JP2003328898A - 内燃機関用の燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関用の燃料噴射装置Info
- Publication number
- JP2003328898A JP2003328898A JP2003135038A JP2003135038A JP2003328898A JP 2003328898 A JP2003328898 A JP 2003328898A JP 2003135038 A JP2003135038 A JP 2003135038A JP 2003135038 A JP2003135038 A JP 2003135038A JP 2003328898 A JP2003328898 A JP 2003328898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve member
- injection valve
- pressure
- control
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M57/00—Fuel-injectors combined or associated with other devices
- F02M57/02—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M45/00—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
- F02M45/02—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
- F02M45/04—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
- F02M45/08—Injectors peculiar thereto
- F02M45/086—Having more than one injection-valve controlling discharge orifices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M47/00—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
- F02M47/02—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
- F02M47/027—Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/36—Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
- F02M59/366—Valves being actuated electrically
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/46—Valves, e.g. injectors, with concentric valve bodies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の様々な運転条件下において最適な
燃料噴射を実施することができる内燃機関用の燃料噴射
装置を提供する。 【解決手段】 燃料噴射弁12が、中空に形成された第
1の噴射弁部材28の内部において摺動可能に案内され
た第2の噴射弁部材128を有しており、該第2の噴射
弁部材によって少なくとも1つの第2の噴射開口132
が制御され、該第2の噴射弁部材が、圧力室40内にお
ける圧力によって負荷されて閉鎖力に抗して開放方向2
9に可動であり、第2の噴射弁部材128に、制御圧室
58内における圧力によって負荷される面155が配属
もしくは対応配置されており、該面を介して、制御圧室
58内における圧力によって、第2の噴射弁部材128
に対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられる。
燃料噴射を実施することができる内燃機関用の燃料噴射
装置を提供する。 【解決手段】 燃料噴射弁12が、中空に形成された第
1の噴射弁部材28の内部において摺動可能に案内され
た第2の噴射弁部材128を有しており、該第2の噴射
弁部材によって少なくとも1つの第2の噴射開口132
が制御され、該第2の噴射弁部材が、圧力室40内にお
ける圧力によって負荷されて閉鎖力に抗して開放方向2
9に可動であり、第2の噴射弁部材128に、制御圧室
58内における圧力によって負荷される面155が配属
もしくは対応配置されており、該面を介して、制御圧室
58内における圧力によって、第2の噴射弁部材128
に対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用の燃料
噴射装置であって、燃料高圧ポンプと該燃料高圧ポンプ
に接続された燃料噴射弁とが、内燃機関の各シリンダの
ために設けられており、燃料高圧ポンプが、内燃機関に
よって駆動されて往復動させられるポンプピストンを有
しており、該ポンプピストンがポンプ作業室を画成して
いて、該ポンプ作業室が燃料噴射弁の圧力室と接続され
ており、燃料噴射弁が少なくとも1つの第1の噴射弁部
材を有していて、該第1の噴射弁部材によって少なくと
も1つの第1の噴射開口が制御され、第1の噴射弁部材
が、圧力室内における圧力によって負荷されて閉鎖力に
抗して開放方向に可動であり、電気的に操作される第1
の制御弁が設けられていて、該第1の制御弁によってポ
ンプ作業室と放圧室との間における接続部が制御され、
少なくとも1つの第1の噴射弁部材に、燃料を満たされ
た制御圧室内における圧力によって負荷される面が配属
もしくは対応配置されており、該面を介して、制御圧室
内における圧力によって、第1の噴射弁部材に対して閉
鎖方向で作用する力が生ぜしめられ、さらに制御圧室が
少なくとも間接的にポンプ作業室との接続部を有し、か
つ電気的に操作される第2の制御弁によって制御され
る、放圧室との接続部を有している形式のものに関す
る。
噴射装置であって、燃料高圧ポンプと該燃料高圧ポンプ
に接続された燃料噴射弁とが、内燃機関の各シリンダの
ために設けられており、燃料高圧ポンプが、内燃機関に
よって駆動されて往復動させられるポンプピストンを有
しており、該ポンプピストンがポンプ作業室を画成して
いて、該ポンプ作業室が燃料噴射弁の圧力室と接続され
ており、燃料噴射弁が少なくとも1つの第1の噴射弁部
材を有していて、該第1の噴射弁部材によって少なくと
も1つの第1の噴射開口が制御され、第1の噴射弁部材
が、圧力室内における圧力によって負荷されて閉鎖力に
抗して開放方向に可動であり、電気的に操作される第1
の制御弁が設けられていて、該第1の制御弁によってポ
ンプ作業室と放圧室との間における接続部が制御され、
少なくとも1つの第1の噴射弁部材に、燃料を満たされ
た制御圧室内における圧力によって負荷される面が配属
もしくは対応配置されており、該面を介して、制御圧室
内における圧力によって、第1の噴射弁部材に対して閉
鎖方向で作用する力が生ぜしめられ、さらに制御圧室が
少なくとも間接的にポンプ作業室との接続部を有し、か
つ電気的に操作される第2の制御弁によって制御され
る、放圧室との接続部を有している形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような形式の燃料噴射装置は、ヨー
ロッパ特許公開第0957261号明細書に基づいて公
知である。この公知の燃料噴射装置は、内燃機関の各シ
リンダのために燃料高圧ポンプと、この燃料高圧ポンプ
に接続された燃料噴射弁とを有している。燃料高圧ポン
プは内燃機関によって駆動されて往復動させられるポン
プピストンを有しており、このポンプピストンはポンプ
作業室を画成していて、このポンプ作業室は燃料噴射弁
の圧力室と接続されている。燃料噴射弁は噴射弁部材を
有していて、この噴射弁部材によって少なくとも1つの
噴射開口が制御され、噴射弁部材は、圧力室内における
圧力によって負荷されて閉鎖力に抗して開放方向に可動
である。電気的に操作される第1の制御弁によって、燃
料噴射を制御するために、ポンプ作業室と放圧室との間
における接続部が制御される。また噴射弁部材には、燃
料を満たされた制御圧室内における圧力によって負荷さ
れる面が配属もしくは対応配置されており、この面を介
して、制御圧室内における圧力によって、噴射弁部材に
対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられる。そして
制御圧室はポンプ作業室との接続部を有し、かつ電気的
に操作される第2の制御弁によって制御される、放圧室
との接続部を有している。ポンプ作業室内における圧力
ひいては燃料噴射弁の圧力室内における圧力によって、
噴射弁部材に対して開放方向に作用する力が、制御圧室
内における力によって生ぜしめられる力及び噴射弁部材
に作用する閉鎖力よりも大きい場合には、噴射弁部材は
開放方向に運動し、少なくとも1つの噴射開口を開放す
る。噴射弁部材によってこの際に制御される噴射横断面
は、常に等しい大きさである。このことは、内燃機関の
すべての運転条件下において最適な燃料噴射を可能にで
きない。
ロッパ特許公開第0957261号明細書に基づいて公
知である。この公知の燃料噴射装置は、内燃機関の各シ
リンダのために燃料高圧ポンプと、この燃料高圧ポンプ
に接続された燃料噴射弁とを有している。燃料高圧ポン
プは内燃機関によって駆動されて往復動させられるポン
プピストンを有しており、このポンプピストンはポンプ
作業室を画成していて、このポンプ作業室は燃料噴射弁
の圧力室と接続されている。燃料噴射弁は噴射弁部材を
有していて、この噴射弁部材によって少なくとも1つの
噴射開口が制御され、噴射弁部材は、圧力室内における
圧力によって負荷されて閉鎖力に抗して開放方向に可動
である。電気的に操作される第1の制御弁によって、燃
料噴射を制御するために、ポンプ作業室と放圧室との間
における接続部が制御される。また噴射弁部材には、燃
料を満たされた制御圧室内における圧力によって負荷さ
れる面が配属もしくは対応配置されており、この面を介
して、制御圧室内における圧力によって、噴射弁部材に
対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられる。そして
制御圧室はポンプ作業室との接続部を有し、かつ電気的
に操作される第2の制御弁によって制御される、放圧室
との接続部を有している。ポンプ作業室内における圧力
ひいては燃料噴射弁の圧力室内における圧力によって、
噴射弁部材に対して開放方向に作用する力が、制御圧室
内における力によって生ぜしめられる力及び噴射弁部材
に作用する閉鎖力よりも大きい場合には、噴射弁部材は
開放方向に運動し、少なくとも1つの噴射開口を開放す
る。噴射弁部材によってこの際に制御される噴射横断面
は、常に等しい大きさである。このことは、内燃機関の
すべての運転条件下において最適な燃料噴射を可能にで
きない。
【0003】
【特許文献1】ヨーロッパ特許公開第0957261号
明細書
明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の内燃機関用の燃料噴射装置を改
良して、内燃機関の様々な運転条件下において最適な燃
料噴射を実施することができる内燃機関用の燃料噴射装
置を提供することである。
は、冒頭に述べた形式の内燃機関用の燃料噴射装置を改
良して、内燃機関の様々な運転条件下において最適な燃
料噴射を実施することができる内燃機関用の燃料噴射装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、燃料噴射弁が、中空に形成された
第1の噴射弁部材の内部において摺動可能に案内された
第2の噴射弁部材を有しており、該第2の噴射弁部材に
よって少なくとも1つの第2の噴射開口が制御され、該
第2の噴射弁部材が、圧力室内における圧力によって負
荷されて閉鎖力に抗して開放方向に可動であり、第2の
噴射弁部材に、制御圧室内における圧力によって負荷さ
れる面が配属もしくは対応配置されており、該面を介し
て、制御圧室内における圧力によって、第2の噴射弁部
材に対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられるよう
にした。
に本発明の構成では、燃料噴射弁が、中空に形成された
第1の噴射弁部材の内部において摺動可能に案内された
第2の噴射弁部材を有しており、該第2の噴射弁部材に
よって少なくとも1つの第2の噴射開口が制御され、該
第2の噴射弁部材が、圧力室内における圧力によって負
荷されて閉鎖力に抗して開放方向に可動であり、第2の
噴射弁部材に、制御圧室内における圧力によって負荷さ
れる面が配属もしくは対応配置されており、該面を介し
て、制御圧室内における圧力によって、第2の噴射弁部
材に対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられるよう
にした。
【0006】
【発明の効果】このように構成された本発明による燃料
噴射装置には公知のものに比べて次のような利点があ
る。すなわち本発明による燃料噴射装置では、少なくと
も1つ第2の噴射開口を備えた第2の噴射弁部材によっ
て、付加的な噴射横断面を開閉することができ、その結
果噴射横断面を内燃機関の運転条件に最適に合わせるこ
とが可能になる。噴射横断面の制御はこの場合、電気的
に操作される第2の制御弁を用いて制御される制御圧室
における圧力によって、簡単な形式で行われる。
噴射装置には公知のものに比べて次のような利点があ
る。すなわち本発明による燃料噴射装置では、少なくと
も1つ第2の噴射開口を備えた第2の噴射弁部材によっ
て、付加的な噴射横断面を開閉することができ、その結
果噴射横断面を内燃機関の運転条件に最適に合わせるこ
とが可能になる。噴射横断面の制御はこの場合、電気的
に操作される第2の制御弁を用いて制御される制御圧室
における圧力によって、簡単な形式で行われる。
【0007】本発明による燃料噴射装置の別の有利な構
成は、請求項2以下に記載されている。
成は、請求項2以下に記載されている。
【0008】請求項2記載のように構成されていると、
第2の噴射弁部材を第1の噴射弁部材に対して時間的に
ずらして開放させることができる。請求項3記載のよう
に構成されていると、少量の燃料量の最適な前噴射が可
能になる。請求項4記載のように構成されていると、第
1の噴射弁部材は最大開放行程で開放された位置から、
制御圧室内における圧力によってはもはや閉鎖され得
ず、従って無関係に第2の噴射弁部材の開放は、制御圧
室内における圧力によって制御することができる。請求
項5記載のように構成されていると、主噴射時に比較的
僅かな燃料量を噴射したい場合に、最適な主噴射を行う
ことができる。また請求項6記載のように構成されてい
ると、主噴射時に比較的多量の燃料量を噴射したい場合
に、最適な主噴射を行うことができる。
第2の噴射弁部材を第1の噴射弁部材に対して時間的に
ずらして開放させることができる。請求項3記載のよう
に構成されていると、少量の燃料量の最適な前噴射が可
能になる。請求項4記載のように構成されていると、第
1の噴射弁部材は最大開放行程で開放された位置から、
制御圧室内における圧力によってはもはや閉鎖され得
ず、従って無関係に第2の噴射弁部材の開放は、制御圧
室内における圧力によって制御することができる。請求
項5記載のように構成されていると、主噴射時に比較的
僅かな燃料量を噴射したい場合に、最適な主噴射を行う
ことができる。また請求項6記載のように構成されてい
ると、主噴射時に比較的多量の燃料量を噴射したい場合
に、最適な主噴射を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0010】図1〜図4には、自動車の内燃機関用の燃
料噴射装置が示されている。内燃機関は有利には自己着
火式の内燃機関である。燃料噴射装置はいわゆるポンプ
・ノズル系又はポンプ・管路・ノズル系として形成され
ていて、内燃機関の各シリンダ毎にそれぞれ1つの燃料
高圧ポンプ10と、該燃料高圧ポンプに接続された燃料
噴射弁12とを有している。ポンプ・管路・ノズル系と
して形成されている場合、燃料高圧ポンプ10は燃料噴
射弁12から離れて配置されていて、この燃料噴射弁1
2と管路を介して接続されている。図示の実施例では燃
料噴射装置はポンプ・ノズル系として形成されており、
この場合燃料高圧ポンプ10と燃料噴射弁12とは互い
に直接的に接続されていて、1つの構成ユニットを形成
している。燃料高圧ポンプ10は、ポンプ体14におけ
るシリンダ孔16内をシール作用をもって案内されてい
るポンプピストン18を有しており、ポンプピストン1
8は内燃機関のカム軸のカム20によって、戻しばね1
9の力に抗して、往復動するように駆動される。ポンプ
ピストン18はシリンダ16内においてポンプ作業室2
2を制限つまり画成しており、このポンプ作業室22内
においてポンプピストン18の吐出行程時に燃料は高圧
下で圧縮される。ポンプ作業室22内には、ポンプピス
トン18の吸込み行程時に、図示されていない形式で燃
料が自動車の燃料タンク24から供給される。
料噴射装置が示されている。内燃機関は有利には自己着
火式の内燃機関である。燃料噴射装置はいわゆるポンプ
・ノズル系又はポンプ・管路・ノズル系として形成され
ていて、内燃機関の各シリンダ毎にそれぞれ1つの燃料
高圧ポンプ10と、該燃料高圧ポンプに接続された燃料
噴射弁12とを有している。ポンプ・管路・ノズル系と
して形成されている場合、燃料高圧ポンプ10は燃料噴
射弁12から離れて配置されていて、この燃料噴射弁1
2と管路を介して接続されている。図示の実施例では燃
料噴射装置はポンプ・ノズル系として形成されており、
この場合燃料高圧ポンプ10と燃料噴射弁12とは互い
に直接的に接続されていて、1つの構成ユニットを形成
している。燃料高圧ポンプ10は、ポンプ体14におけ
るシリンダ孔16内をシール作用をもって案内されてい
るポンプピストン18を有しており、ポンプピストン1
8は内燃機関のカム軸のカム20によって、戻しばね1
9の力に抗して、往復動するように駆動される。ポンプ
ピストン18はシリンダ16内においてポンプ作業室2
2を制限つまり画成しており、このポンプ作業室22内
においてポンプピストン18の吐出行程時に燃料は高圧
下で圧縮される。ポンプ作業室22内には、ポンプピス
トン18の吸込み行程時に、図示されていない形式で燃
料が自動車の燃料タンク24から供給される。
【0011】燃料噴射弁12は弁体26を有しており、
この弁体26は複数部分から形成されていることがで
き、この弁体26では第1の噴射弁部材28が孔30内
において長手方向摺動可能に案内されている。図2に示
されているように、弁体26は、内燃機関のシリンダの
燃焼室に向けられた端部領域に、少なくとも1つの、有
利には複数の第1の噴射開口32を有しており、これら
の噴射開口32は弁体26の全周にわたって分配配置さ
れている。第1の噴射弁部材28は、燃焼室に向けられ
た端部領域に、例えばほぼ円錐形のシール面34を有し
ており、このシール面34は、弁体26において該弁体
の、燃焼室に向けられた端部領域に形成された弁座36
と共働し、この弁座36から又はこの弁座36に向かっ
て、第1の噴射開口32が延びている。弁体26には噴
射弁部材28と孔30との間において、弁座36に向か
ってリング室38が設けられており、このリング室38
は弁座36とは反対側の端部領域において、孔30の半
径方向拡大部によって、第1の噴射弁部材28を取り囲
む圧力室40に移行している。第1の噴射弁部材28
は、圧力室40の高さに横断面減少によって受圧肩部4
2を有している。第1の噴射弁部材28の、燃焼室とは
反対側の端部には、予負荷された第1の閉鎖ばね44が
間接的に作用しており、この閉鎖ばね44によって第1
の噴射弁部材28は弁座36に向かって押圧される。第
1の閉鎖ばね44は、孔30に接続するばね室46に配
置されており、このばね室は弁体26に又はポンプ体1
4に又は、弁体26とポンプ体14との間に配置された
中間体45に形成されている。
この弁体26は複数部分から形成されていることがで
き、この弁体26では第1の噴射弁部材28が孔30内
において長手方向摺動可能に案内されている。図2に示
されているように、弁体26は、内燃機関のシリンダの
燃焼室に向けられた端部領域に、少なくとも1つの、有
利には複数の第1の噴射開口32を有しており、これら
の噴射開口32は弁体26の全周にわたって分配配置さ
れている。第1の噴射弁部材28は、燃焼室に向けられ
た端部領域に、例えばほぼ円錐形のシール面34を有し
ており、このシール面34は、弁体26において該弁体
の、燃焼室に向けられた端部領域に形成された弁座36
と共働し、この弁座36から又はこの弁座36に向かっ
て、第1の噴射開口32が延びている。弁体26には噴
射弁部材28と孔30との間において、弁座36に向か
ってリング室38が設けられており、このリング室38
は弁座36とは反対側の端部領域において、孔30の半
径方向拡大部によって、第1の噴射弁部材28を取り囲
む圧力室40に移行している。第1の噴射弁部材28
は、圧力室40の高さに横断面減少によって受圧肩部4
2を有している。第1の噴射弁部材28の、燃焼室とは
反対側の端部には、予負荷された第1の閉鎖ばね44が
間接的に作用しており、この閉鎖ばね44によって第1
の噴射弁部材28は弁座36に向かって押圧される。第
1の閉鎖ばね44は、孔30に接続するばね室46に配
置されており、このばね室は弁体26に又はポンプ体1
4に又は、弁体26とポンプ体14との間に配置された
中間体45に形成されている。
【0012】燃料噴射弁12の第1の噴射弁部材28
は、図1及び図2に示されているように、中空に形成さ
れていて、燃料噴射弁12において噴射弁部材28に同
軸的に形成された孔内には、第2の噴射弁部材128が
摺動可能に案内されている。第2の噴射弁部材128に
よって、弁体26における少なくとも1つの第2の噴射
開口132が制御される。少なくとも1つの第2の噴射
開口132は、噴射弁部材28,128の長手方向軸線
の方向において、少なくとも1つの第1の噴射開口32
に対して燃焼室に向かってずらされて配置されている。
第2の噴射弁部材128は燃焼室に向けられた端部領域
に、例えばほぼ円錐形のシール面134を有しており、
このシール面134は、弁体26において該弁体の、燃
焼室に向けられた端部領域に形成された弁座136と共
働し、この弁座136から又はこの弁座136に向かっ
て、第2の噴射開口132が延びている。第2の噴射弁
部材128の燃焼室側の端部の近傍において該第2の噴
射弁部材128には、受圧面142が形成されており、
この受圧面142には、第1の噴射弁部材28の開放時
に、圧力室20内における圧力が作用する。
は、図1及び図2に示されているように、中空に形成さ
れていて、燃料噴射弁12において噴射弁部材28に同
軸的に形成された孔内には、第2の噴射弁部材128が
摺動可能に案内されている。第2の噴射弁部材128に
よって、弁体26における少なくとも1つの第2の噴射
開口132が制御される。少なくとも1つの第2の噴射
開口132は、噴射弁部材28,128の長手方向軸線
の方向において、少なくとも1つの第1の噴射開口32
に対して燃焼室に向かってずらされて配置されている。
第2の噴射弁部材128は燃焼室に向けられた端部領域
に、例えばほぼ円錐形のシール面134を有しており、
このシール面134は、弁体26において該弁体の、燃
焼室に向けられた端部領域に形成された弁座136と共
働し、この弁座136から又はこの弁座136に向かっ
て、第2の噴射開口132が延びている。第2の噴射弁
部材128の燃焼室側の端部の近傍において該第2の噴
射弁部材128には、受圧面142が形成されており、
この受圧面142には、第1の噴射弁部材28の開放時
に、圧力室20内における圧力が作用する。
【0013】第1の噴射弁部材28には、図1に示され
ているように、ばね室46内に進入している支持スリー
ブ48が接続しており、この支持スリーブ48には、噴
射弁部材28とは反対の側において、ポット状のスリー
ブ50が支持されており、このスリーブ50の、支持ス
リーブ48とは反対の側には、第1の閉鎖ばね44が支
持されている。この第1の閉鎖ばね44は他方の側にお
いて、ばね室46に挿入されたばね受52に支持されて
いる。スリーブ50の、支持スリーブ48とは反対の側
には、さらに第1の制御ピストン54が支持され得お
り、この第1の制御ピストン54は直径を段付けされて
形成されている。第1の制御ピストン54の、直径の小
さな区分54aはばね室46内に配置されていて、直径
の大きな区分54bは、ばね室46に接続する孔56内
に進入している。第1の制御ピストン54はその区分5
4aで、ばね受52を貫通している。第1の制御ピスト
ン54は中空に形成されていて、その区分54bは孔5
6内においてシール作用をもって案内され、かつこの孔
56内においてリング状の端面55で部分的に制御圧室
58を画成している。
ているように、ばね室46内に進入している支持スリー
ブ48が接続しており、この支持スリーブ48には、噴
射弁部材28とは反対の側において、ポット状のスリー
ブ50が支持されており、このスリーブ50の、支持ス
リーブ48とは反対の側には、第1の閉鎖ばね44が支
持されている。この第1の閉鎖ばね44は他方の側にお
いて、ばね室46に挿入されたばね受52に支持されて
いる。スリーブ50の、支持スリーブ48とは反対の側
には、さらに第1の制御ピストン54が支持され得お
り、この第1の制御ピストン54は直径を段付けされて
形成されている。第1の制御ピストン54の、直径の小
さな区分54aはばね室46内に配置されていて、直径
の大きな区分54bは、ばね室46に接続する孔56内
に進入している。第1の制御ピストン54はその区分5
4aで、ばね受52を貫通している。第1の制御ピスト
ン54は中空に形成されていて、その区分54bは孔5
6内においてシール作用をもって案内され、かつこの孔
56内においてリング状の端面55で部分的に制御圧室
58を画成している。
【0014】第2の噴射弁部材128の、燃焼室とは反
対の側には、第2の制御ピストン154が支持されてお
り、この第2の制御ピストン154は、支持スリーブ4
8とスリーブ50と第1の制御ピストン54とを貫いて
孔56内にまで進入していて、そこで同様に端面155
で制御圧室58を部分的に画成している。第2の制御ピ
ストン154はその端部領域において、第1の制御ピス
トン54の区分54bにおいてシール作用をもって案内
されている。第2の制御ピストン154はスリーブ50
内に配置された領域に、直径を増大されたカラー152
を有しており、このカラー152とスリーブ50の、支
持スリーブ48とは反対側の底部との間には、第2の閉
鎖ばね144が緊縮配置されている。この第2の閉鎖ば
ね144によって第2の噴射弁部材128は第2の制御
ピストン154を介して閉鎖方向に負荷される。
対の側には、第2の制御ピストン154が支持されてお
り、この第2の制御ピストン154は、支持スリーブ4
8とスリーブ50と第1の制御ピストン54とを貫いて
孔56内にまで進入していて、そこで同様に端面155
で制御圧室58を部分的に画成している。第2の制御ピ
ストン154はその端部領域において、第1の制御ピス
トン54の区分54bにおいてシール作用をもって案内
されている。第2の制御ピストン154はスリーブ50
内に配置された領域に、直径を増大されたカラー152
を有しており、このカラー152とスリーブ50の、支
持スリーブ48とは反対側の底部との間には、第2の閉
鎖ばね144が緊縮配置されている。この第2の閉鎖ば
ね144によって第2の噴射弁部材128は第2の制御
ピストン154を介して閉鎖方向に負荷される。
【0015】ポンプ作業室22からはポンプ体14と中
間体45と弁体26とを貫いて、通路60が燃料噴射弁
12の圧力室40に通じている。電気的に操作される第
1の制御弁62によって、ポンプ作業室22と放圧室と
の間の接続部64が制御され、この放圧室としては、例
えば少なくとも間接的に燃料タンク24又は、燃料を燃
料タンク24からポンプ作業室22に圧送するフィード
ポンプ23の圧力側が働くことができる。燃料噴射を行
うことが望まれていない場合には、制御弁62によって
ポンプ作業室22と放圧室との間の接続部64は開放さ
れており、その結果ポンプ作業室22内において高圧は
形成され得ない。燃料噴射を行いたい場合には、制御弁
62によってポンプ作業室22は放圧室から切り離さ
れ、その結果ポンプピストン18の吐出行程時にポンプ
作業室22において高圧を形成することができる。制御
弁62は、電磁式のアクチュエータ又はピエゾアクチュ
エータを有することができる。制御弁62は例えば2ポ
ート2位置方向切換え制御弁として形成されていて、開
放位置と閉鎖位置との間において切換え可能であり、電
子制御装置63によって制御される。
間体45と弁体26とを貫いて、通路60が燃料噴射弁
12の圧力室40に通じている。電気的に操作される第
1の制御弁62によって、ポンプ作業室22と放圧室と
の間の接続部64が制御され、この放圧室としては、例
えば少なくとも間接的に燃料タンク24又は、燃料を燃
料タンク24からポンプ作業室22に圧送するフィード
ポンプ23の圧力側が働くことができる。燃料噴射を行
うことが望まれていない場合には、制御弁62によって
ポンプ作業室22と放圧室との間の接続部64は開放さ
れており、その結果ポンプ作業室22内において高圧は
形成され得ない。燃料噴射を行いたい場合には、制御弁
62によってポンプ作業室22は放圧室から切り離さ
れ、その結果ポンプピストン18の吐出行程時にポンプ
作業室22において高圧を形成することができる。制御
弁62は、電磁式のアクチュエータ又はピエゾアクチュ
エータを有することができる。制御弁62は例えば2ポ
ート2位置方向切換え制御弁として形成されていて、開
放位置と閉鎖位置との間において切換え可能であり、電
子制御装置63によって制御される。
【0016】制御圧室58は孔66を介して通路69と
の、ひいてはポンプ作業室22との接続部を有してい
る。孔66内には絞り箇所67が配置されている。制御
圧室58はさらに孔68を介して放圧室との接続部を有
しており、この放圧室としては少なくとも間接的に燃料
タンク24が働く。孔68内には絞り箇所69が配置さ
れている。絞り箇所67,69は互いにその寸法を合わ
せられており、これによって所望のように、制御圧室5
8をポンプ作業室22からの燃料で満たすこと及び制御
圧室58を放圧室24に向かって放圧することを可能に
なる。制御圧室58と放圧室24との間の接続部は、電
気的に操作される第2の制御弁70によって制御され、
この第2の制御弁70は第1の制御弁62のように形成
されていることができ、かつ制御装置63によって制御
される。
の、ひいてはポンプ作業室22との接続部を有してい
る。孔66内には絞り箇所67が配置されている。制御
圧室58はさらに孔68を介して放圧室との接続部を有
しており、この放圧室としては少なくとも間接的に燃料
タンク24が働く。孔68内には絞り箇所69が配置さ
れている。絞り箇所67,69は互いにその寸法を合わ
せられており、これによって所望のように、制御圧室5
8をポンプ作業室22からの燃料で満たすこと及び制御
圧室58を放圧室24に向かって放圧することを可能に
なる。制御圧室58と放圧室24との間の接続部は、電
気的に操作される第2の制御弁70によって制御され、
この第2の制御弁70は第1の制御弁62のように形成
されていることができ、かつ制御装置63によって制御
される。
【0017】制御圧室58を放圧室24と接続させる孔
68は、制御圧室58が形成されている孔56よりも、
直径を小さく構成されているので、制御圧室58から孔
58への移行部には制御圧室58のリング状の制限部5
9が形成されている。第1の制御ピストン54は、図3
及び図4に示されているように、制限部59に向けられ
た端面55に、リング状の隆起部53を有しており、こ
の隆起部53は端面55に対して、制御ピストン54の
半径方向において小さな幅を有している。隆起部53は
例えば、第1の制御ピストン54の端部が図3及び図4
に示されているように逆方向の斜め面取り部を有するこ
とによって、形成することができる。第1の噴射弁部材
28が開放方向(矢印29)における行程を実施する
と、支持スリーブ48とスリーブ50とを介して第1の
制御ピストン54はもまた矢印29の方向に運動させら
れる。第1の噴射弁部材28の最大開放行程は、第1の
制御ピストン54の隆起部53が制御圧室58の制限部
59に接触することによって制限されている。図3にお
いて制御ピストン54,154は、噴射弁部材28,1
28が閉鎖位置に配置されている場合における位置で示
されており、図4においては制御ピストン54,154
は、最大開放行程で開放された位置に噴射弁部材28,
128がに配置されている場合における位置で示されて
いる。図4に示されているように第1の制御ピストン5
4の隆起部53が制御圧室58の制限部59に接触して
いる場合には、第1の制御ピストン54の端面55の、
隆起部53の内側に位置している部分だけが、今なお制
御圧室58における圧力によって負荷されており、これ
に対して第1の制御ピストン54の端面55の、隆起部
53の外側に位置している部分は、制御圧室58から隔
てられている。
68は、制御圧室58が形成されている孔56よりも、
直径を小さく構成されているので、制御圧室58から孔
58への移行部には制御圧室58のリング状の制限部5
9が形成されている。第1の制御ピストン54は、図3
及び図4に示されているように、制限部59に向けられ
た端面55に、リング状の隆起部53を有しており、こ
の隆起部53は端面55に対して、制御ピストン54の
半径方向において小さな幅を有している。隆起部53は
例えば、第1の制御ピストン54の端部が図3及び図4
に示されているように逆方向の斜め面取り部を有するこ
とによって、形成することができる。第1の噴射弁部材
28が開放方向(矢印29)における行程を実施する
と、支持スリーブ48とスリーブ50とを介して第1の
制御ピストン54はもまた矢印29の方向に運動させら
れる。第1の噴射弁部材28の最大開放行程は、第1の
制御ピストン54の隆起部53が制御圧室58の制限部
59に接触することによって制限されている。図3にお
いて制御ピストン54,154は、噴射弁部材28,1
28が閉鎖位置に配置されている場合における位置で示
されており、図4においては制御ピストン54,154
は、最大開放行程で開放された位置に噴射弁部材28,
128がに配置されている場合における位置で示されて
いる。図4に示されているように第1の制御ピストン5
4の隆起部53が制御圧室58の制限部59に接触して
いる場合には、第1の制御ピストン54の端面55の、
隆起部53の内側に位置している部分だけが、今なお制
御圧室58における圧力によって負荷されており、これ
に対して第1の制御ピストン54の端面55の、隆起部
53の外側に位置している部分は、制御圧室58から隔
てられている。
【0018】両制御弁62,70は電子制御装置63に
よって制御される。制御装置63には、特に回転数、負
荷及び温度のような内燃機関の運転パラメータ並びに、
例えば空気温度、空気圧のような別のバラメータ、さら
に場合によってはその他のパラメータに関する信号が供
給される。制御装置63によって制御弁62,70は、
これらのパラメータに関連して、燃料噴射を制御するた
めに制御される。
よって制御される。制御装置63には、特に回転数、負
荷及び温度のような内燃機関の運転パラメータ並びに、
例えば空気温度、空気圧のような別のバラメータ、さら
に場合によってはその他のパラメータに関する信号が供
給される。制御装置63によって制御弁62,70は、
これらのパラメータに関連して、燃料噴射を制御するた
めに制御される。
【0019】以下においては燃料噴射装置の作用形式に
ついて述べる。ポンプピストン18の吸込み行程時に第
1の制御弁62が開放されると、燃料は燃料タンク24
からポンプ作業室22に達する。ポンプピストン18の
吐出行程の規定された時点に、第1の制御弁62は制御
装置63によって閉鎖され、その結果ポンプ作業室22
は放圧室から切り離され、そしてポンプ作業室22内に
おいて高圧が形成される。第2の制御弁70は制御装置
63によってまず初め閉鎖状態に保たれ、その結果制御
圧室58内には少なくともほぼポンプ作業室22におけ
るような高圧が形成される。両噴射弁部材28,128
は、該噴射弁部材28,128に作用する閉鎖ばね4
4,144と、制御ピストン54,154を介して制御
圧室58内における圧力により閉鎖方向で両噴射弁部材
28,128に作用する力とによって、閉鎖位置に保た
れ、その結果燃料噴射は行われない。
ついて述べる。ポンプピストン18の吸込み行程時に第
1の制御弁62が開放されると、燃料は燃料タンク24
からポンプ作業室22に達する。ポンプピストン18の
吐出行程の規定された時点に、第1の制御弁62は制御
装置63によって閉鎖され、その結果ポンプ作業室22
は放圧室から切り離され、そしてポンプ作業室22内に
おいて高圧が形成される。第2の制御弁70は制御装置
63によってまず初め閉鎖状態に保たれ、その結果制御
圧室58内には少なくともほぼポンプ作業室22におけ
るような高圧が形成される。両噴射弁部材28,128
は、該噴射弁部材28,128に作用する閉鎖ばね4
4,144と、制御ピストン54,154を介して制御
圧室58内における圧力により閉鎖方向で両噴射弁部材
28,128に作用する力とによって、閉鎖位置に保た
れ、その結果燃料噴射は行われない。
【0020】少量の燃料を前噴射するためには、第2の
制御弁70が制御装置63によって開放され、その結果
制御圧室58は放圧室24と接続され、制御圧室58に
おける圧力は低下する。ポンプ作業室22における圧力
ひいては燃料噴射弁12の圧力室40における圧力が高
くなって、この圧力によって受圧肩部42を介して第1
の噴射弁部材28に対して生ぜしめられる圧力が、第1
の閉鎖ばね44の力と、制御圧室58における残留圧に
よって第1の制御ピストン54を介して第1の噴射弁部
材28に対して生ぜしめられる力との総和よりも大きく
なると、燃料噴射弁12は開放し、この場合第1の噴射
弁部材28のシール面34は弁座36から持ち上がり、
少なくとも1つの噴射開口32を開放する。圧力室40
における圧力によって受圧肩部42を介して第2の噴射
弁部材128に対して生ぜしめられる圧力は、第2の閉
鎖ばね144による力と、第2の制御ピストン154を
介して制御圧室58における残留圧によって第2の噴射
弁部材128に対して閉鎖方向で生ぜしめられる力との
総和よりも小さいので、第2の噴射弁部材128はその
閉鎖位置に留まる。従って燃料噴射弁12においては第
1の噴射開口32によって、全噴射横断面のうちの一部
だけが開放され、その結果相応に僅かな燃料量しか噴射
されない。前噴射終了のためには、第2の制御弁70が
制御装置63によって閉鎖され、その結果制御圧室58
における圧力は再び上昇し、第1の噴射弁部材28は、
第1の制御ピストン54によって該第1の噴射弁部材2
8に対して生ぜしめられる閉鎖方向における高い力に基
づいて、再び閉鎖位置へと移動させられる。第2の制御
弁70が前噴射のために開放される時間は、極めて短い
ので、第1の噴射弁部材28は単に部分行程だけ開放さ
れ、第1の制御ピストン54の隆起部53は制御圧室5
8の制限部59に接触しない。この場合第1の制御ピス
トン54の全端面55は、制御圧室58における圧力に
よって負荷されており、第2の制御弁70の閉鎖時に
は、制御圧室58における上昇する圧力が、第1の制御
ピストン54に対して作用する力を生ぜしめ、この力
は、第1の噴射弁部材28を圧力室40における圧力に
抗して閉鎖位置へと運動させるのに十分な大きさであ
る。第1の噴射弁部材28が部分行程しか開放されない
場合には、さらにそのシール面34と弁座36との間に
狭い間隙だけしか生ぜしめられず、この狭い間隙におい
て貫流する燃料が絞られ、その結果噴射弁部材28に対
して開放方向で作用する力は、噴射弁部材28が最大開
放行程で開放された場合に比べて小さい。
制御弁70が制御装置63によって開放され、その結果
制御圧室58は放圧室24と接続され、制御圧室58に
おける圧力は低下する。ポンプ作業室22における圧力
ひいては燃料噴射弁12の圧力室40における圧力が高
くなって、この圧力によって受圧肩部42を介して第1
の噴射弁部材28に対して生ぜしめられる圧力が、第1
の閉鎖ばね44の力と、制御圧室58における残留圧に
よって第1の制御ピストン54を介して第1の噴射弁部
材28に対して生ぜしめられる力との総和よりも大きく
なると、燃料噴射弁12は開放し、この場合第1の噴射
弁部材28のシール面34は弁座36から持ち上がり、
少なくとも1つの噴射開口32を開放する。圧力室40
における圧力によって受圧肩部42を介して第2の噴射
弁部材128に対して生ぜしめられる圧力は、第2の閉
鎖ばね144による力と、第2の制御ピストン154を
介して制御圧室58における残留圧によって第2の噴射
弁部材128に対して閉鎖方向で生ぜしめられる力との
総和よりも小さいので、第2の噴射弁部材128はその
閉鎖位置に留まる。従って燃料噴射弁12においては第
1の噴射開口32によって、全噴射横断面のうちの一部
だけが開放され、その結果相応に僅かな燃料量しか噴射
されない。前噴射終了のためには、第2の制御弁70が
制御装置63によって閉鎖され、その結果制御圧室58
における圧力は再び上昇し、第1の噴射弁部材28は、
第1の制御ピストン54によって該第1の噴射弁部材2
8に対して生ぜしめられる閉鎖方向における高い力に基
づいて、再び閉鎖位置へと移動させられる。第2の制御
弁70が前噴射のために開放される時間は、極めて短い
ので、第1の噴射弁部材28は単に部分行程だけ開放さ
れ、第1の制御ピストン54の隆起部53は制御圧室5
8の制限部59に接触しない。この場合第1の制御ピス
トン54の全端面55は、制御圧室58における圧力に
よって負荷されており、第2の制御弁70の閉鎖時に
は、制御圧室58における上昇する圧力が、第1の制御
ピストン54に対して作用する力を生ぜしめ、この力
は、第1の噴射弁部材28を圧力室40における圧力に
抗して閉鎖位置へと運動させるのに十分な大きさであ
る。第1の噴射弁部材28が部分行程しか開放されない
場合には、さらにそのシール面34と弁座36との間に
狭い間隙だけしか生ぜしめられず、この狭い間隙におい
て貫流する燃料が絞られ、その結果噴射弁部材28に対
して開放方向で作用する力は、噴射弁部材28が最大開
放行程で開放された場合に比べて小さい。
【0021】前噴射の終了後に、第1の制御弁62は有
利には閉鎖状態に保たれるので、ポンプ作業室22内に
おいては引き続き圧力が形成される。前噴射時に比べて
大量の燃料が噴射される主噴射のためには、第2の制御
弁70が制御装置63によって規定された時点において
開放され、その結果制御圧室58は放圧室24と接続さ
れて、制御圧室58における圧力は低下する。そして第
1の噴射弁部材28は開放し、少なくとも1つの第1の
噴射開口32を開放する。第1の噴射弁部材28はこの
場合その最大開放行程で開放するので、第1の制御ピス
トン54の隆起部53は制御圧室58の制限部59に接
触する。比較的僅かな燃料量だけを噴射したい場合に
は、次いで第2の制御弁70が制御装置63によって再
び閉鎖され、その結果制御圧室58における圧力は、第
2の噴射弁部材128が圧力室40における圧力によっ
て開放方向29が移動させられる前に、再び上昇する。
そして第2の噴射弁部材128は、第2の制御ピストン
154に作用する高い圧力によって閉鎖位置に保たれ
る。第1の噴射弁部材28はその最大開放行程で開放さ
れた位置に留まる。それというのは、第1の制御ピスト
ン54の端面55の、隆起部53の内側に位置する部分
は、制御圧室58における圧力によって負荷されてい
て、従って閉鎖方向において第1の制御ピストン54
に、ひいては第1の噴射弁部材28に作用する力が生ぜ
しめられるが、この力は、圧力室40における圧力によ
って開放方向29に生ぜしめられる力よりも小さいから
である。主噴射の終了のためには、制御装置63によっ
て第1の制御弁62が開放され、その結果圧力室40に
おける圧力が低下し、第1の噴射弁部材28は第1の閉
鎖ばね44の力と、制御圧室58における圧力によって
第1の制御ピストン54に対して生ぜしめられる力とに
よって閉鎖方向に移動する。
利には閉鎖状態に保たれるので、ポンプ作業室22内に
おいては引き続き圧力が形成される。前噴射時に比べて
大量の燃料が噴射される主噴射のためには、第2の制御
弁70が制御装置63によって規定された時点において
開放され、その結果制御圧室58は放圧室24と接続さ
れて、制御圧室58における圧力は低下する。そして第
1の噴射弁部材28は開放し、少なくとも1つの第1の
噴射開口32を開放する。第1の噴射弁部材28はこの
場合その最大開放行程で開放するので、第1の制御ピス
トン54の隆起部53は制御圧室58の制限部59に接
触する。比較的僅かな燃料量だけを噴射したい場合に
は、次いで第2の制御弁70が制御装置63によって再
び閉鎖され、その結果制御圧室58における圧力は、第
2の噴射弁部材128が圧力室40における圧力によっ
て開放方向29が移動させられる前に、再び上昇する。
そして第2の噴射弁部材128は、第2の制御ピストン
154に作用する高い圧力によって閉鎖位置に保たれ
る。第1の噴射弁部材28はその最大開放行程で開放さ
れた位置に留まる。それというのは、第1の制御ピスト
ン54の端面55の、隆起部53の内側に位置する部分
は、制御圧室58における圧力によって負荷されてい
て、従って閉鎖方向において第1の制御ピストン54
に、ひいては第1の噴射弁部材28に作用する力が生ぜ
しめられるが、この力は、圧力室40における圧力によ
って開放方向29に生ぜしめられる力よりも小さいから
である。主噴射の終了のためには、制御装置63によっ
て第1の制御弁62が開放され、その結果圧力室40に
おける圧力が低下し、第1の噴射弁部材28は第1の閉
鎖ばね44の力と、制御圧室58における圧力によって
第1の制御ピストン54に対して生ぜしめられる力とに
よって閉鎖方向に移動する。
【0022】主噴射時に比較的多量の燃料量を噴射した
い場合には、制御装置63によって第2の制御弁70が
長く開放状態に保たれ、その結果第2の噴射弁部材12
8は、圧力室40における圧力によって第2の閉鎖ばね
144の力に抗して、かつ制御圧室58における残留圧
によって第2の制御ピストン154を介して生ぜしめら
れる力に抗して開放し、つまり開放方向に移動し、そし
て少なくとも1つの第2の噴射開口132を開放する。
この場合第2の噴射弁部材128は時間的な遅延を伴っ
て第1の噴射弁部材28の後で開放し、その結果主噴射
の開始時には第1の噴射弁部材28だけしか開放されて
いない。第2の噴射弁部材128も開放されている場合
には、燃料噴射弁12において全噴射横断面が開放され
ていて、多くの燃料噴射量が噴射される。主噴射の終了
時には第1の制御弁62が制御装置63によって開放さ
れ、その結果圧力室40内における圧力が低下し、第1
及び第2の噴射弁部材28,128が、該噴射弁部材に
作用する閉鎖ばね44,144及び制御ピストン54,
154の閉鎖力によって閉鎖される。第2の制御弁70
はこの場合制御装置63によって閉鎖される。
い場合には、制御装置63によって第2の制御弁70が
長く開放状態に保たれ、その結果第2の噴射弁部材12
8は、圧力室40における圧力によって第2の閉鎖ばね
144の力に抗して、かつ制御圧室58における残留圧
によって第2の制御ピストン154を介して生ぜしめら
れる力に抗して開放し、つまり開放方向に移動し、そし
て少なくとも1つの第2の噴射開口132を開放する。
この場合第2の噴射弁部材128は時間的な遅延を伴っ
て第1の噴射弁部材28の後で開放し、その結果主噴射
の開始時には第1の噴射弁部材28だけしか開放されて
いない。第2の噴射弁部材128も開放されている場合
には、燃料噴射弁12において全噴射横断面が開放され
ていて、多くの燃料噴射量が噴射される。主噴射の終了
時には第1の制御弁62が制御装置63によって開放さ
れ、その結果圧力室40内における圧力が低下し、第1
及び第2の噴射弁部材28,128が、該噴射弁部材に
作用する閉鎖ばね44,144及び制御ピストン54,
154の閉鎖力によって閉鎖される。第2の制御弁70
はこの場合制御装置63によって閉鎖される。
【0023】第1の噴射開口32と第2の噴射開口13
2とによって形成される噴射横断面は少なくともほぼ等
しい大きさを有することができ、このようになっている
と、第1の噴射弁部材28だけの開放時に全噴射横断面
の半分が開放される。また択一的に、第1の噴射開口3
2が第2の噴射開口132よりも大きな噴射横断面又は
小さな噴射横断面を形成していてもよい。
2とによって形成される噴射横断面は少なくともほぼ等
しい大きさを有することができ、このようになっている
と、第1の噴射弁部材28だけの開放時に全噴射横断面
の半分が開放される。また択一的に、第1の噴射開口3
2が第2の噴射開口132よりも大きな噴射横断面又は
小さな噴射横断面を形成していてもよい。
【0024】図5には、時間tを横軸にとって、1回の
噴射サイクル中における第1の噴射弁部材28のための
開放行程h(縦軸)の経過が実線で、かつ第2の噴射弁
部材128のための開放行程hの経過が破線で示されて
いる。この線図において符号Iで前噴射が、符号IIで
主噴射が示されている。前噴射I時には、既に述べたよ
うに、第1の噴射弁部材28だけが開放する。主噴射I
I時には第1の噴射弁部材28だけが開放するか又は、
時間的な遅延を伴って第2の噴射弁部材128も開放す
る。第2の噴射弁部材128の開放時における時間的な
遅延は、第2の制御弁70によって影響を与えることが
でき、この場合この第2の制御弁70は、最大開放行程
で第1の噴射弁部材28が開放した後、再び閉鎖され、
その結果第2の噴射弁部材128は制御圧室58におけ
る高圧に基づいてまず初めは閉鎖されたままであり、次
いで時間的な遅延を伴って再び開放され、その結果第2
の噴射弁部材128は開放することができる。
噴射サイクル中における第1の噴射弁部材28のための
開放行程h(縦軸)の経過が実線で、かつ第2の噴射弁
部材128のための開放行程hの経過が破線で示されて
いる。この線図において符号Iで前噴射が、符号IIで
主噴射が示されている。前噴射I時には、既に述べたよ
うに、第1の噴射弁部材28だけが開放する。主噴射I
I時には第1の噴射弁部材28だけが開放するか又は、
時間的な遅延を伴って第2の噴射弁部材128も開放す
る。第2の噴射弁部材128の開放時における時間的な
遅延は、第2の制御弁70によって影響を与えることが
でき、この場合この第2の制御弁70は、最大開放行程
で第1の噴射弁部材28が開放した後、再び閉鎖され、
その結果第2の噴射弁部材128は制御圧室58におけ
る高圧に基づいてまず初めは閉鎖されたままであり、次
いで時間的な遅延を伴って再び開放され、その結果第2
の噴射弁部材128は開放することができる。
【0025】また、内燃機関の規定の運転パラメータに
おいて、特に低負荷及び/又は低回転数時に、僅かな燃
料量だけが噴射される場合には、ポンプピストン18の
吐出行程全体にわたって前噴射及び主噴射中に、第1の
噴射弁部材28だけが開放し、第2の噴射弁部材128
が閉鎖されたままであってもよい。内燃機関の高負荷及
び/又は高回転数時に、多量の燃料量が噴射される場合
には、前噴射中に第1の噴射弁部材28だけが開放し、
主噴射中に付加的に第2の噴射弁部材128も開放する
ようになっていることができる。
おいて、特に低負荷及び/又は低回転数時に、僅かな燃
料量だけが噴射される場合には、ポンプピストン18の
吐出行程全体にわたって前噴射及び主噴射中に、第1の
噴射弁部材28だけが開放し、第2の噴射弁部材128
が閉鎖されたままであってもよい。内燃機関の高負荷及
び/又は高回転数時に、多量の燃料量が噴射される場合
には、前噴射中に第1の噴射弁部材28だけが開放し、
主噴射中に付加的に第2の噴射弁部材128も開放する
ようになっていることができる。
【0026】ポンプ作業室22と圧力室40との間にお
ける接続部において通路60には、遮断弁80が設けら
れていてもよい。この遮断弁80はこの場合、ポンプ作
業室22と放圧室24との接続部64と、制御圧室58
と通路60との接続部66との間に配置されている。遮
断弁80は、圧力室40に向かって開放する逆止弁とし
て形成されていても、又は制御装置63によって制御さ
れる電気作動式の弁として形成されていてもよい。遮断
弁80によって圧力室40及び制御圧室58はポンプ作
業室22から切り離されることができる。遮断弁80が
閉鎖されている場合、ポンプ作業室22は第1の制御弁
62の開放時に放圧室24と接続され、これによって放
圧されることができ、これに対して第2の制御弁70の
閉鎖時にには圧力下における燃料が、圧力室40及び制
御圧室58内に貯えられることができる。第2の制御弁
70の開放によって燃料の前噴射を又は、主噴射の後の
燃料の後噴射を行うことができ、この際に燃料噴射の時
点において燃料をポンプピストン18によって圧送する
必要はない。
ける接続部において通路60には、遮断弁80が設けら
れていてもよい。この遮断弁80はこの場合、ポンプ作
業室22と放圧室24との接続部64と、制御圧室58
と通路60との接続部66との間に配置されている。遮
断弁80は、圧力室40に向かって開放する逆止弁とし
て形成されていても、又は制御装置63によって制御さ
れる電気作動式の弁として形成されていてもよい。遮断
弁80によって圧力室40及び制御圧室58はポンプ作
業室22から切り離されることができる。遮断弁80が
閉鎖されている場合、ポンプ作業室22は第1の制御弁
62の開放時に放圧室24と接続され、これによって放
圧されることができ、これに対して第2の制御弁70の
閉鎖時にには圧力下における燃料が、圧力室40及び制
御圧室58内に貯えられることができる。第2の制御弁
70の開放によって燃料の前噴射を又は、主噴射の後の
燃料の後噴射を行うことができ、この際に燃料噴射の時
点において燃料をポンプピストン18によって圧送する
必要はない。
【図1】内燃機関用の燃料噴射装置を概略的に示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示された燃料噴射装置のIIで示された
範囲を拡大して示す図である。
範囲を拡大して示す図である。
【図3】噴射弁部材の閉鎖時における燃料噴射装置を、
図1のIIIで示された範囲を拡大して示す図である。
図1のIIIで示された範囲を拡大して示す図である。
【図4】噴射弁部材の開放時における、図1のIIIで
示された範囲を拡大して示す図である。
示された範囲を拡大して示す図である。
【図5】1噴射サイクルの間における燃料噴射装置の噴
射弁部材の行程経過を、時間を横軸にとって示す線図で
ある。
射弁部材の行程経過を、時間を横軸にとって示す線図で
ある。
10 燃料高圧ポンプ、 12 燃料噴射弁、 14
ポンプ体、 16 シリンダ孔、 18 ポンプピスト
ン、 19 戻しばね、 20 カム、 22ポンプ作
業室、 24 燃料タンク、 26 弁体、 28,1
28 噴射弁部材、 30 孔、 32,132 噴射
開口、 34,134 シール面、36,136 弁
座、 38 リング室、 40 圧力室、 42 受圧
肩部、44,144 閉鎖ばね、 45 中間体、 4
6 ばね室、 48 支持スリーブ、 50 スリー
ブ、 52 ばね受、 53 隆起部、 54,154
制御ピストン、 54a,54b 区分、 55,15
5 端面、 56 孔、 58 制御圧室、 59 制
限部、 60 通路、 62 制御弁、 63制御装
置、 64 接続部、 66 孔、 67 絞り箇所、
68 孔、69 絞り箇所、 70 制御弁、 80
遮断弁、 142 受圧面、 152 カラー
ポンプ体、 16 シリンダ孔、 18 ポンプピスト
ン、 19 戻しばね、 20 カム、 22ポンプ作
業室、 24 燃料タンク、 26 弁体、 28,1
28 噴射弁部材、 30 孔、 32,132 噴射
開口、 34,134 シール面、36,136 弁
座、 38 リング室、 40 圧力室、 42 受圧
肩部、44,144 閉鎖ばね、 45 中間体、 4
6 ばね室、 48 支持スリーブ、 50 スリー
ブ、 52 ばね受、 53 隆起部、 54,154
制御ピストン、 54a,54b 区分、 55,15
5 端面、 56 孔、 58 制御圧室、 59 制
限部、 60 通路、 62 制御弁、 63制御装
置、 64 接続部、 66 孔、 67 絞り箇所、
68 孔、69 絞り箇所、 70 制御弁、 80
遮断弁、 142 受圧面、 152 カラー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F02M 61/20 F02M 61/20 N
(72)発明者 ゴーデハルト ネントヴィッヒ
ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト メ
ッツィンガー シュトラーセ 25
Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC07 AD02 AD07
BA02 BA13 BA14 CA09 CA21
CC01 CC06T CC12 CC14
CC20 CC26 CC28 CE02 DA09
DA10 DC18
Claims (10)
- 【請求項1】 内燃機関用の燃料噴射装置であって、燃
料高圧ポンプ(10)と該燃料高圧ポンプ(10)に接
続された燃料噴射弁(12)とが、内燃機関の各シリン
ダのために設けられており、燃料高圧ポンプ(10)
が、内燃機関によって駆動されて往復動させられるポン
プピストン(18)を有しており、該ポンプピストン
(18)がポンプ作業室(22)を画成していて、該ポ
ンプ作業室(22)が燃料噴射弁(12)の圧力室(4
0)と接続されており、燃料噴射弁(12)が少なくと
も1つの第1の噴射弁部材(28)を有していて、該第
1の噴射弁部材(28)によって少なくとも1つの第1
の噴射開口(32)が制御され、第1の噴射弁部材(2
8)が、圧力室(40)内における圧力によって負荷さ
れて閉鎖力に抗して開放方向(29)に可動であり、電
気的に操作される第1の制御弁(23)が設けられてい
て、該第1の制御弁(23)によってポンプ作業室(2
2)と放圧室(24)との間における接続部が制御さ
れ、少なくとも1つの第1の噴射弁部材(28)に、燃
料を満たされた制御圧室(58)内における圧力によっ
て負荷される面(55)が配属もしくは対応配置されて
おり、該面(55)を介して、制御圧室(58)内にお
ける圧力によって、第1の噴射弁部材(28)に対して
閉鎖方向で作用する力が生ぜしめられ、さらに制御圧室
(58)が少なくとも間接的にポンプ作業室(22)と
の接続部(66)を有し、かつ電気的に操作される第2
の制御弁(70)によって制御される、放圧室(24)
との接続部(68)を有している形式のものにおいて、
燃料噴射弁(12)が、中空に形成された第1の噴射弁
部材(28)の内部において摺動可能に案内された第2
の噴射弁部材(128)を有しており、該第2の噴射弁
部材(128)によって少なくとも1つの第2の噴射開
口(132)が制御され、該第2の噴射弁部材(12
8)が、圧力室(40)内における圧力によって負荷さ
れて閉鎖力に抗して開放方向(29)に可動であり、第
2の噴射弁部材(128)に、制御圧室(58)内にお
ける圧力によって負荷される面(155)が配属もしく
は対応配置されており、該面(155)を介して、制御
圧室(58)内における圧力によって、第2の噴射弁部
材(128)に対して閉鎖方向で作用する力が生ぜしめ
られる、内燃機関用の燃料噴射装置。 - 【請求項2】 電気的に操作される第2の制御弁(7
0)による制御圧室(58)と放圧室(24)との間の
接続部(68)の開放時に、第1の噴射弁部材(28)
が、第2の噴射弁部材128よりも低い圧力室(40)
における圧力において開放する、請求項1記載の燃料噴
射装置。 - 【請求項3】 燃料を前噴射するために第1の制御弁
(62)の閉鎖時に第2の制御弁(70)が開放され、
その結果第1の噴射弁部材(28)が、圧力室(40)
における圧力によって部分行程で開放し、これに対して
第2の噴射弁部材(128)が閉鎖位置に保たれ、次い
で前噴射を終了するために第2の制御弁(70)が再び
閉鎖され、その結果第1の噴射弁部材(28)が、制御
圧室(58)内における圧力によって閉鎖する、請求項
2記載の燃料噴射装置。 - 【請求項4】 第1の噴射弁部材(28)の最大開放行
程が制限されており、最大開放行程による第1の噴射弁
部材(28)の開放時に、該第1の噴射弁部材(28)
に配属もしくは対応配置された、制御圧室(58)内に
おける圧力によって負荷される面(55)が、第1の噴
射弁部材(28)が閉鎖位置を占めている場合又は部分
行程だけで開放されている場合に比べて小さい、請求項
1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。 - 【請求項5】 燃料の主噴射のために第1の制御弁(6
2)の閉鎖時に第2の制御弁(70)が開放され、その
結果第1の噴射弁部材(28)が、圧力室(40)内に
おける圧力によって最大開放行程で開放し、次いで第2
の制御弁(70)が閉鎖され、その結果第2の噴射弁部
材(128)がその閉鎖位置に留まり、これに対して、
制御圧室(58)内における圧力によって第1の噴射弁
部材(28)に対して生ぜしめられる閉鎖方向における
力が、減少した面(55)に基づいて小さくなり、そし
て第1の噴射弁部材(28)が最大開放行程で開放され
る位置に留まる、請求項4記載の燃料噴射装置。 - 【請求項6】 燃料の主噴射のために第1の制御弁(6
2)の閉鎖時に第2の制御弁(70)が開放され、その
結果第1の噴射弁部材(28)が、圧力室(40)内に
おける圧力によって最大開放行程で開放し、第2の噴射
弁部材(128)が圧力室(40)内における圧力の上
昇時に時間的に第1の噴射弁部材(28)の後で同様に
開放する、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃
料噴射装置。 - 【請求項7】 主噴射の終了のために第1の制御弁(6
2)が開放され、かつ第2の制御弁(70)が閉鎖され
る、請求項5又は6記載の燃料噴射装置。 - 【請求項8】 第1の噴射弁部材(28)に配属もしく
は対応配置された面(55)及び/又は第2の噴射弁部
材(128)に配属もしくは対応配置された面(15
5)が、制御圧室(58)を画成する制御ピストン(5
4;154)に配置されていて、該制御ピストン(5
4;154)が少なくとも間接的に第1の噴射弁部材
(28)もしくは第2の噴射弁部材(128)に支持さ
れている、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃
料噴射装置。 - 【請求項9】 制御圧室(58)と少なくとも間接的に
ポンプ作業室(22)との接続部(66)に、絞り箇所
(67)が配置されかつ/又は制御圧室(58)と放圧
室(24)との接続部(68)に絞り箇所(69)が配
置されている、請求項1から8までのいずれか1項記載
の燃料噴射装置。 - 【請求項10】 圧力室(40)とポンプ作業室(2
2)との接続部(60)において、制御弁(62)によ
って制御される放圧室(24)への接続部(64)と、
制御圧室(58)とポンプ作業室(22)との接続部
(66)との間に、遮断弁(80)が配置されており、
該遮断弁(80)によって圧力室(40)及び制御圧室
(58)がポンプ作業室(22)から切離し可能であ
る、請求項1から9までのいずれか1項記載の燃料噴射
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10221384.4 | 2002-05-14 | ||
DE10221384A DE10221384A1 (de) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003328898A true JP2003328898A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29265285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003135038A Pending JP2003328898A (ja) | 2002-05-14 | 2003-05-13 | 内燃機関用の燃料噴射装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6810857B2 (ja) |
EP (1) | EP1363015A1 (ja) |
JP (1) | JP2003328898A (ja) |
DE (1) | DE10221384A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101457726B (zh) * | 2008-11-20 | 2011-07-27 | 浙江飞亚电子有限公司 | 一种针阀动力喷嘴 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10122241A1 (de) * | 2001-05-08 | 2002-12-05 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
KR20050026035A (ko) * | 2002-07-29 | 2005-03-14 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 조절 가능한 니들 속도에 의해 압력이 증폭되거나 압력이증폭되지 않는 연료 분사기 및 상기 연료 분사기의 조절방법 |
DE10338768A1 (de) * | 2003-08-25 | 2005-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
DE10352504A1 (de) * | 2003-11-11 | 2005-06-02 | Robert Bosch Gmbh | Einspritzdüse |
DE10355806A1 (de) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Robert Bosch Gmbh | Einspritzdüse |
US6928986B2 (en) * | 2003-12-29 | 2005-08-16 | Siemens Diesel Systems Technology Vdo | Fuel injector with piezoelectric actuator and method of use |
ATE375446T1 (de) | 2004-01-13 | 2007-10-15 | Delphi Tech Inc | Kraftstoffeinspritzventil |
ATE487057T1 (de) * | 2004-02-25 | 2010-11-15 | Ganser Hydromag | Brennstoffeinspritzventil für verbrennungskraftmaschinen |
DE102004010760A1 (de) * | 2004-03-05 | 2005-09-22 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für Brennkraftmaschinen mit Nadelhubdämpfung |
DE102004018931A1 (de) * | 2004-04-20 | 2005-11-17 | Robert Bosch Gmbh | Common-Rail-Injektor |
DE102004019836A1 (de) * | 2004-04-23 | 2005-11-17 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
WO2005119045A1 (de) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Einspritzventil |
US7334741B2 (en) * | 2005-01-28 | 2008-02-26 | Cummins Inc. | Fuel injector with injection rate control |
ATE494477T1 (de) * | 2005-10-25 | 2011-01-15 | Crt Common Rail Technologies Ag | Injektor für eine kraftstoffeinspritzanlage sowie kraftstoffeinspritzanlage mit einem solchen injektor |
EP2085604A1 (de) * | 2008-02-04 | 2009-08-05 | Robert Bosch GmbH | Injektor zum Einspritzen von Kraftstoff |
JP5043761B2 (ja) * | 2008-06-18 | 2012-10-10 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射装置 |
DE102021203088A1 (de) | 2021-03-29 | 2022-09-29 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Brennstoffeinspritzventil |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192872A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-01 | Nippon Denso Co Ltd | 蓄圧式燃料噴射弁 |
DE3824467A1 (de) * | 1988-07-19 | 1990-01-25 | Man B & W Diesel Ag | Einspritzventil |
DE4123721C1 (en) * | 1991-07-17 | 1992-06-17 | Steyr-Daimler-Puch Ag, Wien, At | Fuel injection system with pump and nozzle units - has laterally coupled pump duct to chamber in piston bush |
GB9810327D0 (en) | 1998-05-15 | 1998-07-15 | Lucas Ind Plc | Fuel system and pump suitable for use therein |
GB9813476D0 (en) * | 1998-06-24 | 1998-08-19 | Lucas Ind Plc | Fuel injector |
WO2000028205A1 (de) * | 1998-11-10 | 2000-05-18 | Ganser-Hydromag Ag | Brennstoffeinspritzventil für verbrennungskraftmaschinen |
DE19947194A1 (de) * | 1999-10-01 | 2001-04-05 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
EP1118765A3 (de) * | 2000-01-19 | 2003-11-19 | CRT Common Rail Technologies AG | Brennstoffeinspritzventil für Verbrennungskraftmaschinen |
DE10123993A1 (de) * | 2001-05-17 | 2002-11-21 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
-
2002
- 2002-05-14 DE DE10221384A patent/DE10221384A1/de not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-03-03 EP EP03004642A patent/EP1363015A1/de not_active Withdrawn
- 2003-05-13 JP JP2003135038A patent/JP2003328898A/ja active Pending
- 2003-05-14 US US10/437,118 patent/US6810857B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101457726B (zh) * | 2008-11-20 | 2011-07-27 | 浙江飞亚电子有限公司 | 一种针阀动力喷嘴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6810857B2 (en) | 2004-11-02 |
US20040011882A1 (en) | 2004-01-22 |
EP1363015A1 (de) | 2003-11-19 |
DE10221384A1 (de) | 2003-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6601566B2 (en) | Fuel injector with directly controlled dual concentric check and engine using same | |
US5893516A (en) | Injector | |
JP2003328898A (ja) | 内燃機関用の燃料噴射装置 | |
US7267109B2 (en) | Fuel injection device for an internal combustion engine | |
JP4116448B2 (ja) | 内燃機関のための燃料噴射弁 | |
JPH06299928A (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
JP2001500218A (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPH06323220A (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
KR20010083913A (ko) | 연료 분사 장치 | |
JP2003519752A (ja) | 制御室内の圧力を上昇させる、内燃機関の燃料噴射システムのインジェクタのための制御弁 | |
US6892703B2 (en) | Boosted fuel injector with rapid pressure reduction at end of injection | |
US6896208B2 (en) | Fuel injection system for an internal combustion engine | |
JP4173821B2 (ja) | 内燃機関用の燃料噴射装置 | |
US7273185B2 (en) | Device for attenuating the stroke of the needle in pressure-controlled fuel injectors | |
US7461795B2 (en) | Fuel injection system for internal combustion engines | |
KR20010080112A (ko) | 연료 분사 장치 | |
JP2005500467A (ja) | 内燃機関に用いられる燃料噴射装置 | |
JP2002021672A (ja) | 制御されるノズルニードルを備えた圧力制御されるインジェクタ | |
JP2001512548A (ja) | 液体を制御するための弁 | |
US6568369B1 (en) | Common rail injector with separately controlled pilot and main injection | |
JP2003507643A (ja) | インジェクタ | |
US20070204837A1 (en) | Fuel Injector With Multi-Part, Directly-Controlled Injection Valve Member | |
JP2002266725A (ja) | 燃料噴射器組立品及びそれを含む内燃機関 | |
US7096857B2 (en) | System for pressure-modulated shaping of the course of injection | |
JP2005513332A (ja) | 内燃機関のための燃料噴射装置 |