JP2003222462A - 台所収納体用の保冷庫 - Google Patents
台所収納体用の保冷庫Info
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- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
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- F25D2323/00277—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air from the side
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアの下端に蹴込部が設けてある台所用の保
冷庫において、ドアの前後厚みが大きくなるのを避けて
収納体の有効容積を大きくしながら、ドアを外ケースに
対して密着し、冷蔵室内の冷気を確実に封止できるよう
にする。 【解決手段】 ドア9と、ドア9を受け止める外ケース
3との接合面S1・S2が、蹴込部11側からドア9の
上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦面に形成されて
いる。ドア9側の接合面S1には、冷気を封止するため
のパッキン12を配置する。接合面S1・S2が斜めに
傾斜していると、ドア9に階段状の蹴込部11が設けて
あるにもかかわらず、ドア9と外ケース3との接合面S
1・S2を平坦面で形成して接合面S1・S2どうしを
確実に密着させることができる。しかも、ドア9の前後
厚みが大きくなるのを避けることができる。
冷庫において、ドアの前後厚みが大きくなるのを避けて
収納体の有効容積を大きくしながら、ドアを外ケースに
対して密着し、冷蔵室内の冷気を確実に封止できるよう
にする。 【解決手段】 ドア9と、ドア9を受け止める外ケース
3との接合面S1・S2が、蹴込部11側からドア9の
上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦面に形成されて
いる。ドア9側の接合面S1には、冷気を封止するため
のパッキン12を配置する。接合面S1・S2が斜めに
傾斜していると、ドア9に階段状の蹴込部11が設けて
あるにもかかわらず、ドア9と外ケース3との接合面S
1・S2を平坦面で形成して接合面S1・S2どうしを
確実に密着させることができる。しかも、ドア9の前後
厚みが大きくなるのを避けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチ
ン、台所の戸棚、収納ラックなどの台所収納体に組み込
まれる保冷庫に関する。
ン、台所の戸棚、収納ラックなどの台所収納体に組み込
まれる保冷庫に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの場合、生鮮食品の保存は冷蔵庫で
行うが、穀類、根菜類、調味料など腐敗しにくい食品
は、台所の戸棚やラックなどの収納室に収めて常温で保
存することが多い。しかし、この種の腐敗しにくい食品
であっても、保存時の温度条件が異常に高くなると変質
して味が落ち、あるいは腐敗する。そこで本出願人は、
穀類、根菜類、調味料などを保管するための保冷庫を先
に提案した(特願2001−362825号)。そこで
は、システムキッチンの収納部に嵌め込まれる外ケース
と、外ケースに対して出し入れされる収納体と、冷却
機、送風ファン等で保冷庫を構成し、引出し構造の収納
体に先の食品を保管することにより味落ちや腐敗を防止
できるようにしている。重たく、しかも嵩張りやすい食
品の出し入れの便を図るために、この種の保冷庫はシス
テムキッチンの最下段のスペースに配置することが多
い。
行うが、穀類、根菜類、調味料など腐敗しにくい食品
は、台所の戸棚やラックなどの収納室に収めて常温で保
存することが多い。しかし、この種の腐敗しにくい食品
であっても、保存時の温度条件が異常に高くなると変質
して味が落ち、あるいは腐敗する。そこで本出願人は、
穀類、根菜類、調味料などを保管するための保冷庫を先
に提案した(特願2001−362825号)。そこで
は、システムキッチンの収納部に嵌め込まれる外ケース
と、外ケースに対して出し入れされる収納体と、冷却
機、送風ファン等で保冷庫を構成し、引出し構造の収納
体に先の食品を保管することにより味落ちや腐敗を防止
できるようにしている。重たく、しかも嵩張りやすい食
品の出し入れの便を図るために、この種の保冷庫はシス
テムキッチンの最下段のスペースに配置することが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】システムキッチンの調
理台より下側の収納部は、鍋や調理器具などを収める一
群の引出しで構成してある。最下段の引出しには、使用
者の爪先を受け入れる蹴込部が横一線状に設けられてお
り、全体のデザインを統一する必要上、最下段のスペー
スに組み込んだ保冷庫にも同様の蹴込部が設けられる。
具体的には、食品を収容する収納体のドアの下部に階段
状の蹴込部を凹み形成しているが、この蹴込部の存在が
収納体を密閉するうえで問題となる。収納体のドアは、
一般的な冷蔵庫のドアと同様にドア受部に密着させて庫
内を封止し、冷気の漏洩を防ぐ必要がある。しかし、ド
アとドア受部との接合面を蹴込部に沿って階段状に形成
すると、両者の接合面のうち、上下に対向する接合面を
密着させることができず、冷気を封止できない。蹴込部
を基準にして接合面を垂直に形成するとドアをドア受部
に密着させて、冷気を問題なく封止できる。しかし、そ
の場合にはドアの上端部の前後厚みが大きくなるのを避
けられず、その分だけ収納体の有効容積が減少する。
理台より下側の収納部は、鍋や調理器具などを収める一
群の引出しで構成してある。最下段の引出しには、使用
者の爪先を受け入れる蹴込部が横一線状に設けられてお
り、全体のデザインを統一する必要上、最下段のスペー
スに組み込んだ保冷庫にも同様の蹴込部が設けられる。
具体的には、食品を収容する収納体のドアの下部に階段
状の蹴込部を凹み形成しているが、この蹴込部の存在が
収納体を密閉するうえで問題となる。収納体のドアは、
一般的な冷蔵庫のドアと同様にドア受部に密着させて庫
内を封止し、冷気の漏洩を防ぐ必要がある。しかし、ド
アとドア受部との接合面を蹴込部に沿って階段状に形成
すると、両者の接合面のうち、上下に対向する接合面を
密着させることができず、冷気を封止できない。蹴込部
を基準にして接合面を垂直に形成するとドアをドア受部
に密着させて、冷気を問題なく封止できる。しかし、そ
の場合にはドアの上端部の前後厚みが大きくなるのを避
けられず、その分だけ収納体の有効容積が減少する。
【0004】本発明の目的は、全体が1個の保冷ユニッ
トとしてまとめられており、システムキッチンや、台所
の戸棚、収納ラックなどの台所収納体に組み込むのに適
したビルトイン型の引出し構造の保冷庫を提供すること
にある。本発明の目的は、引出し構造の収納体を冷蔵室
に収めた状態において、そのドアをドア受部に密着させ
て冷気を確実に封止できるうえ、収納体の有効容積を大
きくすることができる引出し構造の保冷庫を提供するこ
とにある。
トとしてまとめられており、システムキッチンや、台所
の戸棚、収納ラックなどの台所収納体に組み込むのに適
したビルトイン型の引出し構造の保冷庫を提供すること
にある。本発明の目的は、引出し構造の収納体を冷蔵室
に収めた状態において、そのドアをドア受部に密着させ
て冷気を確実に封止できるうえ、収納体の有効容積を大
きくすることができる引出し構造の保冷庫を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の保冷庫は、図2
に示すごとく台所収納体1の組付け空間2に組み込まれ
る外ケース3と、外ケース3に出し入れされる引出し状
の収納体4とを備えている。外ケース3の内部は、図3
に示すごとく収納体4を収容する冷蔵室6と、冷却機器
を収容する機器室7とに区分されている。収納体4は、
図2に示すごとく上面が開口する容器状の本体部8と、
本体部8の前面に固定したドア9と、ドア9の下部に形
成された蹴込部11とを含む。ドア9と外ケース3との
接合面S1・S2は、図1に示すごとく蹴込部11の側
からドア9の上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦面
で形成し、ドア9と外ケース3との接合面S1・S2の
いずれか一方に冷気封止用のパッキン12が配置されて
いる。
に示すごとく台所収納体1の組付け空間2に組み込まれ
る外ケース3と、外ケース3に出し入れされる引出し状
の収納体4とを備えている。外ケース3の内部は、図3
に示すごとく収納体4を収容する冷蔵室6と、冷却機器
を収容する機器室7とに区分されている。収納体4は、
図2に示すごとく上面が開口する容器状の本体部8と、
本体部8の前面に固定したドア9と、ドア9の下部に形
成された蹴込部11とを含む。ドア9と外ケース3との
接合面S1・S2は、図1に示すごとく蹴込部11の側
からドア9の上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦面
で形成し、ドア9と外ケース3との接合面S1・S2の
いずれか一方に冷気封止用のパッキン12が配置されて
いる。
【0006】具体的には、図5に示すごとく冷蔵室6に
対して収納体4が本体部8と冷蔵室6の内壁との間に設
けたレール機構を介して出し入れ自在に支持されてお
り、そのレール機構が、冷蔵室6の内壁に固定した第1
レール14と、本体部8の上部両側に固定した第2レー
ル15と、第1・第2の両レール14・15に係合して
収納体4と同行移動する遊動レール16とで構成してあ
る。
対して収納体4が本体部8と冷蔵室6の内壁との間に設
けたレール機構を介して出し入れ自在に支持されてお
り、そのレール機構が、冷蔵室6の内壁に固定した第1
レール14と、本体部8の上部両側に固定した第2レー
ル15と、第1・第2の両レール14・15に係合して
収納体4と同行移動する遊動レール16とで構成してあ
る。
【0007】収納体4を外ケース3に収めた状態におい
て、本体部8の後壁8bは図4に示すごとく機器室7の
冷気出口23と対向する。そこで、図6に示すように本
体部8の後壁8bは、通気自在な格子体ないし網体で形
成して冷気の通りをよくする。
て、本体部8の後壁8bは図4に示すごとく機器室7の
冷気出口23と対向する。そこで、図6に示すように本
体部8の後壁8bは、通気自在な格子体ないし網体で形
成して冷気の通りをよくする。
【0008】外ケース3の左右周壁と、組付け空間2の
左右内側壁2R・2Lとの間に、それぞれ機器室7に連
通する空気導入通路29と排気通路30とを、組付け空
間2の前面で開口するように設ける。ドア9の内面両側
の下部には、図3および図8に示すごとく空気導入通路
29および排気通路30の前面開口を覆うフィルター3
6が設けられている。
左右内側壁2R・2Lとの間に、それぞれ機器室7に連
通する空気導入通路29と排気通路30とを、組付け空
間2の前面で開口するように設ける。ドア9の内面両側
の下部には、図3および図8に示すごとく空気導入通路
29および排気通路30の前面開口を覆うフィルター3
6が設けられている。
【0009】
【発明の作用効果】本発明は、収納体4の前面に固定し
たドア9の下部に蹴込部11が形成されている保冷庫に
おいて、ドア9と外ケース3との接合面S1・S2は、
蹴込部11の側からドア9の上端へ向かって外倒れ状に
傾斜する平坦面で形成し、両接合面S1・S2のいずれ
か一方に冷気封止用のパッキン12を配置して、冷蔵室
6内の冷気を封止できるようにしたので、ドア9と外ケ
ース3の接合面S1・S2を確実に密着させて冷気を封
止できるのはもちろんのこと、ドア9の上部の前後厚み
が大きくなるのを避けて収納体4の有効容積を大きく確
保できる。従って、ドア9の下部に蹴込部11が形成し
てある保冷庫であるにもかかわらず、より大量の収納対
象を納めることができる。全ての機器類を外ケース3に
組み付けて、保冷庫の全体が1個の保冷ユニットとして
まとまっているので、このユニットをシステムキッチン
や、台所の戸棚、収納ラックなどの台所収納体1の組付
け空間2に組み込むだけで保冷庫を付加でき、台所収納
体1の付加価値が向上する。
たドア9の下部に蹴込部11が形成されている保冷庫に
おいて、ドア9と外ケース3との接合面S1・S2は、
蹴込部11の側からドア9の上端へ向かって外倒れ状に
傾斜する平坦面で形成し、両接合面S1・S2のいずれ
か一方に冷気封止用のパッキン12を配置して、冷蔵室
6内の冷気を封止できるようにしたので、ドア9と外ケ
ース3の接合面S1・S2を確実に密着させて冷気を封
止できるのはもちろんのこと、ドア9の上部の前後厚み
が大きくなるのを避けて収納体4の有効容積を大きく確
保できる。従って、ドア9の下部に蹴込部11が形成し
てある保冷庫であるにもかかわらず、より大量の収納対
象を納めることができる。全ての機器類を外ケース3に
組み付けて、保冷庫の全体が1個の保冷ユニットとして
まとまっているので、このユニットをシステムキッチン
や、台所の戸棚、収納ラックなどの台所収納体1の組付
け空間2に組み込むだけで保冷庫を付加でき、台所収納
体1の付加価値が向上する。
【0010】収納体4を出し入れ自在に支持するレール
機構は、冷蔵室6の内壁に固定した第1レール14と、
本体部8に固定した第2レール15と、両レール14・
15に係合する遊動レール16とで構成するが、レール
機構を本体部8の両側上部に配置して収納体4を支持す
ると、ドア9の接合面S2が傾斜している分だけ、第1
・第2の両レール14・15の前後長さを大きく設定で
きる。従って、収納体4を冷蔵室6から引き出した状態
における、各レール14・15・16の重なり量を大き
く採って、各レール14・15・16に作用するモーメ
ントを軽減でき、その分だけレール機構の構造強度を向
上できる。さらに、本体部8を冷蔵室6から抜出す際
に、本体部8の全体が冷蔵室6から完全に抜け出るま
で、収納体4を安定した状態で支持し続けることができ
るので、収納体4の取り付けや取り外しを簡便に行うこ
とができる。
機構は、冷蔵室6の内壁に固定した第1レール14と、
本体部8に固定した第2レール15と、両レール14・
15に係合する遊動レール16とで構成するが、レール
機構を本体部8の両側上部に配置して収納体4を支持す
ると、ドア9の接合面S2が傾斜している分だけ、第1
・第2の両レール14・15の前後長さを大きく設定で
きる。従って、収納体4を冷蔵室6から引き出した状態
における、各レール14・15・16の重なり量を大き
く採って、各レール14・15・16に作用するモーメ
ントを軽減でき、その分だけレール機構の構造強度を向
上できる。さらに、本体部8を冷蔵室6から抜出す際
に、本体部8の全体が冷蔵室6から完全に抜け出るま
で、収納体4を安定した状態で支持し続けることができ
るので、収納体4の取り付けや取り外しを簡便に行うこ
とができる。
【0011】機器室7の冷気出口23と対向する本体部
8の後壁8bが、通気自在な格子体や網体で形成されて
いると、冷気出口23から送給される冷気を殆ど抵抗の
無い状態で本体部8へ導入して、本体部8の内部空間を
むらなく効果的に冷却できる。冷気は通気自在な後壁8
bを吹き抜けて本体部8に入り込むので、通気抵抗を減
少でき、その分だけ循環ファン25の送風効率を向上で
きる。
8の後壁8bが、通気自在な格子体や網体で形成されて
いると、冷気出口23から送給される冷気を殆ど抵抗の
無い状態で本体部8へ導入して、本体部8の内部空間を
むらなく効果的に冷却できる。冷気は通気自在な後壁8
bを吹き抜けて本体部8に入り込むので、通気抵抗を減
少でき、その分だけ循環ファン25の送風効率を向上で
きる。
【0012】ドア9の内面両側の下部に、空気導入通路
29および排気通路30の前面開口を覆うフィルター3
6を蹴込部11に沿って設けてあると、両通路29・3
0を介して埃や糸屑などの塵埃が機器室7へ吸い込まれ
るのを防止して、冷却機器を適正な状態に維持できるう
え、両通路29・30を介してゴキブリなどの害虫が外
ケース3に入り込むのもよく防止できる。また、ドア9
にフィルター36を設けるので、収納体4を引き出し操
作する毎に、フィルター36の目詰まりや汚れの状態を
確認でき、フィルター36の清掃や手入れが早めに行え
る。収納体4を引き出した状態で清掃できるので、例え
ば空気導入通路29内にフィルターを配置する場合に比
べて清掃しやすい。空気導入通路29および排気通路3
0の前面開口をフィルター36で覆い隠すことができる
ので、台所収納体1の外観上の体裁を向上する。
29および排気通路30の前面開口を覆うフィルター3
6を蹴込部11に沿って設けてあると、両通路29・3
0を介して埃や糸屑などの塵埃が機器室7へ吸い込まれ
るのを防止して、冷却機器を適正な状態に維持できるう
え、両通路29・30を介してゴキブリなどの害虫が外
ケース3に入り込むのもよく防止できる。また、ドア9
にフィルター36を設けるので、収納体4を引き出し操
作する毎に、フィルター36の目詰まりや汚れの状態を
確認でき、フィルター36の清掃や手入れが早めに行え
る。収納体4を引き出した状態で清掃できるので、例え
ば空気導入通路29内にフィルターを配置する場合に比
べて清掃しやすい。空気導入通路29および排気通路3
0の前面開口をフィルター36で覆い隠すことができる
ので、台所収納体1の外観上の体裁を向上する。
【0013】
【実施例】図1ないし図8は本発明に係る保冷庫の実施
例を示す。図2において保冷庫は、システムキッチン
(台所収納体)1の収納部を利用して組み付ける。具体
的には、システムキッチン1の流し台より下側の引出し
群のうち、最下段で左右中央の区画を組付け空間2にし
て、そこに本発明の保冷庫を組み込む。保冷庫は、組付
け空間2に対して前面開口側から組み込まれる外ケース
3と、外ケース3に出し入れされる引出し構造の収納体
4と、外ケース3の内部に組み込まれる冷却機器などで
構成する。
例を示す。図2において保冷庫は、システムキッチン
(台所収納体)1の収納部を利用して組み付ける。具体
的には、システムキッチン1の流し台より下側の引出し
群のうち、最下段で左右中央の区画を組付け空間2にし
て、そこに本発明の保冷庫を組み込む。保冷庫は、組付
け空間2に対して前面開口側から組み込まれる外ケース
3と、外ケース3に出し入れされる引出し構造の収納体
4と、外ケース3の内部に組み込まれる冷却機器などで
構成する。
【0014】外ケース3は、前面のみが開口する扁平な
直方体状の箱体からなり、図4に示すように、その内部
が断熱壁5で囲まれる前方の冷蔵室6と、冷却機器等を
収容する後方の機器室7とに区分してある。図5および
図6において収納体4は、上面が開口する容器状の本体
部8と、本体部8の前面に固定したドア9と、ドア9の
前面に固定したハンドル10とからなり、本体部8と冷
蔵室6の内側壁との間に設けたレール機構で出し入れ自
在に支持される。ドア9は、断熱壁9aと、断熱壁9a
の前面上部に固定した装飾パネル9bとからなり、その
下端に蹴込部11が凹み形成されている。図6に示すよ
うに、本体部8の後壁8bは、金属線材を組んだ縦格子
状の格子体で形成して通気性を付与し、冷気出口26か
ら吹き出される冷気を本体部8内へ抵抗なく送給し、本
体部8内の空気を効果的に冷却できるようにしてある。
直方体状の箱体からなり、図4に示すように、その内部
が断熱壁5で囲まれる前方の冷蔵室6と、冷却機器等を
収容する後方の機器室7とに区分してある。図5および
図6において収納体4は、上面が開口する容器状の本体
部8と、本体部8の前面に固定したドア9と、ドア9の
前面に固定したハンドル10とからなり、本体部8と冷
蔵室6の内側壁との間に設けたレール機構で出し入れ自
在に支持される。ドア9は、断熱壁9aと、断熱壁9a
の前面上部に固定した装飾パネル9bとからなり、その
下端に蹴込部11が凹み形成されている。図6に示すよ
うに、本体部8の後壁8bは、金属線材を組んだ縦格子
状の格子体で形成して通気性を付与し、冷気出口26か
ら吹き出される冷気を本体部8内へ抵抗なく送給し、本
体部8内の空気を効果的に冷却できるようにしてある。
【0015】収納体4を冷蔵室6内に収容した状態にお
いて冷蔵室6を封止するために、図1に示すごとく外ケ
ース3とドア9との接合面S1・S2は、蹴込部11の
側からドア9の上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦
面で形成し、ドア9の接合面S1の四周縁に沿ってパッ
キン12を配置してある。パッキン12の内面にはゴム
マグネット13を設けてあるので、ドア9を閉じた状態
においては、ゴムマグネット13が外ケース3の接合面
S1に吸着してパッキン12を密着させることができ
る。このように接合面S1・S2を斜めにすると、ドア
9の上端が分厚くなるのを防ぎながら、収納体4の有効
容積を増加でき、冷気の封止が確実になる。
いて冷蔵室6を封止するために、図1に示すごとく外ケ
ース3とドア9との接合面S1・S2は、蹴込部11の
側からドア9の上端へ向かって外倒れ状に傾斜する平坦
面で形成し、ドア9の接合面S1の四周縁に沿ってパッ
キン12を配置してある。パッキン12の内面にはゴム
マグネット13を設けてあるので、ドア9を閉じた状態
においては、ゴムマグネット13が外ケース3の接合面
S1に吸着してパッキン12を密着させることができ
る。このように接合面S1・S2を斜めにすると、ドア
9の上端が分厚くなるのを防ぎながら、収納体4の有効
容積を増加でき、冷気の封止が確実になる。
【0016】図5においてレール機構は、冷蔵室6の内
側壁に固定した第1レール14と、本体部8の上部両側
に固定した第2レール15と、第1・第2の両レール1
4・15に係合して収納体4と同行移動する遊動レール
16とで構成する。このように、レール機構を本体部8
の両側上部に配置して収納体4を支持すると、第1・第
2の両レール14・15の前後長さを大きく設定できる
ので、収納体4を引き出した状態におけるレール機構の
構造強度が向上する。さらに、本体部8を冷蔵室6から
抜き出す際に、本体部8の全体が冷蔵室6から完全に抜
け出るまで、収納体4を安定した状態で支持し続けるこ
とができる。
側壁に固定した第1レール14と、本体部8の上部両側
に固定した第2レール15と、第1・第2の両レール1
4・15に係合して収納体4と同行移動する遊動レール
16とで構成する。このように、レール機構を本体部8
の両側上部に配置して収納体4を支持すると、第1・第
2の両レール14・15の前後長さを大きく設定できる
ので、収納体4を引き出した状態におけるレール機構の
構造強度が向上する。さらに、本体部8を冷蔵室6から
抜き出す際に、本体部8の全体が冷蔵室6から完全に抜
け出るまで、収納体4を安定した状態で支持し続けるこ
とができる。
【0017】機器室7には冷却機器を組み込む。具体的
には、図3および図4に示すように、温熱を放出するた
めの第1熱交換器と、冷熱を冷蔵室6へ放出するための
第2熱交換器と、ペルチェ素子18と、これらの機器を
制御する電源ユニット19などが配置してある。第1熱
交換器は、アルミニウム条材からなる放熱フィン20
と、その一側に隣接配置した上下一対の軸流式の送風フ
ァン21とからなり、図6に示すように、放熱フィン2
0の一群が上下多段状になるように配置されている。送
風ファン21の前後は隔壁で区分してある(図4参
照)。
には、図3および図4に示すように、温熱を放出するた
めの第1熱交換器と、冷熱を冷蔵室6へ放出するための
第2熱交換器と、ペルチェ素子18と、これらの機器を
制御する電源ユニット19などが配置してある。第1熱
交換器は、アルミニウム条材からなる放熱フィン20
と、その一側に隣接配置した上下一対の軸流式の送風フ
ァン21とからなり、図6に示すように、放熱フィン2
0の一群が上下多段状になるように配置されている。送
風ファン21の前後は隔壁で区分してある(図4参
照)。
【0018】第2熱交換器は、冷蔵室6の背壁に区画し
た冷気ダクト23の内部に配置する。詳しくは、図4に
示すように、先の放熱フィン20と対向する状態で左右
一対の冷却フィン24・24を冷気ダクト23内に配置
し、冷気ダクト23の側端内部に軸流式の循環ファン2
5を配置する。冷却フィン24は、放熱フィン20と同
様にアルミニウム条材からなる。冷気ダクト23の循環
ファン25と正対する壁面には、図6に示すように冷気
出口26を有し、ダクト23の他端には入口27が開口
している。先の放熱フィン20と冷却フィン24との間
に、左右一対のペルチェ素子18が密着状に接合してい
る。冷気ダクト23の下部には、図7に示すように結露
水をドレンパン28へ流下案内する導水容器37を設け
てある。
た冷気ダクト23の内部に配置する。詳しくは、図4に
示すように、先の放熱フィン20と対向する状態で左右
一対の冷却フィン24・24を冷気ダクト23内に配置
し、冷気ダクト23の側端内部に軸流式の循環ファン2
5を配置する。冷却フィン24は、放熱フィン20と同
様にアルミニウム条材からなる。冷気ダクト23の循環
ファン25と正対する壁面には、図6に示すように冷気
出口26を有し、ダクト23の他端には入口27が開口
している。先の放熱フィン20と冷却フィン24との間
に、左右一対のペルチェ素子18が密着状に接合してい
る。冷気ダクト23の下部には、図7に示すように結露
水をドレンパン28へ流下案内する導水容器37を設け
てある。
【0019】機器室7内に新規空気を取り込み、さらに
熱交換後の機器室7内の温熱排気を台所空間へと放出す
るために、外ケース3の左右両側に空気導入通路29と
排気通路30とを設け、組付け空間2の前面両側の開口
を介して室内空間に連通させている。詳しくは、図4に
示すように空気導入通路29は、外ケース3の右側の周
壁と、この周壁に対向する組付け空間2の右内側壁2R
との間に区画形成する。排気通路30は、外ケース3の
左側の周壁と、この周壁に対向する組付け空間2の左内
側壁2Lとの間に区画形成する。各通路29・30に臨
む外ケース3の周側壁の後部には、それぞれ通気口31
・32が開口しており、従って機器室7と両通路29・
30とは、両通気口31・32を介して連通している。
排気通路30に臨む外ケース3の側壁前部には電源スイ
ッチ33が配置してある。
熱交換後の機器室7内の温熱排気を台所空間へと放出す
るために、外ケース3の左右両側に空気導入通路29と
排気通路30とを設け、組付け空間2の前面両側の開口
を介して室内空間に連通させている。詳しくは、図4に
示すように空気導入通路29は、外ケース3の右側の周
壁と、この周壁に対向する組付け空間2の右内側壁2R
との間に区画形成する。排気通路30は、外ケース3の
左側の周壁と、この周壁に対向する組付け空間2の左内
側壁2Lとの間に区画形成する。各通路29・30に臨
む外ケース3の周側壁の後部には、それぞれ通気口31
・32が開口しており、従って機器室7と両通路29・
30とは、両通気口31・32を介して連通している。
排気通路30に臨む外ケース3の側壁前部には電源スイ
ッチ33が配置してある。
【0020】保冷庫を組付け空間2に収めた状態におい
ては、図6に示すように外ケース3と組付け空間2との
間に僅かな隙間Eを生じる。この隙間Eを介して空気導
入通路29と排気通路30とがバイパスしてしまうのを
避けるために、外ケース3の上面両側と前縁との三方は
封止体34で塞ぐ。収納体4を冷蔵室6に収めた状態に
おいては、図4に示すように、ドア9の装飾パネル9b
が空気導入通路29および排気通路30の前面開口を覆
い隠す。しかし、両通路29・30の前面開口の上下寸
法は、装飾パネル9bの上下長さより大きいので、両通
路29・30の前面開口の下部側は常に開放状態にあ
り、従って収納体4を冷蔵室6内に収めた状態下でも、
新規空気の取り込みと温熱排気の放出とは問題なく行え
る。
ては、図6に示すように外ケース3と組付け空間2との
間に僅かな隙間Eを生じる。この隙間Eを介して空気導
入通路29と排気通路30とがバイパスしてしまうのを
避けるために、外ケース3の上面両側と前縁との三方は
封止体34で塞ぐ。収納体4を冷蔵室6に収めた状態に
おいては、図4に示すように、ドア9の装飾パネル9b
が空気導入通路29および排気通路30の前面開口を覆
い隠す。しかし、両通路29・30の前面開口の上下寸
法は、装飾パネル9bの上下長さより大きいので、両通
路29・30の前面開口の下部側は常に開放状態にあ
り、従って収納体4を冷蔵室6内に収めた状態下でも、
新規空気の取り込みと温熱排気の放出とは問題なく行え
る。
【0021】空気導入通路29の前面開口は床面に臨ん
でいるため、埃や繊維屑などを吸い込みやすい。さらに
空気導入通路29および排気通路30の前面開口からゴ
キブリが入り込むおそれがある。このような塵埃や害虫
の入り込みを防止するために、図8に示すようにドア9
の蹴込部11に沿ってフィルター36を設けて、これで
両通路29・30の前面開口を塞いでいる。フィルター
36は、エキスパンドメタルを蹴込部11の外郭線に沿
って折り曲げて形成してあり、その上下端を装飾パネル
9bの内面下部と断熱壁9aの下面とにビス38で締結
固定する。
でいるため、埃や繊維屑などを吸い込みやすい。さらに
空気導入通路29および排気通路30の前面開口からゴ
キブリが入り込むおそれがある。このような塵埃や害虫
の入り込みを防止するために、図8に示すようにドア9
の蹴込部11に沿ってフィルター36を設けて、これで
両通路29・30の前面開口を塞いでいる。フィルター
36は、エキスパンドメタルを蹴込部11の外郭線に沿
って折り曲げて形成してあり、その上下端を装飾パネル
9bの内面下部と断熱壁9aの下面とにビス38で締結
固定する。
【0022】以上のように構成した保冷庫によれば、収
納体4に米などの穀類、根菜類、あるいは醤油、味噌等
の調味料を収納して、7〜15℃の温度で保管できる。
ペルチェ素子18はその片面に冷熱を生じ、他方の片面
に温熱を生じるが、冷熱は冷却フィン24へ伝導して冷
蔵室6内へ放出される。温熱は放熱フィン20へ伝導し
て台所空間へと排出される。冷蔵室6内の空気は、循環
ファン25の送風作用によって入口27を介して冷気ダ
クト23内へ入り込み、左右の冷却フィン24を通過す
る間にフィン群の冷熱を受けて冷却される。冷やされた
空気流は循環ファン25で冷蔵室6へと再び送出され
る。送風ファン21は、空気導入通路29を介して導入
した新規空気を放熱フィン20へ向かって送出する。送
出された新規空気は、放熱フィン20を通過する間に熱
交換を行って、放熱フィン20の熱を奪う。従って、ペ
ルチェ素子18の温熱発生部側における熱滞留を解消
し、その作動効率を向上できる。熱交換後の排気空気
は、通気口32と排気通路30とを介して台所空間へと
放出される。
納体4に米などの穀類、根菜類、あるいは醤油、味噌等
の調味料を収納して、7〜15℃の温度で保管できる。
ペルチェ素子18はその片面に冷熱を生じ、他方の片面
に温熱を生じるが、冷熱は冷却フィン24へ伝導して冷
蔵室6内へ放出される。温熱は放熱フィン20へ伝導し
て台所空間へと排出される。冷蔵室6内の空気は、循環
ファン25の送風作用によって入口27を介して冷気ダ
クト23内へ入り込み、左右の冷却フィン24を通過す
る間にフィン群の冷熱を受けて冷却される。冷やされた
空気流は循環ファン25で冷蔵室6へと再び送出され
る。送風ファン21は、空気導入通路29を介して導入
した新規空気を放熱フィン20へ向かって送出する。送
出された新規空気は、放熱フィン20を通過する間に熱
交換を行って、放熱フィン20の熱を奪う。従って、ペ
ルチェ素子18の温熱発生部側における熱滞留を解消
し、その作動効率を向上できる。熱交換後の排気空気
は、通気口32と排気通路30とを介して台所空間へと
放出される。
【0023】上記以外に、冷却機器は冷媒ガスと圧縮機
を使用する冷却機とで構成することができる。送風ファ
ン21の配置位置とその個数は、実施例に限定されな
い。例えば機器室7以外に、空気導入通路29と排気通
路30とに送風ファン21を設けることができる。放熱
フィン20および冷却フィン24は、それぞれアルミニ
ウム条材である必要はなく、例えば金属薄板を多段状に
組んだプレートフィンで構成することができる。放熱フ
ィン20と冷却フィン24とは、前後に対向配置する以
外に、機器室7内において上下に対向する状態で配置し
てもよい。パッキン12は、外ケース3側の接合面S1
に配置することができ、必要があれば両接合面S1・S
2の双方にパッキン12を設けてもよい。パッキン12
は実施例で説明した構造である必要はなく、ドア9を閉
じた状態において弾性変形して接合面S2に密着できる
ものであれば足りる。
を使用する冷却機とで構成することができる。送風ファ
ン21の配置位置とその個数は、実施例に限定されな
い。例えば機器室7以外に、空気導入通路29と排気通
路30とに送風ファン21を設けることができる。放熱
フィン20および冷却フィン24は、それぞれアルミニ
ウム条材である必要はなく、例えば金属薄板を多段状に
組んだプレートフィンで構成することができる。放熱フ
ィン20と冷却フィン24とは、前後に対向配置する以
外に、機器室7内において上下に対向する状態で配置し
てもよい。パッキン12は、外ケース3側の接合面S1
に配置することができ、必要があれば両接合面S1・S
2の双方にパッキン12を設けてもよい。パッキン12
は実施例で説明した構造である必要はなく、ドア9を閉
じた状態において弾性変形して接合面S2に密着できる
ものであれば足りる。
【図1】収納体のドア構造を示す縦断側面図である。
【図2】保冷庫の適用例を示す透視図である。
【図3】保冷庫の斜視図である。
【図4】保冷庫の横断平面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【図7】図4におけるC−C線断面図である。
【図8】フィルターの取り付け構造を示す分解斜視図で
ある。
ある。
1 台所収納体
2 組付け空間
3 外ケース
4 収納体
6 冷蔵室
7 機器室
8 収納体の本体部
8b 本体部の後壁
9 ドア
11 ドアの蹴込部
12 パッキン
14 第1レール
15 第2レール
16 遊動レール
23 冷気出口
29 空気導入通路
30 排気通路
36 フィルター
S1・S2 接合面
Claims (4)
- 【請求項1】 台所収納体1の組付け空間2に組み込ま
れる外ケース3と、外ケース3に出し入れされる引出し
状の収納体4とを備えており、 外ケース3の内部が、収納体4を収容する冷蔵室6と、
冷却機器を収容する機器室7とに区分されており、 収納体4は、上面が開口する容器状の本体部8と、本体
部8の前面に固定したドア9と、ドア9の下部に形成さ
れた蹴込部11とを含み、 ドア9と外ケース3との接合面S1・S2が、蹴込部1
1の側からドア9の上端へ向かって外倒れ状に傾斜する
平坦面で形成されており、 ドア9と外ケース3との接合面S1・S2のいずれか一
方に冷気封止用のパッキン12が配置してある台所収納
体用の保冷庫。 - 【請求項2】 冷蔵室6に対して収納体4が、本体部8
と冷蔵室6の内壁との間に設けたレール機構を介して出
し入れ自在に支持されており、 レール機構が、冷蔵室6の内壁に固定した第1レール1
4と、本体部8の上部両側に固定した第2レール15
と、第1・第2の両レール14・15に係合して収納体
4と同行移動する遊動レール16とで構成してある請求
項1記載の台所収納体用の保冷庫。 - 【請求項3】 収納体4を外ケース3に収めた状態にお
いて、本体部8の後壁8bが機器室7の冷気出口23と
対向しており、 本体部8の後壁8bが、通気自在な格子体ないし網体で
形成されている請求項1または2記載の台所収納体用の
保冷庫。 - 【請求項4】 外ケース3の左右周壁と、組付け空間2
の左右内側壁2R・2Lとの間に、それぞれ機器室7に
連通する空気導入通路29と排気通路30とが、組付け
空間2の前面で開口するように設けられており、 ドア9の内面両側の下部に、空気導入通路29および排
気通路30の前面開口を覆うフィルター36が設けてあ
る請求項1または2または3記載の台所収納体用の保冷
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019413A JP2003222462A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 台所収納体用の保冷庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019413A JP2003222462A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 台所収納体用の保冷庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003222462A true JP2003222462A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27743269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002019413A Pending JP2003222462A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 台所収納体用の保冷庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003222462A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007292376A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Cleanup Corp | キッチンにおける冷蔵庫の設置構造 |
EP2292993A3 (de) * | 2009-09-03 | 2015-06-24 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Unterbaugruppenelement für ein Kühl- und/oder Gefriergerät, Kühl- und/oder Gefriegerät sowie Verfahren zur Montage eines Kühl- und/oder Gefriergerätes |
KR102225075B1 (ko) * | 2020-09-23 | 2021-03-09 | 주식회사 윈텍 | 서랍식 빌트인 냉장고 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002019413A patent/JP2003222462A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007292376A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Cleanup Corp | キッチンにおける冷蔵庫の設置構造 |
EP2292993A3 (de) * | 2009-09-03 | 2015-06-24 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Unterbaugruppenelement für ein Kühl- und/oder Gefriergerät, Kühl- und/oder Gefriegerät sowie Verfahren zur Montage eines Kühl- und/oder Gefriergerätes |
US9115926B2 (en) | 2009-09-03 | 2015-08-25 | Liebherr-Hausgerate Ochsenhausen Gmbh | Subassembly for a refrigerating and/or freezing apparatus, refrigerating and/or freezing apparatus and process for assembly of a refrigerating and/or freezing apparatus |
KR102225075B1 (ko) * | 2020-09-23 | 2021-03-09 | 주식회사 윈텍 | 서랍식 빌트인 냉장고 |
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