JP2003230895A - マンガン含有水の処理方法及びその装置 - Google Patents
マンガン含有水の処理方法及びその装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 膜処理システムにおいて、低水温環境下で溶
解性マンガンを高率よく除去する。 【解決手段】 膜処理の設備として、膜浸漬槽20に、外
圧管型の膜エレメント22を組み入れた膜モジュール21を
浸漬するとともに、散気管27を設けた膜ろ過装置Aを使
用する。そして、この装置Aと組み合せ、その前後に、
次亜混和槽1と粉末炭吸着槽7とよりなる塩素接触池を
設ける。そして、原水aに塩素を注入して、原水中にあ
る溶解性マンガンを二酸化マンガンに変えた後、消毒副
生成物の生成を抑えて、これを膜ろ過装置Aに送り、同
装置で残留遊離塩素と槽内に濃縮された酸化マンガンに
よる処理と濁質(固体成分)のろ過、分離を行い、浄水と
して取り出す。
解性マンガンを高率よく除去する。 【解決手段】 膜処理の設備として、膜浸漬槽20に、外
圧管型の膜エレメント22を組み入れた膜モジュール21を
浸漬するとともに、散気管27を設けた膜ろ過装置Aを使
用する。そして、この装置Aと組み合せ、その前後に、
次亜混和槽1と粉末炭吸着槽7とよりなる塩素接触池を
設ける。そして、原水aに塩素を注入して、原水中にあ
る溶解性マンガンを二酸化マンガンに変えた後、消毒副
生成物の生成を抑えて、これを膜ろ過装置Aに送り、同
装置で残留遊離塩素と槽内に濃縮された酸化マンガンに
よる処理と濁質(固体成分)のろ過、分離を行い、浄水と
して取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンガンを含む河川水
や井水の膜ろ過を用いた水処理方法に関し、詳しくは、
槽浸漬式膜ろ過方法において、低水温環境化でも有機物
・マンガン・アンモニアを高率に除去できるようにした
マンガン含有水の処理方法及びその装置に関するもので
ある。
や井水の膜ろ過を用いた水処理方法に関し、詳しくは、
槽浸漬式膜ろ過方法において、低水温環境化でも有機物
・マンガン・アンモニアを高率に除去できるようにした
マンガン含有水の処理方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】膜ろ過
による水処理方法は、従来の急速ろ過法に比べて維持管
理が容易で省スペース化が図れるなど低コストを実現で
きる方法として、浄水場への膜処理の導入が注目されて
いる。しかし、膜処理法には各種の形式があるが、これ
らは高濁度水や高マンガン水を直接ろ過できないという
問題点がある。
による水処理方法は、従来の急速ろ過法に比べて維持管
理が容易で省スペース化が図れるなど低コストを実現で
きる方法として、浄水場への膜処理の導入が注目されて
いる。しかし、膜処理法には各種の形式があるが、これ
らは高濁度水や高マンガン水を直接ろ過できないという
問題点がある。
【0003】しかし、浄水場で処理する原水は、高濁度
のものがあり、溶解性有機物やマンガンを多く含むこと
が多い。そのため、このような原水の処理においては、
膜処理の前に凝集沈澱などの前処理をする必要があると
ともに、溶解性有機物やマンガンに対しても専用の処理
装置が必要となる。そのため、処理設備全体として多段
の処理プロセスを経ることとなり、イニシャル、維持管
理でコスト高となり、また、スペース的な問題も生じる
ことになる。例えば、マンガン砂ろ過によるマンガン除
去設備を膜ろ過設備の前段に設ける場合(図4−(1)参
照)では、高濁時にろ床の閉塞を生じることになり、ま
た、マンガン除去設備を膜ろ過設備の後段に設ける場合
(図4−(2)参照)では、膜内に侵入するマンガンが膜
のファウリングを促進させることになり、膜処理の利点
が失われる。
のものがあり、溶解性有機物やマンガンを多く含むこと
が多い。そのため、このような原水の処理においては、
膜処理の前に凝集沈澱などの前処理をする必要があると
ともに、溶解性有機物やマンガンに対しても専用の処理
装置が必要となる。そのため、処理設備全体として多段
の処理プロセスを経ることとなり、イニシャル、維持管
理でコスト高となり、また、スペース的な問題も生じる
ことになる。例えば、マンガン砂ろ過によるマンガン除
去設備を膜ろ過設備の前段に設ける場合(図4−(1)参
照)では、高濁時にろ床の閉塞を生じることになり、ま
た、マンガン除去設備を膜ろ過設備の後段に設ける場合
(図4−(2)参照)では、膜内に侵入するマンガンが膜
のファウリングを促進させることになり、膜処理の利点
が失われる。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、槽浸漬式膜ろ過法と塩素酸化また
は塩素酸化及び粉末活性炭吸着処理を組み合せることに
より、高濁で低水温の原水でも安定した運転を行うこと
ができ、また、有機物、マンガン、アンモニアの高除去
率を達成できるようにした水処理方法及びその装置を提
供しようとするものである。
めになされたもので、槽浸漬式膜ろ過法と塩素酸化また
は塩素酸化及び粉末活性炭吸着処理を組み合せることに
より、高濁で低水温の原水でも安定した運転を行うこと
ができ、また、有機物、マンガン、アンモニアの高除去
率を達成できるようにした水処理方法及びその装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、数多の研究、実験を重ねた結果、膜
処理法として、精密ろ過の行える、膜浸漬槽内のSS濃度
を3000〜10000mg/lまで濃縮できる、ろ過膜を採用した
浸漬式膜ろ過装置を用い、これに塩素酸化及び粉末活性
炭吸着処理を組み合せることにより、極めて簡単なフロ
ーで、マンガンを含む高汚濁系原水に対しても高除去率
で処理のできる方法を見出し、本発明を形成するに至っ
た。
的を達成するため、数多の研究、実験を重ねた結果、膜
処理法として、精密ろ過の行える、膜浸漬槽内のSS濃度
を3000〜10000mg/lまで濃縮できる、ろ過膜を採用した
浸漬式膜ろ過装置を用い、これに塩素酸化及び粉末活性
炭吸着処理を組み合せることにより、極めて簡単なフロ
ーで、マンガンを含む高汚濁系原水に対しても高除去率
で処理のできる方法を見出し、本発明を形成するに至っ
た。
【0006】本発明では、膜処理として、曝気手段を備
えた浸漬式膜ろ過装置を使用する。この膜ろ過装置は、
ろ材が槽浸漬式で膜間隔が広く、かつ常時曝気するた
め、膜浸漬槽内のSS濃度を高めるととができるととも
に、アンモニアやマンガン(溶解性マンガン)の生物学的
処理を行うことが可能となる。また、ろ材としてはセラ
ミック膜や有機中空糸膜等が用いられる。
えた浸漬式膜ろ過装置を使用する。この膜ろ過装置は、
ろ材が槽浸漬式で膜間隔が広く、かつ常時曝気するた
め、膜浸漬槽内のSS濃度を高めるととができるととも
に、アンモニアやマンガン(溶解性マンガン)の生物学的
処理を行うことが可能となる。また、ろ材としてはセラ
ミック膜や有機中空糸膜等が用いられる。
【0007】そして、本発明では、上記膜ろ過装置と組
み合せ、その前段に、原水中の溶解性マンガンを酸化し
て二酸化マンガンとする次亜(遊離塩素)混和槽と、それ
に続いて次亜注入による消毒副生成物の生成を抑制する
粉末炭吸着槽を設けた塩素接触池を設置する。
み合せ、その前段に、原水中の溶解性マンガンを酸化し
て二酸化マンガンとする次亜(遊離塩素)混和槽と、それ
に続いて次亜注入による消毒副生成物の生成を抑制する
粉末炭吸着槽を設けた塩素接触池を設置する。
【0008】原水は、塩素接触池を経て膜ろ過装置に供
給する。次亜混和池では、原水に塩素が注入され、原水
中の溶融性マンガンが一部酸化して二酸化マンガンとな
る。ついで粉末炭吸着槽では、粉末活性炭が投入、攪拌
され、消毒副生成物の生成を抑えた後、凝集剤を添加し
有機物を凝集させて前後の処理を終え、この原水を次の
膜ろ過装置に供給する。
給する。次亜混和池では、原水に塩素が注入され、原水
中の溶融性マンガンが一部酸化して二酸化マンガンとな
る。ついで粉末炭吸着槽では、粉末活性炭が投入、攪拌
され、消毒副生成物の生成を抑えた後、凝集剤を添加し
有機物を凝集させて前後の処理を終え、この原水を次の
膜ろ過装置に供給する。
【0009】膜ろ過装置では、曝気により濁質(固形成
分)が流動し、その濃度が高められるとともに、微生物
量及び酸化マンガン量を高く維持することができる。ま
た、常時曝気しているため、アンモニアやマンガン及び
有機物の生物処理性が高められる。
分)が流動し、その濃度が高められるとともに、微生物
量及び酸化マンガン量を高く維持することができる。ま
た、常時曝気しているため、アンモニアやマンガン及び
有機物の生物処理性が高められる。
【0010】上記膜ろ過装置では、曝気、流動、生物処
理、マンガンの接触酸化が行えることから、それ自体で
マンガン接触池としての機能性を有しているので、浸漬
槽内で濁質と微生物量を高く維持できる高水温期におい
ては、マンガンの除去を相当程度行えるのであるが、低
水温期においては、微生物の働きが弱くなるので、マン
ガンの除去が不十分となる。
理、マンガンの接触酸化が行えることから、それ自体で
マンガン接触池としての機能性を有しているので、浸漬
槽内で濁質と微生物量を高く維持できる高水温期におい
ては、マンガンの除去を相当程度行えるのであるが、低
水温期においては、微生物の働きが弱くなるので、マン
ガンの除去が不十分となる。
【0011】本発明では、浸漬式の膜ろ過処理法の前段
に、塩素酸化法と粉末活性炭注入法を組み込んだシステ
ムとすることにより、膜ろ過装置のマンガン接触池とし
ての機能が増大される。すなわち、前段において次亜
(遊離塩素)を注入することで、膜ろ過装置での濁質成分
及び酸化マンガンと溶解性マンガンとの接触酸化効率が
高められ、微生物の働きの弱くなる低水温期において
も、マンガンの除去が十分に行い得ることになる。
に、塩素酸化法と粉末活性炭注入法を組み込んだシステ
ムとすることにより、膜ろ過装置のマンガン接触池とし
ての機能が増大される。すなわち、前段において次亜
(遊離塩素)を注入することで、膜ろ過装置での濁質成分
及び酸化マンガンと溶解性マンガンとの接触酸化効率が
高められ、微生物の働きの弱くなる低水温期において
も、マンガンの除去が十分に行い得ることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明水処理方法を
実施するための水処理装置の一実施態様を示し、図2は
同装置中の浸漬式膜ろ過装置で使用する膜モジュールを
示したものである。
て図面を参照して説明する。図1は本発明水処理方法を
実施するための水処理装置の一実施態様を示し、図2は
同装置中の浸漬式膜ろ過装置で使用する膜モジュールを
示したものである。
【0013】水処理設備は、原水に含まれる固体成分の
分離除去のほか生物処理も同時に行える、浸漬式セラミ
ック膜ろ過装置(以下膜ろ過装置という)Aの前段に、次
亜混和槽1と粉末炭吸着槽7とよりなる塩素接触池Bを
備えている。
分離除去のほか生物処理も同時に行える、浸漬式セラミ
ック膜ろ過装置(以下膜ろ過装置という)Aの前段に、次
亜混和槽1と粉末炭吸着槽7とよりなる塩素接触池Bを
備えている。
【0014】膜ろ過装置Aは、膜浸漬槽20内の水中に、
複数の膜モジュール21が上下に積み重ねて配置されてい
る。膜モジュール21には、外圧式管型2層構造のセラミ
ック製膜エレメント(以下膜エレメントという)22が用い
られている。この膜エレメント22の多数をヘッダにまと
め、ヘッダには、各膜エレメント22と連通する吸引パイ
プ23が設けられており、各膜モジュール21の吸引パイプ
23は集合管24に、そしてろ過水管25に接続されて、膜内
外に圧力差をかけることにより、膜エレメント22を透過
したろ過処理水を槽20外に取り出すようになっている。
この圧力差は、ろ過水管25に設けた吸引ポンプ26によっ
てなされる。
複数の膜モジュール21が上下に積み重ねて配置されてい
る。膜モジュール21には、外圧式管型2層構造のセラミ
ック製膜エレメント(以下膜エレメントという)22が用い
られている。この膜エレメント22の多数をヘッダにまと
め、ヘッダには、各膜エレメント22と連通する吸引パイ
プ23が設けられており、各膜モジュール21の吸引パイプ
23は集合管24に、そしてろ過水管25に接続されて、膜内
外に圧力差をかけることにより、膜エレメント22を透過
したろ過処理水を槽20外に取り出すようになっている。
この圧力差は、ろ過水管25に設けた吸引ポンプ26によっ
てなされる。
【0015】そして、上記の積み重ねられた膜モジュー
ル21の下方には、曝気兼攪拌用の散気管27が配設され、
槽20外に設置したブロワ28により空気(または酸素)を供
給するようになっている。また、槽20の上部には、後述
する塩素接触池Bを経た原水の流入管12が接続されてい
る。また、槽20の底部には、堆積した汚泥を排出するた
めの、ポンプ31を備えた排泥管30が設けられている。
ル21の下方には、曝気兼攪拌用の散気管27が配設され、
槽20外に設置したブロワ28により空気(または酸素)を供
給するようになっている。また、槽20の上部には、後述
する塩素接触池Bを経た原水の流入管12が接続されてい
る。また、槽20の底部には、堆積した汚泥を排出するた
めの、ポンプ31を備えた排泥管30が設けられている。
【0016】上記膜ろ過装置Aの後段には、消毒槽35と
浄水槽36が連設されており、膜ろ過装置Aでろ過処理さ
れた処理水はろ過水管25より消毒槽35に流入して殺菌処
理されて次の浄水槽36に留められ、そこから浄水として
取り出されることになる。また、消毒槽35または浄水槽
36とろ過水管25の吸引ポンプ26より集合管寄りの個所と
が、逆洗ポンプ38を有する配管39で接続され、消毒槽35
または浄水槽36内の水で膜モジュール21を逆洗できるよ
うになっている。
浄水槽36が連設されており、膜ろ過装置Aでろ過処理さ
れた処理水はろ過水管25より消毒槽35に流入して殺菌処
理されて次の浄水槽36に留められ、そこから浄水として
取り出されることになる。また、消毒槽35または浄水槽
36とろ過水管25の吸引ポンプ26より集合管寄りの個所と
が、逆洗ポンプ38を有する配管39で接続され、消毒槽35
または浄水槽36内の水で膜モジュール21を逆洗できるよ
うになっている。
【0017】塩素接触池Bは、次亜混和槽1と粉末炭吸
着槽7が連設して設けられている。次亜混和槽1には、
その上流側に下部を開口した第1の阻流壁2と、下流側
に槽底から液面下方まで延びる第2の阻流壁3が設けら
れ、そして、次亜混和槽1の上流側端部には、開閉バル
ブ41を備えた原水aの供給管4と次亜(遊離塩素)イの注
入手段5が設けられている。次の粉末炭吸着槽7には、
粉末活性炭ロの注入手段8及び次亜混和槽1から流入し
た原水と粉末活性炭ロとを攪拌混合するための攪拌機9
が設けられており、次亜混和槽1よりの原水は隔壁6の
上端を越流して粉末炭吸着槽7に流入するようになって
いる。
着槽7が連設して設けられている。次亜混和槽1には、
その上流側に下部を開口した第1の阻流壁2と、下流側
に槽底から液面下方まで延びる第2の阻流壁3が設けら
れ、そして、次亜混和槽1の上流側端部には、開閉バル
ブ41を備えた原水aの供給管4と次亜(遊離塩素)イの注
入手段5が設けられている。次の粉末炭吸着槽7には、
粉末活性炭ロの注入手段8及び次亜混和槽1から流入し
た原水と粉末活性炭ロとを攪拌混合するための攪拌機9
が設けられており、次亜混和槽1よりの原水は隔壁6の
上端を越流して粉末炭吸着槽7に流入するようになって
いる。
【0018】また、粉末炭吸着槽7と膜ろ過装置Aとの
間には、凝集剤ハの添加手段11を備えたスタティックミ
キサ−あるいは攪拌槽等の混合装置10が設けられてお
り、粉末炭吸着槽5を出た原水中の有機物を凝集させて
膜ろ過での目詰まりを軽減するようにしている。そし
て、供給管4の開閉バルブ41より上流側の個所と、粉末
炭吸着槽7と混合装置10を結ぶ管路の中途を接続して、
開閉バルブ42を備えたバイパス管路40が設けられてい
る。
間には、凝集剤ハの添加手段11を備えたスタティックミ
キサ−あるいは攪拌槽等の混合装置10が設けられてお
り、粉末炭吸着槽5を出た原水中の有機物を凝集させて
膜ろ過での目詰まりを軽減するようにしている。そし
て、供給管4の開閉バルブ41より上流側の個所と、粉末
炭吸着槽7と混合装置10を結ぶ管路の中途を接続して、
開閉バルブ42を備えたバイパス管路40が設けられてい
る。
【0019】処理を必要とする原水は供給管4から塩素
接触池Bの次亜混和槽1内に流入して、遊離塩素イの注
入により、槽1内を上下に迂回して流れながら、原水中
に溶解しているマンガンを一部酸化して二酸化マンガン
に変化させ、生成した二酸化マンガン及び残留塩素、溶
解性マンガンを含む水が、次の粉末炭吸着槽7に流入す
る。粉末炭吸着槽7では、粉末活性炭ロが供給され、攪
拌機9により混合攪拌される。それにより、原水中の有
機物が速やかに除去され、消毒副生成物の生成を抑える
ことができることになるとともに、粉末活性炭に溶解性
有機物が吸着して除去が容易となる。
接触池Bの次亜混和槽1内に流入して、遊離塩素イの注
入により、槽1内を上下に迂回して流れながら、原水中
に溶解しているマンガンを一部酸化して二酸化マンガン
に変化させ、生成した二酸化マンガン及び残留塩素、溶
解性マンガンを含む水が、次の粉末炭吸着槽7に流入す
る。粉末炭吸着槽7では、粉末活性炭ロが供給され、攪
拌機9により混合攪拌される。それにより、原水中の有
機物が速やかに除去され、消毒副生成物の生成を抑える
ことができることになるとともに、粉末活性炭に溶解性
有機物が吸着して除去が容易となる。
【0020】上記のように、塩素接触池Bでは、塩素添
加後に粉末活性炭を注入するため、有機物と塩素、結合
塩素との接触時間を短くすることができ、トリハロメタ
ンの生成が抑えられる。また、消費されずに残留した塩
素と、未反応の溶解性マンガンが、膜浸漬槽20に濃縮さ
れた酸化マンガンを利用した接触酸化により速やかに酸
化され、膜モジュ−ル21の膜内部への進入を抑えること
ができ、膜ファウリングを抑えることができる。また、
高水温時には、塩素及び粉末活性炭の注入を止めるか、
または、開閉バルブ41を閉じて開閉バルブ42を開とし、
原水aを塩素接触池Bをバイパスして、バイパス管路40
より混合装置10に流入させる。
加後に粉末活性炭を注入するため、有機物と塩素、結合
塩素との接触時間を短くすることができ、トリハロメタ
ンの生成が抑えられる。また、消費されずに残留した塩
素と、未反応の溶解性マンガンが、膜浸漬槽20に濃縮さ
れた酸化マンガンを利用した接触酸化により速やかに酸
化され、膜モジュ−ル21の膜内部への進入を抑えること
ができ、膜ファウリングを抑えることができる。また、
高水温時には、塩素及び粉末活性炭の注入を止めるか、
または、開閉バルブ41を閉じて開閉バルブ42を開とし、
原水aを塩素接触池Bをバイパスして、バイパス管路40
より混合装置10に流入させる。
【0021】粉末炭吸着槽7を出た原水は、次に、混合
装置10に流入して、さらに凝集剤ハの添加により有機物
の吸着がさらに進み、固液の分離性が向上される。
装置10に流入して、さらに凝集剤ハの添加により有機物
の吸着がさらに進み、固液の分離性が向上される。
【0022】混合装置10よりの原水bは、次段の膜ろ過
装置Aに流入する。膜ろ過装置Aに流入した原水(被処
理水)bは、散気管27よりの散気により攪拌されなが
ら、積み重ねられた膜モジュール21の下方から上方へと
流れ、膜エレメント22のろ過膜を透過して固液分離さ
れ、その処理水は吸引パイプ23から集合管24へそしてろ
過水管25へと取り出されることになる。
装置Aに流入する。膜ろ過装置Aに流入した原水(被処
理水)bは、散気管27よりの散気により攪拌されなが
ら、積み重ねられた膜モジュール21の下方から上方へと
流れ、膜エレメント22のろ過膜を透過して固液分離さ
れ、その処理水は吸引パイプ23から集合管24へそしてろ
過水管25へと取り出されることになる。
【0023】膜ろ過装置Aは、外圧式管型のセラミック
製膜エレメント22を備えた膜モジュール21を浸漬して設
けるとともに、散気管27によって常時曝気しているの
で、膜浸漬槽20内を高濃度に保つことができる。それに
より、一定以上の水温下では、マンガンやアンモニアの
生物学的処理及び濁質への吸着除去が行えるので、膜ろ
過装置Aは生物処理槽として機能することができる。そ
のため、従来法におけるマンガン接触池が不要となるの
である。
製膜エレメント22を備えた膜モジュール21を浸漬して設
けるとともに、散気管27によって常時曝気しているの
で、膜浸漬槽20内を高濃度に保つことができる。それに
より、一定以上の水温下では、マンガンやアンモニアの
生物学的処理及び濁質への吸着除去が行えるので、膜ろ
過装置Aは生物処理槽として機能することができる。そ
のため、従来法におけるマンガン接触池が不要となるの
である。
【0024】しかし、低水温期では、微生物の生物活性
が低下するため、処理機能が低下する。そこで、膜ろ過
装置Aの前段に、次亜混和槽と粉末炭吸着槽とによる接
触池を設けることにより、機能低下が補われることにな
る。
が低下するため、処理機能が低下する。そこで、膜ろ過
装置Aの前段に、次亜混和槽と粉末炭吸着槽とによる接
触池を設けることにより、機能低下が補われることにな
る。
【0025】
【実験例】本発明の効果確認のため、図1に示す処理装
置及び前塩素なしの膜ろ過装置による処理を比較例とし
て実験を行った。この実験で用いた高汚濁原水(河川水)
と目標水質、通常の河川水の水質を表1に示す。
置及び前塩素なしの膜ろ過装置による処理を比較例とし
て実験を行った。この実験で用いた高汚濁原水(河川水)
と目標水質、通常の河川水の水質を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実験は、中高水温期(12月以前)と低水温期
(12月以降・原水水温0.5〜4.0℃)とにおいて行った。こ
の実験で得られた季別による溶解性マンガンの処理性及
び塩素注入率別にみたマンガンの処理性について表2、
図3及び表3に示す。
(12月以降・原水水温0.5〜4.0℃)とにおいて行った。こ
の実験で得られた季別による溶解性マンガンの処理性及
び塩素注入率別にみたマンガンの処理性について表2、
図3及び表3に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】上記の実験によれば、低水温期において
は、前塩素注入により、溶解性マンガンの除去率87%、
処理水の平均濃度0.008mg/lを達成した。これに対し、
前塩素注入をしない膜ろ過装置だけによる処理だけの場
合は、特に、低水温期ではマンガン除去率は22%、処理
水平均濃度は0.055mg/lであり、本発明ではマンガンの
処理性が大巾に優れていることが裏付けられた。
は、前塩素注入により、溶解性マンガンの除去率87%、
処理水の平均濃度0.008mg/lを達成した。これに対し、
前塩素注入をしない膜ろ過装置だけによる処理だけの場
合は、特に、低水温期ではマンガン除去率は22%、処理
水平均濃度は0.055mg/lであり、本発明ではマンガンの
処理性が大巾に優れていることが裏付けられた。
【0031】また、次亜注入によるトリハロメタン生成
量の変化について、測定を行った結果を表4に示す。こ
の表が示すように、前塩素注入時において処理水のトリ
ハロメタン生成能の合計値0.008〜0.042mg/lと、水質基
準値0.1mg/lを下回ることができた。
量の変化について、測定を行った結果を表4に示す。こ
の表が示すように、前塩素注入時において処理水のトリ
ハロメタン生成能の合計値0.008〜0.042mg/lと、水質基
準値0.1mg/lを下回ることができた。
【0032】
【表4】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高濃度の濁質精密ろ過の行える、膜ろ過装置を採用し、
曝気手段を設けた浸漬式の膜ろ過装置に、塩素酸化と粉
末活性炭吸着を行う塩素接触池を組み合せ、アンモニア
を酸化し原水中の溶解性マンガンを塩素と接触させた
後、これを膜ろ過装置に送って処理するようにしたの
で、膜ろ過装置にマンガン接触池としての機能を持たせ
ることができ、濁質成分及び酸化マンガンと溶解性マン
ガンとの接触効率が高められ、マンガンやアンモニアの
除去が良好に行われることになる。
高濃度の濁質精密ろ過の行える、膜ろ過装置を採用し、
曝気手段を設けた浸漬式の膜ろ過装置に、塩素酸化と粉
末活性炭吸着を行う塩素接触池を組み合せ、アンモニア
を酸化し原水中の溶解性マンガンを塩素と接触させた
後、これを膜ろ過装置に送って処理するようにしたの
で、膜ろ過装置にマンガン接触池としての機能を持たせ
ることができ、濁質成分及び酸化マンガンと溶解性マン
ガンとの接触効率が高められ、マンガンやアンモニアの
除去が良好に行われることになる。
【0034】そして、溶解性マンガンをろ過膜面に到達
する前に酸化マンガンとすることができるので、溶解性
マンガンの膜内への浸入を低減することができるととも
に、膜ファウリングを抑えることができる。また、塩素
注入後に粉末活性炭を注入するので、有機物を低減する
ことができ、消毒副生成物の生成を抑えることができ
る。
する前に酸化マンガンとすることができるので、溶解性
マンガンの膜内への浸入を低減することができるととも
に、膜ファウリングを抑えることができる。また、塩素
注入後に粉末活性炭を注入するので、有機物を低減する
ことができ、消毒副生成物の生成を抑えることができ
る。
【図1】本発明方法を実施するための処理装置の一例を
示したものである。
示したものである。
【図2】同装置において使用する膜ろ過装置における膜
モジュールを示した側断面図である。
モジュールを示した側断面図である。
【図3】水温と溶解性マンガンの除去率との関係を示し
た図である。
た図である。
【図4】(1)、(2)はそれぞれ膜処理を用いた従来の
マンガン含有水の処理設備を示したものである。
マンガン含有水の処理設備を示したものである。
A 膜ろ過装置
B 塩素接触池
1 次亜混和槽
5 遊離塩素注入手段
7 粉末炭吸着槽
8 粉末炭注入手段
9 攪拌機
混合装置
20 膜浸漬槽
21 膜モジュール
22 膜エレメント
23 吸引パイプ
ろ過水管
27 散気管
30 排泥管
35 消毒槽
浄水槽
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C02F 9/00 503 C02F 9/00 503A
504 504A
504E
B01D 65/08 B01D 65/08
C02F 1/28 C02F 1/28 B
1/44 1/44 B
1/76 1/76 Z
3/06 3/06
(72)発明者 杉本 隆仁
東京都中央区日本橋室町3−1−3 株式
会社クボタ東京本社内
(72)発明者 堤 行彦
東京都中央区日本橋室町3−1−3 株式
会社クボタ東京本社内
Fターム(参考) 4D003 AA01 AB02 BA02 EA15 EA24
EA30
4D006 GA07 HA28 JA31Z JA53Z
JA71 KA01 KA12 KA31 KA44
KA71 KB12 KB13 KB25 KB30
MA01 MA02 MC03X PA01
PB04 PB05 PB70
4D024 AA02 AA05 AB17 BA02 BB01
BC04 CA06 DB05 DB15 DB21
DB23
4D050 AA02 AB55 BB04 BD02 BD06
CA06 CA08 CA12 CA16 CA17
Claims (4)
- 【請求項1】 膜浸漬槽内に、外圧式管型の膜エレメン
トを多数組み入れた膜モジュールと、その下方部に散気
手段を配設した膜ろ過装置の前段に、次亜混和槽または
次亜混和槽と粉末炭吸着槽による塩素接触池を設け、原
水に、塩素についで粉末活性炭を注入し、原水中の溶解
性マンガンを酸化して二酸化マンガンとするとともに、
塩素の注入による消毒副生成物の生成を抑制した後、こ
れを膜ろ過装置に送って、生物学的処理及び固体成分の
分離除去を行うことを特徴とする、マンガン含有水の処
理方法。 - 【請求項2】 原水が高温の場合は、原水を直接に膜浸
漬槽に入れるか、または、次亜混和槽の塩素と粉末活性
炭の注入を止めることを特徴とする、請求項1記載のマ
ンガン含有水の処理方法。 - 【請求項3】 膜浸漬槽内に、外圧式管型の膜エレメン
トを多数組み入れた膜モジュールと、その下方部に散気
手段を配設した膜ろ過装置の前段に、原水への遊離塩素
の注入手段を設けた次亜混和槽または、この次亜混和槽
と粉末活性炭の注入手段及び攪拌機を設けた粉末炭吸着
槽よりなる塩素接触池を設置するとともに、これを膜ろ
過装置に供給する手段を設けたことを特徴とする、マン
ガン含有水の処理装置。 - 【請求項4】 原水が高温の場合は、塩素接触池をバイ
パスさせて原水を直接膜浸漬槽に切り換える配管とバル
ブ、または次亜混和槽の塩素と粉末活性炭の注入を止め
る手段を設けることを特徴とする、請求項3記載のマン
ガン含有水の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031814A JP2003230895A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | マンガン含有水の処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031814A JP2003230895A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | マンガン含有水の処理方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003230895A true JP2003230895A (ja) | 2003-08-19 |
Family
ID=27775109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002031814A Pending JP2003230895A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | マンガン含有水の処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003230895A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1516856A1 (de) * | 2003-09-16 | 2005-03-23 | Baumann, Markus | Membrantrennvorrichtung für Kläranlagen |
CN103395942A (zh) * | 2013-08-09 | 2013-11-20 | 湖北理工学院 | 低温条件下实现持久稳定亚硝酸盐氮积累的方法及装置 |
KR101611189B1 (ko) * | 2015-06-30 | 2016-04-11 | 회명마루지오㈜ | 연속식 오폐수 처리 장치 및 이를 이용한 오폐수 처리 방법 |
WO2018198714A1 (ja) | 2017-04-24 | 2018-11-01 | メタウォーター株式会社 | 溶解性マンガン除去方法 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002031814A patent/JP2003230895A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018198714A1 (ja) | 2017-04-24 | 2018-11-01 | メタウォーター株式会社 | 溶解性マンガン除去方法 |
CN110520385A (zh) * | 2017-04-24 | 2019-11-29 | 美得华水务株式会社 | 可溶性锰的去除方法 |
JPWO2018198714A1 (ja) * | 2017-04-24 | 2020-03-05 | メタウォーター株式会社 | 溶解性マンガン除去方法 |
US11459248B2 (en) | 2017-04-24 | 2022-10-04 | Metawater Co., Ltd. | Method of removing soluble manganese |
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