JP2003235884A - 収尿袋 - Google Patents
収尿袋Info
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Abstract
させようとすると、かさばってコンパクト化することが
できなかった。 【解決手段】 本発明による収尿袋10は、液不透過性
の袋状をなす本体11と、この本体11に形成されて男
性器の陰茎部が挿入される開口部12と、本体11内に
収容され、尿を吸収してこれを保持し得る吸収体14
と、本体11に形成され、吸収体14によって吸収され
るべき尿を一時的に貯溜するトラップ部16とを具え、
尿が本体11内に大量に排出された場合、吸収体14に
よって瞬時に吸収し切れない尿をトラップ部16に一時
的に貯溜し、このトラップ部16内に貯溜された尿を時
間の経過に伴って吸収体14によって漸次吸収保持す
る。
Description
得るコンパクトでかさばらない男性用の収尿袋に関す
る。
人の多くは、夜間の排尿量が多い時間帯において、展開
型の使い捨ておむつと尿パッドとを組み合わせて使用し
ている。この場合、尿パッドが尿の吸収の主体として機
能し、展開型おむつはおむつカバーのような補助的役割
として用いられている。男性の場合、陰茎部が動いて尿
パッドから尿が漏れることがあるため、陰茎部に巻き付
ける形式の尿パッドも知られている。一方、社会的スト
レスなどに起因した夜尿症の悩みを持つ壮年期(30
代)の男性の存在も知られるようになってきている。こ
のような介護の必要がない男性の場合、1人で着脱可能
なパンツ型使い捨ておむつや尿パッドなどを使用するこ
とが可能である。
い捨ておむつや尿パッドなどの吸収体製品は、液不透過
性のバックシートと液透過性のトップシートとの間に尿
を吸収保持するための吸収体を介在させた構造を一般的
に有する。液不透過性のバックシートは、尿の漏れを防
ぐために吸収体をカバーする機能を有するが、透湿性を
持たせるために微小な通気孔を形成したポリエチレンフ
ィルムなどが用いられる。また、吸収体は主にフラッフ
状パルプと高吸水性樹脂(以下、SAPと記述する)と
を混合してマット状にしたものをティッシュなどの被覆
材で包んで構成されている。
ックシートに用いられるフィルムは、ある程度の透湿性
を有するものの、着用者の発汗をほぼ完全に逃がすまで
には至っていない。このため、展開型おむつの内側に尿
パッドを重ねて着用した場合には、二重にバックシート
が介在する状態となるため、おむつ内の湿度がさらに高
まり、著しい不快感を生ずる。
ルプを用いているため、尿パッドを単独で使った場合で
も、これがかさばって違和感を生ずるため、展開型おむ
つと尿パッドを併用した場合には、この違和感が顕著な
ものとなってしまう。
収体中に占めるフラッフ状パルプの割合を極力少なく
し、吸収体中のSAPの相対含有率を高めたり、シート
状SAPを用いて吸収体製品を薄型コンパクト化するこ
とが有効である。しかしながら、吸収体中のSAPの相
対含有率を高めたり、混合体に代えてシート状SAPを
用いることによって、吸収体製品の薄型化を達成したも
のであっても、SAPの含有率には限界があり、従来で
はその限界が50〜60%程度しかなく、実際に着用時
の違和感を解消するほど薄型化させることはできなかっ
た。その原因は、SAPのゲルブロック現象や吸収特性
にあり、特に問題となるのは、SAPは吸収保持性は高
いものの、その吸収速度、特に吸収の立ち上がり速度が
遅いという特性に起因するものである。
差,年齢差などによって異なるが、最も早い例では10
0ccの尿が10秒前後で排出される。これに対し、SA
Pはその吸収速度が改善されたものであっても、液体が
接してから吸収能力を充分に発揮する状態に至るまで、
少なくとも30秒以上を必要とする。このような尿の排
出速度と吸収体の一部を構成するSAPによる液体の吸
収速度との間に存在する大きな速度差によって、尿の排
出直後の段階では、尿の大部分が未吸収のまま吸収体製
品内に滞留することとなる。そして、この未吸収の尿の
吸収体製品内での自由な移動が、吸収体製品からの尿の
漏れの大きな原因となる。
収体の表面、一般的にはトップシートとの間にアクイジ
ション層やトランスファ層と呼称される嵩高な不織布状
ウェブやカーリーファイバと呼称される弾性復元力の大
きな部分架橋処理を施したフラッフパルプ層を介在させ
ることにより、これらの機能性要素に尿を一時的に貯溜
させて吸収体製品内での自由な移動を抑制し、最終的に
これら機能性要素に保持された尿をSAPに漸次吸収さ
せるようにしていた。
高くなるほど、それに応じてより厚く積層したアクイジ
ション層やトランスファ層を形成する必要が生ずるた
め、逆に吸収体の薄型化が阻害される上、製造コストの
上昇も招いてしまう不具合があった。
れ、重ねて使用する場合であれ、着用時の違和感や蒸れ
などによる不快感を着用者に与えるものであった。
とが可能であるにも拘らず、着用時にかさばらないコン
パクトな収尿袋を提供することにある。
液不透過性の袋状をなす本体と、この本体に形成されて
男性器の陰茎部が挿入される開口部と、前記本体内に収
容され、尿を吸収してこれを保持し得る吸収体と、前記
本体に形成され、前記吸収体によって吸収されるべき尿
を一時的に貯溜するトラップ部とを具えたことを特徴と
するものである。
陰茎部を開口部から本体内に挿入し、この状態で下ばき
などにより収尿袋を保持する。尿が本体内に大量に排出
された場合、吸収体によって瞬時に吸収し切れない尿は
トラップ部に一時的に貯溜され、このトラップ部内に貯
溜された尿が時間の経過に伴って吸収体により漸次吸収
保持される。
体が可撓性を有するシートにて形成され、トラップ部が
このシートを部分的に折り返すことによって形成される
折り返し部を有するものであってよい。
る液透過性のインナーシートをさらに具えることができ
る。
い。この場合、本体の縦方向の長さが20cm以下であっ
て横方向の長さが15cm以上有することが有効である。
縦方向の長さ20cm以上あると、着用時に着用者の股間
から後方に収尿袋を押し込む必要があり、着座姿勢や脚
を組んだ場合に収尿袋が潰れたり、肌と撚れ合ったりす
るために好ましくない。横方向の長さが15cm未満の場
合、男性器と着衣との間介在する空間を有効利用するこ
とができない。つまり、男性器が身体から突き出した状
態となっているため、その左右両側の空間にトラップ部
を位置させることにより、着用時の違和感を軽減させる
ことができる。横方向の長さが15cmを遥かに越えた長
さの場合、下ばきの脚周り開口部から本体の左右両側部
がはみ出して太股と着衣との間にこれが垂れ下がった状
態となる。
てよい。この開口部は、陰茎部を挿入しやすい形状およ
び大きさに設定することが必要であり、健常者以外の身
体の一部が不自由な着用者にも配慮したものであること
が好ましい。陰茎部に対する挿入の容易性を追及する
と、開口部から陰茎部が抜け外れやすくなり、収尿袋を
有効に機能させることが不可能となる。なお、デリケー
トな男性器に配慮して開口部の周りを柔軟な構造にする
ことが好ましい。
弾性部材を設けることは極めて有効である。この弾性部
材としてウレタンフォームシートなどの発泡樹脂シート
が好適である。
し、縦方向に延在していてもよい。
端側に収尿袋をつなぎ止めるための連結手段をさらに具
えることができる。具体的には、陰茎部に巻き付けられ
るリボン状部材を具え、このリボン状部材として伸縮性
および肌触りなどの観点から短冊状の発泡体シート、例
えばウレタンフォームシートを用い、その基端部を本体
に固定し、その自由端が本体に対して剥離可能に係合で
きるように、粘着材や面ファスナなどをこの短冊状の発
泡体シートの自由端に設けることによって達成可能であ
る。あるいは、天然ゴムなどを原料とする平ゴムを伸長
状態で固定した不織布などを用いることも可能である。
体に対する位置を規定するための規定手段をさらに具え
ることができる。
に接合するための粘着層をさらに具えることができる。
2mm以下の厚さのシート状をなしているものであってよ
く、例えば不織布や紙にSAPを固定したSAPシート
や、パルプにSAPを高い配合率で含有させたエアレイ
ド吸収体シートなどを採用することができる。
〜図10を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこ
れらの実施例のみに限らず、これらをさらに組み合わせ
たり、この明細書の特許請求の範囲に記載された本発明
の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、
従って本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも当然
応用することができる。
の外観を図1に示し、この収尿袋の外観を図2に示し、
その背面形状を図3に示し、そのIV−IV矢視断面構造を
図4に示す。すなわち、本実施例における収尿袋10
は、横長の矩形をなす袋状の本体11と、この液不透過
性の本体11に形成されて男性器の陰茎部が挿入される
開口部12と、この開口部12を囲むテープ状の弾性部
材13と、本体11内に収容され、尿を吸収してこれを
保持し得る吸収体14と、本体11の内壁に接合されて
吸収体14を覆う液透過性のインナーシート15と、本
体11に形成され、吸収体14によって吸収されるべき
尿を一時的に貯溜するトラップ部16と、開口部12か
ら本体11内に挿入される陰茎部の基端側に収尿袋10
をつなぎ止めるための連結手段17とを具えている。
着用時に外側、つまり下ばきB側に面する表面部11f
と、内側、つまり着用者側に面する背面部11rとを有
し、可撓性を有するシートにて形成されている。本体1
1の表面部11fの下部に位置するトラップ部16は、
本体11の表面部11fを構成するシートを部分的に折
り返すことによって形成される蛇腹構造の折り返し部1
8を複数有し、これら折り返し部18は本体11の横方
向に延在している。このトラップ部16は、吸収体14
が短時間で吸収し切れない尿を一時的に貯溜させるため
のものであり、尿がこのトラップ部16に導かれると、
折り返し部18が拡がってトラップ部16の容積が増大
し、尿を確実に貯留することができる。従って、本体1
1の上端縁部から尿が漏れ出すおそれがない場合には、
本体11の上端縁をすべて密閉する必要性はない。
体11の外周縁部に接合される液透過性のインナーシー
ト15と、本体11の背面部11rとの間に挟まれた状
態でこれらと一体的に接合され、本実施例における開口
部12は、これらを突き抜けるように横方向に延在する
スリットにて形成されている。このように、開口部12
を囲む弾性部材13を設けることにより、着用中に開口
部12から陰茎部が抜け外れたり、尿が開口部12から
漏れ出るような不具合を防止することができる。
のインナーシート15を本体11の内壁に接合している
ため、肌触りの悪い吸収体14に対して男性器を直接触
れないようにすることが可能であり、その着用感を良好
に保つことができる。
る吸収体14は、50〜95重量%のSAPを含むシー
ト状をなしている。このような本実施例における吸収体
14の構造を図5に模式的に示す。すなわち、本実施例
における吸収体14は、不織布、好ましくは嵩高性と通
気性とを有する不織布からなるベースシート19の表面
にカーテンコートの如きラインコーティング技術を適用
し、ベースシート19の長手方向に沿って相互に平行な
帯状の高吸収層20を塗布することにより形成される。
このような吸収体14は、従来のパルプとSAPとの混
合吸収体に対して約1/3以下の厚さ、具体的には最大
でも2mm、一般的には1mm以下の厚さにすることができ
る。これら高吸収層20には、SAPが好ましくは80
〜90%の割合で含まれる。このようなシート状吸収体
14は、ベースシート19のみの部分と高吸収層20を
形成した部分とが存在するため、液の拡散性が良好であ
り、しかも従来のようなパルプとSAPとの混合吸収体
では得られない薄型または超薄型にすることができ、着
用時のかさばりを最小限に抑えて快適な着用感を得るこ
とができる。このため、外から着用状態を認識されるよ
うな不具合を回避することも可能である。
1の表面部11fの上端部中央に設けられており、基端
部が本体11の表面部11fに接合されて陰茎部の基端
部に巻き付けられる柔軟なリボン状部材21と、本体1
1の表面部11fに接合され、リボン状部材21の自由
端に設けられた面ファスナ22に対して係合する面ファ
スナ23とを有する。陰茎部の基端部に巻き付けられた
リボン状部材21の面ファスナ22を本体11の表面部
11fに設けられた面ファスナ22に連結することによ
り、男性器に対して収尿袋10を確実に装着することが
できる。このため、例えば着用者が自転車などに乗って
股関節を激しく動かすような運動を行っても、収尿袋1
0から陰茎部が抜け外れるのを防止することが可能であ
る。
は、着用時に下ばきBからはみ出した状態となるが、特
にサポート機能を有するブリーフなどと併用することが
好ましく、これよって着用中の収尿袋10の位置ずれを
より確実に防止することができる。
態を図6に示す。すなわち、本体11の上に吸収体14
および弾性部材13を配し、さらにその上にインナーシ
ート15を重ねてこれらを一体的に接合した後、本体1
1,弾性部材13,インナーシート15を貫通するスリ
ット、つまり開口部12を形成した後、これらを所定位
置で折り返してトラップ部16となる折り返し部18を
形成する。この場合、吸収体14の高吸収層20が折り
返し部18と平行となるように本体11に対する吸収体
14の位置を設定し、さらに折り返し部18の折線の位
置を隣接する高吸収層20の間のベースシート19の部
分に設定することにより、折り返し部18を容易に形成
することができる。次に、上述した折り返し部18を形
成した状態で本体11をその縦方向中央部で2つに折り
重ね、その両側縁部および上端縁部をシール接合するこ
とにより、本実施例の収尿袋10を容易に製造すること
ができる。なお、シール接合部分の密閉性をより確実に
するため、本体11の両側縁部および上端縁部を再度折
り返した状態でこれらを接合することが有効である。
1の全域に亙って収容することにより、大量の尿を吸収
保持できるようにしたが、開口部12から本体11内に
挿入される陰茎部の本体11に対する位置を規定するた
めの規定手段を本体11の中央部に設け、この規定手段
の左右両側にのみ吸収体14を組み込むようにしてもよ
い。
実施例の外観を図7に示し、その吸収体14が収容され
た部分の縦断面構造を図8に示すが、先の実施例と同一
機能の要素には、これと同一符号を記すに止め、重複す
る説明は省略するものとする。すなわち、本体11の中
央部には、相互に重なり合うインナーシート15の一部
を相隔てて縦方向に接合することより、開口部12から
本体11内に挿入される陰茎部を囲む一対の接合部24
が本発明の規定手段として形成されている。これら一対
の接合部24の間隔は、開口部12の幅寸法にほぼ対応
しており、これによって開口部12から本体11内に挿
入される陰茎部の位置ずれを防止することができる。
仕切られた本体11の左右両側に別々に収容されてお
り、本実施例においても尿を一時的に貯留するためのト
ラップ部16が本体11の下端部を折り返すことよって
形成されている。従って、吸収体14によって瞬時に吸
収し切れない尿は、先の実施例と同様にトラップ部16
に導かれてここに一時的に溜められ、時間の経過に伴っ
て吸収体14にすべて吸収保持される。
が、本実施例においても開口部12から本体11内に挿
入される陰茎部の基端側に収尿袋10をつなぎ止めるた
めの連結手段17(図2参照)が設けられている。
1内に挿入される陰茎部の本体11に対する位置を規定
するための規定手段が一対の接合部24として本体11
の中央部に設けられているため、陰茎部を収尿袋10内
の好ましい位置に保持することが可能である。また、陰
茎部が導かれる規定手段の部分には吸収体14が存在し
ていないため、着用中の違和感をより少なくすることが
できる。
を横方向に延在させたが、これを縦方向に延在させるこ
とも可能である。
実施例の外観を図9に示し、その横断面構造を図10に
示すが、先の実施例と同一機能の要素には、これと同一
符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとす
る。すなわち、本体11の背面部11r側の中央部分に
位置するトラップ部16は、本体11の背面部11rを
構成するシートを部分的に折り返すことによって形成さ
れる蛇腹構造の折り返し部18を有し、これら折り返し
部18は本体11の縦方向に延在している。開口部12
はこのトラップ部16の上端部に形成されている。尿を
吸収保持するための吸収体14は、本体11の左右両側
にそれぞれ分離状態で収容されている。
ばきBの内側に収尿袋10を剥離可能に接合するための
粘着層25が本体11の表面部11fの中央部に設けら
れており、これによって下ばきに対する収尿袋10の位
置ずれをより確実に防止することができるようになって
いる。
いが、本実施例においても開口部12から本体11内に
挿入される陰茎部の基端側に収尿袋10をつなぎ止める
ための連結手段17(図2参照)が設けられている。
袋状をなす本体に男性器の陰茎部が挿入される開口部を
形成し、尿を吸収してこれを保持し得る吸収体を本体内
に収容し、吸収体によって吸収されるべき尿を一時的に
貯溜するトラップ部を本体に形成したので、吸収体が短
時間で吸収し切れない尿を一時的にトラップ部に貯溜さ
せ、このトラップ部に貯溜された尿を時間の経過に伴っ
て吸収体に漸次吸収させることが可能となり、吸収体の
吸収能力を最大限に発揮させることができる。この結
果、吸収体自体の構造を簡略化して収尿袋を薄くコンパ
クト化することによって着用性を改善することができ
る。
このシートを部分的に折り返してなる折り返し部をトラ
ップ部に設けた場合には、このトラップ部を容易に形成
することができ、しかも収尿袋がかさばらず、これをコ
ンパクト化させることができる。
本体の内壁に接合した場合には、吸収体に対して男性器
を直接触れないようにすることができるため、その着用
感を良好に保つことができる。
と着衣との間の空間に本体の左右両側を位置させること
ができ、着用時の違和感を軽減させることができる。ま
た、下ばきの脚周り開口部から収尿袋の左右両側部をは
み出させた状態で収尿袋を下ばきに保持させることが可
能となり、着用中の収尿袋の位置ずれを抑制することが
できる。
合、着用中に収尿袋のずり落ちを抑制することができ
る。
着用中に開口部から陰茎部が抜け外れたり、尿が開口部
から漏れ出るような不具合を防止することができ、しか
も着用感を向上させることができる。
尿を速やかにトラップ部全域に移動させることができ、
開口部から尿が漏れ出るような不具合を未然に防止する
ことができる。
トラップ部が収尿袋の下端部に形成されていても尿を速
やかにトラップ部に誘導させることができ、しかも収尿
袋の両側端部が下ばきの脚周り開口部からはみ出さない
ようにすることができる。
端側に収尿袋をつなぎ止めるための連結手段を設けた場
合、長時間に亙る着用中に収尿袋がずり落ちるなどの不
具合を確実に防止することができる。
体に対する位置を規定するための規定手段を設けた場合
には、着用中の収尿袋の位置ずれを抑制してその機能を
有効に発揮させることができる。
に接合するための粘着層を設けた場合には、下ばきによ
って収尿袋を確実に保持させることができるため、着用
性をさらに向上させることができる。
シート状をなしている場合には、吸収体を極めて薄く、
例えば2mm以下の厚さにすることができ、収尿袋をさら
にコンパクト化して着用性の向上を図ることができる。
す外観図である。
る。
を模式的に表す斜視図である。
す展開図である。
破断状態で表す斜視図である。
た部分の縦断面図である。
斜視図である。
図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 液不透過性の袋状をなす本体と、 この本体に形成されて男性器の陰茎部が挿入される開口
部と、 前記本体内に収容され、尿を吸収してこれを保持し得る
吸収体と、 前記本体に形成され、前記吸収体によって吸収されるべ
き尿を一時的に貯溜するトラップ部とを具えたことを特
徴とする収尿袋。 - 【請求項2】 前記本体は、可撓性を有するシートにて
形成され、前記トラップ部はこのシートを部分的に折り
返すことによって形成される折り返し部を有することを
特徴とする請求項1に記載の収尿袋。 - 【請求項3】 前記吸収体を覆うように前記本体の内壁
に接合される液透過性のインナーシートをさらに具えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収尿
袋。 - 【請求項4】 前記本体は、横長の矩形をなすことを特
徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の収尿
袋。 - 【請求項5】 前記開口部は、横方向に延在するスリッ
トであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れ
かに記載の収尿袋。 - 【請求項6】 前記開口部を囲む弾性部材をさらに具え
たことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記
載の収尿袋。 - 【請求項7】 前記折り返し部が横方向に延在している
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載
の収尿袋。 - 【請求項8】 前記折り返し部が縦方向に延在している
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載
の収尿袋。 - 【請求項9】 前記開口部から前記本体内に挿入される
陰茎部の基端側に収尿袋をつなぎ止めるための連結手段
をさらに具えたことを特徴とする請求項1から請求項8
の何れかに記載の収尿袋。 - 【請求項10】 前記開口部から前記本体内に挿入され
る陰茎部の前記本体に対する位置を規定するための規定
手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1から請求
項9の何れかに記載の収尿袋。 - 【請求項11】 着用する下ばきの内側に収尿袋を剥離
可能に接合するための粘着層をさらに具えたことを特徴
とする請求項1から請求項10の何れかに記載の収尿
袋。 - 【請求項12】 前記吸収体は、50〜95重量%のS
APを含む2mm以下の厚さのシート状をなしていること
を特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載の
収尿袋。
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