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JP2003303372A - 飲料調合機の原料管理装置 - Google Patents

飲料調合機の原料管理装置

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JP2003303372A
JP2003303372A JP2002106569A JP2002106569A JP2003303372A JP 2003303372 A JP2003303372 A JP 2003303372A JP 2002106569 A JP2002106569 A JP 2002106569A JP 2002106569 A JP2002106569 A JP 2002106569A JP 2003303372 A JP2003303372 A JP 2003303372A
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JP
Japan
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amount
beverage
ingredient
replenishment
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JP2002106569A
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Shigeki Hori
茂樹 堀
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原料容器に投入した原料の使用実態を把握でき
るようにする。 【解決手段】飲料1杯分の原料搬出量と販売数とから一
定期間の原料使用量を算出するとともに、その期間内の
原料容器への原料補給量を積算記録し、原料使用量/原
料補給量から商品化率を演算して表示器16に表示す
る。これにより、投入された原料が実際にどれだけ飲料
として販売されたかを判断し、販売効率の向上に役立て
ることできる。原料補給量は1袋当りの原料量を予めテ
ンキーボード14から設定入力しておき、原料を1袋投
入する度に補給スイッチ15を押すことにより、1袋当
りの原料量×スイッチ操作回数から効率的に入力するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原料容器内に貯
蔵した原料を販売時に定量ずつ取り出し、湯又は水を加
えて飲料を調合する飲料調合機に関し、詳しくは原料の
使用実態を把握するための原料管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、粉状や粒状の原料に水や湯を加
えて攪拌し、コーヒーやジュースなどの飲料を調合する
とともに、この飲料をカップに注入して提供するカップ
式飲料自動販売機は多数展開されている。このような自
動販売機において、原料は原料容器内に貯蔵され、使用
により残量が減少すると自動販売機を巡回するルートマ
ンにより適時に補給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その場合、従来は補給
された原料が、適正に販売されているか不明であった。
例えば、補給に用いられる原料は袋詰あるいは箱詰され
ているが、開封や原料容器への投入の際に、こぼすなど
して原料の無駄が生じることがある。また、飲料1杯分
の原料の搬出量には正確が期されているが、時として多
すぎたり少なすぎたりすることも否めない。そのため、
原料の補給量に対して飲料販売の杯数(販売数)が予定
より少なかったり、逆に多かったりすることが起こり得
る。ところが、従来、販売数のカウントを行なうことは
あるものの、販売数と原料の補給量との関係については
留意されていなかった。
【0004】そこで、この発明の課題は、飲料の販売数
と原料の補給量とを記録し、原料の無駄や飲料の濃さの
ばらつきなどについて管理できるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、原料容器内に原料を貯蔵し、販売時に
は前記原料容器から搬出した定量の前記原料を湯又は水
を加えて飲料を調合し、この飲料をカップに注入して提
供する飲料調合機において、前記原料容器に補給した前
記原料の量を積算記録する手段と、飲料1杯分の前記原
料の搬出量を設定する手段と、飲料の販売数を記録する
手段と、前記飲料1杯分の原料搬出量と販売数とから前
記原料の使用量を算出する手段と、同一期間内の前記原
料の補給量と使用量との比を演算表示する手段とを設け
るものである(請求項1)。
【0006】請求項1によれば、補給量の実績と販売数
から算出される使用量とを比較することにより、原料の
使用実態が明らかになる。つまり、補給量と使用量との
比は理想的には100%となるが、この比が100%からどの
程度乖離するかにより、原料の無駄や飲料1杯当りの原
料搬出量の誤差を判断することが可能になる。補給量と
使用量との比を算出する期間は、原料の補給1回期間を
最短として任意に決定可能である。
【0007】請求項1において、前記原料の補給量と使
用量との比は、前記補給量に対する前記使用量の割合
(使用量/補給量)を示す商品化率とすることができる
(請求項2)。
【0008】請求項1において、パックされた前記原料
の1パック当りの量を設定する手段と、補給した前記原
料のパック数を入力する手段と、前記1パック量とパッ
ク数とから前記原料の補給量を算出する手段とを設けれ
ば、パック数を入力するだけで補給量を算出することが
可能になる(請求項3)。
【0009】その場合、前記パック数の入力手段とし
て、操作回数をパック数とする補給スイッチを設けるこ
とができ、それにより原料を1パック補給する都度、補
給スイッチを押すだけで補給量の算出が行われる(請求
項4)。
【0010】請求項1において、前記原料の補給量の補
給量はテンキーから入力するようにしてもよい(請求項
5)。
【0011】請求項1において、前記原料容器内の前記
原料の現在量を検知する原料センサを設け、前記原料の
補給前後の現在量を前記原料センサで検知し、その差か
ら前記原料の補給量を算出するようにすることも可能で
ある(請求項6)。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、飲料調合機の一例とし
て、ホット飲料のカップ式自動販売機におけるこの発明
の実施の形態を示す配管構成図である。図2において、
粉末からなる各種の原料は、原料容器1にそれぞれ貯蔵
されている。また、温水タンク2には、図示しない水リ
ザーバから給水された水道水がヒータ3により加熱さ
れ、95℃程度の温水となって貯留されている。販売信号
があると、図示しないカップ機構からカップ4が搬出さ
れるとともに、原料モータ5が一定時間回転し、図示し
ない原料搬出機構により、飲料1杯分として予め設定さ
れた定量の原料がミキシング装置6上に搬出される。ま
た、同時に湯バルブ7が一定時間開き、温水タンク2か
ら定量の湯がミキシング装置6上に吐出される。ミキシ
ング装置6では原料が湯で溶解されるとともに、攪拌モ
ータ8で駆動されるプロペラ機構9により一定時間攪拌
されて飲料が調合される。この飲料はプロペラ機構9の
停止により重力でカップ4に注入され、購入者により取
り出される。
【0013】図1は、図2の自動販売機の制御ブロック
図である。図1において、CPU10はROM11に格
納されたプログラム及びRAM12に記憶された制御デ
ータに基づき、入出力部13を介して自動販売機全体を
制御する。RAM12には、飲料1杯当りの湯吐出量及
び原料搬出量がテンキーボード14から設定入力されて
いる。そこで、図示しない飲料選択ボタンが押される
と、選択された飲料に対応する原料の原料モータ5が駆
動され、定量の原料が搬出されるとともに、湯バルブ7
が開いて定量の湯が吐出される。また、同時に攪拌モー
タ8が駆動され、プロペラ機構9が回転して原料と湯が
攪拌混合される。なお、原料の定量搬出及び湯の定量吐
出は、原料モータ5の駆動時間及び湯バルブ7の開時間
の制御により行われる。販売はその都度カウントされ、
RAM12に販売数が記録される。
【0014】自動販売機は定期的にルートマンにより点
検され、原料容器1への原料の補給が行われる。この原
料の補給量はその都度、RAM12に積算記録される。
ここで、補給用の原料は袋詰めや箱詰めによりパックさ
れているが、図1においては原料の1パック当りの量
が、テンキーボード14からRAM12に予め設定入力
されている。また、1回の操作が1パックを意味する補
給スイッチ15が設けられている。そこで、原料を1袋
補給する度に補給スイッチ15を押すと、その回数がパ
ック数としてRAM12に積算記録される。この操作回
数と1パック当りの原料量とから、補給量はその積(ス
イッチ操作回数×1パック当りの原料量)として算出さ
れる。
【0015】一定期間(例えば、原料の補給から補給ま
で、あるいは3ヶ月、6ヶ月等)の上記販売数と原料補
給量とから、その間の原料の補給量に対する使用量の割
合が商品化率として、商品化率=原料使用量/原料補給
量=(飲料1杯分の原料搬出量×販売数)/原料補給量
により演算され、テンキーボード14の表示器16に表
示される。商品化率は理想的には100%であるが、補給
時に原料をこぼすなど原料補給に無駄があると100%以
下となる。また、飲料1杯分の実際の原料搬出量が設定
量より多いと実販売数が減って、その場合にも100%以
下となる。逆に、飲料1杯分の実際の原料搬出量が設定
量より少なかったり、原料搬出なしで販売動作をする空
売りが発生したりすると、実販売数が増えて100%以上
となる。原料使用量と原料補給量との比は、上記商品化
率の逆数として求めることも可能である。
【0016】原料の補給量は、その都度、テンキーボー
ド14から入力することも可能である。また、図1及び
図2に示すように、原料容器1内の原料の現在量を検知
する原料センサ17を設け、原料の補給前後の現在量を
原料センサ17で検知し、その差から原料補給量を算出
するようにすることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、一定期
間の原料補給量を積算記録するとともに、その間の原料
使用量を飲料1杯分の原料搬出量の設定値と販売数とか
ら算出し、原料補給量と原料使用量との比を演算するこ
とにより、補給された原料が実際にどの程度販売に使用
されたかを把握し、販売効率の向上などに役立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す自動販売機の制御
ブロック図である。
【図2】図1の自動販売機の配管構成図である。
【符号の説明】
1 原料容器 2 温水タンク 3 ヒータ 4 カップ 5 原料容器 6 ミキシング装置 7 湯バルブ 8 攪拌モータ 9 プロペラ機構 14 テンキーボード 15 補給スイッチ 16 表示器 17 原料センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料容器内に原料を貯蔵し、販売時には前
    記原料容器から搬出した定量の前記原料に湯又は水を加
    えて飲料を調合し、この飲料をカップに注入して提供す
    る飲料調合機において、 前記原料容器に補給した前記原料の量を積算記録する手
    段と、飲料1杯分の前記原料の搬出量を設定する手段
    と、飲料の販売数を記録する手段と、前記飲料1杯分の
    原料搬出量と販売数とから前記原料の使用量を算出する
    手段と、同一期間内の前記原料の補給量と使用量との比
    を演算表示する手段とを設けたことを特徴とする飲料調
    合機の原料管理装置。
  2. 【請求項2】前記原料の補給量と使用量との比は、前記
    補給量に対する前記使用量の割合(使用量/補給量)を
    示す商品化率であることを特徴とする請求項1記載の飲
    料調合機の原料管理装置。
  3. 【請求項3】パックされた前記原料の1パック当りの量
    を設定する手段と、補給した前記原料のパック数を入力
    する手段と、前記1パック量とパック数とから前記原料
    の補給量を算出する手段とを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の飲料調合機の原料管理装置。
  4. 【請求項4】前記パック数の入力手段として、操作回数
    をパック数とする補給スイッチを設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の飲料調合機の原料管理装置。
  5. 【請求項5】前記原料の補給量をテンキーから入力する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の飲料調合機
    の原料管理装置。
  6. 【請求項6】前記原料容器内の前記原料の現在量を検知
    する原料センサを設け、前記原料の補給前後の現在量を
    前記原料センサで検知し、その差から前記原料の補給量
    を算出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    飲料調合機の原料管理装置。
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