信号出力回路20が有効になると、安定化定電圧回路(RG2等)から安定化電圧が供給されるパルス発生回路(Q5、Q6)では、コンデンサC6がその安定化電圧の充放電動作を繰り返す。これにより、パルス発生回路(Q5、Q6等)からパルス信号が出力される。そして、このパルス信号に基づいたフォトカプラOP2のパルス駆動により、起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)では、前記パルス信号に同期してリレーRL2がオン・オフ動作を繰り返す。このリレーRL2のオン・オフ動作の繰り返しに基づいた連続するパルス状の信号が録画起動信号として起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)から出力される。この連続するパルス状の録画起動信号はビデオリモコン450(図1参照)に供給される。なお、このとき、前記連続するパルス状の信号により発光ダイオードLE2は点滅する。
【0049】
停止信号出力回路30は、トランジスタQ9、Q10、抵抗R13、R14、R15、コンデンサC7、C8、ダイオードD10及びリレーRL3を備え、前述したようにタイマ電源回路10から一時的に直流電圧が供給されたときに有効となる。この停止信号出力回路30では、前記のように直流電圧が一時的に供給されると、コンデンサC7、C8による前記直流電圧の充放電動作により、単一パルスとなる駆動信号がリレーRL3に印加される。この単一パルスの駆動信号に基づいたリレーRL3のオン・オフ動作により、単一パルス信号が録画停止信号として停止信号出力回路30から出力される。この画像停止信号はビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0050】
前述したような構成となる防犯システムは、次のようにして動作する。
【0051】
監視領域に物体が侵入していない状態において、監視制御装置100では、外部直流電圧が入力するタイマ電源回路10だけが電源の供給状態にあり、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30には電源供給がなされていない。従って、タイマ電源回路10は有効な状態となっているが、起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30は有効な状態となっていない。
【0052】
この状態で、監視領域に例えば人が侵入し、それを超音波センサ300が検出すると、超音波センサ300から出力される検出信号が監視制御装置100に供給される。監視制御装置100では、その検出信号がタイマ電源回路10に入力すると(図3、図4参照)、そのタイマ回路(Q1、Q2等)から所定時間t有効となるタイマ信号が出力される(図5(a)参照)。そして、そのタイマ信号に基づいた電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)の動作により、タイマ電源回路10から起動信号出力回路20に前記所定時間t直流電圧が供給される。
【0053】
この直流電圧の供給により前記所定時間t有効となる起動信号出力回路20では、パルス発生回路(Q5、Q6等)が前記直流電圧に基づいた安定化定電圧回路(RG2等)からの安定化電圧を受けて所定周期のパルス信号を出力する。このパルス信号に基づいた起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)の動作により、連続するパルス状の録画起動信号が起動信号出力回路20から出力される(図5(b)参照)。この連続するパルス状の録画起動信号は、監視制御装置100における起動信号出力回路20からビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0054】
ビデオリモコン450は、そのパルス状の録画起動信号をパルス状の録画制御信号(REC)に変換してビデオデッキ400に供給する。ビデオデッキ400では、録画制御回路に対して前記パルス状の録画制御信号(REC)により繰り返し録画開始の指示がなされる。最初の録画開始の指示によりドームカメラ200にて撮影される映像の録画動作(ビデオテープに対する記録動作)が開始される。その直後、例えば、ビデオテープの僅かな支障(異物付着、巻き取りの状態の部分的な不具合)により前記録画動作が強制的に停止させられると、次の録画制御信号(REC)に基づいた録画開始の指示により、再度録画動作が開始される。
【0055】
このようにして、ビデオデッキ400では、監視制御装置100からのパルス状の録画起動信号に基づいて繰り返し録画動作指示がなされる。その過程で、録画動作が正常に復帰すると、以後、ビデオデッキ400は、継続してドームカメラ200にて撮影される監視領域の映像のビデオテープへの記録を行なう。なお、監視制御装置100からは前記所定時間tパルス状の録画起動信号が出力されることになるが、その所定時間t経過前に録画動作が正常に復帰した場合、その後の録画起動信号に基づいた録画指示(録画制御信号(REC))があってもビデオデッキ400はその録画指示を無視する。
【0056】
前記所定時間tが経過すると、タイマ電源回路10の電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)は、電圧供給を一時的に停止信号出力回路30に切換える。その結果、タイマ電源回路10から停止信号出力回路30に一時的に直流電圧が供給される。この直流電圧の供給により有効となる停止信号出力回路30は、単一のパルス信号を録画停止信号として出力する(図5(c)参照)。この録画停止信号は、監視制御装置100の停止信号出力回路30からビデオリモコン450(図1参照)に供給される。
【0057】
ビデオリモコン450は、その録画停止信号を停止制御信号(STP)に変換してビデオデッキ400に供給する。ビデオデッキ400では、録画制御回路に対して前記停止制御信号(STP)に基づいた録画停止の指示がなされる。これにより、前述したようになされていたドームカメラ200からの映像の録画動作が停止される。
【0058】
前述したような動作により、超音波センサ300にて動体の検出がなされると、ドームカメラ200にて撮影される監視領域の映像が所定時間安定的にビデオデッキ400によりビデオテープに記録(録画)できるようになる。
【0059】
また、監視制御装置100のタイマ電源回路10では、タイマ回路(Q1、Q2等)と電源供給制御回路(Q3、Q4、RL1等)とがフォトカプラOP1を介して結合された構造となっているため、相互に電気的な変動を受けにくくなり、安定した動作ができるようになる。また、起動信号出力回路20においても、パルス発生回路(Q5、Q6等)と起動信号生成回路(Q7、Q8、RL2等)とがフォトカプラOP2を介して結合された構造となっており、同様の効果が得られる。
【0060】
更に、超音波センサ300にて動体の検出が継続的になされない状態では、監視制御装置100における起動信号出力回路20及び停止信号出力回路30には電源供給がなされないので、無駄な電力消費を抑えることができるようになる。
【0061】
なお、前記本発明の実施の形態では、監視制御装置100が超音波センサ300からの検出信号を入力したときにビデオデッキ400に対して所定時間t録画起動信号を断続的に供給するものであったが、監視制御装置100のタイマ電源回路10及び起動信号出力回路20を用いれば、任意の機器(例えば、デジタルカメラ、ハードディスク装置等)に対して所定時間t起動信号を供給することができる。この場合、その機器に対してリトライ信号を繰り返し供給することができ、機器の前記起動信号に基づいた動作を所定時間繰り返させることや、また、その動作を安定的に継続させることができるようになる。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、所定の信号が入力されると、録画機器等の所定の機器に対して所定時間起動信号が断続的に与えられるようになるので、その機器の動作をより安定的に行わせることができる起動制御装置を実現することができるようになる。
【0063】
また、本発明によれば、そのような起動制御装置を利用した監視制御装置及び防犯システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯システムを示す図である。
【図2】ビデオリモコンとビデオデッキとの接続状態の一例を示す図である。
【図3】監視制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】監視制御装置の詳細な構成例を示す回路図である。
【図5】監視制御装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 タイマ電源回路
20 起動信号出力回路
30 停止信号出力回路
100 監視制御装置
200 ドームカメラ
300 超音波センサ
400 ビデオデッキ
401 接続口
402 赤外線LED
403 赤外線受光素子
450 ビデオリモコン
451 コネクタ
500 モニタ装置
Claims (11)
- 所定の機器に対して起動信号を与える起動制御装置において、
断続的に起動信号を出力する起動信号出力手段と、
所定の信号を入力したときに、前記起動信号出力手段を所定時間有効にさせる制御手段とを有することを特徴とする起動制御装置。 - 前記制御手段は、前記所定の信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、
前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段を有効となるよう制御する有効制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載の起動制御装置。 - 前記有効制御手段は、前記タイマ信号に基づいて前記起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源供給制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の起動制御装置。
- 前記起動信号出力手段は、光学的結合素子と、
前記光学的結合素子をパルス駆動するパルス駆動手段と、
前記光学的結合素子のパルス駆動に応じてパルス状の起動信号を生成する起動信号生成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の起動制御装置。 - 前記制御手段は、光学的結合素子を有し、
前記タイマ手段からのタイマ信号にて前記光学的結合素子を駆動するようにし、
前記電源供給制御手段が、前記光学的結合素子が駆動されている間、前記起動信号出力手段に電源供給を行なうようにしたことを特徴とする請求項3記載の起動制御装置。 - カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器に、物体検出器からの検出信号に基づいて、前記録画機器を制御する監視制御装置において、
前記録画機器に対する録画起動信号を断続的に出力する録画起動信号出力手段と、
前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効にさせる起動制御手段を有することを特徴とする監視制御装置。 - 前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、
前記所定時間経過後、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有することを特徴とする請求項6記載の監視制御装置。 - 前記起動制御手段は、前記検出信号を入力したときに、前記所定時間有効となるタイマ信号を出力するタイマ手段と、
前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段を有効となるように制御する有効制御手段とを有することを特徴とする請求項6または7記載の監視制御装置。 - 前記有効制御手段は、前記タイマ信号に基づいて前記録画起動信号出力手段に対する電源供給を制御する電源制御手段を有することを特徴とする請求項8記載の監視制御装置。
- 監視領域を撮影するカメラ装置と、
前記カメラ装置にて撮影される映像を録画する録画機器と、
前記監視領域を含む所定の領域の動体を検出したときに検出信号を出力する物体検出器と、
前記検出信号に基づいて前記録画機器に録画起動信号を与える監視制御装置とを有する防犯システムにおいて、
前記監視制御装置は、
断続的に録画起動信号を出力する録画起動信号出力手段と、
前記検出信号を入力したときに、前記録画起動信号出力手段を所定時間有効となるように制御する起動制御手段とを有することを特徴とする防犯システム。 - 前記監視制御装置は、前記録画機器に対する録画停止信号を出力する録画停止信号出力手段と、
前記所定時間経過後に、前記録画停止信号出力手段を有効にさせる停止制御手段とを有することを特徴とする請求項10記載の防犯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331919A JP2004166117A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 起動制御装置及び監視制御装置並びに防犯システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002331919A JP2004166117A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 起動制御装置及び監視制御装置並びに防犯システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004166117A true JP2004166117A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32809148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002331919A Pending JP2004166117A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 起動制御装置及び監視制御装置並びに防犯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004166117A (ja) |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002331919A patent/JP2004166117A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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