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JP2003218294A - 放熱器 - Google Patents

放熱器

Info

Publication number
JP2003218294A
JP2003218294A JP2002013981A JP2002013981A JP2003218294A JP 2003218294 A JP2003218294 A JP 2003218294A JP 2002013981 A JP2002013981 A JP 2002013981A JP 2002013981 A JP2002013981 A JP 2002013981A JP 2003218294 A JP2003218294 A JP 2003218294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
base plate
heating element
groove
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002013981A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Matsui
知己 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002013981A priority Critical patent/JP2003218294A/ja
Publication of JP2003218294A publication Critical patent/JP2003218294A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の電子部品の配置による制約を
軽減させることができる放熱器を提供する。 【解決手段】 この放熱器1は、発熱体5を取り付ける
ベース板2を有し、このベース板2の発熱体取付け領域
Rを除く面に、ベース板2の一部2A,2Bを折り曲げ
るための直線状の溝4が1つ以上形成されている。この
放熱器1では、溝4に沿ってベース板2の一部2A,2
Bを折り曲げることにより、プリント基板上で放熱器1
がその近傍の電子部品6と干渉するのを回避することが
できるので、プリント基板の電子部品の配置による制約
を軽減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子等の
発熱体から生じる熱を放熱する放熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に搭載される半導体素子等の発
熱体の冷却には、従来より放熱器が使用されている。図
6は、従来の放熱器の基本的な形状を示す斜視図であ
る。この放熱器41は、通常、アルミニウム等の熱伝導
性に優れた金属素材で構成され、表面に冷却すべき半導
体素子44が取り付けられるベース板42と、このベー
ス板42の背面側に互いに平行に並べて突出形成される
複数のフィン43とからなる。ベース板42の表面に取
り付けられた半導体素子44から発生する熱は、フィン
43の表面から放熱される。この放熱器41は、図6の
姿勢で上端面に現れる断面形状が上下方向に連続する構
造とされており、押出し成形により形成される。使用に
際しては、取り付ける半導体素子44の発熱量に応じて
任意の高さに切断される。
【0003】図7は、従来の放熱器の他の形状を示す斜
視図である。この放熱器41では、半導体素子44が取
り付けられるベース板42の左右両辺に連続して、この
ベース板42から折れ曲がった折れ板部42A,42B
を有し、フィン43はベース板42および折れ板部42
A,42Bの各背面側に互いに平行に並べて突出形成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示した
従来の放熱器41を用いた電子回路基板では、プリント
基板(図示せず)上での電子部品45や半導体素子44
の配置が電子回路に従って決定されているので、半導体
素子44に取り付けられる放熱器41の形状は、電子部
品45と接触することのない横幅Wおよび奥行きDの断
面外形を有し、半導体素子44の発熱量に対応する高さ
Hとなるように決定される。その結果、放熱器41の断
面外形は、プリント基板上での電子部品45の配置に制
約されて小さくなるので、半導体素子44の発熱量に対
応するために放熱器41の高さHはそれだけ高くなり、
プリント基板への放熱板41の取付けが不安定になると
いう問題点を有する。
【0005】放熱器の高さに制約がある場合には、図7
に示す折れ板部42A,42Bを有する放熱器41を使
用することにより、電子部品45を避けながら放熱器4
1の断面外形を大きくすることで、放熱器41の高さH
が低く抑えられる。しかし、図7の放熱器41の場合
は、電子部品45と干渉しない断面外形とするするため
に、製造にあたって専用の押し出し成形金型が必要であ
り、金型作成に時間とコストがかかるばかりか、電子部
品45の配置の異なる電子回路には同じ放熱器41を利
用できないので、汎用性に乏しいという問題点を有す
る。
【0006】この発明は、このような課題を解消し、プ
リント基板の電子部品の配置による制約を軽減させるこ
とができる放熱器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明の
放熱器は、発熱体を取り付けるベース板を有し、このベ
ース板の発熱体取付け領域を除く面に、ベース板の一部
を折り曲げるための直線状の溝を1つ以上形成してい
る。
【0008】請求項2にかかる発明は、請求項1の放熱
器において、前記ベース板の表面に発熱体取付け領域が
設けられ、そのベース板の裏面側に互いに平行に並ぶ複
数のフィンが突出形成されており、前記溝は前記フィン
と平行になるように形成されている。
【0009】請求項3にかかる発明は、請求項2の放熱
器において、前記溝が等間隔に隔てて複数形成されてい
る。
【0010】請求項4にかかる発明の放熱器は、発熱体
を取り付けるベース板を有する放熱器単体の複数個を、
各放熱器単体における前記ベース板の発熱体取付け側の
面が同一方向を向くように、折り曲げ可能な部材を介し
て数珠繋ぎに連結している。
【0011】請求項5にかかる発明は、請求項4の放熱
器において、前記複数個の放熱器単体が同一形状とされ
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0013】実施の形態1.図1(A)はこの発明の実
施の形態1による放熱器を示す斜視図である。この放熱
器1は、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属素材で
構成され、表面に冷却すべき半導体素子などの発熱体が
取り付けられるベース板2と、このベース板2の背面側
に互いに平行に並べて突出形成される複数のフィン3と
を有する。さらに、ベース板2の表面の発熱体取付け領
域Rを避けた位置には、ベース板2の一部2A,2Bを
折り曲げるための1つ以上の溝4が形成されている。こ
こでは、ベース板2の表面の発熱体取付け領域Rを挟ん
だ左右にそれぞれ1つの溝4が形成されている。この放
熱器1も従来例の場合と同様に、図1(A)の姿勢で上
端面に現れる断面形状が上下方向に連続する構造とされ
ており、押出し成形により形成される。したがって、折
り曲げ用溝4もフィン3と平行にその延長方向に沿って
形成される。なお、折り曲げ用溝4は、ベース板2およ
びフィン3の一体化品を押出し成形した後に、別工程で
形成しても良い。
【0014】この場合、各溝4は断面V字形とされてい
て、その溝4によりベース板2に残る薄肉部でベース板
2の一部2A,2Bの折り曲げが可能となるようにされ
ている。なお、前記溝4は、その溝4の形成により残る
ベース板2の薄肉部が折り曲げによって破断されること
のない適度の深さとされる。
【0015】図1(B)は、前記構成の放熱器1を、プ
リント基板上に配置された発熱体である半導体素子5に
取り付けた状態を示す斜視図である。この場合、半導体
素子5はベース板2の表面の発熱体取付け領域Rに、熱
伝導性の高い接着剤等を介してビス7により締付け固定
されている。これにより、ベース板2の表面に取り付け
られた半導体素子5からの熱が放熱器1全体に伝達さ
れ、フィン3から空気中に放出される。ベース板2のう
ち、その表面が折り曲げ用溝4によって分断された左右
の板部2A,2Bは、各溝4の底部を支点にして、溝4
の内側つまり溝4を狭める側に折り曲げられている。こ
れにより、プリント基板上における放熱器1の近傍に配
置された他の電子部品6と放熱器1が干渉するのを回避
して放熱器1の断面外形を大きくできるので、その分だ
け放熱器1の高さHを低くでき、放熱器1の高さに制約
がある場合でも十分に対応できる。
【0016】また、ベース板2の各折り曲げ板部2A,
2Bの折り曲げ角度は、溝4の両壁面が互いに当接する
ところまで折り曲げることにより一定に保つことがで
き、さらに溝4に発生する曲げ応力により、ベース板2
が溝4の部分で破断するのを防止することもできる。
【0017】さらに、放熱器1の折り曲げ用溝4はフィ
ン3と平行に形成されているので、押出し成形により容
易に形成することができる。なお、ベース板2およびフ
ィン3の一体化品を押出し成形した後に、折り曲げ用溝
4を別工程で形成する場合には、同じ押出し成形金型で
形成した成形品に対して、プリント基板上における電子
回路の電子部品配置に応じて折り曲げ用溝4を位置選択
して形成できるので、多種類の押出し成形金型を用いる
ことなく多種類の電子回路に対応できる。
【0018】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による放熱器を電子回路基板に用いた状態を示す側
面図である。この放熱器11は、表面に発熱体である3
つの半導体素子5A,5B,5Cを取付ける発熱体取付
け領域R1,R2,R3を有するベース板12と、この
ベース板12の背面側に互いに平行に並べて突出形成さ
れた複数のフィン13とを有する。さらに、ベース板1
2の表面の発熱体取付け領域R1〜R3を避けた位置、
およびベース板12の背面のフィン形成領域を避けた位
置に、ベース板12の一部12B,12C,12D,1
2Eを折り曲げるための複数の溝4A,4B,14A,
14Bが形成されている。各溝4A〜14Bがフィン1
3の延長方向と平行に形成されることは実施の形態1の
場合と同様である。
【0019】ベース板12の表面の中央の発熱体取付け
領域R1に取り付けられる半導体素子5Aのプリント基
板10からの高さは、ベース板12の表面の左右の発熱
体取付け領域R2,R3に取り付けられる半導体素子5
B,5Cの高さより高いものとされている。これに対応
させて、ベース板12のうち、各半導体素子5A,5
B,5Cに取り付けられる板部12A,12B,12E
は、半導体素子5A,5B,5Cの実装されるプリント
基板10と平行となり、板部12Aから板部12Bに跨
がる板部12Cは板部12Bに向けて下降傾斜し、板部
12Aから板部12Eに跨がる板部12Dは板部12E
に向けて下降傾斜するように、ベース板12に対して前
記各溝4A,4B,14A,14Bが形成されている。
すなわち、溝4Aは板部12Aと板部12Cの境界の表
面側に、溝4Bは板部12Cと板部12Bの境界の背面
側に、溝14Aは板部12Aと板部12Dの境界の背面
側に、溝14Bは板部12Dと板部12Eの境界の表面
側にそれぞれ形成されている。
【0020】溝4A,4Bは断面V字状とされ、溝14
A,14Bは断面U字状とされている。図3(A)に示
すように、溝4Aの両壁面が互いに当接するところまで
溝4Aの内側に板部12Cを折り曲げることにより、板
部12Cが傾斜した状態にされ、板部12Bについても
溝4Bの内側に折り曲げることにより、板部12Bがプ
リント基板10と平行にされる。また、図3(B)に示
すように、板部12Dを溝14Aの外側に折り曲げるこ
とにより、板部12Dが傾斜した状態にされ、板部12
Eについても溝14Bの外側に折り曲げることにより、
板部12Eがプリント基板10と平行にされる。これに
より、プリント基板10に実装された3つの半導体素子
5A,5B,5Cに対して、図2に示すように放熱器1
1を伏せた状態で取り付けることができる。各半導体素
子5A,5B,5Cで発生した熱は素子上部と接触する
放熱器11の板部12A,12B,12Cから放熱器全
体に伝達され、フィン13から空気中へ放出される。
【0021】このように、この放熱器11の場合には、
溝4A〜14Bの曲げ角度を調整することにより、放熱
器11のベース板12の各板部12A,12B,12C
を各半導体素子5A,5B,5Cの高さに合わせて適正
に取り付けることができる。
【0022】断面U字状とした溝14A,14Bの場合
は、断面V字状の溝4A,4Bの場合よりも溝底の幅が
広いので溝外側への折り曲げが可能であり、溝14A,
14Bの形成でベース板12に残る薄肉部が折り曲げに
より破断されることもない。
【0023】なお、この実施の形態2では、一部を断面
V字状の溝4A,4Bとし、他の一部を断面U字状の溝
14A,14Bとしたが、全てを断面V字状の溝として
も、全てを断面U字状の溝としてもよい。ただし、溝1
4Aに替えて断面V字状の溝とする場合にはベース板1
2の表面側に形成し、溝14Bに替えて断面V字状の溝
とする場合にはベース板12の裏面側に形成する。ま
た、溝4Aに替えて断面U字状の溝とする場合にはベー
ス板12の裏面側に形成し、溝4Bに替えて断面U字状
の溝とする場合にはベース板12の表面側に形成する。
【0024】実施の形態3.図4(A)はこの発明の実
施の形態3による放熱器を示す側面図である。この放熱
器21は、表面を発熱体取付け領域Rとするベース板2
2と、このベース板22の背面側に互いに平行に並べて
突出形成された複数のフィン23とを有する。さらに、
ベース板22の背面のフィン形成部を避けた位置には、
ベース板2を複数の板部22A〜22Iに区分して折り
曲げるための複数の溝24が等間隔に隔てて形成されて
いる。各溝24がフィン23の延長方向と平行に形成さ
れることは実施の形態1の場合と同様である。この場合
の溝24は、断面U字状とされている。
【0025】図4(B)は、前記放熱器21を、そのベ
ース板22の各板部22A〜22Iを溝24が外側に開
くように折り曲げて円筒状に構成した状態を示す側面図
である。このように、この放熱器21では、各板部22
A〜22Iを折り曲げて円筒状に構成できるので、ヒー
トパイプなどの円筒状の発熱体の外周面に放熱器21
を、そのベース板22の表面(発熱体取付け領域R)が
発熱体の外周面と接触するように巻き付けることがで
き、円筒状発熱体からの熱を放熱器21より空気中に放
出することができる。また、溝24による各板部22A
〜22Iの曲げ角度を調整することにより、同じ放熱器
21を、直径の異なる円筒状発熱体の外周にも、ベース
板22の表面(発熱体取付け領域R)が発熱体の外周面
と接触するように適正に巻き付けることができる。
【0026】なお、前記放熱器21をプリント基板上で
使用した場合には、実施の形態1,2の場合と同様に、
プリント基板の電子部品の配置による制約を軽減させる
ことができる。
【0027】また、実施の形態1〜3では、ベース板
2,12,22に形成する溝を断面V字状や断面U字状
としたが、これに限らず他の断面形状の溝として、同様
の折り曲げ機能を持たせるようにしても良い。
【0028】実施の形態4.図5(A)はこの発明の実
施の形態4による放熱器を示す斜視図である。この放熱
器31は、表面を発熱体取付け領域Rとするベース板3
2と、このベース板32の背面側に互いに平行に並べて
突出形成された複数のフィン33とを有する複数の放熱
器単体34を同一姿勢に並べ、折り曲げ可能な曲げ部材
35で数珠つなぎに連結したものである。各放熱器単体
34は全て同じ押し出し金型により同一形状に成形され
ている。曲げ部材35は、熱伝導率の高い銅や鉄等の素
材で同一形状の薄い短冊状に形成され、放熱器単体34
におけるベース板32の裏面側に取り付けられる。ま
た、隣り合う放熱器単体34は、ベース板32の表面が
内側となるように放熱器単体34を折り曲げたとき、隣
り合う放熱器単体34同士が干渉し合わないように、所
定の間隔を隔てて連結されている。
【0029】図5(B)は前記放熱器31の各放熱器単
体34を、それらのベース板32表面が内向きとなるよ
うに折り曲げて、放熱器31を円筒状に構成した状態を
示す側面図である。このように、この放熱器31では、
各放熱器単体34間の曲げ部材35を折り曲げて全体を
円筒状に構成できるので、実施の形態3の場合と同様
に、ヒートパイプなどの円筒状の発熱体の外周面に放熱
器31を、そのベース板32の表面(発熱体取付け領域
R)が発熱体の外周面と接触するように巻き付けること
ができ、円筒状発熱体からの熱を放熱器31を経て空気
中に放出することができる。また、曲げ部材35による
各放熱器単体34の曲げ角度を調整することにより、同
じ放熱器31を、直径の異なる円筒状発熱体の外周に
も、ベース板32の表面(発熱体取付け領域R)が発熱
体の外周面と接触するように適正に巻き付けることがで
きる。
【0030】また、この放熱器31では、複数個の放熱
器単体34を同一形状としているので、1つの押出し成
形金型により複数個の放熱器単体34を容易に形成で
き、低コストで放熱器31を製造することができる。
【0031】なお、前記放熱器31をプリント基板上で
使用した場合には、実施の形態1,2の場合と同様に、
プリント基板の電子部品の配置による制約を軽減させる
ことができる。
【0032】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る放熱器は、発
熱体を取り付けるベース板を有し、このベース板の発熱
体取付け領域を除く面に、ベース板の一部を折り曲げる
ための直線状の溝を1つ以上形成したので、溝に沿って
ベース板の一部を折り曲げことにより、プリント基板上
で放熱器がその近傍の電子部品と干渉するのを回避する
ことができ、プリント基板の電子部品の配置による制約
を軽減させることができる。
【0033】この発明の請求項2に係る放熱器は、請求
項1の放熱器において、前記ベース板の表面に発熱体取
付け領域が設けられ、そのベース板の裏面側に互いに平
行に並ぶ複数のフィンが突出形成されており、前記溝が
前記フィンと平行になるように形成されているので、押
出し成形により容易に形成できる。
【0034】この発明の請求項3に係る放熱器は、請求
項2の放熱器において、前記溝が等間隔に隔てて複数形
成されているので、各溝に沿ってベース板を折り曲げる
ことにより円筒状に構成でき、ヒートパイプなどの円筒
状の発熱体の外周面に放熱器を、そのベース板表面が発
熱体の外周面と接触するように巻き付けることができ
る。
【0035】この発明の請求項4に係る放熱器は、発熱
体を取り付けるベース板を有する放熱器単体の複数個
を、各放熱器単体における前記ベース板の発熱体取付け
側の面が同一方向を向くように、折り曲げ可能な部材を
介して数珠繋ぎに連結したので、各放熱器単体間の曲げ
部材を折り曲げて全体を円筒状に構成でき、ヒートパイ
プなどの円筒状の発熱体の外周面に放熱器を、そのベー
ス板の表面が発熱体の外周面と接触するように巻き付け
ることができる。
【0036】この発明の請求項5に係る放熱器は、請求
項4の放熱器において、前記複数個の放熱器単体を同一
形状としたので、1つの押出し成形金型により複数個の
放熱器単体を容易に形成でき、低コストで製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)はこの発明の実施の形態1による放熱
器を示す斜視図、(B)は同放熱器をプリント基板上の
半導体素子に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による放熱器をプリ
ント基板上の半導体素子に取り付けた状態を示す側面図
である。
【図3】 (A)は同放熱器におけるベース板の一部の
折り曲げ説明図、(B)は同ベース板の他部の折り曲げ
説明図である。
【図4】 (A)はこの発明の実施の形態3による放熱
器を示す側面図、(B)は同放熱器を円筒状に折り曲げ
た状態を示す側面図である。
【図5】 (A)はこの発明の実施の形態4による放熱
器を示す斜視図、(B)は同放熱器を円筒状に折り曲げ
た状態を示す側面図である。
【図6】 従来例の放熱器をプリント基板上の半導体素
子に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図7】 他の従来例の放熱器をプリント基板上の半導
体素子に取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 放熱器、2,12,22,32
ベース板、2A,2B,12A〜12E,22A〜2
2I 板部、3,13,23,33 フィン、4,4
A,4B,14A,14B,24 溝、34 放熱器単
体、35 曲げ部材、R,R1〜R3 発熱体取付け領
域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を取り付けるベース板を有し、こ
    のベース板の発熱体取付け領域を除く面に、ベース板の
    一部を折り曲げるための直線状の溝を1つ以上形成した
    ことを特徴とする放熱器。
  2. 【請求項2】 前記ベース板の表面に発熱体取付け領域
    が設けられ、そのベース板の裏面側に互いに平行に並ぶ
    複数のフィンが突出形成されており、前記溝は前記フィ
    ンと平行になるように形成されている請求項1記載の放
    熱器。
  3. 【請求項3】 前記溝は等間隔に隔てて複数形成されて
    いる請求項2記載の放熱器。
  4. 【請求項4】 発熱体を取り付けるベース板を有する放
    熱器単体の複数個を、各放熱器単体における前記ベース
    板の発熱体取付け側の面が同一方向を向くように、折り
    曲げ可能な部材を介して数珠繋ぎに連結したことを特徴
    とする放熱器。
  5. 【請求項5】 前記複数個の放熱器単体は同一形状であ
    る請求項4記載の放熱器。
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