JP2003330690A - 印刷システム、プリンタ、posシステム、カラー化設定装置、プリンタドライバ、印刷制御方法、カラー化設定方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
印刷システム、プリンタ、posシステム、カラー化設定装置、プリンタドライバ、印刷制御方法、カラー化設定方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体Info
- Publication number
- JP2003330690A JP2003330690A JP2003062534A JP2003062534A JP2003330690A JP 2003330690 A JP2003330690 A JP 2003330690A JP 2003062534 A JP2003062534 A JP 2003062534A JP 2003062534 A JP2003062534 A JP 2003062534A JP 2003330690 A JP2003330690 A JP 2003330690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- printing
- print data
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 71
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 85
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 10
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
の印刷を行なえるようにする。 【解決手段】 ホスト装置10で実行されるPOSアプ
リケーションプログラム24は単色の印刷データを出力
する。この印刷データは、プリンタ12に対応したデバ
イスドライバであるサービスオブジェクト(SO)22
に引き渡され、SO22のデータ加工部30によって、
カラー付加情報38の内容に応じたカラー付加処理が行
なわれて、2色印刷用の印刷コマンドが作成される。カ
ラー付加処理では、印刷行の行単位で文字色または背景
色が付加される。データ加工部30で作成された印刷コ
マンドはコマンド出力部32によりプリンタ12へ送信
される。
Description
可能な印刷システム及び印刷制御方法に関する。また、
本発明は、複数色での印刷が可能なプリンタを制御する
ためのプリンタドライバに関する。また、本発明は、複
数色での印刷が可能なプリンタ、このプリンタを含む印
刷システムおよびPOSシステムに関する。また、本発
明は、単色の印刷コマンドからカラー印刷データを作成
するためのカラー付加情報を設定するカラー化設定装置
およびカラー化情報設定方法に関する。また、本発明
は、上記の各方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラム、および、このプログラムを記録した記録媒体
に関する。
ムにはレシートを印刷するためのプリンタが設けられて
いる。このプリンタではロール紙等の記録紙に商品名と
各商品の金額とを含む販売データが一行ずつ印刷され、
印刷された記録紙が切り離されてレシートとして発行さ
れる。レシートを受け取った顧客においては、レシート
に印刷された商品名と金額とを家計簿等に転記すること
等により、買物の履歴を個人情報として管理する場合が
ある。このような場合、一般にレシートは単色で印刷さ
れているため印刷内容が見難く、家計簿等へ転記する際
に間違いが起きやすいといった問題がある。
コン用のプリンタとして、インクジェット式や熱転写式
等のカラープリンタが普及している。POSシステムで
も、プリンタのカラー化は進みつつあり、2色あるいは
それ以上の多色のカラープリンタが用いられるようにな
っている。このようなプリンタによってレシートをカラ
ーで印刷すれば、レシートが見易くなり、顧客サービス
の点で好ましい。
ているアプリケーションプログラムは、従前の単色プリ
ンタを前提として作成されているものが多い。このた
め、プリンタがカラー印刷機能を有していても、レシー
トをカラーで印刷するにはアプリケーションプログラム
を変更しなければならない。このようなアプリケーショ
ンプログラムの変更にはコストがかかるため、POSユ
ーザである店舗側にとって経済的な負担が大きい。した
がって、単色プリンタを前提とした従前のアプリケーシ
ョンプログラムをそのまま用いながら、カラープリンタ
によりレシートをカラーで印刷できることが望まれる。
等のテキストデータに加え、店舗のロゴマーク等のイメ
ージデータが印刷される。そして、レシートへの印刷内
容のうち、店舗のロゴマーク等のイメージデータについ
ては店舗側で定めた色で印刷すべき場合が多い。したが
って、レシートをカラー印刷するにあたって、テキスト
データとイメージデータについて別個にカラー印刷の態
様を指定できることが望ましい。さらに、その場合、印
刷データのカラー化の態様をユーザが指定できることが
望ましい。
あり、単色用の印刷データであっても、複数色、例えば
2色、好ましくは多色、での印刷を行なえるようにする
ことを目的とする。また、本発明は、単色印刷用の印刷
データに基づいて、イメージとテキストとを区別した態
様で複数色の印刷を行えるようにすることを目的とす
る。また、本発明は、単色印刷用の印刷データから複数
色の印刷を行なうための印刷データを作成する際のカラ
ー化の態様をユーザが設定できるようにすることを目的
とする。また、本発明は、単色用の印刷コマンドに応じ
て複数色での印刷を行なうことが可能なプリンタおよび
プリンタ制御方法を提供することを目的とする。また、
本発明は、このような複数色印刷の態様をプリンタへの
設定コマンドにより外部から設定できるようにすること
を目的とする。
め、本発明の印刷システムは、複数色での印刷が可能な
印刷システムであって、印刷コマンド、および印刷デー
タを取り込むデータ取得手段と、取得した印刷コマン
ド、あるいは印刷データを解析し、少なくとも単色印刷
データか、単色印刷データであれば、テキストデータ
か、イメージデータかを判別するデータ解析/判別手段
と、テキストデータもしくはイメージデータの少なくと
も一方に、所定のカラー付加処理を実行するための処理
を規定するカラー付加情報を記憶する記憶手段と、単色
印刷データのデータ解析/判別結果に基づき、カラー付
加情報に沿って、前記単色印刷データに対して、所定の
カラー付加処理を行なって、複数色での印刷を行なうた
めのカラー印刷データを生成する印刷データ加工手段
と、該生成したカラー印刷データを印刷処理する印刷処
理手段とを備えることを特徴とする印刷システムであ
る。
トの印刷データであるかイメージの印刷データであるか
を判別したうえで、テキストおよびイメージの少なくと
も一方につきカラー付加処理を行ってカラー印刷データ
を作成する。したがって、本発明によれば、単色印刷用
の印刷データに基づいて、イメージとテキストとを区別
した態様で複数色の印刷を行なうことができる。
キストの単色印刷データについて前記カラー付加処理を
行なうこととしてもよい。
トの単色印刷データに含まれる印刷行の行単位で前記カ
ラー付加処理を行なうこととしてもよい。 このように
すれば、印刷行の行単位でカラー付加処理が行なわれる
ので、印刷内容を行単位で明瞭に区別することが可能と
なり、より見易い印刷結果を得ることができる。
の前記カラー付加処理は、テキストに背景色を付加する
処理を含むこととしてもよい。
の前記カラー付加処理は、テキストのフォント色を変更
する処理を含むこととしてもよい。
記単色印刷データに含まれる印刷行の行単位で前記カラ
ー付加処理を行なうこととしてもよい。
ジの単色印刷データについて前記カラー付加処理を行な
うこととしてもよい。
の前記カラー付加処理は、当該単色印刷データに含まれ
るイメージの色を変換する処理を含むこととしてもよ
い。
コマンド、および印刷データを取得するデータ取得手段
と、単色印刷データをカラー化するためのカラー付加情
報をユーザが画面上で設定するための設定手段とを更に
備え、前記印刷データ加工手段は、前記設定されたカラ
ー付加情報に従って、前記取得した単色印刷データにカ
ラー付加処理を行ない、前記カラー印刷データを生成す
ることを特徴とする。
加情報を所定の項目毎に入力する入力欄を含む入力画面
を表示する手段と、該入力画面の各入力欄に入力された
内容に基づいて前記カラー付加情報を設定する手段とを
含むこととしてもよい。
色に関するテキスト関連項目を含むこととしてもよい。
ストのフォント色に関する項目を含むこととしてもよ
い。
の背景色に関する項目を含むこととしてもよい。
色に関する項目を含むこととしてもよい。
リンタを制御するため、ホスト装置に組み込まれたプリ
ンタドライバにおいて、ホスト装置のアプリケーション
プログラムから出力される単色印刷データを取得するデ
ータ取得手段と、単色での印刷を行なうための単色印刷
データに所定のカラー付加処理を規定するカラー付加情
報を記憶する記憶手段と、カラー付加情報に沿って、前
記単色印刷データに複数色での印刷を行なうためのカラ
ー付加処理を実行し、カラー印刷データを生成する印刷
データ加工手段と、該作成したカラー印刷データを前記
プリンタへ送信する送信手段とを備えることを特徴とす
るプリンタドライバである。
う印刷データ加工手段は、アプリケーションプログラム
と前記プリンタとのインターフェースを提供するプリン
タドライバとして構成される。このため、従前のプリン
タドライバを交換するだけで、単色印刷データしか出力
できないアプリケーションプログラムを用いつつ、複数
色の印刷を行なうことが可能となる。
らコマンドを受信する受信手段と、複数色での印刷が可
能な印刷手段とを備えるプリンタであって、前記受信手
段が受信した単色印刷を指示する印刷コマンドに対して
所定のカラー付加処理を行なって、前記印刷手段により
複数色での印刷を行なうためのカラー印刷データを作成
する印刷データ加工手段と、該作成したカラー印刷デー
タに基づいて、前記印刷手段により印刷を行なわせる制
御手段とを備えることを特徴とする。
コマンドに対してカラー付加処理を行なってカラー印刷
データを作成し、このカラー印刷データに基づいて印刷
を行なう。このため、本発明のプリンタによれば、単色
の印刷コマンドに応じて複数色での印刷を行なうことが
できる。
システムは、所定の入力装置から入力された商品情報に
基づいて販売情報を集計してレシート印刷用の印刷デー
タを出力するPOSアプリケーション実行部を備え、前
記単色印刷データは、前記POSアプリケーション実行
部から出力されるレシート印刷用の印刷データであるこ
ととしてもよい。
印刷データから複数色での印刷を行なうためのカラー印
刷データを生成する印刷データ加工装置に用いられるカ
ラー付加情報を設定するカラー化設定装置であって、カ
ラー付加情報を所定の項目毎に入力する入力欄を含む入
力画面を表示する表示制御手段と、該入力画面の各入力
欄に入力された内容に基づいて前記カラー付加情報を設
定する入力制御手段と、設定されたカラー付加情報を反
映したレシートのサンプルを表示、もしくは印刷する制
御手段とを有することを特徴とする。
の印刷を制御するための印刷制御方法であって、単色で
の印刷を行なうための単色印刷データを取得する印刷デ
ータ取得ステップと、カラー付加情報を有するカラー付
加情報を参照するステップと、単色印刷データに前記カ
ラー付加情報の参照結果に沿ってカラー付加処理を行な
って、複数色での印刷を行なうためのカラー印刷データ
を生成する印刷データ加工ステップと、該作成したカラ
ー印刷データを印刷処理する印刷処理ステップとを備え
ることを特徴とする。
のカラー付加情報に従って単色での印刷を行なうための
単色印刷データから複数色での印刷を行なうためのカラ
ー印刷データを作成する際の前記カラー付加情報を設定
するカラー化設定方法であって、カラー付加情報を所定
の項目毎に入力する入力欄を含む入力画面を表示するス
テップと、該入力画面の各入力欄に入力された内容に基
づいて前記カラー付加情報を設定するステップと、該設
定したカラー付加情報を組み込んだ印刷サンプルを、表
示もしくは印刷して出力するステップとを備えることを
特徴とする。
の第1実施形態である印刷システムの1種のPOSシス
テムの全体構成図である。同図に示すように、第1実施
形態のPOSシステムは、ホスト装置10を備えてい
る。ホスト装置10には、レシート印刷用のプリンタ1
2、商品コードを入力するための入力装置(例えばバー
コードリーダ)14、画面表示用のディスプレイ装置1
6等が接続されている。第1実施形態において、プリン
タ12は、主色(例えば黒)および副色(例えば赤や青
等)の2色のカラー印刷が可能な例えばインクジェット
式のプリンタであり、ホスト装置10による制御の下で
レシートの印刷を行なう。なお、後述するように、プリ
ンタ12は、2色カラープリンタに限らず、3色以上の
印刷が可能なカラープリンタであってもよく、また、イ
ンクジェット式に限らず熱転写式その他複数色での印刷
が可能なプリンタであればその方式は問わない。
より構成されており、ホスト装置10におけるプリンタ
12の制御は、例えば、ウインドウズ(登録商標名)等
のOS上で稼動するプリンタドライバ(例えば、OLE
for Retail POS略してOPOS(登録
商標名))により行なわれる。プリンタドライバは、O
S上で稼動するPOSアプリケーションプログラム24
に対して、プリンタ12や入力装置14等の周辺デバイ
スとの機種依存性のないインターフェースを提供するも
のである。かかる機能を実現するため、プリンタドライ
バ上には、デバイスのカテゴリー毎に対応したデバイス
コントロールオブジェクト(CO)20と、デバイスの
機種毎に対応したサービスオブジェクト(SO)22と
が設けられている。
は、入力装置14から入力された商品の商品コードに基
づいて販売データを集計し、その集計結果をレシートと
して印刷すべく印刷データを出力する。POSアプリケ
ーションプログラム24から出力された印刷データはプ
リンタ用のCO20に引き渡され、さらに、CO20か
らプリンタ12の機種に対応したSO22に引き渡され
る。SO22は、この印刷データを加工して、プリンタ
12のコマンド仕様に応じた印刷コマンドを作成し、O
S26を介してプリンタ12へ送信する。このように、
SO22は、デバイス(本例ではプリンタ)の機種毎の
差異を吸収して、POSアプリケーションプログラム2
4をデバイス機種に依存しないプログラムとして構成で
きるようにする役割を有している。
スト装置から送信されたデータを、解析し、それが単色
の印刷コマンド、あるいは単色の印刷データか、カラー
の印刷コマンド、あるいはカラーの印刷データかを判別
するとともに、テキスト印刷コマンドと、イメージ印刷
コマンドかを判別して印刷を実行できるように構成され
ている。
なうためのコマンドである。第1実施形態では、テキス
ト印刷コマンドにおいて、文字色、文字の背景パターン
・背景色を指定できるようになっている。なお、背景パ
ターンとしては、例えば、「網掛け」、「斜線」(ハッ
チング)、「ベタ塗り」を指定でき、さらに、各背景パ
ターンについてパターンの濃度を、例えば「濃」、
「中」、「淡」と指定できる。
のイメージ印刷を行なうためのコマンドである。第1実
施形態では、イメージ印刷コマンドにおいてイメージの
印刷色を指定でき、また、印刷対象としてプリンタ12
に予め登録されたイメージデータを指定できる。
プリンタ12に対して同様の印刷指示を行なうことがで
きれば他の形式のコマンドを用いてもよい。すなわち、
プリンタ12に対して、テキストおよびイメージの印刷
を指示でき、さらに、テキストについて印刷色および背
景パターン・背景色を、また、イメージについて印刷色
を夫々指定できるコマンド体系であればよい。
リケーションプログラム24からプリンタ用のCO20
に引き渡される印刷データは、そのデータフォーマット
により、テキスト(例えばレシートに印字すべき商品名
や価格等の文字データ)用の印刷データとイメージ(例
えば商店のロゴマーク等)の印刷データとに区別できる
ようになっている。SO22は、CO20から引き渡さ
れた印刷データがテキストデータであるかイメージデー
タであるかを判別し、その判別結果に応じて、テキスト
印刷コマンドまたはイメージ印刷コマンドを作成してプ
リンタ12へ送信する。プリンタ12では送信されてき
た印刷コマンドに従って印刷処理が実行される。
ある。同図に示すように、プリンタ12は、中央制御部
50、受信部52、およびコマンド解析部54を備えて
いる。中央制御部50は、受信部52がインターフェー
ス部62を介してホスト装置10から受信したコマンド
やデータをコマンド解析部54で解析、及び判別し、受
信コマンドに応じた処理を実行する。なお、中央制御部
50およびコマンド解析部54は、CPU60が所定の
制御プログラムを実行することにより実現される。
6、第1ヘッド制御部68、第2ヘッド制御部70等が
接続されている。
印刷バッファ74、および第2印刷バッファ76が設け
られている。受信バッファ72には、受信部52がホス
ト装置10から受信したコマンドやデータが格納され
る。また、第1印刷バッファ74には主色の印刷データ
が、第2受信バッファ76には副色の印刷データが夫々
格納される。
ログラムのほか、各キャラクタのビットパターンデータ
や、ロゴマークのイメージデータ等のデータが記録され
ている。
御部70には、夫々、第1印刷ヘッド78および第2印
刷ヘッド80が接続されている。第1印刷ヘッド78お
よび第2印刷ヘッド80は、夫々、主色および副色での
印刷を行なうための印刷ヘッドであり、第1ヘッド制御
部68および第2ヘッド制御部70による制御の下で、
第1印刷バッファ74および第2印刷バッファ76に格
納された印刷データに従って主色および副色で印刷を行
なう。
より解析されたコマンドに基づいて、第1印刷バッファ
74および第2印刷バッファ76に印刷データを格納す
る。すなわち、コマンドがテキスト印刷コマンドの場合
には、印刷すべきキャラクタのビットパターンデータを
ROM66から読み出し、このビットパターンデータ
を、印刷色が主色の場合には第1印刷バッファ74へ、
副色の場合には第2印刷バッファ76へ、夫々格納す
る。その際、テキスト印刷コマンドで背景印刷が指定さ
れている場合は、その背景パターン・濃度に応じたビッ
トパターンデータを、背景色に応じて第1印刷バッファ
74または第2印刷バッファ76へ格納する。また、イ
メージ印刷コマンドの場合も、テキストの場合と同様
に、印刷すべきイメージのビットパターンデータをRO
M66から読み出し、その印刷色に応じて第1印刷バッ
ファ74または第2印刷バッファ76へ格納する。そし
て、第1印刷バッファ74および第2印刷バッファ76
に格納された印刷データを夫々第1ヘッド制御部68お
よび第2ヘッド制御部70へ供給することにより主色お
よび副色の2色での印字を行なわせる。
アプリケーションプログラム24から出力された単色の
印刷データに副色を付加した印刷コマンドを生成するこ
とで、プリンタ12により2色印刷を行なう機能(以
下、カラー付加機能という)を有している。
ためのホスト装置10の機能ブロック図である。同図に
示すように、SO22は、データ加工部30およびコマ
ンド出力部32を備えている。データ加工部30は、C
O20から引き渡された単色の印刷データに副色を付加
する処理(以下、カラー付加処理という)を行なって、
プリンタ12のコマンド仕様に応じた印刷コマンドを生
成する。そして、作成された印刷コマンドはコマンド出
力部32からプリンタ12へ出力される。
ラー付加情報記憶部34が設けられている。カラー付加
情報記憶部34には、カラー付加処理の有効/無効を指
定するカラー化フラグ36と、カラー付加処理の内容を
指定するカラー付加情報38とが記憶されている。な
お、カラー付加情報記憶部34はハードディスク装置や
EEPROMのような書き換え可能な不揮発性の記憶装
置上に設けられている。
を示す図である。同図に示すように、カラー付加情報3
8は、行単位(38−1)、カラー付加方式(38−
2)、背景パターン(38−3)、背景色調(38−
4)、イメージデータ印刷色(38−5)の項目を含ん
でいる。これらの項目に対応したデータがカラー付加情
報として、カラー付加情報記憶部34に記憶される。 1)、行単位:カラー付加処理を何行単位で行なうかの
行数を示す。例えば、行単位の値が「2」である場合、
図5に示すように、カラー付加処理が行なわれる2行と
カラー付加処理が行なわれない2行とが交互に繰り返さ
れる。 2)、カラー付加方式:カラー付加処理を文字色の付加
により行なうか背景色の付加により行なうかの指定であ
る。 3)、背景パターン:背景色を付加する場合の背景パタ
ーンを示すものであり、例えば、網掛け・斜線・ベタ塗
りのうち何れかに設定される。 4)、背景色調:カラー付加処理を背景色の付加により
行なう場合の背景色の濃淡を示すものであり、例えば、
濃・中・淡の3段階に設定される。 5)、イメージ印刷色:レシートに印刷される商店のロ
ゴマーク等のイメージデータの印刷色を示すものであ
り、主色または副色に設定される。
情報設定部40によりメニュー画面でユーザが設定でき
るようになっている。これについては後述する。
出力部32は、SO22に実装されたプログラムにより
実現される。図6は、このプログラムにおける処理の内
容を表すフローチャートである。同図に示すように、P
OSアプリケーションプログラム24からCO20を介
して印刷データが引き渡されると(S100)、カラー
付加フラグ36がセットされているか否かが判別される
(S102)。その結果、カラー付加フラグ36がセッ
トされていなければ、印刷データをプリンタ12向けの
印刷コマンドに変換する通常のコマンド作成処理が行な
われる(S104)。一方、カラー付加フラグ36がセ
ットされている場合は、次に、印刷データがテキストま
たはイメージの何れの印刷データであるかが判別され
(S106)、テキストの印刷データである場合は、カ
ラー付加情報38に基づいて、カラー付加処理が行なわ
れる(S108)。
付加処理の詳細を示すフローチャートである。同図に示
すように、先ず処理対象行を示すインデックスiが
「1」に初期化される(S200)。そして、カラー付
加情報38の行単位の値に基づいて、i行目がカラー付
加処理の対象行であるか否かが判別され(S202)、
カラー付加処理の対象行であれば、カラー付加方式が文
字色または背景色の何れであるかが判別される(S20
4)。その結果、カラー付加方式が文字色であれば、i
行目のテキストを副色で印刷するためのテキスト印刷コ
マンドが生成され(S206)、一方、カラー付加方式
が背景色であれば、i行目のテキストに、カラー付加情
報で指定された背景パターンを副色で付加して印刷する
ためのテキスト印刷コマンドが作成される(S20
8)。また、上記S202でi行目がカラー付加処理の
対象行でなければ、i行目のテキストを主色で印刷する
ためのテキスト印刷コマンドを生成する通常のコマンド
生成処理が行われる(S210)。
判別され(S212)、最終行でなければ、iに「1」
が加算(S214)された後、S202へ戻る。一方、
i行目が最終行であれば、図6のフローチャートに戻
る。
タがイメージ印刷データである場合は、カラー付加情報
38に基づいてイメージデータの印刷色が判別される
(S110)。その結果、イメージデータの印刷色が主
色であれば、上記S104において、通常のコマンド作
成処理が行なわれる。一方、イメージデータの印刷色が
副色であれば、イメージデータを副色で印刷するための
イメージ印刷コマンドが作成される(S112)。又、
取得した印刷コマンド、あるいは印刷データが、もとも
とカラーデータである場合は、カラー付加処理は、実行
しない。
S112で作成された印刷コマンドが、プリンタ12へ
送信される(S114)。プリンタ12では、上記図2
を参照して述べたように、ホスト装置10から送信され
てきた印刷コマンドに従って印刷処理が行なわれること
で、上記図5に例示するような、行単位でカラー付加さ
れた見易いレシートが発行される。
刷色がテキスト部44とは別個に指定される場合を示し
ている。すなわち、図5においては、ロゴマーク等のイ
メージ部42については指定された色で印刷され、商品
名・金額等のテキスト部44については行単位で文字ま
たは背景にカラーが付加されるので、さらにレシートが
見易くなる。
ラー付加情報38の設定について説明する。カラー付加
情報設定部40はホスト装置10において所定の設定用
プログラムが実行されることにより実現される。この設
定用プログラムが実行されると、ディスプレイ装置16
に例えば図8および図9に示すような設定画面200、
210が表示される。設定用プログラムの起動時には図
8に示す基本設定画面200が表示され、各設定画面の
上部のタブを選択することで、図9に示す変換設定画面
210との間で表示画面が切り替わるようになってい
る。
は、用紙幅の設定欄202、および、カラー付加処理
(色変換)の有効(する)・無効(しない)の設定欄2
04が設けられている。また、図9に示すように、変換
設定画面210には、カラー付加情報38を項目毎に設
定するための設定欄、すなわち、カラー付加方式(文字
色または背景色)の設定欄212、カラー付加処理の行
単位の設定欄214、背景パターンの設定欄216、背
景色調の設定欄218、および、イメージ印刷色の設定
欄220等が設けられている。なお、図9に示す例で
は、行単位の設定欄214は行単位を数値で入力するよ
うにしており、入力欄右脇の「△」または「▽」をクリ
ックすると入力値が増減する。また、設定欄214以外
の設定欄は、各選択肢に対応して設けたチェックボック
スをクリックして設定内容を選択するようにしている。
なお、設定用プログラムの起動時には、カラー付加情報
記憶部34に格納されている現在のカラー付加フラグ3
6およびカラー付加情報38が読み出され、その内容が
印刷設定画面200および色変換設定画面210の該当
する設定欄にデフォルト値として表示されるようになっ
ている。
は、表示ボタン205と印刷ボタン206が配され、表
示ボタン205がクリックされると、予め準備された、
仮想のレシートサンプルの印刷データ上に、入力設定さ
れたカラー付加処理が実行され加工された印刷サンプル
が、ディスプレイ装置上に表示され、印刷ボタン206
がクリックされると、その加工された印刷サンプルが印
刷出力される。
10には共通の「OK」ボタン222が設けられてい
る。この「OK」ボタン222がクリックされると、上
記設定欄204で設定された内容がカラー付加フラグ3
6として、また、設定欄212〜120で設定された内
容がカラー付加情報38として、夫々カラー付加情報記
憶部34に格納される。
と、以後、POSアプリケーションプログラム24から
印刷データが出力された場合に、設定されたカラー付加
情報38の内容に従って、上述したようにカラー付加処
理が実行され、プリンタ12により2色印刷が行なわれ
ることになる。
ば、POSアプリケーションプログラム24から出力さ
れた単色の印刷データに、カラー付加情報38に応じた
カラー付加処理を行なって作成した複数色の印刷コマン
ドをプリンタ12へ送信する。このため、POSアプリ
ケーションプログラム24が単色プリンタにしか対応し
ていない場合にも、プログラムを変更することなく、プ
リンタ12によって複数色の印刷を行なうことができ
る。したがって、第1実施形態によれば、POSシステ
ムのユーザである店舗に経済的な負担をかけることな
く、複数色で印刷された見易いレシートを発行できるよ
うにすることができる。
部30は、POSアプリケーションプログラム24とプ
リンタ12とのインターフェースを提供するプリンタド
ライバであるSO22に実装されているので、従前のプ
リンタドライバをSO22に交換するだけで、上記した
複数色の印刷を実現できる。
行の行単位で行なうので、印刷内容を行単位で明瞭に区
別することができ、この点でもレシートが見易くなる。
すなわち、レシートの同じ行に印刷された商品名と金額
の対応関係が明瞭となり、商品名と金額とを1行ずらし
て読んでしまうといった見間違いを防止できる等の効果
が得られるのである。
タとテキストとを区別して別個にカラー付加の態様を指
定することができる。このため、店舗のロゴマーク等に
ついては店舗側の希望に合わせた色で印刷しつつ、複数
の色で印刷された見易いレシートを発行することができ
る。
たカラー付加情報38に従ってカラー付加処理を行なう
ので、カラー付加情報設定部40を介してカラー付加情
報38を適宜設定することにより、ユーザの好みに応じ
た態様で複数色の印刷を行なうことができる。
記図8および図9に例示する設定画面200、210に
より、所定の項目毎に内容を入力するだけでの操作で設
定することができる。すなわち、本実施形態のシステム
によれば、カラー付加情報38を設定するための使い易
いユーザインターフェースを提供することができ、ユー
ザは設定画面200,210を通して複数色の印刷態様
を簡単に設定することができる。
2色のインクジェット式プリンタにおいて、副色で印刷
される頻度は低いので、副色のインクは減り難い。この
ため、副色のインクは長期間プリンタ12に装着された
まま放置されることとなり、インク粘度の上昇やインク
組成の変質を招いて、印刷ヘッドの目詰まり等のトラブ
ル発生の原因となる場合がある。これを防止するため、
一定期間毎にインクをアイドリング状態で吐出する対策
が取られることがある。このため、使用しないインクも
無駄に消費することとなる。これに対して、第1実施形
態では、POSアプリケーションプログラム24から単
色の印刷データが出力された場合にも、これに副色を加
えた印刷が行なわれる。このため、副色のインクも主色
のインクに近い頻度で使用されることとなるので、上記
のような無駄なインクの消費を防止することができる。
ついてのカラー付加方式を文字色または背景色で指定す
るものとしたが、これに限らず、文字色および背景色の
夫々について印刷色を指定できるようにしてもよい。図
10および図11は、夫々、そのような指定を行なう場
合のカラー付加情報38および変換設定画面210の例
を示す。この場合、例えば、副色で印刷されたテキスト
の背景に主色の背景を印刷するといった設定も可能であ
り、2色印刷のバリエーションが広がることになる。
定された行数を単位として、カラー付加される行とカラ
ー付加されない行とを繰り返すものとしたが、カラー付
加される行数とカラー付加されない行数とを独立に指定
できるようにしてもよい。この場合、カラー付加される
行数とカラー付加されない行数とを異ならせることがで
きる。
2が2色印刷が可能なプリンタであるものとしたが、本
発明はこれに限らず、3色以上の印刷が可能なプリンタ
(例えば、プリンタ12が主色および副色の同時印刷に
よる混色の印刷機能を有する場合や、3色以上の印字ヘ
ッドを備える場合)にも適用が可能である。
色、副色、および混色の3色で印字する機能を有する場
合についてのカラー付加情報38および変換設定画面1
02の例を示す。図12および図13に示す例では、文
字、背景、およびイメージについて夫々印刷色を主色,
副色、混色の中から選択できるようにしている。
OSシステムにおけるレシート印刷に適用された場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、複数色の印刷が可能なプリンタにより単色印刷用
のデータに基づいて複数色の印刷を行なう場合に広く適
用が可能である。
施態様としてイメージとテキストとを区別して夫々につ
いてカラー付加処理の内容を指定できるものとした。し
かしながら、本発明はこれに限らず、少なくともテキス
トについて行単位でカラー付加を行えるようになってい
ればよい。
報設定部40が、プリンタ12を制御するホスト装置1
0に組み込まれているものとして説明した。しかしなが
ら、本発明はこれに限らず、カラー付加情報設定部40
をホスト装置10とは別個のカラー情報設定装置により
構成してもよい。この場合、カラー付加情報設定部40
で設定したカラー付加情報38をホスト装置10へ送信
し、あるいは、ホスト装置10と共有された記憶部に格
納すること等により、ホスト装置10でカラー付加情報
38を参照できるようにすればよい。 (第2実施形態)図14は、本発明の第2実施形態であ
るPOSシステムの全体構成図である。同図に示すよう
に、第2実施形態のPOSシステムは、プリンタ110
とホスト装置112とを備えている。
び副色(例えば赤や青等)の2色のカラー印刷が可能な
例えばインクジェット式のプリンタであり、上記のよう
にホスト装置112から送信されてきた印刷コマンドに
応じてレシートの印刷を行なう。なお、第1実施形態の
場合と同様、プリンタ110は、2色カラープリンタに
限らず、3色以上の印刷が可能なカラープリンタであっ
てもよく、また、インクジェット式に限らず熱転写式そ
の他複数色での印刷が可能なプリンタであればその方式
は問わない。
ステムにより構成されており、ホスト装置112におけ
るプリンタ110の制御は、第1実施形態と同様に、例
えば、ウインドウズ(商標名)等のOS上で稼動するプ
リンタドライバにより行なわれる。プリンタドライバ
は、OS上で稼動するPOSアプリケーションプログラ
ム113に対して、プリンタ110や、バーコードリー
ダ等の入力装置114等の周辺デバイスとの機種依存性
のないインターフェースを提供するものである。かかる
機能を実現するため、プリンタドライバ上には、デバイ
スのカテゴリー毎に対応したデバイスコントロールオブ
ジェクト(CO)115と、デバイスの機種毎に対応し
たサービスオブジェクト(SO)116とが設けられて
いる。
は、入力装置114から入力された商品の商品コードに
基づいて販売データを集計し、その集計結果をレシート
として印刷すべく印刷データを出力する。POSアプリ
ケーションプログラム113から出力された印刷データ
はプリンタ用のCO115に引き渡され、さらに、CO
115からプリンタ110の機種に対応したSO116
に引き渡される。SO116は、この印刷データを加工
して、プリンタ110のコマンド仕様に応じた印刷コマ
ンドを作成し、OS17を介してプリンタ110へ送信
する。このように、SO116は、デバイス(本例では
プリンタ)の機種毎の差異を吸収して、POSアプリケ
ーションプログラム113をデバイス機種に依存しない
プログラムとして構成できるようにする役割を有してい
る。
リンタ110内に格納されたカラー付加情報を設定する
ためのカラー設定プログラム118が実装されている。
カラー設定プログラム118はディスプレイ装置119
上に所定の設定画面を表示させることによりカラー付加
情報設定のためのユーザインターフェースを提供する。
信される印刷コマンドには、テキストの印刷を行なうた
めのコマンド(以下、テキスト印刷コマンドという)と
イメージの印刷を行なうためのコマンド(以下、イメー
ジ印刷コマンドという)があり、プリンタ110はこれ
らのコマンドに応じて、テキストおよびイメージの印刷
を行なうことができる。また、第2実施形態において、
ホスト装置112が出力する印刷コマンドは単色の印刷
コマンドであり、プリンタ110は単色の印刷コマンド
に対してカラー付加処理を行なって、2色での印刷を行
なう機能(以下、カラー付加機能という)を有してい
る。
は、”ESC *”、”ESC L”、”GS /”等
が用いられる。例えば、その中でコマンド”GS /”
は、プリンタ110に予め登録したイメージデータの印
刷を指示するコマンドである。第2実施形態では、プリ
ンタ110内に登録したロゴマーク等をレシートに印刷
するためにイメージ印刷を行なうが、その場合にコマン
ド”GS /”が用いられる。このように、イメージ印
刷コマンドは、特定のコマンドコードを有しているの
で、プリンタ110では、イメージ印刷コマンドをテキ
スト印刷コマンドと区別することができる。
央制御部120、コマンド解析部122、データ加工部
124、情報設定部126、および受信部128を備え
ている。中央制御部120は、受信部128がインター
フェース部130を介してホスト装置112から受信し
たコマンドやデータをコマンド解析部122で解析し、
受信コマンドに応じた処理を実行する。なお、中央制御
部120、コマンド解析部122、データ加工部12
4、おおび情報設定部126は、CPU140が所定の
制御プログラムを実行することにより実現される機能部
である。
144、第1ヘッド制御部146、第2ヘッド制御部1
48等が接続されている。
第1印刷バッファ152、および第2印刷バッファ15
4が設けられている。受信バッファ150には、受信部
128がホスト装置112から受信したコマンドやデー
タが格納される。また、第1印刷バッファ152には主
色の印刷データが、第2印刷バッファ154には副色の
印刷データが夫々ビットデータ形式で格納される。
る制御プログラムが記憶されたプログラム記憶部15
6、各キャラクタのビットパターンデータやテキストに
付加する背景のビットパターンデータが記憶されたCG
記憶部158、レシートに印刷すべきロゴマーク等のイ
メージデータ等が記録されたイメージ記憶部160、お
よび、後述するカラー付加情報が記憶されたカラー付加
情報記憶部162が設けられている。
いはCPU140内に実装されたファームウェア等の書
換不可能なROMとEEPROM等の書換可能なROM
とによって構成されており、プログラム記憶部156は
書換不可能なROMに、また、CG記憶部158、イメ
ージ記憶部160、および、カラー付加情報記憶部16
2は書換可能なROMに設けられている。ただし、CG
記憶部158は何れのROMに設けられてもよい。
制御部148には、夫々、第1印刷ヘッド164よび第
2印刷ヘッド166が接続されている。第1印刷ヘッド
164および第2印刷ヘッド166は、夫々、主色およ
び副色での印刷を行なうための印刷ヘッドであり、第1
ヘッド制御部146および第2ヘッド制御部148によ
る制御の下で、夫々、第1印刷バッファ152および第
2印刷バッファ154に格納された印刷データに従って
主色および副色で印刷を行なう。
0に格納されたコマンドを解析し、印刷コマンドがテキ
スト印刷コマンドかイメージ印刷コマンドかを判別す
る。その判別結果は、印刷コマンドで指定された印刷デ
ータと共にデータ加工部124へ引き渡され、データ加
工部124は、引き渡されたデータに基づいて、以下に
述べるように、第1印刷バッファ152および第2印刷
バッファ154にビットデータ形式の印刷データを格納
する。
まり、後述するようにカラー付加情報記憶部162に記
憶されたカラー付加フラグがセットされていない場
合)、データ加工部124は、テキスト印刷コマンドの
印刷データについては、印刷すべき各文字のビットパタ
ーンデータをCG記憶部158から読み出し、そのデー
タを第1印刷バッファ152へ格納する。また、イメー
ジ印刷コマンドについては、印刷すべきイメージのビッ
トイメージデータをイメージ記憶部160から読み出し
て第1印刷バッファ152へ格納する。そして、第1印
刷バッファ152に格納された印刷データに基づいて第
1印刷ヘッド164が印刷動作を行なうことで、主色で
の単色印刷が行なわれる。
は、データ加工部124は、カラー付加情報記憶部16
2に記憶されたカラー付加情報の内容に従って所定のカ
ラー付加処理を行なうことで2色での印刷を実現する。
カラー付加処理の詳細については後述する。
示す。同図に示すように、カラー付加情報は、カラー付
加フラグ、イメージ印刷色、テキスト印刷色、テキスト
背景の有無、テキスト行単位等の項目を含んでいる。
の有効/無効を指定する(セット時に有効となる)。
主色または副色に指定する。
主色または副色に指定する。
景色を付加するかどうかを指定する。
何行単位で行なうかの行数を示す。例えば、行単位の値
が「2」である場合、第1実施形態における図5に示す
ように、カラー付加処理が行なわれる2行とカラー付加
処理が行なわれない2行とが交互に繰り返される。
装置112からプリンタ110へ送信する所定のカラー
設定コマンドにより設定することができる。カラー設定
コマンドは、例えば、次のようなコマンドコードとパラ
メータからなるフォーマットを有している。
5 ここで、パラメータn1〜n5はカラー付加情報の上記
項目1)〜2)に対応しており、夫々、以下の内容を指
定する。 n1:カラー付加機能を有効にするか否かを指定(有
効:1,無効:0) n2:イメージを副色で印刷するか否かを指定(副色:
1,主色:0) n3:テキストを副色で印刷するか否かを指定(副色:
1,主色:0) n4:テキスト背景を副色で印刷するか否かを指定 (印刷する:1,印刷しない:0) n5:上記5)の行単位を数値で指定 なお、各パラメータをカラー付加情報の各項目に対応さ
せるのではなく、1つのパラメータを複数の項目に対応
させるようにしてもよい。例えば、上記パラメータn1
〜n4は4ビットの値で表すことができるから、この4
ビットの値を表す1個のパラメータと、行単位を表す1
個のパラメータの計2個のパラメータで上記1)〜5)
の項目を指定することができる。その他、カラー設定コ
マンドのパラメータとして、上記1)〜5)の項目を指
定可能な種々の形式を用いることができる。
ドを受信すると、それに応じて、情報設定部126によ
りカラー付加情報の内容を設定する。
は、プリンタメーカが定義し、特定のプリンタで解釈で
きるコマンドであるため、所定のプリンタで他のコマン
ドと区別して解釈できればどのようなコードであっても
良い。
(つまり、カラー付加フラグがセットされている)場合
に、データ加工部124により実行される処理の内容を
示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、
印刷コマンドがテキスト印刷コマンドであるかイメージ
印刷コマンドであるかが判別される(S300)。その
結果、イメージ印刷コマンドであれば、そのコマンドで
指定されたイメージのビットイメージデータがイメージ
記憶部160から読み出され(S302)、カラー付加
情報の「イメージ印刷色」の値に応じて、第1印刷バッ
ファ152または第2印刷バッファ154に格納される
(S304)。すなわち、「イメージ印刷色」が主色で
あれば、イメージデータは主色に対応した第1印刷バッ
ファ152に格納され、「イメージ印刷色」が副色であ
れば、イメージデータは副色に対応した第2印刷バッフ
ァ154に格納される。
ドであれば、カラー付加情報に基づいて、印刷コマンド
で印字が指示されたテキストデータに対するカラー付加
処理が行なわれる(S306)。
ストデータに対するカラー付加処理の内容を示すフロー
チャートである。同図に示すように、先ず、カラー付加
情報38の行単位の値に基づいて、現在行がカラー付加
処理の対象行であるか否かが判別される(S400)。
なお、データ加工部124は、テキストの印刷データに
現れる改行コードを監視することにより現在行が何行目
のテキストであるかをカウントしており、この行数と、
上記行単位の値とに基づいて、カラー付加処理の対象行
であるかどうかを判別できるものとする。この判別の結
果、現在行がカラー付加処理の対象でなければ、テキス
ト文字のイメージパターンデータがCG記憶部158か
ら読み出され、第1印刷バッファ152に格納(S40
2)された後、今回の処理は終了する。
れば、テキスト文字のイメージパターンデータがCG記
憶部158から読み出され、カラー付加情報の「テキス
ト印刷色」に応じて第1印刷バッファ152または第2
印刷バッファ154に格納される(S404)。すなわ
ち、「テキスト印刷色」が主色であれば第1印刷バッフ
ァ152に格納され、副色であれば第2印刷バッファ1
54に格納される。次に、カラー付加情報の「テキスト
背景」が有りであるか否かが判別され(S406)、
「無し」であれば今回の処理は終了する。一方、「テキ
スト背景」が「有り」であれば、背景パターンを表すビ
ットパターンデータがCG記憶部160から読み出さ
れ、このデータが第2印刷バッファ154に格納(S4
08)された後、今回の処理は終了する。
ストおよびイメージの夫々の印刷コマンドについて、カ
ラー付加情報に応じて印刷データを第1印刷バッファ1
52または第2印刷バッファ154に格納する。上述の
如く、第1印刷バッファ152および第2印刷バッファ
154に格納された印刷データに応じて、夫々、主色お
よび副色での印刷が行われる。したがって、データ加工
部124の上記処理により、単色の印刷コマンドに基づ
き、カラー付加情報の内容に応じて上記図5に例示する
ような2色のレシート印刷が行われることになる。
S402,S408で第1印刷バッファ152および第
2印刷バッファ154へ格納された印刷データが、本発
明における「カラー印刷データ」に該当する。
加情報の設定について説明する。カラー付加情報の設定
は、ホスト装置112においてカラー設定プログラム1
18を実行することにより行なうことができる。カラー
設定用プログラム118が起動されると、ホスト装置1
12のディスプレイ装置19に例えば図18に示すよう
な設定画面300が表示される。
2色印刷の有無(カラー付加機能の有効/無効)の設定
欄302、イメージ印刷色の設定欄304、テキスト印
刷色の設定欄306、テキスト背景の有無の設定欄30
8、行単位の設定欄310、および、「OK」ボタン3
12が設けられている。カラー設定プログラム118の
起動初期時には、プリンタ110に対してカラー付加情
報を読み出すためのコマンドが送信され、このコマンド
に応じて送られてきたカラー付加情報の内容が設定画面
300の該当する設定欄にデフォルト値として表示され
るようになっている。
12がクリックされると、各設定欄で設定された内容に
基づいてカラー設定コマンドが生成され、プリンタ11
0へ送信される。
刷色が「副色」、テキストの印刷色が「主色」、背景が
「付ける」、行単位が「2」に指定された場合には、カ
ラー設定コマンド”ESC X 1 1 0 1 2”
が送信される。プリンタ110では、こうして送信され
てきたカラー設定コマンドに基づいて情報設定部126
によりカラー付加情報が設定される。
ホスト装置112からプリンタ110へ単色の印刷コマ
ンドが送信されると、プリンタ110ではカラー付加機
能により、カラー付加情報に応じたカラー付加処理が行
なわれて、副色を加えた2色での印刷が行なわれる。こ
のため、ホスト装置112で実行されるPOSアプリケ
ーションプログラム113が単色プリンタにしか対応し
ていなくても、ホスト装置112側ではプログラムやプ
リンタドライバ等に一切変更を加えることなく、プリン
タ110によって複数色の印刷を行なうことができる。
したがって、第2実施形態によれば、POSシステムの
ユーザである店舗に経済的な負担をかけることなく、複
数色で印刷された見易いレシートを発行できるようにす
ることができる。すなわち、既存のPOSシステムのプ
ログラムを変更することなく、店舗へプリンタ110を
インストールすることが可能であり、システムの変更な
どの工数、コストが削減でき店舗における利用価値を高
めることができる。
マンドとテキスト印刷コマンドとを区別して別個にカラ
ー付加処理の内容を指定することができる。このため、
店舗のロゴマーク等については店舗側の希望に合わせた
色で印刷しつつ、複数色の見易いレシートを発行するこ
とができる。したがって、例えば、店舗が特定のコーポ
レイトカラーを有している場合には、ロゴマークをその
色で印刷することにより、店舗のイメージ色として顧客
に印象付ける等の効果が期待できる。
付加情報は、ホスト装置112から送信するカラー設定
コマンドによって設定されるようになっているので、ユ
ーザはプリンタ110を直接操作することなくホスト装
置112側にてカラー付加処理の内容を指定することが
できる。そして、カラー付加情報の設定は、カラー設定
プログラム118を起動して、上記図18に例示するよ
うな設定画面300上で各設定欄に入力するだけの簡単
な操作で済むので、ユーザに対して使い易いインターフ
ェースを提供できる。また、カラー設定プログラム11
8の起動時には設定画面300に現在のカラー付加情報
の内容がデフォルト値として表示されるので、ユーザは
画面上で現在の設定状態を確認することもできる。
2から送信された単色の印刷コマンドに応じて、副色を
加えた2色での印刷を行なうことができる。このため、
上述したような副色のインクが減りがたいことに起因す
るトラブル発生に対し、第2実施形態では、副色のイン
クも主色のインクに近い頻度で使用されることとなるの
で、上記のようなトラブルの発生を防止することができ
る。
情報は、イメージ印刷色、テキスト印刷色、テキスト背
景の有無、および、カラー付加を行なうテキストの行単
位の各項目によりカラー付加処理の内容を指定するもの
としたが、これは単なる一例である。例えば、上記第2
実施形態のようにテキストの行単位でカラー付加処理を
指定するのではなく、テキスト全体の印刷色を指定する
のみとしてもよい。また、背景については、網掛け、斜
線、べた塗り等の複数のパターンをプリンタ110内に
用意しておき、これらのパターンから選択できるように
してもよい。
2色のみならず、主色および副色の同時印刷による混色
での印刷を行なえるものとし、カラー付加情報では、各
印刷色について主色、副色、および混色の3色の中から
指定するようにしてもよい。すなわち、プリンタ110
では印刷色が混色である印刷データについては第1印刷
バッファ152および第2印刷バッファ154の双方に
格納し、第1印刷ヘッド164および第2印刷ヘッド1
66で同じパターンを印刷することにより、混色の印刷
を実現できるのである。さらに、プリンタ110が3色
以上の印刷ヘッドを有して3色以上の印刷が行なう機能
を有する場合にも、同様に、各印刷色をプリンタ110
が印刷可能な色から選択するようにすればよい。
種々のものを取ることができるが、要するに、複数色で
の印刷態様をカラー付加情報により指定できるようにな
っていればよい。そして、カラー設定コマンドは、カラ
ー付加情報の項目に対応して、各項目の内容を指定でき
るコマンド形式であればよい。
OSシステムにおけるレシート印刷に適用された場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、複数色の印刷が可能なプリンタにより、単色の印
刷コマンドに基づいて複数色の印刷を行なう場合に広く
適用が可能である。
単色印刷用の印刷データに基づいて複数色での印刷を行
なうことができる。また、本発明によれば、単色印刷用
の印刷データから複数色の印刷を行なうための印刷デー
タを作成する際のカラー化の態様をユーザが設定するこ
とが可能となる。また、本発明によれば、単色印刷用の
印刷データに基づいて、イメージとテキストとを区別し
た態様で複数色の印刷を行なうことができる。また、本
発明によれば、プリンタで受信される単色用の印刷コマ
ンドに応じて複数色での印刷を行なうことができる。
ムを変更することなく、店舗へのPOSプリンタのイン
ストールが可能で、システムの変更などの工数、コスト
が削減でき店舗における利用価値が高まる。
の全体構成図である。
ンタの機能ブロック図である。
現するためのホスト装置の機能ブロック図である。
の一例を示す図である。
す図である。
コマンド出力部を実現するプログラムの内容を示すフロ
ーチャートである。
を示すフローチャートである。
示す図である。
示す図である。
色を夫々独立に設定可能とした場合のカラー付加情報の
内の一例を示す図である。
色を夫々独立に設定可能とした場合の変換設定画面の一
例を示す図である。
副色、および混色の3色で印字する機能を有する場合の
カラー付加情報の内容の一例を示す図である。
副色、および混色の3色で印字する機能を有する場合の
変換設定画面の一例を示す図である。
ムの全体構成図である。
容の一例を示す図である。
有効である場合に、データ加工部により実行される処理
の内容を示すフローチャートである。
対するカラー付加処理の内容を示すフローチャートであ
る。
ー付加情報を設定するための設定画面の一例を示す図で
ある。
Claims (20)
- 【請求項1】 複数色での印刷が可能な印刷システムで
あって、印刷コマンド、および印刷データを取り込むデ
ータ取得手段と、 取得した印刷コマンド、あるいは印刷データを解析し、
少なくとも単色印刷データか、単色印刷データであれ
ば、テキストデータか、イメージデータかを判別するデ
ータ解析/判別手段と、 テキストデータもしくはイメージデータの少なくとも一
方に、所定のカラー付加処理を実行するための処理を規
定するカラー付加情報を記憶する記憶手段と、 前記データのデータ解析/判別結果に基づき、前記カラ
ー付加情報に沿って、前記単色印刷データに対して、所
定のカラー付加処理を行なって、複数色での印刷を行な
うためのカラー印刷データを生成する印刷データ加工手
段と、 該作成したカラー印刷データを印刷処理する印刷処理手
段と、 を備えることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷システムにおいて、
前記カラー付加情報は、前記単色印刷データに含まれる
テキストデータの印刷行の行単位で前記カラー付加処理
を行なうことを規定する定義データを有し、前記印刷デ
ータ加工手段は、前記定義データに沿ってカラー付加処
理を実行しカラー印刷データを生成し、前記印刷処理手
段は、生成されたカラー印刷データを印刷することを特
徴とする印刷システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の印刷システムにおいて、
前記定義カラー付加情報は、前記単色印刷データに含ま
れる所定の文字に背景色を付加する処理を規定する内容
を有することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の印刷システムにおいて、
前記カラー付加情報は、前記単色印刷データに含まれる
所定の文字のフォント色を変更する処理を規定する内容
を有することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項5】 請求項1記載の印刷システムにおいて、
前記記憶手段は、イメージの単色印刷データについて所
定のカラー付加処理を規定するカラー付加情報を記憶す
ることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項6】 請求項5記載の印刷システムにおいて、
イメージの単色印刷データについての前記カラー付加処
理を規定するカラー付加情報は、当該単色印刷データに
含まれるイメージの色を変換する処理を規定する内容を
有することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項7】 請求項1記載の印刷システムにおいて、 前記単色印刷データをカラー化するためのカラー付加情
報をユーザが画面を見ながら入力装置を用いて前記カラ
ー付加情報に設定するための設定手段を更に備え、前記
印刷データ加工手段は、前記取得した単色印刷データに
前記カラー付加情報に沿ってカラー付加処理を行ない、
前記カラー印刷データを生成することを特徴とする印刷
システム。 - 【請求項8】 請求項7記載の印刷システムにおいて、
前記設定手段は、前記カラー付加情報を所定の項目毎に
入力する入力欄を含む入力画面を表示する表示制御手段
と、該入力画面の各入力欄に入力された内容に基づいて
前記カラー付加情報を設定するための入力制御手段とを
含むことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項9】 請求項8記載の印刷システムにおいて、
前記入力欄は、テキストの印刷色に関する、少なくとも
フォント色の項目を含むことを特徴とする印刷システ
ム。 - 【請求項10】 請求項8記載の印刷システムにおい
て、前記入力欄は、少なくともテキストの背景色の項目
を含むことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項11】 請求項8記載の印刷システムにおい
て、前記入力欄は、少なくともテキストのカラー付加の
行単位の項目を含むことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項12】 請求項8記載の印刷システムにおい
て、前記入力欄は、イメージの印刷色に関する項目を含
むことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項13】 複数色での印刷が可能なプリンタを制
御するため、ホスト装置に組み込まれたプリンタドライ
バにおいて、 ホスト装置のアプリケーションプログラムから出力され
る単色印刷データを取得するデータ取得手段と、 単色での印刷を行なうための単色印刷データに所定のカ
ラー付加処理を規定するカラー付加情報を記憶する記憶
手段と、 前記カラー付加情報に沿って、前記単色印刷データに複
数色での印刷を行なうためのカラー付加処理を実行し、
カラー印刷データを生成する印刷データ加工手段と、 該作成したカラー印刷データを前記プリンタへ送信する
送信手段とを備えることを特徴とするプリンタドライ
バ。 - 【請求項14】 ホスト装置からコマンドあるいは印刷
データを受信する受信手段と、複数色での印刷が可能な
印刷手段とを備えるプリンタにおいて、 前記受信手段が受信した単色印刷を指示する印刷コマン
ドで指定された印刷データに対する所定のカラー付加処
理を規定するカラー付加情報を格納する記憶手段と、 前記カラー付加情報の内容に沿って、前記印刷手段によ
り複数色での印刷を行なうためのカラー印刷データを作
成する印刷データ加工手段と、 該作成したカラー印刷データに基づいて、前記印刷手段
により印刷を行なわせる印刷制御手段とを備えることを
特徴とするプリンタ。 - 【請求項15】 請求項1記載の印刷システムを含むP
OSシステムであって、 前記印刷システムは、所定の入力装置から入力された商
品情報に基づいて販売情報を集計してレシート印刷用の
印刷データを出力するPOSアプリケーション実行部を
備え、前記単色印刷データは、前記POSアプリケーシ
ョン実行部から出力されるレシート印刷用の印刷データ
であることを特徴とするPOSシステム。 - 【請求項16】 単色印刷データから複数色での印刷を
行なうためのカラー印刷データを生成する印刷データ加
工装置に用いられるカラー付加情報を設定するカラー化
設定装置であって、 前記カラー付加情報を所定の項目毎に入力する入力欄を
含む入力画面を表示する表示制御手段と、 該入力画面の各入力欄に入力された内容に基づいて前記
カラー付加情報を設定する入力制御手段と、 設定されたカラー付加情報を反映したレシートのサンプ
ルを表示、もしくは印刷する制御手段とを有することを
特徴とするカラー化設定装置。 - 【請求項17】 複数色での印刷を制御するための印刷
制御方法であって、 単色での印刷を行なうための単色印刷データを取得する
印刷データ取得ステップと、 カラー付加情報を有するカラー付加情報を参照するステ
ップと、 前記単色印刷データに前記カラー付加情報の参照結果に
沿ってカラー付加処理を行なって、複数色での印刷を行
なうためのカラー印刷データを生成する印刷データ加工
ステップと、 該作成したカラー印刷データを印刷処理する印刷処理ス
テップとを備えることを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項18】 所定のカラー付加情報に従って単色で
の印刷を行なうための単色印刷データから複数色での印
刷を行なうためのカラー印刷データを作成する際の前記
カラー付加情報を設定するカラー化設定方法であって、 前記カラー付加情報を所定の項目毎に入力する入力欄を
含む入力画面を表示するステップと、 該入力画面の各入力欄に入力された内容に基づいて前記
カラー付加情報を設定するステップと、 該設定したカラー付加情報を組み込んだ印刷サンプル
を、表示もしくは印刷して出力するステップとを備える
ことを特徴とするカラー化設定方法。 - 【請求項19】 請求項17乃至18の何れか1項記載
の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項20】 請求項19記載のプログラムを記録し
た記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003062534A JP4241101B2 (ja) | 2002-03-08 | 2003-03-07 | 印刷システム、プリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063863 | 2002-03-08 | ||
JP2002-63863 | 2002-03-08 | ||
JP2003062534A JP4241101B2 (ja) | 2002-03-08 | 2003-03-07 | 印刷システム、プリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003330690A true JP2003330690A (ja) | 2003-11-21 |
JP4241101B2 JP4241101B2 (ja) | 2009-03-18 |
Family
ID=29713896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003062534A Expired - Fee Related JP4241101B2 (ja) | 2002-03-08 | 2003-03-07 | 印刷システム、プリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4241101B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737990B2 (en) | 2002-03-08 | 2010-06-15 | Seiko Epson Corporation | Colorization process and system and user interface for setting colorization information |
JP2015005311A (ja) * | 2014-10-06 | 2015-01-08 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷データを用いた機能拡張プログラム、機能拡張装置、及び、機能拡張方法 |
US9262106B2 (en) | 2010-09-22 | 2016-02-16 | Seiko Epson Corporation | Method of adding value to print data, a value-adding device, and a recording medium |
US10248944B2 (en) | 2010-09-06 | 2019-04-02 | Seiko Epson Corporation | Function expansion method in a point-of-sale system using print data |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003062534A patent/JP4241101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737990B2 (en) | 2002-03-08 | 2010-06-15 | Seiko Epson Corporation | Colorization process and system and user interface for setting colorization information |
US10248944B2 (en) | 2010-09-06 | 2019-04-02 | Seiko Epson Corporation | Function expansion method in a point-of-sale system using print data |
US9262106B2 (en) | 2010-09-22 | 2016-02-16 | Seiko Epson Corporation | Method of adding value to print data, a value-adding device, and a recording medium |
JP2015005311A (ja) * | 2014-10-06 | 2015-01-08 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷データを用いた機能拡張プログラム、機能拡張装置、及び、機能拡張方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4241101B2 (ja) | 2009-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7737990B2 (en) | Colorization process and system and user interface for setting colorization information | |
US7280258B2 (en) | Logo data generating system, logo data generating method, and data storage medium | |
US6789482B2 (en) | Printing method, recording medium containing a program for applying the printing method, printer, printer driver, POS terminal, and POS system | |
US20040105126A1 (en) | Method of printing, program for realizing the same, recording medium, apparatus for printing, printer driver, merchandise sales data processing device, and point-of-sale system | |
CN100418048C (zh) | 信息处理设备和系统、其控制方法、外围设备 | |
KR100550714B1 (ko) | 단색용 데이터에 근거하여 2색 인쇄를 실행하는 프린터 및그 제어 방법 | |
JP2003208279A (ja) | 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム | |
JP4241101B2 (ja) | 印刷システム、プリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2003266804A (ja) | プリンタ、プリンタ制御方法、カラー化情報設定装置、カラー化情報設定方法、これらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 | |
KR100662609B1 (ko) | 외부기억장치에 의한 프린터 작동 제어시스템 및 제어방법 | |
JP4062413B2 (ja) | プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、プリンタ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、プリンタシステム、posシステム | |
JP4144218B2 (ja) | ロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法及びその記録媒体 | |
JP4341326B2 (ja) | 印刷方法、印刷装置、プリンタドライバ、商品販売データ処理装置およびposシステム | |
JP2004013630A (ja) | プリンタ、プリンタドライバ、印刷システム、posシステム、プリンタの制御方法、印刷データの生成方法、これらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびその記録媒体 | |
JP2003260819A (ja) | プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、プリンタ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、プリンタシステム、posシステム | |
JP4062415B2 (ja) | プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体、プリンタシステム、posシステム | |
JP6986948B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JP2010012668A (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷制御プログラム | |
JP2004276335A (ja) | 不足色補完プリンタ及び不足色補完印刷プログラム並びに不足色補完印刷方法 | |
JP2004133779A (ja) | レシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置 | |
JPH09169131A (ja) | マルチラインサーマルプリンタの転送制御方式 | |
EP1396808A1 (en) | Method and apparatus of printing payment transaction information, program, printer driver and point of sale system for realising the same | |
HK1057027B (en) | The printing system, the printer, the pos system, the color setting device and the method, the printer driver and the printing control method | |
KR20050120971A (ko) | 오브젝트별로 색상을 변경하는 인쇄방법 | |
JPH0867056A (ja) | 文書作成装置及び印刷制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081007 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081209 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |