JP2004086586A - Application display control program for multi-display environment - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のディスプレイを用いたマルチディスプレイ環境において実行するアプリケーションの表示を制御するためのアプリケーション表示制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
1台のコンピュータに2台以上の複数のディスプレイを接続し、あたかも1台の大きなディスプレイであるかのように表示させる、いわゆるマルチディスプレイ機能が知られている。このようなマルチディスプレイ機能は、多くの情報や複数の情報を取り扱う、DTP(DeskTop Publishing)、グラフィックスや、オペレーションなどの分野で必要とされている。複数の情報を同時に見ることによって、作業効率の改善や、意思決定の迅速化が図られるのである。
【0003】
図7はマルチディスプレイ機能によるコンピュータ画面の表示状態を示している。図7に示す例では、ディスプレイ51,52,53,54,55,56,57,58,59を縦横それぞれ3列並べて9画面とし、この9画面を1台の大きな仮想ディスプレイ50として制御している。
【0004】
このようなマルチディスプレイ環境において、コンピュータ上で実行するアプリケーションのウィンドウ60は、この仮想ディスプレイ50中で、すなわちこの仮想ディスプレイ50を構成する複数のディスプレイ51〜59を跨いで、自由に移動やサイズ調整を行うことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のマルチディスプレイ環境では、アプリケーションのウィンドウ60を、例えば図7に示すように中央下のディスプレイ52から左上のディスプレイ57へ移動する場合に、これらのディスプレイ52,57間の距離に相当する操作をマウスやキーボード等で行う必要がある。また、アプリケーションのウィンドウ60のサイズを複数のディスプレイ51〜57を跨いで調整する場合も、同様に相当の距離の操作を行う必要がある。
【0006】
このようなアプリケーションのウィンドウ60の移動やサイズ調整を行う際のマウスやキーボードの操作は、従来のマルチディスプレイ環境では、仮想ディスプレイ50を構成するディスプレイ51〜59の数が多くなればなるほど、それに比例して操作距離や回数が増加する。しかも、マウスやキーボード等は通常、オフィスのデスク上などの限られたスペース内で操作する必要があるため、ディスプレイ51〜59の数が多くなった場合、操作できなくなる可能性もある。
【0007】
そこで、本発明においては、数多くのディスプレイを用いたマルチディスプレイ環境において実行するアプリケーションの表示を容易に制御可能としたアプリケーション表示制御プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のマルチディスプレイ環境におけるアプリケーション表示制御プログラムは、コンピュータを、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの中から、コンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定するディスプレイ指定手段、ディスプレイ指定手段により各アプリケーションに対して指定されたディスプレイに関する指定情報をそれぞれ記憶する指定情報記憶手段、マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定するアプリケーション指定手段、アプリケーション指定手段により指定されたアプリケーションを、指定情報記憶手段に記憶された指定情報に基づいて、対応する一つまたは複数のディスプレイに表示するアプリケーション表示手段として機能させるためのものである。
【0009】
数多くのディスプレイを用いたマルチディスプレイ環境において、本発明のアプリケーション表示制御プログラムをコンピュータ上で実行することにより、このコンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを予め指定しておけば、マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定した際に、この指定したアプリケーションが予め指定された一つまたは複数のディスプレイに表示される。
【0010】
ディスプレイ指定手段は、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置を表示し、この表示の中から各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定するものであることが望ましい。これにより、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置表示の中から、各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを、視覚的に選択して容易に指定することが可能となる。
【0011】
また、ディスプレイ指定手段は、一つまたは複数のディスプレイの指定を、コンピュータに接続したポインティングデバイスによるクリック操作またはドラッグ操作により行うものとすることができる。これにより、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置表示の中から、各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを、ポインティングデバイスによるクリック操作またはドラッグ操作により容易に指定することが可能となる。
【0012】
ここで、ポインティングデバイスによるクリック操作とは、画面上での入力位置や座標を指定するマウス、トラックパッドやトラックボールなどのポインティングデバイスにおいて、その入力位置等を確定するためにポインティングデバイスのボタン等を押して離す入力操作をいう。また、ドラッグ操作とは、ポインティングデバイスのボタン等を押してから離す入力操作の間に、ポインティングデバイスを移動する操作をいう。
【0013】
また、アプリケーション表示手段は、指定されたアプリケーションを対応する一つまたは複数のディスプレイの全体に表示するものとすることができる。これにより、マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定した際に、この指定したアプリケーションが予め指定された一つまたは複数のディスプレイの全体に表示される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態におけるアプリケーション表示制御プログラムを実行したコンピュータの機能ブロック図、図2は本発明の実施の形態におけるアプリケーション表示制御プログラムにより提供される制御パネルを示す図である。
【0015】
図1において、本実施形態におけるアプリケーション表示制御プログラムを実行したコンピュータ1は、ディスプレイ指定手段10、指定情報記憶手段11、アプリケーション指定手段12およびアプリケーション表示手段13として機能する。また、このコンピュータ1には、マウスなどのポインティングデバイス2、およびマルチディスプレイを構成する複数のディスプレイからなるディスプレイ群3が接続される。
【0016】
ディスプレイ指定手段10は、ディスプレイ群3を構成する各ディスプレイの中から、コンピュータ1上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定する手段である。このディスプレイ指定手段10は、図2に示すように制御パネル14の下部に、追加ボタン15および編集ボタン16として組み込まれている。
【0017】
また、この制御パネル14は、アプリケーション指定手段12を兼ねている。アプリケーション指定手段12は、ディスプレイ群3に表示させるアプリケーションを指定する手段である。アプリケーション指定手段12は、図2に示すように制御パネル14の中央にアプリケーション指定枠17として組み込まれている。利用者は、このアプリケーション指定枠17に表示されたアプリケーションの一覧の中から、表示させたいアプリケーションをポインティングデバイス2によるダブルクリック操作か、あるいは、表示させたいアプリケーションをポインティングデバイス2によりクリックして選択した後にさらにその下の起動ボタン18をクリック操作することにより指定することができる。
【0018】
利用者が、このアプリケーション指定枠17に表示されているアプリケーションの一覧に新たにアプリケーションを追加したい場合、制御パネル14の追加ボタン15をポインティングデバイス2によりクリック操作する。図3はこの追加ボタン15のクリック操作に対し、ディスプレイ指定手段10により提供される設定パネル21を示している。
【0019】
図3に示すように、設定パネル21には、設定番号を指定する設定番号枠22、アプリケーションのファイル名を指定するアプリケーション指定枠23a、アプリケーションを表示するディスプレイを指定するディスプレイ選択枠24、および、表示するアプリケーションのウィンドウサイズを指定するサイズ指定プルダウンメニュー25が組み込まれている。
【0020】
アプリケーション指定枠23aには、ここで設定したいアプリケーションのファイル名を直接入力するか、あるいは、その右隣りの選択ボタン23bを指定してアプリケーションファイル名一覧(図示せず)の中から選択することにより指定する。そして、このアプリケーション指定枠23によって指定したアプリケーションを表示させる一つまたは複数のディスプレイをディスプレイ選択枠24により指定する。
【0021】
ディスプレイ選択枠24には、図3に示すようにディスプレイ群30を構成する各ディスプレイの実際の配置状態に則したディスプレイアイコンが表示される。図3の例では、縦横それぞれ3列並べて9(3×3)画面としたディスプレイ群30に対応するディスプレイアイコンが9個表示されている。利用者は、このディスプレイ選択枠24に表示されたディスプレイアイコンの中から、一つまたは複数のディスプレイを、ポインティングデバイス2のクリック操作またはドラッグ操作によって行う。
【0022】
ここで、一つのディスプレイを指定する場合には、ポインティングデバイス2のクリック操作によって、ディスプレイ選択枠24に表示されたディスプレイアイコンの中から一つのディスプレイアイコンを指定する。また、複数のディスプレイを指定する場合には、ポインティングデバイス2のドラッグ操作によって、複数のディスプレイアイコンを指定することができる。
【0023】
サイズ調整プルダウンメニュー25では、アプリケーション指定枠23によって指定したアプリケーションをディスプレイ選択枠24によって指定されたディスプレイに表示する際の、そのアプリケーションのウィンドウサイズを指定することができる。例えば、ウィンドウサイズとして、指定されたディスプレイの画面全体や、縦横のドット数で指定する。
【0024】
利用者が図3に示すOKボタン26をポインティングデバイス2によってクリック操作すると、ディスプレイ指定手段10は、この設定パネル21により指定された内容を確定し、アプリケーション指定枠23によって指定されたアプリケーションに対して指定されたディスプレイに関する設定情報として、指定情報記憶手段11に格納する。
【0025】
図2に戻って、利用者が、アプリケーション指定枠17に表示されているアプリケーションの一覧の内容を変更したい場合、制御パネル14の編集ボタン16をポインティングデバイス2によりクリック操作する。図4はこの編集ボタン16のクリック操作に対し、ディスプレイ指定手段10により提供される登録表示パネル27を示している。
【0026】
図4に示すように、登録表示パネル27の設定情報表示枠28には、図2の制御パネル14のアプリケーション指定枠17に表示されているアプリケーションの詳細な設定情報が一覧表示される。設定情報表示枠28に表示されている設定情報の内容を変更する場合、利用者は、この一覧の中からポインティングデバイス2のダブルクリック操作により所望のアプリケーションを指定する。
【0027】
ディスプレイ指定手段10は、このダブルクリック操作に対し、図3に示す設定パネル21と同様の設定パネルを表示する。利用者はこの設定パネルによって、前述と同様の手順により設定情報を変更することができる。ここでも、ディスプレイ設定手段10は、設定パネルにより指定された内容が確定すると、アプリケーション指定枠23によって指定されたアプリケーションに対して指定されたディスプレイに関する設定情報として、指定情報記憶手段11に格納する。
【0028】
アプリケーション表示手段13は、アプリケーション指定手段12により指定されたアプリケーションを、指定情報記憶手段11に記憶された指定情報に基づいて、ディスプレイ群3の中の対応する一つのディスプレイに、または複数のディスプレイに跨いで表示する手段である。このとき表示するアプリケーションのウィンドウのサイズは、サイズ調整プルダウンメニュー25によって指定されたサイズに準ずる。
【0029】
上記構成のアプリケーション表示制御プログラムを実行したコンピュータによる表示画面の制御例について、図5および図6を参照して以下に説明する。
【0030】
図5はマルチディスプレイを構成するディスプレイ群3の配置図である。
本実施形態におけるディスプレイ群3は、図5に示すように左下から右に向かって順にディスプレイ31,32,33を並べ、同様に下から2段目にディスプレイ34,35,36を並べ、下から3段目にディスプレイ37,38,39を並べたものである。図3に示すディスプレイ選択枠24に表示されるディスプレイアイコン「1」〜「9」は、それぞれ図5に示すディスプレイ31〜39に対応している。
【0031】
利用者が、本実施形態におけるアプリケーション表示制御プログラムをコンピュータ1上で実行すると、図2に示す制御パネル14が表示される。ここでは上記説明に従って、予めアプリケーション指定枠17の設定番号“1”のアプリケーションに対してディスプレイ39の画面全体にウィンドウを表示するように設定され、指定情報記憶手段11に記憶されているものとする。
【0032】
利用者が、ポインティングデバイス2のダブルクリック操作によって、アプリケーション指定枠17の一覧の中から設定番号“1”のアプリケーションを指定すると、アプリケーション表示手段13は、指定情報記憶手段11に記憶された指定情報に基づいて、この設定番号“1”のアプリケーションのウィンドウ40を、ディスプレイ群30の中の対応するディスプレイ39の画面全体に表示する(図5参照)。
【0033】
このとき、既に設定番号“1”のアプリケーションがコンピュータ上で実行されている場合には、アプリケーション表示手段13はそのアプリケーションのウィンドウの表示のみを制御する。一方、設定番号“1”のアプリケーションがまだコンピュータ上で実行されていない場合には、アプリケーション表示手段13は、そのアプリケーションを起動した後、そのウィンドウの表示を制御する。
【0034】
また、図6は一つのアプリケーションに対して四つのディスプレイ34,35,37,38が指定された場合の例を示している。図6に示すように、アプリケーションを四つのディスプレイ34,35,37,38の全体に表示するように設定されている場合、アプリケーション表示手段13は、これらの四つのディスプレイ34,35,37,38rを跨いでその全体にアプリケーションのウィンドウ41を表示する。
【0035】
以上のように、本実施形態におけるアプリケーション表示制御プログラムを実行したコンピュータでは、このコンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイをディスプレイ指定手段10によって予め設定しておけば、ディスプレイ群3に表示させるアプリケーションをアプリケーション指定手段12によって指定した際に、この指定したアプリケーションが予め指定された一つまたは複数のディスプレイに表示される。
【0036】
すなわち、複数のアプリケーションに対してそれぞれ表示させたいディスプレイ群3のディスプレイ31〜39を予め設定しておくことによって、図2に示す制御パネル14から各アプリケーションを指定すれば、その指定されたアプリケーションが予め設定されたディスプレイ群3の中の一つまたは複数のディスプレイ31〜39に表示される。したがって、アプリケーションを起動したり、そのウィンドウを操作したりといった作業が容易となり、作業の簡素化、高速化や、誤操作の低減が可能となる。
【0037】
これにより、一台のコンピュータを用いてメインの業務とサブの業務とを同時に行う場合、例えば、経理業務などのメインの業務中に、不定期に入る顧客電話応対などのサブ業務が割り込んできた場合、従来であれば経理業務用のアプリケーションを一旦終了や最小化等をした後に、顧客データの検索用のアプリケーションを起動し、さらにそのウィンドウのサイズを調整する作業が必要となっていたが、本実施形態におけるアプリケーション表示制御プログラムを用いれば、これらの作業が図2に示す制御パネル14からの操作のみで行えるようになる。
【0038】
また、本実施形態においては、ディスプレイ指定手段10が、ディスプレイ選択枠24に表示したディスプレイアイコンの中からポインティングデバイス2のクリック操作またはドラッグ操作によって一つまたは複数のディスプレイを指定するものであるため、利用者は各アプリケーションを表示するディスプレイを設定する際に、このディスプレイアイコンにより視覚的に選択してポインティングデバイス2により容易に指定することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0040】
(1)コンピュータを、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの中から、コンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定するディスプレイ指定手段、ディスプレイ指定手段により各アプリケーションに対して指定されたディスプレイに関する指定情報をそれぞれ記憶する指定情報記憶手段、マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定するアプリケーション指定手段、アプリケーション指定手段により指定されたアプリケーションを、指定情報記憶手段に記憶された指定情報に基づいて、対応する一つまたは複数のディスプレイに表示するアプリケーション表示手段として機能させることにより、このコンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを予め指定しておけば、マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定した際に、この指定したアプリケーションを予め指定した一つまたは複数のディスプレイに表示させることが可能となる。これにより、アプリケーションを起動したり、そのウィンドウを操作したりといった作業を容易に行うことが可能となり、作業の簡素化、高速化や、誤操作の低減が可能となる。
【0041】
(2)ディスプレイ指定手段が、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置を表示し、この表示の中から各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定するものであることによって、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置表示の中から、各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを、視覚的に選択して容易に指定することが可能となる。
【0042】
(3)ディスプレイ指定手段が、一つまたは複数のディスプレイの指定を、コンピュータに接続したポインティングデバイスによるクリック操作またはドラッグ操作により行うものであることによって、マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの配置表示の中から、各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを、ポインティングデバイスによるクリック操作またはドラッグ操作により容易に指定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアプリケーション表示制御プログラムを実行したコンピュータの機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるアプリケーション表示制御プログラムにより提供される制御パネルを示す図である。
【図3】設定パネルの例を示す図である。
【図4】登録表示パネルの例を示す図である。
【図5】マルチディスプレイを構成するディスプレイ群の配置を示す図である。
【図6】一つのアプリケーションに対して四つのディスプレイを指定した場合の表示制御の例を示す図である。
【図7】従来のマルチディスプレイ機能によるコンピュータ画面の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 ポインティングデバイス
3 ディスプレイ群
10 ディスプレイ指定手段
11 指定情報記憶手段
12 アプリケーション指定手段
13 アプリケーション表示手段
14 制御パネル
15 追加ボタン
16 編集ボタン
17 アプリケーション指定枠
18 起動ボタン
21 設定パネル
22 設定番号枠
23a アプリケーション指定枠
23b 選択ボタン
24 ディスプレイ選択枠
25 サイズ指定プルダウンメニュー
26 OKボタン
27 登録表示パネル
28 設定情報表示枠
31,32,33,34,35,36,37,38,39 ディスプレイ
40,41 ウィンドウ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an application display control program for controlling display of an application executed in a multi-display environment using a plurality of displays.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A so-called multi-display function is known in which two or more displays are connected to a single computer and display is performed as if it were one large display. Such a multi-display function is required in fields such as DTP (DeskTop Publishing), graphics, and operations that handle a large amount of information or a plurality of pieces of information. Viewing multiple pieces of information at the same time can improve work efficiency and speed up decision-making.
[0003]
FIG. 7 shows a display state of a computer screen by the multi-display function. In the example shown in FIG. 7, the
[0004]
In such a multi-display environment, the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional multi-display environment, when the
[0006]
In a conventional multi-display environment, as the number of displays 51 to 59 constituting the
[0007]
Therefore, an object of the present invention is to provide an application display control program capable of easily controlling the display of an application executed in a multi-display environment using many displays.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The application display control program in the multi-display environment of the present invention, a computer, from each display constituting the multi-display, display designation means for designating one or more displays that display each application executed on the computer, Designation information storage means for respectively storing designation information relating to the display designated for each application by the display designation means; application designation means for designating an application to be displayed on the multi-display; and application designated by the application designation means. Based on the designated information stored in the storage unit, the storage unit may function as an application display unit that displays the information on one or more corresponding displays. It is.
[0009]
In a multi-display environment using a large number of displays, by executing the application display control program of the present invention on a computer, one or more displays for displaying each application executed on the computer can be specified in advance. For example, when an application to be displayed on the multi-display is specified, the specified application is displayed on one or more displays specified in advance.
[0010]
It is desirable that the display specifying means displays the arrangement of each display constituting the multi-display, and specifies one or a plurality of displays for displaying each application from the display. This makes it possible to visually select and easily designate one or a plurality of displays for displaying each application from the arrangement displays of the respective displays constituting the multi-display.
[0011]
Further, the display designation means can designate one or a plurality of displays by a click operation or a drag operation by a pointing device connected to the computer. This makes it possible to easily designate one or a plurality of displays for displaying each application from the arrangement display of each display constituting the multi-display by a click operation or a drag operation using the pointing device.
[0012]
Here, the click operation by the pointing device means a mouse for designating an input position or coordinates on the screen, a pointing device button such as a trackpad or a trackball, etc., for determining the input position or the like. An input operation that is pressed and released. The drag operation refers to an operation of moving the pointing device during an input operation of pressing and releasing a button or the like of the pointing device.
[0013]
Further, the application display means may display the specified application on one or a plurality of corresponding displays. Thus, when an application to be displayed on the multi-display is specified, the specified application is displayed on one or a plurality of previously specified displays.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a functional block diagram of a computer that has executed an application display control program according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram illustrating a control panel provided by the application display control program according to the embodiment of the present invention.
[0015]
In FIG. 1, the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
When the user wants to add a new application to the list of applications displayed in the
[0019]
As shown in FIG. 3, the setting
[0020]
In the
[0021]
In the
[0022]
Here, when one display is designated, one display icon is designated from the display icons displayed in the
[0023]
The size adjustment pull-
[0024]
When the user clicks the
[0025]
Returning to FIG. 2, when the user wants to change the contents of the application list displayed in the
[0026]
As shown in FIG. 4, in the setting
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
An example of control of the display screen by the computer that has executed the application display control program having the above configuration will be described below with reference to FIGS.
[0030]
FIG. 5 is an arrangement diagram of the
As shown in FIG. 5, the
[0031]
When the user executes the application display control program according to the present embodiment on the
[0032]
When the user designates the application of the setting number “1” from the list of the
[0033]
At this time, if the application with the setting number “1” has already been executed on the computer, the
[0034]
FIG. 6 shows an example in which four
[0035]
As described above, in the computer that has executed the application display control program according to the present embodiment, if one or a plurality of displays for displaying each application to be executed on this computer are set in advance by the
[0036]
That is, by preliminarily setting the
[0037]
As a result, in the case where the main task and the sub task are performed simultaneously using one computer, for example, during the main task such as the accounting task, the sub task such as customer telephone response which enters irregularly has been interrupted. In the past, in the past, after terminating or minimizing the accounting business application, it was necessary to start the customer data search application and adjust the window size further, If the application display control program according to the present embodiment is used, these operations can be performed only by operating the
[0038]
In the present embodiment, the
[0039]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0040]
(1) A computer is designated for each application by a display designation means for designating one or a plurality of displays for displaying each application to be executed on the computer from among the displays constituting the multi-display. Information specifying means for respectively storing the specified information on the specified display, an application specifying means for specifying an application to be displayed on the multi-display, and an application specified by the application specifying means based on the specified information stored in the specified information storing means. By causing the computer to function as application display means for displaying on one or more corresponding displays, one or more of the applications displayed on this computer are displayed. If the specified number of display previously, when specifying an application to be displayed on the multi-display, it is possible to display on the specified one or more displays that specify an application in advance. This makes it possible to easily perform operations such as starting an application and operating its window, thereby simplifying and speeding up operations and reducing erroneous operations.
[0041]
(2) The multi-display is constituted by the display designation means for displaying the arrangement of each display constituting the multi-display and designating one or a plurality of displays for displaying each application from the display. One or a plurality of displays for displaying each application can be visually selected and easily designated from the arrangement displays of the respective displays.
[0042]
(3) Since the display designating means designates one or a plurality of displays by a click operation or a drag operation by a pointing device connected to the computer, the arrangement display of each display constituting the multi-display is performed. Accordingly, it is possible to easily designate one or a plurality of displays for displaying each application by a click operation or a drag operation by the pointing device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram of a computer that has executed an application display control program according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a control panel provided by an application display control program according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a setting panel.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a registration display panel.
FIG. 5 is a diagram showing an arrangement of a display group constituting a multi-display.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of display control when four displays are designated for one application.
FIG. 7 is a diagram showing a display state of a computer screen by a conventional multi-display function.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
Claims (4)
マルチディスプレイを構成する各ディスプレイの中から、前記コンピュータ上で実行する各アプリケーションを表示する一つまたは複数のディスプレイを指定するディスプレイ指定手段、
同ディスプレイ指定手段により各アプリケーションに対して指定されたディスプレイに関する指定情報をそれぞれ記憶する指定情報記憶手段、
前記マルチディスプレイに表示させるアプリケーションを指定するアプリケーション指定手段、
同アプリケーション指定手段により指定されたアプリケーションを、前記指定情報記憶手段に記憶された指定情報に基づいて、対応する一つまたは複数のディスプレイに表示するアプリケーション表示手段
として機能させるためのマルチディスプレイ環境におけるアプリケーション表示制御プログラム。Computer
Display specifying means for specifying one or a plurality of displays for displaying each application executed on the computer from among the displays constituting the multi-display,
Designation information storage means for respectively storing designation information relating to a display designated for each application by the display designation means;
Application specifying means for specifying an application to be displayed on the multi-display,
An application in a multi-display environment for causing an application designated by the application designation means to function as application display means for displaying the application on one or more corresponding displays based on the designation information stored in the designation information storage means. Display control program.
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