JP2004146014A - データ符号化復号化方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大容量の記録媒体を用いた記録再生システムにおいて、信頼性を向上するためのデータ構成とその記録再生システムを提供する。
【解決手段】データに対し所定のデータ数を第一の誤り訂正符号化し、位置情報を含む別データを第二の誤り訂正符号化し、第一の符号化と第二の符号化により符号化された複数の符号化データでECCブロックを構成する誤り訂正符号化方法において、前記データに対し、第一の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で第三の誤り訂正符号化を行う。再生時所定のデータ数でECCブロックとし、所定のデータ数を第一の誤り訂正符号化に対し復号を行い、位置情報を含む別のデータの第二の誤り訂正符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なる第三の誤り訂正符号化に対して復号化を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】データに対し所定のデータ数を第一の誤り訂正符号化し、位置情報を含む別データを第二の誤り訂正符号化し、第一の符号化と第二の符号化により符号化された複数の符号化データでECCブロックを構成する誤り訂正符号化方法において、前記データに対し、第一の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で第三の誤り訂正符号化を行う。再生時所定のデータ数でECCブロックとし、所定のデータ数を第一の誤り訂正符号化に対し復号を行い、位置情報を含む別のデータの第二の誤り訂正符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なる第三の誤り訂正符号化に対して復号化を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
大容量のデータ記憶容量において、記憶するデータ、音声、映像などの情報の記録、再生を信頼性高く行うためのシステムを実現するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
CD,DVDなどの光ディスクを用いた記録媒体が広く普及し、VTRに代わるAV機器として家庭に浸透し始めている。また、デジタルハイビジョン放送等の高品質な放送が開始されることに基き、更なる大容量の記録媒体とその記録再生装置の要求が高まっている。
【0003】
それを受けて、20GB(ギガバイト)を超える光ディスク媒体の規格が数社をより提案されている。青色レーザを用いた光ディスクシステムとしては以下のようなものがある(例えば、非特許文献1等参照)。
【0004】
CDは、当初音楽用として開発され、記憶容量の大きさから音楽データだけではなく、PCで使用するためのデータ配信用として広く普及した。音楽データでは、再生データに多少誤りデータが発生しても、前後のデータから補間するなどして、音声としては差し障り無く再生できる程度の誤り訂正符号が付加されていた。しかり、PC用データの媒体として用いられると、音楽用の誤り訂正符号だけでは、訂正能力が不足しており、更に訂正能力を高めた付加ECCが付け加えられた(例えば、非特許文献2等参照)。このように、PC用に用いる場合には、映像や音楽用よりも信頼性を高めることが必要となる。
【0005】
【非特許文献1】
「Optical Disc System for Digital Video Recording」(Jpn.J.Appl.Phys. Vol.39(2000)Pt.1, No.2B Fig.2)
【非特許文献2】
林謙二著「CD―オーディオからパソコンへ―」コロナ社 1990年7月 p94−100
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先に挙げた非特許文献1は、映像、音楽データ用としてのデータ構成は示されているが、PC用データとしての構成は示されていない。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、大容量の記憶媒体を用いた記録再生システムにおいて、信頼性を向上するためのデータ構成とその記録再生システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、再生データの信頼性を向上させる為に、元のデータを誤り訂正符号化するときに、出来るだけデータの互換性を確保した上で、更なる誤り訂正符号を付加することで訂正能力の向上を図ることが出来る。そのために、本発明では、データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化を行い、第1の符号化と第2の符号化により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号化方法において、
前記データに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化を行うようにした。
【0009】
また、再生時には、データに対して所定のデータ数をもってECCブロックとし、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、
前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化に対して復号化を行うようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】
通常、記録再生システムでは再生信号に誤りデータが含まれる。そのため、記録再生システムでは、元のデータを誤り訂正符号化することによって記録データに誤り訂正符号を付加し、データ中に幾らかの誤りが発生した場合であっても、再生データを誤り訂正することで元のデータを無事に再生することができるようにしている。ここで、(n,k)符号は、kバイトの元のデータに対して、n−kバイトの冗長な誤り訂正符号を付加し、kバイトの符号語に符号化することを示す。リードソロモン符号は、RS(n,k,n−k+1)で表し、n−k+1は符号間の距離を示す。
【0011】
誤りデータは、再生信号がノイズの影響等により発生する1ビットから数ビットのランダムな誤りと、記録媒体上の傷やゴミなどによって、発生する連続的な誤りなどがある。この誤りを含んだデータを変調方式に従ってバイト単位(ここでは8ビットとする)に復調することでバイトエラーとなり、これを誤り訂正によって訂正する。記録データの途中には、データの復調の開始地点を示す同期信号が所定の間隔で含まれており、これが正しく検出できない場合には、次の同期信号が検出できるまで連続的なエラーになる場合がある。また、傷などによる連続的なエラーが原因で、再生データの復調の単位がずれてしまった場合にも、その後のデータが正しく復調されず、連続的なエラーとなる。
【0012】
本実施例では、光ディスクの記録再生システムを一例に挙げて説明するが、磁気記録再生システムや通信システムでの誤り訂正符号の構成など、特に限定はしない。以下、図を用いて本発明を説明する。
【0013】
まず、図2は非特許文献1に記された次世代光ディスクシステムにおける、ECCブロックの構成である。本システムでは、横方向のデータの並びを記録データの方向としている。このブロックは、縦496バイト、横155バイト及び同期信号で構成されており、2048バイトのユーザデータに対して4バイトの誤りチェックコードを付加した2052バイトを一つの単位として、これを32個集めた64kバイトのデータに誤り訂正符号およびサブコードを付加したものである。
【0014】
右上がりの斜線で示した縦の496バイトは、RS(248,216,33)が2系列含まれており、この2列は248バイトが連続して2本連ねるか、2つの系列のデータを並べ替えて496バイトの長さにするか、どちらの方式でも良い。いずれの方式でも1系列で訂正できる誤り数は最大で16個までであり、496バイト中の32バイトまで誤りデータを検出して訂正が可能である。この496バイトの系列が横に38列並んだものが4組で構成される。4組の間には496バイトのサブコードがはさまれている。この部分を第1の誤り訂正とし、LDC(Long Distance Code)とする。図3は、この2052バイト×16のデータに対して符号化を行った状態の符号化データの構成を示す。
【0015】
図2において、右下がりの斜線で示した縦の第2の誤り訂正はサブコード:BIS(Burst Indicator Subcode)496バイトであり、RS(62,30,33)が8系列含まれている。この系列では、訂正できる誤り数は最大で16個までであり、496バイト中の128バイトまで誤りデータを検出して訂正が可能である。サブコードには、アドレス情報と制御情報が含まれている。
【0016】
ここで、バーストエラーが発生した状態ならば、サブコードで検出した誤り位置を用いてLDCの誤りを消失訂正することができる。この時248バイト中32個までの誤りを訂正することができる。一般にこのような符号を交錯符号と呼ぶ。
【0017】
図4に、サブコードでの誤り位置検出に対する、LDCの誤り位置の対応を示す。図中に示した格子41,42はサブコードで検出された誤り位置とする。この2個の誤り位置は記録データの方向から見ると同じ行であり、ここにバーストエラーが発生している可能性が高い。そのため、誤り位置41,42間のLDCすなわち縦線で示した43にも誤りが発生している可能性が高い。LDCの誤り訂正において、1系列で17個以上の誤りがあった場合には、消失訂正が必要になる。その場合には、サブコード誤りから推測された誤り位置に対して、消失訂正を行うようにする。
【0018】
図中、格子44に示したように、サブコードの誤りが1個だけの場合には、バーストエラーが発生しているかどうか不明である。その前後に連続するデータ45は、誤りであり可能性があるが、バーストエラーの開始点、終了点が特定できないため、誤り位置として推定することは困難である。そのため、このような場合には、消失訂正を行う誤り数の最大値を31個として訂正を行い、消失訂正の後に誤りが残っているかを確認する。このような方法により、誤訂正を防止することができる。
【0019】
ここでは、サブコードのエラーから、バーストエラーを検出して、その間のLDCの誤り位置を推定する方法について述べたが、同期信号syncについても、連続性を確認することにより、エラーの検出が可能であるため、サブコードと同様にバーストエラーの検出に利用することが可能である。
【0020】
図5は、図2に示した符号化を行う記録システムの符号化を中心とした装置の構成を示したものである。記録に必要な光ピックアップやサーボ制御などのブロックは、省略する。51は信号入力であり、映像、音声などの圧縮されたデータや、非圧縮のデータ、またはPC等で用いられるデータそのものである。データの入出力に、ATAPIやUSBなどのI/Fを会す場合もあるがここでは省略する。EDC付加器52では、2048バイト単位のデータに対して、誤りチェックコード(Error Detection Code)を付加し、2052バイトのデータセクタを構成しメモリ58に蓄える。53では、2052バイトのデータセクタを32セクタ集めて64バイトとし、メモリ58上で64kバイトを1単位として記録再生を行う。第1の誤り訂正符号化回路であるLDC符号化器54では、RS(248,216,33)を行い、第2の誤り訂正符号化回路であるBIS符号化器55では、アドレス情報と制御情報に対しRS(62,30,33)符号化する。LDC及びBIS符号化の後、インターリーブが施されるが、ここでは省略する。これらの符号化をメモリ58とのやり取りを行いながら記録データのECCブロックを構成する。復調器56では、記録データの先頭に所定の間隔で同期信号を付加し、データを変調して、光ディスク57に記録する。これら全体の制御をシステム制御59がコントロールする。60は記録信号処理を集積回路化した例を示し、EDC付加部、符号化部、変調部でそれぞれ、メモリ58とのアクセスを示すが、モリ58は内蔵する場合もある。
【0021】
図6は、図5に示した、記録システムに対して、復号化を中心とした装置の構成を示したものである。光ディスク57から読み出されたデータは、復調器61で同期信号の検出が行われ、64kバイトのECCブロックの単位でデータを再生しメモリ58に蓄える。ここで、第2の誤り復号化回路であるBIS復号器62によりBIS誤り訂正を行い、第1の誤り復号化回路であるLDC誤り訂正器64により、LDC訂正を行う。LDC訂正において、バーストエラーにより、一系列の彩M理数が17個以上となった場合には、BISの誤り位置と数を確認し、LDC消失訂正が可能であれば、消失訂正を行う。このように誤り訂正を行った信号をデータ出力65から出力信号66として出力する。システム全体はシステム制御69により、再生処理の一連の動作を制御する。70は再生信号処理を集積回路化した例を示し、復調部、誤り訂正部、出力部でそれぞれ、メモリ68とのアクセスを示すが、モリ68は内蔵する場合もある。
【0022】
次に、図1は、本発明の記録媒体に記録する記録データの構成の一例を示したものである。右上がり斜め線10は新たな第3の符号系列を示し、横線で示した部分11に、第3の誤り訂正符号を配置したデータの構成を表している。リードソロモン符号を用いてRS(152,144,9)符号化すると、この系列だけで、4バイトのデータが訂正可能となる。この構成は所謂、積符号の構成となる。積符号では、繰り返し訂正を行うことで、訂正能力を向上させることができる。ただし、この第3の符号化を行うことで、約5%の冗長度が増す。
【0023】
第3の誤り訂正符号のパリティは38バイト中に2バイトずつになるように、かつ38バイトに対して均等な位置に配置する。例えば図1では、38バイトの37番目と38番目を配置した例を示したが、配置方法はこれに限定しない。図1の配置例では、パリティは37番目、38番目、75番目、76番目、113番目、114番目、151番目、152番目である。この位置を予めパリティが配置される位置として、144バイトのデータを符号化し、生成されたパリティを所定の位置に配置する。このようなパリティ配置の構成とすることで、再生時には再生データを順にシンドローム演算器に入力し、シンドロームの計算を行うことができる。
【0024】
図7は図1に示したデータの構成に対応した記録符号化システムの構成を示したものである。本実施例では第3の誤り訂正符号を付加するため、1940バイトを単位として誤りチェックコードEDC4バイトを付加する。ここで、メモリ上では、第3の誤り訂正符号が配置される場所には、予め何もデータを書かないでおく。64kバイトでデータをまとめた後、LDC符号化を行い、BIS符号化を行う。その後、第3の誤り訂正符号化器71により、更に符号化を行い、変調して光ディスクに記録する。ここで、第3の符号化はLDC符号化の前でも、BIS符号化の前でも構わないが、図示した順序であれば、152バイト程度の小メモリ72を備えることで、メモリ58へのアクセスを増やすことなく第3の符号化を行い、そのまま変調して出力することが可能になる。システム制御59は、データの種類や、ユーザからの設定により、第3の誤り訂正符号を付加するかどうかをスィッチSWによって切り替える。そして、第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを所定の領域に記録する。所定の領域とは、例えばBISの制御情報のエリアである場合や、同期信号の種類を特定のものにすることで表したり、ディスク全体の管理情報が記録される領域に、ファイルの種類と同様に記録しても構わない。また、図16は、図7の構成にしたがった誤り訂正符号化処理の流れを示したものである。LDCおよびBISの順序、インターリーブの順序は一例であり、特に限定しない。
【0025】
図8は、図1に示したデータの構成に対応した再生復号化システムの構成を示したものである。まず、所定の領域に記録された第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを読み出し、システム制御でそれに従って、コントロールする。第3の誤り訂正符号が付加されたデータであれば、SWを切り替えて第3の誤り訂正器81で誤り訂正を行う。ここで、再生データの方向と第3の符号化系列のデータ方向は一致するので、光ディスクからデータの読出しを行いながら、メモリに記録する前にシンドロームの計算を行うことができる。これにより、メモリ58へのアクセス回数を少なくすることができる。また、図7に示した例のように、第3の誤り訂正器に小メモリ82を備えることで、第3の誤り訂正後のデータをメモリ58に書き込むことができる。
【0026】
図9は、DVD−Rを例にした、光ディスクのアドレス情報とディスク上の位置の対応を示したものである。通常、記録型の光ディスクでは、ユーザデータの領域の内側外側に、リードイン・リードアウト領域があり、最内周付近にディスク管理にかかわる情報を記録したりしている。ここに、ディスク上にかかれているファイルの情報と共に、第3の誤り訂正符号を付加したデータであるかどうかを示す情報を併せて記録してもよい。図1に示したようなデータの符号化を行うことで、図2に示したECCブロックの大きさと同じECCブロックの構成となり、ディスク上でのアドレス情報との対応を等しくすることができ屡。図10は、光ディスクにおける、ユーザデータ領域と、リードイン・リードアウト領域、管理情報領域を示したものである。データ領域の構成も従来と同様の構成を保持することが可能である。
【0027】
図11は、図1に示した第3の誤り訂正符号のパリティ配置に対して、右上がり斜線のようにまとめて配置した例を示したものである。ここでは、右下がりの斜線で示したデータの系列に対して符号化を行うようにしている。このような配置にすることで、第3の符号化において、図7に示した小メモリ72が不要となり、回路規模を小さくすることが可能となる。
【0028】
また、図12では、図11で示した第3の符号化のデータ系列を実線の矢印の方向に示すように複数の行から数バイトずつ集めてデータ系列を構成している例を示す。また、破線は別の符号化系列を示す。j行にまたがってデータを構成することにより、バースト的なエラーが発生した場合にもj行にエラーを分散することができる。これにより、分散により訂正可能なバイト数にエラーが減少する場合には、このようなデータ系列の構成が効果的である。ただし、jの値は大きすぎるとエラーをたくさんの行にばら撒いてしまうため、バーストエラーの発生状態に合わせて、jを求めるのが望ましい。例えば、LDCの消失訂正が32個までなので、jを32以上に大きくするのは望ましくない。
【0029】
図17は、図12と同様に複数の行から数バイトずつ集めてデータ系列を構成している例であるが、図12の例がj行単位で完結するように、折り返し点をずらしながら、複数行にまたがっているのに対して、図17の例では、j行にまたがりつつ、1行だけ下の行にずれて符号化を行う例を示したものである。このようにすると、最下行付近では、符号化するデータが足りなくなってしまうため、最上行で符号化されていないデータを同様の規則で符号化する。このような配置で符号化を行うことで、短いバーストエラーを見かけ上、分散させることが可能となる。
【0030】
図13は、複数のECCブロックをmブロック集めて、そこで、第3の符号を形成する方式を示したものである。複数のECCブロックから、同じ場所のデーをまとめて一つの系列とし、そのデータに対して符号化を行う。m個各ECCブロックからpバイトずつデータをまとめ、ある単位で符号化する。ここで、ガロア体の2^8乗を用いることから、符号化したバイト数はm×pバイトとなるが、これは255を越えず近い値であることが望ましい。また、パリティの数はpの整数倍であれば、ECCブロック単位でパリティブロックが追加されることになり、元のデータのブロック構成は、図2に示したデータ構成を同じ構成を保つことが可能となる。
【0031】
図14は図13に示したデータの構成に対応した記録符号化システムの構成を示したものである。本実施例では第3の誤り訂正符号を付加するため、mこのECCブロックをまとめて符号化を行っていく。64kバイトでデータをまとめた後、LDC符号化を行い、BIS符号化を行う。その後、第3の誤り訂正符号化のためにm個のECCブロックをまとめ、第3の誤り訂正符号化器165により、更に符号化を行い、変調して光ディスクに記録する。ここで、第3の符号化はm個のECCブロックを蓄えることができるメモリ170を備える。このメモリ170は光ディスクへの記録を間欠的に行う場合にバッファとして作用することも可能である。システム制御169は、データの種類や、ユーザからの設定により、第3の誤り訂正符号を付加するかどうかをスィッチSWによって切り替える。そして、第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを所定の領域に記録する。所定の領域とは、例えばBISの制御情報のエリアである場合や、同期信号の種類を特定のものにすることで表したり、ディスク全体の管理情報が記録される領域に、ファイルの種類と同様に記録しても構わない。
【0032】
図15は、図13に示したデータの構成に対応した再生復号化システムの構成を示したものである。まず、所定の領域に記録された第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを読み出し、システム制御でそれに従って、コントロールする。第3の誤り訂正符号が付加されていないデータであれば、復調器151で復調し、BIS復号152、LDC復号153、を行いECCブロックデータを得る。第3の誤り訂正符号が付加されたデータであれば、SWを切り替えて第3の誤り訂正器154で誤り訂正を行う。ここで、メモリ155をもちいてこのECCブロックのデータを蓄える。このメモリ155は出力するデータを間欠的に転送する場合にバッファとして作用することも可能である。このように誤り訂正を行った信号をデータ出力156から出力信号157として出力する。メモリ158は復号処理に使用するデータを蓄え、システム制御159により、再生処理をコントロールする。
【0033】
以上のように、交錯符号を用いたECCブロック構成に対し、系列の異なる彩Mリ訂正符号を付加することにより更に訂正能力を向上さえ、信頼性を高めることが可能となる。
【0034】
本実施例は、光ディスクの記録再生システムを用いて、構成例を示したが、もちろんこれに限定されることは無く、誤り訂正烏合を備えた伝送システムや記録媒体にも応用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、所定のデータに対して誤り訂正符号化し、記録または伝送するデータに対して、データ構成の互換性を確保した上で、更なる誤り訂正符号を付加して訂正能力を高め、再生データの信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図2】従来技術であるECCブロック構成を示す図である。
【図3】従来技術であるLDCデータ構成を示す図である。
【図4】誤りデータ発生時のエラー位置の推定を示す図である。
【図5】従来技術であるECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図6】従来技術であるECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施例のECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施例のECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図9】記録型光ディスクのアドレスとデータの対応を示す図である。
【図10】記録型光ディスクのディスク上の構成を示す図である。
【図11】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図12】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図13】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図14】本発明の別の実施例のECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図15】本発明の別の実施例のECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図16】本発明の実施例のECCブロックの符号化処理の流れの一例を示す図である。
【図17】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【符号の説明】
54 LDC符号器
55 BIS符号器
56 変調器
57 光ディスク
58 メモリ
59 システム制御
71 第3のパリティ付加器
72 小メモリ
【発明の属する技術分野】
大容量のデータ記憶容量において、記憶するデータ、音声、映像などの情報の記録、再生を信頼性高く行うためのシステムを実現するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
CD,DVDなどの光ディスクを用いた記録媒体が広く普及し、VTRに代わるAV機器として家庭に浸透し始めている。また、デジタルハイビジョン放送等の高品質な放送が開始されることに基き、更なる大容量の記録媒体とその記録再生装置の要求が高まっている。
【0003】
それを受けて、20GB(ギガバイト)を超える光ディスク媒体の規格が数社をより提案されている。青色レーザを用いた光ディスクシステムとしては以下のようなものがある(例えば、非特許文献1等参照)。
【0004】
CDは、当初音楽用として開発され、記憶容量の大きさから音楽データだけではなく、PCで使用するためのデータ配信用として広く普及した。音楽データでは、再生データに多少誤りデータが発生しても、前後のデータから補間するなどして、音声としては差し障り無く再生できる程度の誤り訂正符号が付加されていた。しかり、PC用データの媒体として用いられると、音楽用の誤り訂正符号だけでは、訂正能力が不足しており、更に訂正能力を高めた付加ECCが付け加えられた(例えば、非特許文献2等参照)。このように、PC用に用いる場合には、映像や音楽用よりも信頼性を高めることが必要となる。
【0005】
【非特許文献1】
「Optical Disc System for Digital Video Recording」(Jpn.J.Appl.Phys. Vol.39(2000)Pt.1, No.2B Fig.2)
【非特許文献2】
林謙二著「CD―オーディオからパソコンへ―」コロナ社 1990年7月 p94−100
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先に挙げた非特許文献1は、映像、音楽データ用としてのデータ構成は示されているが、PC用データとしての構成は示されていない。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、大容量の記憶媒体を用いた記録再生システムにおいて、信頼性を向上するためのデータ構成とその記録再生システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、再生データの信頼性を向上させる為に、元のデータを誤り訂正符号化するときに、出来るだけデータの互換性を確保した上で、更なる誤り訂正符号を付加することで訂正能力の向上を図ることが出来る。そのために、本発明では、データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化を行い、第1の符号化と第2の符号化により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号化方法において、
前記データに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化を行うようにした。
【0009】
また、再生時には、データに対して所定のデータ数をもってECCブロックとし、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、
前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化に対して復号化を行うようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】
通常、記録再生システムでは再生信号に誤りデータが含まれる。そのため、記録再生システムでは、元のデータを誤り訂正符号化することによって記録データに誤り訂正符号を付加し、データ中に幾らかの誤りが発生した場合であっても、再生データを誤り訂正することで元のデータを無事に再生することができるようにしている。ここで、(n,k)符号は、kバイトの元のデータに対して、n−kバイトの冗長な誤り訂正符号を付加し、kバイトの符号語に符号化することを示す。リードソロモン符号は、RS(n,k,n−k+1)で表し、n−k+1は符号間の距離を示す。
【0011】
誤りデータは、再生信号がノイズの影響等により発生する1ビットから数ビットのランダムな誤りと、記録媒体上の傷やゴミなどによって、発生する連続的な誤りなどがある。この誤りを含んだデータを変調方式に従ってバイト単位(ここでは8ビットとする)に復調することでバイトエラーとなり、これを誤り訂正によって訂正する。記録データの途中には、データの復調の開始地点を示す同期信号が所定の間隔で含まれており、これが正しく検出できない場合には、次の同期信号が検出できるまで連続的なエラーになる場合がある。また、傷などによる連続的なエラーが原因で、再生データの復調の単位がずれてしまった場合にも、その後のデータが正しく復調されず、連続的なエラーとなる。
【0012】
本実施例では、光ディスクの記録再生システムを一例に挙げて説明するが、磁気記録再生システムや通信システムでの誤り訂正符号の構成など、特に限定はしない。以下、図を用いて本発明を説明する。
【0013】
まず、図2は非特許文献1に記された次世代光ディスクシステムにおける、ECCブロックの構成である。本システムでは、横方向のデータの並びを記録データの方向としている。このブロックは、縦496バイト、横155バイト及び同期信号で構成されており、2048バイトのユーザデータに対して4バイトの誤りチェックコードを付加した2052バイトを一つの単位として、これを32個集めた64kバイトのデータに誤り訂正符号およびサブコードを付加したものである。
【0014】
右上がりの斜線で示した縦の496バイトは、RS(248,216,33)が2系列含まれており、この2列は248バイトが連続して2本連ねるか、2つの系列のデータを並べ替えて496バイトの長さにするか、どちらの方式でも良い。いずれの方式でも1系列で訂正できる誤り数は最大で16個までであり、496バイト中の32バイトまで誤りデータを検出して訂正が可能である。この496バイトの系列が横に38列並んだものが4組で構成される。4組の間には496バイトのサブコードがはさまれている。この部分を第1の誤り訂正とし、LDC(Long Distance Code)とする。図3は、この2052バイト×16のデータに対して符号化を行った状態の符号化データの構成を示す。
【0015】
図2において、右下がりの斜線で示した縦の第2の誤り訂正はサブコード:BIS(Burst Indicator Subcode)496バイトであり、RS(62,30,33)が8系列含まれている。この系列では、訂正できる誤り数は最大で16個までであり、496バイト中の128バイトまで誤りデータを検出して訂正が可能である。サブコードには、アドレス情報と制御情報が含まれている。
【0016】
ここで、バーストエラーが発生した状態ならば、サブコードで検出した誤り位置を用いてLDCの誤りを消失訂正することができる。この時248バイト中32個までの誤りを訂正することができる。一般にこのような符号を交錯符号と呼ぶ。
【0017】
図4に、サブコードでの誤り位置検出に対する、LDCの誤り位置の対応を示す。図中に示した格子41,42はサブコードで検出された誤り位置とする。この2個の誤り位置は記録データの方向から見ると同じ行であり、ここにバーストエラーが発生している可能性が高い。そのため、誤り位置41,42間のLDCすなわち縦線で示した43にも誤りが発生している可能性が高い。LDCの誤り訂正において、1系列で17個以上の誤りがあった場合には、消失訂正が必要になる。その場合には、サブコード誤りから推測された誤り位置に対して、消失訂正を行うようにする。
【0018】
図中、格子44に示したように、サブコードの誤りが1個だけの場合には、バーストエラーが発生しているかどうか不明である。その前後に連続するデータ45は、誤りであり可能性があるが、バーストエラーの開始点、終了点が特定できないため、誤り位置として推定することは困難である。そのため、このような場合には、消失訂正を行う誤り数の最大値を31個として訂正を行い、消失訂正の後に誤りが残っているかを確認する。このような方法により、誤訂正を防止することができる。
【0019】
ここでは、サブコードのエラーから、バーストエラーを検出して、その間のLDCの誤り位置を推定する方法について述べたが、同期信号syncについても、連続性を確認することにより、エラーの検出が可能であるため、サブコードと同様にバーストエラーの検出に利用することが可能である。
【0020】
図5は、図2に示した符号化を行う記録システムの符号化を中心とした装置の構成を示したものである。記録に必要な光ピックアップやサーボ制御などのブロックは、省略する。51は信号入力であり、映像、音声などの圧縮されたデータや、非圧縮のデータ、またはPC等で用いられるデータそのものである。データの入出力に、ATAPIやUSBなどのI/Fを会す場合もあるがここでは省略する。EDC付加器52では、2048バイト単位のデータに対して、誤りチェックコード(Error Detection Code)を付加し、2052バイトのデータセクタを構成しメモリ58に蓄える。53では、2052バイトのデータセクタを32セクタ集めて64バイトとし、メモリ58上で64kバイトを1単位として記録再生を行う。第1の誤り訂正符号化回路であるLDC符号化器54では、RS(248,216,33)を行い、第2の誤り訂正符号化回路であるBIS符号化器55では、アドレス情報と制御情報に対しRS(62,30,33)符号化する。LDC及びBIS符号化の後、インターリーブが施されるが、ここでは省略する。これらの符号化をメモリ58とのやり取りを行いながら記録データのECCブロックを構成する。復調器56では、記録データの先頭に所定の間隔で同期信号を付加し、データを変調して、光ディスク57に記録する。これら全体の制御をシステム制御59がコントロールする。60は記録信号処理を集積回路化した例を示し、EDC付加部、符号化部、変調部でそれぞれ、メモリ58とのアクセスを示すが、モリ58は内蔵する場合もある。
【0021】
図6は、図5に示した、記録システムに対して、復号化を中心とした装置の構成を示したものである。光ディスク57から読み出されたデータは、復調器61で同期信号の検出が行われ、64kバイトのECCブロックの単位でデータを再生しメモリ58に蓄える。ここで、第2の誤り復号化回路であるBIS復号器62によりBIS誤り訂正を行い、第1の誤り復号化回路であるLDC誤り訂正器64により、LDC訂正を行う。LDC訂正において、バーストエラーにより、一系列の彩M理数が17個以上となった場合には、BISの誤り位置と数を確認し、LDC消失訂正が可能であれば、消失訂正を行う。このように誤り訂正を行った信号をデータ出力65から出力信号66として出力する。システム全体はシステム制御69により、再生処理の一連の動作を制御する。70は再生信号処理を集積回路化した例を示し、復調部、誤り訂正部、出力部でそれぞれ、メモリ68とのアクセスを示すが、モリ68は内蔵する場合もある。
【0022】
次に、図1は、本発明の記録媒体に記録する記録データの構成の一例を示したものである。右上がり斜め線10は新たな第3の符号系列を示し、横線で示した部分11に、第3の誤り訂正符号を配置したデータの構成を表している。リードソロモン符号を用いてRS(152,144,9)符号化すると、この系列だけで、4バイトのデータが訂正可能となる。この構成は所謂、積符号の構成となる。積符号では、繰り返し訂正を行うことで、訂正能力を向上させることができる。ただし、この第3の符号化を行うことで、約5%の冗長度が増す。
【0023】
第3の誤り訂正符号のパリティは38バイト中に2バイトずつになるように、かつ38バイトに対して均等な位置に配置する。例えば図1では、38バイトの37番目と38番目を配置した例を示したが、配置方法はこれに限定しない。図1の配置例では、パリティは37番目、38番目、75番目、76番目、113番目、114番目、151番目、152番目である。この位置を予めパリティが配置される位置として、144バイトのデータを符号化し、生成されたパリティを所定の位置に配置する。このようなパリティ配置の構成とすることで、再生時には再生データを順にシンドローム演算器に入力し、シンドロームの計算を行うことができる。
【0024】
図7は図1に示したデータの構成に対応した記録符号化システムの構成を示したものである。本実施例では第3の誤り訂正符号を付加するため、1940バイトを単位として誤りチェックコードEDC4バイトを付加する。ここで、メモリ上では、第3の誤り訂正符号が配置される場所には、予め何もデータを書かないでおく。64kバイトでデータをまとめた後、LDC符号化を行い、BIS符号化を行う。その後、第3の誤り訂正符号化器71により、更に符号化を行い、変調して光ディスクに記録する。ここで、第3の符号化はLDC符号化の前でも、BIS符号化の前でも構わないが、図示した順序であれば、152バイト程度の小メモリ72を備えることで、メモリ58へのアクセスを増やすことなく第3の符号化を行い、そのまま変調して出力することが可能になる。システム制御59は、データの種類や、ユーザからの設定により、第3の誤り訂正符号を付加するかどうかをスィッチSWによって切り替える。そして、第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを所定の領域に記録する。所定の領域とは、例えばBISの制御情報のエリアである場合や、同期信号の種類を特定のものにすることで表したり、ディスク全体の管理情報が記録される領域に、ファイルの種類と同様に記録しても構わない。また、図16は、図7の構成にしたがった誤り訂正符号化処理の流れを示したものである。LDCおよびBISの順序、インターリーブの順序は一例であり、特に限定しない。
【0025】
図8は、図1に示したデータの構成に対応した再生復号化システムの構成を示したものである。まず、所定の領域に記録された第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを読み出し、システム制御でそれに従って、コントロールする。第3の誤り訂正符号が付加されたデータであれば、SWを切り替えて第3の誤り訂正器81で誤り訂正を行う。ここで、再生データの方向と第3の符号化系列のデータ方向は一致するので、光ディスクからデータの読出しを行いながら、メモリに記録する前にシンドロームの計算を行うことができる。これにより、メモリ58へのアクセス回数を少なくすることができる。また、図7に示した例のように、第3の誤り訂正器に小メモリ82を備えることで、第3の誤り訂正後のデータをメモリ58に書き込むことができる。
【0026】
図9は、DVD−Rを例にした、光ディスクのアドレス情報とディスク上の位置の対応を示したものである。通常、記録型の光ディスクでは、ユーザデータの領域の内側外側に、リードイン・リードアウト領域があり、最内周付近にディスク管理にかかわる情報を記録したりしている。ここに、ディスク上にかかれているファイルの情報と共に、第3の誤り訂正符号を付加したデータであるかどうかを示す情報を併せて記録してもよい。図1に示したようなデータの符号化を行うことで、図2に示したECCブロックの大きさと同じECCブロックの構成となり、ディスク上でのアドレス情報との対応を等しくすることができ屡。図10は、光ディスクにおける、ユーザデータ領域と、リードイン・リードアウト領域、管理情報領域を示したものである。データ領域の構成も従来と同様の構成を保持することが可能である。
【0027】
図11は、図1に示した第3の誤り訂正符号のパリティ配置に対して、右上がり斜線のようにまとめて配置した例を示したものである。ここでは、右下がりの斜線で示したデータの系列に対して符号化を行うようにしている。このような配置にすることで、第3の符号化において、図7に示した小メモリ72が不要となり、回路規模を小さくすることが可能となる。
【0028】
また、図12では、図11で示した第3の符号化のデータ系列を実線の矢印の方向に示すように複数の行から数バイトずつ集めてデータ系列を構成している例を示す。また、破線は別の符号化系列を示す。j行にまたがってデータを構成することにより、バースト的なエラーが発生した場合にもj行にエラーを分散することができる。これにより、分散により訂正可能なバイト数にエラーが減少する場合には、このようなデータ系列の構成が効果的である。ただし、jの値は大きすぎるとエラーをたくさんの行にばら撒いてしまうため、バーストエラーの発生状態に合わせて、jを求めるのが望ましい。例えば、LDCの消失訂正が32個までなので、jを32以上に大きくするのは望ましくない。
【0029】
図17は、図12と同様に複数の行から数バイトずつ集めてデータ系列を構成している例であるが、図12の例がj行単位で完結するように、折り返し点をずらしながら、複数行にまたがっているのに対して、図17の例では、j行にまたがりつつ、1行だけ下の行にずれて符号化を行う例を示したものである。このようにすると、最下行付近では、符号化するデータが足りなくなってしまうため、最上行で符号化されていないデータを同様の規則で符号化する。このような配置で符号化を行うことで、短いバーストエラーを見かけ上、分散させることが可能となる。
【0030】
図13は、複数のECCブロックをmブロック集めて、そこで、第3の符号を形成する方式を示したものである。複数のECCブロックから、同じ場所のデーをまとめて一つの系列とし、そのデータに対して符号化を行う。m個各ECCブロックからpバイトずつデータをまとめ、ある単位で符号化する。ここで、ガロア体の2^8乗を用いることから、符号化したバイト数はm×pバイトとなるが、これは255を越えず近い値であることが望ましい。また、パリティの数はpの整数倍であれば、ECCブロック単位でパリティブロックが追加されることになり、元のデータのブロック構成は、図2に示したデータ構成を同じ構成を保つことが可能となる。
【0031】
図14は図13に示したデータの構成に対応した記録符号化システムの構成を示したものである。本実施例では第3の誤り訂正符号を付加するため、mこのECCブロックをまとめて符号化を行っていく。64kバイトでデータをまとめた後、LDC符号化を行い、BIS符号化を行う。その後、第3の誤り訂正符号化のためにm個のECCブロックをまとめ、第3の誤り訂正符号化器165により、更に符号化を行い、変調して光ディスクに記録する。ここで、第3の符号化はm個のECCブロックを蓄えることができるメモリ170を備える。このメモリ170は光ディスクへの記録を間欠的に行う場合にバッファとして作用することも可能である。システム制御169は、データの種類や、ユーザからの設定により、第3の誤り訂正符号を付加するかどうかをスィッチSWによって切り替える。そして、第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを所定の領域に記録する。所定の領域とは、例えばBISの制御情報のエリアである場合や、同期信号の種類を特定のものにすることで表したり、ディスク全体の管理情報が記録される領域に、ファイルの種類と同様に記録しても構わない。
【0032】
図15は、図13に示したデータの構成に対応した再生復号化システムの構成を示したものである。まず、所定の領域に記録された第3の誤り訂正符号が付加されたデータであることを示すフラグを読み出し、システム制御でそれに従って、コントロールする。第3の誤り訂正符号が付加されていないデータであれば、復調器151で復調し、BIS復号152、LDC復号153、を行いECCブロックデータを得る。第3の誤り訂正符号が付加されたデータであれば、SWを切り替えて第3の誤り訂正器154で誤り訂正を行う。ここで、メモリ155をもちいてこのECCブロックのデータを蓄える。このメモリ155は出力するデータを間欠的に転送する場合にバッファとして作用することも可能である。このように誤り訂正を行った信号をデータ出力156から出力信号157として出力する。メモリ158は復号処理に使用するデータを蓄え、システム制御159により、再生処理をコントロールする。
【0033】
以上のように、交錯符号を用いたECCブロック構成に対し、系列の異なる彩Mリ訂正符号を付加することにより更に訂正能力を向上さえ、信頼性を高めることが可能となる。
【0034】
本実施例は、光ディスクの記録再生システムを用いて、構成例を示したが、もちろんこれに限定されることは無く、誤り訂正烏合を備えた伝送システムや記録媒体にも応用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、所定のデータに対して誤り訂正符号化し、記録または伝送するデータに対して、データ構成の互換性を確保した上で、更なる誤り訂正符号を付加して訂正能力を高め、再生データの信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図2】従来技術であるECCブロック構成を示す図である。
【図3】従来技術であるLDCデータ構成を示す図である。
【図4】誤りデータ発生時のエラー位置の推定を示す図である。
【図5】従来技術であるECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図6】従来技術であるECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施例のECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施例のECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図9】記録型光ディスクのアドレスとデータの対応を示す図である。
【図10】記録型光ディスクのディスク上の構成を示す図である。
【図11】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図12】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図13】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【図14】本発明の別の実施例のECCブロックの復号化装置の構成例を示す図である。
【図15】本発明の別の実施例のECCブロックの符号化装置の構成例を示す図である。
【図16】本発明の実施例のECCブロックの符号化処理の流れの一例を示す図である。
【図17】本発明の別の実施例のECCブロック構成と符号の配置を示した図である。
【符号の説明】
54 LDC符号器
55 BIS符号器
56 変調器
57 光ディスク
58 メモリ
59 システム制御
71 第3のパリティ付加器
72 小メモリ
Claims (17)
- データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化を行い、第1の符号化と第2の符号化により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号化方法において、
前記データに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化を行うことを特徴とするデータ符号化方法。 - 請求項1において、前記第1の符号化は、符号化した後にデータを出力する順序とは異なるデータ系列に対して符号化を行い、前記第3の符号化はデータを出力する順序に概ね等しい方向のデータ系列に対して符号化を行うことを特徴とするデータ符号化方法。
- 請求項1において、前記第1の符号化は、符号化した後にデータを出力する順序とは異なるデータ系列に対して符号化を行い、前記第3の符号化は複数の行にまたがるデータを一つのデータ系列として符号化を行うことを特徴とするデータ符号化方法。
- データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化を行い、第1の符号化と第2の符号化により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号において、
前記ECCブロックを複数集め、各ECCブロックから所定のデータを一つの系列とし第4の誤り訂正符号化を行うことを特徴とするデータ符号化方法。 - 請求項1〜4において、符号化されたデータに対して所定の変調を行い記録媒体に記録することを特徴とする記録媒体。
- データに対して所定のデータ数をもってECCブロックとし、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、
前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化に対して復号化を行うことを特徴とするデータ復号化方法。 - 請求項6において、前記第1の符号化は、データを再生する順序とは異なるデータ系列に対して符号化されたデータであり、前記第3の符号化はデータを再生する順序に概ね等しい方向のデータ系列に対して符号化されたデータに対して復号化を行うことを特徴とするデータ復号化方法。
- 請求項6において、前記第1の符号化は、データを再生する順序とは異なるデータ系列に対して符号化されたデータであり、前記第3の符号化は複数の行にまたがるデータを一つのデータ系列として符号化されたデータに対して復号化を行うことを特徴とするデータ復号化方法。
- データに対して所定のデータ数をもってECCブロックとし、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行い、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う誤り訂正符号の復号化方法において、
更に該ECCブロックを複数個集めて、各ECCブロックから所定のデータを一つの系列とした第4の誤り訂正符号化の復号化を行うことを特徴とするデータ復号化方法。 - データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化回路と、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化回路を備え、第1の符号化回路と第2の符号化回路により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号回路において、
前記データに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化回路を備えたことを特徴とするデータ符号化装置。 - 請求項10において、前記第1の符号化回路は、符号化した後にデータを出力する順序とは異なるデータ系列に対して符号化を行い、前記第3の符号化回路はデータを出力する順序に概ね等しい方向のデータ系列に対して符号化を行うことを特徴とするデータ符号化装置。
- 請求項11において、前記第1の符号化回路は、符号化した後にデータを出力する順序とは異なるデータ系列に対して符号化を行い、前記第3の符号化回路は複数の行にまたがるデータを一つのデータ系列として符号化を行うことを特徴とするデータ符号化装置。
- データに対して所定のデータ数を誤り訂正符号化する第一の符号化回路と、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化回路を備え、第1の符号化と第2の符号化により符号化された複数の符号化データをまとめてECCブロックを構成する誤り訂正符号化回路において、
前記ECCブロックを複数集め、各ECCブロックから所定のデータを一つの系列とし第4の誤り訂正符号化を行う第4の復号化回路を備えたことを特徴とするデータ符号化装置。 - データに対して所定のデータ数をもってECCブロックとし、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行う第1の復号化回路と、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う第2の復号化回路を備えた誤り訂正符号の復号化回路において、
前記ECCブロックのデータに対して、第1の誤り訂正符号化と異なるデータ系列で誤り訂正符号化を行う第3の符号化に対して復号化を行う復号化回路を備えたことを特徴とするデータ復号化装置。 - 請求項14において、前記第1の符号化は、データを再生する順序とは異なるデータ系列に対して符号化されたデータであり、前記第3の符号化はデータを再生する順序に概ね等しい方向のデータ系列に対して符号化されたデータに対して復号化を行う復号化回路を備えたことを特徴とするデータ復号化装置。
- 請求項14において、前記第1の符号化は、データを再生する順序とは異なるデータ系列に対して符号化されたデータであり、前記第3の符号化は複数の行にまたがるデータを一つのデータ系列として符号化されたデータに対して復号化を行う復号化回路を備えたことを特徴とするデータ復号化装置。
- 再生または受信されたデータに対して所定のデータ数をもってECCブロックを構成し、そのうちの所定のデータ数を誤り訂正符号化する第1の符号化に対して復号を行うだい1の復号化回路と、位置情報を含む別のデータを誤り訂正符号化する第2の符号化に対して復号を行う第2の復号化回路を備えた誤り訂正符号の復号化回路において、
更に該ECCブロックを複数個集めて、各ECCブロックから所定のデータを一つの系列とした第4の誤り訂正符号化の復号化を行う第4の復号化回路を備えたことを特徴とするデータ復号化装置。
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