JP2004153330A - 画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリントサーバでは、CMYKの各色版のそれぞれで、EPS(JPEG)形式などの圧縮画像を検出すると、処理中の色版に応じたCMSを設定しCMYK値の変換処理を行う。このとき、例えばC色版に対する処理を行っているときには、C色版用のCMS40Cを用いて、圧縮画像のc値がK値(KC値)となるように変換する。このようにして、CMS40C、40M、40Y、40Kから出力されるK値(KC、KM、KY、KK)を、CMYK値に変換する。これにより圧縮画像を正確なカラー画像として描画可能となる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種アプリケーションによって作成された画像データに応じた画像を印刷出力装置によって印刷出力可能とする画像処理方法に関する。詳細には、圧縮画像を含む画像データに対する画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷処理の分野におけるデジタル化として、DTP(Desktop Publishing)化が浸透している。DTPは、パーソナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上で、各種のアプリケーションを用いて画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(イメージセッター、製版用RIP)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
【0003】
このとき、ページレイアウトの画像をC、M、Y、及びKの各色に分解して、それぞれの画像データに基づいて印刷版を露光することにより、印刷版に網点画像を形成した刷版を作成し、各色の刷版に所定の色のインクを付与して重ね印刷を行うことにより、印刷物上にカラー画像を形成するようになっている。
【0004】
一方、実際の刷版を用いた印刷に先立って、校正を行うことがあり、このときには、モニタ上にページレイアウトを表示したり、WYSIWYG機能等を用いてレーザプリンタやページプリンタ等の印刷出力装置により印刷出力する。一般的印刷出力装置(プリンタ)では、コンポジット出力に基づいて印刷処理を行うようになっているが、刷版を用いた印刷出力を再現するためには、コンポジット出力ではなく、刷版作成時と同じCMYKの各色に分版した分版出力を用いる必要がある。
【0005】
ここから、DTP用アプリケーションや、RIP(Raster Image Processor)と呼ばれる画像データ又は描画命令をビットマップデータに変換する機能を備えた画像処理装置で、CMYKの各色に色分解を行う必要がある。
【0006】
一方、DTP用アプリケーションでレイアウト(ページレイアウト)を作成するときには、印刷物上で十分な画像品質を得るために高解像度の画像データを使用するが、高解像度の画像データはデータ容量(画像サイズ)が大きいためページレイアウト上の描画データまたは画像データを印刷出力する際に処理時間がかかったり、送信に時間がかかったりする。
【0007】
このような問題を解決する方法として、レイアウト時に低解像度の画像を使用する画像すり替えサーバーが種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0008】
しかし、これらの提案では、すり替えのために高解像度の画像を予め登録しておかなければならず、頻繁に画像が修正されるとき、画像の使用期間が短いとき、画像が1回程度しか使用されないときなどでは、登録画像の画像管理を頻繁に行う必要があり、画像管理に手間がかかるという問題がある。
【0009】
近年、画像圧縮技術の進歩により、画像圧縮技術の使用が一般化しており、ここから、JPEG形式などの高圧縮を施した画像データを使用する方が有用と判断され、ページレイアウトの作成に多用されている。
【0010】
JPEG圧縮を用いたものの中には、EPSファイルのJPEGエンコーディング(以下、EPS(JPEG)とする)があり、これは、従来からDTPに用いられてきたEPS(Encapsulated PostScript)の中の画像をJPEG形式で圧縮しているものである。
【0011】
アプリケーションで作成されるページレイアウトには、このようなEPS形式の画像を含んだものがあるが、EPS形式の画像を分版処理すると、K版のみが出力されてしまうという問題がある。
【0012】
すなわち、カラー画像を分版することによりCMYKの各色版が得られるが、EPS形式では、ビットマップデータだけではなく、線や文字などのベクタデータを含むことができるが、分版処理を行うアプリケーションでは、ビットマップデータとベクタデータが混在している中からビットマップデータのみを抽出する処理が複雑であるために、抽出が困難となっている。
【0013】
EPS形式のファイルを作成するアプリケーションの中には、分版処理を行うアプリケーションで困難としているEPS形式のファイルに対する分版処理が可能となるように工夫を凝らしたEPS形式のファイルを作成できるものがあるが、このようなEPS形式のファイルを作成できるアプリケーションにおいてもEPS(JPEG)の画像の処理に対応することが困難となっている。
【0014】
このために分版処理を行うアプリケーションでは、EPS(JPEG)の画像データにおいて、描画コードがK版以外であると白で描画してしまうために、K版のみしかえられなくなってしまう。
【0015】
ここから、一部のアプリケーションでは、プリンタ記述言語のビットマップデータに対する処理命令を再定義することにより、K版以外も描画できるように変更し、版に応じて1画素毎のCMYK値を抽出し、各版に描画することにより、EPSに含まれる圧縮画像をCMYKに色分解出力できるようにしたものがある。
【0016】
【特許文献1】
特開2000−341503号公報
【特許文献2】
特開2000−341504号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタ記述言語の処理命令を再定義する場合、プリンタ記述言語レベルの文字列によって、1画素ずつの色の値(CMYK値)を抽出する必要があるので、処理時間が長くなってしまうという問題がある。
【0018】
これに対して、画像処理装置に設けられているCMS(カラーマネージメントシステム)を用いれば、処理の高速化も可能であるが、従来の分版出力に対応しているCMSは、各版の白黒画像に対して、一次元LUT(ルックアップテーブル)を使用するか、全版のラスタライズが終了した後に、CMYKの1画素毎に多次元LUTを使用しなければならない。
【0019】
一方、圧縮画像の色分解を実現するためには、例えばC値をK値に変換するなどの処理が必要であり、一次元LUTでは、このような処理は困難である。また、ラスタライズが終了した後では、カラー情報が失われてしまい、分解処理が困難となる。
【0020】
また、CMSを利用せずに、K版のみをカラーでラスタライズし、出力されたCMYKのラスタを合成する方法も考えられるが、この方法だと、オブジェクトの重なり関係(上下関係)が失われてしまい、特に、オーバープリントされたオブジェクトの正確な再現が困難となってしまう。
【0021】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、EPS(JPEG)などの各種の形式で圧縮処理された画像を含む画像データの色分解を容易に、かつ、短時間で行うことができる画像処理方法を提案することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、画像処理端末から描画命令と共に入力される画像データに基づいたラスタデータを生成する画像処理方法であって、検出手段によってCMYKの各色版毎に圧縮画像を検出し、カラーマネージメントシステムを用いて、前記検出手段によって検出した前記圧縮画像の版色に対するCMYK値をK値に変換することを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、画像処理を行うときの色補正等を行うカラーマネージメントシステムを用いて、例えばC色版に対する圧縮画像のC値をK値に変換する。これにより、CMYKの各色版におけるK値が得られる。
【0024】
ここから、CMYKの各色版のラスタデータを生成することにより、圧縮画像を適正なカラー画像として描画可能となる。
【0025】
このとき、カラーマネージメントシステムでは、CMYK値の一次元変換を行うので、変換処理を簡単にかつ迅速に行うことができる。
【0026】
このような本発明では、前記カラーマネージメントシステムを各色版毎に切換えるものであっても良く、また、色変換を行うときのルックアップテーブルを切換えるものであっても良い。
【0027】
また、本発明では、前記検出手段が前記圧縮画像を検出したときに、前記版色以外の色の値を0にすることが好ましい。これにより、処理中の版の色の値の変換を簡略化することができる。
【0028】
また、本発明は、前記カラーマネージメントシステムとして、4入力3出力に対するルックアップテーブルと3入力4出力に対するルックアップテーブルを用いることができる。
【0029】
さらに、本発明では、前記検出手段が前記圧縮画像を検出したときに、前記圧縮画像を白で描画する設定を解除し、前記検出手段が処理中の版色を判断し、処理中の版色がCMYKと異なる特色であるときに、前記圧縮画像を白色で描画する設定を保持することが好ましい。
【0030】
一般のアプリケーション等からの分版出力では、K版以外では、圧縮画像を描画せずに、これにより白で描画されるように描画コードが設定されるが、この設定を解除して、カラーマネージメントシステムでの処理を可能とする。また、CMYKの各色と異なる特色に指定されているときがあるが、このときには、白で描画する描画コードを保持することが好ましい。
【0031】
このような本発明では、前記CMYKの各色版をカラーで出力するものであっても良く、また、前記CMYKの各色版を白黒で出力するものであっても良い。
【0032】
さらに、本発明に適用するカラーマネージメントシステムは、生成された前記ラスタデータに対して色補正にも用いる。すなわち、色補正に用いるカラーマネージメントシステムを用いて、圧縮画像をCMYKの各色に分解するときの色変換を行う。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した印刷システム10の概略構成を示している。
この印刷システム10は、例えば、一般的構成のパーソナルコンピュータ(PC)に、所定の機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成した画像処理装置12を備えている。また、この画像処理装置12には、印刷出力装置としてプリンタ14が接続され、画像処理装置12で処理した画像の印刷出力が可能となっている。
【0034】
さらに、画像処理装置12には、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等がクライアント端末16として接続されている。このクライアント端末16は、各種アプリケーションを用いて画像の作成、加工、編集等の画像処理を行うDTPに使用可能となっている。画像処理装置12は、こられのクライアント端末16から入力される描画命令に基づいて印刷処理を行う。
【0035】
すなわち、印刷システム10では、画像処理装置12がプリントサーバの機能を併せ持っている(以下、画像処理装置12を「プリントサーバ12」とする)。なお、印刷システム10としては、プリントサーバ12に複数台のプリンタ14が接続されたものであっても良く、また、プリントサーバ12に複数のクライアント端末16を、LAN、WAN等のネットワークを介して接続しても良い。
【0036】
本実施の形態に用いるプリントサーバ12は、ROM、RAM、HD等の外部メモリが設けられ、ROMに記憶しているオペレーティングプログラムによって動作し、ROMないし外部メモリに記憶されたプログラムに基づいて、システム図形、イメージ、文字ないし表等に対しての処理を実行する一般的構成となっている。
【0037】
このようなプリントサーバ12には、キーボード、マウス(何れも図示省略)等の入力デバイス、CRTディスプレイ等の表示デバイスを備えている。また、プリントサーバ12においても、表示デバイスの表示画像に対する印刷処理が可能となっている(WYSIWYG機能)。
【0038】
プリントサーバ12には、イーサネット(R)(Ethernet(R))等の双方向インターフェイス18及びプリントコントローラ20が設けられ、プリントコントローラ20が双方向インターフェイス18を介してプリンタ14に接続している。また、プリントサーバ12には、画像処理部24及び印刷機能設定部26が形成されている。
【0039】
また、プリントサーバ12には、ネットワークインターフェイス22が設けられ、このネットワークインターフェイス22を介してクライアント端末16から画像ファイルと共に描画命令が印刷ジョブとして入力される。プリントサーバ12は、この描画命令に基づいた印刷処理を行う一般的構成となっている。
【0040】
クライアント端末16は、例えばPhotoshop、Illustrator(何れも米アドビシステムズ社の商品名)、QuarkXPress(米クォーク社の商品名)等の各種のDTPアプリケーションを用いて、画像の作成、加工、編集等の画像処理を行い、ページレイアウト等の画像データを作成する(以下「ページレイアウト」として説明する)。
【0041】
このクライアント端末16によって作成されたページレイアウトが、カラー電子製版システム(CEPS)で印刷版の露光に用いるフィルムの作成や、ダイレクト製版(CTP)での印刷版の露光に用いられ、このページレイアウトに基づいて作成された刷版によって印刷処理がなされる。
【0042】
DTPでは、ページレイアウトに基づいた刷版の作成に先だって、カラープルーフ等と呼ばれる校正用の印刷物(プルーフ)を作成する校正刷りが行われ、この校正刷りから、ページレイアウトの校正を行う。本実施の形態に適用した印刷システム10では、このプルーフの作成が可能となっている。
【0043】
この校正刷りを行うときには、クライアント端末16から描画命令と共にページレイアウトを含む画像ファイルが、印刷ジョブとしてプリントサーバ12へ出力される。これにより、プリントサーバ12は、ページレイアウトに基づいた印刷処理を行う。
【0044】
クライアント端末16から入力されるページレイアウトは、CMYK形式であっても良く、また、RBG形式であっても良く、さらに、これらが混在するものであっても良く、いずれにおいてもコンポジットで出力する。
【0045】
印刷機能設定部26では、印刷ジョブの描画命令上での印刷機能の設定を読出して、画像処理及び印刷処理を行うときの印刷機能を設定する。なお、この印刷機能の設定は、印刷ジョブ上の設定に限らず、例えば、プリントサーバ12が印刷ジョブを作成したアプリケーション名を抽出し、この抽出結果に基づいて予め設定されて記憶している設定値を用いるものであっても良い。
【0046】
プリントサーバ12の画像処理部24は、ページレイアウトをCMYKの各色に分版し、分版した各色の画像データからラスタデータを生成するRIP処理等を行う。
【0047】
プリントサーバ12では、このラスタデータを、プリントコントローラ20によって制御しながらプリンタ14へ出力することにより、画像データに基づいた印刷物が得られるようにしている。
【0048】
ところで、プリントサーバ12には、圧縮画像検出部28、色変換処理部30及びメモリ32が設けられている。圧縮画像検出部28では、印刷ジョブの画像データ(ページレイアウト)から圧縮画像を検出する。
【0049】
すなわち、クライアント端末16に設けているDTP用アプリケーションでは、EPS(JPEG)形式などの各種の圧縮形式で圧縮処理した画像を配置したページレイアウトの作成及びページレイアウトの修正、編集、加工等が可能となっており、プリントサーバ12には、このページレイアウトが印刷ジョブとして入力される。
【0050】
プリントサーバ12に設けている圧縮画像検出部28では、この印刷ジョブの各ページレイアウトのそれぞれからEPS(JPEG)等の各種の圧縮形式で圧縮処理されている画像データを検出する。
【0051】
一方、プリントサーバ12には、カラーマネージメントシステム(以下「CMS40」とする)が設けられており、画像処理部24では、このCMS40を用いて、色補正等の処理を行う。メモリ32には、CMS40で用いる各種のLUT(ルックアップテーブル)が記憶されている。なお、メモリ32としては、RAM等の半導体メモリや、ハードディスク等の従来公知の任意の記憶媒体を用いることができる。
【0052】
CMS40は、CMYKの各色(CMYKの各色版用)のそれぞれに対して設けられており、メモリ32に記録されているLUTを用いて、CMYKのそれぞれに色に対する補正処理を行う。
【0053】
色変換処理部30では、このCMS40を用いて、圧縮画像検出部28で検出した圧縮画像に対して、CMYKの各色版毎に圧縮画像に対して色変換処理を行い、この画像に対するCMYKの各色の画像データを生成する。
【0054】
DTPアプリケーションの分版出力では、圧縮画像に対しては、K色以外を白で描画する描画コードが設定されているが、色変換処理部30では、この描画コードによる設定を解除するようにしており、CMS40での処理が可能となっている。
【0055】
なお、ページレイアウト中の画像には、CMYKの各色(プロセスカラー)と異なる色(特色)の指定があるときがあり、このときには、色変換処理部30では、白で描画する描画コードの設定をそのまま保持するようにしている。
【0056】
これにより、プリントサーバ12では、ページレイアウト毎に分版処理及びRIP処理を行うときに、圧縮されていた画像に対して、色変換した画像データを用いて描画処理するようにしている。
【0057】
以下に、圧縮処理された画像(画像データ)を含むページレイアウトに対する処理を説明する。図2には、画像処理部24での分版処理に先立って圧縮画像に対して実行される色分用変換処理の流れを示している。
【0058】
このフローチャートでは、最初のステップ100で、ページ設定を行う。印刷ジョブが複数のページレイアウトによって構成されているときには、1ページずつ処理を行うようになっており、このときに、ステップ100では、最初のページ(1ページ目)に設定し、次にこのステップ100に戻ることにより、2ページ目、3ページ目と処理ページを順に設定するようにしている。
【0059】
ページ設定を終了すると、次のステップ102では、ページレイアウト上に配置されている圧縮形式の画像を抽出する。なお、圧縮画像の検出は、CMYKの各色(色版)毎に行われる。
【0060】
これにより、ページレイアウト上から圧縮画像を検出すると、ステップ102で肯定判定して、ステップ104へ移行する。このステップ104では、現在の色版(処理中の版色)を判断して、この色版に対応するCMS40を設定する。すなわち、C色(C色版)に対する圧縮画像を検出しているときには、C色用のCMS40Cを設定し、M、Y、Kのそれぞれの色では、CMS40M、CMS40Y、CMS40Kを用いる。
【0061】
処理中の色版は、画像データ内のコメント文から判断することができる。例えば、コメント文として「%%PlateColor:Cyan」と記述されていれば、この記述を抽出することにより、シアン(C色版)の処理中であると判断することができる。
【0062】
また、処理中の色版は、色情報から判別することもできる。すなわち、分版の場合、処理中の版(色)以外のカラー値は無視されるので、例えばC版を処理中であれば、MYKの各色は無視されるので、MYK値を100%としても、0%としか出力されない。ここからも、同様に処理中の版を判別することができる。
【0063】
このようにして、CMS40を設定すると、ステップ106では、圧縮画像に対する色分解用の変換処理を実行し、該当する色版に対する色変換処理が終了すると、CMS40をもとにもどす(ステップ108)。
【0064】
この変換処理では、画像データのCMYK値から、CMS40を用いて処理中の色版に応じたCMYK値を出力する。このときに、例えば、C版の処理を行っているときには、画像データのC値を、K値として、CMY値を「0」とする。
【0065】
なお、このときには、処理中色以外の値を0として、処理中の色の値(CMYK値)を、K値として出力しても良い。
【0066】
例えば、図3に示すように、C版を処理しているときには、C色版に対応するCMS40であるCMS40Cを用いて、画像データのCMYK値であるcmyk値のc値をKC値として、CMYの各色の値であるCC、MC、YCのぞれを「0%」とする。なお、図3では、圧縮画像に対する処理前のCMYK値をcmyk値としている。
【0067】
M版を処理しているときには、M色版に対応するCMS40であるCMS40Mを用いて、画像データのcmyk値のm値をKM値として、CMYの各色の値であるCM、MM、YMのぞれを「0%」とし、Y版を処理しているときには、Y色版に対応するCMS40であるCMS40Yを用いて、画像データのcmyk値のy値をKY値として、CMYの各色の値であるCY、MY、YYのぞれを「0%」とする。
【0068】
さらに、K版を処理しているときには、C色版に対応するCMS40であるCMS40Kを用いて、画像データのcmyk値のk値をそのままKK値として、CMYの各色の値であるCK、MK、YKのぞれを「0%」とする。
【0069】
このうようにして、色分解を行うと、次に、KC値、KM値、KY値、KK値のそれぞれを、この画像データのC、M、Y、K値に変換する。すなわち、C=KC、M=KM、Y=KY、K=KKとする。
【0070】
これにより、EPS形式で圧縮された画像(画像データ)であっても、簡単に適正なCMYK値を得ることができる。なお、K版に対しては、CMS40(CMS40K)を用いずに、k値をそのままK値としても良い。
【0071】
このようにして、画像データに対する色分解変換処理が終了すると、ステップ110では、1ページ分の処理が終了したか否かを確認し、ステップ112では、全てのページに対する処理が終了したかを確認する。ここで、1ページ分の処理が終了すると、ステップ110で肯定判定して、ステップ112で否定判定することによりステップ100へ移行し、次のページに対する処理を開始する。
【0072】
また、全てのページに対する処理が終了することにより、ステップ112で肯定判定して、色分解変換処理を終了し、ステップ114へ移行して、CMS40を用いて、分版処理用の色補正を施す(通常処理)。
【0073】
すなわち、アプリケーション(クライアント端末16)から出力されるプリンタ記述言語によって画像描画命令が再定義されても、この再定義を無効にして、色分解及び変換を行うことにより、簡単にかつ短時間で、圧縮画像のカラー描画が可能となるようにできる。
【0074】
また、カラー描画のみならず、CMYKの各色の画像のぞれぞれを、印刷版の露光に使用可能な白黒画像として出力することもできる。
【0075】
なお、図2に示すフローチャートでは、色版の判別結果に基づいてCMS40(CMS40C、CMS40M、CMS40Y、CMS40K)を設定するようにしたが、CMS40の内部で処理を切換えるようにしても良い。すなわち、CMS40が処理中の版色に応じたLUTをメモリ32から読み出すようにしても良い。
【0076】
また、圧縮画像とそれ以外の画像、文字、記号に対する処理を行うときのCMS40の切換えは、プリンタ言語記述レベルで圧縮画像か否かを判定して切換えるようにしても良く、CMS40側で圧縮画像か否かを判定して切換えるようにしても良い。
【0077】
プリンタ言語記述レベルでの圧縮画像か否かの判定は、圧縮画像を伸張する命令が含まれているか否かから判定することができ、画像データの先頭の数バイト分のデータを読み出して、圧縮画像形式のヘッダーが含まれているか否かから判断しても良い。また、圧縮画像の検出は、DCTDecode等のプリンタ記述言語での圧縮伸張のためのキーワードから検出しても良く、プリンタ記述言語を解釈するソフトウェアが提供する情報を用いるなど、任意の方法を適用することができる。
【0078】
また、CMS40で切換えるときには、圧縮画像か否かを示すインターフェイスを持つときには、このインターフェイスを使用しても良く、また、このインターフェイスがないときには、分版出力時にカラーで描画されるCMYK画像データが圧縮画像のみであることから、カラースペースがCMYKカラースペースであるものを、圧縮画像であるとみなして判断しても良い。
【0079】
さらに、圧縮画像に対する分解用変換方法は、圧縮画像の色分解用の変換処理を実行する前に、プリンタ言語記述レベルで、処理中の版(色)以外の色情報を「0」にしても良い。
【0080】
これにより図4に示すように、4入力3出力のLUTを用いた入力プロファイル42と、3入力4出力のLUTを用いた出力プロファイル44の組み合わせによる一般的構成の色補正方式を適用することができる。このような色補正方式は、cmyk−L*a*b*プロファイルと、L*a*b*−CMYKプロファイルを組み合わせて用いるCMSの一般的構成である。
【0081】
入力プロファイル42に用いるC版用のLUTの一部を示しており、表3には、出力プロファイル44に用いるLUTの一部を示している。なお、この例では、入力プロファイル42からの出力及び出力プロファイル44への入力を、EFGで示している。
【0082】
【表1】
【0083】
【表2】
【0084】
【表3】
【0085】
入力プロファイル42のLUTは、格子点が2つのLUTとなっており、C版用では、c値がE値として出力される。また、出力プロファイル44では、E値がそのままK値にマッピングされるようにLUTを設定している。
【0086】
このような入力プロファイル42及び出力プロファイル44を用い、版毎にLUTを切換えることにより、圧縮画像の適正な色分解出力が可能となる。このときに、入力プロファイル42のLUTを切換えるだけで良い。
【0087】
また、CMS40としては、図5に示すように、4入力4出力の入出力プロファイル46を用いることもできる。このときには、LUTとして、処理中の色版以外の入力値を「0」にして、処理中の版の入力値が、K値として出力されるように設定すれば良い。
【0088】
このような入出力プロファイル46を設けたCMS40を用いることにより、版ごとにCMSモジュールを切換える必要がなくなり、より円滑に、圧縮画像に対する色分解用の変換処理を行うことができる。
【0089】
さらに、CMS40としては、「Cout=0、Mout=0、Yout=0」とすると共に「Kout=Cin+Min+Yin+Kin」という単純演算によって色分解用の変換を行うこともできる。
【0090】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、本発明を適用した画像処理装置として、プリントサーバ12を用いたが、これに限らず、クライアント端末16から入力される画像データに対して、所定の画像処理を行う任意の構成の画像処理装置に適用することができる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成でデータがEPS(JPEG)形式などで圧縮されたの圧縮画像を適正なカラー画像として出力できるように変換することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したプリントサーバが設けられている印刷システムの概略構成図である。
【図2】プリントサーバでの圧縮画像に対する処理の概略を示す流れ図である。
【図3】プリントサーバに設けているCMSの概略構成図である。
【図4】本発明に適用可能なCMSの他の一例を示す概略構成図である。
【図5】本発明に適用可能なCMSの他の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 印刷システム
12 プリントサーバ(画像処理装置)
14 プリンタ
16 クライアント端末(画像処理端末)
24 画像処理部
28 圧縮画像検出部(検出手段)
30 色変換処理部
40、40C、40M、40Y、40K CMS(カラーマネージメントシステム)
42 入力プロファイル
44 出力プロファイル
46 入出力プロファイル
Claims (9)
- 画像処理端末から描画命令と共に入力される画像データに基づいたラスタデータを生成する画像処理方法であって、
検出手段によってCMYKの各色版毎に圧縮画像を検出し、カラーマネージメントシステムを用いて、前記検出手段によって検出した前記圧縮画像の版色に対するCMYK値をK値に変換することを特徴とする画像処理方法。 - 前記カラーマネージメントシステムを各色版毎に切換えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
- 前記検出手段が前記圧縮画像を検出したときに、前記版色以外の色の値を0にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理方法。
- 前記カラーマネージメントシステムとして、4入力3出力に対するルックアップテーブルと3入力4出力に対するルックアップテーブルを用いることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の画像処理方法。
- 前記検出手段が前記圧縮画像を検出したときに、前記圧縮画像を白で描画する設定を解除することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の画像処理方法。
- 前記検出手段が処理中の版色を判断し、処理中の版色がCMYKと異なる特色であるときに、前記圧縮画像を白色で描画する設定を保持することを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
- 前記CMYKの各色版をカラーで出力することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の画像処理方法。
- 前記CMYKの各色版を白黒で出力することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の画像処理方法。
- 生成された前記ラスタデータに対して色補正を施すことを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の画像処理方法。
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