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JP2004024777A - 鏡受け具、及びそれを使用した鏡とカウンターとの連接構造 - Google Patents

鏡受け具、及びそれを使用した鏡とカウンターとの連接構造 Download PDF

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JP2004024777A
JP2004024777A JP2002189775A JP2002189775A JP2004024777A JP 2004024777 A JP2004024777 A JP 2004024777A JP 2002189775 A JP2002189775 A JP 2002189775A JP 2002189775 A JP2002189775 A JP 2002189775A JP 2004024777 A JP2004024777 A JP 2004024777A
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JP
Japan
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mirror
counter
surface portion
horizontal support
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002189775A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Tsukagoshi
塚越 俊文
Yasuyuki Nomura
野村 泰之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】本発明は、鏡板とカウンターを一体的にみせることにより外観を向上させ、更に、鏡板の表面にできる水滴が、カウンターへ流れることのない、鏡受け具を提供することを課題とするものである。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は、鏡受け具の下部に、カウンターを嵌め込む段部と水抜き孔を形成したものである。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、浴室や洗面室等の壁面などに鏡板とカウンターを取付ける場合に好適な鏡受け具、及び、その鏡受け具を使用した鏡とカウンターとの連接構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室や洗面室等に、鏡板とカウンターを設けることはよく行われており、特開2000−41811号公報にみられるものでは、鏡板とカウンターとが上下方向にある程度の間隔を置いて、壁面に取り付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のものでは、鏡板とカウンターとをそれぞれ別個に取り付けているため、個々に水平位置を調整して取付けなければならないので、その取付け作業に時間を要していた。
また、鏡板とカウンターを近接して壁面に取り付けたものもあるが、取り付け作業は、カウンターのみ水平位置を調整して取り付け、鏡板は、それに合わせて目視にて平行に取り付けているが、この方法では鏡板の水平精度に誤差が生じる恐れがあった。
更に、鏡面にできた水滴がカウンターへ流れ、カウンターに水垢ができる要因にもなっていた。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、鏡板とカウンターを一体的にみせることにより外観を向上させ、更に、鏡板の表面にできる水滴が、カウンターへ流れることのない、鏡受け具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、鏡受け具の下部に、カウンターを嵌め込む段部と水抜き孔を形成したもので、具体的な構成は以下に示すとおりである。
【0006】
具体的構成の1は、
表面部と底面部及び裏面部により上面に開口する長尺材の内側に、鏡の下辺を直接又は間接的に支持する水平支持材を設け、下部前方に、カウンターを嵌合する段部を形成したことを特徴とする鏡受け具である。
【0007】
具体的構成の2は、表面部と底面部及び裏面部により上面に開口する長尺材の内側に、水抜き部を設けて水平支持材を取り付け、底面部に、所定の間隔で水抜き孔を形成したことを特徴とする鏡受け具である。
【0008】
具体的構成の3は、水抜き部は、表面部と裏面部に固定された水平支持材に、所定の間隔で設けた水抜き孔から成ることを特徴とする鏡受け具である。
【0009】
具体的構成の4は、水抜き部は、表面部に固定された水平支持材と、裏面部とによるスリットから成ることを特徴とする鏡受け具である。
【0010】
具体的構成の5は、水平支持材で鏡板下端部を支持し、段部にカウンターの後端部を嵌合した鏡受け具の下方に、空間部を設けたことを特徴とする、鏡板とカウンターとの連接構造である。
【0011】
【発明の実施の態様】
以下、図面に基づき、本発明の実施例について説明する。
【0012】
図1は、洗い場8と図示されないバスタブからなる浴室ユニットに、本発明を適用した斜視図である。
また、図2は鏡板2とカウンター3等を示す正面図、図3は鏡受け具1、鏡板2、カウンター3等の関係を示す垂直断面図である。
【0013】
洗い場8の壁7には、鏡板2とカウンター3を取付けてある。
鏡板2は、本発明の鏡受け具1によりその下辺が支持され、上辺は、鏡受け具1と同様の断面形状で上下逆に配置した鏡保持具5により保持されている。
【0014】
鏡受け具1の下部前面に形成した後述する段部に、カウンター3の上面奥側が当接している。また、下方にある鏡受け具1の両端には、その端部を覆う下部カバー4,4が、上方にある鏡保持具5の両端には、上部カバー6,6が、それぞれ取り付けられている。
【0015】
図4は、本発明の鏡受け具1の実施例を示す断面図である。
図4aに示す鏡受け具1は、アルミ材、ステンレス材、或いは硬質合成樹脂を押出成型した長尺材から成り、表面部11と底面部12と裏面部13により上面に鏡板を挿入する開口部が形成され、鏡受け具1の下部前方に水平部15と垂直部16とからなるカウンターを嵌合する段部が、更に、水平部から裏面部へ延びるようにして水平支持材14が形成されている。
該水平支持材14と裏面部13によりスリット状の排水孔17が、底面部12に所定の間隔で水抜き孔18が形成されている。
【0016】
図4bに示す鏡受け具1も、図4aに示す鏡受け具1とほぼ同じ形状から成る長尺材であるが、表面部内側のほぼ中程から裏面部13へ向けて水平支持材14が設けられ、図4aに示す鏡受け具と同様、水平支持材14と裏面部13により、スリット状の排水孔17が形成されている。
【0017】
図4cに示す鏡受け具1も、図4aに示す鏡受け具1とほぼ同じ形状から成る長尺材であるが、その内部には、表面部11と裏面部13とを繋ぐようにして、水平支持片14が形成され、適宜間隔で水抜き孔17が設けられている。
図4dに示す鏡受け具1は、図4aに示す鏡受け具1との表面部に、装飾ビードを嵌め込む凹部を設けたものである。
【0018】
図5は、鏡受け具1の両端を塞ぐ下部カバー4を示すもので、図5(a)は垂直断面図、図5(b)は、図5(a)のA−A線断面図、図5(c)は上面図である。
【0019】
下部カバー4は垂直端面板49からその一面側に、鏡受け具1端部の表面部11,水平部15,垂直部16,底面部12を覆う、表面部41,水平部45,垂直部46,底面部42を一体に形成したものである。
【0020】
そして、垂直端面板49から表面部41の裏側に平行に挟着突起44,44を設けてあり、表面部41と挟着突起44とで鏡受け部1の表面板11の端部を挟着して取付けられ、水平部45,垂直部46,底面部42が、鏡受け具1の水平部15,垂直部16,底面部12の外面側に当接する。
また、垂直端面板49から裏面当接部43が一体に設けてあり、鏡受け具1の裏面部13の内側に当接する。さらに、先細にして弾性を持たせた鏡押え48を一体に設けてある。
【0021】
次に、上記鏡受け具1を使用した鏡板2とカウンター3の連接構造について、施工手順に従って説明する。
【0022】
まず、サニタリーユニットの壁7に、図示しないブラケット等によりカウンター3を取付ける。この時、壁7とカウンター3との間には、鏡受け具1の裏面部13と垂直部16との幅(厚み)に等しいか、若干広めの間隔を空けておく。
そして、この間隔を利用して、鏡受け具1をはめ込み、左右方向の位置調整をした後、その裏面部13を壁7にネジやビス等で固定する。この固定作業を容易に行えるように、裏面部13は図に示すように表面部11より高くしてあり、その部分に予めネジ孔19が形成されている。
【0023】
次に、鏡のサイズに合わせ、鏡受け具1と同一の部材を上下逆とした鏡保持具5を壁7に取付ける。そして、鏡受け具1の裏面部13・水平支持片14・表面部11により構成される溝内と、鏡保持具5の溝内に鏡板2を挿入する。
鏡板2は、その下辺を直接水平支持片14上に載せてもよく、また、セッティングブロック25を介して載せてもよいが、鏡板2の表面を流下して上記溝内に流れこんだ水滴を水抜き孔17,18を介して早期に排出させるには、セッティングブロック25を介するのが好ましい。
【0024】
最後に、鏡受け具1、及び鏡保持具5の各端部に、下部カバー4,4、上部カバー6,6を取付ける。下部カバー4は、その表面部41と挟着部44とで鏡受け部1の表面板を挟むとともに、鏡押え48の端部をその弾性を利用して鏡板2の裏面に押し付けて取付ける。
【0025】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、他の実施例について説明する。
図に示す実施例では、鏡受け具1の表面部11は、下部の垂直面と上部の傾斜面とで構成したが、上部は下部の垂直面からなめらかに続く断面円弧状とすることができる。また、垂直面に、長手方向に延在する突条又は凹条を一体形成してもよいし、凹溝あるいはアリ溝を一体形成しこれらの溝に、装飾ビードをはめ込んでもよい(図4d参照)。
装飾ビードとしては、鏡受け具1の色と異なる色の合成樹脂材やステンレス材などを採用することができる。
【0026】
鏡保持具5として、鏡受け具1と同一のものを使用したが、段部を設けていないものでよい。
請求項1に記載した鏡受け具1は、カウンター3を設けない場合にも使用できるし、鏡2とカウンター3との間に一定の間隔を設け、段部にカウンター3を当接させない場合にも使用できる。
下部カバー4,上部カバー6は、図示のものに限らず、鏡受け具1の端部を塞ぐことができるものであれば差しつかない。
【0027】
【発明の効果】
上記したように、本発明の鏡受け具を使用することにより、鏡とカウンターの取付け作業時に、鏡とカウンターの水平位置の調整をそれぞれ別個に行う必要をなくし、また、鏡とカウンターとを略連続的に設置することにより、一体的に見せることができて外観を向上させることができる。
更に、カウンターは、鏡受け具の下部前方に設けた段部に嵌合して取り付けられるので、鏡受け具の水抜き孔から出た水がカンターに流れることはなく、カウンターに水垢がつきにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鏡受け具を、浴室ユニットに適用した斜視図である。
【図2】本発明の鏡受け具の正面図である。
【図3】本発明の鏡受け具の垂直断面図である。
【図4】本発明の鏡受け具の拡大断面図である。
【図5】
(a)本発明の鏡受け具の両端部に取付ける下部カバーの垂直断面図である。
(b)上記におけるA−A線断面図である。
(c)上記下部カバーの上面図
【符号の説明】
1  鏡受け具
11 表面部
12 底面部
13 裏面部
14 水平支持材
15 水平部
16 垂直部
17 水抜き孔
18 水抜き孔
19 ネジ孔
2  鏡板
25 セッティングブロック
3  カウンター
4  下部カバー
41 表面部
42 底面部
43 裏面当接部
44 挟着突起
45 水平部
46 垂直部
48 鏡押え
49 垂直端面板
5  鏡保持具
6  上部カバー
7  壁
8  洗い場

Claims (5)

  1. 表面部と底面部及び裏面部により上面が開口する長尺材の内側に、鏡の下辺を直接又は間接的に支持する水平支持材を設け、下部前方に、カウンターを嵌合する段部を形成したことを特徴とする鏡受け具。
  2. 表面部と底面部及び裏面部により上面に開口する長尺材の内側に、水抜き部を設けて水平支持材を取り付け、底面部に、所定の間隔で水抜き孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の鏡受け具。
  3. 水抜き部は、表面部と裏面部に固定された水平支持材に、所定の間隔で設けた水抜き孔から成ることを特徴とする請求項2記載の鏡受け具。
  4. 水抜き部は、表面部に固定された水平支持材と、裏面部とによるスリットから成ることを特徴とする請求項2記載の鏡受け具。
  5. 水平支持材で鏡板下端部を支持し、段部にカウンターの後端部を嵌合した鏡受け具の下方に、空間部を設けたことを特徴とする、鏡板とカウンターとの連接構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006094939A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toto Ltd 鏡フレーム及び鏡の取付構造
JP2011000335A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Cleanup Corp 鏡支持構造およびミラーキャビネット

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