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JP2003515763A - 乳房造影法における影像データ受容手段用の構成体及び方法 - Google Patents

乳房造影法における影像データ受容手段用の構成体及び方法

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Publication number
JP2003515763A
JP2003515763A JP2001540431A JP2001540431A JP2003515763A JP 2003515763 A JP2003515763 A JP 2003515763A JP 2001540431 A JP2001540431 A JP 2001540431A JP 2001540431 A JP2001540431 A JP 2001540431A JP 2003515763 A JP2003515763 A JP 2003515763A
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JP
Japan
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cassette
equivalent
tunnel
moving
labeling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001540431A
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English (en)
Inventor
ヴィルタ,アルト
ストロムマー,ペッカ
スリン−サーリスト,ティモ
Original Assignee
プランメド オイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プランメド オイ filed Critical プランメド オイ
Publication of JP2003515763A publication Critical patent/JP2003515763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 乳房造影法において使用される造影装置は、通常、装置の造影領域内に影像データ受容手段(14′)を配置するためのカセットトンネル(17)又は同様の空間を具備している。そのような空間に又はその直ぐ近傍位置に、カセットを前記空間内で移動させる手段(19)が、設けられ得、これにより、多くのやり方での造影プロセスが、より速く且つより容易に実行される。そのようなカセットを移動させる手段は、また、造影装置のより多才な且つより正確な使用を達成する種々のやり方においても利用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、乳房造影法において使用される影像データ受容手段に関する、請求
項1の前提部分に規定されている構成体及び請求項31の前提部分に規定されて
いる方法と、その影像データ受容手段が使用され得る、請求項44の前提部分に
規定されている乳房造影装置とに関する。特に、本発明は、乳房造影装置のカセ
ットトンネル又は同様の空間内における、影像データ受容手段の装填、取外し、
及び移動についての解決法に関する。
【0002】 乳房造影法において一般的に使用されている影像データ受容手段は、カセット
内に置かれているX線フィルムである。そのようなカセットは、例えば、カセッ
トの製造業者とか、造影のタイプであって、それに対してカセットが設計されて
いるものとかに応じて、幾つかの異なるタイプにおいて入手可能である。しばし
ば、カセット内で使用されるフィルムが暗室において又は例えば特殊なフィルム
現像デバイスにおいて現像されるべく意図されているかどうかに応じた、カセッ
ト間の差異も、存在する。後者の所謂デイライトカセットが、徐々に、暗室カセ
ットと置き換わりつつある。この分野においては、カセットにフィルムを装填し
且つカセットからフィルムを取り出すための多くの種類のデバイスが、開発され
てきており、そして、種々のラベリングデバイス即ち患者情報及び造影パラメー
ターをカセット内のフィルム上に印刷し又は露光するデバイスについても、同様
である。
【0003】 乳房造影法において使用される造影装置は、通常、それらの造影領域内に、少
なくとも1つの供給/放出開口を備えている空間、カセットトンネル又は均等物
を有しており、その中へ、フィルムを装填されているカセットが、挿し込まれ、
そこで、それは、所望の造影位置に位置決めされ、そして、そこから、それは、
取り出されて別体のラベリングステージへ運ばれる。多くの造影装置においては
、カセットトンネルは、その1つ以上の開放端部がカセット供給/放出開口を形
成するようにして、構成されている。トンネルの両端部が開放している場合、カ
セットは、それをトンネルの一方の端部から押し且つ他方の端部から引っ張るこ
とにより、移動させられ得る。更に、幾つかのデバイスにおいては、トンネル壁
は、カセットを移動させるのをより容易にするための付加的な孔を設けられてい
る。
【0004】 しかしながら、そのような窮屈なトンネル内でカセットを操作するのは、困難
であり且つ扱いにくいのに加えて、時間が掛かる。特に、1時間当たり50回も
カセットが交換されなければならなくなり得るところの、乳房造影スクリーニン
グ調査においては、カセットの操作だけで、かなりの量の時間が掛かり、そして
、このことは、多くの患者が不愉快に感じるところの造影作業が、いらいらさせ
るほどの長い時間を個々の患者に対して必要とする、ということを意味する。
【0005】 伝統的に、乳房造影装置は、種々の別個の透過放射線写真を撮るべく使用され
てきている。しかしながら、透過放射線写真によって与えられる情報は、診断の
意味においては常には十分ではない。この理由のために、最近、例えば造影下に
ある組織内の種々の層を影像においてより明瞭に見えるようにするための、新し
い造影法を発見しようとする傾向が、現れてきている。この進展に寄与してきた
ものは、技術における進歩とデジタルセンサーの価格とであり、それらのデジタ
ルセンサーの価格は、経済的な意味と影像の品質及び当局の承認に関することと
の両方において、乳房造影装置でのそれらの使用を可能にし始めているところの
レベルにまでなってきている。
【0006】 透過造影よりも複雑である多くの造影モードにおいては、要件は、造影プロセ
スの間、造影されるべき対象の位置を造影手段に対して或る態様で変化させるこ
とが可能でなければならない、ということである。そのような変化は、造影の間
の段階的な動作又は連続的な運動として実行され得る。乳房造影法における場合
のように、造影されるべき対象の制御された運動を達成するのが困難であるとき
には、当然、造影手段を移動させる手段が、求められ得る。
【0007】 従来技術の乳房造影装置は、例えば造影されるべき対象に関連して造影手段の
高さ位置を変化させるべく、造影されるべき対象に関連して造影手段を移動させ
る手段と、造影されるべき対象の周りで造影手段を相互依存的に回転させる手段
と、造影されるべき対象及び影像データ受容手段と関連して放射線源を傾斜させ
る手段とを有している。他の運動に関し、或る装置は、例えば、放射線ビームを
所望の態様で画定するための、放射線源の近くに置かれているスクリーンを移動
させる手段をも有しており、しかも、造影されるべき対象を造影プロセスの間に
移動させる手段さえをも有している。しかしながら、造影の間に必要とされ得る
、影像データ受容手段の独立の運動は、所望の態様で実行するのが困難であった
。何故ならば、たとえ装置の構造がそのような運動を可能にしていたとしても、
それらは、手動で実行されなければならなかったからである。
【0008】 幾つかの乳房造影装置は、カセットを造影領域内に正確に位置決めすることの
困難さに遭遇してきた。カセットが正しくない位置にあると、これは、造影され
るべき組織の部分が、フィルム又は他の受容媒体上に影像が形成されるところの
領域の外側に残るということを、結果的に生じ得、このことは、影像の撮り直し
を必要とするかもしれない。これは、余分の作業と、放射線への組織の不必要な
追加の被曝とをもたらす。
【0009】 しばしば、カセットをカセットトンネル内で操作することを必要とする作業は
、人間工学的に困難な作業位置で実行されなければならない。これは、特に、同
じ対象の2つ以上の影像が場合によっては同じフィルム上に撮られる場合であり
、この場合、カセットは、交換され又は窮屈なカセットトンネル内の新しい位置
へ移動させられなければならず、そして、造影されるべき対象は、乳房造影法に
おいては、実際に、造影装置の圧縮プレートと圧縮プレートとの間に全体的に圧
縮されて、その間中、位置決めされたままであり得る。
【0010】 患者情報、日付、造影パラメーター及び投影等をフィルム又は均等物上に記録
することは、造影プロセスにおける必須部分である。特に、上述した乳房造影ス
クリーニング調査においては、ヒューマンファクターに起因して起こるラベリン
グエラーの大きなリスクが、存在する。ラベリングに関する動作が実際の造影プ
ロセスから物理的に分離した作業として実行される場合には、カセットは、撮ら
れつつある時に、造影装置からラベリングステーションへ交換され得る。このた
め、間違った患者及び/又は間違った造影パラメーターの情報が、フィルム上に
入力され得る。そして、人間の活動が関係している場合において、個々のカセッ
トのラベリング又はカセットのバッチ全体のラベリングが、例えば記憶の喪失の
結果として図らずも遂行されないときには、幾つかのデータ又は場合によっては
全てのデータが全く記録されないということさえ、起こり得る。概して、フィル
ムのラベリングは、正確な管理を必要とし且つその部分が造影プロセスの全期間
に寄与するところの作業である。
【0011】 本発明の目的は、造影プロセスにおける作業の快適性及び人間工学性を改善し
た有利な方法で上述した欠点を除去することであり、その有利な方法は、狭い孔
を通してフィルムカセットを挿し込み若しくは取り出し又は乳房造影装置の窮屈
なカセットトンネル内でそれを移動させる必要がないということを含んでいる。
【0012】 本発明の目的のうちの一の目的は、露光と露光との間に費やされる時間を短縮
することにより、特に乳房造影スクリーニング調査との関連において、より効率
的な時間利用を可能にすることである。
【0013】 本発明の更なる目的は、構成体を得ることであり、この構成体においては、カ
セットが乳房造影装置内へ装填されつつある時に、本発明の好適な実施形態に係
る自動システムが、カセットを捕捉し且つカセットトンネル内の正しい造影位置
へそれを駆動し、これにより、装置のオペレーターは、造影の準備における他の
行動へより速やかに進むことが可能になる。
【0014】 本発明の更なる目的は、造影されるべき組織の不正確な位置決めの故の影像の
撮り直しの必要性を最小にすべく、造影領域内での影像データ受容手段の正確で
正しい位置決めを可能にすることである。
【0015】 本発明の別の目的は、構成体を得ることであり、この構成体においては、露光
されたカセットが、所望されるならば、カセットトンネルの中から外へ自動的に
駆動され得、もって、装置のオペレーターは、カセットトンネルの開口からカセ
ットを取り出す必要なく、それを容易に交換し/取り外すことができる。
【0016】 本発明の或る好適な実施形態においては、目的は、構成体を得ることであり、
この構成体においては、患者情報及び造影パラメーターをフィルム上に記録する
ことであって、造影プロセスの必須部分を構成しているものが、造影プロセスと
関連している造影装置内で自動的に実行され得る。
【0017】 本発明の好適な実施形態の目的は、また、構成体を得ることであり、この構成
体は、種々のタイプ及びサイズの影像データ受容手段を造影装置の造影領域内で
移動させるべく使用され得る。
【0018】 本発明及びその実施形態のうちの幾つかの実施形態の更なる目的は、造影手段
の複雑な運動及びそれらの正確な制御を必要とする造影プロセスにおいてさえ乳
房造影装置を使用することの可能性を提供すること、概して、乳房造影プロセス
において正確に且つ容易に造影手段を移動させることのより良い可能性を提供す
ることである。
【0019】 本願に開示されている本発明の基本的な思想に係る解決法により、上に記載さ
れた問題点は解決され且つ述べられた目的は達成され、その解決法においては、
乳房造影装置は、デバイスを設けられており、これらのデバイスにより、影像デ
ータ受容手段は、制御手段を用いて及び/又は自動的に、乳房造影装置における
カセットトンネル又は対応する空間内で容易に且つ正確に移動させられ得る。
【0020】 以下、本発明の好適な実施形態のうちの幾つかの実施形態が、添付図面を参照
して、より詳細に記載されよう。しかしながら、本発明は、それらの実施形態に
専ら限定されるべく意図されてはいない。そうではなく、その正確な本質的特徴
は、請求項に示されている。
【0021】 図1に示されている乳房造影X線装置1は、フレーム部11と、それに接続さ
れているC字形アーム12とから成っている。通常、C字形アーム12の両端部
に、放射線源13と影像データ受容手段14′とが、配置されており、その影像
データ受容手段14′は、例えば所謂底部棚構造体14の内部に位置させられて
いる。これらの造影手段13,14′であって、装置のケーシングの内部に配置
されているものは、実際には図1において見ることができない。更に、それらの
造影手段13,14′の間の領域内には、通常は影像データ受容手段14′の近
傍位置に、造影領域内において造影されるべき対象を位置決めする手段15,1
6が、配置されている。通常、C字形アーム12は、造影されるべき対象を位置
決めする手段15,16に関連して垂直方向及び水平方向の両方に移動させられ
得ると共に、フレーム部11に関連して回転させられ得る。位置決め手段15,
16は、通常、上側圧縮プレート15と下側圧縮プレート16とから成っており
、そして、下側圧縮プレート16は、また、所謂バッキィ(bucky)として機能す
べく構成され得る。「バッキィ」は、造影されるべき組織と影像データ受容手段
との間に配置される格子構造体であって、組織から散乱された放射線が影像デー
タ受容手段に到達するのを防止するためのものを、意味する。
【0022】 図2は、乳房造影装置において使用される一のC字形アーム構造体12を示し
ている。図2におけるC字形アーム12は、特に、カセットトンネル又は同様の
空間17が装置の造影領域内に配設されているという点において、図1における
構造体と異なっている。図1に示されている解決法においては、カセットトンネ
ル17の両端部は、閉じられており、そして、底部棚構造体14を下方に駆動し
、それと下側圧縮プレート16との間の空間であって、この空間を介して上から
カセットトンネル17内へカセット14′が挿入されるのを可能にするものを形
成することにより、カセット14′は、カセットトンネル17内へ挿し込まれる
が、この図1に示されている解決法は、乳房造影装置においては、滅多に使われ
ない。図2は、多分より一般的な解決法を示しており、この解決法においては、
カセットトンネル17の少なくとも1つの端部が、開放しており、これにより、
C字形アーム12を駆動する手段の作動を必要とすることなく、構造体の側部か
らトンネル17内へカセット14′が直接挿入されることが、可能になる。
【0023】 概して、乳房造影システムにおいては、幾つかの異なるタイプの、多かれ少な
かれ統合された構造体であって、底部棚、下側圧縮プレート及びバッキィ/格子
14,16と、関連するカセットトンネル又は同様の空間17とから成る組立体
を形成するものが、使用される。例えば、図2に示されている解決法においては
、カセットトンネル17は、装置の下側圧縮プレート/バッキィ/格子構造体16
の一部として一体化されている。いずれにせよ、全てのカセットトンネル解決法
は、カセットトンネル17の一方の縁部を、造影の間に胸と接触することになる
底部棚構造体又は同様の構造体14,16の壁18に、可能な限り接近させると
いう共通の目的を有している。何故ならば、影像データ受容手段は、胸骨及び腋
窩の領域においてさえ、組織の最大量が造影されるのを可能にするように、造影
領域内に配置されなければならないからである。
【0024】 乳房造影装置のC字形アーム12が図2に示されているような垂直位置にある
時にはカセットトンネル17が水平面内に載置されるべく構成されている場合に
おいて、その供給/放出開口は、通常、造影されるべき組織が差し込まれる方向
18から見て、横位置に配置されている。これは、カセット14′の交換が必要
とされているというだけの理由による、造影されるべき対象の再位置決めの必要
性を、排除する。なお、その再位置決めは、造影されつつある人間にとっては不
愉快であり得る、気の利かない作業である。
【0025】 図3は、本発明に係る構成体を示しており、この構成体は、カセットトンネル
17内のフィルムカセット14′の、進入、放出、及び、そのように所望される
ならば、他の運動を可能にする。図3に示されている実施形態においては、カセ
ットトンネル17内のカセット14′を移動させる構成体は、図において断面図
で描かれている底部棚14と、カセット14′を移動させる手段19と、カセッ
ト14′の放出を開始させるボタン20と、バッキィ16とを具備している。カ
セット14′を移動させる手段19は、駆動ローラー21と、図において見るこ
とのできない駆動ローラーモーター21であって、底部棚14下方に配置されて
いるものと、ローラー21及びそのモーターを機能的に接続しており且つ伝動装
置22′を設けられている回転シャフト22とを具備している。図3における構
成体においては、カセットトンネル17は、それがバッキィ16の一部を形成す
るようにして構成されており、その側部における1つ以上の開口が、カセット1
4′の供給/放出開口として機能する。カセット14′を移動させる手段19は
、キャリジ23上に装着されており、このキャリジ23は、案内レール24に沿
って移動させられ得ると共に、ばね25に接続されており、このばね25は、そ
れを、胸と接触することになるバッキィ16の端部18に向けて、引っ張りバン
ドを介して連続的に引っ張る傾向にある。底部棚14の底部は、また、案内レー
ル24に平行な方向に据えられている細長い孔(図3には示されていない)を設け
られており、駆動ローラー21のシャフト22は、その孔を通っている。従って
、カセット14′を移動させる手段19は、その孔及び案内レール24の方向に
移動することができる。カセットトンネル17(例えば、その底部)は、1つ以上
のセンサー27を付加的に設けられ得、この又はこれらのセンサー27は、カセ
ットトンネル17内のカセット14′の位置を検査すべく、装置の制御手段(図
3には示されていない)に接続されている。
【0026】 造影されるべき対象の胸と接触することになるバッキィ16の壁18の反対側
には、案内レール24に実質的に平行な細長い欠切部即ち溝28が、配設されて
おり、胸に対して配置される壁18の方向からバッキィ16が底部棚14上に装
着されつつある時に、駆動ローラー21のシャフトは、その細長い欠切部即ち溝
28内へ導かれる。その欠切部28の長さは、それがカセットトンネル17に関
連して駆動ローラー21を位置決めするように設計されており、もって、カセッ
ト14′がカセットトンネル17内に供給されると、ローラー21の周縁部が、
カセット14′の側壁と接触することになる。ばね25は、カセット14′を移
動させる手段19をカセット14′に向けて連続的に引っ張り、これにより、ロ
ーラー21の回転運動をカセット14′の直線運動に変換するに十分な摩擦力が
、カセット14′の側壁と駆動ローラー21との間に存在する、ということが、
保証される。図3に示されている解決法においては、バッキィ16を案内するた
めの案内スロット28及び案内レール24は、カセットトンネル17内のカセッ
ト14′の供給方向に実質的に垂直な角度で配置されているが、当然、それらは
、異なる角度で配設され得る。
【0027】 乳房造影法においては、種々のサイズのカセット14′が、種々の造影ニーズ
に合わせるべく広く使用されている。他のカセットサイズ用に寸法を定められて
いるカセットトンネル17と、その構成に対応している長さを有している、駆動
ローラー21と遭遇することになる欠切部即ち凹部28とを有しているバッキィ
で、底部棚14上のバッキィ16を置き換えることにより、図3に示されている
構成体は、別のカセットサイズの使用を可能にすべく改造され、その欠切部即ち
凹部により、カセット14′を異動させる構成体19は、案内レール24に沿っ
て移動させられ、もって、その異なるサイズのカセット14′を移動させる位置
が、修正される。
【0028】 図3に示されている構造体は、例えば以下のように、機能し得る。カセット1
4′が供給開口を介してカセットトンネル17内へ供給されると、装置の制御シ
ステムが、トンネル17内に配置されているセンサー27により、カセット14
′がトンネル17内に挿し込まれているということを検出し、そして、駆動ロー
ラー21の駆動モーターを始動させる。カセット14′が更に中へ押されると、
その後縁部が、駆動ローラー21と衝突し、この駆動ローラー21は、カセット
14′をトンネル17内へ引っ張り始め、そこで、カセット14′を挿入してい
る人間は、彼/彼女のその把持を解除することができる。好適に、その両端部に
おいて開放しているカセットトンネル17内へは、センサー27が、供給開口の
両方の領域内に設けられており、この場合、制御システムは、駆動ローラー21
の駆動モーターを、適切な方向に回転させてカセット14′をトンネル内へ引っ
張るべく制御する。
【0029】 トンネル17の供給開口に対する他方の端部における適切な場所に、カセット
14′の縁部を検出するための別のセンサー26(図には示されていない)が、配
設されており、これにより、制御システムは、モーターを停止させるか、又は、
その検出位置から、各ケースにおいて要求されている、所定の別の造影位置まで
、カセット14′を駆動するかのいずれかが可能になる。大部分のケースにおい
て、その位置は、造影に使用される光線の場の中心軸上にカセット14′の中間
点が位置するところの場所である。本発明によれば、装置の制御システムは、ト
ンネル17内のカセット14′の正しい位置を測定し且つ学習する能力をもそれ
が備えているようにして構成され得る。カセットが正しく位置させられた後、制
御システムは、実際の造影プロセスを開始する許可を与える。
【0030】 造影プロセスが終了すると、カセット14′を移動させる手段19は、カセッ
ト放出ボタン20から得られた信号に基き又は例えば所定の放出開口を介して自
動的に、カセット14′をカセットトンネル17の中から外へ駆動する。構成体
は、2つ又は偶数のカセット放出ボタン20を好適に具備しており、これらのカ
セット放出ボタン20は、カセットトンネル17の各端部開口のかなり近くに配
置されている。制御システムは、ボタン20のうちのどのボタンが圧されたかを
確認し、そのボタン20に対応している放出開口を介して、カセット14′をト
ンネル17の中から外へ駆動する。図3に示されている実施形態においては、カ
セット14′を移動させる手段19は、カセット14′が落下するのを可能にす
るに十分に放出開口から遠くにではなく、装置のオペレーターがカセット14′
を保持してそれをトンネル17から取り去るのを容易にするに十分に遠くにだけ
、カセット14′を自動的に駆動する。
【0031】 図3に示されている本発明の実施形態の利点の中には、その構造の単純さと、
特に、必要とされる空間の小ささとに由来する利益が、存在する。乳房造影装置
においては、複雑な構成体を下側圧縮プレート下方の領域に設けるのは、勧めら
れない。何故ならば、それらの領域における大きな構造体は、種々の投影に対す
る患者の位置決めにとって著しい障害物となるからである。
【0032】 図3に示されている実施形態においては、カセットトンネル内のカセットを移
動させる手段は、唯一のローラーを具備しているが、当然、より多くのローラー
が、本発明の基本的な思想から逸脱することなく使用され得る。
【0033】 本発明に係る、カセットを移動させる手段を装置に設ける代替解決法は、カセ
ット供給方向の平面内においては不動である2つの駆動ローラーを使用すること
であり、それらの駆動ローラーのうちの少なくとも1つの駆動ローラーは、ロー
ラーの軸方向運動を実行する手段を設けられている。カセットトンネル内におけ
る又はその極近傍における適切な場所にそのようなカセット移動手段を配置する
ことにより、一のサイズのカセットを移動させるための一の駆動ローラーと別の
サイズのカセットを移動させるための別のローラーとを使用することが、可能に
なり、そして、所定のサイズのカセットを移動させるのには使用されるが、或る
他のバッキィ、カセット等がカセットトンネル17内へ供給されるのを妨げるで
あろうローラーが、必要な場合には、カセットトンネルの中から外へ引っ張り出
されるのを、その軸方向運動は、可能にする。
【0034】 種々のサイズのカセットを移動させる手段を装置に設ける別の代替方法は、単
一の駆動ローラーであって、その回転軸の方向において増大させられている長さ
を有しているものを使用することであり、その駆動ローラーは、水平位置におい
て即ちカセットトンネルの底部/頂部に平行な向きにおいて、カセットトンネル
内へ又はカセットトンネルに十分に近接している位置まで運ばれ、そこで、固定
された場所に位置決めされる。ローラーの長さが適切に選択されると、それは、
種々のサイズのカセットを移動させるに十分な長さになる。
【0035】 当然、ローラーは、本発明によって提供される、カセットトンネル内のカセッ
トを移動させるのに適用可能な唯一の駆動手段ではなく、それどころか、原理的
には、あらゆる周知の/適用可能な動力伝達解決法が、使用され得る。しかしな
がら、本発明の基本的な思想によれば、小さい空間のみを必要とし且つ乳房造影
装置におけるカセットトンネル内に又はそのカセットトンネルの近傍位置に簡単
に配置され得る手段を用いることが、好ましい。しかしながら、そのような解決
法は、通常、ローラー又は他の駆動輪又は上述したもののようなカセットと直接
接触若しくは間接接触することになる均等物を含んでおり、これにより、種々の
サイズのカセットがカセットトンネル内で移動させられるのを可能にする、シン
プルな総体的解決法を構成することが、可能になる。カセットトンネル又は同様
の空間に駆動システムを設けるべく、対応する手段が、有利にさえ使用され得、
その駆動システムにより、カセットは、その供給方向と実質的に供給方向に垂直
な方向との両方向に、トンネル内で移動させられ得る。このようにして、所謂螺
旋運動X線造影又は複合運動断層X線造影において造影装置を使用するのに必要
な状態が、もたらされ、又は、本発明の一の好適な実施形態において利用され得
る解決法にとって必要な状態が、もたらされ、やはりカセットトンネル内に配置
されているフィルムラベリング手段と協働させてカセットを移動させる手段を使
用するのに必要な状態が、もたらされる。以下、本発明のこれらの実施形態が、
より詳細に記載されよう。しかし、上述した双方向カセット運動については、我
々は、ここで、予め次のように述べておく。カセットトンネルとカセットを移動
させる手段とを適切に構成することにより、異なるタイプ及びサイズのカセット
であって、それらの所謂ラベリング窓が異なる位置に配置され得るものでさえ、
造影装置において使用することが、可能になろう。何故ならば、そのようなカセ
ット移動手段を使用することにより、たとえラベリングデバイスが装置内に固着
されていても、カセットは、ラベリングデバイスと整合した状態でカセットトン
ネル内に正しく位置決めされ得るからである。
【0036】 本発明の追加の特徴は、カセット供給・放出機能とカセットトンネル内でのカ
セットの位置決めとに加えて、その他の目的のためにカセット移動手段を使用す
ることの可能性である。このタイプの一の実施形態は、フィルムのラベリング即
ちフィルム上への造影パラメーター、患者情報等の記録に関係している。本願と
同時に出願されたフィンランド特許出願第19992537号は、従来技術のラ
ベリング構成体と結び付いている問題点と、その出願において提供されている、
ラベリング構成体に関する発明の具体的な特徴とについての、より詳細な議論を
含んでいる。この文脈において、我々は、1つの実施形態についてのみ記載する
。なお、この実施形態においては、図4に示されているラベリングデバイスは、
フィルムのラベリングがカセットトンネル内で直接実行されるのを可能にすべく
、カセットトンネルとの関連で構成されている。
【0037】 図4に示されている、フィルムにラベリングする手段3は、フレーム部31と
、案内レール32を介してフレーム部31に機能的に接続されているキャリジ3
3と、このキャリジを移動させるスクリューコンベヤー35と、このスクリュー
コンベヤーを駆動するモーター36とを具備している。表示装置又は他の記録エ
レメント27とピン又は均等物のような接触手段38とが、キャリジに装着され
ている。このようなラベリングデバイス4は、カセットトンネルとの関連で構成
され得、もって、所望されているマーキングが、カセットが通常の造影位置にあ
る間にフィルム上に記録され、又は、カセットが、ラベリングを行なうための所
定のラベリング位置へ駆動される。両方のケースにおいて、カセットを移動させ
るための本発明の手段が、カセットのラベリング窓のシャッターを開閉するのに
利用され得、もって、カセットがそのラベリング位置にあるときには、そのラベ
リング窓は、キャリジ33が上昇させられつつある時に、カセットのラベリング
窓のシャッター構造体に設けられている相対物と接触手段38が衝突するところ
の位置に、位置させられている。これにより、カセットのラベリング窓は、本発
明の構成体によってカセットそれ自体を移動させることにより、開閉され得る。
【0038】 記録手段37は、例えば液晶表示装置であってよく、所望されているデータが
、その液晶表示装置からフィルム上へ、この表示装置の後に置かれているランプ
を用いる既知の態様で投影され得る。液晶表示装置が使用される場合、表示装置
37は、ラベリングに必要な時間の理由で、例えば図4に示されている解決法に
おけるようなキャリジの垂直運動を用いることにより、それが可能な限りフィル
ムの近くにまで移動されられ得るようにして、ラベリング手段構造体内に好適に
配置される。この場合、好結果のラベリング露光を保証すべく、表示装置とフィ
ルムとの間に別体の光学デバイスを設けることは、不必要であるかもしれない。
ただし、通常、適切なレンズは、要求される。表示装置37又は均等なエレメン
トの運動を必要としないフィルムマーキング技法が用いられるならば、当然、図
4に示されている解決法は、更に相当簡単化され得る。この場合、表示装置37
又は均等なエレメントがフレーム部31に直接固着されており且つ使用されてい
る接触エレメント38が例えばソレノイドであるところの構成体で、十分であろ
う。
【0039】 ラベリング機能は、当然、走査技法に基づく既知の解決法を用いることによっ
ても果たされ得、その場合、カセットのラベリング窓構造体は、開閉され得る実
際のシャッターを必ずしも具備していない。走査技法においては、本質的な特徴
は、印刷ヘッド即ち露光ヘッドがフィルムのラベリング領域上を移動させられる
ということである。ラベリングが、本発明に係るカセット移動手段を利用するこ
とによって実行されるならば、このタイプの記録ヘッドは、カセットトンネル内
に又はその直ぐ近傍位置に固着され得、そして、走査運動は、カセットの運動と
して実行され得る。走査技法に基づくデバイスは、通常、一の次元においてのみ
フィルムを露光する記録ヘッドを使用する一方、マーキングの別の次元は、走査
運動それ自体によって達成される。例えば、単一の列のLED表示装置は、対応
するマトリックス表示装置よりも、かなり安価である。このことは、当然、光フ
ァイバーのような他の多くの技法にも当てはまる。
【0040】 可視光線の波長に対して実質的に不透過性であるラベリング窓と、可視光線に
対して不透過性であるカセットのラベリング窓を透過し得る情報、さもなければ
、例えば変換された形でそれを通過して運ばれ得る情報を作成する記録エレメン
トとが用いられるところの解決法においては、ラベリング窓の上述した開/閉運
動は、不必要であり且つ省略され得る。
【0041】 本発明の構成体の利点は、前述したスクリーニング調査において明らかに明白
であり、それは、例えば以下のようにして、利用され得る。第1の影像を撮影し
たあと、造影装置のオペレーターは、放射線シールドの後から出、そして、用意
されていた次のカセットを手に保持しつつ、装置の前へ進み、カセットがカセッ
トトンネルから出てくるのを彼が欲している側におけるカセット放出スイッチを
圧し、又は装置によって自動的に放出されたカセットを取り外し、そして、カセ
ットトンネルを介して新しいカセットを挿入し、この時、装置の自動システムは
、カセットを正しい位置に位置させる。次に、デバイスのC字形アームが、次の
投影角度に回動され、必要ならば、造影されるべき対象の位置が、修正され、こ
れにより、装置は、次の影像を撮影する準備が整う。本発明の好適な実施形態に
係る手段であって、カセットがカセットトンネルの中から外へ駆動される前に、
そのカセットのラベリングを自動的に行なうものを、装置が、付加的に設けられ
ているならば、造影作業は、以前よりも、かなり効果的に実行され得る。何故な
らば、造影プロセスと結び付いている追加の作業に費やされる時間が、かなり短
縮されるからである。
【0042】 本発明の構成体との関係で行なわれるべき手作業の量は、既知の技法によって
操作されるカセット供給マガジンをカセットトンネル供給開口に付加することに
より、更に減少させられ得る。本発明の構成体は、造影されるべき対象の位置決
めを除いて完全に自動化されている乳房造影ラインを生成するに至るまで、発展
させられるものとさえ考えられ得る。そのようなラインの第1の部分は、フィル
ムをカセットに装填するステーションから成っており、前記ステーションは、乳
房造影装置のカセット供給マガジンとして同時に機能し又はカセットコンベヤー
ラインを介してカセット供給マガジンに接続されており、カセットは、そのマガ
ジンから乳房造影装置のカセットトンネル内へ供給され、そのカセットトンネル
内において、このトンネル内に設けられているカセット移動手段が、造影との関
連でのカセットの位置決めと、造影の間の起こり得るカセットの運動及びラベリ
ングと、カセットがトンネル内へ挿入されたのと同じ側又は異なる側からの、カ
セットトンネルの中から外へのカセットの最終的な駆動とに必要なカセットの移
動を処理し、この場合、解決法に依存して、カセットは、上述したカセットコン
ベヤーラインを介して又は別個のラインを介してフィルム現像ユニットへ運ばれ
、そのフィルム現像ユニットは、カセットからフィルムを自動的に取り出し且つ
現像する、それら自体は既知である手段を備えている。
【0043】 造影プロセスと関連して実行されるべき追加の機能を容易にすること以外に、
本発明の構成体は、例えば、所謂ステレオタクチック(stereotactic)造影におい
ても利用され得、そのステレオタクチック造影は、同じフィルム上に又は例えば
デジタルカセット上に同じ対象の少なくとも2つの像を撮影することを含んでお
り、これは、通常、露光と露光との間に新しい位置へカセットが移動されること
を必要とする。本発明の構成体においては、カセットの運動は、例えば、予め入
力されている運転パラメーターにより又は造影装置上の制御ボタンを介して駆動
ローラーのモーターを作動させることにより、制御され得る。
【0044】 更に、本発明の構成体は、フィルムベースでのナロービーム断層X線写真を乳
房造影装置で撮ることの可能性を提供する。このタイプの造影においては、造影
されるべき対象が、造影されるべき対象よりも狭い放射線ビームで走査されると
同時に、造影されるべき静止組織層又は静止組織領域に対する放射線源及びフィ
ルムカセットの位置が、例えば、造影されるべき対象の周りで造影手段を回転さ
せることにより、造影プロセスの間、変化させられ、フィルムカセットは、それ
自体は既知である造影条件によって要求される態様で同時に移動させられ、もっ
て、放射線ビームも、造影サイクルの間、フィルム上を掃引する。
【0045】 デジタルセンサーの値段は連続的に下がっているが、特に大きな表面積を有し
ているセンサーは、依然として非常に高価である。本発明の構成は、例えば、適
切なカセット又はプレートに取着されているナローセンサーを使用し、ナロー放
射線ビームの走査運動と同期させてセンサーを移動させることにより、乳房造影
放射線写真を撮るのにデジタルセンサーを使用することを、可能にする。なお、
その走査運動は、放射線源を静止させたままにする一方、放射線ビームの範囲を
画定すべく放射線源の近傍に置かれているスクリーンを移動させることにより、
実行される。
【0046】 上に示された例は、本発明を適用する具体的な且つ好適な方法の余す所のない
リストであるとしては計画されていない。それどころか、その実施形態は、請求
項に規定されている発明思想の範囲内で変化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的な乳房造影X線装置を示している。
【図2】 乳房造影装置の典型的なC字形アーム構造体を示している。
【図3】 乳房造影法で使用される影像データ受容手段を移動させるための、本発明に係
る構成体を示している。
【図4】 乳房造影装置のカセットトンネル内の影像データ受容手段のラベリングのため
の、本発明の好適な実施形態に係る手段を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 スリン−サーリスト,ティモ フィンランド,エフアイエヌ−00820 ヘ ルシンキ,ケイユカイステンポルク 4 エー 24 Fターム(参考) 2H013 AA02 AA03 AA04 AA30 4C093 AA03 CA15 DA06 EB04

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳房造影法において使用される、フィルムカセット又は均等
    物のような、影像データ受容手段用の構成体であって、前記構成体は、乳房造影
    装置内に設けられているカセットトンネル又は同様の空間を具備しており、その
    空間内へ、カセットが、前記空間の1つ以上の供給/放出開口を介して挿入され
    得、その空間は、乳房造影装置の造影領域内にそれが少なくとも部分的に位置さ
    せられるようにして配置されている、ものにおいて、 構成体が、前記カセットトンネル又は同様の空間内でカセット又は均等物を移
    動させる手段を具備しており、前記カセット又は均等物を移動させる手段は、前
    記カセットトンネル又は同様の空間内へカセットを引っ張ることによってそれを
    受容し得るように及び/又はカセットトンネル又は同様の空間からそれを放出し
    得るように設計されている、 ことを特徴とする構成体。
  2. 【請求項2】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、それを両方向
    に移動させる手段から成っていることを特徴とする請求項1の構成体。
  3. 【請求項3】 前記カセットを移動させる手段が、カセット又は均等物を前
    記カセットトンネル又は同様の空間内の所望の位置へ移動させる制御手段を具備
    していることを特徴とする請求項1又は請求項2の構成体。
  4. 【請求項4】 それが、前記カセットトンネル又は同様の空間の供給/放出
    開口のかなり近くにおいて、そのカセットトンネル又は同様の空間内に設けられ
    ているセンサー構成体又は均等物であって、前記カセットトンネル又は同様の空
    間内へのカセット又は均等物の進入を検出し且つ前記カセット又は均等物を移動
    させる手段へ始動信号を送信する手段を具備しているものを具備していることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項の構成体。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、カセットが前記カセットトンネル又は同様
    の空間内へ供給され且つそこで所望の距離だけ移動させられた後、前記カセット
    又は均等物を移動させる手段を移動させ且つ自動的に停止させる手段を具備して
    いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項の構成体。
  6. 【請求項6】 カセット又は均等物の運動を停止させる手段が、少なくとも
    1つのセンサー構成体又は均等物であって、カセット又は均等物がカセットトン
    ネル又は同様の空間内の或る位置へ駆動されているということを検出する手段と
    、前記カセット又は均等物を移動させる手段へ停止信号を発する手段とを具備し
    ているものを具備していることを特徴とする請求項5の構成体。
  7. 【請求項7】 それが、カセット又は均等物をカセットトンネル又は同様の
    空間から放出すべく、前記カセット又は均等物を移動させる手段を始動させる手
    段を具備していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項の構成体
  8. 【請求項8】 前記カセットトンネル又は同様の空間からのカセット又は均
    等物の放出を始動させる手段が、前記空間の外側に配置されている少なくとも1
    つのカセット放出ボタンを具備していることを特徴とする請求項7の構成体。
  9. 【請求項9】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、カセットトン
    ネル若しくは同様の空間内に又はその直ぐ近くの位置に、前記空間内におけるそ
    れらの位置が変化させられ得るようにして配設されており、もって、カセットト
    ンネルのサイズが、種々のカセットを適合させるべく、それ自体は既知である態
    様で変化させられる場合において、カセットを移動させる手段も、必要ならば、
    対応して移動させられ得ることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項
    の構成体。
  10. 【請求項10】 前記供給/放出開口が、前記カセットトンネル又は同様の
    空間の少なくとも一方の側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項
    9のいずれか一項の構成体。
  11. 【請求項11】 前記カセットトンネル又は同様の空間が、前記空間の両端
    部にカセット供給/放出開口を有していることを特徴とする請求項1〜請求項1
    0の構成体。
  12. 【請求項12】 それが、2つの上述した供給/放出開口の各々のかなり近
    くの位置に設けられているセンサーシステム又は均等物を具備しており、前記セ
    ンサーシステムは、手段であって、前記カセットトンネル又は同様の空間内への
    カセット又は均等物の進入を検出すると共に、それを前記カセットトンネル又は
    同様の空間内へ引っ張るべく、前記カセット又は均等物を移動させる手段に始動
    信号を送信するものを具備していることを特徴とする請求項11の構成体。
  13. 【請求項13】 それが、前記カセットトンネル又は同様の空間からのカセ
    ット又は均等物の放出を始動させる、請求項8の2つ又は偶数のボタンを具備し
    ており、前記ボタンは、両端部において開放している前記カセットトンネル又は
    同様の空間の供給/放出開口のかなり近くに配置されており、且つ、前記ボタン
    が、前記カセット又は均等物を移動させる手段に制御信号を送信する手段を具備
    しており、その制御信号は、カセットを移動させる手段への制御信号が発せられ
    たところのボタンに対応している供給/放出開口を介して、前記カセット又は均
    等物を移動させる手段がそのカセット又は均等物をカセットトンネル又は同様の
    空間の中から外へ駆動するのを引き起こすことを特徴とする請求項11又は請求
    項12の構成体。
  14. 【請求項14】 前記カセットトンネル又は同様の空間が、乳房造影装置の
    圧縮プレート、バッキィ、底部棚、又は同様の構造体と関連して、実質的に、胸
    と接触する前記構造体の少なくとも端部の領域内に、それ自体は既知である態様
    で配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項の構成
    体。
  15. 【請求項15】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、カセットと
    直接接触又は間接接触する少なくとも1つの駆動ローラー又は均等物を具備して
    いることを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項の構成体。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの駆動ローラー又は均等物が、回転シ
    ャフト又は均等物を介してその駆動モーターに機能的に接続されていることを特
    徴とする請求項15の構成体。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの駆動ローラー又は均等物が、実質的
    に、造影の間に胸と接触する前記カセットトンネル又は同様の空間の端部とは反
    対の側に配置されている請求項15又は請求項16の構成体。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの駆動ローラーが、カセット又は均等
    物の供給/放出方向において見て、カセットトンネル又は同様の空間の実質的に
    中央に配置されている請求項15〜請求項17のいずれか一項の構成体。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つの駆動ローラーが、前記カセットトン
    ネル又は同様の空間の範囲を定めている壁構造体に移動可能に装着されており、
    もって、前記少なくとも1つのローラーの回転シャフトが、前記壁に設けられて
    いる細長い孔を介してその壁を通っており、前記孔は、前記カセット又は均等物
    を移動させる手段用の通路を形成しており、その通路は、カセットトンネル又は
    同様の空間のサイズがそれ自体は既知である態様で変化させられる場合において
    、前記カセット又は均等物を移動させる手段が新しい位置へ移動させられるのを
    可能にすることを特徴とする請求項16〜請求項18のいずれか一項の構成体。
  20. 【請求項20】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、キャリジ上
    に装着されており、このキャリジは、前記細長い孔に実質的に平行な1つ以上の
    案内レールに沿って移動させられ得ると共に、造影の間に胸と接触するカセット
    トンネルの前記端部に向けてキャリジを引っ張る傾向にあるばね又は均等物に、
    引っ張りストリップ又は均等物を介して接続されていることを特徴とする請求項
    19の構成体。
  21. 【請求項21】 それが、患者情報及び/又は造影パラメーター並びに他の
    同様のデータを、フィルム又は均等物上に、それ自体は既知であり且つカセット
    又は均等物に設けられているラベリング窓を介して、露光し、印刷し、又は対応
    する方法によって記録する手段を具備しており、前記手段は、前記カセットトン
    ネル若しくは同様の空間内に又は前記空間のかなり近くに設けられていることを
    特徴とする請求項1〜請求項20のいずれか一項の構成体。
  22. 【請求項22】 前記制御手段が、造影後に、カセット又は均等物をラベリ
    ング位置へ駆動する手段を具備している請求項21の構成体。
  23. 【請求項23】 ラベリング手段が、所望の情報を含んでいるマーキングを
    フィルム又は均等物上に作る、印刷手段、露光手段又は対応手段を具備しており
    、前記手段は、二次元のマーキングを生成し且つ表示装置若しくは均等物を具備
    している記録手段か又はそれ自体は既知である走査技法において使用される狭い
    記録ヘッド若しくは同様の構造体かのいずれかであることを特徴とする請求項2
    1又は請求項22の構成体。
  24. 【請求項24】 前記ラベリング手段が、例えばピン状のソレノイド又は他
    の接触エレメントであって、それが上述したラベリング窓構造体に配置されてい
    る相対物と衝突するよう、カセット又は均等物に関連して移動させられ得るもの
    を具備していることを特徴とする請求項21〜請求項23のいずれか一項の構成
    体。
  25. 【請求項25】 前記制御システムが、前記ラベリング手段を作動させる手
    段を具備しており、もって、カセット若しくは均等物のラベリング窓のシャッタ
    ーを開き及び/若しくは閉じるのに必要な運動又は走査技法によるラベリングを
    行なうのに必要な運動が、前記カセットを移動させる手段によってカセットをカ
    セットトンネル又は同様の空間内で移動させることにより、実行され得ることを
    特徴とする請求項21〜請求項24のいずれか一項の構成体。
  26. 【請求項26】 前記制御手段が、造影後に、カセット又は均等物のラベリ
    ングを自動的に行なう手段を具備しており、例えば、造影後にカセットをラベリ
    ング位置へ駆動すべくカセットの運動を制御する手段、カセットのラベリング窓
    を開閉すべく例えば接触エレメントの運動を制御する手段及び前記カセットトン
    ネル又は同様の空間からカセットを放出すべくカセットの運動を制御する手段を
    用いることにより、制御が、実行されることを特徴とする請求項25の構成体。
  27. 【請求項27】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、上述した両
    方向における両方の方向に且つこれらの方向に実質的に垂直な方向にそれを移動
    させる手段から成っていることを特徴とする請求項2〜請求項26のいずれか一
    項の構成体。
  28. 【請求項28】 それが、カセット又は均等物を移動させ、造影し及び/又
    はフィルムをマーキングする、1つ以上の所定のシーケンスを格納し且つ実行す
    る手段を具備していることを特徴とする請求項1〜請求項27のいずれか一項の
    構成体。
  29. 【請求項29】 それが、例えば、C字形アームを回動させる手段、放射線
    源のかなり近くに配置されているスクリーンを移動させる手段及び/又はカセッ
    トトンネル若しくは同様の空間の高さ位置を造影されるべき対象に関連して調節
    する手段のような、乳房造影装置において使用される他の手段と上述のシーケン
    スを統合する手段を具備しており、この場合、前記シーケンスは、例えば、所定
    の種類のステレオタクチック像及び/又は断層X線像を撮るのを可能にするため
    の必要な運動を具備し得ることを特徴とする請求項28の構成体。
  30. 【請求項30】 乳房造影装置の動作を制御する以下のコマンド: −カセットトンネル又は均等物内へ挿し込まれたカセット又は均等物を検出させ
    るコマンド −カセット又は均等物を造影位置へ駆動させるコマンド −造影されるべき対象の造影を、 −単一の放射線写真として −造影されるべき対象の位置をカセットとの関連で調節してそれらの間の所望
    の距離を生じさせることによる、拡大像として −放射線の露光と露光との間にカセット又は均等物をその供給/放出方向に移
    動させることによる、及び、必要ならば、スクリーンを同様にすることによる、
    少なくとも2つの放射線写真として −上の代替物のうちのいずれか2つの組合せとして −例えば、放射線の露光の間にカセットと放射線源とを移動させることによる
    、セグメント像として 実行させるコマンド −カセット若しくは均等物をラベリング位置へ移動させ及び/又はカセット若し
    くは均等物のラベリングシャッターを開放させるコマンド −患者情報及び/又は造影パラメーターをフィルム又は均等物上へ印刷/投影させ
    るコマンド −カセット又は均等物をカセットトンネルから放出させるコマンド のうちの1つ以上のコマンドが、前記制御システム内に格納され得ることを特徴
    とする請求項28又は請求項29の構成体。
  31. 【請求項31】 乳房造影装置において使用される、フィルムカセット又は
    均等物のような、影像データ受容手段用の方法であって、この方法においては、
    カセット又は均等物が、乳房造影装置内に設けられており且つその造影領域内に
    位置させられているカセットトンネル又は同様の空間内で移動させられ、その空
    間内へ、カセットは、その乳房造影装置の壁における供給/放出開口を介して置
    かれ得る、ものにおいて、 カセット又は均等物が、乳房造影装置に設けられている、カセット又は均等物
    を移動させる手段を用いて、前記カセットトンネル又は同様の均等物内で移動さ
    せられ、ここで、カセット又は均等物を移動させる手段は、それを捕捉して前記
    空間内の所望の位置へそれを駆動することによってそれを受容すべく及び/又は
    前記空間からそれを放出すべく、使用される、 ことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、それを両方
    向に移動させるべく使用される請求項31の方法。
  33. 【請求項33】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、カセット若
    しくは均等物をカセットトンネル若しくは同様の空間内へ受容すべく、カセット
    若しくは均等物を捕捉すべく、前記空間内の少なくとも1つの所望の造影位置へ
    それを駆動すべく、造影プロセスの間それを段階的に若しくは連続的に移動させ
    るべく、フィルム若しくは均等物のラベリングを行なうためのラベリング位置へ
    カセット若しくは均等物を位置させるべく、ラベリング段階の間それを移動させ
    るべく及び/又はカセット若しくは均等物を前記空間から放出すべく、乳房造影
    装置に設けられている制御手段を用いて作動させられることを特徴とする請求項
    31又は請求項32の方法。
  34. 【請求項34】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、放射線の露
    光と露光との間にカセットをカセットトンネル内の少なくとも2つの異なる造影
    位置へ駆動すべく使用されることを特徴とする請求項31〜請求項33のいずれ
    か一項の方法。
  35. 【請求項35】 前記カセットトンネル又は同様の空間内の前記カセット又
    は均等物の位置が、前記空間内に配置されている少なくとも1つのセンサーによ
    って検査されることを特徴とする請求項31〜請求項34のいずれか一項の方法
  36. 【請求項36】 カセット又は均等物が、前記カセットトンネル内へ供給さ
    れ、この時、その進入が、前記センサーによって検出されるとと共に、前記カセ
    ットを移動させる手段が、カセットを前記カセットトンネル内へ引っ張るべく且
    つそれを正しい造影位置へ位置させるべく始動させられ、前記正しい造影位置は
    、カセット又は均等物の位置決めを行なうための第2のセンサーによって確認さ
    れることを特徴とする請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 前記カセット又は均等物を移動させる手段が、それを放射
    線の露光の間に移動させるべく使用されることを特徴とする請求項31〜請求項
    36のいずれか一項の方法。
  38. 【請求項38】 カセット又は均等物が、断層X線写真又は透過放射線写真
    を生成すべく、造影されるべき対象の走査造影の間、それら自体は既知である造
    影条件に従って移動させられることを特徴とする請求項37の方法。
  39. 【請求項39】 カセットトンネル又は同様の空間内のラベリング位置にカ
    セット又は均等物が位置させられている状態で、ラベリング手段に設けられてい
    る接触エレメントが、カセット又は均等物のラベリング窓のシャッター構造体に
    設けられている相対物と接触させられ、且つ、前記カセット又は均等物を移動さ
    せる手段が、カセット又は均等物の運動がラベリング窓を開閉するよう、そのカ
    セット又は均等物を移動させ、そして、シャッターが開位置にある場合には、所
    望の情報が、露光、印刷、又はラベリング手段内に設けられている対応デバイス
    により、フィルム上に記録されることを特徴とする請求項31〜請求項38のい
    ずれか一項の方法。
  40. 【請求項40】 カセットトンネル又は同様の空間内のラベリング位置にカ
    セット又は均等物が位置させられている状態で、それ自体は既知である走査技法
    により、例えば、ラベリング手段内に設けられている狭い記録ヘッド又は均等物
    を静止状態に保つと共に、前記カセットを移動させる手段を作動させることによ
    ってカセット又は均等物を移動させることで、走査運動を実行することにより、
    所望の情報が、フィルム又は均等物上に記録され、この間、カセット又は均等物
    のラベリング窓を保護すべく使用され得るシャッターは、ラベリング走査運動の
    間シャッターを所定の場所に保つべく、ラベリング走査運動の前に、ラベリング
    手段に設けられている接触エレメントと接触させられることを特徴とする請求項
    31〜請求項38のいずれか一項の方法。
  41. 【請求項41】 カセット又は均等物が、造影及び行なわれ得るラベリング
    の後、自動的に、又は乳房造影装置の制御手段内に設けられている放出ボタンを
    用いることにより、前記カセットトンネル又は同様の空間から放出されることを
    特徴とする請求項31〜請求項40のいずれか一項の方法。
  42. 【請求項42】 カセット又は均等物が、1つ以上の駆動ローラーによって
    移動させられることを特徴とする請求項31〜請求項41のいずれか一項の方法
  43. 【請求項43】 カセットトンネルのサイズが、種々のカセット又は均等物
    に合わすべく、それ自体は既知である態様で変化させられる場合において、カセ
    ット又は均等物をカセットトンネル内で移動させる手段が、対応して変化させら
    れることを特徴とする請求項31〜請求項42のいずれか一項の方法。
  44. 【請求項44】 カセット又は均等物を移動させる手段が、乳房造影法の造
    影ラインの部分として使用され、その造影ラインにおいては、第1ステージは、
    カセット又は均等物の供給用の供給マガジンにコンベヤーラインを介して又は直
    接接続されている、自動フィルム装填ステーションであってよく、その供給マガ
    ジンから、それが、造影装置のカセットトンネル又は均等物内へ供給され、その
    トンネル内において、前記カセット又は均等物を移動させる手段と、その位置決
    め、対象の造影及びフィルム又は均等物のラベリング用の手段とが、各々のケー
    スにおいて所望されている作用を実行すべく使用され、それから、カセット又は
    均等物は、それがトンネル内へ挿し込まれたのと同じ側から又は異なる側へ、カ
    セットトンネルから放出され、そして、前記コンベヤーライン又は別個のコンベ
    ヤーラインのいずれかを解決法に応じて用いることにより、カセットが、フィル
    ム取出しデバイスを設けられているフィルム現像ユニット内へ送られることを特
    徴とする請求項31〜請求項43のいずれか一項の方法。
  45. 【請求項45】 フレーム部と、それに接続されているC字形アーム又は対
    応構造体とを具備している乳房造影装置であって、組織の造影に使用されるエネ
    ルギーフォーム源が、実質的に前記C字形アームの一方の端部に置かれており、
    この源から得られ且つ造影されつつある組織に関する影像情報を運んでいるエネ
    ルギーフォームを受容する手段が、実質的に支柱の他方の端部に置かれており、
    且つ、造影されるべき対象を位置決めする手段であって、必要ならば、より薄い
    層を造影領域内で形成すべくそれを圧縮するものが、実質的に、前記エネルギー
    フォーム源と受容手段との間の領域内に配設されており、前記装置が、更に、影
    像情報を運んでいるエネルギーを受容する手段用の空間を具備しており、その空
    間内に、フィルムカセット又は均等物のような、影像情報を受容する手段が、必
    要な場合には再配置を可能にするようにして、配置され得る、ものにおいて、 装置が、請求項1〜請求項30のいずれか一項の、カセット又は均等物を移動
    させる構成体を設けられている、 ことを特徴とする乳房造影装置。
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