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JP2004061929A - ガルバノモータ - Google Patents

ガルバノモータ Download PDF

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Publication number
JP2004061929A
JP2004061929A JP2002221211A JP2002221211A JP2004061929A JP 2004061929 A JP2004061929 A JP 2004061929A JP 2002221211 A JP2002221211 A JP 2002221211A JP 2002221211 A JP2002221211 A JP 2002221211A JP 2004061929 A JP2004061929 A JP 2004061929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
galvano motor
galvano
motor
coil
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002221211A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Soeda
添田 康宏
Motoaki Kawasaki
川崎 素明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002221211A priority Critical patent/JP2004061929A/ja
Publication of JP2004061929A publication Critical patent/JP2004061929A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

【課題】低振動のガルバノモータを提供する。
【解決手段】表面が平面で裏面に三角形の峰がくる三角柱状の揺動板とその側面のそれぞれにコイルを有することを特徴とするガルバノモータを提供する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば光偏向子のアクチュエータとなるガルバノモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のガルバノモータは走査方式ディスプレイの光偏向子駆動に応用される。図6は走査方式ディスプレイの一般的な構成の部分で画像信号から画像が描画されるまでの原理を説明する図である。画像源13から出力される画像信号14は画像処理回路15にて光源駆動回路17を駆動する信号16に変換される。信号16は光源29のONあるいはOFFを決定する信号で、信号16に応じて光源駆動回路17は電力線18を通じて光源19に電力を供給し、光源19をONあるいはOFFの状態にする。光源から投射された光20は水平手段21にて水平に走査され、水平に走査された光22は垂直走査手段23に入射され2次元に走査された光24としてスクリーン25に投射され2次元画像を描画する。
【0003】
図6の構成要素のうち垂直走査手段23はガルバノモータと呼ばれる小出力電気モータの出力軸に光偏向子を固定したものが知られている。
【0004】
図7は前記ガルバノモータを示す図である。図7は、回転子26、出力軸27、コイル28、角度検出手段29からなる。回転子26は円筒形の永久磁石で図示しない軸受けにより出力軸27を軸に回転可能に支持されている。また前記永久磁石は磁界が出力軸27にほぼ垂直をなすような2極に着磁されている。回転子26の周辺にはコイル28が巻装されるが、コイル28はガルバノモータの固定子側に、回転子26の出力軸27を通る断面がなす長方形の周辺に沿うように巻装される。角度検出手段29は、回転子26の回転角度を検出するセンサで例えばホール素子などが用いられる。角度検出手段29の角度信号は、前記ガルバノモータをフィードバック駆動するための信号として使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのようなガルバノモータでは、光偏向子と共に慣性モーメントの大きな回転子や出力軸も回転運動するため、高速に往復運動させる必要の有る2次元走査方式の表示装置の副走査装置に適用する場合に、特に大きな加速度を必要とする回転方向の折り返しにて、瞬間的に大きな電力を必要とし、装置が大型になってしまうなどの問題が生じる。また慣性モーメントの大きな部材が往復運動するため、副走査装置で生じる振動等を抑えるための手段が必要となり、表示装置がより大きくなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
よって本発明は、
揺動部にコイルを有するガルバノモータであって、
表側が平面で裏側に三角柱の峰が配置される三角柱状の揺動部と、側面に各々設けられた平面状のコイルとを有することを特徴とするガルバノモータを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、具体的に説明する。
【0008】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るガルバノモータの揺動部を図1に模式的に示す。図1は揺動部1、コイル2a,2b、磁界Bからなる。揺動部1は底面が正三角形或いは二等辺三角形である三角柱状の外形を有する部材で、高さ方向に回転軸1aが突出しており、図示しない回転軸受けによって揺動可能に支持されている。
【0009】
揺動部1は前述のように底面が正三角形或いは二等辺三角形である三角柱状であるため、側面は少なくとも2面が同形状の長方形となるが、前記2面の周辺部には各々平面状のコイル2a、2bを巻装する。また揺動部1には回転軸1aにほぼ垂直な磁界を図示しない永久磁石により作用させておく。
【0010】
次に図2a〜cを使って駆動原理を示す。図2は図1に示した回転軸1aに垂直な平面で切った断面図であり、図1と同等な構成要素には同じ番号を付した。
図2ではコイル2a、2bをひと巻きのコイルで表すとともに図示しない永久磁石により回転軸1aに垂直で一様磁界が作用しているものとする。またコイル2a、2bが及ぼす磁界Bへの影響は無視する。このように簡略化しても、駆動原理の説明の本質が損なわれることは無い。
【0011】
図2(a)は、コイル2aに電流を流した場合の図で、以下の図では×は図面の垂直下方向に、●は垂直上方向に電流が流れている状態を示す。このとき、コイル2aの各部では右ねじの法則に従ってローレンツ力が発生するが、回転軸1aに垂直な面のコイルは対向する2面で同形状とすることでローレンツ力は電流の向きや大きさにかかわらず常に相殺されるため無視できる。
【0012】
前述に対し回転軸と垂直なコイル部分でのローレンツ力は、偶力F1、−F1となり、揺動部1には図中半時計方向にトルクが発生し、図2(b)に示すように、前記偶力の磁界B方向の距離が零となる角度で静止する。
【0013】
図2(c)は、コイル2bに電流を流した場合の平衡状態を示す図で、図2(a)の場合と同様に偶力F2、−F2が生じ、磁界B方向の距離が零となる角度で静止する。
【0014】
本実施形態の磁気的・力学的な平衡角度につり合う角度を2相のコイルの電流で変化させて揺動板を駆動させるガルバノモータであり、最大振幅が、図2(b)の場合から図中時計回りに図2(c)の間であることを除きステップモータの駆動原理に酷似している。
【0015】
図2(b)と図2(c)の中間の角度に平衡させるには、ステップモータにおけるマイクロステップと同等の手法を用いる。より具体的にはコイル2a,2bに所望の比率で電流を流す。
【0016】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るディスプレイを、図3と図4を用いて説明する。図3はレーザなどのビーム状の光源を水平、垂直方向にそれぞれ走査して、2次元画像を描画するディスプレイの構成を示す模式図である。図3の構成の中で、本実施形態のガルバノモータは、垂直走査手段7に用いられる。
【0017】
本実施形態のガルバノモータの詳細を、図4を用いて説明する。図1と同じ構成要素には同一番号を付すとともに説明を省略する。図4(a)は、揺動部1の替わりに揺動部3がある。揺動部3には揺動部1と同様に回転軸3a、3bが突出しており、図示しない軸受けにより揺動可能に支持されている。またコイル2a、2bが揺動部1と同じ個所に巻装されるとともに、コイル巻装されていない側面に光偏向子4を貼り付け光走査手段を構成する。図4(a)のガルバノモータの回転軸3aに垂直な断面図を図4(b)に示す。図4(a)に対応する構成要素には、同じ番号を付した。
【0018】
次に図3の動作を説明する。光源5はレーザ等のビーム状の光を出力する光源で、光源5から出力される光は水平走査手段6で水平に走査され、垂直走査手段7で垂直走査され、2次元画像8が描画される。
【0019】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るディスプレイを、図5を用いて説明する。投射型ディスプレイの構成デバイスの一つとして微小な光偏向子を一列に並べたものが知られている(以下ミラーアレイと称す)。各画素に対応する光偏向子の状態によって、画素の発光状態が定まり、走査を行うことなく1次元の画像を描画する。
【0020】
本実施形態は、垂直なスリット状の光源9を前記ミラーアレイ10で反射させ、図4に示されるガルバノモータで構成される水平走査手段11で水平走査する。水平走査手段11で水平に走査しつつ水平画素ごとに前記光偏向子の状態を変化させ2次元画像12を描画する。
【0021】
【発明の効果】
本発明のガルバノモータは、揺動部の慣性モーメントを小さくすることができ、小電力で応答の良いものが出来る。また構造がシンプルであるため低コスト・小型軽量に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガルバノモータを示す図である。
【図2】ガルバノモータの駆動原理を説明する図である。
【図3】ディスプレイを示す図である。
【図4】ガルバノモータを示す図である。
【図5】ディスプレイを示す図である。
【図6】ガルバノモータの応用例を示す図である。
【図7】ガルバノモータを示す図である。
【符号の説明】
1,3 揺動板
1a 回転軸
2a、2b、28 コイル
5、9,19 光源
6、21 水平走査手段
7,11 本発案のガルバノモータ
8,12 2次元画像
10 ミラーアレイ
13 画像源
14 画像信号
15 画像処理回路
17 光源駆動回路
23 垂直走査手段
25 スクリーン
26 回転子
27 出力軸
29 角度検出手段
B 磁界
F1、−F1、F2、−F2 偶力
Q トルク

Claims (4)

  1. 揺動部にコイルを有するガルバノモータであって、
    表側が平面で裏側に三角柱の峰が配置される三角柱状の揺動部と、側面に各々設けられた平面状のコイルとを有することを特徴とするガルバノモータ。
  2. 前記揺動部は光偏向子を有するか、或いは前記揺動部自体が光偏向子であることを特徴とする請求項1記載のガルバノモータ。
  3. 請求項2に記載のガルバノモータを有することを特徴とするディスプレイ。
  4. 請求項2に記載のガルバノモータと、光偏向子を一列に並べたデバイスとを有し、前記ガルバノモータから光偏向された光を前記デバイスが反射することで2次元画像を表示することを特徴とするディスプレイ。
JP2002221211A 2002-07-30 2002-07-30 ガルバノモータ Withdrawn JP2004061929A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144484A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社アイティプランツ 光偏向システム、及び光偏向機構

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JP2019144484A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社アイティプランツ 光偏向システム、及び光偏向機構

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Effective date: 20051004