JP2004026020A - Body reinforcing structure for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車体、特に車体のルーフ部を補強する車両の車体補強構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両の車体補強構造として、例えば、実開昭62−105078号公報に開示されたようなものが知られている。この車体補強構造では、車体幅方向に延びるルーフリンホースメント(ルーフブレース)をルーフパネルの下方に配設し、このルーフブレースの両端部を左右のサイドレールに固定することにより、車体ルーフ部の補強を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の車体補強構造においては、ルーフブレースがサイドレールのサイドパネルインナ(車体下面部)あるいはサイドパネルアウタ(車体上面部)のいずれか一方のみに結合されている。図4は、ルーフブレース21がサイドレール23のサイドパネルアウタ(車体上面部)23aに結合された一例を示すものである。このような構造においては、ルーフブレースとサイドレールとの結合剛性が低くなってしまうことから、ルーフ面の振動と車体後部における曲げ振動が生じやすくなり、これらの振動が連成された振動モードを一因として車室内にこもり音が発生することとなる。
【0004】
ルーフパネルの板厚あるいはルーフブレースの板厚を大きくすることにより上述した振動の発生を抑制することも可能ではあるが、この場合には、車体質量が増加するという問題点を有することになる。
【0005】
本発明の課題は、車体質量の増加を抑制しつつ、こもり音を低減することが可能な車両の車体補強構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両の車体補強構造は、車体の上部を覆うルーフパネルと、ルーフパネルの車体幅方向両端に配設され、車体前後方向に延びる閉断面構造のサイドレールと、ルーフパネルの下方に車体幅方向に延びて配設され、その両端部がサイドレールにそれぞれ結合されるルーフブレースとを備え、ルーフブレースの両端部は、サイドレールの車体上面部及び車体下面部に結合されていることを特徴としている。
【0007】
本発明に係る車両の車体補強構造では、ルーフブレースの両端部のそれぞれが、サイドレールの車体上面部及び車体下面部に結合されるので、ルーフブレースとサイドレールとの結合剛性が向上する。これにより、ルーフ面の振動と車体後部における曲げ振動の発生が抑制されることとなり、これらの振動が連成された振動モードを一因として発生する車室内のこもり音を低減することができる。また、ルーフパネルやルーフブレース等の部材の板厚を大きくする必要がないため、車両質量の増加も抑制することができる。
【0008】
また、本発明においては、ルーフブレースの両端部は、サイドレールへの結合部近傍において、少なくとも2股以上に車体上下方向に分岐して形成されており、分岐して形成されたルーフブレースの両端部における上側部分がサイドレールの車体上面部に結合され、分岐して形成されたルーフブレースの両端部における下側部分がサイドレールの車体下面部に結合されていることが好ましい。この場合には、ルーフブレースの両端部のそれぞれをサイドレールの車体上面部及び車体下面部に結合させ得る構成を、簡易且つ低コストにて実現することができる。
【0009】
また、本発明においては、ルーフブレースは、略ハット型断面形状を有しており、ルーフブレースの車体上下方向に延びる縦壁部分を両端部から所定の長さ切り欠くことにより、当該両端部が車体上下方向に分岐して形成されることが好ましい。この場合には、略ハット型断面形状を有するルーフブレースをサイドレールに容易に結合させ得る構成を実現することができる。
【0010】
また、本発明においては、ルーフブレースの両端部は、サイドレールの車体上面部に対して2箇所、サイドレールの車体下面部に対して1箇所固定されることにより、当該サイドレールに結合されていることが好ましい。この場合には、ルーフブレースとサイドレールとを確実に結合させることができる。
【0011】
また、本発明においては、サイドレールの車体上面部におけるルーフブレースの結合部近傍には、穴部が形成されていることが好ましい。この場合には、ルーフブレースをサイドレールとをスポット溶接により結合させる際においても、ルーフブレースとサイドレールとの結合部に電極を配置させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の車体補強構造について詳細に説明する。本実施の形態においては、本発明を、いわゆるワゴンあるいはバンタイプの車両に適用した例を示す。
【0013】
図1は、本実施の形態に係る車両の車体補強構造を示す斜視図である。図1に示されるように、車体上下方向に延びるセンターピラー1の下端部と上端部とは、それぞれ車体前後方向に延びるサイドシル3とサイドレール5に結合されている。センターピラー1、サイドシル3及びサイドレール5は、閉断面構造とされている。
【0014】
図2は、本実施の形態に係る車両の車体補強構造を示す概略断面図である。図2に示されるように、サイドレール5の上方には、車体の上部を覆うルーフパネル7が組み付けられている。サイドレール5は、ルーフパネル7の車体幅方向両端に配設される。サイドレール5は、サイドレールアウタ5a(車体上面部)とサイドレールインナ5b(車体下面部)とが互いに端部にて溶接結合されることにより形成されており、サイドレールアウタ5aとサイドレールインナ5bとで閉断面が構成される。
【0015】
ルーフパネル7の下方には、図1及び図2に示されるように、ルーフブレース9が車体幅方向に延びて配設されている。このルーフブレース9の両端部は、サイドレール5にそれぞれ結合されている。
【0016】
ルーフブレース9は、図3に示されるように、略ハット型断面形状を有しており、車体上下方向に延びる一対の縦壁部分9aと、この縦壁部分9a間に位置する基部分9bと、縦壁部分9aから車体前方あるいは車体後方に延びる一対のフランジ部分9cとを有している。また、ルーフブレース9の両端部は、縦壁部分9aがその両端部から所定の長さ切り欠かれることにより、2股に車体上下方向に分岐して形成されている。
【0017】
ルーフブレース9の両端部におけるフランジ部分9c(上側部分)のそれぞれがサイドレール5のサイドレールアウタ5aに溶接結合される。これにより、ルーフブレース9の両端部は、サイドレール5のサイドレールアウタ5aに対し、2箇所において固定されて、サイドレール5(サイドレールアウタ5a)に結合される。
【0018】
また、ルーフブレース9の両端部における基部分9b(下側部分)がサイドレール5のサイドレールインナ5bに溶接結合される。これにより、ルーフブレース9の両端部は、サイドレール5のサイドレールインナ5bに対し、1箇所において固定されて、サイドレール5(サイドレールインナ5b)に結合される。
【0019】
なお、サイドレール5とルーフブレース9との溶接結合にはスポット溶接を用いることができる。この場合、サイドレールアウタ5aにおけるルーフブレース9の結合部近傍には穴部11が形成されており、この穴部11を介して、スポット溶接を行うための電極をサイドレール5内に挿入する。なお、図2において、「×」はサイドレール5とルーフブレース9とのスポット溶接位置を示している。
【0020】
以上のように、本実施の形態においては、ルーフブレース9の両端部のそれぞれが、サイドレール5のサイドレールアウタ5a及びサイドレールインナ5bに結合されるので、ルーフブレース9とサイドレール5との結合剛性が向上する。これにより、ルーフ面の振動と車体後部における曲げ振動の発生が抑制されることとなり、これらの振動が連成された振動モードを一因として発生する車室内のこもり音を低減することができる。また、ルーフパネル7やルーフブレース9等の部材の板厚を大きくする必要がないため、車両質量の増加も抑制することができる。特に、ワゴンあるいはバンタイプの車両においては、上述したこもり音の問題が顕著に表れることから、これらのタイプの車両において優れた効果を奏することとなる。
【0021】
また、ルーフブレース9の両端部は、サイドレール5への結合部近傍において、少なくとも2股以上に車体上下方向に分岐して形成されており、分岐して形成されたルーフブレース9の両端部におけるフランジ部分9cがサイドレール5のサイドレールアウタ5aに結合され、分岐して形成されたルーフブレースの両端部における基部分9bがサイドレール5のサイドレールインナ5bに結合されている。これにより、ルーフブレース9の両端部のそれぞれをサイドレールのサイドレールアウタ5a及びサイドレールインナ5bに結合させ得る構成を、簡易且つ低コストにて実現することができる。
【0022】
また、ルーフブレース9は、略ハット型断面形状を有しており、ルーフブレース9の車体上下方向に延びる縦壁部分9aを両端部から所定の長さ切り欠くことにより、当該両端部が車体上下方向に分岐して形成されている。これにより、略ハット型断面形状を有するルーフブレース9をサイドレール5に容易に結合させ得る構成を実現することができる。
【0023】
また、ルーフブレース9の両端部は、サイドレール5のサイドレールアウタ5aに対して2箇所、サイドレールのサイドレールインナ5bに対して1箇所固定されることにより、当該サイドレールに結合されている。これにより、ルーフブレース9とサイドレール5とを確実に結合させることができる。
【0024】
更に、サイドレール5のサイドレールアウタ5aにおけるルーフブレース9の結合部近傍には、穴部11が形成されている。これにより、ルーフブレース9をサイドレール5とをスポット溶接により結合させる際においても、ルーフブレース9とサイドレール5との結合部にスポット溶接を行うための電極を配置することができる。
【0025】
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態においては、ルーフブレース9の両端部を2股に分岐して形成しているが、3股以上に分岐して形成してもよい。
【0026】
また、本実施の形態においては、サイドレール5をサイドレールアウタ5aとサイドレールインナ5bとで構成しているが、閉断面構造を有するのであれば、筒状の部材にて構成してもよい。
【0027】
また、本実施の形態においては、ルーフブレース9が略ハット型断面形状を有しているが、これに限られることなく、閉断面構造を有するものであってもよい。
【0028】
更に、本実施の形態においては、サイドレール5とルーフブレース9との結合は、溶接(例えば、スポット溶接)にて行っているが、これに限られることなく、ボルト等により行うようにしてもよい。もちろん、本発明は、いわゆるワゴンあるいはバンタイプ以外の車両にも適用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ルーフブレースの両端部がサイドレールの車体上面部及び車体下面部に結合されるので、ルーフブレースとサイドレールとの結合剛性が向上し、ルーフ面の振動と車体後部における曲げ振動の発生が抑制される。この結果、これらの振動が連成された振動モードを一因として発生する車室内のこもり音を低減することが可能となる。また、本発明によれば、ルーフパネルやルーフブレース等の部材の板厚を大きくする必要がないため、車両質量の増加も抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両の車体補強構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両の車体補強構造を示す概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る車両の車体補強構造に含まれるルーフブレースを示す斜視図である。
【図4】従来の車両の車体補強構造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…センターピラー、3…サイドシル、5…サイドレール、5a…サイドレールアウタ、5b…サイドレールインナ、7…ルーフパネル、9…ルーフブレース、9a…縦壁部分、9b…基部分、9c…フランジ部分、11…穴部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle body reinforcing structure for reinforcing a vehicle body, particularly a roof portion of the vehicle body.
[0002]
[Prior art]
As a vehicle body reinforcing structure of this type of vehicle, for example, a structure disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 62-105078 is known. In this vehicle body reinforcement structure, a roof reinforcement (roof brace) extending in the vehicle body width direction is provided below the roof panel, and both ends of the roof brace are fixed to left and right side rails, so that the vehicle body roof portion is I am trying to reinforce it.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described vehicle body reinforcing structure, the roof brace is connected to only one of the side panel inner (body lower surface) and the side panel outer (vehicle upper surface) of the side rail. FIG. 4 shows an example in which the
[0004]
Although it is possible to suppress the above-described vibration by increasing the plate thickness of the roof panel or the plate thickness of the roof brace, in this case, there is a problem that the vehicle body mass increases.
[0005]
An object of the present invention is to provide a vehicle body reinforcing structure that can reduce a muffled sound while suppressing an increase in the vehicle body mass.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The vehicle body reinforcement structure for a vehicle according to the present invention includes a roof panel that covers an upper part of the vehicle body, side rails that are disposed at both ends in the vehicle width direction of the roof panel and extend in the vehicle longitudinal direction, A roof brace extending in the width direction of the vehicle body, and both ends of the roof brace are respectively connected to side rails, and both ends of the roof brace are connected to a vehicle body upper surface portion and a vehicle body lower surface portion of the side rail. It is characterized by.
[0007]
In the vehicle body reinforcement structure according to the present invention, since both ends of the roof brace are connected to the upper surface portion and the lower surface portion of the side rail, the connection rigidity between the roof brace and the side rail is improved. As a result, the vibration of the roof surface and the occurrence of bending vibration at the rear of the vehicle body are suppressed, and it is possible to reduce the muffled sound in the cabin generated due to a vibration mode in which these vibrations are combined. Further, since it is not necessary to increase the thickness of members such as the roof panel and the roof brace, it is possible to suppress an increase in vehicle mass.
[0008]
Further, in the present invention, both ends of the roof brace are formed so as to be branched into at least two branches or more in the vertical direction of the vehicle body in the vicinity of the joint to the side rail, and both ends of the branched roof brace are formed. It is preferable that an upper portion of the portion is connected to the upper surface of the vehicle body of the side rail, and lower portions at both ends of the roof brace formed to be branched are connected to the lower surface of the vehicle body of the side rail. In this case, a configuration in which both ends of the roof brace can be coupled to the vehicle body upper surface portion and the vehicle body lower surface portion of the side rail can be realized simply and at low cost.
[0009]
Further, in the present invention, the roof brace has a substantially hat-shaped cross-sectional shape, and a vertical wall portion of the roof brace extending in the vehicle up-down direction is cut off from both ends by a predetermined length, so that the both ends are formed. It is preferable to be formed so as to be branched in the vertical direction of the vehicle body. In this case, it is possible to realize a configuration in which the roof brace having a substantially hat-shaped cross section can be easily coupled to the side rail.
[0010]
Further, in the present invention, both ends of the roof brace are fixed to two places with respect to the upper surface of the vehicle body of the side rail and one place with respect to the lower surface of the vehicle body of the side rail, so that the both ends are coupled to the side rail. Is preferred. In this case, the roof brace and the side rail can be securely connected.
[0011]
Further, in the present invention, it is preferable that a hole is formed near the joint of the roof brace on the upper surface of the vehicle body of the side rail. In this case, even when the roof brace is joined to the side rail by spot welding, the electrode can be arranged at the joint between the roof brace and the side rail.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a vehicle body reinforcement structure for a vehicle according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the present embodiment, an example is shown in which the present invention is applied to a so-called wagon or van type vehicle.
[0013]
FIG. 1 is a perspective view showing a vehicle body reinforcing structure for a vehicle according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, a lower end and an upper end of a
[0014]
FIG. 2 is a schematic sectional view showing the vehicle body reinforcing structure of the vehicle according to the present embodiment. As shown in FIG. 2, a
[0015]
1 and 2, a
[0016]
As shown in FIG. 3, the
[0017]
Each of the
[0018]
In addition,
[0019]
In addition, spot welding can be used for the welding connection between the
[0020]
As described above, in the present embodiment, since both ends of the
[0021]
Further, both ends of the
[0022]
The
[0023]
Further, both ends of the
[0024]
Further, a hole 11 is formed in the side rail
[0025]
The present invention is not limited to the embodiments described above. For example, in the present embodiment, both ends of the
[0026]
Further, in the present embodiment, the
[0027]
In the present embodiment, the
[0028]
Furthermore, in the present embodiment, the connection between the
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, since both ends of the roof brace are connected to the upper surface portion and the lower surface portion of the vehicle body of the side rail, the rigidity of connection between the roof brace and the side rail is improved, and the vibration of the roof surface and the bending at the rear portion of the vehicle body. Generation of vibration is suppressed. As a result, it is possible to reduce the muffled sound in the vehicle cabin, which is caused by the vibration mode in which these vibrations are coupled. Further, according to the present invention, since it is not necessary to increase the thickness of members such as the roof panel and the roof brace, it is possible to suppress an increase in vehicle mass.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a vehicle body reinforcing structure of a vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic sectional view showing a vehicle body reinforcing structure of the vehicle according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a roof brace included in the vehicle body reinforcing structure of the vehicle according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic sectional view showing a conventional vehicle body reinforcing structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ルーフパネルの車体幅方向両端に配設され、車体前後方向に延びる閉断面構造のサイドレールと、
前記ルーフパネルの下方に車体幅方向に延びて配設され、その両端部が前記サイドレールにそれぞれ結合されるルーフブレースとを備え、
前記ルーフブレースの前記両端部は、前記サイドレールの車体上面部及び車体下面部に結合されていることを特徴とする車両の車体補強構造。A roof panel that covers the upper part of the vehicle body,
Side rails having a closed cross-sectional structure that are disposed at both ends in the vehicle width direction of the roof panel and extend in the vehicle front-rear direction;
A roof brace extending below the roof panel in the vehicle width direction and having both ends coupled to the side rails,
A vehicle body reinforcing structure for a vehicle, wherein the both end portions of the roof brace are connected to a vehicle body upper surface portion and a vehicle body lower surface portion of the side rail.
分岐して形成された前記ルーフブレースの前記両端部における上側部分が前記サイドレールの前記車体上面部に結合され、分岐して形成された前記ルーフブレースの前記両端部における下側部分が前記サイドレールの前記車体下面部に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体補強構造。The both ends of the roof brace are formed so as to be branched into at least two forks or more in the vertical direction of the vehicle body in the vicinity of the joint to the side rail,
Upper portions at both ends of the roof brace formed in a branched manner are coupled to the upper surface portion of the vehicle body of the side rail, and lower portions at both ends of the roof brace formed in a branched manner are formed as the side rails. 2. The vehicle body reinforcement structure according to claim 1, wherein the vehicle body reinforcement structure is coupled to the vehicle body lower surface portion.
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