JP2004034768A - 自動車用シートのフロアロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロアに設けられたストライカーに係脱自在に係合するクロウ23と、背もたれ部の前傾動作と連動してクロウ23を作動させるアーム34とを備えている。アーム34は、背もたれ部が起きた状態から所定角度前傾したときにクロウ23をストライカーとの係合が解除される位置に移動させ、これによりクロウ23をストライカーに対して上方へ向け離間可能とする。クロウ23は、下方へ移動させられることにより、ストライカーにより駆動されてストライカーと係合する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用シートをフロアに固定するフロアロック装置に係り、特に、はね上げ式のシートの固定構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用シートの中には、リアシート(セカンドシートまたはサードシート)のシートバックを前に倒してシートをはね上げ、そこに荷室を形成するようにしたものがある。このようなシートでは、シートのリクライニング装置と、シートをフロアに固定するフロアロック装置とを別々の操作で作動させるようにしたものが一般的である。このため、それぞれのロック解除レバーが別々にあるために操作回数が多くなるとともに、レバーを間違えて操作することも多く、使い勝手が悪いという欠点があった。
【0003】
近年では、リクライニング装置にフロアロック機構を連動させたものが提供されてきている。このフロアロック機構は、シートバックを前に倒したときにフロアロック機構のロックが解除され、シートバックを起こしたときにフロアロック機構がロックされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなフロアロック装置では、シートバックを前に倒しておくと、フロアロック機構のロックが解除されたままとなるから、走行中にシートが不安定になって使い勝手が悪いという欠点があった。たとえば、長い荷物を積載する際には、シートバックを前に倒してそこに荷物を立て掛けることが良く行われる。そのような状態で自動車を走行させると、荷物がシートとともにバウンドすることがある。
本発明は、シートバックを前に倒した状態でもシートをフロアに固定することができ、したがって、走行中にシートを安定させることができる自動車用シートのフロアロック装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車用シートのフロアロック装置は、着座部と、この着座部にリクライニング機構を介して回動自在に接続された背もたれ部とを備えたシートを自動車のフロアに着脱自在に固定する自動車用シートのフロアロック装置であって、フロアに設けられた固定具に係脱自在に係合する係合部と、背もたれ部の前傾動作と連動して係合部を作動させる駆動機構とを備え、駆動機構は、背もたれ部が起きた状態から所定角度前傾したときに係合部を固定具との係合が解除される位置に移動させ、これにより係合部を固定具に対して上方へ向け離間可能とし、係合部は、下方へ移動させられることにより、背もたれ部の位置にかかわらず固定具により駆動されて固定具と係合することを特徴としている。
【0006】
上記構成のフロアロック装置にあっては、背もたれ部を起きた状態から所定角度前傾させることにより、係合部と固定具との係合が解除される。したがって、着座部を持ち上げることにより、係合部を固定具から離脱させることができる。そして、その状態で背もたれ部をさらに前へ倒しても、係合部は固定具に係合しないのでシートをはね上げることができる。また、係合部(着座部)を下降させると、係合部が固定具により駆動されて固定具に係合してシートが固定される。したがって、背もたれ部を前に倒したままで走行してもシートがバウンドするようなことがなく、その上に乗せた荷物を安定させることができる。
【0007】
ここで、係合部を上方へ向けて付勢する第1弾性部材を備え、第1弾性部材は、係合部と固定具との係合が解除されたときに係合部を固定具から上方へ離脱させると好適である。このような構成により、シートの自重により係合部が固定具に再び係合するといった不都合を解消することができる。
【0008】
また、係合部は、回動自在なクロウで構成すると構成が簡便であり、クロウは、固定具の係合を解除する方向に付勢されることが望ましい。クロウの付勢手段としては、バネなどの弾性部材やクロウの自重を利用することができる。また、駆動機構は、クロウと係合することで係合部が固定具と係合した状態を維持する回動自在なストッパと、背もたれ部の前傾動作と連動してストッパを回動させストッパとクロウとの係合状態を解除するストッパ駆動部材とを備えることができる。また、クロウは、固定具との係合状態が解除されている状態のときに、固定具に臨む押圧部を備え、この押圧部を固定具が押圧することでクロウを固定具との係合状態まで回動させるように構成すると好適である。
【0009】
ストッパおよびクロウは、第2弾性部材によってそれらの一端部どうしが互いに接近する方向へ付勢されていることが望ましい。すなわち、ストッパを回動させることでクロウとの係合状態が解除され、これによりクロウの一端部が第2弾性部材の付勢力によってストッパ側へ回動し、これにより固定具との係合状態が解除されるように構成する。このような構成によれば、1つの第2弾性部材によりストッパおよびクロウが付勢されるので、部品点数を少なくすることができる。
【0010】
ストッパ駆動部材は、背もたれ部の前傾動作と連動して回動するアーム部を備え、このアーム部は、回動してストッパに設けられた凸部を押圧することでストッパを回動させてクロウとの係合状態を解除し、かつ、上記と逆方向へ回動する際には、背もたれ部の動作に拘束されることなく回動して凸部との干渉を避けるように構成すると好適である。より具体的には、アーム部を背もたれ部の動作に連動するレバーと、このレバーに回動自在に設けられたアームとにより構成する。すなわち、アームとともにレバーを回動させてアームで凸部を回動させ、アームが凸部を通過した後、レバーを逆方向へ回動させる際には、アームが回動して凸部をくぐり抜けるようにする。これにより、アーム部はスムーズに元の状態に戻ることができる。
【0011】
背もたれ部の動作と連動してアーム部を回動させる構成は任意である。たとえば、背もたれ部とアーム部とをリンクで連結する構成を用いることができる。この構成では、アーム部の正逆方向の回動が背もたれ部によって強制される。あるいは、アウターケーブルの内側にインナーケーブルを摺動自在に挿入したプルケーブルなどの条体により背もたれ部とアーム部とを接続し、背もたれ部を前傾させたときにアーム部を条体を介して引っ張り、これによってアーム部を回動させるように構成することもできる。
【0012】
なお、この場合には、アーム部が条体により引っ張られる方向と逆方向に付勢する手段を設けるのが望ましい。また、本発明のフロアロック装置は、着座部の両側に設けるとロック状態が安定するので好ましい。この場合、背もたれ部と着座部との両側のヒンジのそれぞれに、アーム部が条体を介して接続される。ここで、アーム部に対して前方からプルケーブルを接続する必要がある場合には、プルケーブルを互いに交叉させて配置すると好適である。すなわち、左側のヒンジに接続されたプルケーブルを前方に迂回させて右側のアーム部に接続し、右側のヒンジに接続されたプルケーブルを前方に迂回させて左側のアーム部に接続する。このような構成により、プルケーブルを大きな曲率半径で配置することができ、インナーケーブルをスムーズに作動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
A.実施形態の構成
本発明の実施の形態について図1〜図6を参照して説明する。図1は実施形態のフロアロック装置の要部を示す図である。図において符号10は、シートクッションCに固定される着座部ブラケット(着座部)であり、この実施形態のフロアロック装置の本体を構成する。着座部ブラケット10にはボルト孔18が形成され、着座部ブラケット10は、ボルト孔18を貫通する図示しないボルトによりにシートクッションCに取り付けられている。着座部ブラケット10の上端部には、シートバックB(図4参照)が取り付けられるバックブラケット(背もたれ部)13が、ヒンジ機構12を介して回動可能に支持されている。このようなヒンジ機構12は、バックブラケット13の両側に設けられ、それらの一方には、バックブラケット13の着座部ブラケット10に対する角度を任意に設定して固定することができるリクライニング機構(図示略)が設けられている。なお、シートバックBは、図1において左側へ前傾させられ、自動車の走行方向は左側である。なお、シートクッションCは、その前端部において軸11(図4参照)によって回動自在に支持され、かつ、図示しないバネ(第1弾性部材)によって図4中反時計方向に付勢されている。
【0014】
バックブラケット13には、左右方向(図1において紙面と直交する方向)に突出するピン14が取り付けられている。一方、ヒンジ機構12には、レバー15が回動自在に支持されており、バックブラケット13が回動するとピン14がレバー15の一端部を押圧して回動させるようになっている。図中符号16は、アウターケーブル16aの内部にインナーケーブル16bが摺動自在に挿入されたプルケーブル16である。また、図中符号20は駆動機構であり、駆動機構20は着座部ブラケット10の両側に配置されている。インナーケーブル16bの端部は、レバー15の一端部に固定されている。プルケーブル16は、着座部ブラケット10の前方を迂回するようにして配設され、当該レバー15とは反対側に配置されたロック機構20に接続されている。以下、図2および図3を参照してロック機構20の詳細について説明する。
【0015】
図2および図3において符号21はベースプレートであり、ベースプレート21には、中央部が板厚方向に膨出するカバー22が固定されている。ベースプレート21とカバー22との間には、クロウ(係合部)23が軸24によって回動自在に支持されている。クロウ23の一端部には、自動車のフロアに固定されたストライカーS(図5参照)と係脱自在に係合する鉤部23aが形成されている。また、クロウ23の左側側面には、凹部23bが形成されている。さらに、クロウ23の他端部にはピン23cが固定されている。
【0016】
また、ベースプレート21とカバー22との間には、クロウ23と対向するストッパ25が軸26によって回動自在に支持されている。ストッパ25の右側面には、クロウ23の凹部23bと係合する凸部25bが形成されている。また、ストッパ25の端部には、ピン(凸部)25aおよびピン25cが固定されている。このピン25cとクロウ23のピン23cには、コイルバネ(第2弾性部材)27が取り付けられ、両者を互いの方向へ引っ張っている。
【0017】
次に、カバー22の表面には、レバー30が軸31によって回動自在に支持されている。レバー30は、コイルバネ32によって反時計方法へ付勢されている。また、レバー30の下側には、ストッパ33が配置され、レバー30の反時計方向への回動を規制している。レバー30の一端部には、アーム34が軸35によって回動自在に支持されている。アーム34の反時計方向への回動は、ストッパ33の胴部によって規制されている。アーム34の長手方向中間部とレバー30の他端部にはねじりコイルバネ36が取り付けられ、両者を互いに離間させる方向へ突っ張っている。
【0018】
図2に示すように、カバー22の表面にはブラケット37が固定され、ブラケット37にはプルケーブル16(アウターケーブル16a)の端部が取り付けられている。アウターケーブル16aの端部からはインナーケーブル16bが突出し、その端部は、アーム34の軸35にEリングなどの金具38によって取り付けられている。また、カバー22の表面に突出した軸24,26には、ブラケット39が架設され、ブラケット39の中間部には、ストライカーSによって圧縮されるゴム40が固定されている。なお、図中符号41は、ロック機構20をシートクッションCに取り付けるためのボルト孔である。
【0019】
B.実施形態の動作
次に、上記構成のフロアロック装置の動作について図4〜図6を参照して説明する。なお、図5および図6では、各部の作用を判りやすくするためにカバー22の記載を省略してある。図4(A)および図5b(A)は、シートバックBが起きてクロウ23がストライカーSと係合している状態を示す。この状態では、シートはフロアに固定されている。リクライナ機構を操作してバックブラケット13を前傾させると、図1に示すように、ピン14が回動してレバー15の端部を押圧する。これにより、レバー15が反時計方向へ回動して、インナーケーブル15bが引き出される。これにより、ロック機構20においてインナーケーブル16bがアウターケーブル内16aに引き込まれ、レバー30が時計方向へ回動する。
【0020】
図5(B)はレバー30とともにアーム34が回動してストッパ25のピン25aに当接した状態を示し、図4(B)の二点鎖線はそのときのシートバックBの位置を示す。この状態から図4(C)に示すようにシートバックBをさらに前傾させると、図5(C)に示すように、アーム34がピン25aを押し上げ、ストッパ25が図中反時計方向に回動する。これにより、ストッパ25の凸部25bがクロウ23の凹部23bから離脱し、両者の係合状態が解除される。そして、コイルバネ27の付勢力により、クロウ23が図中反時計方向へ回動し、クロウ23の鉤部23aがストライカーSから離脱する。このとき、鉤部23aの反対側の押圧部23cとゴム40がストライカーSを押圧することと、バネ(第1弾性部材)の付勢力とによってシートクッションCの後端部が持ち上げられ、ロック機構20はストライカーSから完全に浮き上がる。
【0021】
次いで、図4(D)に示すようにシートクッションCを起こすことにより、リアシートのスペースを荷積みに使用することができる。そのときのロック機構20は図5(C)に示す状態である。次に、図4(E)に示すように、シートクッションCを後ろ側へ倒し、その後端部を押さえると、ストライカーSがクロウ23の押圧部23cを押し上げ、クロウ23を時計方向へ回動させる。これにより、図6(E)に示すように、クロウ23の凹部23bにストッパ25の凸部25bが係合する。
【0022】
次に、図4(F)に示すように、シートバックBを起こすと、レバー15がフリーになるため、図3に示すコイルバネ32の付勢力によりレバー30が図6(E)に示す状態から反時計方向へ回動する。そして、アーム34の先端部がストッパ25のピン25aに当接すると、アーム34が図中二点鎖線で示すように時計方向へ回動してピン25aをくぐり抜ける。これにより、図5(A)に示す状態に復帰する。
【0023】
上記構成のフロアロック装置では、シートバックBを起きた状態から所定角度前傾させることにより、クロウ23とストライカーSとの係合が解除され、クロウ23がバネ(第1弾性部材)等により持ち上げられてストライカーSから離脱させられる。そして、その状態でシートバックBをさらに前へ倒しても、クロウ23はストライカーSに係合しないので、シートをはね上げることができる。また、シートクッションCをバネの付勢力に抗して押し下げると、クロウ23がストライカーSにより駆動されてストライカーSに係合してシートが固定される。したがって、シートバックBを前に倒したままで走行してもシートがバウンドするようなことがなく、その上に乗せた荷物を安定させることができる。
【0024】
特に、上記実施形態では、ストッパ25およびクロウ23がコイルバネ27によってそれらの一端部どうしが互いに接近する方向へ付勢されているから、1つのコイルバネ27によりストッパ25およびクロウ23が付勢されるので、部品点数を少なくすることができる。また、アーム34がレバー30に対して回動自在であるため、シートバックBを起こす際にアーム34がストッパ25のピン25aをくぐり抜けるから、アーム34およびレバー30はスムーズに元の状態に戻ることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、背もたれ部が起きた状態から所定角度前傾したときに駆動機構が係合部を固定具との係合が解除される位置に移動させ、これにより係合部を上記固定具に対して上方へ向け離間可能とし、係合部は、下方へ移動させられることにより、背もたれ部の位置にかかわらず固定具により駆動されて固定具と係合する構成であるから、シートバックを前に倒した状態でもシートをフロアに固定することができ、したがって、走行中にシートを安定させることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のフロアロック装置の全体を示す側面図である。
【図2】実施形態におけるロック機構を示す側面図である。
【図3】実施形態におけるロック機構を示す断面図である。
【図4】フロアロック装置のロックを解除し再びロックさせるまでの手順を(A)から(F)の順に示す側面図である。
【図5】(A)はロック機構がストライカーにロックしている状態を示す側面図、(B)はロックを解除する途中の過程を示す側面図、(C)はロックを解除した後の状態を示す側面図である。
【図6】(E)はロック機構がストライカーに再びロックした状態を示す側面図、(F)はアームが復帰する状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10…着座部ブラケット(着座部)、13…バックブラケット(背もたれ部)、 23…クロウ(係合部)、25…ストッパ、
27…コイルバネ(第2弾性部材)、B…シートバック、
C…シートクッション、S…ストライカー(固定具)。
Claims (7)
- 着座部と、この着座部にリクライニング機構を介して回動自在に接続された背もたれ部とを備えたシートを自動車のフロアに着脱自在に固定する自動車用シートのフロアロック装置であって、
上記フロアに設けられた固定具に係脱自在に係合する係合部と、上記背もたれ部の前傾動作と連動して上記係合部を作動させる駆動機構とを備え、上記駆動機構は、上記背もたれ部が起きた状態から所定角度前傾したときに上記係合部を上記固定具との係合が解除される位置に移動させ、これにより上記係合部を上記固定具に対して上方へ向け離間可能とし、
上記係合部は、下方へ移動させられることにより、上記背もたれ部の位置にかかわらず上記固定具により駆動されて上記固定具と係合することを特徴とする自動車用シートのフロアロック装置。 - 上記係合部を上方へ向けて付勢する第1弾性部材を備え、上記第1弾性部材は、上記係合部と上記固定具との係合が解除されたときに上記係合部を上記固定具から上方へ離脱させることを特徴とする請求項1に記載の自動車用シートのフロアロック装置。
- 前記係合部は、前記固定具の係合を解除する方向に付勢された回動自在なクロウであり、前記駆動機構は、上記クロウと係合することで上記係合部が上記固定具と係合した状態を維持する回動自在なストッパと、前記背もたれ部の前傾動作と連動して上記ストッパを回動させ上記ストッパと上記クロウとの係合状態を解除するストッパ駆動部材とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用シートのフロアロック装置。
- 前記クロウは、前記固定具との係合状態が解除されている状態のときに、上記固定具に臨む押圧部を備え、この押圧部を上記固定具が押圧することで上記クロウを固定具との係合状態まで回動させることを特徴とする請求項3に記載の自動車用シートのフロアロック装置。
- 前記ストッパおよび前記クロウは、第2弾性部材によってそれらの一端部どうしが互いに接近する方向へ付勢され、上記ストッパを回動させることで上記クロウとの係合状態が解除され、これにより上記クロウの一端部が上記第2弾性部材の付勢力によって上記ストッパ側へ回動し、これにより前記固定具との係合状態が解除されることを特徴とする請求項3または4に記載の自動車用シートのフロアロック装置。
- 前記ストッパ駆動部材は、前記背もたれ部の前傾動作と連動して回動するアーム部を備え、このアーム部は、回動して前記ストッパに設けられた凸部を押圧することで上記ストッパを回動させて前記クロウとの係合状態を解除し、かつ、上記と逆方向へ回動する際には、前記背もたれ部の動作に拘束されることなく回動して上記凸部をくぐり抜けることを特徴とする請求項5に記載の自動車用シートのフロアロック装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用シートのフロアロック装置を着座部の両側に設け、前記駆動機構は、アウターケーブルの内側にインナーケーブルを摺動自在に挿入したプルケーブルによって前記背もたれ部に接続され、上記背もたれ部の左側に接続されたプルケーブルを前方に迂回させて右側の上記駆動機構に接続し、上記背もたれ部の右側に接続されたプルケーブルを前方に迂回させて左側の上記駆動機構に接続したことを特徴とする自動車用シートのフロアロック装置。
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