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JP2003232585A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2003232585A
JP2003232585A JP2003063452A JP2003063452A JP2003232585A JP 2003232585 A JP2003232585 A JP 2003232585A JP 2003063452 A JP2003063452 A JP 2003063452A JP 2003063452 A JP2003063452 A JP 2003063452A JP 2003232585 A JP2003232585 A JP 2003232585A
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refrigerant
compressor
condenser
evaporator
refrigerator
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Kazuhisa Myojin
一寿 明神
Koji Kashima
弘次 鹿島
Tetsuo Sano
哲夫 佐野
Masao Ozu
政雄 小津
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Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Digital Media Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒が漏れ続けるのを回避して爆発する可燃
濃度に達するのを阻止し、安全を確保する。 【構成】 可燃性冷媒が用いられた冷凍サイクルの凝縮
器11側冷媒経路と蒸発器25側冷媒経路とを遮断する
冷気遮断手段39と、前記圧縮機17の吐出圧を検知す
る吐出圧検知手段S7と、前記冷凍サイクルの高圧側の
冷媒漏れを検知する冷媒漏れ検知手段S4とを備え、前
記冷媒漏れ検知手段S4が冷媒漏れを検知した時に前記
圧縮機17の運転を停止し、前記吐出圧検知手段S7の
検知した前記圧縮機17の吐出圧が予め定めた設定値以
下となった時に前記冷気遮断手段39により前記凝縮器
側冷媒経路と蒸発器側冷媒経路とを遮断し、冷媒が漏れ
続けるのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地球環境に悪影響を
与えることのない冷媒を用いた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、冷凍冷蔵庫の冷媒には、物性が安
定し、扱い易い所からフロン系の冷媒が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロン系の冷媒は、物
性が安定し、扱い易い反面、オゾン層を破壊するといわ
れ、地球環境に悪影響を与える所から、準備期間を設け
て将来は全面使用禁止となる。
【0004】フロン系冷媒でも、HFC冷媒はオゾン層
の破壊は全くないが、地球の温暖化を促進する性質があ
り、特に、環境問題に関心の高い欧州ではこの冷媒も使
用を禁止しようとする動きがある。即ち、人工的に製造
されたフロン系冷媒を使用禁止にし従来からある炭化水
素のような自然冷媒を用いることがある。
【0005】そこで、この発明は、代替冷媒として地球
環境に悪影響を与えることのない可燃性冷媒を用いると
共に、万一漏れても爆発につながることがなく、安全性
を確保した冷凍冷蔵庫を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器と
絞り装置と蒸発器とを通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイ
クルと、この冷凍サイクルの前記凝縮器側冷媒経路と蒸
発器側冷媒経路とを遮断する冷気遮断手段と、前記圧縮
機の吐出圧を検知する吐出圧検知手段と、前記冷凍サイ
クルの高圧側の冷媒漏れを検知する冷媒漏れ検知手段と
を備え、前記冷媒に可燃性冷媒を用いる一方、冷媒漏れ
検知手段が冷媒漏れを検知した時に前記圧縮機の運転を
停止し、前記吐出圧検知手段の検知した前記圧縮機の吐
出圧が予め定めた設定値以下となった時に前記冷気遮断
手段により前記凝縮器側冷媒経路と蒸発器側冷媒経路と
を遮断することを特徴とする。
【0007】この場合、好適な冷媒漏れ検知手段の位置
としては、送風機の下流側や冷凍サイクルを構成する冷
媒経路の高圧側冷媒経路の配管接合部近傍がある。ま
た、冷媒漏れ検知手段としては、冷凍サイクル内の酸素
を検出するO2 センサがある。
【0008】
【作用】かかる冷凍冷蔵庫によれば、圧縮機から吐出さ
れた冷媒は、凝縮器→絞り装置→蒸発器を通り、再び圧
縮機に戻る冷凍サイクルを構成するようになる。この冷
凍サイクル時において、蒸発器では、周囲の空気からフ
ィンを通して蒸発の潜熱を奪い空気を冷却して冷風と
し、冷風は庫内冷却用送風機によって庫内へ送り込まれ
庫内の冷却が行なわれる。
【0009】この冷凍サイクル運転時に、例えば、冷媒
が漏れると、その漏れた冷媒は冷媒漏れ冷気検知手段に
よって検知されることで、圧縮機の運転は停止する。こ
の結果、冷媒が漏れ続けることがなくなると共に、凝縮
器側冷媒経路と蒸発器側冷媒経路が冷気遮断手段によっ
て遮断されることと相俟って爆発する可燃濃度に達する
のを確実に阻止することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図29の図面を参照しながら
この発明の実施例を具体的に説明する。
【0011】図2において、1は冷凍冷蔵庫3の冷蔵庫
本体を示しており、前面は冷凍室用、冷蔵室用等の複数
の開閉扉5となっている。
【0012】冷蔵庫本体1の下部は図1に示す如く冷凍
サイクルの仕切室7と機械室9となっている。
【0013】機械室9側には凝縮器11と蒸発皿13と
放熱用送風機15と圧縮機17の外にアキュームレータ
19及び絞り装置21(キャピラリーチューブ)が配置
されている。アキュームレータ19と絞り装置21は、
独立した部屋23により取囲まれ、冷媒漏れが一番発生
し易い配管接続部を仕切室7の外に配置するレイアウト
構造となっている。
【0014】仕切室7側には、蒸発器25と庫内冷却用
送風機27と冷気出口29及び庫内空気戻り口31が配
置されている。冷気出口29と庫内空気戻り口31は冷
蔵庫本体1側の庫内冷気循環ダクト33と接続し、庫内
冷気循環ダクト33を介して庫内35と連通している。
【0015】図3は、冷媒にプロパン、イソブタン等の
可燃性冷媒が用いられた冷凍サイクルを示している。即
ち、圧縮機17から吐出された冷媒は、凝縮器11→絞
り装置21→蒸発器25→を通り、再び圧縮機17に戻
る冷凍サイクルを繰返すことで、蒸発器25において、
周囲の空気からフィンを通して蒸発の潜熱を奪い空気を
冷却して冷風とし、冷却風は、庫内冷却用送風機27に
より冷気出口29から送り出されるようになる。
【0016】圧縮機17と放熱用送風機15の各モータ
M1,M2は、図4に示す如く圧縮機駆動回路M1−1
と、送風機駆動回路M2−2とによりオン・オフに制御
される。
【0017】圧縮機駆動回路M1−1の接点R−1と、
送風機駆動回路M2−2の接点R−2は、後述する制御
部33によって開成、閉成されるようになる。図4にお
いてS−1は、制御部34からの信号とは別に圧縮機駆
動回路M1−1の接点R−1を開成とするサーモスイッ
チを示している。
【0018】制御部34は、各モータM1,M2の異常
を検知する異常検知手段なるモータ異常検知センサS
1,S2と、冷媒漏れ検知手段となる可燃性冷媒検知セ
ンサS3,S4からの検知信号に基づき演算処理し、指
令信号を出力する。
【0019】各モータM1,M2の異常を検知する異常
検知としては、モータ電源の絶縁抵抗値による異常を検
知する場合、モータの回転数による異常を検知する場
合、巻線温度による異常を検知する場合とがある。各モ
ータM1,M2の異常検知は、異常検知手段となる各モ
ータM1,M2に設けられた圧縮機モータ異常検知セン
サS1又は送風機モータ異常検知センサS2により検知
され、その検知信号は制御部34に入力される。これに
より、制御部34は、圧縮機駆動回路M1−1の接点R
−1又は、送風機駆動回路M2−2の接点R2を開成す
るようになる。
【0020】一方、凝縮器11を通過する通過風の下流
側、又は蒸発器25を通過する通過風の下流側には前記
した冷媒漏れ検知手段となる可燃性冷媒検知センサS
3,S4がそれぞれ設けられている。
【0021】可燃性冷媒検知センサS3,S4を配置す
る位置としては、前記の外に、高圧側冷媒経路となるア
キュームレータ19等の配管接続部の近傍、圧縮機17
を通過する通過風の下流側S5、冷気出口29の近傍S
6等がある。
【0022】可燃性冷媒検知センサS3,S4は、冷媒
漏れを検知する一方、冷凍サイクル内を流れる冷媒内の
酸素、即ち、冷媒が漏れた時に、冷凍サイクル内に侵入
する酸素を検知するO2 センサであっても良く、その検
知信号は制御部34に入力される。
【0023】制御部34は、冷凍サイクル運転時におい
て可燃性冷媒検知センサS3,S4から入力される検知
信号に基づき前記圧縮機駆動回路M1−1の接点R−1
を開成とし、送風機駆動回路M2−2の接点R−2を閉
成とする外に、別途設けられた警報装置37をオンとす
ると共に、庫内冷却用送風機27を停止させる一方、図
3に示す如く、絞り装置21と蒸発器25との間と、蒸
発器25と圧縮機17との間に設けられた冷媒回路遮断
手段となる開閉弁a,bを閉とするよう機能する。
【0024】また、冷凍サイクル運転停止時において、
制御部34は、可燃性冷媒検知センサS3,S4から入
力される検知信号に基づき送風機駆動回路M2−2の接
点R−2を閉成すると共に警報装置37をオンとするよ
う機能する。この時の放熱用送風機の回転数は、冷媒の
拡散が目的となるため、例えば、インバータ制御等の制
御手段によって低速回転が与えられ、省エネ、騒音の低
減が図られるようになる。
【0025】図6,図7は開閉弁a,bの動きを説明す
るフローを示している。
【0026】図7は高圧側となる凝縮器11側の実施例
を示したフローで、可燃性冷媒検知センサS4により検
知漏れを判断し(ステップ101)、冷媒漏れを検知す
ると、制御部34によって圧縮機駆動回路M1−1の接
点R−1を開成として圧縮機17を停止し(ステップ1
02)、圧縮機17の吐出側に設けられた吐出圧センサ
S7によって吐出圧Pdが設定値以下かどうかを判断す
る(ステップ103)。次に、設定値以下となった場合
は、開閉弁a,bを閉成として冷媒回路を遮断する。
【0027】これにより、発火源がなくなる。また、高
圧側の圧力が下がって漏れが少なくなると共に、蒸発器
25内の冷媒が閉じ込められるようになる(ステップ1
04)。
【0028】図6は、低圧側となる蒸発器25側の実施
例を示したフローで、可燃性冷媒検知センサS3により
検知漏れを判断し(ステップ201)、冷媒漏れと判断
すると、制御部34によって庫内冷却用送風機27と、
圧縮機17を停止させると共に、開閉弁a,bを閉成す
る(ステップ203,204)。これにより、庫内35
へ冷媒が送り込まれることがなくなると共に発火源がな
くなる。また、蒸発器25内の冷媒が閉じ込められるよ
うになる。
【0029】図8は冷気遮断手段の具体例を示したもの
で、冷気出口29と庫内空気戻り口31に、冷気遮断手
段となるシャッタ39を設けた実施例である。
【0030】シャッタ39は駆動モータ41によって駆
動されるカム43により開閉自在に制御されるカムタイ
プとなっており、図9にその動作フローを示す。
【0031】即ち、可燃性冷媒検知センサS3,S4に
より冷媒漏れの有無を検知し(ステップ301)、冷媒
漏れがあると判断されると駆動モータ41をオンとし
(ステップ302)、駆動モータ41によりシャッタ3
9を閉(ステップ303)にすると共に警報装置37を
オンとする(ステップ304)。これにより、庫内35
へ通じる通路が遮断されるようになる。
【0032】なお、シャッタ39は、カムタイプに限定
されない。例えば、図10に示す如く、シャッタ39を
圧縮機17からの吐出圧で作動するベローズ45によ
り、制御するベローズタイプであってもよい。図11に
その動作フローを示す。
【0033】即ち、可燃性冷媒検知センサS3,S4に
より冷媒漏れの有無を検知し(ステップ401)、冷媒
漏れがあると判断されると圧縮機17を停止し(ステッ
プ402)、ベローズ45を開としてシャッタ39を閉
(ステップ403)にすると共に警報装置37をオンと
する(ステップ405)。これにより庫内35へ通じる
通路が遮断されるようになる。
【0034】図12は冷媒漏れが発生した時に冷凍サイ
クル内の冷媒を回収する冷媒回収手段を示したものであ
る。
【0035】冷凍サイクルを構成する圧縮機17、凝縮
器11、絞り装置21、蒸発器25において、圧縮機1
7の吐出側に、凝縮器17と並列に冷媒回収タンク47
と、凝縮器11側への冷媒の流れを断・接する第1開閉
弁cと、前記冷媒回収タンク47側への冷媒の流れを断
・接する第2開閉弁dをそれぞれ設ける。冷媒回収タン
ク47を放熱用送風機15の下流側に配置し、冷媒回収
タンク47を冷却することで冷媒の回収を可能とする。
図14に冷媒回収タンク47の冷却方法の他の実施例を
示している。
【0036】冷媒回収タンク47は、断熱材51により
取囲まれ、CO2 等の冷媒液53が封入された冷却タン
ク55内に収納されている。冷媒回収タンク47の外周
には「開」とすることで大気に開放される開放弁eを有
するキャピラリチューブ57が巻付けられている。
【0037】開閉弁c,dと開放弁eの動作を図13の
フローに基づき説明すると、可燃性冷媒検知センサS
3,S4により冷媒漏れの有無を検知し(ステップ50
1)、冷媒漏れがあると判断されると開閉弁cを閉、開
閉弁dを開とする(ステップ502)。圧縮機17から
の冷媒は冷媒回収タンク47内へ送り込まれ、CO2
の冷媒液がガス化し圧力が上がる。次に、開放弁eを開
(ステップ503)とし、冷媒液の急激な膨脹により冷
媒回収タンク47を冷却する。この時、冷媒回収タンク
47内において、高温の冷媒ガスは液化し低圧となり、
液化状態で冷媒回収タンク47内に溜るようになる。
【0038】次に、圧縮機17の吐出側に設けられた圧
力検知センサS7により吐出圧Pdが設定値かどうか判
断され(ステップ504)、設定値以下の時、開閉弁d
を閉とすると共に圧縮機17を停止する(ステップ50
5,506)。
【0039】図15は、安全対策を実施した冷凍冷蔵庫
の別の実施例を示したもので、開閉扉5に、開閉検知ス
イッチ59を設け、開閉検知スイッチ59からの検知信
号によって庫内冷却用送風機27をオフとする構造とな
っている。
【0040】開閉検知スイッチ59と庫内冷却用送風機
27の関係を図16に示すフローに基づき具体的に説明
すると、開閉検知スイッチ59がONかOFF、即ち、
開閉扉5が開いているか閉じているかを判断(ステップ
601)する。開閉扉5が開と判断され、開時間を管理
する(ステップ602)。この時、開閉扉5の開時間が
所定時間以上であると判断されると、庫内冷却用送風機
27を停止するものである(ステップ603)。これに
より、庫内35に冷媒漏れが発生した時、庫内冷却用送
風機27により可燃濃度に達することがないよう拡散さ
れると共に、開閉扉5の開によりすみやかに外へ排出さ
れるようになる。
【0041】なお、放熱用送風機15にあっては、凝縮
器の温度又は外気温に対応して低速運転することも可能
である。放熱用送風機15の通常運転時と低速運転時の
制御フローを図17に示す。
【0042】即ち、圧縮機17が運転中か停止中かを判
断し(ステップ701)、停止中(NO)にあっては、
送風機停止時間を積算する(ステップ702)。この
時、送風機が一定時間に達したかどうかを判断し(ステ
ップ703)、NOの場合にはステップ702に戻る循
環を繰返す。ステップ703において、YESの場合は
一定時間送風機を低速運転する(ステップ704)。
【0043】一方、圧縮機17が運転中にあると判断さ
れ、凝縮器温度が一定温度以下かどうかを判断し(ステ
ップ705)、一定温度以上の時、通常運転を行なう
(ステップ706)。また、凝縮器温度が一定温度以下
で、さらに外気温が一定温度以下かどうかを判断し(ス
テップ707)、外気温が一定温度以下の時は低速運転
を行なう(ステップ708)。この場合、ステップ70
7において、外気温が一定温度以上の時は、通常運転を
行なうものである。
【0044】このように構成された冷凍冷蔵庫によれ
ば、圧縮機17から吐出された冷媒は、凝縮器11→絞
り装置21→蒸発器25を通り、再び圧縮機17に戻る
冷凍サイクルを構成するようになる。この冷凍サイクル
時において蒸発器25では、周囲の空気からフィンを通
して蒸発の潜熱を奪い空気を冷却して冷風とし、冷風は
庫内冷却用送風機27によって庫内35へ送り込まれ庫
内35の冷却が行なわれる。
【0045】この冷凍サイクル運転時に、例えば、冷媒
が漏れると、その漏れた冷媒は冷媒漏れ検知手段となる
可能性冷媒検知センサS3,S4によって検知されるこ
とで、圧縮機17の運転は停止する。この結果、冷媒が
漏れ続けることがなくなる。と同時に、前記吐出圧検出
手段となる吐出圧センサS7で検知された前記圧縮機1
7の吐出圧が予め定められた設定値以下となった時に冷
気遮断手段となるシャッタ39が働き、その作動によっ
て凝縮器11側冷媒回路と蒸発器25側冷媒経路が遮断
されるため、前記圧縮機17の停止と相俟って爆発する
可燃濃度に達するのを確実に阻止することが可能とな
り、安全が確保される。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、冷媒漏れを検知する冷媒漏れ検知手段によって圧縮
機の運転を停止し、冷媒が漏れ続けるのを回避すること
ができると共に、凝縮器側冷媒経路と蒸発器側冷媒経路
の遮断と相俟って爆発する可燃濃度に達するのを確実に
阻止することが可能となり、安全が確保されるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、絞り
装置、蒸発器の配置を示した概要平面図。
【図2】この発明を実施した冷凍冷蔵庫の切断側面図。
【図3】冷凍サイクルを示した説明図。
【図4】圧縮機駆動回路と放熱用駆動回路を示した説明
図。
【図5】冷気出口と庫内空気戻り口に冷気遮断手段を設
けた説明図。
【図6】蒸発器側の漏れ検知の動作を示すフロー図。
【図7】蒸発器側の漏れ検知の動作を示すフロー図。
【図8】冷気遮断手段となるシャッタをカムで駆動する
カムタイプの説明図。
【図9】図8の動作を示すフロー図。
【図10】冷気遮断手段となるシャッタをベローズで駆
動するベローズタイプの説明図。
【図11】図10の動作を示すフロー図。
【図12】冷媒回収手段を示した説明回路図。
【図13】図12の動作を示すフロー図。
【図14】冷媒回収装置の具体例を示した説明図。
【図15】冷蔵庫本体の開閉扉に開閉検知スイッチを設
けた切断側面図。
【図16】図15の開閉検知スイッチの動作を示すフロ
ー図。
【図17】放熱用送風機の通常運転と低速運転を示す制
御フロー図。
【符号の説明】
11…凝縮器 17…圧縮機 21…絞り装置 25…蒸発器 39…シャッタ(冷気遮断手段) S4…可燃性冷媒検知センサ(冷媒漏れ検知手段) S7…吐出圧センサ(吐出圧検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 11/00 101 F25D 11/00 101B (72)発明者 鹿島 弘次 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 佐野 哲夫 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (72)発明者 小津 政雄 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 Fターム(参考) 3L045 AA03 DA02 JA14 LA06 LA12 MA07 MA09 NA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器と絞
    り装置と蒸発器とを通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイク
    ルと、この冷凍サイクルの前記凝縮器側冷媒経路と蒸発
    器側冷媒経路とを遮断する冷気遮断手段と、前記圧縮機
    の吐出圧を検知する吐出圧検知手段と、前記冷凍サイク
    ルの高圧側の冷媒漏れを検知する冷媒漏れ検知手段とを
    備え、前記冷媒に可燃性冷媒を用いる一方、冷媒漏れ検
    知手段が冷媒漏れを検知した時に前記圧縮機の運転を停
    止し、前記吐出圧検知手段の検知した前記圧縮機の吐出
    圧が予め定めた設定値以下となった時に前記冷気遮断手
    段により前記凝縮器側冷媒経路と蒸発器側冷媒経路とを
    遮断することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷媒漏れ検知手段は、前記凝縮器の放熱
    用送風機の下流側に設けることを特徴とする請求項1記
    載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷媒漏れ検知手段は、冷凍サイクルを構
    成する冷媒経路の高圧側冷媒経路の配管接合部近傍に配
    置することを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷媒漏れ検知手段は、冷凍サイクル内の
    2センサであることを特徴とする請求項1記載の冷凍
    冷蔵庫。
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