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JP2003205836A - 油圧ブレーキ用アクチュエータ及び電動ブレーキ装置 - Google Patents

油圧ブレーキ用アクチュエータ及び電動ブレーキ装置

Info

Publication number
JP2003205836A
JP2003205836A JP2002004923A JP2002004923A JP2003205836A JP 2003205836 A JP2003205836 A JP 2003205836A JP 2002004923 A JP2002004923 A JP 2002004923A JP 2002004923 A JP2002004923 A JP 2002004923A JP 2003205836 A JP2003205836 A JP 2003205836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
output shaft
electric motor
stroke amount
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002004923A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2002004923A priority Critical patent/JP2003205836A/ja
Publication of JP2003205836A publication Critical patent/JP2003205836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型で軽量な油圧ブレーキ用アクチュエータを
提供すること。 【解決手段】油圧ブレーキ用アクチュエータ6は、電動
モータ7の出力軸15の回転に基づいてピストン18を
作動させ、マスターシリンダ13に油圧を生じさせる。
電動モータ7の出力軸15には板カム16が一体回転す
るように固着され、該板カム16にはマスターシリンダ
13のピストン18が当接されている。油圧ブレーキ用
アクチュエータ6は、該板カム16の形状に基づいて、
ピストン18のストローク量を調整し、低油圧の時には
ストローク量を多くし、高油圧になるに従って、ストロ
ーク量を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ブレーキ用ア
クチュエータ及び電動ブレーキ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両用ブレーキ装置として、
油圧介在式電動ブレーキ装置が知られている。この種の
電動ブレーキ装置は、油圧源たるマスターシリンダを電
動モータで押圧し、それによって生じる油圧力によって
例えば車軸とともに回転する円盤状のブレーキディスク
をブレーキパッドで挟持し、制動力を発生させる。電動
モータはボールスクリュウ機構を内蔵し、モータの回転
トルクをボールスクリュウ機構にて直線力に変換する。
その直線力にてピストンを作動させ、マスターシリンダ
を押圧する。尚、電動モータの出力軸にピニオンを備
え、該ピニオンをピストンに構成されたラックと歯合さ
せた機構を用いたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストンの
初期作動時、つまり、油圧が低圧であるためにピストン
にかかる負荷が無負荷、または軽負荷状態の時、電動ブ
レーキ装置は高い初期応答性を確保するため、ピストン
のストローク量を多くする必要があった。また、油圧が
高圧になりピストンにかかる負荷が重負荷状態の時に
は、高い応答性は必要としないものの、重負荷に対応す
るために出力軸からピストンに伝える推力を高くする必
要があった。
【0004】ところが、従来の機構では、電動モータの
出力軸の回転運動に対して、ピストンを等しい推力で、
等速に作動させていたので、高い初期応答性と高い推力
を確保するため、高回転数、高出力の電動モータを使用
していた。そのため、大きくて重い電動モータが油圧ブ
レーキ用アクチュエータには必要だった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、小型で軽量な油圧ブレ
ーキ用アクチュエータ及び電動ブレーキ装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、電動モータの作用に基づ
いてピストンを作動させ、油圧源に油圧を生じさせる油
圧ブレーキ用アクチュエータにおいて、前記電動モータ
の出力軸の回転角度に応じたストローク量にて前記ピス
トンを作動させる動力伝達手段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記動力伝達手
段は、油圧の低圧時に前記ピストンのストローク量を多
くし、高圧になるに従って前記ピストンのストローク量
を減少させるように構成された。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記動力伝達手
段は、油圧が高圧になるに従って、前記ピストンに対す
る推力を高めるように構成された。請求項4に記載の発
明は、前記動力伝達手段は、油圧の低圧時に電動モータ
の出力軸の回転に対して、前記ピストンのストローク量
を多くし、高圧になるに従って、出力軸の回転に対して
ストローク量を少なくする形状をしたカムからなる。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記動力伝達手
段は、前記電動モータの出力軸と一体的に回転するアー
ムと、一端が前記アームと回転可能に接続され、他端が
ピストンと回動可能に接続されているリンク部材と、か
らなる。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一項に記載の油圧ブレーキ用アクチュエータに
より、油圧源に油圧力を生じさせ、該油圧力により摩擦
部材を接触・非接触状態の間で変位させて、所望の制動
力を発生させる電動ブレーキ装置である。
【0011】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
出力軸の回転数を変えなくてもピストンのストローク量
を増減できる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、低回転数
の電動モータを使用しても、ピストンにかかる負荷が無
負荷または軽負荷状態において、高い応答性を得ること
ができる。
【0013】請求項3の発明によれば、低出力の電動モ
ータを使用しても、ピストンにかかる負荷が重負荷状態
において、ピストンは重負荷に対応する高い推力を得る
ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、カムの形
状を変えることにより、ピストンのストローク量と推力
を自在に設定することができる。請求項5に記載の発明
によれば、当接による磨耗が少なくなり長期間の使用に
耐えることができる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、小型で軽
量な電動ブレーキ装置を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に示すように、電動
ブレーキ装置1のブレーキ部2は、ブレーキキャリパ3
を備えている。ブレーキキャリパ3には図示しないブレ
ーキパッドが設けられ、このブレーキパッドは車軸4に
固定される円板状のブレーキディスク5のアウタ側側面
及びインナ側側面にそれぞれ接離可能に対向配置されて
いる。
【0017】ブレーキキャリパ3は、油圧ブレーキ用ア
クチュエータ6が油圧源たるマスターシリンダ13を押
圧することにより生じる油圧力により、車軸4の軸方向
に沿って移動可能となっている。そして、油圧力によ
り、インナ側のブレーキパッドがブレーキディスク5に
圧接すると、そのときに発生する反力によりブレーキキ
ャリパ3が軸方向に沿ってインナ側に移動することで、
アウタ側ブレーキパッドもブレーキディスク5を圧接す
る。これにより、ブレーキ部2に制動力が発生するよう
になっている。
【0018】油圧ブレーキ用アクチュエータ6には電動
モータ7が備えられており、電動モータ7は制御部8に
接続されている。この制御部8によって回転量が指示さ
れ、その指示に従い、作動している。制御部8は検出器
9を介してブレーキペダル10と接続されている。この
検出器9はブレーキペダル10の踏力を検出し、それを
制御部8に出力し、制御部8はその踏力に応じて電動モ
ータ7の回転量を決定し、回転量指示信号を出力する。
尚、検出器9はブレーキペダル10のストローク量を検
出してもよい。
【0019】次に、油圧ブレーキ用アクチュエータ6に
ついて説明する。図2(a)は油圧ブレーキ用アクチュ
エータ6の平断面図であり、図2(b)は油圧ブレーキ
用アクチュエータ6の側断面図である。
【0020】油圧ブレーキ用アクチュエータ6はハウジ
ングケース11を備え、ハウジングケース11の側壁に
は嵌合孔12が形成されている。該嵌合孔12には軸受
け19が嵌合されている。また、内部にシリンダー室1
3aが形成されているマスターシリンダ13は、ハウジ
ングケースの嵌合孔12のある側壁に、該軸受け19を
介してシリンダー室13aとハウジングケース11が連
通するように取り付けられている。
【0021】また、ハウジングケース11の底部の内壁
に電動モータ7を嵌合するための凹部14が備えられて
いる。電動モータ7は出力軸15をハウジングケース1
1の内側に向けて、つまり、出力軸15が図において水
平方向に回転するように凹部14に嵌合されている。ま
た、前記出力軸15には板カム16が出力軸15と一体
的に水平方向に回転するように固着されている。
【0022】板カム16は略円盤状に形成されており、
出力軸15は板カム16の中心から径方向に所定距離ず
れた位置に固着されている。板カム16のカム面17に
はピストン18が当接されている。ピストン18は棒状
に形成されており、前記ピストン18は軸受け19を介
してシリンダー室13aの中心軸に沿って移動可能に嵌
挿されている。また、ピストン18の先端にはカムフォ
ロアとしてローラー20が設けられ、そのローラー20
は板カム16のカム面17に当接されている。ローラー
20は板カム16と同一平面に沿って(図では水平方
向)回転可能に形成されている。
【0023】板カム16は、回転の中心(出力軸15)
からカム面17までの距離(即ち外形形状)が一定でな
いように形成されている。詳述すると、カム面17と出
力軸15との距離が最短であるところから、出力軸15
を中心として180度回転したところがカム面17と出
力軸15との距離が最長であるように形成されている。
【0024】また、カム面17と出力軸15との距離が
最短であるところから出力軸15を中心として一定角度
まで、カム面17と出力軸15との距離は大幅に離れて
いくように形成されている。一定角度を過ぎると、カム
面17と出力軸15との距離は小幅に離れていくように
形成されている。
【0025】また、シリンダー室13a内にあるピスト
ン18の基端はシリンダー室13aの内径よりわずかに
小さい外径を有している板状の押圧部21が形成されて
いる。この押圧部21がシリンダー室13a内に充填さ
れているブレーキ液を圧縮することにより油圧力が発生
する。
【0026】マスターシリンダ13は、シリンダー室1
3a内に図示しない戻しスプリングを備え、ピストン1
8はこの戻しスプリングの弾性力とシリンダー室13a
内に生じる油圧の戻し力により元に戻ろうとする力を受
けている。このため、ピストン18と板カム16は常に
当接している。
【0027】次に、ピストン18の動きについて説明す
る。まず、電動モータ7が制御部8の指示を受け、出力
軸15が回転すると、出力軸15に固着されている板カ
ム16が出力軸15と一体的に回転運動を行う。出力軸
15からカム面17までの距離は一定でないので、板カ
ム16が回転するに従って、ピストン18が当接してい
るカム面17の位置はシリンダー室13aの中心軸方向
に沿って移動往復運動をする。このため、ピストン18
も当接しているカム面17の位置と連動して、移動往復
運動を行う。
【0028】ピストン18と当接しているカム面17と
出力軸15の距離が最短であるとき、シリンダー室13
a内の容積が最大のときである。このとき、油圧が低圧
であり、ピストン18にかかる負荷は無負荷又は軽負荷
状態である。
【0029】この無負荷又は軽負荷状態において、回転
する板カム16は、その形状により、ピストン18とカ
ム面17の当接位置と出力軸15との距離が大きくなる
からピストン18と出力軸15は大きく離れていく。こ
の動きに連動して、ピストン18のストローク量は多く
なり、ピストン18はマスターシリンダ13内へ素早く
押し込まれ、充填されているブレーキ液を押圧部21に
より押圧する。
【0030】このため、低回転数の電動モータ7でも、
ピストン18が素早く押し込まれ、油圧ブレーキ用アク
チュエータ6の初期応答性が高い。出力軸15が一定角
度回転し、ピストン18がシリンダー室13a内にある
程度押し込まれると、油圧が高まり、ピストン18にか
かる負荷が重負荷状態になる。
【0031】この重負荷状態において、回転する板カム
16の形状により、一定角度回転したので、ピストン1
8と当接するカム面17の位置が、出力軸15から無負
荷または軽負荷状態におけるカム面17の動きと比較し
て、小さく離れていく。
【0032】このため、このピストン18と当接するカ
ム面17の位置の動きに連動して、ピストン18のスト
ローク量は無負荷又は軽負荷状態におけるストローク量
と比較して少なくなる。そして、ストローク量を少なく
したことにより、出力軸15のトルクをピストン18が
十分受けるので、無負荷又は軽負荷状態におけるピスト
ン18の推力と比較して高い推力を得ることができる。
このため、低出力の電動モータ7でも、ピストン18に
かかる負荷に対応できる十分な推力を得ることができ
る。
【0033】以上詳述したように本実施の形態は、以下
の特徴を有する。 (1)ピストン18の初期作動時、つまり、油圧が低圧
でピストン18にかかる負荷が少ないとき、板カム16
の形状によりピストン18のストローク量を多くしてい
る。このため、電動モータ7にかかる負荷が無負荷状態
あるいは軽負荷状態において高回数の電動モータ7でな
くても、油圧ブレーキ用アクチュエータ6は高い初期応
答性を確保できる。
【0034】また、ピストン18に負荷が増加するに従
って、つまり油圧が高圧になるに従って、ピストン18
のストローク量を減少させていき、出力軸15のトルク
をピストン18が大きく受けることにより高推力を確保
できる。このため、高出力の電動モータ7でなくても、
重負荷状態においてピストン18は十分な推力を得るこ
とができる。
【0035】これらの理由から、低回転数で低出力の電
動モータ7で十分な制動力を得られるため、小型で軽量
の電動モータ7を使用することにより、小型で軽量な油
圧ブレーキ用アクチュエータ6を提供できる。また、こ
の油圧ブレーキ用アクチュエータ6を使用することによ
り、小型で軽量な電動ブレーキ装置1を提供できる。
【0036】(2)板カム16のカム面17の形状を変
えることにより、カム面17と出力軸15との距離の変
化量を調整することができる。これにより、カム面17
の形状と連動して作動しているピストン18のストロー
ク量を調整することができる。このため、ピストン18
のストローク量を多くすることによって、電動モータ7
の回転数を多くしなくても応答性を高めることができ
る。また、ストローク量を少なくすることによって、電
動モータ7の出力を高めなくても、ピストン18の推力
を高めることができる。
【0037】これらの理由により、低回転数、低出力の
小型で軽量の電動モータ7でも、板カム16の形状を変
えることにより、ピストン18のストローク量と推力を
自在に設定することができる油圧ブレーキ用アクチュエ
ータ6を提供することができる。
【0038】(3)板カム16が当接しているピストン
18の先端にはローラー20が備えられているので、ピ
ストン18を直接接触させるよりも、磨耗が少なくな
る。このため、油圧ブレーキ用アクチュエータ6が長期
間の使用に耐えることができる。
【0039】なお、上記以外に次の形態にて具体化でき
る。 ○上記実施形態では、板カム16を使用してピストン1
8のストローク量を調整したが、図3に示すようなリン
ク機構を使用してもよい。
【0040】図3(a)はリンク機構を使用した油圧ブ
レーキ用アクチュエータの平断面図で、図3(b)は側
断面図である。図3に示すように、出力軸31には出力
軸31と一体的に回転する棒状のアーム32が固着され
ており、該アーム32の一端にはリンク部材33が回転
可能に接続されている。リンク部材33は棒状に形成さ
れており、アーム32と接続している反対側の端部には
ピストン34と回動可能に接続されている。
【0041】このため、出力軸31の回転運動が直線運
動に変換され、ピストン34が往復運動する。また、ア
ーム32とリンク部材33の長さを変えることにより、
ピストン34のストローク量を調節することができる。
このため、油圧の低圧時にはストローク量を多くし、次
第にストローク量を減少させていくようにできる。
【0042】この場合、上記実施形態の効果に加え、リ
ンク機構を使用するので、ピストンとの当接による磨耗
がないので長期間の使用に耐えることができる。 ○上記実施形態では、板カム16を使用したが、円筒カ
ムなど他の形状をしているカムでもよい。
【0043】○上記実施形態では、ブレーキ部2はディ
スクブレーキにて構成されていたが、これに限定されな
い。 ○上記実施形態では、板カム16にローラー20を介し
てピストン18を当接させていたが、ローラー20はな
くして、直接ピストンを板カム16に当接させてもよ
い。
【0044】○上記実施形態では、板カム16の形状は
円状をしていたが、ストローク量を調節できるなら、楕
円形のカム、三角形のカムなど他の形状をしていてもよ
い。 ○上記実施形態では、ピストン18はマスターシリンダ
13からの負荷により、板カム16に当接させていた
が、板カム16と接続させてもよい。この場合、板カム
16に溝を、ピストンに溝にはめ込むための突起を形成
し、板カム16にピストン18を接続する。このように
すれば、ピストン18と板カム16とが離れることがな
く、運動の伝わり方が確実になる。
【0045】上記の実施形態及び別例から把握できる技
術的思想を以下に記載する。 (イ)前記ピストンの先端に、前記カムのカム面に当接
するローラーを備えたことを特徴とする請求項4に記載
の油圧ブレーキ用アクチュエータ。これにより、ピスト
ンと直接当接することによる磨耗が減少するので、長期
間の使用に耐えられる油圧ブレーキ用アクチュエータを
提供できる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、小型で軽量な油圧ブレーキ用アクチ
ュエータを提供できる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、電動モー
タの性能を変えなくても、ピストンのストローク量や推
力を変えることができる油圧ブレーキ用アクチュエータ
を提供できる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、長期間の
使用に耐えることができる小型で軽量な油圧ブレーキ用
アクチュエータを提供できる。請求項6に記載の発明に
よれば、小型で軽量な電動ブレーキ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動ブレーキ装置の概略構成図。
【図2】 (a)は油圧ブレーキ用アクチュエータの平
断面図、(b)は側断面図。
【図3】 (a)は別例の油圧ブレーキ用アクチュエー
タの平断面図、(b)は側断面図。
【符号の説明】
1…電動ブレーキ装置、5…ブレーキディスク、6…油
圧ブレーキ用アクチュエータ、7…電動モータ、13…
マスターシリンダ、15、31…出力軸、16…板カ
ム、17…カム面、18、34…ピストン、20…ロー
ラー、32…アーム、33…リンク部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ(7)の作用に基づいてピス
    トン(18、34)を作動させ、油圧源(13)に油圧
    を生じさせる油圧ブレーキ用アクチュエータにおいて、 前記電動モータ(7)の出力軸(15、31)の回転角
    度に応じたストローク量にて前記ピストン(18、3
    4)を作動させる動力伝達手段(16、17、32、3
    3)を備えたことを特徴とする油圧ブレーキ用アクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】 前記動力伝達手段(16、17、32、
    33)は、油圧の低圧時に前記ピストン(18、34)
    のストローク量を多くし、高圧になるに従って前記ピス
    トン(18、34)のストローク量を減少させるように
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の油圧ブレ
    ーキ用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達手段(16、17、32、
    33)は、油圧が高圧になるに従って、前記ピストン
    (18、34)に対する推力を高めるように構成された
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の油圧ブレー
    キ用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達手段は、油圧の低圧時に電
    動モータ(7)の出力軸(15)の回転に対して、前記
    ピストン(18)のストローク量を多くし、高圧になる
    に従って、出力軸(15)の回転に対してストローク量
    を少なくする形状をしたカム(16、17)からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の油
    圧ブレーキ用アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記動力伝達手段は、前記電動モータ
    (7)の出力軸(31)と一体的に回転するアーム(3
    2)と、一端が前記アーム(32)と回転可能に接続さ
    れ、他端がピストン(34)と回動可能に接続されてい
    るリンク部材(33)と、からなることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の油圧ブレーキ用アク
    チュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の油
    圧ブレーキ用アクチュエータにより、油圧源(13)に
    油圧力を生じさせ、該油圧力により摩擦部材(5)を接
    触・非接触状態の間で変位させて、所望の制動力を発生
    させる電動ブレーキ装置。
JP2002004923A 2002-01-11 2002-01-11 油圧ブレーキ用アクチュエータ及び電動ブレーキ装置 Pending JP2003205836A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137377A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置

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JP2009137377A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置

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