JP2003305781A - ストリップ材の巻回制御方法 - Google Patents
ストリップ材の巻回制御方法Info
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- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストリップ材を成形ドラムの周囲に巻回して
空気入りタイヤを成形する場合に好適であって、ストリ
ップ材の重量分布をドラム周方向に均一化することを可
能にしたストリップ材の巻回制御方法を提供する。 【解決手段】 プランジャー式の射出装置1からストリ
ップ材Sを射出しつつ該ストリップ材Sを成形ドラム2
の周囲に巻回するに際し、射出装置1のピストン速度及
び成形ドラム2の表面速度を時間と共に制御する方法に
おいて、巻回初期T1と巻回終期T2との間に設定され
た巻回調整期T2において、射出装置1のピストン速度
から換算されるストリップ材Sの供給速度に対して成形
ドラム2の表面速度を任意の比率に設定し、その速度比
率に基づいてストリップ材Sの始端S1と終端S2とを
ドラム周方向の同じ位置に配置する。
空気入りタイヤを成形する場合に好適であって、ストリ
ップ材の重量分布をドラム周方向に均一化することを可
能にしたストリップ材の巻回制御方法を提供する。 【解決手段】 プランジャー式の射出装置1からストリ
ップ材Sを射出しつつ該ストリップ材Sを成形ドラム2
の周囲に巻回するに際し、射出装置1のピストン速度及
び成形ドラム2の表面速度を時間と共に制御する方法に
おいて、巻回初期T1と巻回終期T2との間に設定され
た巻回調整期T2において、射出装置1のピストン速度
から換算されるストリップ材Sの供給速度に対して成形
ドラム2の表面速度を任意の比率に設定し、その速度比
率に基づいてストリップ材Sの始端S1と終端S2とを
ドラム周方向の同じ位置に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップ材を成
形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤを成形する場
合に好適なストリップ材の巻回制御方法に関し、さらに
詳しくは、ストリップ材の重量分布をドラム周方向に均
一化するようにしたストリップ材の巻回制御方法に関す
る。
形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤを成形する場
合に好適なストリップ材の巻回制御方法に関し、さらに
詳しくは、ストリップ材の重量分布をドラム周方向に均
一化するようにしたストリップ材の巻回制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤの成形方法として、成形
ドラムの周囲にゴム組成物のストリップ材を連続的に巻
回することで、所定の断面形状を有するグリーンタイヤ
を成形することが提案されている。
ドラムの周囲にゴム組成物のストリップ材を連続的に巻
回することで、所定の断面形状を有するグリーンタイヤ
を成形することが提案されている。
【0003】その中でも、プランジャー式の射出装置の
ポット内に1タイヤ分のパーツを成形するためのゴム組
成物を充填し、その計量されたゴム組成物を用いてスト
リップ材を射出し、これを成形ドラムの周囲に巻き付け
ようにした場合、タイヤ全体としての重量を精度良く管
理することができるという利点がある。
ポット内に1タイヤ分のパーツを成形するためのゴム組
成物を充填し、その計量されたゴム組成物を用いてスト
リップ材を射出し、これを成形ドラムの周囲に巻き付け
ようにした場合、タイヤ全体としての重量を精度良く管
理することができるという利点がある。
【0004】しかしながら、ストリップ材の巻数は充填
されるゴム組成物の容量によって異なるので、ストリッ
プ材の始端と終端とがドラム周方向の同じ位置になると
は限らない。そのため、ストリップ材の始端と終端とが
不一致となる場合、たとえタイヤ全体としての重量精度
が高くても、タイヤ周方向に重量アンバランスを生じる
という問題があった。
されるゴム組成物の容量によって異なるので、ストリッ
プ材の始端と終端とがドラム周方向の同じ位置になると
は限らない。そのため、ストリップ材の始端と終端とが
不一致となる場合、たとえタイヤ全体としての重量精度
が高くても、タイヤ周方向に重量アンバランスを生じる
という問題があった。
【0005】また、ストリップ材を巻回するに際して、
射出装置のピストン速度を基準として成形ドラムの表面
速度を制御するため、ストリップ材の射出状態及び巻取
り状態によっては巻き付け終了位置にばらつきを生じる
が、このばらつきを小さくする必要があった。更に、ゴ
ムコンパウンドの種類や経時変化による状態の違いもス
トリップ材の巻き付け終了位置にばらつきを生じさせる
要因になっていた。
射出装置のピストン速度を基準として成形ドラムの表面
速度を制御するため、ストリップ材の射出状態及び巻取
り状態によっては巻き付け終了位置にばらつきを生じる
が、このばらつきを小さくする必要があった。更に、ゴ
ムコンパウンドの種類や経時変化による状態の違いもス
トリップ材の巻き付け終了位置にばらつきを生じさせる
要因になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スト
リップ材を成形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤ
を成形する場合に好適であって、ストリップ材の重量分
布をドラム周方向に均一化することを可能にしたストリ
ップ材の巻回制御方法を提供することにある。
リップ材を成形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤ
を成形する場合に好適であって、ストリップ材の重量分
布をドラム周方向に均一化することを可能にしたストリ
ップ材の巻回制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明のストリップ材の巻回制御方法は、プランジャ
ー式の射出装置からストリップ材を射出しつつ該ストリ
ップ材を成形ドラムの周囲に巻回するに際し、前記射出
装置のピストン速度及び前記成形ドラムの表面速度を時
間と共に制御する方法において、巻回初期と巻回終期と
の間に設定された巻回調整期において、前記射出装置の
ピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度に
対して前記成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定
し、その速度比率に基づいて前記ストリップ材の始端と
終端とをドラム周方向の同じ位置に配置するようにした
ことを特徴とするものである。
の本発明のストリップ材の巻回制御方法は、プランジャ
ー式の射出装置からストリップ材を射出しつつ該ストリ
ップ材を成形ドラムの周囲に巻回するに際し、前記射出
装置のピストン速度及び前記成形ドラムの表面速度を時
間と共に制御する方法において、巻回初期と巻回終期と
の間に設定された巻回調整期において、前記射出装置の
ピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度に
対して前記成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定
し、その速度比率に基づいて前記ストリップ材の始端と
終端とをドラム周方向の同じ位置に配置するようにした
ことを特徴とするものである。
【0008】上記ストリップ材の巻回制御方法は、より
具体的には、成形ドラムの表面速度の時間積分値からな
るドラム表面移動量とドラム外周長とから求められる、
巻回初期におけるストリップ材の巻数N1と、巻回調整
期におけるストリップ材の巻数N2と、巻回終期におけ
るストリップ材の巻数N3との和が整数となるように巻
数N2を設定し、その巻回調整期におけるストリップ材
の供給長さと巻数N2に相当するドラム表面移動量との
比率に基づいて、前記巻回調整期における前記ストリッ
プ材の供給速度と前記成形ドラムの表面速度との比率を
演算することを特徴とするものである。
具体的には、成形ドラムの表面速度の時間積分値からな
るドラム表面移動量とドラム外周長とから求められる、
巻回初期におけるストリップ材の巻数N1と、巻回調整
期におけるストリップ材の巻数N2と、巻回終期におけ
るストリップ材の巻数N3との和が整数となるように巻
数N2を設定し、その巻回調整期におけるストリップ材
の供給長さと巻数N2に相当するドラム表面移動量との
比率に基づいて、前記巻回調整期における前記ストリッ
プ材の供給速度と前記成形ドラムの表面速度との比率を
演算することを特徴とするものである。
【0009】このように巻回初期と巻回終期との間に巻
回調整期を設定し、その巻回調整期において、射出装置
のピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度
に対して成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定し、
その速度比率に基づいてストリップ材の始端と終端とを
一致させるので、ストリップ材の重量分布をドラム周方
向に均一化することができる。そのため、ストリップ材
を成形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤを成形す
る場合に、重量分布をタイヤ周方向に均一化し、タイヤ
の重量バランスを改善することが可能である。
回調整期を設定し、その巻回調整期において、射出装置
のピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度
に対して成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定し、
その速度比率に基づいてストリップ材の始端と終端とを
一致させるので、ストリップ材の重量分布をドラム周方
向に均一化することができる。そのため、ストリップ材
を成形ドラムの周囲に巻回して空気入りタイヤを成形す
る場合に、重量分布をタイヤ周方向に均一化し、タイヤ
の重量バランスを改善することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について添付の図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態からなるタイヤ成
形装置を示すものである。図1において、1はプランジ
ャー式の射出装置、2は成形ドラム、3は制御部であ
る。射出装置1は、ポット内を摺動するプランジャーを
ピストンで駆動し、ポット内に充填されたゴム組成物を
ダイス4から押し出してストリップ材Sを成形するもの
である。射出装置1から射出されたストリップ材Sは、
ガイドローラ5を介して成形ドラム2の外周面に案内さ
れる。
形装置を示すものである。図1において、1はプランジ
ャー式の射出装置、2は成形ドラム、3は制御部であ
る。射出装置1は、ポット内を摺動するプランジャーを
ピストンで駆動し、ポット内に充填されたゴム組成物を
ダイス4から押し出してストリップ材Sを成形するもの
である。射出装置1から射出されたストリップ材Sは、
ガイドローラ5を介して成形ドラム2の外周面に案内さ
れる。
【0012】これら射出装置1及び成形ドラム2は、制
御部3による制御の下で駆動され、射出装置1のピスト
ン速度を基準として成形ドラム2の表面速度が制御され
ている。射出装置1には、そのピストン位置に基づいて
ゴム組成物の充填容量及び吐出容量を計測する容量計測
部6が設けられている。また、射出装置1と成形ドラム
2との間には、弛み検知センサ7が配設されている。こ
の弛み検知センサ7は、ストリップ材Sの弛みを検知
し、即ち、ストリップ材Sの吐出開始を検知するもので
ある。これら容量計測部6及び弛み検知センサ7の計測
結果はそれぞれ制御部3に供給されている。
御部3による制御の下で駆動され、射出装置1のピスト
ン速度を基準として成形ドラム2の表面速度が制御され
ている。射出装置1には、そのピストン位置に基づいて
ゴム組成物の充填容量及び吐出容量を計測する容量計測
部6が設けられている。また、射出装置1と成形ドラム
2との間には、弛み検知センサ7が配設されている。こ
の弛み検知センサ7は、ストリップ材Sの弛みを検知
し、即ち、ストリップ材Sの吐出開始を検知するもので
ある。これら容量計測部6及び弛み検知センサ7の計測
結果はそれぞれ制御部3に供給されている。
【0013】上記タイヤ成形装置においては、プランジ
ャー式の射出装置1からストリップ材Sを射出しつつ該
ストリップ材Sを成形ドラム2の周囲に巻回するに際
し、射出装置1のピストン速度及び成形ドラム2の表面
速度を時間と共に制御することで、ストリップ材Sの巻
回を行う。その結果、図2に示すように、成形ドラム2
の周囲にストリップ材Sを巻き付けて、例えばサイドウ
ォールやトレッド等のタイヤパーツを成形するのであ
る。
ャー式の射出装置1からストリップ材Sを射出しつつ該
ストリップ材Sを成形ドラム2の周囲に巻回するに際
し、射出装置1のピストン速度及び成形ドラム2の表面
速度を時間と共に制御することで、ストリップ材Sの巻
回を行う。その結果、図2に示すように、成形ドラム2
の周囲にストリップ材Sを巻き付けて、例えばサイドウ
ォールやトレッド等のタイヤパーツを成形するのであ
る。
【0014】図2において、ストリップ材Sの始端S1
と終端S2のドラム周方向の位置が互いに一致してい
る。そのため、ストリップ材Sの重量分布はドラム周方
向に均一である。これに対して、図3では、ストリップ
材Sの始端S1と終端S2のタイヤ周方向の位置が互い
に一致しておらず、始端S1と終端S2との間の領域W
1におけるストリップ材Sの配列本数が他の領域よりも
少なくなっている。一方、図4では、ストリップ材Sの
始端S1と終端S2のタイヤ周方向の位置が互いに一致
しておらず、始端S1と終端S2との間の領域W2にお
けるストリップ材Sの配列本数が他の領域よりも多くな
っている。これら図3や図4の場合、ストリップ材Sの
重量分布がドラム周方向に不均一である。
と終端S2のドラム周方向の位置が互いに一致してい
る。そのため、ストリップ材Sの重量分布はドラム周方
向に均一である。これに対して、図3では、ストリップ
材Sの始端S1と終端S2のタイヤ周方向の位置が互い
に一致しておらず、始端S1と終端S2との間の領域W
1におけるストリップ材Sの配列本数が他の領域よりも
少なくなっている。一方、図4では、ストリップ材Sの
始端S1と終端S2のタイヤ周方向の位置が互いに一致
しておらず、始端S1と終端S2との間の領域W2にお
けるストリップ材Sの配列本数が他の領域よりも多くな
っている。これら図3や図4の場合、ストリップ材Sの
重量分布がドラム周方向に不均一である。
【0015】ストリップ材Sの巻回においては、図2の
ような巻回状態が理想的であるが、特別な制御を行わな
ければ、ストリップ材Sの巻数は充填されるゴム組成物
の容量によって変化し、またストリップ材Sの射出状態
及び巻取り状態などによって変化し、その結果として、
図3や図4のような巻回形態になってしまう。そこで、
本発明では、ストリップ材Sが常に図2に示す巻回状態
に近似するように制御を行うのである。
ような巻回状態が理想的であるが、特別な制御を行わな
ければ、ストリップ材Sの巻数は充填されるゴム組成物
の容量によって変化し、またストリップ材Sの射出状態
及び巻取り状態などによって変化し、その結果として、
図3や図4のような巻回形態になってしまう。そこで、
本発明では、ストリップ材Sが常に図2に示す巻回状態
に近似するように制御を行うのである。
【0016】図5は本発明の実施形態からなるストリッ
プ材の巻回制御方法を説明するためのグラフであり、横
軸が時間(sec.)で、縦軸が速度(mm/sec.)である。この
図5において、実線Xは射出装置のピストン速度から換
算されるストリップ材の供給速度を示し、一点鎖線Yは
成形ドラムの表面速度を示す。なお、ピストン速度から
換算されるストリップ材の供給速度とは、ストリップ材
の断面積A1(ダイス口金の開口面積)とプランジャー
の断面積A2との比率(A2/A1)をピストン速度に
乗じたものである。このピストン速度から換算されるス
トリップ材の供給速度は、ストリップ材の安定供給状態
では実際の供給速度と略一致するが、巻き始め時ではス
トリップ材の吐出開始がピストン動作開始より遅れるた
め実際の供給速度と一致しない。
プ材の巻回制御方法を説明するためのグラフであり、横
軸が時間(sec.)で、縦軸が速度(mm/sec.)である。この
図5において、実線Xは射出装置のピストン速度から換
算されるストリップ材の供給速度を示し、一点鎖線Yは
成形ドラムの表面速度を示す。なお、ピストン速度から
換算されるストリップ材の供給速度とは、ストリップ材
の断面積A1(ダイス口金の開口面積)とプランジャー
の断面積A2との比率(A2/A1)をピストン速度に
乗じたものである。このピストン速度から換算されるス
トリップ材の供給速度は、ストリップ材の安定供給状態
では実際の供給速度と略一致するが、巻き始め時ではス
トリップ材の吐出開始がピストン動作開始より遅れるた
め実際の供給速度と一致しない。
【0017】図5に示すように、射出装置1のピストン
速度から換算されるストリップ材Sの供給速度(X)
は、停止状態から第1速度まで徐々に増加し、その第1
速度を暫く維持した後、第2速度まで徐々に増加し、そ
の第2速度を暫く維持する。その後、ストリップ材Sの
供給速度は、第3速度まで徐々に減少し、その第3速度
を暫く維持した後、停止状態に至る。一方、成形ドラム
2は弛み検知センサ7によるストリップ材Sの弛みの検
知に応じてピストン動作開始から吐出開始時間t1だけ
遅れて回転を開始する。そして、成形ドラム2の表面速
度(Y)は、停止状態から第1速度より遅い初期調整速
度まで徐々に増加し、その初期調整速度を暫く維持した
後、第1速度まで徐々に増加し、その第1速度を維持す
る。次いで、成形ドラム2の表面速度は、第2速度まで
徐々に増加し、その第2速度を暫く維持する。その後、
成形ドラム2の表面速度は、第3速度より遅い終期調整
速度まで徐々に減少し、その終期調整速度を暫く維持し
た後、停止状態に至る。
速度から換算されるストリップ材Sの供給速度(X)
は、停止状態から第1速度まで徐々に増加し、その第1
速度を暫く維持した後、第2速度まで徐々に増加し、そ
の第2速度を暫く維持する。その後、ストリップ材Sの
供給速度は、第3速度まで徐々に減少し、その第3速度
を暫く維持した後、停止状態に至る。一方、成形ドラム
2は弛み検知センサ7によるストリップ材Sの弛みの検
知に応じてピストン動作開始から吐出開始時間t1だけ
遅れて回転を開始する。そして、成形ドラム2の表面速
度(Y)は、停止状態から第1速度より遅い初期調整速
度まで徐々に増加し、その初期調整速度を暫く維持した
後、第1速度まで徐々に増加し、その第1速度を維持す
る。次いで、成形ドラム2の表面速度は、第2速度まで
徐々に増加し、その第2速度を暫く維持する。その後、
成形ドラム2の表面速度は、第3速度より遅い終期調整
速度まで徐々に減少し、その終期調整速度を暫く維持し
た後、停止状態に至る。
【0018】本発明では、成形ドラム2の回転開始から
第2速度の始点までの巻回初期T1と、第2速度の終点
から成形ドラム2の回転終了までの巻回終期T3との間
に巻回調整期T2を設定し、この巻回調整期T2におい
て、射出装置1のピストン速度から換算されるストリッ
プ材Sの供給速度に対して成形ドラム2の表面速度を任
意の比率に設定し、その速度比率に基づいてストリップ
材Sの始端S1と終端S2とをドラム周方向の同じ位置
に配置するのである。
第2速度の始点までの巻回初期T1と、第2速度の終点
から成形ドラム2の回転終了までの巻回終期T3との間
に巻回調整期T2を設定し、この巻回調整期T2におい
て、射出装置1のピストン速度から換算されるストリッ
プ材Sの供給速度に対して成形ドラム2の表面速度を任
意の比率に設定し、その速度比率に基づいてストリップ
材Sの始端S1と終端S2とをドラム周方向の同じ位置
に配置するのである。
【0019】巻回初期T1におけるストリップ材Sの巻
数N1と、巻回調整期T2におけるストリップ材Sの巻
数N2と、巻回終期T3におけるストリップ材Sの巻数
N3は、それぞれ成形ドラム2の表面速度の時間積分値
からなるドラム表面移動量とドラム外周長とに基づいて
求めることができる。つまり、ドラム表面移動量をドラ
ム周長で除した値が巻数である。ここで、巻数N1〜N
3の和からなる総巻数Nが整数となるように巻回調整期
T2の巻数N2を調整するのである。
数N1と、巻回調整期T2におけるストリップ材Sの巻
数N2と、巻回終期T3におけるストリップ材Sの巻数
N3は、それぞれ成形ドラム2の表面速度の時間積分値
からなるドラム表面移動量とドラム外周長とに基づいて
求めることができる。つまり、ドラム表面移動量をドラ
ム周長で除した値が巻数である。ここで、巻数N1〜N
3の和からなる総巻数Nが整数となるように巻回調整期
T2の巻数N2を調整するのである。
【0020】例えば、射出装置1のポット内へのゴム充
填容量とダイス口金の開口面積から求められるストリッ
プ材Sの供給長さが25巻に相当し、巻回初期T1の巻
数N1が3巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻で
ある場合、巻回調整期T2の巻数N2を21巻に調整
し、その総巻数Nを25巻(整数)にすれば良い。
填容量とダイス口金の開口面積から求められるストリッ
プ材Sの供給長さが25巻に相当し、巻回初期T1の巻
数N1が3巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻で
ある場合、巻回調整期T2の巻数N2を21巻に調整
し、その総巻数Nを25巻(整数)にすれば良い。
【0021】また、射出装置1のポット内へのゴム充填
容量とダイス口金の開口面積から求められるストリップ
材Sの供給長さが25巻に相当し、巻回初期T1の巻数
N1が2.8巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻
である場合、巻回調整期T2の巻数N2を21.2巻に
調整し、その総巻数Nを25巻(整数)にすれば良い。
容量とダイス口金の開口面積から求められるストリップ
材Sの供給長さが25巻に相当し、巻回初期T1の巻数
N1が2.8巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻
である場合、巻回調整期T2の巻数N2を21.2巻に
調整し、その総巻数Nを25巻(整数)にすれば良い。
【0022】更に、射出装置1のポット内へのゴム充填
容量とダイス口金の開口面積から求められるストリップ
材Sの供給長さが25.5巻に相当し、巻回初期T1の
巻数N1が3巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻
である場合、巻回調整期T2の巻数N2を22巻に調整
し、その総巻数Nを26巻(整数)にすれば良い。
容量とダイス口金の開口面積から求められるストリップ
材Sの供給長さが25.5巻に相当し、巻回初期T1の
巻数N1が3巻であり、巻回終期T3の巻数N3が1巻
である場合、巻回調整期T2の巻数N2を22巻に調整
し、その総巻数Nを26巻(整数)にすれば良い。
【0023】上記のように巻回調整期T2における巻数
N2を調整するには、巻回調整期T2におけるストリッ
プ材Sの供給長さL1と、巻数N2に相当するドラム表
面移動量L2とを求め、巻回調整期T2においてストリ
ップ材Sの供給速度(X)に対する成形ドラム2の表面
速度(Y)の比率(Y/X)をL2/L1に設定すれば
良い。
N2を調整するには、巻回調整期T2におけるストリッ
プ材Sの供給長さL1と、巻数N2に相当するドラム表
面移動量L2とを求め、巻回調整期T2においてストリ
ップ材Sの供給速度(X)に対する成形ドラム2の表面
速度(Y)の比率(Y/X)をL2/L1に設定すれば
良い。
【0024】例えば、巻回調整期T2におけるストリッ
プ材Sの供給長さL1が23.5mであり、巻数N2に
相当するドラム表面移動量L2が23.9mであると
き、即ち、L2/L1=1.017であるとき、巻回調
整期T2における成形ドラム2の表面速度(Y)をスト
リップ材Sの供給速度(X)の101.7%に設定すれ
ば良い。この程度の長さ調整を行っても、ストリップ材
Sが破断することはなく、また成形体の物性に悪影響を
与えることはない。
プ材Sの供給長さL1が23.5mであり、巻数N2に
相当するドラム表面移動量L2が23.9mであると
き、即ち、L2/L1=1.017であるとき、巻回調
整期T2における成形ドラム2の表面速度(Y)をスト
リップ材Sの供給速度(X)の101.7%に設定すれ
ば良い。この程度の長さ調整を行っても、ストリップ材
Sが破断することはなく、また成形体の物性に悪影響を
与えることはない。
【0025】これにより、ストリップ材Sの総巻数Nを
整数とし、ストリップ材Sの始端S1と終端S2とをド
ラム周方向の同じ位置に配置することが可能になるの
で、ストリップ材Sの重量分布をドラム周方向に均一化
することができる。その結果、ストリップ材Sを成形ド
ラム2の周囲に巻回して空気入りタイヤを成形するに際
し、重量分布をタイヤ周方向に均一化し、タイヤの重量
バランスを改善することができる。
整数とし、ストリップ材Sの始端S1と終端S2とをド
ラム周方向の同じ位置に配置することが可能になるの
で、ストリップ材Sの重量分布をドラム周方向に均一化
することができる。その結果、ストリップ材Sを成形ド
ラム2の周囲に巻回して空気入りタイヤを成形するに際
し、重量分布をタイヤ周方向に均一化し、タイヤの重量
バランスを改善することができる。
【0026】上記演算を行うに際して、その検出変数と
して、射出装置のポット内へのゴム充填容量、ストリッ
プ材の吐出開始時間、射出途中での吐出容量などを用い
ることができる。射出装置のポット内へのゴム充填容量
は、ストリップ材の供給長さの算出に利用される。スト
リップ材の吐出開始時間は、巻回初期T1におけるスト
リップ材の巻数N1の算出に利用される。射出途中での
吐出容量としては、第1速度の終点における吐出容量を
計測すると良い。即ち、巻き始めの不安定時期を経過し
た後での吐出容量が分かれば、その吐出容量を利用して
計算時間t2(図5参照)において巻回調整期T2の速
度比率を計算することができる。
して、射出装置のポット内へのゴム充填容量、ストリッ
プ材の吐出開始時間、射出途中での吐出容量などを用い
ることができる。射出装置のポット内へのゴム充填容量
は、ストリップ材の供給長さの算出に利用される。スト
リップ材の吐出開始時間は、巻回初期T1におけるスト
リップ材の巻数N1の算出に利用される。射出途中での
吐出容量としては、第1速度の終点における吐出容量を
計測すると良い。即ち、巻き始めの不安定時期を経過し
た後での吐出容量が分かれば、その吐出容量を利用して
計算時間t2(図5参照)において巻回調整期T2の速
度比率を計算することができる。
【0027】上述したストリップ材の巻回制御方法によ
れば、ゴム充填容量が種々異なる場合のみならず、ゴム
コンパウンドの種類や経時変化による状態が種々異なる
場合であっても、ストリップ材Sの始端S1と終端S2
とをドラム周方向の同じ位置配置することができる。
れば、ゴム充填容量が種々異なる場合のみならず、ゴム
コンパウンドの種類や経時変化による状態が種々異なる
場合であっても、ストリップ材Sの始端S1と終端S2
とをドラム周方向の同じ位置配置することができる。
【0028】本発明では、ストリップ材Sの始端S1と
終端S2とをドラム周方向の同じ位置に配置することを
目標とするが、両者の位置は必ずしも完全に一致させる
必要はなく、始端S1と終端S2のドラム周方向の間隔
が50mm以下、より好ましくは30mm以下であれば
良い。
終端S2とをドラム周方向の同じ位置に配置することを
目標とするが、両者の位置は必ずしも完全に一致させる
必要はなく、始端S1と終端S2のドラム周方向の間隔
が50mm以下、より好ましくは30mm以下であれば
良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ランジャー式の射出装置からストリップ材を射出しつつ
該ストリップ材を成形ドラムの周囲に巻回するに際し、
前記射出装置のピストン速度及び前記成形ドラムの表面
速度を時間と共に制御する方法において、巻回初期と巻
回終期との間に設定された巻回調整期に、前記射出装置
のピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度
に対して前記成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定
し、その速度比率に基づいて前記ストリップ材の始端と
終端とをドラム周方向の同じ位置に配置するから、スト
リップ材の重量分布をドラム周方向に均一化することが
できる。従って、ストリップ材を成形ドラムの周囲に巻
回して空気入りタイヤを成形する場合に、重量分布をタ
イヤ周方向に均一化し、タイヤの重量バランスを改善す
ることができる。
ランジャー式の射出装置からストリップ材を射出しつつ
該ストリップ材を成形ドラムの周囲に巻回するに際し、
前記射出装置のピストン速度及び前記成形ドラムの表面
速度を時間と共に制御する方法において、巻回初期と巻
回終期との間に設定された巻回調整期に、前記射出装置
のピストン速度から換算されるストリップ材の供給速度
に対して前記成形ドラムの表面速度を任意の比率に設定
し、その速度比率に基づいて前記ストリップ材の始端と
終端とをドラム周方向の同じ位置に配置するから、スト
リップ材の重量分布をドラム周方向に均一化することが
できる。従って、ストリップ材を成形ドラムの周囲に巻
回して空気入りタイヤを成形する場合に、重量分布をタ
イヤ周方向に均一化し、タイヤの重量バランスを改善す
ることができる。
【図1】図1は本発明の実施形態からなるタイヤ成形装
置を示すものである。
置を示すものである。
【図2】成形ドラム上でのストリップ材の巻き付け状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】成形ドラム上でのストリップ材の巻き付け状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】成形ドラム上でのストリップ材の巻き付け状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態からなるストリップ材の巻回
制御方法を説明するためのグラフである。
制御方法を説明するためのグラフである。
1 射出装置
2 成形ドラム
3 制御部
4 ダイス
5 ガイドローラ
6 容量計測部
7 弛み検知センサ
S ストリップ材
S1 始端
S2 終端
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高岡 達也
神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株
式会社平塚製造所内
Fターム(参考) 4F212 AA45 AH20 AM19 AR07 AR08
VA11 VA12 VK02 VK34 VL11
VL31 VP01 VP35 VR03 VR04
Claims (2)
- 【請求項1】 プランジャー式の射出装置からストリッ
プ材を射出しつつ該ストリップ材を成形ドラムの周囲に
巻回するに際し、前記射出装置のピストン速度及び前記
成形ドラムの表面速度を時間と共に制御する方法におい
て、 巻回初期と巻回終期との間に設定された巻回調整期にお
いて、前記射出装置のピストン速度から換算されるスト
リップ材の供給速度に対して前記成形ドラムの表面速度
を任意の比率に設定し、その速度比率に基づいて前記ス
トリップ材の始端と終端とをドラム周方向の同じ位置に
配置するようにしたストリップ材の巻回制御方法。 - 【請求項2】 前記成形ドラムの表面速度の時間積分値
からなるドラム表面移動量とドラム外周長とから求めら
れる、巻回初期におけるストリップ材の巻数N1と、巻
回調整期におけるストリップ材の巻数N2と、巻回終期
におけるストリップ材の巻数N3との和が整数となるよ
うに巻数N2を設定し、その巻回調整期におけるストリ
ップ材の供給長さと巻数N2に相当するドラム表面移動
量との比率に基づいて、前記巻回調整期における前記ス
トリップ材の供給速度と前記成形ドラムの表面速度との
比率を演算する請求項1に記載のストリップ材の巻回制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002111820A JP3945637B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | ストリップ材の巻回制御方法 |
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JP2003305781A true JP2003305781A (ja) | 2003-10-28 |
JP3945637B2 JP3945637B2 (ja) | 2007-07-18 |
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-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002111820A patent/JP3945637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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