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JP2003519137A - 抗腫瘍作用を有する置換されたn−ベンジル−インドール−3−イルグリオキシル酸誘導体 - Google Patents

抗腫瘍作用を有する置換されたn−ベンジル−インドール−3−イルグリオキシル酸誘導体

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JP2003519137A
JP2003519137A JP2001549383A JP2001549383A JP2003519137A JP 2003519137 A JP2003519137 A JP 2003519137A JP 2001549383 A JP2001549383 A JP 2001549383A JP 2001549383 A JP2001549383 A JP 2001549383A JP 2003519137 A JP2003519137 A JP 2003519137A
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amino
alkyl
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ルボー ギヨーム
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バッハー ゲラルト
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式1の新規の置換されたN−ベンジル−インドール−3−イル−グリオキシル酸誘導体ならびに腫瘍疾患の治療のためのその使用に関する。更に本発明の対象はその生理学的に認容性の酸付加塩及び可能であればそのN−オキシドである。更に本発明は少なくとも1種の前記の式の化合物又は、生理学的に認容性の無機酸もしくは有機酸との塩もしくはN−オキシド及び、場合により医薬品に使用可能な賦形剤及び/又は希釈剤もしくは助剤の含量を有する医薬品調剤並びに前記の式の少なくとも1種の化合物又はその塩の含量を錠剤、糖剤、カプセル剤、輸液又はアンプルのための液剤、坐剤、膏剤、吸入で使用できる粉末調剤、懸濁液、クリーム剤及び軟膏剤の形で含有する適用形に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 インドール−3−グリオキシルアミドは薬力学的に活性の化合物として、かつ
製剤化学における合成成分として多岐にわたる使用が可能である。
【0002】 オランダ特許出願第6502481号において、抗炎症性及び解熱性の作用プ
ロフィール及び鎮痛活性を有する化合物が記載されている。
【0003】 英国出願GB−PS1028812号において、インドリル−3−グリオキシ
ル酸の誘導体及びそのアミドが鎮痛性、鎮痙性及びβ−アドレナリン作動性の作
用を有する化合物として記載されている。
【0004】 G.ドムシュケ(G. Domschke)他(Ber. 94, 2353(1961))は薬理学的に特徴
付けされていない3−インドリル−グリオキシルアミドを記載している。
【0005】 E.ワルトン(E. Walton)はJ.Med.Chem.11,1252(19
68)において、グリセロホスフェート−デヒドロゲナーゼ及びラクテート−デ
ヒドロゲナーゼに対して阻害作用を有するインドリル−3−グリオキシル酸誘導
体について報告している。
【0006】 欧州特許文献EP675110号において、sPLA2−インヒビターとして
特徴付けされ、かつ敗血症性ショックの治療において、膵炎において、アレルギ
ー性鼻炎及びリウマチ様関節炎の治療において使用される1H−インドール−3
−グリオキシル酸アミドが記載される。
【0007】 更にドイツ国特許出願第19814838.0号において既にDE−OS19
636150号A1による化合物は抗腫瘍剤として使用することが提案されてい
る。
【0008】 本発明の目的は、一般式1:
【0009】
【化4】
【0010】 [式中のR、R、R、R、R及びZは以下の意味を有する: Rはニトロ、アミノ、モノ−もしくはジ(C〜C)−アルキルアミノ、モノ
−もしくはジ(C〜C)−シクロアルキルアミノ、(C〜C)−アシル
アミノ、フェニル(C〜C)−アルキルアミノ、アロイルアミノ、ヘテロア
ロイルアミノ、(C〜C)−アルキルスルホンアミド、アリールスルホンア
ミド、マレインイミド、スクシンイミド、フタルイミド、ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ(Z−アミノ)、t−ブトキシカルボニルアミノ(BOC−アミノ)
、9−フルオレニルメトキシカルボニルアミノ(Fmoc−アミノ)、トリフェ
ニルメチルアミノ(Tr−アミノ)、2−(4′−ピリジル)−エトキシカルボ
ニルアミノ(Pyoc−アミノ)、ジフェニルメチルシリル−アミノ(DPMS
−アミノ)であり、その際、Rのための基は選択的にフェニル環の2、3及び4
位のC原子で置換されていてよく、 Rは更に、R=水素、メチル−又はフェニルメチル基並びにベンジルオキシカ
ルボニル基(Z−基)、t−ブトキシカルボニル基(BOC−基)及びアセチル
基である場合に関しては以下の基: −NH−CH−COOH;−NH−CH(CH)−COOH;(CH CH−CH−CH−CH(NH)−COOH;HC−CH−CH(CH )−CH(NH)−COOH;HOHC−CH(NH)−COOH;フェニ
ル−CH−CH(NH)−COOH;(4−イミダゾリル)−CH−CH(
NH)−COOH;HN=C(NH)−NH−(CH−CH(NH)−
COOH;HN−(CH−CH(NH)−COOH;HN−CO−C
−CH(NH)−COOH;HOOC−(CH−CH(NH)−CO
OHを意味してよく、 Rは水素、(C〜C)−アルキルであり、その際、アルキル基はフェニル
環によって一置換又は多置換されていてよく、かつこのフェニル環はハロゲン、
(C〜C)−アルキル、(C〜C)−シクロアルキルによって、カルボ
キシル基、C〜C−アルカノールでエステル化されたカルボキシル基、トリ
フルオロメチル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ
基並びにフェニル部で(C〜C)−アルキル基、ハロゲン原子又はトリフル
オロメチル基で一置換又は多置換されたベンジル基によって一置換又は多置換さ
れていてよく、 Rは更にベンジルオキシカルボニル基(Z−基)及びt−ブトキシカルボニル
基(Boc−基)、更にアセチル基を表し、 Rは、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、シアノ、ハ
ロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、ニトロ、アミノ、
(C〜C)−アルキルアミノ、(C〜C)−アルコキシカルボニル−ア
ミノ及びカルボキシル基もしくは、C〜C−アルカノールでエステル化され
たカルボキシル基で置換されているフェニル環又は式2:
【0011】
【化5】
【0012】 のピリジン骨格及びピリジン骨格が選択的に環炭素原子2、3及び4で結合して
おり、かつ置換基R及びRによって置換されていてよいそのN−オキシドを
意味してよい。これらのR及びRは同一又は異なってよく、かつ(C〜C )−アルキル並びに(C〜C)−シクロアルキル、(C〜C)−アル
コキシ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、ハロゲン及びトリフルオロメチルの意味
を有し、かつ更にエトキシカルボニルアミノ基並びにアルキル基が1〜4個のC
原子を有してよいカルボキシアルキルオキシ基を表し、 Rは更に2−もしくは4−ピリミジニル−複素環であってよく、その際、2−
ピリミジニル環はメチル基によって一置換又は多置換されていてよく、更に(C 〜C)−アルキル、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基及び(C〜C)−ア
ルキルアミノ基で置換された2−、3−、4−、5−、6−、7−及び8−キノ
リル骨格を意味し、2−、3−及び4−キノリルメチル基を表し、その際、キノ
リル基のピリジルメチル基及びキノリルメチル基の環炭素は(C〜C)−ア
ルキル、(C〜C)−アルコキシ、ニトロ、アミノ及び(C〜C)−ア
ルコキシカルボニルアミノによって置換されていてよく、 Rは更に、R=水素、メチル−又はベンジル基並びにベンジルオキシカルボ
ニル基(Z−基)、t−ブトキシカルボニル基(BOC−基)及びアセチル基を
表す場合には、以下の基: −CHCOOH;−CH(CH)−COOH;(CHCH−(CH−CH(COOH)−;HC−HC−CH(CH)−CH(COOH
)−;HO−HC−CH(COOH)−;フェニル−CH−CH(COOH
)−;(4−イミダゾリル)−CH−CH(COOH)−;HN=C(NH )−NH−(CH−CH(COOH)−;HN−(CH−CH(
COOH)−;HN−CO−CH−CH(COOH)−;HOOC−(CH −CH(COOH)− を意味し、 Rは更に、Rが水素、Z−基、BOC−基、アセチル基又はベンジル基を意
味する場合には、天然アミノ酸又は非天然アミノ酸の酸基であってよく、例えば
α−グリシル−、α−サルコシル−、α−アラニル−、α−ロイシル−、α−イ
ソ−ロイシル−、α−セリル−、α−フェニルアラニル−、α−ヒスチジル−、
α−プロリル−、α−アルギニル−、α−リシル−、α−アスパラギル−及びα
−グルタミル基を表してよく、その際、それぞれのアミノ酸のアミノ基は非保護
で存在するか、又は保護されていてよい。アミノ官能基の保護基としては、カル
ボベンズオキシ基(Z−基)及びt−ブトキシカルボニル基(BOC−基)並び
にアセチル基が該当する。Rのために要求されるアスパラギル−及びグルタミ
ル基の場合には、第2の結合していないカルボキシル基は遊離カルボキシル基と
して、又はC〜C−アルカノールでエステル化されたカルボキシル基の形で
、例えばメチルエステル、エチルエステルもしくはt−ブチルエステルとして存
在する。更にRはアリルアミノカルボニル−2−メチル−プロピ−1−イル基
を意味してよい。R及びRは更に結合している窒素原子と一緒になって式3
【0013】
【化6】
【0014】 のピペラジン環又は、Rがアミノアルキレン基を表す場合にはホモピペラジン
環を形成し、その際、Rはアルキル基を表し、(C〜C)−アルキル、(
〜C)−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ基、アミノ官能基及び(C〜C )−アルキルアミノ基で一置換又は多置換されていてよいフェニル環を意味す
る。Rは更にベンズヒドリル基及びビス−p−フルオロベンズヒドリル基を意
味する。
【0015】 R及びRは同一又は異なってよく、かつ水素、(C〜C)−アルキル
、(C〜C)−シクロアルキル、(C〜C)−アルカノイル、(C
)−アルコキシ、ハロゲン及びベンジルオキシを意味してよい。更にR
びRはニトロ基、アミノ基、(C〜C)−モノ−又はジアルキル置換され
たアミノ基及び(C〜C)−アルコキシ−カルボニルアミノ官能基又は(C 〜C)−アルコキシカルボニルアミノ−(C〜C)−アルキル官能基を
意味し、 ZはO及びSを表す]で表される一連のインドール−3−イル−グリオキシル酸
からなる、良好な抗腫瘍活性作用を有し、かつ抗腫瘍剤の製造のために使用でき
る新規化合物を提供することである。
【0016】 アルキル基、アルカノール基、アルコキシ基又はアルキルアミノ基とは、基R
、R、R、R、R、R、R、Rに関しては一般に“直鎖状”及び
“分枝鎖状”のいずれのアルキル基を意味してもよく、その際、“直鎖状のアル
キル基”は例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシルのような基を意味してよく、かつ“分枝鎖状のアルキル基”は例え
ばイソプロピル又はt−ブチルのような基を示す。“シクロアルキル”とは、例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル又はシク
ロヘプチルのような基を意味してよい。名称“ハロゲン”はフッ素、塩素、臭素
又はヨウ素を表す。名称“アルコキシ基”は、例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、イソプロポキシ、イソブトキシ又はペントキシのような基を
表す。アシルアミノ基のアシルという表現は、基ホルミル、アセチル、プロピオ
ニル、ブチリル、バレリル及びイソバレリルを意味するべきである。アロイルア
ミノ基のアロイルという名称はベンゾイル、ナフトイル、トルオイル、フタロイ
ル及びヘテロアロイルアミノ基のヘテロアロイルという基はニコチノイル、イソ
ニコチノイル、テノイル及びフロイルを表す。アリールスルホンアミド基のアリ
ールという名称はフェニル、トリル及びナフチルを意味する。
【0017】 これらの化合物は酸付加塩として、例えば鉱酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸の
塩として、有機酸、例えば酢酸、乳酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、グル
コン酸、グルクロン酸、クエン酸、アスコルビン酸、エンボン酸、メタンスルホ
ン酸、トリフルオロ酢酸、コハク酸、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸、ニコ
チン酸及びp−トルエン−スルホン酸の塩として使用できる。式Iの化合物及び
その塩のいずれも生物学的に活性である。式1の化合物は遊離形又は生理学的に
認容性の酸との塩として適用することができる。適用は、経口、非経口、静脈内
、経皮又は吸入によって行うことができる。
【0018】 更に本発明は式1の化合物の少なくとも1種又はその生理学的に認容性の無機
酸もしくは有機酸との塩並びに場合により医薬品に使用可能な賦形剤及び/又は
希釈剤もしくは助剤の含量を有する医薬品調剤に関する。適用形としては、例え
ば錠剤、糖剤、カプセル剤、輸液又はアンプルのための液剤、坐剤、膏剤、吸入
で使用できる粉末調剤、懸濁液、クリーム剤及び軟膏剤が適当である。
【0019】 本発明による化合物の製造方法は以下の反応式1及び2(段階1〜3)に記載
されており、かつ一般に処方を記載している。全ての化合物は、記載されるよう
に又は同様に製造できる。ZがOであり、RがNO及びNHであり、R
アリール、アラルキル及びヘテロアリールである一般式1の化合物は以下の反応
式1によって得られる。
【0020】 反応式1
【0021】
【化7】
【0022】 第1段階 非置換又はC2又はフェニル骨格中で一置換又は多置換されていてよいインド
ール誘導体をプロトン性、二極性の非プロトン性又は非極性の有機溶剤、例えば
イソプロパノール、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、トルエ
ン又は塩化メチレン中に溶解させ、かつ3つ口フラスコ中でN雰囲気下に準備
された1モル又は過剰に使用される塩基、例えばナトリウムヒドリド、粉末水酸
化カリウム、カリウム−t−ブチレート、ジメチルアミノピリジン又はナトリウ
ムアミドの適当な溶剤中の懸濁液に滴加する。次いで例えば所望のアルキル−、
アラルキル−もしくはヘテロアラルキルハロゲン化物を場合により触媒、例えば
銅を添加しながら添加し、かつ少しの時間、例えば30分間ないし12時間の間
、後反応させ、0℃〜120℃、有利には30℃〜80℃、特に50℃〜65℃
の範囲内の温度を保持する。反応の完了後に反応混合物を水中に添加し、該溶液
を、例えばジエチルエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、メチル−t−ブ
チルエーテル又はテトラヒドロフランで抽出し、それぞれ得られる有機相を無水
硫酸ナトリウムを使用して乾燥させる。有機相を真空中で濃縮させ、残留する残
留物を擦ることによって結晶化させ、又は油状の残留物を再結晶化、蒸留又はシ
リカゲル又は酸化アルミニウム上でのカラムクロマトグラフィーもしくはフラッ
シュクロマトグラフィーによって精製する。溶離剤としては、例えばジクロロメ
タン及びジエチルエーテルからなる8:2(容量/容量)の比の混合物又はジク
ロロメタン及びエタノールからなる9:1(容量/容量)の比の混合物が用いら
れる。
【0023】 第2段階 前記の第1段階により得られたN−置換されたインドールを窒素雰囲気下に非
プロトン性又は非極性の有機溶剤、例えばジエチルエーテル、メチル−t−ブチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、キシレン、塩化メチ
レン又はクロロホルム中に溶解させ、かつ窒素雰囲気下に調製された非プロトン
性又は非極性の溶剤、例えばジエチルエーテル、メチル−t−ブチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、キシレン、塩化メチレン中の60
%までの過剰量の1モルのオキサリルクロリドの溶液に添加し、その際、温度を
−5℃〜20℃に保持する。次いで該反応溶液を10℃〜130℃の温度、有利
には20℃〜80℃の温度、特に30℃〜50℃の温度において30分間ないし
5時間の間、加熱し、かつ引き続き溶剤を蒸発させる。前記のように形成された
“インドリル−3−グリオキシル酸塩化物”の残留した残留物を非プロトン性溶
剤、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、トルエン又は
二極性の非プロトン性溶剤、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド又はジメチルスルホキシド中に溶解させ、10℃〜15℃、有利には−5℃〜
0℃に冷却し、酸掃去剤の存在下に希釈剤中の第1級アミン又は第2級アミンの
溶液を混合する。希釈剤としては前記のインドリル−3−グリオキシル酸塩化物
の溶解のために使用される溶剤が該当する。酸掃去剤としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、塩基性のイオン交換体、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、粉末水酸化カリウム並びに反応のために使用される過剰の第
1級アミン又は第2級アミンが使用される。反応は0℃〜120℃、有利には2
0℃〜80℃、特に40℃〜60℃の温度で実施する。1〜3時間の反応時間及
び24時間の室温での静置の後に、酸掃去剤の塩酸を濾過し、該濾液を真空中で
濃縮し、残留物を有機溶剤から再結晶させるか、又はシリカゲル又は酸化アルミ
ニウム上でのカラムクロマトグラフィーによって精製する。溶離剤としては、例
えばジクロロメタン及びエタノール(95:5、容量/容量)からなる混合物が
使用される。
【0024】 第3段階 前記の処方(第2段階)によって得られるN−ニトロベンジル置換された“イ
ンドールグリオキシル酸アミド”をプロトン性溶剤、例えばメタノール、エタノ
ール、プロパノール、イソプロパノールもしくはブタノール又は非極性溶剤、例
えばテトラヒドロフラン、ジオキサン又はグリコールジメチルエーテル又は二極
性の非プロトン性溶剤、例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミドもしくはN−メチルピロリドン中に溶解させ、かつ該溶液
を窒素雰囲気下及び撹拌下に水素添加触媒、例えばラネーニッケル、パラジウム
/カーボン又は白金と混合する。該懸濁液中で水素を1〜15バール、有利には
2〜10バール、特に4〜6バールの気圧において適度な振盪下に供給し、かつ
温度を約20℃〜80℃、有利には30℃〜60℃、特に45℃〜55℃に高め
る。場合により約1時間後に、もう一度触媒量を添加し、かつ水素添加を継続さ
せる。4〜10時間の反応時間後に、水素添加を終了させた。窒素雰囲気下に触
媒を濾過し、溶剤を真空中に乾燥させて濃縮し、かつ真空中で40℃において、
無色ないし帯黄色の残留物を乾燥させた。
【0025】 実施例 前記の段階1〜3に関する合成反応式1に基づく一般的処方によって以下の化
合物を合成した。これらの化合物はそれぞれの化学的名称の記載でもって以下の
一覧から明らかである: 例1 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル)−インドール−3
−イル]グリオキシル酸アミド(D−68838) 第1段階 1−(4−ニトロベンジル)−インドール 200mlのジメチルスルホキシド中の5.28gのナトリウムヒドリド(0
.22モル、鉱油懸濁液)の混合物を100mlのジメチルスルホキシド中の2
3.4g(0.2モル)のインドールと混合する。65℃で1時間加熱し、次い
で冷却させ、次いで37.7g(0.22モル)の4−ニトロベンジルクロリド
を滴加する。該溶液を60℃に加温し、室温で14時間貯蔵し、次いで撹拌下に
700mlの水中に注入する。全体で300mlの塩化メチレンで分けて抽出し
、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、かつ真空中で濾液を濃縮す
る。残留物をシリカゲルカラム上で濃縮する(Kieselgel 60. Fa Merck AG, Dar
mstadt;溶離剤 塩化メチレン/エタノール9:1,V/V)。
【0026】 収量:43.9g(87%理論) MS:m/e253(M+H) 第2段階 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−ニトロベンジル)−インドール−
3−イル]グリオキシル酸アミド(D−68836) 50mlのエーテル中の4.50mlのオキサリルクロリドの溶液に0℃でか
つ窒素雰囲気下に50mlのエーテル中の10.09g(0.04モル)の1−
(4−ニトロベンジル)−インドールの溶液を滴加する。還流温度で2時間加熱
し、引き続き溶剤を蒸発させる。残留物に100mlのテトラヒドロフランを添
加し、−5℃に冷却し、かつ400mlのテトラヒドロフラン中の9.32g(
0.099モル)の4−アミノピリジンの溶液を滴加する。3時間加熱して還流
させ、かつ室温で一晩静置する。4−アミノピリジン塩酸を吸引し、沈殿物をテ
トラヒドロフランで洗浄し、濾液を真空中で濃縮し、かつ残留物を酢酸から再結
晶させる。
【0027】 収量:13.5g(84%理論) MS:m/e401(M+H) 第3段階 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル)−インドール−
3−イル]グリオキシル酸アミド(D−68838) 50mlのジオキサン中の200mgのラネーニッケルからの混合物を150
mlのジオキサン及び20mlのイソプロパノールの溶剤混合物中の320mg
(0.8ミリモル)のN−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−ニトロベンジ
ル)インドール−3−イル]−グリオキシル酸アミドの懸濁液と混合する。該懸
濁液中に撹拌下に水素を5バールの気圧において供給し、温度を30℃〜35℃
に保持する。約3時間後に、もう一度400mgのラネーニッケルを添加し、か
つ激しい振盪下に35℃及び5バールにおいてもう一度8時間水素添加を継続さ
せる。触媒をN雰囲気下に濾過し、濾液を真空中で乾燥して濃縮させ、かつ4
0℃で真空中で残留物を乾燥させる。
【0028】 収量:273mg(92%理論) MS:m/e371(M+H) 更にZがOであり、RがNO及びNHであり、Rがアリール、アラルキ
ル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル及びアリルアミノカルボニル−2−メチ
ルプロピ−1−イル基である一般式1の化合物を反応式2の合成経路に従って合
成できる。
【0029】 反応式2
【0030】
【化8】
【0031】 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル)インドール−3
−イル]グリオキシル酸アミド 第1段階 N−(ピリジン−4−イル)−(インドール−3−イル)グリオキシル酸アミ
ド 100mlの無水エーテル中の9mlのオキサリルクロリドの溶液に0℃で1
00mlのエーテル中の10g(85.4ミリモル)のインドールの溶液を滴加
する。該混合物を還流下に3時間保持する。次いで−5℃において500mlの
テトラヒドロフラン中の12g(127.9ミリモル)の4−アミノ−ピリジン
の懸濁液を滴加し、該反応混合物を撹拌下に3時間還流温度に加熱し、かつ室温
で一晩静置する。濾過し、沈殿物を水で処理し、かつ乾燥された化合物を溶離剤
の塩化メチレン/エタノール(10:1,v/v)を使用してシリカゲル(Kieselge
l 60, Fa. Merck AG, Darmstadt)上で精製する。
【0032】 収量:9.8g(43.3%理論) MS:m/e266(M+H) 第2段階 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−ニトロベンジル)−インドール−
3−イル]グリオキシル酸アミド(D−68836) 第1段階(反応式2)によって得られるN−(ピリジン−4−イル)−インド
ール−3−イル))グリオキシル酸アミドを“ベンジル化工程”(5頁)に従っ
て4−ニトロベンジル塩化物と反応させ、かつ得られた化合物N−(ピリジン−
4−イル)−[1−(4−ニトロベンジル)インドール−3−イル]グリオキシ
ル酸アミドを単離する。
【0033】 収量:64%理論 MS:m/e401(M+H) 第3段階 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル)インドール−3
−イル]グリオキシル酸アミド(D−68838) 第2段階(反応式2)によって得られるN−(ピリジン−4−イル)−[1−
(4−ニトロベンジル)−インドール−3−イル]グリオキシル酸アミドを“水
素添加工程”(7頁)に従って触媒的に水素添加し、得られた化合物N−(ピリ
ジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル)インドール−3−イル]グリ
オキシル酸アミドを単離する 収量:94%理論 MS:m/e371(M+H) 反応式2による一般式1の化合物の製造のための一般的処方 第1工程: 窒素雰囲気下に調製された、非プロトン性又は非極性の溶剤、例えばジエチル
エーテル、メチル−t−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン又は
ジクロロメタン中の60%までの過剰量の1モルのオキサリルクロリドの溶液に
−5℃から+5℃の温度において、例えば前記のオキサリルクロリドのために添
加された溶剤中に溶解された非置換又はC−2で又はフェニル環において置換さ
れていてよいインドール誘導体を滴加する。次いで該反応溶液を10℃〜120
℃、有利には20℃〜80℃、特に30℃〜60℃の温度で1〜5時間加熱し、
引き続き溶剤を蒸発させる。残留した(インドール−3−イル)グリオキシル酸
塩化物の残留物を非プロトン性溶剤、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジエチルエーテル、トルエン又は二極性の非プロトン性溶剤、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド又はジメチルスルホキシド中に溶解もしくは
懸濁させ、−10℃〜+10℃の温度、有利には−5℃〜0℃の温度に冷却し、
かつ酸掃去剤の存在下に希釈剤中の第1級アミン又は第2級アミンの溶液を混合
する。希釈剤として、“インドリル−3−グリオキシル酸塩化物”の溶解のため
に使用された溶剤が該当する。酸掃去剤としては、トリエチルアミン、ピリジン
、ジメチルアミノピリジン、塩基性のイオン交換体、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、粉末水酸化カリウム並びに反応のために使用される過剰の第1級アミン又
は第2級アミンが使用される。反応は0℃〜120℃、有利には20℃〜80℃
、特に40℃〜60℃の温度で実施する。1〜4時間の反応時間及び室温での2
4時間の静置の後に濾過し、沈殿物を水で解し、吸引し、かつ真空中で乾燥させ
る。所望の化合物を、有機溶剤中での再結晶又はシリカゲル又は酸化アルミニウ
ム上でのカラムクロマトグラフィーによって精製する。溶離剤としては、例えば
ジクロロメタン及びエタノール(10:1,容量/容量)からなる混合物が使用
される。
【0034】 第2段階 前記の第1段階の処方によって得られる“インドール−3−イル−グリオキシ
ル酸アミド”をプロトン性、二極性の非プロトン性又は非極性の有機溶剤、例え
ばイソプロパノール、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、トル
エン又は塩化メチレン中に溶解させ、3つ口フラスコ中でN雰囲気下に調製さ
れた、適当な溶剤中の塩基、例えば水酸化ナトリウム、粉末水酸化カリウム、カ
リウム−t−ブチレート、ジメチルアミノピリジン又はナトリウムアミドの1モ
ル又は過剰に使用される懸濁液に滴加する。次いで所望のアルキル−、アラルキ
ル−もしくはヘテロアラルキルハロゲン化物を希釈しないか、又は希釈剤、例え
ば“インドール−3−イル−グリオキシル酸アミド”の溶液のために使用された
希釈剤中に、場合により触媒、例えば銅の添加下に添加し、少しの時間、例えば
30分間ないし12時間の間、反応させ、かつ0℃〜120℃、有利には30℃
〜80℃、特に50℃〜70℃の温度範囲内に保持する。反応の完了後に反応混
合物を水に添加し、溶液を、例えばジエチルエーテル、ジクロロメタン、クロロ
ホルム、メチル−t−ブチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはn−ブタノ
ールで抽出し、かつそれぞれ得られた有機相を無水の硫酸ナトリウムを使用して
乾燥させる。有機相を真空中で濃縮し、残留した残留物を擦ることによって結晶
化させ、もしくは蒸留又はシリカゲル又は酸化アルミニウム上でのカラムクロマ
トグラフィーもしくはフラッシュクロマトグラフィーによって油状の残留物を精
製する。溶離剤としては、例えば塩化メチレン及びジエチルエーテルからなる8
:2の比(容量/容量)の混合物又は塩化メチレン及びエタノールからなる9:
1(V/V)の比の混合物が用いられる。
【0035】 第3段階 前記の処方(第2段階)によって得られるN−ニトロベンジル置換された“イ
ンドール−グリオキシル酸アミド”をプロトン性溶剤、例えばメタノール、エタ
ノール、プロパノールもしくはブタノール中又は非極性溶剤、例えばテトラヒド
ロフラン、ジオキサン又はグリコールジメチルエーテル中又は二極性の非プロト
ン性溶剤、例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドもしくはN−メチルピロリドン中に溶解させ、かつ該溶液を窒素雰囲気
下及び撹拌下に水素添加触媒、例えばラネーニッケル、パラジウム/カーボン又
は白金を混合する。該懸濁液中に、水素を適度な振盪下に1〜15バール、有利
には2〜10バール、特に4〜6バールの気圧において供給し、かつ約20℃〜
80℃、有利には30℃〜60℃、特に45℃〜55℃の温度に高める。場合に
より約1時間後にもう一度、触媒量を添加し、かつ水素添加を継続させる。4か
ら6時間の反応時間後に、水素添加を終了させる。窒素雰囲気下に触媒を濾過し
、溶剤を乾燥させて濃縮し、かつ40℃で真空中に無色ないし帯黄色の残留物を
乾燥させる。
【0036】 合成反応式2に基づく段階1〜3のための一般処方により、反応式1の合成経
路により確かに製造できる化合物D−68836及びD−68838が合成され
た。
【0037】 チューブリン重合アッセイにおいて、本願の化合物の活性を示すことができた
。特に、D−68838はチューブリンの重合を阻害し、ひいては微小管もしく
は有糸分裂紡錘体に対する不安定化作用を及ぼすことが立証された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/12 A61K 9/12 9/20 9/20 9/48 9/48 31/4439 31/4439 A61P 35/00 A61P 35/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AT,AU,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H R,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KG,KR ,KZ,LT,LU,LV,MK,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SE,SG,SI,SK,T R,UA,UZ,YU,ZA (72)発明者 ディートマー ライヒェルト ドイツ連邦共和国 エッシャウ エルザフ ァシュトラーセ 79 (72)発明者 ギヨーム ルボー フランス国 サン−セバスティアン リュ ド ラ ボジェリー 5 (72)発明者 ギヨーム ルボー フランス国 サン−セバスティアン リュ ドゥ ラ ボジェリー 5 (72)発明者 ベルント ニッケル ドイツ連邦共和国 ミュールタール アレ ーシュトラーセ 35 (72)発明者 ゲラルト バッハー ドイツ連邦共和国 ゲルメリング クリー ガーシュトラーセ 62 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC12 DD06 EE01 4C076 AA01 AA06 AA11 AA22 AA24 AA37 AA43 AA53 BB01 BB13 BB16 BB17 BB25 BB27 BB29 BB31 4C086 AA01 AA02 AA03 BC17 GA07 GA08 MA01 MA04 MA13 MA17 MA22 MA23 MA28 MA31 MA35 MA36 MA37 MA41 MA43 MA52 MA59 MA60 MA63 MA66 NA14 ZB26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式1: 【化1】 [式中のR、R、R、R、R及びZは以下の意味を有する: Rはニトロ、アミノ、モノ−もしくはジ(C〜C)−アルキルアミノ、モノ
    −もしくはジ(C〜C)−シクロアルキルアミノ、(C〜C)−アシル
    アミノ、フェニル(C〜C)−アルキルアミノ、アロイルアミノ、ヘテロア
    ロイルアミノ、(C〜C)−アルキルスルホンアミド、アリールスルホンア
    ミド、マレインイミド、スクシンイミド、フタルイミド、ベンジルオキシカルボ
    ニルアミノ(Z−アミノ)、t−ブトキシカルボニルアミノ(BOC−アミノ)
    、9−フルオレニルメトキシカルボニルアミノ(Fmoc−アミノ)、トリフェ
    ニルメチルアミノ(Tr−アミノ)、2−(4′−ピリジル)−エトキシカルボ
    ニルアミノ(Pyoc−アミノ)、ジフェニルメチルシリル−アミノ(DPMS
    −アミノ)であり、その際、Rのための基は選択的にフェニル環の2、3及び4
    位のC原子で置換されていてよく、 Rは更に、R=水素、メチル−又はフェニルメチル基並びにベンジルオキシカ
    ルボニル基(Z−基)、t−ブトキシカルボニル基(BOC−基)及びアセチル
    基である場合に関しては以下の基: −NH−CH−COOH;−NH−CH(CH)−COOH;(CH CH−CH−CH−CH(NH)−COOH;HC−CH−CH(CH )−CH(NH)−COOH;HOHC−CH(NH)−COOH;フェニ
    ル−CH−CH(NH)−COOH;(4−イミダゾリル)−CH−CH(
    NH)−COOH;HN=C(NH)−NH−(CH−CH(NH)−
    COOH;HN−(CH−CH(NH)−COOH;HN−CO−C
    −CH(NH)−COOH;HOOC−(CH−CH(NH)−CO
    OHを意味してよく、 Rは水素、(C〜C)−アルキルであり、その際、アルキル基はフェニル
    環によって一置換又は多置換されていてよく、かつこのフェニル環はハロゲン、
    (C〜C)−アルキル、(C〜C)−シクロアルキルによって、カルボ
    キシル基、C〜C−アルカノールでエステル化されたカルボキシル基、トリ
    フルオロメチル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ
    基並びにフェニル部で(C〜C)−アルキル基、ハロゲン原子又はトリフル
    オロメチル基により一置換又は多置換されたベンジル基によって一置換又は多置
    換されていてよく、 Rは更にベンジルオキシカルボニル基(Z−基)及びt−ブトキシカルボニル
    基(Boc−基)、更にアセチル基を表し、 Rは、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、シアノ、ハ
    ロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、ニトロ、アミノ、
    (C〜C)−アルキルアミノ、(C〜C)−アルコキシカルボニル−ア
    ミノ及びカルボキシル基もしくは、C〜C−アルカノールでエステル化され
    たカルボキシル基で一置換又は多置換されているフェニル環又は式2: 【化2】 のピリジン骨格及びそのN−オキシドを意味してよく、かつピリジン骨格が選択
    的に環炭素原子2、3及び4で結合されており、かつ置換基R及びRによっ
    て置換されていてよいそのN−オキシドを意味してよく、 式2におけるR及びRは同一又は異なってよく、かつ(C〜C)−アル
    キル並びに(C〜C)−シクロアルキル、(C〜C)−アルコキシ、ニ
    トロ、アミノ、ヒドロキシ、ハロゲン及びトリフルオロメチルの意味を有し、か
    つ更にエトキシカルボニルアミノ基並びにアルキル基が1〜4個のC原子を有し
    てよいカルボキシアルキルオキシ基を表してよく、 Rは更に2−もしくは4−ピリミジニル−複素環であってよく、その際、2−
    ピリミジニル環はメチル基によって一置換又は多置換されていてよく、更に(C 〜C)−アルキル、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基及び(C〜C)−ア
    ルキルアミノ基で置換された2−、3−、4−、5−、6−、7−及び8−キノ
    リル骨格を意味し、2−、3−及び4−キノリルメチル基を表し、その際、キノ
    リル基のピリジルメチル基及びキノリルメチル基の環炭素は(C〜C)−ア
    ルキル、(C〜C)−アルコキシ、ニトロ、アミノ及び(C〜C)−ア
    ルコキシカルボニルアミノによって置換されていてよく、 Rは更に、R=水素、メチル−又はベンジル基並びにベンジルオキシカルボ
    ニル基(Z−基)、t−ブトキシカルボニル基(BOC−基)及びアセチル基を
    表す場合には、以下の基: −CHCOOH;−CH(CH)−COOH;(CHCH−(CH−CH(COOH)−;HC−HC−CH(CH)−CH(COOH
    )−;HO−HC−CH(COOH)−;フェニル−CH−CH(COOH
    )−;(4−イミダゾリル)−CH−CH(COOH)−;HN=C(NH )−NH−(CH−CH(COOH)−;HN−(CH−CH(
    COOH)−;HN−CO−CH−CH(COOH)−;HOOC−(CH −CH(COOH)− を意味してよく、 Rは更に、Rが水素、Z−基、BOC−基、アセチル基又はベンジル基を意
    味する場合には、天然アミノ酸又は非天然アミノ酸の酸基であり、例えばα−グ
    リシル基、α−サルコシル基、α−アラニル基、α−ロイシル基、α−イソ−ロ
    イシル基、α−セリル基、α−フェニルアラニル基、α−ヒスチジル基、α−プ
    ロリル基、α−アルギニル基、α−リシル基、α−アスパラギル基及びα−グル
    タミル基を表してよく、その際、それぞれのアミノ酸のアミノ基は非保護で存在
    するか、又は保護されていてよい。アミノ官能基の保護基としては、カルボベン
    ズオキシ基(Z−基)及びt−ブトキシカルボニル基(BOC−基)並びにアセ
    チル基が該当する。Rのために要求されるアスパラギル−及びグルタミル基の
    場合には、第2の結合していないカルボキシル基は遊離カルボキシル基として、
    又はC〜C−アルカノールでエステル化されたカルボキシル基の形で、例え
    ばメチルエステル、エチルエステルもしくはt−ブチルエステルとして存在し、
    更にRはアリルアミノカルボニル−2−メチル−プロピ−1−イル基を意味し
    てよく、R及びRは更に結合している窒素原子と一緒になって式3: 【化3】 のピペラジン環又は、Rがアミノアルキレン基を表す場合にはホモピペラジン
    環を形成し、その際、Rはアルキル基を表し、(C〜C)−アルキル、(
    〜C)−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ基、アミノ官能基及び(C〜C )−アルキルアミノ基で一置換又は多置換されていてよいフェニル環を意味し
    ;Rは更にベンズヒドリル基及びビス−p−フルオロベンズヒドリル基を意味
    する。 R及びRは同一又は異なってよく、かつ水素、(C〜C)−アルキル、
    (C〜C)−シクロアルキル、(C〜C)−アルカノイル、(C〜C )−アルコキシ、ハロゲン及びベンジルオキシを意味し、更にR及びR
    ニトロ基、アミノ基、(C〜C)−モノ−又はジアルキル置換されたアミノ
    基及び(C〜C)−アルコキシ−カルボニルアミノ官能基又は(C〜C )−アルコキシカルボニルアミノ−(C〜C)−アルキル官能基を意味し、
    ZはO及びSを表す]で表される、抗腫瘍作用を有する新規の置換されたN−ベ
    ンジル−インドール−3−イル−グリオキシル酸誘導体。
  2. 【請求項2】 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−アミノベンジル
    )−インドール−3−イル]グリオキシル酸アミド(D−68838)。
  3. 【請求項3】 N−(ピリジン−4−イル)−[1−(4−ニトロベンジル
    )−インドール−3−イル]グリオキシル酸アミド(D−68836)。
  4. 【請求項4】 鉱酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸の塩、有機酸、特に酢酸、
    乳酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、グルコン酸、グルクロン酸、クエン酸
    、アスコルビン酸、エンボン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、コハク
    酸、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸、ニコチン酸及びp−トルエン−スルホ
    ン酸の塩としての、請求項1から3までのいずれか1項記載の一般式1の化合物
    の酸付加塩。
  5. 【請求項5】 一般式1の化合物の少なくとも1種又は生理学的に認容性の
    無機酸又は有機酸との請求項3記載のその塩及び、場合により製薬学的に使用可
    能な賦形剤及び/又は希釈剤もしくは助剤の含量を有する、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の一般式1の化合物の医薬品調剤。
  6. 【請求項6】 式1の化合物の少なくとも1種又は請求項3記載のその塩の
    含量を有する、錠剤、糖剤、カプセル剤、輸液又はアンプルのための液剤、坐剤
    、膏剤、吸入で使用可能な粉末調剤、懸濁液、クリーム剤及び軟膏剤の形の、請
    求項1から4までのいずれか1項記載の一般式1の化合物の適用形。
  7. 【請求項7】 抗腫瘍剤の製造のための、請求項1から4までのいずれか1
    項記載の一般式1の化合物の使用。
  8. 【請求項8】 腫瘍疾患の治療のための、請求項1から4までのいずれか1
    項記載の一般式1の化合物の使用。
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