JP2004062690A - 監視用センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の電話回線や警備会社を介した連絡手段では現場の音声や画像情報をクライアントに直接的に伝達することが困難であり、クライアントのプライバシーが守られない恐れがあり、また、有線による接続手段では、配線が必要で壁等に孔をあける必要があった。
【解決手段】検出信号を発信する検出センサ1と、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段3及び接続手段2と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4とを監視用センサ本体10に一体に具備する監視用センサ装置。
【選択図】 図1
【解決手段】検出信号を発信する検出センサ1と、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段3及び接続手段2と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4とを監視用センサ本体10に一体に具備する監視用センサ装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、あらゆる場所に設置し、あらゆる用途に使用可能な監視用センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家屋等の侵入者監視システム等においては、検出情報を電話回線や警備会社を介してクライアントに連絡するようにしていた。また、検出手段とその接続手段とは有線で接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電話回線や警備会社を介した連絡手段では現場の音声や画像情報を直接的に伝達することが困難であり、クライアントのプライバシーが守られない恐れがあり、また、有線による接続手段では、配線が必要で壁等に孔をあける必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、検出信号を発信する検出センサ、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段及び接続手段と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段とを監視用センサ本体に一体に具備する監視用センサ装置を提供するものである。
【0005】
本発明によれば、監視用センサ本体をあらゆる場所に携帯し、設置することができ、また、本棚に本の形で設置して偽装することができ、検出センサが発信した検出信号又は現場情報取得手段が取得した現場情報をグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段によって随時かつ直接にインターネットを介してクライアントに伝達することができるから、クライアントのプライバシーが守られるると共に、本発明装置を、家屋等の侵入者監視は勿論のこと、自動車等の盗難、企業の重要書類保管庫や金庫等、火山活動等の自然災害の定点測定器、無人観測機等のあらゆる分野に適用することができると共に、検出センサの感知機能を振動、傾き、光、匂い、人、煙、熱、音、妨害電波等のあらゆる外部情報に対応させることによってあらゆる用途に使用することができる。
【0006】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の監視用センサ装置において、前記サーバ手段によりクライアントに現場情報の保存先を通知し、その現場情報をダウンロードさせるようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体の現場情報取得手段により取得した現場情報をサーバ手段に記憶せしめて、その情報をクライアントに任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる。
【0007】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の監視用センサ装置において、前記検出センサの検出に基づいて接続手段がDHCPサーバを介してサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめるようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出センサの検出信号ごとにサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめて検出する都度にインターネットに接続して検出信号をクライアントに知らせることができる。
【0008】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバ手段がインターネット常時接続するようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出信号又は現場情報を迅速に伝達することができる。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体にクライアントがサーバ手段を介して操作可能な警告等操作手段を設けてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントがサーバ手段を介して音声、カメラ、蛍光塗料発射等の警告等操作手段を遠隔操作することができる。
【0009】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体に外付け機械操作用の外部入出力端子を設けてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体に、カメラ、点滅灯、警報機等の外付け機械を外付して、クライアントがサーバを介して遠隔操作することができる。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項6に記載の監視用センサ装置において、外付け機械が塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械を操作することができる。
【0010】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の監視用センサ装置において、接続手段によってインターネットを介して複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達するように設定してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達することができるから、高解像度の写真等は記憶容量の大きいパソコン等に収容することができるから、監視用センサ本体が破壊された場合等に、携帯電話等では無理な情報も受け取ることが可能になる。
【0011】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した現場情報にセキュリティ手段を施してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視装置(サーバー手段)が、現場情報を暗号化、スクランブル等の秘匿通信化、通信文の符号化又は埋め込み方式化、電子透かし化等のセキュリティ手段により、解読を防止して秘密やプライバシーを守り、改ざん、攪乱を防止してクライアントに安全に現場情報を伝達することができる。
【0012】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項9に記載の監視用センサ装置において、セキュリティ手段が電子透かし手段又はデジタル署名手段からなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、現場情報として撮影した映像や録音した音声に電子透かし手段により秘密のメッセージや機器固有の番号や撮影日時等を挿入したり、ハッシュ値を用いたデジタル署名手段等を用いて、秘密の保持と、発信内容の改ざんの防止、途中で改ざんされたか否かが分かり、安全な情報の伝達ができる。
【0013】
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像の特定の範囲に移動が生じると検出信号又は現場情報を伝達するようになした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視対象がはっきり決まっている場合等に、その監視対象が撮影画像の特定の領域に写っていて、それに移動が生じたとき初めて、検出信号又は現場情報を伝達するようにすることができる。
【0014】
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる以前からの現場情報を記録し保存可能にしてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、事態が起こる一定時間前からは常時録音又は録画しておくことができ、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができる。
【0015】
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段にクライアントが電話して暗号番号等からなるメール送信指示を行うと、クライアントが接続可能な接続先をメールにより送信するようにしてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントが暗号番号等からなるメール送信指示を行わない限り、サーバーに接続できないから、安全性が確保されることとなる。
【0016】
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段がクライアントに認証後に現場情報、遠隔操作手段等を提供することからなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントを認証しない限り、詳細な現場情報や遠隔操作手段を行使できないようにし、安全性を確保することができる。
【0017】
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載の監視用センサ装置において、検出センサが測定器からなり一定以上の計数値を検出すると検出信号と現場情報を伝達することからなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出センサとして、道路に重量計を設置し、異常信号で過積載車両を撮影したり、また、一定以上の人の通行量、水位、温度になると通知することによって、監視を行うことができる。
【0018】
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置することにより、家宅侵入者に監視用センサ本体を気付かれないから、十分な情報を得ることができると共に、破壊工作を受けることを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図示する実施例により、本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3において、10は監視用センサ本体で、振動、傾き、光、触感、匂い、人、煙、熱、音等の適宜な感知機能を具備した検出センサ1と、該検出センサ1の検出信号に基づいて作動する接続手段2と、マイク、デジタルカメラ等からなる現場情報取得手段3とを具備している。
【0020】
接続手段2は、図1の実施例の場合、前記検出センサ1の検出信号に基づいてグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4によりインターネット5を介してクライアント6に検出信号又は現場情報をEメール手段を用いて複数のメールアドレスに伝達するように構成してある。
図では省略したが、監視用センサ本体10には、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械の接続端子が設けてある。
【0021】
図2の実施例の場合、接続手段2は、DHCPサーバ7を介してサーバ手段4にグローバルIPアドレスを取得せしめるように構成してあり、検出センサ1の検出信号ごとにサーバ手段4にグローバルIPアドレスを取得せしめ、検出する都度にインターネット5に接続して検出情報をクライアント6に知らせることができる。
現場情報としては、現場情報取得手段3が取得した情報をサーバ手段4に記憶させ保存しておき、検出信号と同時にクライアント6にその保存先(URL)を通知し、その情報をクライアント6に任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる。この際に、クライアントの認証を要することは勿論である。
【0022】
また、常時接続の場合は、クライアントは予め決められたアドレスにアクセスしてダウンロードでき、常時接続でない場合は、サーバーの電話番号に電話をしてメール送信指示用の暗号番号を入力することにより、アクセスするためのURLをメールで送らせることができる。
現場情報取得手段3が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる一定時間以前からの現場情報を記録し保存可能にし、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができるように構成することも可能である。
【0023】
また、図1に記載の実施例の場合、監視用センサ本体10には、クライアント6がサーバ手段4を介して操作可能な警告等操作手段8を設けてあり、クライアント6は、認証後に、監視用センサ本体10の外付け端子により外部に設置した音声発生手段、デジタルカメラ等の映像記録手段、蛍光塗料発射等のマーキング手段等からなる警告等操作手段8を遠隔操作することができる。
また、図3に記載の実施例の場合、監視用センサ本体10には、グローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4が内蔵して設けてあるので、グローバルIPアドレスを取得するのを省いて随時かつ直接にインターネット5に接続できると共に、常時、インターネット5に接続することも可能である。
なお、本発明においてクライアント6は、クライアントの携帯するEメール通信機能を有する携帯電話、パソコン等を含むことは勿論である。
【0024】
次に、上記本発明装置の具体的な使用態様を次に列挙する。
1) ユーザーが本に偽装した監視用センサ本体10を自宅の本棚等に通常の本に偽装して置き、起動スイッチを押して外出する。このとき、30秒後に監視を開始するようにセットする。
自宅が留守の間に、侵入者が前記本棚の近くを通り、センサーが反応すると写真撮影して、ユーザに事態を報告する。
【0025】
例えば、Eメール等の手段を用いて、ユーザーの携帯電話にEメールを送信し、現場で起こった事態をユーザーに警告すると共に、他のメールアドレスのパソコン等を保存先としてその現場情報を保存して、ユーザーには現場の状況を撮影した画像の保存先(URL)を通知する。
ユーザーは、前記携帯電話を用いて任意かつ選択的にそのリンク先(URL)からWebサーバに接続し、認証を行った後、ダウンロードした画像を見て犯罪なのか否か確認する。
【0026】
2) なお、このとき、監視用センサ本体10に侵入者に警告を発する手段を設けてあれば、携帯電話等の遠隔から呼びかけて侵入者を追い払うことも可能である。また、監視装置本体に外付した蛍光塗料発射手段により、蛍光塗料を侵入者に浴びせることも可能である。また、室外や外部サイレンの鳴動、室内電灯の消灯や点滅、ビデオカメラ録画開始、電源切断、テレビの音量増大等の種々の防御攻撃手段を連携させることが可能である。
3)ユーザーの帰宅後、又は、帰宅する前に遠隔から、監視用センサ本体10の検出センサを切ることができる。
また、検出センサを切らずに帰宅した際には、監視用センサ本体10の検出センサを切るまでの一定時間は、検出センサがユーザーを感知しても検出信号を発しないように、サーバー手段に一定時間の伝達遅延時間を設定することも可能である。
【0027】
4) また、監視用センサ本体10の作動時間、検出センサの感度等はクライアントが遠隔から操作可能である。
5) 実験場等において、温度等の検出センサの検出信号に基づいて現場情報取得手段のカメラ等により監視し、ユーザーにメールでその現象を報告すると共にURLを通知し、写真撮影した情報等をユーザーにおいて確認することができる。この場合、電子透かし手段やハッシュ値を用いたデジタル署名手段により、伝達内容を保護し、改ざん等の有無を確認することができる。
6) 金庫内の宝石箱等に監視用センサ本体10を格納して、金庫を閉め、暗くなったことを検出して、起動スイッチが入り、監視が開始し、窃盗犯が金庫を開くと、光センサが反応して、ユーザーに開放反応があったことと、画面の確認を促し、URLを通知する。
また、このとき、監視用センサ本体に外付けした警報が鳴るようにすることも可能である。
【0028】
7) 自宅等の玄関先に設置した場合には、留守中に訪ねてきた来客と遠隔から会話等を行うことができる。また、不審者である場合には、現場の音声、映像や画像を見聞きしながら警告を発することができる。
8) 車中に設置した場合には、侵入者があれば、加速センサや振動センサ等からなる検出センサが作動し、写真撮影等をしてユーザーに連絡し、車上荒らしか否かを確認して対処することができる。
この際には、クラクションの鳴動、ヘッドライトの点滅、ハザードランプの点滅、エンジンの停止等の警報手段を起動することができるように監視用センサ本体と車両設備とを接続することができる。
【0029】
9) 駐輪中の自転車のフレームに取り付けた場合には、振動センサが作動して自転車の移動を検出し、ユーザーに異常を知らせ、且つ、現場状況をEメールで知らせることができる。
10) 監視用センサ本体に見るだけでなく感触を伝える手や匂いを感知する鼻を有する外付けロボット等を接続して、情報を送受信して、バーチャルリアリティに物にさわり、匂いを嗅ぎ、相手と会話可能にすることができる。
11) 妨害電波により監視用センサ本体が移動していないのに通信圏外になった場合は、その妨害を判断して、他のモデムを内蔵したダイヤルアップ接続、有線電話、又は有線のLAN接続、又は電波又は赤外線による無線のLAN接続により、圏外になったことをクライアントの携帯電話端末等に伝達することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係る監視センサ装置によれば、請求項1に記載のように、検出信号を発信する検出センサ、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段及び接続手段を具備する監視用センサ本体と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段とからなる構成を有することにより、検出センサが発信した検出信号又は現場情報取得手段が取得した現場情報をグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段によって随時かつ直接にインターネットを介してクライアントに伝達することができるから、本発明装置を、家屋等の侵入者監視は勿論のこと、自動車等の盗難、企業の重要書類保管庫や金庫等、火山活動等の自然災害の定点測定器、無人観測機等のあらゆる分野に適用することができると共に、検出センサの感知機能を振動、傾き、光、匂い、人、煙、熱、音等のあらゆる外部情報に対応させることによってあらゆる用途に使用することができる効果がある。
【0031】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の監視用センサ装置において、前記サーバ手段によりクライアントに現場情報の保存先を通知し、その現場情報をダウンロードさせるようにした構成を有することにより、監視用センサ本体の現場情報取得手段により取得した現場情報をサーバ手段に記憶せしめて、その情報をクライアントに任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる効果がある。
【0032】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の監視用センサ装置において、前記検出センサの検出に基づいて接続手段がDHCPサーバを介してサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめるようにした構成を有することにより、検出センサの検出信号ごとにサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめて検出する都度にインターネットに接続して検出信号をクライアントに知らせることができるから、限りあるグローバルIPアドレスを有効に利用することができる効果がある。
【0033】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバ手段がインターネット常時接続するようにした構成を有することにより、検出信号又は現場情報を迅速に伝達することができる効果がある。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体にクライアントがサーバ手段を介して操作可能な警告等操作手段を設けてなる構成を有することにより、クライアントがサーバ手段を介して音声、カメラ、蛍光塗料発射等の警告等操作手段を遠隔操作することができる効果がある。
【0034】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体に外付け機械操作用の外部入出力端子を設けてなる構成を有することにより、監視用センサ本体に、カメラ、点滅灯、警報機等の外付け機械を外付して、クライアントがサーバを介して遠隔操作することができる効果がある。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項6に記載の監視用センサ装置において、外付け機械が塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる構成を有することにより、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械を遠隔から操作することができる効果がある。
【0035】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の監視用センサ装置において、接続手段によってインターネットを介して複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達するように設定してなる構成を有することにより、複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達することができるから、高解像度の写真等は記憶容量の大きいパソコン等に収容することができるから、監視用センサ本体が破壊された場合等に、携帯電話等では無理な情報も他のパソコン等により受け取ることが可能になる。
【0036】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像に公開鍵暗号がないと見ることができない秘密情報を透かし技術により付加してなる構成を有することにより、撮影した映像等に透かし技術を用いて機器固有の番号や撮影日時等を公開暗号方式で暗号化した情報として提供することができ、公開鍵はサーバー内に格納しておき、メールに添付してクライアントに伝達することにより、公開鍵を有するクライアントだけが暗号情報を見ることができるようにすることができる効果がある。
【0037】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像の特定の範囲に移動が生じると検出信号又は現場情報を伝達するようになした構成を有することにより、監視対象がはっきり決まっている場合等に、その監視対象が撮影画像の特定の領域に写っていて、それに移動が生じたとき初めて、検出信号又は現場情報を伝達するようにすることができる効果がある。
【0038】
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる以前からの現場情報を記録し保存可能にしてなる構成を有することにより、事態が起こる一定時間前からは常時録音又は録画しておくことができ、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができる効果がある。
【0039】
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段にクライアントが電話して暗号番号等からなるメール送信指示を行うと、クライアントが接続可能な接続先をメールにより送信するようにしてなる構成を有することにより、クライアントが暗号番号等からなるメール送信指示を行わない限り、サーバーに接続できないから、安全性が確保されることとなる効果がある。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段がクライアントに認証後に現場情報、遠隔操作手段等を提供することからなる構成を有することにより、クライアントを認証しない限り、詳細な現場情報や遠隔操作手段を行使できないようにし、安全性を確保することができる効果がある。
【0040】
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の監視用センサ装置において、検出センサが測定器からなり一定以上の計数値を検出すると検出信号と現場情報を伝達することからなる構成を有することにより、検出センサとして、道路に重量計を設置し、異常信号で過積載車両を撮影したり、また、一定以上の人の通行量、水位、温度になると通知することによって、雨量等の測定を伴った監視を行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置してなる構成を有することにより、家宅侵入者に監視用センサ本体を気付かれないから、不審者の十分な情報を得ることができると共に、破壊工作を受けることを防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の要部を示す概略説明図。
【図2】他の実施例の要部を示す概略説明図。
【図3】他の実施例の要部を示す概略説明図。
【符号の説明】
1 検出センサ
2 接続手段
3 現場情報取得手段
4 サーバ手段
5 インターネット
6 クライアント
7 DHCPサーバ
8 警告等操作手段
10 監視用センサ本体
【発明の属する技術分野】
本発明は、あらゆる場所に設置し、あらゆる用途に使用可能な監視用センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家屋等の侵入者監視システム等においては、検出情報を電話回線や警備会社を介してクライアントに連絡するようにしていた。また、検出手段とその接続手段とは有線で接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電話回線や警備会社を介した連絡手段では現場の音声や画像情報を直接的に伝達することが困難であり、クライアントのプライバシーが守られない恐れがあり、また、有線による接続手段では、配線が必要で壁等に孔をあける必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、検出信号を発信する検出センサ、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段及び接続手段と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段とを監視用センサ本体に一体に具備する監視用センサ装置を提供するものである。
【0005】
本発明によれば、監視用センサ本体をあらゆる場所に携帯し、設置することができ、また、本棚に本の形で設置して偽装することができ、検出センサが発信した検出信号又は現場情報取得手段が取得した現場情報をグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段によって随時かつ直接にインターネットを介してクライアントに伝達することができるから、クライアントのプライバシーが守られるると共に、本発明装置を、家屋等の侵入者監視は勿論のこと、自動車等の盗難、企業の重要書類保管庫や金庫等、火山活動等の自然災害の定点測定器、無人観測機等のあらゆる分野に適用することができると共に、検出センサの感知機能を振動、傾き、光、匂い、人、煙、熱、音、妨害電波等のあらゆる外部情報に対応させることによってあらゆる用途に使用することができる。
【0006】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の監視用センサ装置において、前記サーバ手段によりクライアントに現場情報の保存先を通知し、その現場情報をダウンロードさせるようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体の現場情報取得手段により取得した現場情報をサーバ手段に記憶せしめて、その情報をクライアントに任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる。
【0007】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の監視用センサ装置において、前記検出センサの検出に基づいて接続手段がDHCPサーバを介してサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめるようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出センサの検出信号ごとにサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめて検出する都度にインターネットに接続して検出信号をクライアントに知らせることができる。
【0008】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバ手段がインターネット常時接続するようにした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出信号又は現場情報を迅速に伝達することができる。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体にクライアントがサーバ手段を介して操作可能な警告等操作手段を設けてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントがサーバ手段を介して音声、カメラ、蛍光塗料発射等の警告等操作手段を遠隔操作することができる。
【0009】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体に外付け機械操作用の外部入出力端子を設けてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体に、カメラ、点滅灯、警報機等の外付け機械を外付して、クライアントがサーバを介して遠隔操作することができる。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項6に記載の監視用センサ装置において、外付け機械が塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械を操作することができる。
【0010】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の監視用センサ装置において、接続手段によってインターネットを介して複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達するように設定してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達することができるから、高解像度の写真等は記憶容量の大きいパソコン等に収容することができるから、監視用センサ本体が破壊された場合等に、携帯電話等では無理な情報も受け取ることが可能になる。
【0011】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した現場情報にセキュリティ手段を施してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視装置(サーバー手段)が、現場情報を暗号化、スクランブル等の秘匿通信化、通信文の符号化又は埋め込み方式化、電子透かし化等のセキュリティ手段により、解読を防止して秘密やプライバシーを守り、改ざん、攪乱を防止してクライアントに安全に現場情報を伝達することができる。
【0012】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項9に記載の監視用センサ装置において、セキュリティ手段が電子透かし手段又はデジタル署名手段からなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、現場情報として撮影した映像や録音した音声に電子透かし手段により秘密のメッセージや機器固有の番号や撮影日時等を挿入したり、ハッシュ値を用いたデジタル署名手段等を用いて、秘密の保持と、発信内容の改ざんの防止、途中で改ざんされたか否かが分かり、安全な情報の伝達ができる。
【0013】
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像の特定の範囲に移動が生じると検出信号又は現場情報を伝達するようになした監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視対象がはっきり決まっている場合等に、その監視対象が撮影画像の特定の領域に写っていて、それに移動が生じたとき初めて、検出信号又は現場情報を伝達するようにすることができる。
【0014】
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる以前からの現場情報を記録し保存可能にしてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、事態が起こる一定時間前からは常時録音又は録画しておくことができ、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができる。
【0015】
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段にクライアントが電話して暗号番号等からなるメール送信指示を行うと、クライアントが接続可能な接続先をメールにより送信するようにしてなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントが暗号番号等からなるメール送信指示を行わない限り、サーバーに接続できないから、安全性が確保されることとなる。
【0016】
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段がクライアントに認証後に現場情報、遠隔操作手段等を提供することからなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、クライアントを認証しない限り、詳細な現場情報や遠隔操作手段を行使できないようにし、安全性を確保することができる。
【0017】
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載の監視用センサ装置において、検出センサが測定器からなり一定以上の計数値を検出すると検出信号と現場情報を伝達することからなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、検出センサとして、道路に重量計を設置し、異常信号で過積載車両を撮影したり、また、一定以上の人の通行量、水位、温度になると通知することによって、監視を行うことができる。
【0018】
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置してなる監視用センサ装置を提供するものである。
本発明によれば、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置することにより、家宅侵入者に監視用センサ本体を気付かれないから、十分な情報を得ることができると共に、破壊工作を受けることを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図示する実施例により、本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3において、10は監視用センサ本体で、振動、傾き、光、触感、匂い、人、煙、熱、音等の適宜な感知機能を具備した検出センサ1と、該検出センサ1の検出信号に基づいて作動する接続手段2と、マイク、デジタルカメラ等からなる現場情報取得手段3とを具備している。
【0020】
接続手段2は、図1の実施例の場合、前記検出センサ1の検出信号に基づいてグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4によりインターネット5を介してクライアント6に検出信号又は現場情報をEメール手段を用いて複数のメールアドレスに伝達するように構成してある。
図では省略したが、監視用センサ本体10には、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械の接続端子が設けてある。
【0021】
図2の実施例の場合、接続手段2は、DHCPサーバ7を介してサーバ手段4にグローバルIPアドレスを取得せしめるように構成してあり、検出センサ1の検出信号ごとにサーバ手段4にグローバルIPアドレスを取得せしめ、検出する都度にインターネット5に接続して検出情報をクライアント6に知らせることができる。
現場情報としては、現場情報取得手段3が取得した情報をサーバ手段4に記憶させ保存しておき、検出信号と同時にクライアント6にその保存先(URL)を通知し、その情報をクライアント6に任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる。この際に、クライアントの認証を要することは勿論である。
【0022】
また、常時接続の場合は、クライアントは予め決められたアドレスにアクセスしてダウンロードでき、常時接続でない場合は、サーバーの電話番号に電話をしてメール送信指示用の暗号番号を入力することにより、アクセスするためのURLをメールで送らせることができる。
現場情報取得手段3が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる一定時間以前からの現場情報を記録し保存可能にし、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができるように構成することも可能である。
【0023】
また、図1に記載の実施例の場合、監視用センサ本体10には、クライアント6がサーバ手段4を介して操作可能な警告等操作手段8を設けてあり、クライアント6は、認証後に、監視用センサ本体10の外付け端子により外部に設置した音声発生手段、デジタルカメラ等の映像記録手段、蛍光塗料発射等のマーキング手段等からなる警告等操作手段8を遠隔操作することができる。
また、図3に記載の実施例の場合、監視用センサ本体10には、グローバルIPアドレスを保有するサーバ手段4が内蔵して設けてあるので、グローバルIPアドレスを取得するのを省いて随時かつ直接にインターネット5に接続できると共に、常時、インターネット5に接続することも可能である。
なお、本発明においてクライアント6は、クライアントの携帯するEメール通信機能を有する携帯電話、パソコン等を含むことは勿論である。
【0024】
次に、上記本発明装置の具体的な使用態様を次に列挙する。
1) ユーザーが本に偽装した監視用センサ本体10を自宅の本棚等に通常の本に偽装して置き、起動スイッチを押して外出する。このとき、30秒後に監視を開始するようにセットする。
自宅が留守の間に、侵入者が前記本棚の近くを通り、センサーが反応すると写真撮影して、ユーザに事態を報告する。
【0025】
例えば、Eメール等の手段を用いて、ユーザーの携帯電話にEメールを送信し、現場で起こった事態をユーザーに警告すると共に、他のメールアドレスのパソコン等を保存先としてその現場情報を保存して、ユーザーには現場の状況を撮影した画像の保存先(URL)を通知する。
ユーザーは、前記携帯電話を用いて任意かつ選択的にそのリンク先(URL)からWebサーバに接続し、認証を行った後、ダウンロードした画像を見て犯罪なのか否か確認する。
【0026】
2) なお、このとき、監視用センサ本体10に侵入者に警告を発する手段を設けてあれば、携帯電話等の遠隔から呼びかけて侵入者を追い払うことも可能である。また、監視装置本体に外付した蛍光塗料発射手段により、蛍光塗料を侵入者に浴びせることも可能である。また、室外や外部サイレンの鳴動、室内電灯の消灯や点滅、ビデオカメラ録画開始、電源切断、テレビの音量増大等の種々の防御攻撃手段を連携させることが可能である。
3)ユーザーの帰宅後、又は、帰宅する前に遠隔から、監視用センサ本体10の検出センサを切ることができる。
また、検出センサを切らずに帰宅した際には、監視用センサ本体10の検出センサを切るまでの一定時間は、検出センサがユーザーを感知しても検出信号を発しないように、サーバー手段に一定時間の伝達遅延時間を設定することも可能である。
【0027】
4) また、監視用センサ本体10の作動時間、検出センサの感度等はクライアントが遠隔から操作可能である。
5) 実験場等において、温度等の検出センサの検出信号に基づいて現場情報取得手段のカメラ等により監視し、ユーザーにメールでその現象を報告すると共にURLを通知し、写真撮影した情報等をユーザーにおいて確認することができる。この場合、電子透かし手段やハッシュ値を用いたデジタル署名手段により、伝達内容を保護し、改ざん等の有無を確認することができる。
6) 金庫内の宝石箱等に監視用センサ本体10を格納して、金庫を閉め、暗くなったことを検出して、起動スイッチが入り、監視が開始し、窃盗犯が金庫を開くと、光センサが反応して、ユーザーに開放反応があったことと、画面の確認を促し、URLを通知する。
また、このとき、監視用センサ本体に外付けした警報が鳴るようにすることも可能である。
【0028】
7) 自宅等の玄関先に設置した場合には、留守中に訪ねてきた来客と遠隔から会話等を行うことができる。また、不審者である場合には、現場の音声、映像や画像を見聞きしながら警告を発することができる。
8) 車中に設置した場合には、侵入者があれば、加速センサや振動センサ等からなる検出センサが作動し、写真撮影等をしてユーザーに連絡し、車上荒らしか否かを確認して対処することができる。
この際には、クラクションの鳴動、ヘッドライトの点滅、ハザードランプの点滅、エンジンの停止等の警報手段を起動することができるように監視用センサ本体と車両設備とを接続することができる。
【0029】
9) 駐輪中の自転車のフレームに取り付けた場合には、振動センサが作動して自転車の移動を検出し、ユーザーに異常を知らせ、且つ、現場状況をEメールで知らせることができる。
10) 監視用センサ本体に見るだけでなく感触を伝える手や匂いを感知する鼻を有する外付けロボット等を接続して、情報を送受信して、バーチャルリアリティに物にさわり、匂いを嗅ぎ、相手と会話可能にすることができる。
11) 妨害電波により監視用センサ本体が移動していないのに通信圏外になった場合は、その妨害を判断して、他のモデムを内蔵したダイヤルアップ接続、有線電話、又は有線のLAN接続、又は電波又は赤外線による無線のLAN接続により、圏外になったことをクライアントの携帯電話端末等に伝達することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係る監視センサ装置によれば、請求項1に記載のように、検出信号を発信する検出センサ、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段及び接続手段を具備する監視用センサ本体と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段とからなる構成を有することにより、検出センサが発信した検出信号又は現場情報取得手段が取得した現場情報をグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段によって随時かつ直接にインターネットを介してクライアントに伝達することができるから、本発明装置を、家屋等の侵入者監視は勿論のこと、自動車等の盗難、企業の重要書類保管庫や金庫等、火山活動等の自然災害の定点測定器、無人観測機等のあらゆる分野に適用することができると共に、検出センサの感知機能を振動、傾き、光、匂い、人、煙、熱、音等のあらゆる外部情報に対応させることによってあらゆる用途に使用することができる効果がある。
【0031】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の監視用センサ装置において、前記サーバ手段によりクライアントに現場情報の保存先を通知し、その現場情報をダウンロードさせるようにした構成を有することにより、監視用センサ本体の現場情報取得手段により取得した現場情報をサーバ手段に記憶せしめて、その情報をクライアントに任意に選択的にダウンロードさせて提供することができる効果がある。
【0032】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の監視用センサ装置において、前記検出センサの検出に基づいて接続手段がDHCPサーバを介してサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめるようにした構成を有することにより、検出センサの検出信号ごとにサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめて検出する都度にインターネットに接続して検出信号をクライアントに知らせることができるから、限りあるグローバルIPアドレスを有効に利用することができる効果がある。
【0033】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバ手段がインターネット常時接続するようにした構成を有することにより、検出信号又は現場情報を迅速に伝達することができる効果がある。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体にクライアントがサーバ手段を介して操作可能な警告等操作手段を設けてなる構成を有することにより、クライアントがサーバ手段を介して音声、カメラ、蛍光塗料発射等の警告等操作手段を遠隔操作することができる効果がある。
【0034】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体に外付け機械操作用の外部入出力端子を設けてなる構成を有することにより、監視用センサ本体に、カメラ、点滅灯、警報機等の外付け機械を外付して、クライアントがサーバを介して遠隔操作することができる効果がある。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項6に記載の監視用センサ装置において、外付け機械が塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる構成を有することにより、塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる外付け機械を遠隔から操作することができる効果がある。
【0035】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の監視用センサ装置において、接続手段によってインターネットを介して複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達するように設定してなる構成を有することにより、複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達することができるから、高解像度の写真等は記憶容量の大きいパソコン等に収容することができるから、監視用センサ本体が破壊された場合等に、携帯電話等では無理な情報も他のパソコン等により受け取ることが可能になる。
【0036】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像に公開鍵暗号がないと見ることができない秘密情報を透かし技術により付加してなる構成を有することにより、撮影した映像等に透かし技術を用いて機器固有の番号や撮影日時等を公開暗号方式で暗号化した情報として提供することができ、公開鍵はサーバー内に格納しておき、メールに添付してクライアントに伝達することにより、公開鍵を有するクライアントだけが暗号情報を見ることができるようにすることができる効果がある。
【0037】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像の特定の範囲に移動が生じると検出信号又は現場情報を伝達するようになした構成を有することにより、監視対象がはっきり決まっている場合等に、その監視対象が撮影画像の特定の領域に写っていて、それに移動が生じたとき初めて、検出信号又は現場情報を伝達するようにすることができる効果がある。
【0038】
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる以前からの現場情報を記録し保存可能にしてなる構成を有することにより、事態が起こる一定時間前からは常時録音又は録画しておくことができ、事態が起こった特には一定時間前からの記録を伝達可能にすることができる効果がある。
【0039】
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段にクライアントが電話して暗号番号等からなるメール送信指示を行うと、クライアントが接続可能な接続先をメールにより送信するようにしてなる構成を有することにより、クライアントが暗号番号等からなるメール送信指示を行わない限り、サーバーに接続できないから、安全性が確保されることとなる効果がある。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至12のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段がクライアントに認証後に現場情報、遠隔操作手段等を提供することからなる構成を有することにより、クライアントを認証しない限り、詳細な現場情報や遠隔操作手段を行使できないようにし、安全性を確保することができる効果がある。
【0040】
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の監視用センサ装置において、検出センサが測定器からなり一定以上の計数値を検出すると検出信号と現場情報を伝達することからなる構成を有することにより、検出センサとして、道路に重量計を設置し、異常信号で過積載車両を撮影したり、また、一定以上の人の通行量、水位、温度になると通知することによって、雨量等の測定を伴った監視を行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置してなる構成を有することにより、家宅侵入者に監視用センサ本体を気付かれないから、不審者の十分な情報を得ることができると共に、破壊工作を受けることを防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の要部を示す概略説明図。
【図2】他の実施例の要部を示す概略説明図。
【図3】他の実施例の要部を示す概略説明図。
【符号の説明】
1 検出センサ
2 接続手段
3 現場情報取得手段
4 サーバ手段
5 インターネット
6 クライアント
7 DHCPサーバ
8 警告等操作手段
10 監視用センサ本体
Claims (16)
- 検出信号を発信する検出センサと、該検出センサの検出信号に基づいて作動する現場情報取得手段及び接続手段と、前記接続手段によってインターネットを介してクライアントにその検出信号又は現場情報を伝達するグローバルIPアドレスを保有するサーバ手段とを監視用センサ本体に一体に具備する監視用センサ装置。
- 請求項1に記載の監視用センサ装置において、前記サーバ手段によりクライアントに現場情報の保存先を通知し、その現場情報をダウンロードさせるようにした監視用センサ装置。
- 請求項1又は2に記載の監視用センサ装置において、前記検出センサの検出に基づいて接続手段がDHCPサーバを介してサーバ手段にグローバルIPアドレスを取得せしめるようにした監視用センサ装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバ手段がインターネットに常時接続するようにした監視用センサ装置。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体にクライアントがサーバ手段を介して操作可能な警告等操作手段を設けてなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体に外付け機械操作用の外部入出力端子を設けてなる監視用センサ装置。
- 請求項6に記載の監視用センサ装置において、外付け機械が塗料噴出装置、警報音発生装置、録音・録画装置、ライト点滅装置等からなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の監視用センサ装置において、接続手段によってインターネットを介して複数のメールアドレスのクライアントに検出信号又は現場情報を伝達するように設定してなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した現場情報にセキュリティ手段を施してなる監視用センサ装置。
- 請求項9に記載の監視用センサ装置において、セキュリティ手段が電子透かし手段又はデジタル署名手段からなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が取得した撮影画像の特定の範囲に移動が生じると検出信号又は現場情報を伝達するようになした監視用センサ装置。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の監視用センサ装置において、現場情報取得手段が一定時間後に順次消去していく情報をリアルタイムに取得し、検出センサが異常を検出したとき異常事態が生じる以前からの現場情報を記録し保存可能にしてなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至12のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段にクライアントが電話して暗号番号等からなるメール送信指示を行うと、クライアントが接続可能な接続先をメールにより送信するようにしてなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至13のいずれかに記載の監視用センサ装置において、サーバー手段がクライアントに認証後に現場情報を提供することからなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至14のいずれかに記載の監視用センサ装置において、検出センサが測定器からなり一定以上の計数値を検出すると検出信号と現場情報を伝達することからなる監視用センサ装置。
- 請求項1乃至15のいずれかに記載の監視用センサ装置において、監視用センサ本体を周囲の物に偽装して設置してなる監視用センサ装置。
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