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JP2004080961A - 配線用ボックス間柱固定金具 - Google Patents

配線用ボックス間柱固定金具 Download PDF

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JP2004080961A
JP2004080961A JP2002240710A JP2002240710A JP2004080961A JP 2004080961 A JP2004080961 A JP 2004080961A JP 2002240710 A JP2002240710 A JP 2002240710A JP 2002240710 A JP2002240710 A JP 2002240710A JP 2004080961 A JP2004080961 A JP 2004080961A
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wiring box
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inter
screw
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JP2002240710A
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Tomoaki Imasaka
今坂 友昭
Tatsuji Ishiura
石浦 竜次
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Nichido Denko Co Ltd
Original Assignee
Nichido Denko Co Ltd
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Abstract

【課題】間柱固定部2から水平方向に突き出したアーム部3の背面側に手や工具を入れることなく、配線用ボックス20の前面側からアーム部3に対して配線用ボックス20をネジ一つで簡単に固定することができるようにする。
【解決手段】間柱固定部2から水平方向に突き出したアーム部3の背面に、係合爪4aによってアーム部3を掴んでアーム部3に対してスライド可能に固定板4を装着し、この固定板4に、配線用ボックス20の底壁21に形成された水平位置にある一対の取付け孔24の一方にアーム部3のスライド孔3aを介して挿し込まれる係合突起4bと、配線用ボックス20の他方の取付け孔24からアーム部3のスライド孔3aを介してネジ固定されるネジ固定部4cを設けた構造にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アウトレットボックス等の配線用ボックスを、間柱に取付けるために使用する配線用ボックス間柱固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アウトレットボックス等の配線用ボックス間柱固定金具は、間柱に固定される間柱固定部と、この間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部とからなり、アーム部に水平方向にスライド孔を設け、配線用ボックスの底壁に設けたボルト挿通孔とアーム部のスライド孔とにボルトを挿し入れてナットを締め付けることにより、配線用ボックスをアーム部に固定するようにしている。
【0003】
上記配線用ボックス間柱固定金具は、アーム部に水平方向にスライド孔を設けているため、配線用ボックスをアーム部に固定するボルトとナットを緩めることにより、配線用ボックスをアーム部のスライド孔に沿って間柱の幅方向に移動させて、取付け位置の調整が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、配線用ボックス間柱固定金具を間柱に固定した場合、施工場所によっては、間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部と、その背面の建物の壁面との間に十分な隙間がなく、配線用ボックス間柱固定金具を間柱に固定した状態では、固定用のボルトやナットをアーム部とその背面の隙間に工具や手を挿し入れて締め付けるという作業が行い難いという問題があった。
【0005】
そこで、この発明は、背面の建物の壁面との隙間がないような場合においても、間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部の背面側に手や工具を入れることなく、配線用ボックスの前面側からアーム部に対して配線用ボックスをネジ一つで簡単に固定することができる配線用ボックス間柱固定金具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、間柱に固定される間柱固定部と、この間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部とからなり、アーム部に水平方向にスライド孔を設けた配線用ボックス間柱固定金具において、アーム部の背面に、係合爪によってアーム部を掴んでアーム部に対してスライド可能に固定板を装着し、この固定板に、配線用ボックスの底壁に形成された水平位置にある一対の取付け孔の一方にアーム部のスライド孔を介して挿し込まれる係合突起と、配線用ボックスの他方の取付け孔からアーム部のスライド孔を介してネジ固定されるネジ固定部を設けたものである。
【0007】
上記構造の配線用ボックス間柱固定金具は、間柱固定部を間柱に固定した状態で、間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部の背面と建物の壁面との間に十分な隙間がなくても、アーム部の背面に固定板が装着され、この固定板の係合突起がアーム部のスライド孔を介してアーム部の前面側に突き出ているため、配線用ボックスをアーム部の前面側から押し当てて、固定板の係合突起を配線用ボックスの一方の取付け孔に嵌め入れ、他方の取付け孔からスライド孔を介してアーム部の背面のネジ固定部にネジを締め付けると、アーム部が配線用ボックスの背面と固定板とによって挟持され、配線用ボックスがアーム部に対して回転不能に固定される。
【0008】
このように、配線用ボックスのアーム部に対する固定作業は、配線用ボックスの水平位置にある一対の取付け孔の一方に、アーム部の背面に装着された固定板の係合突起が嵌まるようにしているため、一本の固定用のネジを配線用ボックスの前面側からアーム部の背面に装着された配線用ボックスの固定板に対してねじ込むだけよい。
【0009】
また、上記アーム部の背面に装着される固定板を合成樹脂によって形成することにより、金属製のアーム部が、合成樹脂製の配線用ボックスと固定板とによって挟まれるため、配線用ボックスと間柱間の絶縁性が高くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る配線用ボックス間柱固定金具1の実施形態について説明する。
配線用ボックス20は、合成樹脂によって形成され、四角形の底壁21と、四つの側壁22からなる。底壁21と側壁22には、電線挿通用のノックアウト孔23が、底壁21に4つ、各側壁22に2つずつ形成されている。また、配線用ボックス20の底壁21には、直交する線上に、2対、即ちそれぞれ2つずつ取付け孔24が計4つ形成されている。
【0011】
この発明に係る配線用ボックス間柱固定金具1は、間柱10に固定される間柱固定部2と、この間柱固定部2から水平方向に突き出したアーム部3とからなる。
【0012】
間柱固定部2は、間柱10の種類に応じて適宜の構造を選択することができ、例えば、図1〜図4に示す実施形態では、間柱固定部2として、軽量間柱10の開口面の外側部10aを連結板2aと挟持板2bとによって挟み、連結板2aと挟持板2bとをボルト2cにより固定するものを使用している。また、軽量間柱10の背面に取付けるような場合には、連結板2aとボルト2cを使用しないで、連結板2aを取り外して、間柱固定部2を軽量間柱10の背面所定位置に当てて、挟持板2bに設けられたネジ孔2dにタッピングネジをねじ込み固定することも可能である。
【0013】
アーム部3は、上記間柱固定部2の挟持板2bに対して直角に屈曲するように一体に形成され、水平方向にスライド孔3aが形成されている。
【0014】
このアーム部3の背面には、アーム部3に対してスライド可能に固定板4が装着されている。固定板4は、合成樹脂によって形成され、固定板4の上下辺の両端にアーム部3を掴む係合爪4aが4つ形成されている。この4つの係合爪4aは、図2に示すように、配線用ボックス20をアーム部3に対して固定した状態で、配線用ボックス20とアーム部3との間に隙間ができないように、底壁21のノックアウト孔23の凹部に位置するように形成されている。
【0015】
上記固定板4の前面には、配線用ボックス20の底壁21に形成された水平位置にある一対の取付け孔24の一方にアーム部3のスライド孔3aを介して挿し込まれる係合突起4bを形成している。また、固定板4には、係合突起4bに並んで、配線用ボックス20の他方の取付け孔24からアーム部3のスライド孔3aを介してネジ固定するためのネジ固定部4cを設けている。このネジ固定部4cには、小孔が形成されタッピングネジ13を締め易くしている。
【0016】
上記構造の配線用ボックス間柱固定金具1は、アーム部3の背面に固定板4を装着した状態で、次のようにして使用される。
【0017】
まず、間柱固定部2を配線用ボックスの設置高さに合わせて、ボルト2cを回して間柱10に固定する。この後、固定板4の係合突起4bが配線用ボックス20の一方の取付け孔24に嵌まるように、配線用ボックス20をアーム部3の前面側から押し当てた状態で、配線用ボックス20の他方の取付け孔24からタッピングネジ13をアーム部3のスライド孔3aを介してアーム部3の背面のネジ固定部4cにねじ込む。そして、タッピングネジ13を締め付け固定する前の状態において、配線用ボックス20は、アーム部3のスライド孔3aに沿って幅方向にスライド可能であるため、配線用ボックス20の幅方向の位置決めを行った後、図2に示すように、タッピングネジ13を締め付け固定する。
【0018】
図2に示すように、タッピングネジ13を締め付け固定した状態で、タッピングネジ13はアーム部3のスライド孔3aに接触しないように位置決めされている。したがって、固定板4を合成樹脂製にすることにより、仮に、配線用ボックス20内において、タッピングネジ13に電気的な接触があっても、固定板4によって絶縁が図られ、アーム部3から間柱10に電気が流れるという事故を防止できる。
なお、図4において、符号11は、建物の壁面を示している。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る配線用ボックス間柱固定金具によると、間柱にアーム部を固定した状態で、アーム部に対する配線用ボックスの取付け作業を、一本のネジを使用して、配線用ボックスの前面側から行うことができるので、作業性が極めてよい。
また、この発明に係る配線用ボックス間柱固定金具において、固定板を合成樹脂製にし、タッピングネジがアーム部のスライド孔に接触しないように位置決めすることにより、仮に、配線用ボックス内において、タッピングネジに電気的な接触があっても、固定板によって絶縁を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る配線用ボックス間柱固定金具の使用例の分解斜視図である。
【図2】図1の例の取付け状態を示す正面図である。
【図3】(a)は図2のA−A線の部分断面図、(b)は図2のB−B線の部分断面図である。
【図4】図2の取付け状態を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 配線用ボックス間柱固定金具
2 間柱固定部
2a 連結板
2b 挟持板
2c ボルト
2d ネジ孔
3 アーム部
3a スライド孔
4 固定板
4a 係合爪
4b 係合突起
4c ネジ固定部
10 間柱
10a 外側部
11 壁面
13 タッピングネジ
20 配線用ボックス
21 底壁
22 側壁
23 ノックアウト孔
24 取付け孔

Claims (2)

  1. 間柱に固定される間柱固定部と、この間柱固定部から水平方向に突き出したアーム部とからなり、アーム部に水平方向にスライド孔を設けた配線用ボックス間柱固定金具において、アーム部の背面に、係合爪によってアーム部を掴んでアーム部に対してスライド可能に固定板を装着し、この固定板に、配線用ボックスの底壁に形成された水平位置にある一対の取付け孔の一方にアーム部のスライド孔を介して挿し込まれる係合突起と、配線用ボックスの他方の取付け孔からアーム部のスライド孔を介してネジ固定されるネジ固定部とを設けたことを特徴とする配線用ボックス間柱固定金具。
  2. 上記アーム部背面に装着される固定板が合成樹脂製である請求項1記載の配線用ボックス間柱固定金具。
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