JP2003297653A - 内燃機関用点火装置およびその組み付け方法 - Google Patents
内燃機関用点火装置およびその組み付け方法Info
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- JP2003297653A JP2003297653A JP2002098506A JP2002098506A JP2003297653A JP 2003297653 A JP2003297653 A JP 2003297653A JP 2002098506 A JP2002098506 A JP 2002098506A JP 2002098506 A JP2002098506 A JP 2002098506A JP 2003297653 A JP2003297653 A JP 2003297653A
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Abstract
シリンダヘッドに装着される内燃機関用点火装置におい
て、小型化等を図る。 【解決手段】 碍子5は中心電極22が内蔵されたプラ
グ側筒部51と、プラグ側筒部51から反燃焼室側に向
かって延びるコイル側筒部52とを有し、点火コイル3
における全ての高電圧部がコイル側筒部52内に収納さ
れている。これによると、コイル側筒部52によって高
電圧部と低電圧部との絶縁を確保することができると共
に、絶縁樹脂で絶縁固定させる必要があるのは、2次巻
線32だけになるため、従来の冷熱ストレスによる樹脂
クラックリークの心配がなくなり、従って、応力緩和部
品の追加や絶縁樹脂層の肉厚拡大が不要になって、小型
で簡単な構成にすることができる。
Description
コイルを一体化した内燃機関用点火装置およびその組み
付け方法に関するものである。
した内燃機関用点火装置が種々提案されている(特開2
000−252040号公報、特開2000−2772
32号公報、欧州特許出願公開第0907019号明細
書参照)。
イルと点火プラグを一体化した従来の点火装置において
は、長尺細径形状であるが故、冷熱ストレスによる内部
応力が高くなる。そこで、内部応力を緩和してクラック
を防止するための応力緩和部品の追加や、応力低減のた
めの絶縁樹脂層の肉厚拡大等の対策を講じており、その
ため、コストアップや、細径化の限界が課題となってい
る。
の熱硬化樹脂である絶縁樹脂で硬化させるため、製品完
成後は単一材料レベルまでの分解は不可能であり、構成
部品をリサイクルすることは困難である。
で、小型化、低コスト化、リサイクルの容易化の少なく
とも1つを可能にすることを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、セラミックから成る筒
状の碍子(5)に中心電極(22)が内蔵され、内燃機
関の燃焼室で放電を行う点火プラグ(2)と、1次巻線
(31)と2次巻線(32)とを有して点火プラグ
(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)とを備え、
点火プラグ(2)と点火コイル(3)が筒状のケース
(1)に収納されて内燃機関のシリンダヘッドに装着さ
れる内燃機関用点火装置において、碍子(5)は中心電
極(22)が内蔵されたプラグ側筒部(51)と、プラ
グ側筒部(51)から反燃焼室側に向かって延びるコイ
ル側筒部(52)とを有し、コイル側筒部(52)内に
2次巻線(32)が収納されていることを特徴とする。
圧部と低電圧部との絶縁を確保することができると共
に、絶縁樹脂で絶縁固定させる必要があるのは、2次巻
線だけになるため、従来の冷熱ストレスによる樹脂クラ
ックリークの心配がなくなり、従って、応力緩和部品の
追加や絶縁樹脂層の肉厚拡大が不要になって、小型で簡
単な構成にすることができる。
(3)における全ての高電圧部が、コイル側筒部(5
2)内に収納されていることを特徴とする。
ることができる。
ら成る筒状の碍子(5)に中心電極(22)が内蔵さ
れ、内燃機関の燃焼室で放電を行う点火プラグ(2)
と、1次巻線(31)と2次巻線(32)とを有して点
火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)と
を備え、点火プラグ(2)と点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて内燃機関のシリンダヘッドに
装着される内燃機関用点火装置において、碍子(5)は
中心電極(22)が内蔵されたプラグ側筒部(51)
と、プラグ側筒部(51)から反燃焼室側に向かって延
びるコイル側筒部(52)とを有し、1次巻線(31)
および2次巻線(32)の一方が、コイル側筒部(5
2)の外周に直接巻かれていることを特徴とする。
に直接巻線しているため、従来の樹脂製スプールを1つ
廃止することができる。また、コイル側筒部は従来の樹
脂製スプールと比べて耐熱温度が高いため、樹脂等の放
熱手段も不要になり、コストを低減できる。
(31)をコイル側筒部(52)の外周に直接巻くこと
ができる。
(5)に中心電極(22)が内蔵され、内燃機関の燃焼
室で放電を行う点火プラグ(2)と、1次巻線(31)
と2次巻線(32)とを有して点火プラグ(2)に高電
圧を供給する点火コイル(3)とを備え、点火プラグ
(2)と点火コイル(3)が筒状のケース(1)に収納
されて内燃機関のシリンダヘッドに装着される内燃機関
用点火装置において、2次巻線(32)が筒状のスプー
ル(34)の外周に巻かれ、スプール(34)内に中心
コア(33)が収納され、スプール(34)の外周側お
よびスプール(34)の内周側のうち、スプール(3
4)の外周側のみに電気絶縁性の樹脂層が設けられてい
ることを特徴とする。
脂層にて固定されないため、中心コアは分解後に単一材
料として分別可能となり、リサイクル材として再利用で
きる。
4)は、巻線が巻かれる巻き線用筒部(34a)と、巻
き線用筒部(34a)から反燃焼室側に向かって突出す
る突出筒部(34b)とを有することを特徴とする。
注入する際、樹脂注入量が突出筒部の開口端位置を超え
ないようにすることにより、スプールの内周側への樹脂
の流入を防止しつつスプールの外周側のみに樹脂層を設
けることができる。
4)の開口部がコア押え蓋(35)により塞がれている
ことを特徴とする。
の流入がコア押え蓋によって阻止されるため、スプール
の外周側のみに樹脂層を設けることができる。
(5)に中心電極(22)が内蔵され、内燃機関の燃焼
室で放電を行う点火プラグ(2)と、1次巻線(31)
と2次巻線(32)とを有して点火プラグ(2)に高電
圧を供給する点火コイル(3)とを備え、点火プラグ
(2)と点火コイル(3)が筒状のケース(1)に収納
されて内燃機関のシリンダヘッドに装着される内燃機関
用点火装置において、ケース(1)、1次巻線(3
1)、および点火コイル(3)の中心コア(33)のう
ち少なくとも1つが、分解可能な構成であることを特徴
とする。
料として分別可能となり、リサイクル材として再利用で
きる。
内に収納される部品が、ケース(1)の開口端部にねじ
結合されるボルト(8)により固定されることを特徴と
する。
がボルトにより固定されるため、点火装置を容易に分解
することができ、ケースや収納部品が分解後に単一材料
として分別可能となり、リサイクル材として再利用でき
る。
(5)に中心電極(22)が内蔵され、内燃機関の燃焼
室で放電を行う点火プラグ(2)と、1次巻線(31)
と2次巻線(32)とを有して点火プラグ(2)に高電
圧を供給する点火コイル(3)とを備え、点火プラグ
(2)と点火コイル(3)が筒状のケース(1)に収納
されて内燃機関のシリンダヘッドに装着される内燃機関
用点火装置の組み付け方法であって、碍子(5)は中心
電極(22)が内蔵されたプラグ側筒部(51)と、プ
ラグ側筒部(51)から反燃焼室側に向かって延びるコ
イル側筒部(52)とを有し、2次巻線(32)を電気
絶縁性の樹脂で硬化させた後、2次巻線(32)をコイ
ル側筒部(52)内に挿入することを特徴とする。
プールをコイル側筒部内に挿入した後樹脂を注入する場
合よりも、2次巻線を含浸固着させる際の生産性が向上
でき、コストも低減できる。さらに、分解時に、2次巻
線や中心コア等が組み付けられた2次スプールを、コイ
ル側筒部から容易に取り出すことができるため、点火装
置を容易に分解することができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
関用点火装置の一実施形態を示すもので、図1は点火装
置の全体構成を示す断面図、図2は点火装置の全体を示
す外観斜視図、図3は点火装置全体の組み付け時の分解
斜視図、図4は圧力検出素子4の組み付け時の斜視図で
ある。
性体で且つ導電性の鉄鋼材料よりなる円筒形状のケース
1内に、点火プラグ2と点火コイル3と圧力検出素子4
が収納され、点火プラグ2の両電極(詳細後述)が図示
しない車両用内燃機関の燃焼室に露出するようにして、
シリンダヘッドのプラグホールに装着されるようになっ
ている。
室側に雄ねじ部11が形成されると共に、反燃焼室側に
締め付け用ナット部12が形成されており、ナット部1
2を利用してケース1を回して、雄ねじ部11をシリン
ダヘッドの図示しない雌ねじ部にねじ結合させることに
より、点火装置がシリンダヘッドに固定されるようにな
っている。
等のセラミックからなる円筒状の碍子5が収納されてお
り、この碍子5は、燃焼室側に位置するプラグ側筒部5
1と、このプラグ側筒部51から反燃焼室側に向かって
延びるコイル側筒部52とを有している。
付き状の受け面13が形成されており、一方、碍子5の
プラグ側筒部51の外周面には、この受け面13に当接
する段付き状の当たり面53が形成されている。そし
て、受け面13と当たり面53が当接することにより、
ケース1と碍子5との軸方向の位置決めがなされると共
に、ケース1と碍子5との間からの燃焼ガスの洩れを防
止するようになっている。
ム21、導電性金属よりなる中心電極22、および導電
性金属よりなる接地電極23等から構成されている。そ
して、ステム21および中心電極22は、碍子5におけ
るプラグ側筒部51の中心穴に挿入されており、この中
心電極22の一端は燃焼室に露出している。また、接地
電極23はケース1に溶接等により一体化されており、
この接地電極23は中心電極22の一端と対向してい
る。
32、磁性材料よりなる円柱状の中心コア33、および
電気絶縁性の樹脂にて有底円筒状に形成された2次スプ
ール34等から構成されている。
子5におけるコイル側筒部52の外周面の凹部54に直
接巻線されている。そして、1次巻線31の両端は図示
しないターミナルを介して、接続コネクタ6のコネクタ
端子61に接続されており、これにより1次巻線31に
図示しないイグナイタからの制御信号が入力されるよう
になっている。
り囲む部分は、外周コアの機能を有している。そして、
ケース1において1次巻線31を取り囲む部分には、磁
束変化で発生する環状電流による損失を防止するため
に、スリット15(図2参照)が形成されている。
れる巻き線用筒部34aと、この巻き線用筒部34aか
ら反燃焼室側に向かって突出する突出筒部34bを有し
ている。そして、巻き線用筒部34aの外周に2次巻線
32が巻かれ、2次スプール34の中心穴に中心コア3
3が挿入されている。中心コア33を挿入後、2次スプ
ール34の中心穴の開口部にゴムやスポンジ等の弾性材
よりなるコア押え蓋35が挿入されることにより、2次
スプール34の中心穴が塞がれている。
え蓋35が組み付けられた2次スプール34を、コイル
側筒部52の中心穴に挿入した後、コイル側筒部52の
開口部が上側になる姿勢の状態で、コイル側筒部52の
開口部から電気絶縁性の樹脂が注入される。そして、そ
の樹脂がコイル側筒部52と2次巻線32との隙間に流
入後硬化して2次巻線32が固着されている。
口端位置を超えないようにすることにより、2次スプー
ル34の中心穴に樹脂が流入しないようにしている。ま
た、2次スプール34の中心穴への樹脂の流入は、コア
押え蓋35によっても阻止される。従って、この点火装
置において絶縁樹脂にて固着されるのは、2次巻線32
のみである。
高電圧端は、点火プラグ2の中心電極22に接続され、
低電圧端は、図示しないターミナルを介してケース1に
接続されている。なお、ケース1はシリンダヘッド等を
介して図示しない車両のボデーに接地されている。
高電圧部と低電圧部とが、碍子5におけるコイル側筒部
52によって完全に絶縁されている。因みに、2次巻線
32、およびステム21と2次巻線32の高電圧端とを
接続する部品が高電圧部に相当し、1次巻線31および
ケース1が低電圧部に相当する。
の変化に伴って電位が変位するもので、例えばチタン酸
鉛からなり、薄板リング状に形成されている。そして、
圧力検出素子4は、導電性金属にて薄板リング状に形成
されたターミナル7と共に、コイル側筒部52の端部に
配置されている。なお、ターミナル7には、コネクタ端
子61が一体に形成されている(図4参照)。
に配置可能にするために、コイル側筒部52の端部は、
1次巻線31および2次巻線32よりも、図1の紙面に
おいて上部まで延長されている。換言すると、コイル側
筒部52の端部は、1次巻線31および2次巻線32よ
りも反燃焼室側に突出している。
側に雌ねじ部14(図3参照)が形成されており、圧力
検出素子4を保持する保持部材に相当する筒状のボルト
8が、雌ねじ部14にねじ結合されることにより、圧力
検出素子4およびターミナル7が、コイル側筒部52の
端部とボルト8との間に保持されるようになっている。
の碍子5に、点火プラグ2、2次巻線32、中心コア3
3、2次スプール34等を挿入した後、図4に示すよう
に、コイル側筒部52の端部に圧力検出素子4およびタ
ーミナル7を装着し、次に、図3に示すように、それら
をケース1に挿入した後、ボルト8を雌ねじ部14に締
め付ける。これにより、圧力検出素子4、ターミナル
7、および碍子5を、ケース1の受け面13側に向かっ
て押し付ける。
検出素子4に圧縮予荷重を与えると共に、受け面13と
碍子5の当たり面53との当接部にて、ケース1と碍子
5との間からの燃焼ガスの洩れを防止するようになって
いる。
ケース1に電気的に接続され、圧力検出素子4の他端は
ターミナル7に接続されており、これにより圧力検出素
子4の出力信号が図示しない制御装置に出力されるよう
になっている。
後、接続コネクタ6の樹脂製のケース62がボルト8の
中空穴に挿入される。
制御信号に基づいて点火コイル3が高電圧を発生し、点
火プラグ2はその高電圧を火花ギャップ間で放電して燃
焼室内の混合気を着火させる。また、燃焼室内での燃焼
によって発生した圧力は、碍子5を介して圧力検出素子
4に伝達され、それにより圧力検出素子4は圧縮荷重を
受ける。そして、圧力検出素子4は、その荷重に応じた
電圧の出力信号を出力する。
を1次巻線31および2次巻線32よりも反燃焼室側に
突出させて、コイル側筒部52の端部に圧力検出素子4
を配置しているため、圧力検出素子4の信号線を、点火
コイル3の脇を通すことなく、ケース1の外部に取り出
すことができる。よって、ケース1の直径を増加させる
こともなく、圧力検出素子4の出力信号は点火コイル3
からの放電ノイズの影響も受けにくくなるとともに、信
号線の這いまわし等の処理も不要もしくは容易になる。
素子4に圧縮予荷重を与えるようにしているため、燃焼
室の圧力変動に対する出力精度を確保することができ
る。
の受け面13に碍子5の当たり面53を押し付けるよう
にしているため、受け面13と当たり面53との当接部
にて、ケース1と碍子5との間からの燃焼ガスの洩れを
防止することができる。
外周側に1次巻線31を配置し、コイル側筒部52の内
部に2次巻線32を含むすべての高電圧部品を挿入する
ことで、コイル側筒部52によって高電圧部と低電圧部
との絶縁を確保することができると共に、絶縁樹脂で絶
縁固定させる必要があるのは、2次巻線32だけになる
ため、従来の冷熱ストレスによる樹脂クラックリークの
心配がなくなり、小型で簡単な部品構成にすることがで
きる。
碍子5におけるコイル側筒部52に直接巻線しているた
め、従来の樹脂製1次スプールを廃止することができ
る。また、碍子5は従来の樹脂製1次スプールと比べて
耐熱温度が高いため、樹脂等の放熱手段も不要になり、
コストを低減できる。
32のみに限定したことと、ケース1内に収められた内
蔵部品は、ボルト8の締付けによって固定されるため、
樹脂封入や接着による固定は不要であることとが相俟っ
て、点火装置を容易に分解することができる。よって、
ケース1、ボルト8、1次巻線31、中心コア33、コ
ネクタ出力端子61等の金属部品については、分解後に
単一材料として分別可能となり、リサイクル材として再
利用できる。
周側が2次巻線32であり、外周側が1次巻線31であ
ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、外周
側を2次巻線32とし、内周側を1次巻線31としても
よい。
め付けにより圧力検出素子4に予荷重を与えるようにし
たが、ボルト8の代わりにねじを持たない保持部材を用
い、その保持部材をケース1に圧入したり、或いは、保
持部材をケース1に挿入後ケース1をかしめることによ
り、圧力検出素子4に予荷重を与えるようにしてもよ
い。さらに、保持部材をケース1に挿入後圧力検出素子
4に予荷重を与えた状態で、保持部材をケース1に溶接
してもよい。
34等をコイル側筒部52の中心穴に挿入した後、樹脂
を注入したが、2次巻線32を2次スプール34に巻い
た状態で、2次巻線32を電気絶縁性の樹脂で硬化した
後、2次巻線32および2次スプール34をコイル側筒
部52の中心穴に挿入してもよい。
も、2次巻線32を含浸固着させる際の生産性が向上で
き、コストも低減でき、さらに、分解時に、2次巻線3
2や中心コア33等が組み付けられた2次スプール34
を、コイル側筒部52から容易に取り出すことができ
る。
図である。
る。
ある。
火コイル、31…1次巻線、32…2次巻線、5…碍
子、51…プラグ側筒部、52…コイル側筒部。
Claims (10)
- 【請求項1】 セラミックから成る筒状の碍子(5)に
中心電極(22)が内蔵され、内燃機関の燃焼室で放電
を行う点火プラグ(2)と、1次巻線(31)と2次巻
線(32)とを有して前記点火プラグ(2)に高電圧を
供給する点火コイル(3)とを備え、 前記点火プラグ(2)と前記点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて前記内燃機関のシリンダヘッ
ドに装着される内燃機関用点火装置において、 前記碍子(5)は前記中心電極(22)が内蔵されたプ
ラグ側筒部(51)と、前記プラグ側筒部(51)から
反燃焼室側に向かって延びるコイル側筒部(52)とを
有し、 前記コイル側筒部(52)内に前記2次巻線(32)が
収納されていることを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 【請求項2】 前記点火コイル(3)における全ての高
電圧部が、前記コイル側筒部(52)内に収納されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装
置。 - 【請求項3】 セラミックから成る筒状の碍子(5)に
中心電極(22)が内蔵され、内燃機関の燃焼室で放電
を行う点火プラグ(2)と、1次巻線(31)と2次巻
線(32)とを有して前記点火プラグ(2)に高電圧を
供給する点火コイル(3)とを備え、 前記点火プラグ(2)と前記点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて前記内燃機関のシリンダヘッ
ドに装着される内燃機関用点火装置において、 前記碍子(5)は前記中心電極(22)が内蔵されたプ
ラグ側筒部(51)と、前記プラグ側筒部(51)から
反燃焼室側に向かって延びるコイル側筒部(52)とを
有し、 前記1次巻線(31)および2次巻線(32)の一方
が、前記コイル側筒部(52)の外周に直接巻かれてい
ることを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 【請求項4】 前記1次巻線(31)が、前記コイル側
筒部(52)の外周に直接巻かれていることを特徴とす
る請求項3に記載の内燃機関用点火装置。 - 【請求項5】 筒状の碍子(5)に中心電極(22)が
内蔵され、内燃機関の燃焼室で放電を行う点火プラグ
(2)と、1次巻線(31)と2次巻線(32)とを有
して前記点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイ
ル(3)とを備え、 前記点火プラグ(2)と前記点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて前記内燃機関のシリンダヘッ
ドに装着される内燃機関用点火装置において、 前記2次巻線(32)が筒状のスプール(34)の外周
に巻かれ、前記スプール(34)内に中心コア(33)
が収納され、 前記スプール(34)の外周側および前記スプール(3
4)の内周側のうち、前記スプール(34)の外周側の
みに電気絶縁性の樹脂層が設けられていることを特徴と
する内燃機関用点火装置。 - 【請求項6】 前記スプール(34)は、前記巻線が巻
かれる巻き線用筒部(34a)と、前記巻き線用筒部
(34a)から反燃焼室側に向かって突出する突出筒部
(34b)とを有することを特徴とする請求項5に記載
の内燃機関用点火装置。 - 【請求項7】 前記スプール(34)の開口部がコア押
え蓋(35)により塞がれていることを特徴とする請求
項5または6に記載の内燃機関用点火装置。 - 【請求項8】 筒状の碍子(5)に中心電極(22)が
内蔵され、内燃機関の燃焼室で放電を行う点火プラグ
(2)と、1次巻線(31)と2次巻線(32)とを有
して前記点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイ
ル(3)とを備え、 前記点火プラグ(2)と前記点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて前記内燃機関のシリンダヘッ
ドに装着される内燃機関用点火装置において、 前記ケース(1)、前記1次巻線(31)、および前記
点火コイル(3)の中心コア(33)のうち少なくとも
1つが、分解可能な構成であることを特徴とする内燃機
関用点火装置。 - 【請求項9】 前記ケース(1)内に収納される部品
が、前記ケース(1)の開口端部にねじ結合されるボル
ト(8)により固定されることを特徴とする請求項8に
記載の内燃機関用点火装置。 - 【請求項10】 筒状の碍子(5)に中心電極(22)
が内蔵され、内燃機関の燃焼室で放電を行う点火プラグ
(2)と、1次巻線(31)と2次巻線(32)とを有
して前記点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイ
ル(3)とを備え、 前記点火プラグ(2)と前記点火コイル(3)が筒状の
ケース(1)に収納されて前記内燃機関のシリンダヘッ
ドに装着される内燃機関用点火装置の組み付け方法であ
って、 前記碍子(5)は前記中心電極(22)が内蔵されたプ
ラグ側筒部(51)と、前記プラグ側筒部(51)から
反燃焼室側に向かって延びるコイル側筒部(52)とを
有し、 前記2次巻線(32)を電気絶縁性の樹脂で硬化させた
後、前記2次巻線(32)を前記コイル側筒部(52)
内に挿入することを特徴とする内燃機関用点火装置の組
み付け方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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