JP2003228132A - 電動スクリーン - Google Patents
電動スクリーンInfo
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- JP2003228132A JP2003228132A JP2002027358A JP2002027358A JP2003228132A JP 2003228132 A JP2003228132 A JP 2003228132A JP 2002027358 A JP2002027358 A JP 2002027358A JP 2002027358 A JP2002027358 A JP 2002027358A JP 2003228132 A JP2003228132 A JP 2003228132A
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- electric motor
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクト化を図りながらも、ケーシングに
対してそれの長手方向ほぼ中央に配置することができる
電動スクリーンを提供する点にある。 【解決手段】 スクリーン3を巻き取るための駆動回転
体4と、駆動回転体4の内部に配置した駆動用の電動モ
ータ5と、駆動回転体4を収納するためのケーシング本
体11と、ケーシング本体11内に配置されると共に駆
動回転体4を回動支持するための支持部材13と、ケー
シング本体11の両端に開口された端部開口部を閉じる
ための端部キャップ12と、各支持部材13と各端部キ
ャップ12の間に形成した空間のうちの一方の空間内に
配置した電動モータ5の制御装置8とからなっている。
対してそれの長手方向ほぼ中央に配置することができる
電動スクリーンを提供する点にある。 【解決手段】 スクリーン3を巻き取るための駆動回転
体4と、駆動回転体4の内部に配置した駆動用の電動モ
ータ5と、駆動回転体4を収納するためのケーシング本
体11と、ケーシング本体11内に配置されると共に駆
動回転体4を回動支持するための支持部材13と、ケー
シング本体11の両端に開口された端部開口部を閉じる
ための端部キャップ12と、各支持部材13と各端部キ
ャップ12の間に形成した空間のうちの一方の空間内に
配置した電動モータ5の制御装置8とからなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスクリーン
をケーシング内に配置してなる駆動回転体に巻き取った
収納姿勢と駆動回転体から繰り出した使用姿勢とに電動
モータの駆動力を利用して姿勢変更自在に構成してなる
電動スクリーンに関する。
をケーシング内に配置してなる駆動回転体に巻き取った
収納姿勢と駆動回転体から繰り出した使用姿勢とに電動
モータの駆動力を利用して姿勢変更自在に構成してなる
電動スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】前記電動スクリーンとしては、例えば図
7に示すものが一般的である。つまり、ケーシング30
内に、スクリーン3を巻き取るための駆動回転体31を
支持するブラケット32をケーシング30の長手方向一
端に寄せた状態で配置すると共に、前記駆動回転体31
の内部に備えさせた電動モータ(図示せず)を駆動制御
するための大型の制御装置33をケーシング30内の他
端側に配置していた。図7に示す34は、前記制御装置
33と電動モータ(図示せず)とを接続するためのケー
ブルであり、又、35は遠隔操作手段であるリモートコ
ントロール(所謂リモコン)からの出力信号を受信して
受信機(リモコン受光部とも言う)36からの受信信号
を制御装置33に入力するためのケーブルであり、又、
37は手動にて電動モータの回動を操作可能な手動スイ
ッチ38からの操作信号を制御装置33に入力するため
のケーブルである。
7に示すものが一般的である。つまり、ケーシング30
内に、スクリーン3を巻き取るための駆動回転体31を
支持するブラケット32をケーシング30の長手方向一
端に寄せた状態で配置すると共に、前記駆動回転体31
の内部に備えさせた電動モータ(図示せず)を駆動制御
するための大型の制御装置33をケーシング30内の他
端側に配置していた。図7に示す34は、前記制御装置
33と電動モータ(図示せず)とを接続するためのケー
ブルであり、又、35は遠隔操作手段であるリモートコ
ントロール(所謂リモコン)からの出力信号を受信して
受信機(リモコン受光部とも言う)36からの受信信号
を制御装置33に入力するためのケーブルであり、又、
37は手動にて電動モータの回動を操作可能な手動スイ
ッチ38からの操作信号を制御装置33に入力するため
のケーブルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、電
動モータをケーシング30内に収納することによって、
電動スクリーンが長手方向に大型化することを抑制する
ことができるものの、大型の制御装置を何等工夫するこ
となく、そのままの状態でケーシング30のスクリーン
3の隣り側(ケーシングの他端側)へ配置しているた
め、電動スクリーン全体が長手方向に大型化するだけで
なく、重量の増大を招く不都合があった。又、前記のよ
うに制御装置33をケーシング30の他端側に配置して
いるため、前記スクリーン3をケーシング30の長手方
向中央に位置させることができないため、例えば部屋の
左右中央に電動スクリーンを配置したとしても、スクリ
ーン3を部屋の左右中央に配置させることができないだ
けでなく、デザイン性(意匠性)を損なうものであり、
改善の余地があった。
動モータをケーシング30内に収納することによって、
電動スクリーンが長手方向に大型化することを抑制する
ことができるものの、大型の制御装置を何等工夫するこ
となく、そのままの状態でケーシング30のスクリーン
3の隣り側(ケーシングの他端側)へ配置しているた
め、電動スクリーン全体が長手方向に大型化するだけで
なく、重量の増大を招く不都合があった。又、前記のよ
うに制御装置33をケーシング30の他端側に配置して
いるため、前記スクリーン3をケーシング30の長手方
向中央に位置させることができないため、例えば部屋の
左右中央に電動スクリーンを配置したとしても、スクリ
ーン3を部屋の左右中央に配置させることができないだ
けでなく、デザイン性(意匠性)を損なうものであり、
改善の余地があった。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、コンパクト化を図りながらも、ケーシン
グに対してそれの長手方向ほぼ中央に配置することがで
きる電動スクリーンを提供する点にある。
するところは、コンパクト化を図りながらも、ケーシン
グに対してそれの長手方向ほぼ中央に配置することがで
きる電動スクリーンを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電動スクリーン
は、前述の課題解決のために、スクリーンを巻き取るた
めの円筒状の駆動回転体と、その駆動回転体を回動操作
するために該駆動回転体の内部に配置した電動モータ
と、前記駆動回転体を収納するための筒状のケーシング
本体と、このケーシング本体内に配置されると共に前記
駆動回転体を回動支持するための支持部材と、前記ケー
シング本体の両端に開口された端部開口部を閉じるため
の端部キャップと、前記各支持部材と前記各端部キャッ
プの間に形成した空間のうちの一方の空間内に配置した
前記電動モータの制御装置とから構成されている。近年
においてトランスや半導体等の電子部品等の小型化が急
速に進んでおり、このような小型化されたトランスや電
子部品等を有効利用して電動モータの制御回路を組むこ
とを本願発明者は実行した。そして、前記小型化された
制御装置を、駆動回転体を回動支持するための支持部材
とケーシング本体の両端に開口された端部開口部を閉じ
るための蓋部の間に形成される空間内に配置することに
よって、電動スクリーンの小型化を図ることができるだ
けでなく、ケーシング内にそれの長手方向ほぼ中央にス
クリーンを配置することができたのである。しかも、一
方の空間内に制御装置を集中配置することによって、両
方の空間に振り分けて配置するものに比べて配線も短く
て済むだけでなく、配線作業も容易迅速に行うことがで
きる。
は、前述の課題解決のために、スクリーンを巻き取るた
めの円筒状の駆動回転体と、その駆動回転体を回動操作
するために該駆動回転体の内部に配置した電動モータ
と、前記駆動回転体を収納するための筒状のケーシング
本体と、このケーシング本体内に配置されると共に前記
駆動回転体を回動支持するための支持部材と、前記ケー
シング本体の両端に開口された端部開口部を閉じるため
の端部キャップと、前記各支持部材と前記各端部キャッ
プの間に形成した空間のうちの一方の空間内に配置した
前記電動モータの制御装置とから構成されている。近年
においてトランスや半導体等の電子部品等の小型化が急
速に進んでおり、このような小型化されたトランスや電
子部品等を有効利用して電動モータの制御回路を組むこ
とを本願発明者は実行した。そして、前記小型化された
制御装置を、駆動回転体を回動支持するための支持部材
とケーシング本体の両端に開口された端部開口部を閉じ
るための蓋部の間に形成される空間内に配置することに
よって、電動スクリーンの小型化を図ることができるだ
けでなく、ケーシング内にそれの長手方向ほぼ中央にス
クリーンを配置することができたのである。しかも、一
方の空間内に制御装置を集中配置することによって、両
方の空間に振り分けて配置するものに比べて配線も短く
て済むだけでなく、配線作業も容易迅速に行うことがで
きる。
【0006】前記支持部材が、前記スクリーンの回動軸
芯方向において少なくとも外側に開放されると共に前記
ケーシング本体にそれの両端それぞれから内嵌自在な形
状を有するブラケットでなり、前記端部キャップが、前
記スクリーンの回動軸芯方向において内側に開放される
と共に前記ケーシング本体に外嵌自在な箱形状を有して
いる。上記のように支持部材をケーシング本体に対して
内嵌すると共に、端部キャップをケーシング本体に対し
て外嵌することによって、支持部材と端部キャップとで
ケーシング本体を挟み込んだ状態にすることができ、ケ
ーシング本体の両端の保形強度を高めることができる。
前記端部キャップをはめ込んだ後は、端部キャップ、ケ
ーシング本体、支持部材を貫通するビス等により螺合固
定することによって、2つの部材、つまり支持部材と端
部キャップを一挙にケーシング本体に固定することがで
きる。尚、前記支持部材と端部キャップとを予め一体化
しておき、その一体化されたものをケーシング本体に嵌
合させた後、ケーシング本体に固定するようにしてもよ
い。この場合、ねじ止めにより端部キャップをケーシン
グ本体に着脱自在に構成することによって、メンテナン
スにおいて有利になるが、溶接等により端部キャップを
ケーシングに取り外しできないように完全に固定しても
よい。
芯方向において少なくとも外側に開放されると共に前記
ケーシング本体にそれの両端それぞれから内嵌自在な形
状を有するブラケットでなり、前記端部キャップが、前
記スクリーンの回動軸芯方向において内側に開放される
と共に前記ケーシング本体に外嵌自在な箱形状を有して
いる。上記のように支持部材をケーシング本体に対して
内嵌すると共に、端部キャップをケーシング本体に対し
て外嵌することによって、支持部材と端部キャップとで
ケーシング本体を挟み込んだ状態にすることができ、ケ
ーシング本体の両端の保形強度を高めることができる。
前記端部キャップをはめ込んだ後は、端部キャップ、ケ
ーシング本体、支持部材を貫通するビス等により螺合固
定することによって、2つの部材、つまり支持部材と端
部キャップを一挙にケーシング本体に固定することがで
きる。尚、前記支持部材と端部キャップとを予め一体化
しておき、その一体化されたものをケーシング本体に嵌
合させた後、ケーシング本体に固定するようにしてもよ
い。この場合、ねじ止めにより端部キャップをケーシン
グ本体に着脱自在に構成することによって、メンテナン
スにおいて有利になるが、溶接等により端部キャップを
ケーシングに取り外しできないように完全に固定しても
よい。
【0007】前記電動モータのモータ本体を回動自在に
支持する前記支持部材と該モータ本体との間に、該モー
タ本体を所定回動位置に保持するための弾性体を介在
し、前記駆動回転体の回転中に該駆動回転体に前記弾性
体による保持力よりも大きな負荷が加わることにより、
前記モータ本体が該駆動回転体とは反対方向に回転した
とき、それを検出する検出手段及びこの検出手段からの
回転検出信号により前記電動モータの駆動を停止する停
止手段を設けている。上記のように電動モータのモータ
本体を回動自在で、かつ、所定回動位置に弾性体にて保
持する構成であるから、電動モータに弾性体による保持
力よりも大きな負荷が加わることにより、モータ本体が
駆動回転軸とは反対方向に回転する。これを検出手段に
て検出すると、停止手段にて電動モータの駆動が停止さ
れるのである。前記負荷は、スクリーンの巻き取り時に
例えばスクリーンの下端が他物に引っ掛かって巻き取り
が不能になったり、スクリーンを収納しているケーシン
グ内に指を誤って入れてしまい、電動モータの回転を阻
止するように抵抗が与えられることを言う。
支持する前記支持部材と該モータ本体との間に、該モー
タ本体を所定回動位置に保持するための弾性体を介在
し、前記駆動回転体の回転中に該駆動回転体に前記弾性
体による保持力よりも大きな負荷が加わることにより、
前記モータ本体が該駆動回転体とは反対方向に回転した
とき、それを検出する検出手段及びこの検出手段からの
回転検出信号により前記電動モータの駆動を停止する停
止手段を設けている。上記のように電動モータのモータ
本体を回動自在で、かつ、所定回動位置に弾性体にて保
持する構成であるから、電動モータに弾性体による保持
力よりも大きな負荷が加わることにより、モータ本体が
駆動回転軸とは反対方向に回転する。これを検出手段に
て検出すると、停止手段にて電動モータの駆動が停止さ
れるのである。前記負荷は、スクリーンの巻き取り時に
例えばスクリーンの下端が他物に引っ掛かって巻き取り
が不能になったり、スクリーンを収納しているケーシン
グ内に指を誤って入れてしまい、電動モータの回転を阻
止するように抵抗が与えられることを言う。
【0008】前記検出手段が、前記モータ本体に一体回
動自在に取り付けられた回転部材と、この回転部材の回
動経路上に配置した2個のリミットスイッチとから構成
されている。従って、前記のように駆動回転体に負荷が
加わり、モータ本体が一方に回転することにより、回路
経路上に配置したリミットスイッチのうちの一方のリミ
ットスイッチに接当し、そのリミットスイッチがON作
動する。そして、前記リミットスイッチのON信号によ
り電動モータの駆動が停止されるのである。又、前記モ
ータ本体が前記方向とは反対方向に回転することによ
り、前記他方のリミットスイッチに接当し、そのリミッ
トスイッチがON作動する。そして、前記リミットスイ
ッチのON信号により電動モータの駆動が停止されるの
である。このように接触式のリミットスイッチを用いる
ことにより非接触式のセンサを設けるものに比べて信頼
性を高めることができる。
動自在に取り付けられた回転部材と、この回転部材の回
動経路上に配置した2個のリミットスイッチとから構成
されている。従って、前記のように駆動回転体に負荷が
加わり、モータ本体が一方に回転することにより、回路
経路上に配置したリミットスイッチのうちの一方のリミ
ットスイッチに接当し、そのリミットスイッチがON作
動する。そして、前記リミットスイッチのON信号によ
り電動モータの駆動が停止されるのである。又、前記モ
ータ本体が前記方向とは反対方向に回転することによ
り、前記他方のリミットスイッチに接当し、そのリミッ
トスイッチがON作動する。そして、前記リミットスイ
ッチのON信号により電動モータの駆動が停止されるの
である。このように接触式のリミットスイッチを用いる
ことにより非接触式のセンサを設けるものに比べて信頼
性を高めることができる。
【0009】前記回転部材が、モータ本体の外形よりも
長手方向の寸法が大きなほぼ長方形状の板部材からな
り、前記弾性体が、前記板部材と前記固定部の間を連結
するコイルバネからなっている。上記のようにコイルバ
ネを弾性力の異なる他のコイルバネに変更するだけで、
電動モータの駆動停止のタイミング(感度)を調節する
ことができる。
長手方向の寸法が大きなほぼ長方形状の板部材からな
り、前記弾性体が、前記板部材と前記固定部の間を連結
するコイルバネからなっている。上記のようにコイルバ
ネを弾性力の異なる他のコイルバネに変更するだけで、
電動モータの駆動停止のタイミング(感度)を調節する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、プロジェクター
等からの映像を映し出すための電動スクリーン(サイズ
(大きさ)は図に示すもの以外でもよい)1を示してい
る。この電動スクリーン1は、左右方向に長く、前後方
向に指が入る程度の大きさの開口2Aが形成された断面
形状が矩形状(円形状や楕円形又は多角形等どのような
形状であってもよい)のケーシング2内に、スクリーン
3を巻き取るための回転自在に支持された円筒状の駆動
回転体4と、前記駆動回転体4を回転駆動するための電
動モータ5とを備えている。前記電動モータ5は、図6
(a)に示すように、電動モータ本体5Bと、この電動
モータ本体5Bから突出した駆動回転軸5Aとからなっ
ている。図6(b)に示すように、前記駆動回転体4の
内面の一箇所に、左右方向全域に渡って凸部4Aを形成
し、この凸部4Aに係合する凹部6Aを円周方向一箇所
に備えた回転体6を前記電動モータ5の駆動回転軸5A
の先端に一体回転状態で取り付けている。従って、電動
モータ5の駆動回転軸5Aを一方に回転駆動させること
により、駆動回転体4に巻き付けられているスクリーン
3を開口2Aを通して下方へ繰り出して例えばプロジェ
クター(図示せず)からの映像を映し出すことができる
使用姿勢に姿勢変更することができ、又、前記回転方向
とは逆方向に電動モータ5の駆動回転軸5Aを駆動する
ことにより、駆動回転体4に巻き取った収納姿勢とにス
クリーン3を姿勢変更することができるようにしてい
る。前記電動モータ5への回転指令信号は、有線又は無
線のリモートコントロールからの出力信号を受信する受
信機(リモコン受光部)7を介して制御装置8に入力さ
れ、この制御装置8から出力される他、ケーシング2等
に備えさせた手動スイッチ9からの操作信号が前記制御
装置8に入力され、制御装置8から出力される等、どの
ような方法で送ってもよい。尚、図1に示す10は、前
記スクリーン3の一端に固定され、前記スクリーン3の
使用姿勢時にスクリーンの表面を平坦にするための重し
の役割をし、かつ、スクリーン3の収納姿勢時にケーシ
ング2の開口2Aに係止してその開口2Aを覆うための
バーであるが、図に示される形状以外であってもよい。
又、図1に示す18は、前記受信機7と前記制御装置8
とを接続するためのケーブルであり、19は、前記手動
スイッチ9と前記制御装置8とを接続するためのケーブ
ルであり、それらケーブル18,19は、後述の端部キ
ャップ12に形成の貫通孔12D,12Dを介してケー
シング2の外部に引き出しているが、受信機7のみをケ
ーシング2内に備えさせ、手動スイッチ9を無線にて制
御装置8に接続するようにしてもよい。又、図1では、
電動モータ5の駆動回転軸5Aに回転体6を固着し、そ
の回転体6と駆動回転体4とを係合させることにより、
電動モータ5の駆動回転軸5Aと駆動回転体4とを連動
連結するようにしたが、ギヤ機構等を利用して両者を連
動連結して実施することもできる。又、図1では、制御
装置8を右側に配置しているが、左側に配置してもよ
い。
等からの映像を映し出すための電動スクリーン(サイズ
(大きさ)は図に示すもの以外でもよい)1を示してい
る。この電動スクリーン1は、左右方向に長く、前後方
向に指が入る程度の大きさの開口2Aが形成された断面
形状が矩形状(円形状や楕円形又は多角形等どのような
形状であってもよい)のケーシング2内に、スクリーン
3を巻き取るための回転自在に支持された円筒状の駆動
回転体4と、前記駆動回転体4を回転駆動するための電
動モータ5とを備えている。前記電動モータ5は、図6
(a)に示すように、電動モータ本体5Bと、この電動
モータ本体5Bから突出した駆動回転軸5Aとからなっ
ている。図6(b)に示すように、前記駆動回転体4の
内面の一箇所に、左右方向全域に渡って凸部4Aを形成
し、この凸部4Aに係合する凹部6Aを円周方向一箇所
に備えた回転体6を前記電動モータ5の駆動回転軸5A
の先端に一体回転状態で取り付けている。従って、電動
モータ5の駆動回転軸5Aを一方に回転駆動させること
により、駆動回転体4に巻き付けられているスクリーン
3を開口2Aを通して下方へ繰り出して例えばプロジェ
クター(図示せず)からの映像を映し出すことができる
使用姿勢に姿勢変更することができ、又、前記回転方向
とは逆方向に電動モータ5の駆動回転軸5Aを駆動する
ことにより、駆動回転体4に巻き取った収納姿勢とにス
クリーン3を姿勢変更することができるようにしてい
る。前記電動モータ5への回転指令信号は、有線又は無
線のリモートコントロールからの出力信号を受信する受
信機(リモコン受光部)7を介して制御装置8に入力さ
れ、この制御装置8から出力される他、ケーシング2等
に備えさせた手動スイッチ9からの操作信号が前記制御
装置8に入力され、制御装置8から出力される等、どの
ような方法で送ってもよい。尚、図1に示す10は、前
記スクリーン3の一端に固定され、前記スクリーン3の
使用姿勢時にスクリーンの表面を平坦にするための重し
の役割をし、かつ、スクリーン3の収納姿勢時にケーシ
ング2の開口2Aに係止してその開口2Aを覆うための
バーであるが、図に示される形状以外であってもよい。
又、図1に示す18は、前記受信機7と前記制御装置8
とを接続するためのケーブルであり、19は、前記手動
スイッチ9と前記制御装置8とを接続するためのケーブ
ルであり、それらケーブル18,19は、後述の端部キ
ャップ12に形成の貫通孔12D,12Dを介してケー
シング2の外部に引き出しているが、受信機7のみをケ
ーシング2内に備えさせ、手動スイッチ9を無線にて制
御装置8に接続するようにしてもよい。又、図1では、
電動モータ5の駆動回転軸5Aに回転体6を固着し、そ
の回転体6と駆動回転体4とを係合させることにより、
電動モータ5の駆動回転軸5Aと駆動回転体4とを連動
連結するようにしたが、ギヤ機構等を利用して両者を連
動連結して実施することもできる。又、図1では、制御
装置8を右側に配置しているが、左側に配置してもよ
い。
【0011】前記ケーシング2は、図1〜図3に示すよ
うに、前記駆動回転体4を収納するためのケーシング本
体11と、前記ケーシング本体11の両端に開口された
端部開口部11Aを閉じるための端部キャップ12,1
2とからなっている。前記各端部キャップ12は、スク
リーン3の回動軸芯X方向において内側に開放されると
共に前記ケーシング本体11の端部に外嵌自在な箱形状
をしている。前記端部キャップ12は、端部開口部11
Aを閉塞する矩形状(図では正方形であるが、長方形で
もよいし、円形等でもよい)の蓋部12Aと、この蓋部
12Aの4辺から回転軸芯X方向に延出されると共に前
記ケーシング本体11に接触状態となる4枚の側板部1
2Bとからなっている。
うに、前記駆動回転体4を収納するためのケーシング本
体11と、前記ケーシング本体11の両端に開口された
端部開口部11Aを閉じるための端部キャップ12,1
2とからなっている。前記各端部キャップ12は、スク
リーン3の回動軸芯X方向において内側に開放されると
共に前記ケーシング本体11の端部に外嵌自在な箱形状
をしている。前記端部キャップ12は、端部開口部11
Aを閉塞する矩形状(図では正方形であるが、長方形で
もよいし、円形等でもよい)の蓋部12Aと、この蓋部
12Aの4辺から回転軸芯X方向に延出されると共に前
記ケーシング本体11に接触状態となる4枚の側板部1
2Bとからなっている。
【0012】又、前記ケーシング本体11の両端に内部
には、前記駆動回転体4の一端を支持すると共に他端を
前記電動モータ5のモータ本体5Bを介して支持するた
めの支持部材13,13を備えている。前記各支持部材
13は、前記スクリーン3の回転軸芯X方向において外
側に開放され、かつ、該回転軸芯X方向と直交する前後
方向の一方(後方)に開放されると共にケーシング本体
11に内嵌自在な形状を有するブラケットからなってい
る。前記ブラケット13は、それの内面に前記電動モー
タ5のモータ本体5Bを支持し、かつ、それの外面に図
2で示す前記制御装置(トランスやトランジスタ等の電
子部品で構成される回路等からなる)8を取り付けてい
る縦板状の本体部13Aと、この本体部13Aの上端、
下端、前端のそれぞれから回転軸芯X方向に延出される
と共に前記ケーシング本体11の内面に接触状態となる
延出部13B,13C,13Dとからなっているが、前
記端部キャップ12と同様に回転軸芯X方向において外
側にのみ開放された箱形状であってもよいし、上下の延
出部13B,13Cのみ備えた前後方向視においてほぼ
コの字状のブラケットに構成して実施してもよいし、
又、図5に示すように本体部13Aに対して上端のみ延
出部13Bを有する逆L字状のブラケット13に構成し
て実施することもできる。
には、前記駆動回転体4の一端を支持すると共に他端を
前記電動モータ5のモータ本体5Bを介して支持するた
めの支持部材13,13を備えている。前記各支持部材
13は、前記スクリーン3の回転軸芯X方向において外
側に開放され、かつ、該回転軸芯X方向と直交する前後
方向の一方(後方)に開放されると共にケーシング本体
11に内嵌自在な形状を有するブラケットからなってい
る。前記ブラケット13は、それの内面に前記電動モー
タ5のモータ本体5Bを支持し、かつ、それの外面に図
2で示す前記制御装置(トランスやトランジスタ等の電
子部品で構成される回路等からなる)8を取り付けてい
る縦板状の本体部13Aと、この本体部13Aの上端、
下端、前端のそれぞれから回転軸芯X方向に延出される
と共に前記ケーシング本体11の内面に接触状態となる
延出部13B,13C,13Dとからなっているが、前
記端部キャップ12と同様に回転軸芯X方向において外
側にのみ開放された箱形状であってもよいし、上下の延
出部13B,13Cのみ備えた前後方向視においてほぼ
コの字状のブラケットに構成して実施してもよいし、
又、図5に示すように本体部13Aに対して上端のみ延
出部13Bを有する逆L字状のブラケット13に構成し
て実施することもできる。
【0013】そして、電動スクリーンを組み立てる場合
には、例えば前記ケーシング本体11内に配置された駆
動回転体4の端部に位置する電動モータ5のモータ本体
5Bを支持部材13にビス等により固定し、支持部材1
3をケーシング本体11にそれの端部開口部11Aを通
して挿入することにより内嵌した後、前記端部キャップ
12をケーシング本体11の端部に外嵌してから、ねじ
Nを端部キャップ12に形成の貫通孔12C、ケーシン
グ本体11の貫通孔11Bを通して支持部材13に形成
の螺子孔13Eにねじ込むことにより、端部キャップ1
2及び支持部材13をケーシング本体11の端部に一挙
に固定することができるようにしている。前記のように
ケーシング本体11の一端に、支持部材13及び端部キ
ャップ12を装着した後、ケーシング本体11の他端も
同様に支持部材13及び端部キャップ12を装着するこ
とにより、電動スクリーンの組み付けを終了することが
できる。前記支持部材13と端部キャップ12をねじや
溶接等により予め一体化しておき、一体化された支持部
材13及び端部キャップ12をケーシング本体11に装
着することによって、組み付け工程を減らすことができ
る利点がある。又、前記端部キャップ12をケーシング
本体11に対して着脱自在に構成することによって、メ
ンテナンス面において有利にすることができるが、溶接
等により取り外すことができないように完全に固定して
もよい。又、前記ねじNにより端部キャップ12をケー
シング本体11に着脱自在に構成する他、係止等により
容易に着脱することができるように構成してもよい。
には、例えば前記ケーシング本体11内に配置された駆
動回転体4の端部に位置する電動モータ5のモータ本体
5Bを支持部材13にビス等により固定し、支持部材1
3をケーシング本体11にそれの端部開口部11Aを通
して挿入することにより内嵌した後、前記端部キャップ
12をケーシング本体11の端部に外嵌してから、ねじ
Nを端部キャップ12に形成の貫通孔12C、ケーシン
グ本体11の貫通孔11Bを通して支持部材13に形成
の螺子孔13Eにねじ込むことにより、端部キャップ1
2及び支持部材13をケーシング本体11の端部に一挙
に固定することができるようにしている。前記のように
ケーシング本体11の一端に、支持部材13及び端部キ
ャップ12を装着した後、ケーシング本体11の他端も
同様に支持部材13及び端部キャップ12を装着するこ
とにより、電動スクリーンの組み付けを終了することが
できる。前記支持部材13と端部キャップ12をねじや
溶接等により予め一体化しておき、一体化された支持部
材13及び端部キャップ12をケーシング本体11に装
着することによって、組み付け工程を減らすことができ
る利点がある。又、前記端部キャップ12をケーシング
本体11に対して着脱自在に構成することによって、メ
ンテナンス面において有利にすることができるが、溶接
等により取り外すことができないように完全に固定して
もよい。又、前記ねじNにより端部キャップ12をケー
シング本体11に着脱自在に構成する他、係止等により
容易に着脱することができるように構成してもよい。
【0014】図4及び図5に示すように、前記電動モー
タ5のモータ本体5Bの駆動回転軸5Aとは反対側の端
部に、長手方向の寸法がモータ本体5Bの外形(直径寸
法)よりも大きな長方形状の板部材14を固定し、その
板部材14の表面(図では右横側面)に後述のビス16
が貫通する貫通孔15Aが形成された円柱状のスペーサ
15を固定している。そして、前記スペーサ15を前記
支持部材13に当て付けた状態で支持部材13に形成の
孔13F(図3参照)からビス16を通してモータ本体
5Bにねじ込むことにより、モータ本体5Bを回転自在
に取り付けている。又、前記板部材14に形成の孔14
Kと前記支持部材13に形成の孔(図示せず)とに渡っ
て弾性体としてのコイルバネ17を介在することによっ
て、前記板部材14、つまりモータ本体5Bを所定回動
位置(図5に示す水平位置)に保持することができるよ
うにしている。図5では、支持部材13に取り付けた制
御装置8を覆うカバー8Kを装着した状態を示している
が、このカバー8Kは、省略して実施してもよい。又、
図5に示すKは、制御装置8に電動モータ5を電気的に
接続するためのコネクタである。図4及び図5において
説明しなかった部材は、図1〜図3のものと同一である
ため、同一符号を付すと共に説明を省略している。
タ5のモータ本体5Bの駆動回転軸5Aとは反対側の端
部に、長手方向の寸法がモータ本体5Bの外形(直径寸
法)よりも大きな長方形状の板部材14を固定し、その
板部材14の表面(図では右横側面)に後述のビス16
が貫通する貫通孔15Aが形成された円柱状のスペーサ
15を固定している。そして、前記スペーサ15を前記
支持部材13に当て付けた状態で支持部材13に形成の
孔13F(図3参照)からビス16を通してモータ本体
5Bにねじ込むことにより、モータ本体5Bを回転自在
に取り付けている。又、前記板部材14に形成の孔14
Kと前記支持部材13に形成の孔(図示せず)とに渡っ
て弾性体としてのコイルバネ17を介在することによっ
て、前記板部材14、つまりモータ本体5Bを所定回動
位置(図5に示す水平位置)に保持することができるよ
うにしている。図5では、支持部材13に取り付けた制
御装置8を覆うカバー8Kを装着した状態を示している
が、このカバー8Kは、省略して実施してもよい。又、
図5に示すKは、制御装置8に電動モータ5を電気的に
接続するためのコネクタである。図4及び図5において
説明しなかった部材は、図1〜図3のものと同一である
ため、同一符号を付すと共に説明を省略している。
【0015】図4及び図5に示すように、前記支持部材
13の内側の表面のうちの上下2箇所、つまり前記板部
材14の回転経路上で、かつ、該板部材14を挟んで両
側に位置する箇所に、モータ本体5Bが駆動回転体4と
は反対方向に回転したことを検出する検出手段としての
リミットスイッチR1,R2(非接触式のセンサであっ
てもよい)を取り付けてあり、図6(b)に示すように
ケーシング2の開口2Aから指Hを突っ込んで図の方向
Yに回転中の駆動回転体4(巻き取り中)に前記コイル
バネ17による保持力(付勢力)よりも大きな負荷を与
えることにより、モータ本体5Bが駆動回転軸5Aとは
反対方向Zに回転することにより、板部材14の長手方
向一端の上下に備えさせた水平板部14A,14Bのう
ちの下側の水平板部14Bが下側のリミットスイッチR
2に接触することで、このリミットスイッチR2がON
し、このON信号が図4に示す制御装置8に入力され
る。そして、制御装置8から電動モータ5へ駆動停止信
号が出力されることにより、電動モータ5の駆動を停止
するようにしている。前記板部材14、リミットスイッ
チR1,R2、制御装置8から電動モータ5の駆動を停
止する停止手段を構成している。前記駆動回転体4が前
記回転方向Yとは反対方向に回転しているとき(スクリ
ーン3を繰り出しているとき)に前記のように負荷が駆
動回転体4に加わると、板部材14が前記方向Zとは反
対方向に回転することにより、上側の水平板部14Aが
上側のリミットスイッチR1に接当してONさせる。こ
のON信号が制御装置8に入力されることにより制御装
置8から電動モータ5へ駆動停止信号が出力され、電動
モータ5の駆動が停止されるのである。前記コイルバネ
17に代えて、例えばウレタンゴム(弾性を有するもの
であればどのような材料でもよい)等からなる弾性体を
用いてもよい。
13の内側の表面のうちの上下2箇所、つまり前記板部
材14の回転経路上で、かつ、該板部材14を挟んで両
側に位置する箇所に、モータ本体5Bが駆動回転体4と
は反対方向に回転したことを検出する検出手段としての
リミットスイッチR1,R2(非接触式のセンサであっ
てもよい)を取り付けてあり、図6(b)に示すように
ケーシング2の開口2Aから指Hを突っ込んで図の方向
Yに回転中の駆動回転体4(巻き取り中)に前記コイル
バネ17による保持力(付勢力)よりも大きな負荷を与
えることにより、モータ本体5Bが駆動回転軸5Aとは
反対方向Zに回転することにより、板部材14の長手方
向一端の上下に備えさせた水平板部14A,14Bのう
ちの下側の水平板部14Bが下側のリミットスイッチR
2に接触することで、このリミットスイッチR2がON
し、このON信号が図4に示す制御装置8に入力され
る。そして、制御装置8から電動モータ5へ駆動停止信
号が出力されることにより、電動モータ5の駆動を停止
するようにしている。前記板部材14、リミットスイッ
チR1,R2、制御装置8から電動モータ5の駆動を停
止する停止手段を構成している。前記駆動回転体4が前
記回転方向Yとは反対方向に回転しているとき(スクリ
ーン3を繰り出しているとき)に前記のように負荷が駆
動回転体4に加わると、板部材14が前記方向Zとは反
対方向に回転することにより、上側の水平板部14Aが
上側のリミットスイッチR1に接当してONさせる。こ
のON信号が制御装置8に入力されることにより制御装
置8から電動モータ5へ駆動停止信号が出力され、電動
モータ5の駆動が停止されるのである。前記コイルバネ
17に代えて、例えばウレタンゴム(弾性を有するもの
であればどのような材料でもよい)等からなる弾性体を
用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電動モータを
ケーシング内に配置すると共に、小型化されたトランス
や電子部品等を利用し、かつ、それらを、駆動回転体を
回動支持するための支持部材とケーシング本体の両端に
開口された端部開口部を閉じるための蓋部の間に形成さ
れる空間内に合理的に配置することによって、ケーシン
グが長手方向に大型化することを抑制することができる
から、電動スクリーンのコンパクト化(小型化)を図る
ことができるだけでなく、ケーシング内にそれの長手方
向ほぼ中央にスクリーンを配置することができる取扱性
においても有利な電動スクリーンを提供することができ
る。しかも、一方の空間内に制御装置を集中配置するこ
とによって、両方の空間に振り分けて配置するものに比
べて配線も短くて済むだけでなく、配線作業も容易迅速
に行うことができ、組み付け作業面においても有利にな
る。
ケーシング内に配置すると共に、小型化されたトランス
や電子部品等を利用し、かつ、それらを、駆動回転体を
回動支持するための支持部材とケーシング本体の両端に
開口された端部開口部を閉じるための蓋部の間に形成さ
れる空間内に合理的に配置することによって、ケーシン
グが長手方向に大型化することを抑制することができる
から、電動スクリーンのコンパクト化(小型化)を図る
ことができるだけでなく、ケーシング内にそれの長手方
向ほぼ中央にスクリーンを配置することができる取扱性
においても有利な電動スクリーンを提供することができ
る。しかも、一方の空間内に制御装置を集中配置するこ
とによって、両方の空間に振り分けて配置するものに比
べて配線も短くて済むだけでなく、配線作業も容易迅速
に行うことができ、組み付け作業面においても有利にな
る。
【0017】請求項2の発明によれば、支持部材をケー
シング本体に対して内嵌すると共に、端部キャップをケ
ーシング本体に対して外嵌することによって、支持部材
と端部キャップとでケーシング本体を挟み込んだ状態に
することで、天井や壁等に固定されるケーシング本体の
両端の保形強度を高めることができ、変形や損傷の少な
い信頼性の高い電動スクリーンを提供することができ
る。前記端部キャップをはめ込んだ後は、端部キャッ
プ、ケーシング本体、支持部材を貫通するビス等により
螺合固定することによって、2つの部材、つまり支持部
材と端部キャップを一挙にケーシング本体に固定するこ
とができる利点がある。
シング本体に対して内嵌すると共に、端部キャップをケ
ーシング本体に対して外嵌することによって、支持部材
と端部キャップとでケーシング本体を挟み込んだ状態に
することで、天井や壁等に固定されるケーシング本体の
両端の保形強度を高めることができ、変形や損傷の少な
い信頼性の高い電動スクリーンを提供することができ
る。前記端部キャップをはめ込んだ後は、端部キャッ
プ、ケーシング本体、支持部材を貫通するビス等により
螺合固定することによって、2つの部材、つまり支持部
材と端部キャップを一挙にケーシング本体に固定するこ
とができる利点がある。
【0018】請求項3の発明によれば、電動モータのモ
ータ本体を回動自在で、かつ、所定回動位置に弾性体に
て保持する構成にしておくことによって、ケーシング内
に誤って指を突っ込んでしまった場合でも、これを検出
手段にて検出して電動モータの駆動を直ちに停止するこ
とができ、信頼性の高い電動スクリーンを提供すること
ができる。しかも、モータ本体の動きを利用した機械的
な構成にすることによって、制御回路の簡素化を図るこ
とができ、コストの低減化を図ることができる。
ータ本体を回動自在で、かつ、所定回動位置に弾性体に
て保持する構成にしておくことによって、ケーシング内
に誤って指を突っ込んでしまった場合でも、これを検出
手段にて検出して電動モータの駆動を直ちに停止するこ
とができ、信頼性の高い電動スクリーンを提供すること
ができる。しかも、モータ本体の動きを利用した機械的
な構成にすることによって、制御回路の簡素化を図るこ
とができ、コストの低減化を図ることができる。
【0019】請求項4の発明によれば、検出手段として
接触式のリミットスイッチを用いることによって、非接
触式のセンサを設けるものに比べて信頼性を高めること
ができだけでなく、コスト面においても有利になる。
接触式のリミットスイッチを用いることによって、非接
触式のセンサを設けるものに比べて信頼性を高めること
ができだけでなく、コスト面においても有利になる。
【0020】請求項5の発明によれば、コイルバネを弾
性力の異なる他のコイルバネに変更するだけで、電動モ
ータの駆動停止のタイミング(感度)を調節することが
でき、設計変更を容易に行える利点がある。
性力の異なる他のコイルバネに変更するだけで、電動モ
ータの駆動停止のタイミング(感度)を調節することが
でき、設計変更を容易に行える利点がある。
【図1】電動スクリーンの概略を示す斜視図である。
【図2】電動スクリーンの一端を示す縦断面図である。
【図3】ケーシングの一端を示す分解斜視図である。
【図4】コイルバネを取り付けた別の電動スクリーンの
一端を示す縦断面図である。
一端を示す縦断面図である。
【図5】図4で示した電動スクリーンの要部を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図6】電動スクリーンの駆動を停止するための停止手
段の具体的構成を示し、(a)は電動スクリーンの駆動
が開始された状態を示し、(b)は指をケーシング内に
入れて駆動回転体に負荷が加わった状態を示している。
段の具体的構成を示し、(a)は電動スクリーンの駆動
が開始された状態を示し、(b)は指をケーシング内に
入れて駆動回転体に負荷が加わった状態を示している。
【図7】従来の電動スクリーンの概略を示す斜視図であ
る。
る。
1 電動スクリーン 2 ケーシング
2A 開口 3 スクリーン
4 駆動回転体 4A 凸部
5 電動モータ 5A 駆動回転軸
5B モータ本体 6 回転体
6A 凹部 7 受信機
8 制御装置 9 手動スイッチ
10 バー 11 ケーシング本体
11A 端部開口部 11B 貫通孔
12 端部キャップ 12A 蓋部
12B 側板部 12C 貫通孔
12D 貫通孔
13 支持部材(ブラケット)
13A 本体部
13B,13C,13D 延出部
13E 螺子孔 13F 貫通孔
14 板部材 14A,14B 水平板部
14K 孔 15 スペーサ
15A 貫通孔 16 ビス
17 コイルバネ 18,19 ケーブル
30 ケーシング
31 駆動回転体 32 ブラケット
33 制御装置 34,35 ケーブル
36 受信機 37 ケーブル
38 手動スイッチ H 指
N ねじ K コネクタ
R1,R2 リミットスイッチ
X 回転軸芯 Y,Z 方向
Claims (5)
- 【請求項1】 スクリーンを巻き取るための円筒状の駆
動回転体と、その駆動回転体を回動操作するために該駆
動回転体の内部に配置した電動モータと、前記駆動回転
体を収納するための筒状のケーシング本体と、このケー
シング本体内に配置されると共に前記駆動回転体を回動
支持するための支持部材と、前記ケーシング本体の両端
に開口された端部開口部を閉じるための端部キャップ
と、前記各支持部材と前記各端部キャップの間に形成し
た空間のうちの一方の空間内に配置した前記電動モータ
の制御装置とからなる電動スクリーン。 - 【請求項2】 前記支持部材が、前記スクリーンの回動
軸芯方向において少なくとも外側に開放されると共に前
記ケーシング本体にそれの両端それぞれから内嵌自在な
形状を有するブラケットでなり、前記端部キャップが、
前記スクリーンの回動軸芯方向において内側に開放され
ると共に前記ケーシング本体に外嵌自在な箱形状を有し
てなる請求項1記載の電動スクリーン。 - 【請求項3】 前記電動モータのモータ本体を回動自在
に支持する前記支持部材と該モータ本体との間に、該モ
ータ本体を所定回動位置に保持するための弾性体を介在
し、前記駆動回転体の回転中に該駆動回転体に前記弾性
体による保持力よりも大きな負荷が加わることにより、
前記モータ本体が該駆動回転体とは反対方向に回転した
とき、それを検出する検出手段及びこの検出手段からの
回転検出信号により前記電動モータの駆動を停止する停
止手段を設けてなる請求項1又は2記載の電動スクリー
ン。 - 【請求項4】 前記検出手段が、前記モータ本体に一体
回動自在に取り付けられた回転部材と、この回転部材の
回動経路上に配置した2個のリミットスイッチとから構
成してなる請求項3記載の電動スクリーン。 - 【請求項5】 前記回転部材が、モータ本体の外形より
も長手方向の寸法が大きなほぼ長方形状の板部材からな
り、前記弾性体が、前記板部材と前記固定部の間を連結
するコイルバネからなる請求項3又は4記載の電動スク
リーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027358A JP2003228132A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 電動スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027358A JP2003228132A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 電動スクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228132A true JP2003228132A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27748906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002027358A Pending JP2003228132A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 電動スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003228132A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844433B1 (ko) | 2007-02-01 | 2008-07-07 | 김희남 | 전동스크린장치 |
KR101570724B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-11-23 | (주)코리아하이텍 | 롤 스크린형 플렉시블 디스플레이 장치 |
CN108427245A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-21 | 电子科技大学中山学院 | 一种基于互联网多媒体教学设备 |
CN110766988A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 重庆医药高等专科学校 | 英语教学用抗干扰投影装置 |
CN113253549A (zh) * | 2020-02-07 | 2021-08-13 | 中强光电股份有限公司 | 可调式光学模块及投影机 |
-
2002
- 2002-02-04 JP JP2002027358A patent/JP2003228132A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844433B1 (ko) | 2007-02-01 | 2008-07-07 | 김희남 | 전동스크린장치 |
KR101570724B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-11-23 | (주)코리아하이텍 | 롤 스크린형 플렉시블 디스플레이 장치 |
CN108427245A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-21 | 电子科技大学中山学院 | 一种基于互联网多媒体教学设备 |
CN108427245B (zh) * | 2018-03-23 | 2023-10-13 | 山东领峰教育科技集团有限公司 | 一种基于互联网多媒体教学设备 |
CN110766988A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 重庆医药高等专科学校 | 英语教学用抗干扰投影装置 |
CN113253549A (zh) * | 2020-02-07 | 2021-08-13 | 中强光电股份有限公司 | 可调式光学模块及投影机 |
US11300858B2 (en) | 2020-02-07 | 2022-04-12 | Coretronic Corporation | Adjustable optical module and projector |
CN113253549B (zh) * | 2020-02-07 | 2022-12-16 | 中强光电股份有限公司 | 可调式光学模块及投影机 |
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