JP2003306813A - 要部を緊締力の強い生地で構成したスパッツ - Google Patents
要部を緊締力の強い生地で構成したスパッツInfo
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Landscapes
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Corsets Or Brassieres (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アスリートの腰部や下肢の筋肉の損傷を予防
し、又は筋肉が損傷したままで運動して、損傷が悪化す
るのを防止するための、筋肉保護のための手段として
は、コルセット、サポーター、テーピング等があった
が、これらは、固くて重い、一部だけしか保護しない、
使用に専門的知識を要する、等の問題があったので、容
易に使用できて、必用な箇所全部を有効に保護する物が
望まれた。 【解決手段】 上記課題の解決のためには、一つのスパ
ッツであって、必用部分を、他の部分よりも特に緊締力
の強い生地で構成したものが便利であり、且つ、発明者
が生理学者の文献等を参照して研究した結果、上記必用
部分としては、図7の符号101、102、103の部
分とすれば、有効に上記課題を解決するものであるとい
う技術思想に到達し、本発明のスパッツとしたものであ
る。
し、又は筋肉が損傷したままで運動して、損傷が悪化す
るのを防止するための、筋肉保護のための手段として
は、コルセット、サポーター、テーピング等があった
が、これらは、固くて重い、一部だけしか保護しない、
使用に専門的知識を要する、等の問題があったので、容
易に使用できて、必用な箇所全部を有効に保護する物が
望まれた。 【解決手段】 上記課題の解決のためには、一つのスパ
ッツであって、必用部分を、他の部分よりも特に緊締力
の強い生地で構成したものが便利であり、且つ、発明者
が生理学者の文献等を参照して研究した結果、上記必用
部分としては、図7の符号101、102、103の部
分とすれば、有効に上記課題を解決するものであるとい
う技術思想に到達し、本発明のスパッツとしたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この明細書においてスパッツ
とは、伸縮性のある細身のタイツをいう。この発明は、
要部を他の部分よりも特に緊締力が強い生地で構成した
スパッツに関するものであり、特にスパッツの腰部や下
肢部等の、本発明によって特に選択した要部を覆う部分
を、特に緊締力の強い生地で構成することにより、スパ
ッツの使用者の前記部分に密着して緊締して前記部分の
筋肉を保護し、アスリート等が激しい運動によって、前
記部分に筋肉損傷や運動障害を生じる等のことを予防
し、又は軽減するために用いるスパッツに関するもので
ある。
とは、伸縮性のある細身のタイツをいう。この発明は、
要部を他の部分よりも特に緊締力が強い生地で構成した
スパッツに関するものであり、特にスパッツの腰部や下
肢部等の、本発明によって特に選択した要部を覆う部分
を、特に緊締力の強い生地で構成することにより、スパ
ッツの使用者の前記部分に密着して緊締して前記部分の
筋肉を保護し、アスリート等が激しい運動によって、前
記部分に筋肉損傷や運動障害を生じる等のことを予防
し、又は軽減するために用いるスパッツに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年あらゆる運動競技のレベルが上がっ
て来るに従い、アマチュアおよびプロフェショナルアス
リート達の運動能力の向上が不可欠になって来ている。
従って、各種のスポーツやトレーニング中、人体の中心
部である腰部の筋肉や下肢部の筋肉にかかる負担はます
ます大きくなっており、これらの部位に関わる障害が深
刻になっている。
て来るに従い、アマチュアおよびプロフェショナルアス
リート達の運動能力の向上が不可欠になって来ている。
従って、各種のスポーツやトレーニング中、人体の中心
部である腰部の筋肉や下肢部の筋肉にかかる負担はます
ます大きくなっており、これらの部位に関わる障害が深
刻になっている。
【0003】そこで、さまざまな腰部保護用のコルセッ
トやサポーターのような腰部や脚部等の保護のための商
品が開発されている。また、テーピング等の技術も発達
しており、これによって腰部や脚部等の筋肉障害を予防
し、または既に障害が生じている者が運動により障害が
悪化するのを軽減する等のことも行われている。
トやサポーターのような腰部や脚部等の保護のための商
品が開発されている。また、テーピング等の技術も発達
しており、これによって腰部や脚部等の筋肉障害を予防
し、または既に障害が生じている者が運動により障害が
悪化するのを軽減する等のことも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記コルセ
ットは一般に厚みがあって重く固いため運動時に適した
ものではなかった。また前記サポーターは腰部や脚部等
の一部だけ緊締するものであって、総合的な効果は期待
できないし、また、その位置がずれやすいため、頻繁に
サポーターの位置を修正する必用があった。また前記テ
ーピング等の処置は、その処置を行うのにかなりの熟練
したテーピング技術や専門知識を要するため、一般的で
はない。
ットは一般に厚みがあって重く固いため運動時に適した
ものではなかった。また前記サポーターは腰部や脚部等
の一部だけ緊締するものであって、総合的な効果は期待
できないし、また、その位置がずれやすいため、頻繁に
サポーターの位置を修正する必用があった。また前記テ
ーピング等の処置は、その処置を行うのにかなりの熟練
したテーピング技術や専門知識を要するため、一般的で
はない。
【0005】また、前記のような運動障害等を予防し、
または生じている障害の悪化を軽減するためには、コル
セットやサポーターやテーピングのように、一部分だけ
を緊締するのでは足りないので、次項に述べる理由によ
り、次の(A)、(B)、(C)に記載の部分を覆う部
分全部を共に緊締する必要がある。 (A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通
って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維
方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部
分近傍に至る部分。 (B)左右それぞれの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐
骨をとおり、大腿骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる
部分で、大腿薄筋に筋繊維方向に沿うように伸び、ま
た、大内転筋内腿側の筋繊維方向に対して直角には横切
らずに、短内転筋、長内転筋、恥骨筋に至る部分。 (C)腸骨稜付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜筋
側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張筋
の筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の下
方まで伸びる部分。
または生じている障害の悪化を軽減するためには、コル
セットやサポーターやテーピングのように、一部分だけ
を緊締するのでは足りないので、次項に述べる理由によ
り、次の(A)、(B)、(C)に記載の部分を覆う部
分全部を共に緊締する必要がある。 (A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通
って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維
方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部
分近傍に至る部分。 (B)左右それぞれの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐
骨をとおり、大腿骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる
部分で、大腿薄筋に筋繊維方向に沿うように伸び、ま
た、大内転筋内腿側の筋繊維方向に対して直角には横切
らずに、短内転筋、長内転筋、恥骨筋に至る部分。 (C)腸骨稜付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜筋
側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張筋
の筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の下
方まで伸びる部分。
【0006】その理由は、人が走行したりジャンプした
りするときは、大内転筋、大腿筋膜張筋、および大臀筋
の全てが骨盤と股関節の安定に必須であり、またこの臀
部や股関節の安定は、走行中、前方向にかかる勢いに適
切に対応するために非常に重要である。この安定性と共
に重要なのが膝関節及び膝蓋骨の安定である。これに大
きく関与する筋肉部分が、大体四頭筋のなかでも主に外
側広筋、内側広筋、中間広筋の三つである。
りするときは、大内転筋、大腿筋膜張筋、および大臀筋
の全てが骨盤と股関節の安定に必須であり、またこの臀
部や股関節の安定は、走行中、前方向にかかる勢いに適
切に対応するために非常に重要である。この安定性と共
に重要なのが膝関節及び膝蓋骨の安定である。これに大
きく関与する筋肉部分が、大体四頭筋のなかでも主に外
側広筋、内側広筋、中間広筋の三つである。
【0007】一例として、大腿部筋肉に軽度の肉離れな
どの障害を持ったアスリートがそのまま運動を続ける
と、障害部をかばいながら運動するために、腰部障害を
持ち易いということは広く認識されている。このよう
に、様々なスポーツは腰部筋肉と大腿部筋肉の良いバラ
ンスを必要としている。このような理由によって、前記
(A)ないし(C)の部分全てを共に緊締するものであ
って、コルセットのように嵩張らず、柔軟であって、使
用に格別の技術を要しないようなグッズの提供が望まれ
る。
どの障害を持ったアスリートがそのまま運動を続ける
と、障害部をかばいながら運動するために、腰部障害を
持ち易いということは広く認識されている。このよう
に、様々なスポーツは腰部筋肉と大腿部筋肉の良いバラ
ンスを必要としている。このような理由によって、前記
(A)ないし(C)の部分全てを共に緊締するものであ
って、コルセットのように嵩張らず、柔軟であって、使
用に格別の技術を要しないようなグッズの提供が望まれ
る。
【0008】
【課題を解決するための段】前記課題を解決するため
に、発明者は、全体が一体となっていて、伸縮性があ
り、腰部及び下肢を覆うもの、すなわちスパッツを使用
することに思い至り、且つ、生理学者の文献等を参照し
て研究した結果、特に強い緊締力を有する部分として
は、前記(A)ないし(C)の部分を選択し、この三つ
の部分全部を共に、他の部分よりも特に緊締力の強い生
地で構成することが、後記発明の効果として詳細を説明
するような、生理学的効果を奏するので、最も有効・適
切であることに思い至ったものである。
に、発明者は、全体が一体となっていて、伸縮性があ
り、腰部及び下肢を覆うもの、すなわちスパッツを使用
することに思い至り、且つ、生理学者の文献等を参照し
て研究した結果、特に強い緊締力を有する部分として
は、前記(A)ないし(C)の部分を選択し、この三つ
の部分全部を共に、他の部分よりも特に緊締力の強い生
地で構成することが、後記発明の効果として詳細を説明
するような、生理学的効果を奏するので、最も有効・適
切であることに思い至ったものである。
【0009】すなわち、次の(A)、(B)、(C)に
記載の部分を覆う部分を、他の部分よりも特に緊締力の
強い生地で構成したことを特徴とするスパッツにより、
前記課題を解決しようとするものである。 (A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通
って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維
方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部
分近傍に至る部分。 (B)左右それぞれの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐
骨をとおり、大腿骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる
部分で、大腿薄筋に筋繊維方向に沿うように伸び、ま
た、大内転筋内腿側の筋繊維方向に対して直角には横切
らずに、短内転筋、長内転筋、恥骨筋に至る部分。 (C)腸骨付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜筋側
面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張筋の
筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の下方
まで伸びる部分。
記載の部分を覆う部分を、他の部分よりも特に緊締力の
強い生地で構成したことを特徴とするスパッツにより、
前記課題を解決しようとするものである。 (A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通
って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維
方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部
分近傍に至る部分。 (B)左右それぞれの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐
骨をとおり、大腿骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる
部分で、大腿薄筋に筋繊維方向に沿うように伸び、ま
た、大内転筋内腿側の筋繊維方向に対して直角には横切
らずに、短内転筋、長内転筋、恥骨筋に至る部分。 (C)腸骨付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜筋側
面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張筋の
筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の下方
まで伸びる部分。
【0010】スパッツを前記のような構成にしたことに
よって、コルセットのような固いものではなく、テーピ
ングのような、装着に技術を要するものでもなく、スパ
ッツという一つの衣料を装着するだけで前記の目的を達
し、且つ衣料を兼ねているので、衣料を装着するだけ
で、前記の各部分を緊締できるという、一石二鳥のスパ
ッツが得られるものである。
よって、コルセットのような固いものではなく、テーピ
ングのような、装着に技術を要するものでもなく、スパ
ッツという一つの衣料を装着するだけで前記の目的を達
し、且つ衣料を兼ねているので、衣料を装着するだけ
で、前記の各部分を緊締できるという、一石二鳥のスパ
ッツが得られるものである。
【0011】また、スパッツにおいて、身体の前記
(A)ないし(C)の部分を覆う緊締力の強い生地で構
成した部分(以下「強緊締力部」という)が吸水性、透
湿性に優れた伸縮性のある生地で構成したもの、同部分
がマイナスイオンを発生する繊維から成る生地によって
構成したもの、同部分を遠赤外線を放射する生地で構成
したもの、同部分を防臭効果が優れている繊維で構成し
たもの、同部分を調湿効果のある繊維で構成したもの、
同部分は他の部分よりも太い繊維で構成したもの、同部
分の生地の編み組織が他の部分よりも強い編み組織によ
って構成したもの、同部分の緊締力が30〜500gf
の緊締力を有するものにすることによって、一層前記課
題を解決するのに役立つものである。
(A)ないし(C)の部分を覆う緊締力の強い生地で構
成した部分(以下「強緊締力部」という)が吸水性、透
湿性に優れた伸縮性のある生地で構成したもの、同部分
がマイナスイオンを発生する繊維から成る生地によって
構成したもの、同部分を遠赤外線を放射する生地で構成
したもの、同部分を防臭効果が優れている繊維で構成し
たもの、同部分を調湿効果のある繊維で構成したもの、
同部分は他の部分よりも太い繊維で構成したもの、同部
分の生地の編み組織が他の部分よりも強い編み組織によ
って構成したもの、同部分の緊締力が30〜500gf
の緊締力を有するものにすることによって、一層前記課
題を解決するのに役立つものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明を容易
にするために、先ず図1ないし図5によって、身体の下
肢の各部分の名称について説明する。図1は身体の下肢
の骨格の前面図であるが、同図1が膝蓋骨、2が腸骨、
3が仙骨、4が恥骨、5が坐骨、6が大腿骨、7が恥骨
結合である。
にするために、先ず図1ないし図5によって、身体の下
肢の各部分の名称について説明する。図1は身体の下肢
の骨格の前面図であるが、同図1が膝蓋骨、2が腸骨、
3が仙骨、4が恥骨、5が坐骨、6が大腿骨、7が恥骨
結合である。
【0013】図2は身体の右下肢の大腿部の筋肉の後面
図であるが、同図8が大臀筋、9が外腹斜筋、10が大
転子、11が腸脛靱帯、12が腰背筋膜、13が大内転
筋、14が大腿二頭筋、15が半健様筋、16が半膜様
筋、17が腸骨稜である。図3は、図2のさらに内部の
筋肉を示す後面図であるが、同図18が中臀筋、19が
小臀筋である。なお、大腿二頭筋14、半健様筋15、
半膜様筋16を合わせてハムストリングスと呼ばれてい
る。
図であるが、同図8が大臀筋、9が外腹斜筋、10が大
転子、11が腸脛靱帯、12が腰背筋膜、13が大内転
筋、14が大腿二頭筋、15が半健様筋、16が半膜様
筋、17が腸骨稜である。図3は、図2のさらに内部の
筋肉を示す後面図であるが、同図18が中臀筋、19が
小臀筋である。なお、大腿二頭筋14、半健様筋15、
半膜様筋16を合わせてハムストリングスと呼ばれてい
る。
【0014】図4は身体の右脚の大腿部の筋肉の前面図
であり、図5は図4のさらに内部の筋肉を示す前面図で
あるが、図4において20が恥骨筋、21が長内転筋、
26が大腿薄筋、23が短内転筋(見えず)、24が内
側広筋、25が大腿直筋、26が外側広筋、27が中間
広筋(見えず)28が大腿筋内転筋、29が縫合筋、3
0が内腹斜筋である。図5において、23が短内転筋、
27が中間広筋である。なお、内側広筋24、大腿直筋
25、外側直筋26、中間広筋27を合わせて大腿四頭
筋と呼ばれている。前記符号23、27に(見えず)と
記載しているのは、図4における23、27の各符号で
示す箇所の深部に短内転筋や中間広筋があるが、図面で
は見えていないという意味である。
であり、図5は図4のさらに内部の筋肉を示す前面図で
あるが、図4において20が恥骨筋、21が長内転筋、
26が大腿薄筋、23が短内転筋(見えず)、24が内
側広筋、25が大腿直筋、26が外側広筋、27が中間
広筋(見えず)28が大腿筋内転筋、29が縫合筋、3
0が内腹斜筋である。図5において、23が短内転筋、
27が中間広筋である。なお、内側広筋24、大腿直筋
25、外側直筋26、中間広筋27を合わせて大腿四頭
筋と呼ばれている。前記符号23、27に(見えず)と
記載しているのは、図4における23、27の各符号で
示す箇所の深部に短内転筋や中間広筋があるが、図面で
は見えていないという意味である。
【0015】次に、図6ないし図8によって、本発明に
おける強緊締力部を説明する。図6は本発明を実施した
スパッツの左側面図であり、図7は同スパッツの後面
図、図8は同スパッツの前面図である。各図において、
小さい点を散在させて示した部分と、大きい点を散在さ
せて示した部分とがあるが、これはそれぞれ別の生地を
用いていることを示すものであり、小さい点を散在させ
て示した部分が、本発明にいう、特に強い緊締力を有す
る生地の部分であり、大きい点を散在させて示した部分
がスパッツのその他の部分であって、通常の伸縮性のあ
る生地である。図6ないし図8に記載の1ないし40の
符号は、その位置に図1ないし図5で説明した筋肉等の
箇所があるという意味であって、図6ないし図8におい
ては、スパッツの生地に隠れていて、直接は見えない
が、その位置に前記の箇所があることを示すために記入
したものである。
おける強緊締力部を説明する。図6は本発明を実施した
スパッツの左側面図であり、図7は同スパッツの後面
図、図8は同スパッツの前面図である。各図において、
小さい点を散在させて示した部分と、大きい点を散在さ
せて示した部分とがあるが、これはそれぞれ別の生地を
用いていることを示すものであり、小さい点を散在させ
て示した部分が、本発明にいう、特に強い緊締力を有す
る生地の部分であり、大きい点を散在させて示した部分
がスパッツのその他の部分であって、通常の伸縮性のあ
る生地である。図6ないし図8に記載の1ないし40の
符号は、その位置に図1ないし図5で説明した筋肉等の
箇所があるという意味であって、図6ないし図8におい
ては、スパッツの生地に隠れていて、直接は見えない
が、その位置に前記の箇所があることを示すために記入
したものである。
【0016】すなわち、図7、図8において、31が仙
骨上方の、32が大臀筋上部の、33が腰背筋膜下部
の、34が外腹斜筋膜の側面下方の、35が恥骨近傍
の、36が大腿骨下方内側の、37が大内転筋内腿側
の、38が腸骨稜付近の、39が内腹斜筋側面下部の、
40が腸脛靱帯の下方の、それぞれの存在する箇所であ
ることを、スパッツの生地の上から示しているものであ
る。
骨上方の、32が大臀筋上部の、33が腰背筋膜下部
の、34が外腹斜筋膜の側面下方の、35が恥骨近傍
の、36が大腿骨下方内側の、37が大内転筋内腿側
の、38が腸骨稜付近の、39が内腹斜筋側面下部の、
40が腸脛靱帯の下方の、それぞれの存在する箇所であ
ることを、スパッツの生地の上から示しているものであ
る。
【0017】そして図6、図7において101に示す部
分が後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通っ
て、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維方
向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部分
近傍に至る部分、即ち前記(A)の部分を覆う部分であ
り、図7、図8において102に示す部分が左右それぞ
れの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐骨をとおり、大腿
骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる部分で、大腿薄筋
に筋繊維方向に沿うように伸び、また、大内転筋内腿側
の筋繊維方向に対して直角には横切らずに、短内転筋、
長内転筋、恥骨筋に至る部分、即ち前記(B)の部分を
覆う部分であり、図6ないし図8において103に示す
部分が、腸骨稜付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜
筋側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張
筋の筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の
下方まで伸びる部分、すなわち前記(C)の部分を覆う
部分である。
分が後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通っ
て、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維方
向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部分
近傍に至る部分、即ち前記(A)の部分を覆う部分であ
り、図7、図8において102に示す部分が左右それぞ
れの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐骨をとおり、大腿
骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる部分で、大腿薄筋
に筋繊維方向に沿うように伸び、また、大内転筋内腿側
の筋繊維方向に対して直角には横切らずに、短内転筋、
長内転筋、恥骨筋に至る部分、即ち前記(B)の部分を
覆う部分であり、図6ないし図8において103に示す
部分が、腸骨稜付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜
筋側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張
筋の筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の
下方まで伸びる部分、すなわち前記(C)の部分を覆う
部分である。
【0018】本発明は前記(A)ないし(C)の部分を
覆う部分を、他の部分よりも特に緊締力の強い生地で構
成したスパッツである。すなわち、これらの部分が前記
の強緊締力部である。前記(A)ないし(C)の部分を
覆う部分ということは、指定の位置から多少ずれた部分
であったも、本発明の目的が達成できる範囲の部分を覆
う部分であればよいことは言うまでもない。
覆う部分を、他の部分よりも特に緊締力の強い生地で構
成したスパッツである。すなわち、これらの部分が前記
の強緊締力部である。前記(A)ないし(C)の部分を
覆う部分ということは、指定の位置から多少ずれた部分
であったも、本発明の目的が達成できる範囲の部分を覆
う部分であればよいことは言うまでもない。
【0019】前記のようなスパッツを構成するために
は、図6ないし図8に大きい点を散在させて示した部分
は通常の伸縮性のある生地を用い、同各図に小さい点を
散在させて示した部分、即ち101、102、103に
示す部分を、別の特に緊締力の強い生地を用いて各部分
を前記各図に示すように縫い合わせて縫製すればよい。
は、図6ないし図8に大きい点を散在させて示した部分
は通常の伸縮性のある生地を用い、同各図に小さい点を
散在させて示した部分、即ち101、102、103に
示す部分を、別の特に緊締力の強い生地を用いて各部分
を前記各図に示すように縫い合わせて縫製すればよい。
【0020】なお、前記図6ないし図8に示した実施の
態様においては、通常の伸縮性のある生地と、特に強緊
締力のある生地とを、組み合わせて縫い合わせた図を示
したが、これに限らず、スパッツ全体を通常の伸縮性の
ある生地で構成し、前記強緊締力部には、この生地とは
別の、前記のような緊締力の強い生地を重ね合わせて縫
合又は接着等によって装着した構造にしてもよい。
態様においては、通常の伸縮性のある生地と、特に強緊
締力のある生地とを、組み合わせて縫い合わせた図を示
したが、これに限らず、スパッツ全体を通常の伸縮性の
ある生地で構成し、前記強緊締力部には、この生地とは
別の、前記のような緊締力の強い生地を重ね合わせて縫
合又は接着等によって装着した構造にしてもよい。
【0021】特に緊締力の強い生地の構成としては、強
緊締力部を構成する生地の繊維の太さが他の部分よりも
太い繊維によって構成してもよいし、強緊締力部を構成
する伸縮性生地の編み組織を他の部分よりも緊締力の強
い編み組織によって構成してもよい。また、合成ゴム
や、形状記憶ポリマー等からなる繊維を混入して緊締力
を強くした生地を用いてもよい。他の部分よりも緊締力
の強い編み組織とは、編み目を他の部分よりも密にする
等の編み組織の構造をいうものである。
緊締力部を構成する生地の繊維の太さが他の部分よりも
太い繊維によって構成してもよいし、強緊締力部を構成
する伸縮性生地の編み組織を他の部分よりも緊締力の強
い編み組織によって構成してもよい。また、合成ゴム
や、形状記憶ポリマー等からなる繊維を混入して緊締力
を強くした生地を用いてもよい。他の部分よりも緊締力
の強い編み組織とは、編み目を他の部分よりも密にする
等の編み組織の構造をいうものである。
【0022】強緊締力部を吸水性、透湿性に優れた生地
を用いるのも有効であり、また同部分をマイナスイオン
を発生する繊維によって構成したもの、同部分を遠赤外
線を放射する生地で構成したもの、同部分を防臭効果が
優れている繊維で構成したもの、同部分を調湿効果のあ
る繊維で構成したもの、同部分は他の部分よりも太い繊
維で構成したもの、同部分の生地の編み組織が他の部分
よりも強い編み組織によって構成したもの、同部分の緊
締力が30〜500gfの緊締力を有するものは、一層
前記課題を解決するのに役立つものである。
を用いるのも有効であり、また同部分をマイナスイオン
を発生する繊維によって構成したもの、同部分を遠赤外
線を放射する生地で構成したもの、同部分を防臭効果が
優れている繊維で構成したもの、同部分を調湿効果のあ
る繊維で構成したもの、同部分は他の部分よりも太い繊
維で構成したもの、同部分の生地の編み組織が他の部分
よりも強い編み組織によって構成したもの、同部分の緊
締力が30〜500gfの緊締力を有するものは、一層
前記課題を解決するのに役立つものである。
【0023】吸水性、透湿性に優れた生地、マイナスイ
オンを発生する繊維、遠赤外線を放射する生地、防臭効
果が優れている繊維、及び調湿効果のある繊維等は、い
ずれも既に知られているので、これを用いればよい。
オンを発生する繊維、遠赤外線を放射する生地、防臭効
果が優れている繊維、及び調湿効果のある繊維等は、い
ずれも既に知られているので、これを用いればよい。
【0024】強緊締力部が、30〜500gfの緊締力
を有するものとした理由は、発明者が研究・実験をした
結果、緊締力が30gfよりも少ないと、緊締力が弱過
ぎてテーピング効果が得られないし、緊締力が500g
fよりも強いと、これによって筋肉を緊締し過ぎてしま
い、却って運動能力等を阻害する虞れがあり、また血行
を阻害する等の弊害があることが分かったからである。
前記緊締力が30〜500gfの緊締力を有するものを
得るためには、繊維の太さ、編み組織の密度、前記合成
ゴム等を調整して、適度の緊締力が得られるように設計
すればよい。
を有するものとした理由は、発明者が研究・実験をした
結果、緊締力が30gfよりも少ないと、緊締力が弱過
ぎてテーピング効果が得られないし、緊締力が500g
fよりも強いと、これによって筋肉を緊締し過ぎてしま
い、却って運動能力等を阻害する虞れがあり、また血行
を阻害する等の弊害があることが分かったからである。
前記緊締力が30〜500gfの緊締力を有するものを
得るためには、繊維の太さ、編み組織の密度、前記合成
ゴム等を調整して、適度の緊締力が得られるように設計
すればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は前記のように、スパッツのうち
の(A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を
通って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊
維方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方
部分近傍に至る部分と、(B)左右それぞれの大腿の恥
骨結合、恥骨近傍から坐骨をとおり、大腿骨下方内股側
へほぼまっすぐに伸びる部分で、大腿薄筋に筋繊維方向
に沿うように伸び、また、大内転筋内腿側の筋繊維方向
に対して直角には横切らずに、短内転筋、長内転筋、恥
骨筋に至る部分と、(C)腸骨稜付近から外腹斜筋側面
下部および内腹斜筋側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を
通り、大腿筋膜張筋の筋繊維に沿うように、大転子を通
り、腸脛靱帯の下方まで伸びる部分とを、他の部分より
も特に緊締力の強い生地で構成したから、本発明のスパ
ッツを装着したアスリート等が、走ったり、ジャンプし
たりしたときに、前記(A)ないし(C)に示す部分に
過大な力がかかっても、これによって前記各部分の筋肉
の障害を生じることを予防することになる。
の(A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を
通って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊
維方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方
部分近傍に至る部分と、(B)左右それぞれの大腿の恥
骨結合、恥骨近傍から坐骨をとおり、大腿骨下方内股側
へほぼまっすぐに伸びる部分で、大腿薄筋に筋繊維方向
に沿うように伸び、また、大内転筋内腿側の筋繊維方向
に対して直角には横切らずに、短内転筋、長内転筋、恥
骨筋に至る部分と、(C)腸骨稜付近から外腹斜筋側面
下部および内腹斜筋側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を
通り、大腿筋膜張筋の筋繊維に沿うように、大転子を通
り、腸脛靱帯の下方まで伸びる部分とを、他の部分より
も特に緊締力の強い生地で構成したから、本発明のスパ
ッツを装着したアスリート等が、走ったり、ジャンプし
たりしたときに、前記(A)ないし(C)に示す部分に
過大な力がかかっても、これによって前記各部分の筋肉
の障害を生じることを予防することになる。
【0026】また、既に前記各部分の筋肉に多少の損傷
を受けている者にとっても、本発明のスパッツを着用す
ることにより、多少の激しい運動をしても、その損傷が
悪化するのを防止できる。しかも、スパッツという一つ
の衣料を装着するだけで前記のような効果を生じるの
で、テーピングやコルセット等と比較して、極めて便利
である。
を受けている者にとっても、本発明のスパッツを着用す
ることにより、多少の激しい運動をしても、その損傷が
悪化するのを防止できる。しかも、スパッツという一つ
の衣料を装着するだけで前記のような効果を生じるの
で、テーピングやコルセット等と比較して、極めて便利
である。
【0027】強緊締力部分を有するスパッツを使用する
ことによって、前項記載の効果が得られる理由は、従
来、肉離れ等の損傷を予防するために、又は損傷を悪化
させないために、テーピングをすることによって、この
目的が達せられていたのと同様であるが、本発明により
指定した要部を緊締することによる生理学的な詳しい効
果の説明は後に述べる。
ことによって、前項記載の効果が得られる理由は、従
来、肉離れ等の損傷を予防するために、又は損傷を悪化
させないために、テーピングをすることによって、この
目的が達せられていたのと同様であるが、本発明により
指定した要部を緊締することによる生理学的な詳しい効
果の説明は後に述べる。
【0028】しかも、本発明は、スパッツの前記各部
に、他の部分よりも特に緊締力の強い生地を使用したも
のであるから、従来のテーピングのように、専門家によ
る処置を受ける必要もない。また、従来のコルセットの
ような厚みや固さがないので、腰部や脚部に軽度の損傷
を受けているものが、これを着用したまま運動するの
に、邪魔になったり運動能力を阻害されることもなく、
むしろ、前記(A)ないし(C)の部分が安定するたと
により、運動能力の向上が期待できる。
に、他の部分よりも特に緊締力の強い生地を使用したも
のであるから、従来のテーピングのように、専門家によ
る処置を受ける必要もない。また、従来のコルセットの
ような厚みや固さがないので、腰部や脚部に軽度の損傷
を受けているものが、これを着用したまま運動するの
に、邪魔になったり運動能力を阻害されることもなく、
むしろ、前記(A)ないし(C)の部分が安定するたと
により、運動能力の向上が期待できる。
【0029】特に前記(B)の部分のように、テーピン
グでは適当に緊締することができない部分も緊締され
る。
グでは適当に緊締することができない部分も緊締され
る。
【0030】本発明によるスパッツは、前記(A)ない
し(C)の強緊締力部が相互作用し合い「ゴールデンバ
ランス」を保つことにより、臀部筋肉、骨盤、股関節、
および膝関節の安定を得ることができ、その結果、腰部
の保護や腰部の障害を軽減するものであるが、(A)な
いし(C)それぞれの部分を緊締することにより、それ
ぞれ次のような効果を奏するものである。
し(C)の強緊締力部が相互作用し合い「ゴールデンバ
ランス」を保つことにより、臀部筋肉、骨盤、股関節、
および膝関節の安定を得ることができ、その結果、腰部
の保護や腰部の障害を軽減するものであるが、(A)な
いし(C)それぞれの部分を緊締することにより、それ
ぞれ次のような効果を奏するものである。
【0031】すなわち、(A)の部分を緊締することに
よる単独作用は、大腿部を緊締することにより、大腿を
後ろに引く働きを助ける。(B)の部分を覆う部分を緊
締力の強い生地で構成したことにより、大内転筋、短内
転筋、長内転筋、恥骨筋、大腿薄筋が緊締され、これに
よって大腿の内転を助ける。(C)部分を覆う部分を緊
締力の強い生地で構成することにより、外腹斜筋、内腹
斜筋が緊締され、これによって上体の前あるいは横への
動きを助け、中臀筋、小臀筋が緊締されることによっ
て、下肢を前に上げる動きや、大腿の外転を助け、大腿
薄膜張筋、腸脛靱帯を緊締することによって、腸脛靱帯
を張り、下肢を伸ばすときの脛骨の外転を助け、また大
転子を補強する効果を持つ。
よる単独作用は、大腿部を緊締することにより、大腿を
後ろに引く働きを助ける。(B)の部分を覆う部分を緊
締力の強い生地で構成したことにより、大内転筋、短内
転筋、長内転筋、恥骨筋、大腿薄筋が緊締され、これに
よって大腿の内転を助ける。(C)部分を覆う部分を緊
締力の強い生地で構成することにより、外腹斜筋、内腹
斜筋が緊締され、これによって上体の前あるいは横への
動きを助け、中臀筋、小臀筋が緊締されることによっ
て、下肢を前に上げる動きや、大腿の外転を助け、大腿
薄膜張筋、腸脛靱帯を緊締することによって、腸脛靱帯
を張り、下肢を伸ばすときの脛骨の外転を助け、また大
転子を補強する効果を持つ。
【0032】前記(A)ないし(C)の部分を覆う部分
を共に緊締することによって、走行時の臀部や股関節の
安定を促す。つまり、骨盤を安定させ、腰部の障害を予
防するものである。臀部、内腿部、外腿部を共に緊締す
ることにより、臀部筋肉の伸縮運動も補助している。こ
れは大腿を後ろに引く動き、下肢を前に上げる動き、大
腿を外転することを助ける。
を共に緊締することによって、走行時の臀部や股関節の
安定を促す。つまり、骨盤を安定させ、腰部の障害を予
防するものである。臀部、内腿部、外腿部を共に緊締す
ることにより、臀部筋肉の伸縮運動も補助している。こ
れは大腿を後ろに引く動き、下肢を前に上げる動き、大
腿を外転することを助ける。
【0033】前記(B)および(C)の部分を覆う部分
を緊締することによって、大腿にある前後の筋肉を大腿
部両側から添え木的に固定することになり、大腿部の前
面の筋肉及び大腿部の後面の筋肉の働きを助ける。大腿
四頭筋と前記ハムストリングスがバランス良く作用する
ことにより、膝関節の屈伸、股関節の屈伸、膝半屈時の
外旋、内旋をサポートする。また、大腿部の前面および
後面の筋肉が同時にサポートされることにより、相互の
役割が充分に発揮され、膝関節や膝蓋骨の安定、及び膝
関節全体の働きを補助することができる。内腿または外
腿だけのサポートでは、このような効果は期待できな
い。つまり、内側と外側からの添え木的サポートが、筋
肉の能力を最大限に引き出すことに成功している。
を緊締することによって、大腿にある前後の筋肉を大腿
部両側から添え木的に固定することになり、大腿部の前
面の筋肉及び大腿部の後面の筋肉の働きを助ける。大腿
四頭筋と前記ハムストリングスがバランス良く作用する
ことにより、膝関節の屈伸、股関節の屈伸、膝半屈時の
外旋、内旋をサポートする。また、大腿部の前面および
後面の筋肉が同時にサポートされることにより、相互の
役割が充分に発揮され、膝関節や膝蓋骨の安定、及び膝
関節全体の働きを補助することができる。内腿または外
腿だけのサポートでは、このような効果は期待できな
い。つまり、内側と外側からの添え木的サポートが、筋
肉の能力を最大限に引き出すことに成功している。
【0034】前記(B)および(C)の部分を覆う部分
を緊締することによって、大腿部の前面の筋肉を安定さ
せることは、既に述べたが、腰部及び臀部筋肉と大腿部
前の筋肉は連動し、密接な関係を持っていることが知ら
れている。腰部及び臀部筋肉の働きは、大腿前方の筋肉
の役割を助けていることから(A)の部分の機能は
(B)及び(C)の機能を支持していることが分かる。
つまり、大臀筋等の臀部筋肉が大腿四頭筋の作用である
膝関節の伸展を補助するものである。
を緊締することによって、大腿部の前面の筋肉を安定さ
せることは、既に述べたが、腰部及び臀部筋肉と大腿部
前の筋肉は連動し、密接な関係を持っていることが知ら
れている。腰部及び臀部筋肉の働きは、大腿前方の筋肉
の役割を助けていることから(A)の部分の機能は
(B)及び(C)の機能を支持していることが分かる。
つまり、大臀筋等の臀部筋肉が大腿四頭筋の作用である
膝関節の伸展を補助するものである。
【0035】なお、前記(A)ないし(C)の部分を緊
締することは、上体の横への動きを助ける。このとき、
(A)の部分と(C)の部分によりサポートされる大臀
筋と外腹斜筋の両方が骨盤の安定に大きく貢献し、なお
かつ(B)、(C)の部分による大腿部及び膝関節の安
定が非常に重要になってくる。
締することは、上体の横への動きを助ける。このとき、
(A)の部分と(C)の部分によりサポートされる大臀
筋と外腹斜筋の両方が骨盤の安定に大きく貢献し、なお
かつ(B)、(C)の部分による大腿部及び膝関節の安
定が非常に重要になってくる。
【0036】(B)及び(C)の各部分を緊締すること
により、大腿の左右の筋肉を両側から添え木的にサポー
トすることによって大腿部を固定する。また(B)、
(C)の各部分を緊締することにより、大腿の前面を斜
めに下内方に下がる帯状の細い長筋である縫工筋を、そ
の両側からサポートすることになり、膝関節が伸びてい
る上体では、大腿をより固定させる。このように大腿部
が固定されることにより、臀部の筋肉、主に大臀筋が骨
盤を上げて腰椎を安定し、腰部の保護、腰痛の緩和ない
し予防作用を発揮する。また、前記(A)、(B)の部
分を緊締することにより、大臀筋、大内転筋を同時にサ
ポートすることで、大臀を後ろに引く働きを補助する。
歩行時には、(A)、(C)の部分を覆う部分が強緊締
力生地であることにより大臀筋、中臀筋、小臀筋をサポ
ートすることにより、骨盤を安定させ、腰部の保護をす
る。また下臀神経を刺激し、臀筋を支配する補助にも関
与する。
により、大腿の左右の筋肉を両側から添え木的にサポー
トすることによって大腿部を固定する。また(B)、
(C)の各部分を緊締することにより、大腿の前面を斜
めに下内方に下がる帯状の細い長筋である縫工筋を、そ
の両側からサポートすることになり、膝関節が伸びてい
る上体では、大腿をより固定させる。このように大腿部
が固定されることにより、臀部の筋肉、主に大臀筋が骨
盤を上げて腰椎を安定し、腰部の保護、腰痛の緩和ない
し予防作用を発揮する。また、前記(A)、(B)の部
分を緊締することにより、大臀筋、大内転筋を同時にサ
ポートすることで、大臀を後ろに引く働きを補助する。
歩行時には、(A)、(C)の部分を覆う部分が強緊締
力生地であることにより大臀筋、中臀筋、小臀筋をサポ
ートすることにより、骨盤を安定させ、腰部の保護をす
る。また下臀神経を刺激し、臀筋を支配する補助にも関
与する。
【0037】また、前記(A)ないし(C)の部分を覆
う部分を共に緊締することにより、これらの部分は常に
密接に関係し、相互作用をしているのであって、単独の
サポート部では、本発明に見られるような効果は期待で
きない。これこそが本発明の三つの部分を共にサポート
することによる「ゴールデンバランス」に基づいた相乗
効果なのである。従って本発明のスパッツは前記(A)
ないし(C)を覆う部分が共に緊締されることによって
初めて効果を発揮するものである。
う部分を共に緊締することにより、これらの部分は常に
密接に関係し、相互作用をしているのであって、単独の
サポート部では、本発明に見られるような効果は期待で
きない。これこそが本発明の三つの部分を共にサポート
することによる「ゴールデンバランス」に基づいた相乗
効果なのである。従って本発明のスパッツは前記(A)
ないし(C)を覆う部分が共に緊締されることによって
初めて効果を発揮するものである。
【0038】また、前記(A)ないし(C)の部分を緊
締することにより、腰部、大腿部にかかる適度な圧力
が、これらの筋肉をマッサージし、リンパ球、血液の流
れが促進されることになる。その結果、エネルギーの消
耗や乳酸の蓄積を軽減し、筋肉疲労回復が促進され、運
動機能の向上に役立つ。
締することにより、腰部、大腿部にかかる適度な圧力
が、これらの筋肉をマッサージし、リンパ球、血液の流
れが促進されることになる。その結果、エネルギーの消
耗や乳酸の蓄積を軽減し、筋肉疲労回復が促進され、運
動機能の向上に役立つ。
【0039】強緊締力部を吸水性、透湿性に優れた伸縮
性生地によって構成したものは、アスリート等の発汗を
吸収し、また発汗による湿気を外部に発散するから、過
剰な湿度による身体的負担を軽減する。強緊締力部をマ
イナスイオンを発生する繊維によって構成したものは、
これによって発生するマイナスイオンによって、筋肉疲
労によって筋肉内に貯められた乳酸を分子レベルで分解
し、筋肉疲労の回復を一層促進する。また、マイナスイ
オンが分子レベルで筋肉細胞や血液に働きかけ、血行を
よくして新陳代謝を活発にし、活性酸素による障害を防
ぐ等の効果を有する。
性生地によって構成したものは、アスリート等の発汗を
吸収し、また発汗による湿気を外部に発散するから、過
剰な湿度による身体的負担を軽減する。強緊締力部をマ
イナスイオンを発生する繊維によって構成したものは、
これによって発生するマイナスイオンによって、筋肉疲
労によって筋肉内に貯められた乳酸を分子レベルで分解
し、筋肉疲労の回復を一層促進する。また、マイナスイ
オンが分子レベルで筋肉細胞や血液に働きかけ、血行を
よくして新陳代謝を活発にし、活性酸素による障害を防
ぐ等の効果を有する。
【0040】強緊締力部を、遠赤外線放射繊維を用いた
生地で構成したスパッツは、これによって生じた遠赤外
線が身体の深部にまで到達し、細胞や血液の生命力を賦
活する。
生地で構成したスパッツは、これによって生じた遠赤外
線が身体の深部にまで到達し、細胞や血液の生命力を賦
活する。
【0041】強緊締力部を防臭効果が優れている繊維に
よって構成したスパッツは、この防臭効果によって、ア
スリート等の発汗による不快な臭気の基になる成分を吸
収、分解し、清潔感を与える。
よって構成したスパッツは、この防臭効果によって、ア
スリート等の発汗による不快な臭気の基になる成分を吸
収、分解し、清潔感を与える。
【0042】強緊締力部を調湿効果のある繊維によって
構成したスパッツは、アスリート等の発汗による過大な
湿度を調節し、湿気による不快感を解消する。
構成したスパッツは、アスリート等の発汗による過大な
湿度を調節し、湿気による不快感を解消する。
【0043】強緊締力部が、30〜500gfの緊締力
を有するスパッツは、緊締力が強過ぎも弱過ぎもしない
で、身体に快適な刺激を与え、サポート機能が充分に発
揮される。強緊締力部の緊締力が、これよりも少なくて
は効果がないし、強過ぎても不適当であることは、既に
述べた。
を有するスパッツは、緊締力が強過ぎも弱過ぎもしない
で、身体に快適な刺激を与え、サポート機能が充分に発
揮される。強緊締力部の緊締力が、これよりも少なくて
は効果がないし、強過ぎても不適当であることは、既に
述べた。
【図1】身体の下肢の骨格の前面図
【図2】身体の右下肢の大腿部の筋肉の後面図
【図3】図2のさらに内部の筋肉を示す後面図
【図4】身体の右下脚の大腿部の筋肉の前面図
【図5】図4のさらに内部の筋肉の前面図
【図6】本発明を実施したスパッツの左側面図
【図7】本発明を実施したスパッツの後面図
【図8】本発明を実施したスパッツの前面図
1:膝蓋骨
2:腸骨
3:仙骨
4:恥骨
5:坐骨
6:大腿骨
7:恥骨結合
8:大臀筋
9:外腹斜筋
10:大転子
11:腸脛靱帯
12:腰背筋膜
13:大内転筋
14:大腿二頭筋
15:半健様筋
16:半膜様筋
17:腸骨稜
18:中臀筋
19:小臀筋
20:恥骨筋
21:長内転筋
22:大腿薄筋
23:短内転筋
24:内側広筋
25:大腿直筋
26:外側広筋
27:中間広筋
28:大腿筋膜張筋
29:縫工筋
30:内腹斜筋
31:仙骨上方
32:大臀筋上部
33:腰背筋膜下部
34:外腹斜筋膜の側面下方
35:恥骨近傍
36:大腿骨下方内側
37:大内転筋内腿側
38:腸骨稜付近
39:内腹斜筋側面下部
40:腸脛靱帯の下方
101:本発明を実施したスパッツの、前記(A)の部
分を覆う生地 102:本発明を実施したスパッツの、前記(B)の部
分を覆う生地 103:本発明を実施したスパッツの、前記(C)の部
分を覆う生地
分を覆う生地 102:本発明を実施したスパッツの、前記(B)の部
分を覆う生地 103:本発明を実施したスパッツの、前記(C)の部
分を覆う生地
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A41D 31/00 A41D 31/00 501Z
502 502C
503 503A
// A41B 11/14 A41B 11/14 Z
Claims (9)
- 【請求項1】 身体の次の(A)、(B)、(C)に記
載の部分を覆う部分を、他の部分よりも特に緊締力の強
い生地で構成したことを特徴とするスパッツ。 (A)後背面から左腸骨、仙骨上方、そして右腸骨を通
って、大臀筋の上部筋肉及び腰背筋膜の下部分を筋繊維
方向に対して直角には横切らずに外腹斜筋の側面下方部
分近傍に至る部分。 (B)左右それぞれの大腿の恥骨結合、恥骨近傍から坐
骨をとおり、大腿骨下方内股側へほぼまっすぐに伸びる
部分で、大腿薄筋に筋繊維方向に沿うように伸び、ま
た、大内転筋内腿側の筋繊維方向に対して直角には横切
らずに、短内転筋、長内転筋、恥骨筋に至る部分。 (C)腸骨稜付近から外腹斜筋側面下部および内腹斜筋
側面下部を覆い、中臀筋、小臀筋を通り、大腿筋膜張筋
の筋繊維に沿うように、大転子をとおり、腸脛靱帯の下
方まで伸びる部分。 - 【請求項2】 強緊締力部を、吸水性、透湿性に優れた
伸縮生地によって構成したことを特徴とする請求項1に
記載のスパッツ。 - 【請求項3】 強緊締力部を、マイナスイオンを発生す
る繊維から成る生地によって構成したことを特徴とする
請求項1に記載のスパッツ。 - 【請求項4】 強緊締力部を、遠赤外線放射繊維を用い
た生地で構成したことを特徴とする請求項1に記載のス
パッツ。 - 【請求項5】 強緊締力部を、防臭効果が優れている繊
維によって構成したことを特徴とする請求項1に記載の
スパッツ。 - 【請求項6】 強緊締力部を、調湿効果のある繊維によ
って構成したことを特徴とする請求項1に記載のスパッ
ツ。 - 【請求項7】 強緊締力部を、弾性繊維の太さが他の部
分よりも太い繊維によって構成したことを特徴とする請
求項1に記載のスパッツ。 - 【請求項8】 強緊締力部を、伸縮性生地の編み組織
が、他の部分よりも緊締力の強い編み組織によって構成
したことを特徴とする請求項1記載のスパッツ。 - 【請求項9】 強緊締力部が、30〜500gfの緊締
力を有する請求項1に記載のスパッツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142206A JP2003306813A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | 要部を緊締力の強い生地で構成したスパッツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142206A JP2003306813A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | 要部を緊締力の強い生地で構成したスパッツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003306813A true JP2003306813A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29397655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002142206A Pending JP2003306813A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | 要部を緊締力の強い生地で構成したスパッツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003306813A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005154917A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Golf Studio:Kk | 腰部保護衣類 |
JP2006149432A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Imura:Kk | O脚矯正具及び腰痛改善ベルト |
JP2011168934A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Teijin Fibers Ltd | アンダーウエアーおよびその使用 |
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JP2016188449A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 美津濃株式会社 | 運動用衣服 |
Citations (6)
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-
2002
- 2002-04-10 JP JP2002142206A patent/JP2003306813A/ja active Pending
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