JP2003296353A - ネットワークを介した名刺ocr処理システム - Google Patents
ネットワークを介した名刺ocr処理システムInfo
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- JP2003296353A JP2003296353A JP2002099158A JP2002099158A JP2003296353A JP 2003296353 A JP2003296353 A JP 2003296353A JP 2002099158 A JP2002099158 A JP 2002099158A JP 2002099158 A JP2002099158 A JP 2002099158A JP 2003296353 A JP2003296353 A JP 2003296353A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーバーに管理されるOCR処理後の名刺構
成文字コードに対し、修正、加工又は削除を行うことが
できるようにすること。 【解決手段】 スキャンされた名刺イメージデータを通
信ネットワークを介して受信するデータ受信部1と、受
信した名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄積部3
と、名刺イメージデータから名刺構成文字コードを認識
するデータ解析部2と、認識した名刺構成文字コードを
名刺格納領域に格納するデータベース8と、アクセス要
求に応じて名刺構成文字コードに対し閲覧処理、修正処
理、加工処理、削除処理、印刷処理、移動処理又は複製
処理を実行するデータ表示・編集部5と、このデータ表
示・編集部が処理する名刺構成文字コードをデータベー
スから読み出すデータ検索部4と、データ表示・編集部
が処理した名刺構成文字コードを外部端末又は外部の印
刷装置に送信するデータ送信部6とを備えた。
成文字コードに対し、修正、加工又は削除を行うことが
できるようにすること。 【解決手段】 スキャンされた名刺イメージデータを通
信ネットワークを介して受信するデータ受信部1と、受
信した名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄積部3
と、名刺イメージデータから名刺構成文字コードを認識
するデータ解析部2と、認識した名刺構成文字コードを
名刺格納領域に格納するデータベース8と、アクセス要
求に応じて名刺構成文字コードに対し閲覧処理、修正処
理、加工処理、削除処理、印刷処理、移動処理又は複製
処理を実行するデータ表示・編集部5と、このデータ表
示・編集部が処理する名刺構成文字コードをデータベー
スから読み出すデータ検索部4と、データ表示・編集部
が処理した名刺構成文字コードを外部端末又は外部の印
刷装置に送信するデータ送信部6とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺OCR処理シ
ステムに係り、特に、名刺イメージデータから名刺構成
文字を認識してデータベースに蓄積する名刺OCR処理
システムに関する。
ステムに係り、特に、名刺イメージデータから名刺構成
文字を認識してデータベースに蓄積する名刺OCR処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として、例えば、特開平
4−350768号公報がある。この公報に記載の発明
では、データベースに名刺情報や名刺画像を蓄積すると
共に、当該名刺に書かれていない付加情報(入手日時、
場所、目的など)も登録できるようにし、当該登録情報
を後から検索して閲覧できるようにしたものである。
4−350768号公報がある。この公報に記載の発明
では、データベースに名刺情報や名刺画像を蓄積すると
共に、当該名刺に書かれていない付加情報(入手日時、
場所、目的など)も登録できるようにし、当該登録情報
を後から検索して閲覧できるようにしたものである。
【0003】また、特開2001−337977号公報
に記載の発明では、加盟会社側装置と本部装置を通信ネ
ットワークを介して接続し、加盟会社間で名刺情報を共
有化するシステムを提案している。これによると、加盟
会社側装置から送信された名刺読取結果を本部の回収サ
ーバに入力し、OCR処理した後、データベースに登録
する。そして、加盟会社側装置から本部装置への検索指
示に応じてデータベースを検索し、加盟会社側装置に名
刺情報を提供するようになっている。
に記載の発明では、加盟会社側装置と本部装置を通信ネ
ットワークを介して接続し、加盟会社間で名刺情報を共
有化するシステムを提案している。これによると、加盟
会社側装置から送信された名刺読取結果を本部の回収サ
ーバに入力し、OCR処理した後、データベースに登録
する。そして、加盟会社側装置から本部装置への検索指
示に応じてデータベースを検索し、加盟会社側装置に名
刺情報を提供するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、名刺からOCR処理により読み取った
情報は、その後検索処理により閲覧されるだけで、OC
R処理により読み取った情報自体に、修正、加工又は削
除を行うことができなかった。よって、例えば、名刺情
報に変更が生じた場合は、変更を反映した新しい名刺を
用意して、それを読み取らせる作業とOCR処理をかけ
る作業を再度行わなければならず、無駄が多かった。ま
た、OCR処理をかける度に、正しい文字コードが認識
されているか確認しなければならない手間もあった。
来例にあっては、名刺からOCR処理により読み取った
情報は、その後検索処理により閲覧されるだけで、OC
R処理により読み取った情報自体に、修正、加工又は削
除を行うことができなかった。よって、例えば、名刺情
報に変更が生じた場合は、変更を反映した新しい名刺を
用意して、それを読み取らせる作業とOCR処理をかけ
る作業を再度行わなければならず、無駄が多かった。ま
た、OCR処理をかける度に、正しい文字コードが認識
されているか確認しなければならない手間もあった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、サーバーに管理されるOCR処理後の
名刺構成文字コードに対し、修正、加工又は削除を行う
ことができるようにすることを目的とする。
を改善し、特に、サーバーに管理されるOCR処理後の
名刺構成文字コードに対し、修正、加工又は削除を行う
ことができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、スキャナ機能により読み
取られた名刺イメージデータを通信ネットワークを介し
て受信するデータ受信部と、このデータ受信部が受信し
た名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄積部と、この
データ蓄積部が蓄積した名刺イメージデータから名刺構
成文字コードを認識するデータ解析部と、このデータ解
析部が認識した名刺構成文字コードを名刺ごとに名刺格
納領域に格納するデータベースと、前記データ受信部を
介して外部端末から受信したアクセス要求に応じて前記
名刺構成文字コードに対し閲覧処理、修正処理、加工処
理、削除処理、印刷処理、移動処理又は複製処理を実行
するデータ表示・編集部と、このデータ表示・編集部が
処理する名刺構成文字コードを前記データベースから読
み出すデータ検索部と、前記データ表示・編集部が処理
した名刺構成文字コードを外部端末又は外部の印刷装置
に送信するデータ送信部とを備えた、という構成を採っ
ている。
め、請求項1記載の発明では、スキャナ機能により読み
取られた名刺イメージデータを通信ネットワークを介し
て受信するデータ受信部と、このデータ受信部が受信し
た名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄積部と、この
データ蓄積部が蓄積した名刺イメージデータから名刺構
成文字コードを認識するデータ解析部と、このデータ解
析部が認識した名刺構成文字コードを名刺ごとに名刺格
納領域に格納するデータベースと、前記データ受信部を
介して外部端末から受信したアクセス要求に応じて前記
名刺構成文字コードに対し閲覧処理、修正処理、加工処
理、削除処理、印刷処理、移動処理又は複製処理を実行
するデータ表示・編集部と、このデータ表示・編集部が
処理する名刺構成文字コードを前記データベースから読
み出すデータ検索部と、前記データ表示・編集部が処理
した名刺構成文字コードを外部端末又は外部の印刷装置
に送信するデータ送信部とを備えた、という構成を採っ
ている。
【0007】本発明によると、文字認識処理によりデー
タベースに蓄積した名刺構成文字コードに対し、任意の
外部端末から閲覧しつつ修正、加工、削除、印刷、デー
タ移動又はデータ複製を行うことができる。
タベースに蓄積した名刺構成文字コードに対し、任意の
外部端末から閲覧しつつ修正、加工、削除、印刷、デー
タ移動又はデータ複製を行うことができる。
【0008】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ受
信部は、前記名刺イメージデータをユーザIDと関連付
けて受信し、前記データ蓄積部は、当該名刺イメージデ
ータとユーザIDとを関連付けて蓄積し、前記データベ
ースは、当該名刺イメージデータの名刺構成文字コード
とユーザIDとを関連付けてユーザごとにユーザ固有名
刺格納領域に格納し、前記アクセス要求の際に前記デー
タ受信部を介してユーザIDを取得し、このユーザID
が前記データベースに登録されているか判定し、当該ユ
ーザIDがデータベースに登録されていることを条件と
して、前記データ表示・編集部に前記アクセス要求に応
じることを許可するユーザ認識部を備え、前記データ検
索部は、前記アクセス要求の際に取得されたユーザID
と関連付けられた名刺構成文字コードをデータベースか
ら読み出して前記データ表示・編集部に処理させる、と
いう構成を採っている。
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ受
信部は、前記名刺イメージデータをユーザIDと関連付
けて受信し、前記データ蓄積部は、当該名刺イメージデ
ータとユーザIDとを関連付けて蓄積し、前記データベ
ースは、当該名刺イメージデータの名刺構成文字コード
とユーザIDとを関連付けてユーザごとにユーザ固有名
刺格納領域に格納し、前記アクセス要求の際に前記デー
タ受信部を介してユーザIDを取得し、このユーザID
が前記データベースに登録されているか判定し、当該ユ
ーザIDがデータベースに登録されていることを条件と
して、前記データ表示・編集部に前記アクセス要求に応
じることを許可するユーザ認識部を備え、前記データ検
索部は、前記アクセス要求の際に取得されたユーザID
と関連付けられた名刺構成文字コードをデータベースか
ら読み出して前記データ表示・編集部に処理させる、と
いう構成を採っている。
【0009】本発明によると、名刺構成文字コードをユ
ーザ別に管理することができ、ユーザ単位で修正等する
ことができ、同時に、他人が勝手に修正等することを防
止できる。
ーザ別に管理することができ、ユーザ単位で修正等する
ことができ、同時に、他人が勝手に修正等することを防
止できる。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ受
信部は、前記名刺イメージデータをグループIDと関連
付けて受信し、前記データ蓄積部は、当該名刺イメージ
データとグループIDとを関連付けて蓄積し、前記デー
タベースは、当該名刺イメージデータの名刺構成文字コ
ードとグループIDとを関連付けてユーザごとにユーザ
固有名刺格納領域に格納し、前記アクセス要求の際に前
記データ受信部を介してユーザIDを取得し、このユー
ザIDが前記データベースに登録されているか判定し、
当該ユーザIDがデータベースに登録されていることを
条件として、前記データ表示・編集部に前記アクセス要
求に応じることを許可するユーザ認識部を備え、前記デ
ータベースは、複数のユーザIDと前記グループIDと
を関連付けて記憶したユーザグループ情報格納域を備
え、前記データ検索部は、前記ユーザグループ情報格納
域を参照し、前記アクセス要求の際に取得されたユーザ
IDに関連付けられたグループIDを特定し、当該グル
ープIDに関連付けられた名刺構成文字コードを前記デ
ータベースから読み出して前記データ表示・編集部に処
理させる、という構成を採っている。
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ受
信部は、前記名刺イメージデータをグループIDと関連
付けて受信し、前記データ蓄積部は、当該名刺イメージ
データとグループIDとを関連付けて蓄積し、前記デー
タベースは、当該名刺イメージデータの名刺構成文字コ
ードとグループIDとを関連付けてユーザごとにユーザ
固有名刺格納領域に格納し、前記アクセス要求の際に前
記データ受信部を介してユーザIDを取得し、このユー
ザIDが前記データベースに登録されているか判定し、
当該ユーザIDがデータベースに登録されていることを
条件として、前記データ表示・編集部に前記アクセス要
求に応じることを許可するユーザ認識部を備え、前記デ
ータベースは、複数のユーザIDと前記グループIDと
を関連付けて記憶したユーザグループ情報格納域を備
え、前記データ検索部は、前記ユーザグループ情報格納
域を参照し、前記アクセス要求の際に取得されたユーザ
IDに関連付けられたグループIDを特定し、当該グル
ープIDに関連付けられた名刺構成文字コードを前記デ
ータベースから読み出して前記データ表示・編集部に処
理させる、という構成を採っている。
【0011】本発明によると、名刺構成文字コードをグ
ループ別に管理することができ、グループ単位で修正等
することができ、同時に、グループ外の他人が勝手に修
正等することを防止できる。
ループ別に管理することができ、グループ単位で修正等
することができ、同時に、グループ外の他人が勝手に修
正等することを防止できる。
【0012】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記ユーザグ
ループ情報格納域は、各ユーザごとにユーザIDに関連
付けて設けられたユーザ固有のユーザグループ情報格納
域とし、前記ユーザ認識部は、前記データ受信部を介し
て本人のユーザIDと他のユーザのユーザIDと当該他
のユーザを所属させたいグループのグループIDとを受
信すると、当該受信した他のユーザのユーザIDとグル
ープIDとを関連付けて前記本人のユーザIDに関連付
けられたユーザグループ情報格納域に格納する、という
構成を採っている。
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記ユーザグ
ループ情報格納域は、各ユーザごとにユーザIDに関連
付けて設けられたユーザ固有のユーザグループ情報格納
域とし、前記ユーザ認識部は、前記データ受信部を介し
て本人のユーザIDと他のユーザのユーザIDと当該他
のユーザを所属させたいグループのグループIDとを受
信すると、当該受信した他のユーザのユーザIDとグル
ープIDとを関連付けて前記本人のユーザIDに関連付
けられたユーザグループ情報格納域に格納する、という
構成を採っている。
【0013】本発明によると、グループの構成ユーザを
各ユーザが決めることができる。
各ユーザが決めることができる。
【0014】また、請求項5記載の発明では、請求項1
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データベ
ースは、イメージデータと当該イメージデータに対応す
る文字コードとの対応関係が予め登録されたイメージデ
ータ/文字データ対比情報格納域を備え、前記データ解
析部は、前記名刺構成文字コードを認識する際に、前記
イメージデータ/文字データ対比情報格納域を参照し、
この対比情報格納域に登録されたイメージデータと同一
と認められるイメージデータ部分を前記名刺イメージデ
ータ内に発見すると、当該発見したイメージデータ部分
を前記対比情報格納域に登録された対応する文字コード
に変換して前記名刺構成文字コードに含める、という構
成を採っている。
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データベ
ースは、イメージデータと当該イメージデータに対応す
る文字コードとの対応関係が予め登録されたイメージデ
ータ/文字データ対比情報格納域を備え、前記データ解
析部は、前記名刺構成文字コードを認識する際に、前記
イメージデータ/文字データ対比情報格納域を参照し、
この対比情報格納域に登録されたイメージデータと同一
と認められるイメージデータ部分を前記名刺イメージデ
ータ内に発見すると、当該発見したイメージデータ部分
を前記対比情報格納域に登録された対応する文字コード
に変換して前記名刺構成文字コードに含める、という構
成を採っている。
【0015】本発明によると、文字認識できないイメー
ジ、例えば会社ロゴなどを文字コードに置き換え、名刺
構成文字コードの一部として含めることができる。
ジ、例えば会社ロゴなどを文字コードに置き換え、名刺
構成文字コードの一部として含めることができる。
【0016】また、請求項6記載の発明では、請求項1
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ解
析部は、前記データ蓄積部に蓄積した複数の名刺イメー
ジデータについて、連続した文字認識処理を行う連続処
理機能を備えている、という構成を採っている。
記載の名刺OCR処理システムにおいて、前記データ解
析部は、前記データ蓄積部に蓄積した複数の名刺イメー
ジデータについて、連続した文字認識処理を行う連続処
理機能を備えている、という構成を採っている。
【0017】この他、請求項1記載の名刺OCR処理シ
ステムにおいて、前記データ表示・編集部は、前記アク
セス要求により前記移動処理又は複製処理が要求される
と、移動又は複製元の名刺構成文字コードと移動又は複
製先となる名刺格納領域内の名刺構成文字コードとが一
部一致するか判定し、一部一致する場合は、上書確認イ
ンタフェースを前記データ送信部を介して外部端末に送
信し、この上書確認インタフェースを介して外部端末か
ら上書する指示を受信した場合は前記一部一致する移動
又は複製先の名刺構成文字コードを前記移動又は複製元
の名刺構成文字コードに置き換え、前記上書インタフェ
ースを介して外部端末から上書しない指示を受信した場
合は前記一部一致する移動又は複製先の名刺構成文字コ
ードとは別に前記移動又は複写元の名刺構成文字コード
を追加する、という構成を採ってもよい。
ステムにおいて、前記データ表示・編集部は、前記アク
セス要求により前記移動処理又は複製処理が要求される
と、移動又は複製元の名刺構成文字コードと移動又は複
製先となる名刺格納領域内の名刺構成文字コードとが一
部一致するか判定し、一部一致する場合は、上書確認イ
ンタフェースを前記データ送信部を介して外部端末に送
信し、この上書確認インタフェースを介して外部端末か
ら上書する指示を受信した場合は前記一部一致する移動
又は複製先の名刺構成文字コードを前記移動又は複製元
の名刺構成文字コードに置き換え、前記上書インタフェ
ースを介して外部端末から上書しない指示を受信した場
合は前記一部一致する移動又は複製先の名刺構成文字コ
ードとは別に前記移動又は複写元の名刺構成文字コード
を追加する、という構成を採ってもよい。
【0018】また、請求項5記載の名刺OCR処理シス
テムにおいて、前記イメージデータ/文字データ対比情
報格納域は、各ユーザごとにユーザIDに関連付けて設
けられたユーザ固有のイメージデータ/文字データ対比
情報格納域とし、前記データ解析部は、前記名刺構成文
字コードを認識する際に、前記データ受信部が受信した
ユーザIDと関連付けられたイメージデータ/文字デー
タ対比情報格納域を参照し、この対比情報格納域に登録
されたイメージデータと同一と認められるイメージデー
タ部分を前記名刺イメージデータ内に発見すると、当該
発見したイメージデータ部分を前記対比情報格納域に登
録された対応する文字コードに変換して前記名刺構成文
字コードに含める、という構成を採ってもよい。
テムにおいて、前記イメージデータ/文字データ対比情
報格納域は、各ユーザごとにユーザIDに関連付けて設
けられたユーザ固有のイメージデータ/文字データ対比
情報格納域とし、前記データ解析部は、前記名刺構成文
字コードを認識する際に、前記データ受信部が受信した
ユーザIDと関連付けられたイメージデータ/文字デー
タ対比情報格納域を参照し、この対比情報格納域に登録
されたイメージデータと同一と認められるイメージデー
タ部分を前記名刺イメージデータ内に発見すると、当該
発見したイメージデータ部分を前記対比情報格納域に登
録された対応する文字コードに変換して前記名刺構成文
字コードに含める、という構成を採ってもよい。
【0019】これにより、前述した目的を達成しようと
するものである。
するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。
乃至図8に基づいて説明する。
【0021】図1に示す名刺OCR処理システムは、ス
キャナ、プリンタ300と、コンピュータ400と、携
帯端末(PDA、携帯電話など)500が、通信ネット
ワーク200を介してサーバー装置100に接続された
構成となっている。
キャナ、プリンタ300と、コンピュータ400と、携
帯端末(PDA、携帯電話など)500が、通信ネット
ワーク200を介してサーバー装置100に接続された
構成となっている。
【0022】スキャナ、プリンタ300は、名刺の読み
取りを行うスキャナと、名刺情報の印刷を行うプリンタ
を示している。スキャナとプリンタが物理的に一体化さ
れた筐体に装備されている必要はなく、また、スキャナ
とプリンタの設置場所が異なっていてもよい。
取りを行うスキャナと、名刺情報の印刷を行うプリンタ
を示している。スキャナとプリンタが物理的に一体化さ
れた筐体に装備されている必要はなく、また、スキャナ
とプリンタの設置場所が異なっていてもよい。
【0023】コンピュータ400は、名刺情報をサーバ
ー100に登録したユーザー又は共有ユーザが登録情報
の閲覧、修正、加工、削除、移動及び複製を行うための
外部端末である。携帯端末500もコンピュータ400
と同様に、ユーザーが登録情報の閲覧、修正、加工、削
除、移動及び複製を行うための外部端末である。
ー100に登録したユーザー又は共有ユーザが登録情報
の閲覧、修正、加工、削除、移動及び複製を行うための
外部端末である。携帯端末500もコンピュータ400
と同様に、ユーザーが登録情報の閲覧、修正、加工、削
除、移動及び複製を行うための外部端末である。
【0024】通信ネットワーク200は、サーバー10
0と通信を行うことができれば、その種類はインターネ
ット接続、ピアトゥーピア接続、LAN,WAN等、い
ずれでも構わない。
0と通信を行うことができれば、その種類はインターネ
ット接続、ピアトゥーピア接続、LAN,WAN等、い
ずれでも構わない。
【0025】図2は、サーバー100の構成図である。
【0026】サーバー100は、スキャナ機能により読
み取られた名刺イメージデータを通信ネットワーク20
0を介して受信するデータ受信部1と、このデータ受信
部1が受信した名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄
積部3と、このデータ蓄積部3が蓄積した名刺イメージ
データから名刺構成文字コードを認識するデータ解析部
2とを備えている。また、このデータ解析部2が認識し
た名刺構成文字コードを名刺ごとに格納するデータベー
ス8と、データ受信部1を介して外部端末400,50
0から受信したアクセス要求に応じて名刺構成文字コー
ドに対し閲覧処理、修正処理、加工処理、削除処理、印
刷処理、移動処理及び複製処理を実行するデータ表示・
編集部5とを有する。また、このデータ表示・編集部5
が処理する名刺構成文字コードをデータベース8から読
み出すデータ検索部4と、データ表示・編集部5が処理
した名刺構成文字コードを外部端末400,500又は
外部のプリンタ300に送信するデータ送信部6とを備
えている。
み取られた名刺イメージデータを通信ネットワーク20
0を介して受信するデータ受信部1と、このデータ受信
部1が受信した名刺イメージデータを蓄積するデータ蓄
積部3と、このデータ蓄積部3が蓄積した名刺イメージ
データから名刺構成文字コードを認識するデータ解析部
2とを備えている。また、このデータ解析部2が認識し
た名刺構成文字コードを名刺ごとに格納するデータベー
ス8と、データ受信部1を介して外部端末400,50
0から受信したアクセス要求に応じて名刺構成文字コー
ドに対し閲覧処理、修正処理、加工処理、削除処理、印
刷処理、移動処理及び複製処理を実行するデータ表示・
編集部5とを有する。また、このデータ表示・編集部5
が処理する名刺構成文字コードをデータベース8から読
み出すデータ検索部4と、データ表示・編集部5が処理
した名刺構成文字コードを外部端末400,500又は
外部のプリンタ300に送信するデータ送信部6とを備
えている。
【0027】ここで、データ受信部1及びデータ送信部
6は、通信ネットワーク200に対応したモデム等の通
信装置である。また、データ解析部2、データ検索部
3、データ表示・編集部5、及びユーザ認識部7は、C
PUのプログラム処理により実現される。また、データ
蓄積部3、データベース8は、RAM、HDDなどの記
憶装置に格納される。
6は、通信ネットワーク200に対応したモデム等の通
信装置である。また、データ解析部2、データ検索部
3、データ表示・編集部5、及びユーザ認識部7は、C
PUのプログラム処理により実現される。また、データ
蓄積部3、データベース8は、RAM、HDDなどの記
憶装置に格納される。
【0028】図3は、データベース8に確保される記憶
領域の構成図である。データベース8には、名刺構成文
字コードが名刺ごとに格納されるシステム所定の名刺格
納領域84と、各ユーザの認証情報などが格納されるユ
ーザ情報格納域85と、各ユーザーと所属グループとの
対応関係を記憶したユーザーグループ情報格納域86
と、名刺イメージデータに含まれる部分イメージデータ
と当該部分イメージデータに対応する文字コードとの対
応関係を記憶したイメージデータ/文字データ対比情報
格納域87とが設けられている。また、名刺格納領域を
各ユーザのユーザIDに関連付けてユーザごとに用意し
た各ユーザ固有名刺格納領域81と、イメージデータ/
文字データ対比情報格納域を各ユーザのユーザIDに関
連付けてユーザごとに用意したユーザ固有のイメージデ
ータ/文字データ対比情報格納域82と、ユーザグルー
プ情報格納域を各ユーザのユーザIDに関連付けてユー
ザごとに用意したユーザ固有のユーザーグループ情報格
納域83とが設けられている。
領域の構成図である。データベース8には、名刺構成文
字コードが名刺ごとに格納されるシステム所定の名刺格
納領域84と、各ユーザの認証情報などが格納されるユ
ーザ情報格納域85と、各ユーザーと所属グループとの
対応関係を記憶したユーザーグループ情報格納域86
と、名刺イメージデータに含まれる部分イメージデータ
と当該部分イメージデータに対応する文字コードとの対
応関係を記憶したイメージデータ/文字データ対比情報
格納域87とが設けられている。また、名刺格納領域を
各ユーザのユーザIDに関連付けてユーザごとに用意し
た各ユーザ固有名刺格納領域81と、イメージデータ/
文字データ対比情報格納域を各ユーザのユーザIDに関
連付けてユーザごとに用意したユーザ固有のイメージデ
ータ/文字データ対比情報格納域82と、ユーザグルー
プ情報格納域を各ユーザのユーザIDに関連付けてユー
ザごとに用意したユーザ固有のユーザーグループ情報格
納域83とが設けられている。
【0029】図4は、各ユーザ固有名刺格納領域81の
データ構造図である。各ユーザ固有名刺格納領域81で
は、各ユーザのユーザIDに関連付けられた各種の名刺
構成文字コードが名刺ごとに管理されている。各名刺の
名刺構成文字コードは、会社名、部署名1、部署名2、
名前、住所、電話番号(TEL)、及びファックス番号
(FAX)等の各フィールドを含み、更に、その名刺の
共有ユーザのユーザIDと関連付けられている。又は、
共有ユーザのユーザIDに代えて、共有ユーザのグルー
プIDと関連付けられている。ここで、名刺構成文字コ
ードの各フィールドは、データ検索部4が検索を行う際
の検索条件として外部端末400,500から指定でき
るようになっている。
データ構造図である。各ユーザ固有名刺格納領域81で
は、各ユーザのユーザIDに関連付けられた各種の名刺
構成文字コードが名刺ごとに管理されている。各名刺の
名刺構成文字コードは、会社名、部署名1、部署名2、
名前、住所、電話番号(TEL)、及びファックス番号
(FAX)等の各フィールドを含み、更に、その名刺の
共有ユーザのユーザIDと関連付けられている。又は、
共有ユーザのユーザIDに代えて、共有ユーザのグルー
プIDと関連付けられている。ここで、名刺構成文字コ
ードの各フィールドは、データ検索部4が検索を行う際
の検索条件として外部端末400,500から指定でき
るようになっている。
【0030】ここで、図3に示したシステム所定名刺格
納領域84の構造は、ユーザIDとの関連付けが無い点
を除き、図4に示した各ユーザ固有名刺格納領域81の
構造と同一である。
納領域84の構造は、ユーザIDとの関連付けが無い点
を除き、図4に示した各ユーザ固有名刺格納領域81の
構造と同一である。
【0031】図5は、ユーザ固有のイメージデータ/文
字データ対比情報格納域82に格納されるイメージデー
タ/文字コード対比テーブルの一例である。このよう
に、名刺に含まれるロゴなどの部分イメージデータと、
これに対応する文字コードとの関連付けが予め登録され
ている。
字データ対比情報格納域82に格納されるイメージデー
タ/文字コード対比テーブルの一例である。このよう
に、名刺に含まれるロゴなどの部分イメージデータと、
これに対応する文字コードとの関連付けが予め登録され
ている。
【0032】ここで、図3に示したイメージデータ/文
字データ対比情報格納域87についても図5に示したイ
メージデータ/文字コード対比テーブルと同様のテーブ
ルが格納されるが、ユーザIDとの関連付けは行われな
い。
字データ対比情報格納域87についても図5に示したイ
メージデータ/文字コード対比テーブルと同様のテーブ
ルが格納されるが、ユーザIDとの関連付けは行われな
い。
【0033】以上の構造を踏まえ、図2に示したデータ
受信部1は、名刺イメージデータをユーザIDと関連付
けて受信し、データ蓄積部3は、当該名刺イメージデー
タとユーザIDとを関連付けて蓄積するようになってい
る。また、データベース8は、当該名刺イメージデータ
に対応する名刺構成文字コードとユーザIDとを関連付
けてユーザごとにユーザ固有名刺格納領域81に格納す
る。また、サーバー100は、ユーザ認識部7を備え、
このユーザ認識部7は、外部端末400,500からの
アクセス要求の際に、データ受信部1を介してユーザI
Dを取得し、このユーザIDがデータベース8に登録さ
れているかを判定し、当該ユーザIDがデータベース8
に登録されていることを条件として、データ表示・編集
部5に上記アクセス要求に応じることを許可する。ま
た、データ検索部4は、上記アクセス要求の際に取得さ
れたユーザIDと関連付けられた名刺構成文字コードを
データベース8から読み出してデータ表示・編集部5に
処理させるようになっている。
受信部1は、名刺イメージデータをユーザIDと関連付
けて受信し、データ蓄積部3は、当該名刺イメージデー
タとユーザIDとを関連付けて蓄積するようになってい
る。また、データベース8は、当該名刺イメージデータ
に対応する名刺構成文字コードとユーザIDとを関連付
けてユーザごとにユーザ固有名刺格納領域81に格納す
る。また、サーバー100は、ユーザ認識部7を備え、
このユーザ認識部7は、外部端末400,500からの
アクセス要求の際に、データ受信部1を介してユーザI
Dを取得し、このユーザIDがデータベース8に登録さ
れているかを判定し、当該ユーザIDがデータベース8
に登録されていることを条件として、データ表示・編集
部5に上記アクセス要求に応じることを許可する。ま
た、データ検索部4は、上記アクセス要求の際に取得さ
れたユーザIDと関連付けられた名刺構成文字コードを
データベース8から読み出してデータ表示・編集部5に
処理させるようになっている。
【0034】又は、データ受信部1は、名刺イメージデ
ータをグループIDと関連付けて受信し、データ蓄積部
3は、当該名刺イメージデータとグループIDとを関連
付けて蓄積する。データベース8は、当該名刺イメージ
データの名刺構成文字コードとグループIDとを関連付
けてユーザごとにユーザ固有名刺格納領域81に格納す
る。ユーザ認識部7は、アクセス要求の際にデータ受信
部1を介してユーザIDを取得し、このユーザIDがデ
ータベース8に登録されているか判定し、当該ユーザI
Dがデータベース8に登録されていることを条件とし
て、データ表示・編集部5に前記アクセス要求に応じる
ことを許可する。データベース8は、ユーザグループ情
報格納域83,86に、複数のユーザIDとグループI
Dとを関連付けて記憶し、データ検索部4は、ユーザグ
ループ情報格納域83,86を参照し、アクセス要求の
際に取得されたユーザIDに関連付けられたグループI
Dを特定し、当該グループIDに関連付けられた名刺構
成文字コードをデータベース8から読み出してデータ表
示・編集部5に処理させる。
ータをグループIDと関連付けて受信し、データ蓄積部
3は、当該名刺イメージデータとグループIDとを関連
付けて蓄積する。データベース8は、当該名刺イメージ
データの名刺構成文字コードとグループIDとを関連付
けてユーザごとにユーザ固有名刺格納領域81に格納す
る。ユーザ認識部7は、アクセス要求の際にデータ受信
部1を介してユーザIDを取得し、このユーザIDがデ
ータベース8に登録されているか判定し、当該ユーザI
Dがデータベース8に登録されていることを条件とし
て、データ表示・編集部5に前記アクセス要求に応じる
ことを許可する。データベース8は、ユーザグループ情
報格納域83,86に、複数のユーザIDとグループI
Dとを関連付けて記憶し、データ検索部4は、ユーザグ
ループ情報格納域83,86を参照し、アクセス要求の
際に取得されたユーザIDに関連付けられたグループI
Dを特定し、当該グループIDに関連付けられた名刺構
成文字コードをデータベース8から読み出してデータ表
示・編集部5に処理させる。
【0035】又は、データ受信部1が、名刺イメージデ
ータをユーザIDとの関連付け無しに受信した場合、デ
ータ蓄積部3は、当該名刺イメージデータを蓄積し、ま
た、データベース8は、当該名刺イメージデータに対応
する名刺構成文字コードを各ユーザに開放されたシステ
ム所定名刺格納領域84に格納する。また、データ検索
部4は、上記アクセス要求の際にユーザIDの添付が無
い場合、各ユーザに開放されたシステム所定名刺格納領
域84から名刺構成文字コードを読み出してデータ表示
・編集部5に処理させるようになっている。
ータをユーザIDとの関連付け無しに受信した場合、デ
ータ蓄積部3は、当該名刺イメージデータを蓄積し、ま
た、データベース8は、当該名刺イメージデータに対応
する名刺構成文字コードを各ユーザに開放されたシステ
ム所定名刺格納領域84に格納する。また、データ検索
部4は、上記アクセス要求の際にユーザIDの添付が無
い場合、各ユーザに開放されたシステム所定名刺格納領
域84から名刺構成文字コードを読み出してデータ表示
・編集部5に処理させるようになっている。
【0036】また、ユーザ認識部7は、データ受信部1
を介して本人のユーザIDと当該本人が名刺構成文字コ
ードを共有させたいと思う他のユーザのユーザIDと当
該他のユーザを所属させたいグループのグループIDと
を受信すると、当該受信した他のユーザのユーザIDと
グループIDとを関連付けて本人のユーザIDに関連付
けられたユーザグループ情報格納域83に格納する。
を介して本人のユーザIDと当該本人が名刺構成文字コ
ードを共有させたいと思う他のユーザのユーザIDと当
該他のユーザを所属させたいグループのグループIDと
を受信すると、当該受信した他のユーザのユーザIDと
グループIDとを関連付けて本人のユーザIDに関連付
けられたユーザグループ情報格納域83に格納する。
【0037】また、データベース8は、上述のように、
イメージデータと当該イメージデータに対応する文字コ
ードとの対応関係が予め登録されたイメージデータ/文
字データ対比情報格納域87を備え、データ解析部2
は、名刺構成文字コードを認識する際に、イメージデー
タ/文字データ対比情報格納域87を参照し、この対比
情報格納域87に登録されたイメージデータと同一と認
められるイメージデータ部分を名刺イメージデータ内に
発見すると、当該発見したイメージデータ部分を対比情
報格納域87に登録された対応する文字コードに変換し
て名刺構成文字コードに含める。
イメージデータと当該イメージデータに対応する文字コ
ードとの対応関係が予め登録されたイメージデータ/文
字データ対比情報格納域87を備え、データ解析部2
は、名刺構成文字コードを認識する際に、イメージデー
タ/文字データ対比情報格納域87を参照し、この対比
情報格納域87に登録されたイメージデータと同一と認
められるイメージデータ部分を名刺イメージデータ内に
発見すると、当該発見したイメージデータ部分を対比情
報格納域87に登録された対応する文字コードに変換し
て名刺構成文字コードに含める。
【0038】又は、データ解析部2は、名刺構成文字コ
ードを認識する際に、データ受信部1が受信したユーザ
IDと関連付けられたイメージデータ/文字データ対比
情報格納域82を参照し、この対比情報格納域82に登
録されたイメージデータと同一と認められるイメージデ
ータ部分を名刺イメージデータ内に発見すると、当該発
見したイメージデータ部分を対比情報格納域82に登録
された対応する文字コードに変換して前記名刺構成文字
コードに含める。
ードを認識する際に、データ受信部1が受信したユーザ
IDと関連付けられたイメージデータ/文字データ対比
情報格納域82を参照し、この対比情報格納域82に登
録されたイメージデータと同一と認められるイメージデ
ータ部分を名刺イメージデータ内に発見すると、当該発
見したイメージデータ部分を対比情報格納域82に登録
された対応する文字コードに変換して前記名刺構成文字
コードに含める。
【0039】また、データ解析部2は、データ蓄積部3
に蓄積した複数の名刺イメージデータについて、連続し
た文字認識処理を行う連続処理機能を備えている。
に蓄積した複数の名刺イメージデータについて、連続し
た文字認識処理を行う連続処理機能を備えている。
【0040】また、データ表示・編集部5は、前記アク
セス要求により移動処理又は複製処理が要求されると、
移動又は複製元の名刺構成文字コードと移動又は複製先
となる名刺格納領域81,84内の名刺構成文字コード
とが一部一致するか判定し、一部一致する場合は、上書
確認インタフェースをデータ送信部6を介して外部端末
400,500に送信し、この上書確認インタフェース
を介して外部端末400,500から上書する指示を受
信した場合は、一部一致する移動又は複製先の名刺構成
文字コードを移動又は複製元の名刺構成文字コードに置
き換える。一方、上書インタフェースを介して外部端末
400,500から上書しない指示を受信した場合は、
一部一致する移動又は複製先の名刺構成文字コードとは
別に移動又は複写元の名刺構成文字コードをレコードに
追加する。
セス要求により移動処理又は複製処理が要求されると、
移動又は複製元の名刺構成文字コードと移動又は複製先
となる名刺格納領域81,84内の名刺構成文字コード
とが一部一致するか判定し、一部一致する場合は、上書
確認インタフェースをデータ送信部6を介して外部端末
400,500に送信し、この上書確認インタフェース
を介して外部端末400,500から上書する指示を受
信した場合は、一部一致する移動又は複製先の名刺構成
文字コードを移動又は複製元の名刺構成文字コードに置
き換える。一方、上書インタフェースを介して外部端末
400,500から上書しない指示を受信した場合は、
一部一致する移動又は複製先の名刺構成文字コードとは
別に移動又は複写元の名刺構成文字コードをレコードに
追加する。
【0041】次に、本実施形態の動作を図6乃至図8を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0042】まず、データ受信部1は、スキャナ300
で読み取られた名刺イメージデータを受信するまで待機
する(S1)。そして、名刺イメージデータを受信する
と、ユーザ認識部7は、このデータにユーザIDが関連
付けられているかチェックし、ユーザIDが関連付けら
れている場合は、そのユーザIDがユーザ情報格納領域
85に登録されている会員のものか否かを判断する(S
2,S3)。この結果、ユーザIDが登録された会員の
ものであれば、受信した名刺イメージデータをユーザI
Dに関連付けてデータ蓄積部3に蓄積し、データ解析部
2によるOCR処理(文字認識処理)を実行する(S
4)。一方、ユーザIDが登録されていない場合は、デ
ータ送信部6を介し、エラー画面の表示情報をユーザI
Dの送信元に返信する(S7)。
で読み取られた名刺イメージデータを受信するまで待機
する(S1)。そして、名刺イメージデータを受信する
と、ユーザ認識部7は、このデータにユーザIDが関連
付けられているかチェックし、ユーザIDが関連付けら
れている場合は、そのユーザIDがユーザ情報格納領域
85に登録されている会員のものか否かを判断する(S
2,S3)。この結果、ユーザIDが登録された会員の
ものであれば、受信した名刺イメージデータをユーザI
Dに関連付けてデータ蓄積部3に蓄積し、データ解析部
2によるOCR処理(文字認識処理)を実行する(S
4)。一方、ユーザIDが登録されていない場合は、デ
ータ送信部6を介し、エラー画面の表示情報をユーザI
Dの送信元に返信する(S7)。
【0043】図7は、OCR処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【0044】データ蓄積部3に蓄積された名刺イメージ
データは所定の記憶領域「TMP」に格納される(S1
1)。そして、OCR処理が起動されると、データ解析
部2は、まず、領域「TMP」を検索し、格納されてい
る名刺の枚数を算出する(S12)。そして、算出した
名刺の枚数を変数「名刺枚数」にセットする(S1
3)。また、変数「カウンタ」に「0」をセットする
(S14)。
データは所定の記憶領域「TMP」に格納される(S1
1)。そして、OCR処理が起動されると、データ解析
部2は、まず、領域「TMP」を検索し、格納されてい
る名刺の枚数を算出する(S12)。そして、算出した
名刺の枚数を変数「名刺枚数」にセットする(S1
3)。また、変数「カウンタ」に「0」をセットする
(S14)。
【0045】続いて、データ解析部2は、領域TMP上
の各名刺領域に、0から順番に「名刺枚数」の値までの
通し番号を付ける(S15、図8の左側)。続いて、領
域「TMP」から、変数「カウンタ」の値の領域部分に
記憶されている名刺イメージデータを別の領域「A」に
移動する(S17、図8の右側)。最初、変数「カウン
タ」は0なので、番号「0」の名刺イメージデータが領
域Aに移動され、文字認識処理(イメージ解析処理)の
対象となる。
の各名刺領域に、0から順番に「名刺枚数」の値までの
通し番号を付ける(S15、図8の左側)。続いて、領
域「TMP」から、変数「カウンタ」の値の領域部分に
記憶されている名刺イメージデータを別の領域「A」に
移動する(S17、図8の右側)。最初、変数「カウン
タ」は0なので、番号「0」の名刺イメージデータが領
域Aに移動され、文字認識処理(イメージ解析処理)の
対象となる。
【0046】続いて、データ解析部2は、領域Aに置い
た名刺イメージデータについて、イメージデータ/文字
データ対比情報格納域82(87)に登録されたイメー
ジ部分が存在するか判定する(S18)。この結果、登
録されたイメージ部分が存在すれば、イメージデータ/
文字データ対比情報格納域82(87)から対応する文
字コードを取得する(S19)。
た名刺イメージデータについて、イメージデータ/文字
データ対比情報格納域82(87)に登録されたイメー
ジ部分が存在するか判定する(S18)。この結果、登
録されたイメージ部分が存在すれば、イメージデータ/
文字データ対比情報格納域82(87)から対応する文
字コードを取得する(S19)。
【0047】また、領域Aに置かれた名刺イメージデー
タの各部分について文字認識処理を実行し、名刺構成文
字コードを取得する(S21)。そして、認識された文
字コードにステップS19で取得した文字コードを含
め、所定の記憶領域に名刺ごとに格納する(S22)。
タの各部分について文字認識処理を実行し、名刺構成文
字コードを取得する(S21)。そして、認識された文
字コードにステップS19で取得した文字コードを含
め、所定の記憶領域に名刺ごとに格納する(S22)。
【0048】これにより、1枚の名刺の処理が終わった
ので、変数「カウンタ」の値を「1」加算し(S2
3)、変数「カウンタ」の値が、変数「名刺枚数」と一
致したか判断する(S24)。この結果、一致していれ
ば、領域「TMP」のすべての名刺についてOCR処理
を終えたことになるので、OCR処理を終了して、図6
のフローに戻る。一方、一致していなければ、すべての
名刺について処理が終了するまで、S16からの処理を
繰り返し実行する。これにより、データ解析部2は、複
数の名刺イメージデータに対してOCR処理を連続的に
実行する。
ので、変数「カウンタ」の値を「1」加算し(S2
3)、変数「カウンタ」の値が、変数「名刺枚数」と一
致したか判断する(S24)。この結果、一致していれ
ば、領域「TMP」のすべての名刺についてOCR処理
を終えたことになるので、OCR処理を終了して、図6
のフローに戻る。一方、一致していなければ、すべての
名刺について処理が終了するまで、S16からの処理を
繰り返し実行する。これにより、データ解析部2は、複
数の名刺イメージデータに対してOCR処理を連続的に
実行する。
【0049】OCR処理が完了した後、S1のデータ受
信でユーザIDが関連付けられている場合は、OCR処
理により取得した複数の名刺構成文字コードを当該ユー
ザIDに関連付けられた各ユーザ固有名刺格納領域81
に蓄積する(S5)。そして、正常終了画面の表示情報
を名刺イメージデータの送信元に、データ送信部6を介
して返信する(S6)。
信でユーザIDが関連付けられている場合は、OCR処
理により取得した複数の名刺構成文字コードを当該ユー
ザIDに関連付けられた各ユーザ固有名刺格納領域81
に蓄積する(S5)。そして、正常終了画面の表示情報
を名刺イメージデータの送信元に、データ送信部6を介
して返信する(S6)。
【0050】以上の動作において、S1のデータ受信の
際に、ユーザIDの関連付けが無かった場合、各ユーザ
固有名刺格納領域81に代えてシステム所定名刺格納領
域84を用い、ユーザ固有のイメージデータ/文字デー
タ対比情報格納域82に代えてイメージデータ/文字デ
ータ対比情報格納域87を用いる。
際に、ユーザIDの関連付けが無かった場合、各ユーザ
固有名刺格納領域81に代えてシステム所定名刺格納領
域84を用い、ユーザ固有のイメージデータ/文字デー
タ対比情報格納域82に代えてイメージデータ/文字デ
ータ対比情報格納域87を用いる。
【0051】その後、外部端末400,500からデー
タベース8に対する閲覧、修正、加工、削除、印刷、移
動、又は複製の各要求があると、データ表示・編集部5
は、各要求に応じた処理を実行する。
タベース8に対する閲覧、修正、加工、削除、印刷、移
動、又は複製の各要求があると、データ表示・編集部5
は、各要求に応じた処理を実行する。
【0052】ユーザID及び検索条件を伴った閲覧要求
があると、データ表示・編集部5は、データ検索部4に
検索を依頼し、データ検索部4は、ユーザIDが一致す
る各ユーザ固有名刺格納領域81から検索条件に適合す
る名刺構成文字コードのレコードを検索し、データ表示
・編集部5に引き渡す。データ表示・編集部5は、この
検索結果をデータ送信部6を介して要求元の外部端末4
00,500に返信する。
があると、データ表示・編集部5は、データ検索部4に
検索を依頼し、データ検索部4は、ユーザIDが一致す
る各ユーザ固有名刺格納領域81から検索条件に適合す
る名刺構成文字コードのレコードを検索し、データ表示
・編集部5に引き渡す。データ表示・編集部5は、この
検索結果をデータ送信部6を介して要求元の外部端末4
00,500に返信する。
【0053】また、ユーザIDを伴わず、検索条件を伴
った閲覧要求があると、データ表示・編集部5は、デー
タ検索部4に検索を依頼し、データ検索部4は、システ
ム所定名刺格納領域84から検索条件に適合する名刺構
成文字コードのレコードを検索し、データ表示・編集部
5に引き渡す。データ表示・編集部5は、この検索結果
をデータ送信部6を介して要求元の外部端末400,5
00に返信する。
った閲覧要求があると、データ表示・編集部5は、デー
タ検索部4に検索を依頼し、データ検索部4は、システ
ム所定名刺格納領域84から検索条件に適合する名刺構
成文字コードのレコードを検索し、データ表示・編集部
5に引き渡す。データ表示・編集部5は、この検索結果
をデータ送信部6を介して要求元の外部端末400,5
00に返信する。
【0054】また、名刺構成文字コードのレコードを指
定した修正要求があると、データ表示・編集部5は、当
該修正要求に添付された修正内容をデータベース8内の
指定のレコードに対して更新する。
定した修正要求があると、データ表示・編集部5は、当
該修正要求に添付された修正内容をデータベース8内の
指定のレコードに対して更新する。
【0055】また、名刺構成文字コードのレコードを指
定した加工要求があると、データ表示・編集部5は、当
該加工要求に添付された加工内容をデータベース8内の
指定のレコードに対して更新する。
定した加工要求があると、データ表示・編集部5は、当
該加工要求に添付された加工内容をデータベース8内の
指定のレコードに対して更新する。
【0056】また、名刺構成文字コードのレコードを指
定した削除要求があると、データ表示・編集部5は、デ
ータベース8内の指定のレコードを削除する。
定した削除要求があると、データ表示・編集部5は、デ
ータベース8内の指定のレコードを削除する。
【0057】また、名刺構成文字コードのレコードを指
定した移動要求があると、データ表示・編集部5は、当
該移動要求に添付された移動先を検査し、移動先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見すると、外部
端末に対し上書きインタフェースを送信し、上書きの指
示があれば移動先の一部一致するレコードを移動元のレ
コードで置き換えて更新すると共に、移動元のレコード
を削除する。一方、上書きしない指示であれば、移動先
の既存レコードは変更せずに、移動元のレコードを追加
し、移動元のレコードは削除する。また、移動先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見しなかった場
合は、移動先の既存レコードは変更せずに、移動元のレ
コードを移動先領域に追加し、移動元のレコードは削除
する。
定した移動要求があると、データ表示・編集部5は、当
該移動要求に添付された移動先を検査し、移動先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見すると、外部
端末に対し上書きインタフェースを送信し、上書きの指
示があれば移動先の一部一致するレコードを移動元のレ
コードで置き換えて更新すると共に、移動元のレコード
を削除する。一方、上書きしない指示であれば、移動先
の既存レコードは変更せずに、移動元のレコードを追加
し、移動元のレコードは削除する。また、移動先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見しなかった場
合は、移動先の既存レコードは変更せずに、移動元のレ
コードを移動先領域に追加し、移動元のレコードは削除
する。
【0058】また、名刺構成文字コードのレコードを指
定した複製要求があると、データ表示・編集部5は、当
該複製要求に添付された複製先を検査し、複製先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見すると、外部
端末に対し上書きインタフェースを送信し、上書きの指
示があれば複製先の一部一致するレコードを複製元のレ
コードで置き換えて更新する。一方、上書きしない指示
であれば、複製先の既存レコードは変更せずに、複製元
のレコードを追加する。また、複製先の領域にデータの
一部が一致するレコードを発見しなかった場合は、複製
先の既存レコードは変更せずに、複製元のレコードを複
製先領域に追加する。
定した複製要求があると、データ表示・編集部5は、当
該複製要求に添付された複製先を検査し、複製先の領域
にデータの一部が一致するレコードを発見すると、外部
端末に対し上書きインタフェースを送信し、上書きの指
示があれば複製先の一部一致するレコードを複製元のレ
コードで置き換えて更新する。一方、上書きしない指示
であれば、複製先の既存レコードは変更せずに、複製元
のレコードを追加する。また、複製先の領域にデータの
一部が一致するレコードを発見しなかった場合は、複製
先の既存レコードは変更せずに、複製元のレコードを複
製先領域に追加する。
【0059】また、本人ユーザIDと、共有ユーザID
と、名刺構成文字コードのレコードとを指定した共有者
追加要求があると、データ表示・編集部5は、指定され
たレコードに共有ユーザIDを追加する。
と、名刺構成文字コードのレコードとを指定した共有者
追加要求があると、データ表示・編集部5は、指定され
たレコードに共有ユーザIDを追加する。
【0060】また、本人ユーザIDと、共有ユーザグル
ープIDと、名刺構成文字コードのレコードとを指定し
た共有グループ追加要求があると、データ表示・編集部
5は、指定されたレコードに共有ユーザグループIDを
追加する。
ープIDと、名刺構成文字コードのレコードとを指定し
た共有グループ追加要求があると、データ表示・編集部
5は、指定されたレコードに共有ユーザグループIDを
追加する。
【0061】また、本人ユーザIDと、共有ユーザグル
ープIDと、他人ユーザIDとを指定したグループユー
ザ追加要求があると、当該ユーザIDと共有ユーザグル
ープIDとを関連付け、本人ユーザIDに関連付けられ
たユーザ固有のユーザグループ情報格納域83に格納す
る。ここで、本人ユーザIDの関連付けが無かった場
合、ユーザ固有のユーザグループ情報格納域83に代え
て、ユーザグループ情報格納域86を用いる。
ープIDと、他人ユーザIDとを指定したグループユー
ザ追加要求があると、当該ユーザIDと共有ユーザグル
ープIDとを関連付け、本人ユーザIDに関連付けられ
たユーザ固有のユーザグループ情報格納域83に格納す
る。ここで、本人ユーザIDの関連付けが無かった場
合、ユーザ固有のユーザグループ情報格納域83に代え
て、ユーザグループ情報格納域86を用いる。
【0062】また、名刺構成文字コードのレコードと印
刷先を指定した印刷要求があると、データ表示・編集部
5は、指定されたレコードに含まれる名刺構成文字コー
ドを名刺フォームに印刷させる印刷命令を生成し、この
印刷命令をデータ送信部6を介し、指定された印刷先で
あるプリンタ300に送信する。
刷先を指定した印刷要求があると、データ表示・編集部
5は、指定されたレコードに含まれる名刺構成文字コー
ドを名刺フォームに印刷させる印刷命令を生成し、この
印刷命令をデータ送信部6を介し、指定された印刷先で
あるプリンタ300に送信する。
【0063】また、ユーザIDと、部分イメージデータ
と、この部分イメージデータに対応する文字コードとを
伴った部分イメージ登録要求があると、データ表示・編
集部5は、当該部分イメージデータと文字コードとを関
連付け、ユーザIDに関連付けられたユーザ固有のイメ
ージデータ/文字データ対比情報格納域82に登録す
る。
と、この部分イメージデータに対応する文字コードとを
伴った部分イメージ登録要求があると、データ表示・編
集部5は、当該部分イメージデータと文字コードとを関
連付け、ユーザIDに関連付けられたユーザ固有のイメ
ージデータ/文字データ対比情報格納域82に登録す
る。
【0064】また、ユーザIDを伴わず、部分イメージ
データと、この部分イメージデータに対応する文字コー
ドとを伴った部分イメージ登録要求があると、データ表
示・編集部5は、当該部分イメージデータと文字コード
とを関連付け、イメージデータ/文字データ対比情報格
納域87に登録する。
データと、この部分イメージデータに対応する文字コー
ドとを伴った部分イメージ登録要求があると、データ表
示・編集部5は、当該部分イメージデータと文字コード
とを関連付け、イメージデータ/文字データ対比情報格
納域87に登録する。
【0065】以上説明した本実施形態によれば、データ
表示・編集部の機能により、サーバーに管理されるOC
R処理後の名刺構成文字コードに対し、修正、加工又は
削除を行うことができる。また、ユーザ側で、各自が専
用のOCR装置を保持する必要がなく、サーバー側での
名刺情報の管理により、いつでもどこでも名刺情報の閲
覧・修正等が可能であり、かつ、従来各自が所持、管理
していた名刺情報がサーバ管理により他者との共用が可
能である。
表示・編集部の機能により、サーバーに管理されるOC
R処理後の名刺構成文字コードに対し、修正、加工又は
削除を行うことができる。また、ユーザ側で、各自が専
用のOCR装置を保持する必要がなく、サーバー側での
名刺情報の管理により、いつでもどこでも名刺情報の閲
覧・修正等が可能であり、かつ、従来各自が所持、管理
していた名刺情報がサーバ管理により他者との共用が可
能である。
【0066】ここで、本発明は上記実施形態の構成に限
られない。ユーザが名刺をスキャンする環境は、スキャ
ン機能と通信機能があれば足り、パソコンは必ずしも必
要ない。その際、スキャナは、ユーザIDを指定してス
キャナのスタートボタンを押すだけで指定されたアドレ
ス上に設置されたサーバーにデータ送信が行われるよう
に構成するのが望ましい。また、上書きインタフェース
では、移動、複製要求をキャンセルできるように構成し
てもよい。
られない。ユーザが名刺をスキャンする環境は、スキャ
ン機能と通信機能があれば足り、パソコンは必ずしも必
要ない。その際、スキャナは、ユーザIDを指定してス
キャナのスタートボタンを押すだけで指定されたアドレ
ス上に設置されたサーバーにデータ送信が行われるよう
に構成するのが望ましい。また、上書きインタフェース
では、移動、複製要求をキャンセルできるように構成し
てもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、データ表示・編集部の機能によ
り、サーバーに管理されるOCR処理後の名刺構成文字
コードに対し、修正、加工又は削除を行うことができ
る、という従来にない優れたネットワークを介した名刺
OCR処理システムを提供することができる。
るので、これによると、データ表示・編集部の機能によ
り、サーバーに管理されるOCR処理後の名刺構成文字
コードに対し、修正、加工又は削除を行うことができ
る、という従来にない優れたネットワークを介した名刺
OCR処理システムを提供することができる。
【図1】本発明に係る名刺OCR処理システムの一実施
形態を示すシステム全体のブロック図である。
形態を示すシステム全体のブロック図である。
【図2】図1に示すサーバ装置のブロック図である。
【図3】図2に示すデータベースのデータ構造図であ
る。
る。
【図4】図3に示す各ユーザ固有名刺格納領域のデータ
構造図である。
構造図である。
【図5】図3に示すユーザ固有のイメージデータ/文字
データ対比情報格納域のデータ構造図である。
データ対比情報格納域のデータ構造図である。
【図6】図2に示すサーバの動作を示すフローチャート
である。
である。
【図7】図6に示すOCR処理のフローチャートであ
る。
る。
【図8】図6のOCR処理を説明するための説明図であ
る。
る。
1 データ受信部
2 データ解析部
3 データ蓄積部
4 データ検索部
5 データ表示・編集部
6 データ送信部
7 データ認識部
8 データベース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 1/00 107 H04N 1/00 107Z
Fターム(参考) 5B050 AA10 BA06 BA10 BA16 BA20
CA05 FA19 GA08
5B075 KK43 KK54 ND03 ND20 NR02
PP04 PQ02 PQ03 UU10
5C062 AA05 AA14 AA17 AA29 AB17
AB38 AB42 AC41 AC42 AC51
BA04
Claims (6)
- 【請求項1】 スキャナ機能により読み取られた名刺イ
メージデータを通信ネットワークを介して受信するデー
タ受信部と、このデータ受信部が受信した名刺イメージ
データを蓄積するデータ蓄積部と、このデータ蓄積部が
蓄積した名刺イメージデータから名刺構成文字コードを
認識するデータ解析部と、このデータ解析部が認識した
名刺構成文字コードを名刺ごとに名刺格納領域に格納す
るデータベースと、前記データ受信部を介して外部端末
から受信したアクセス要求に応じて前記名刺構成文字コ
ードに対し閲覧処理、修正処理、加工処理、削除処理、
印刷処理、移動処理又は複製処理を実行するデータ表示
・編集部と、このデータ表示・編集部が処理する名刺構
成文字コードを前記データベースから読み出すデータ検
索部と、前記データ表示・編集部が処理した名刺構成文
字コードを外部端末又は外部の印刷装置に送信するデー
タ送信部とを備えた名刺OCR処理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の名刺OCR処理システム
において、 前記データ受信部は、前記名刺イメージデータをユーザ
IDと関連付けて受信し、 前記データ蓄積部は、当該名刺イメージデータとユーザ
IDとを関連付けて蓄積し、 前記データベースは、当該名刺イメージデータの名刺構
成文字コードとユーザIDとを関連付けてユーザごとに
ユーザ固有名刺格納領域に格納し、 前記アクセス要求の際に前記データ受信部を介してユー
ザIDを取得し、このユーザIDが前記データベースに
登録されているか判定し、当該ユーザIDがデータベー
スに登録されていることを条件として、前記データ表示
・編集部に前記アクセス要求に応じることを許可するユ
ーザ認識部を備え、 前記データ検索部は、前記アクセス要求の際に取得され
たユーザIDと関連付けられた名刺構成文字コードをデ
ータベースから読み出して前記データ表示・編集部に処
理させることを特徴とした名刺OCR処理システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の名刺OCR処理システム
において、 前記データ受信部は、前記名刺イメージデータをグルー
プIDと関連付けて受信し、 前記データ蓄積部は、当該名刺イメージデータとグルー
プIDとを関連付けて蓄積し、 前記データベースは、当該名刺イメージデータの名刺構
成文字コードとグループIDとを関連付けてユーザごと
にユーザ固有名刺格納領域に格納し、 前記アクセス要求の際に前記データ受信部を介してユー
ザIDを取得し、このユーザIDが前記データベースに
登録されているか判定し、当該ユーザIDがデータベー
スに登録されていることを条件として、前記データ表示
・編集部に前記アクセス要求に応じることを許可するユ
ーザ認識部を備え、 前記データベースは、複数のユーザIDと前記グループ
IDとを関連付けて記憶したユーザグループ情報格納域
を備え、 前記データ検索部は、前記ユーザグループ情報格納域を
参照し、前記アクセス要求の際に取得されたユーザID
に関連付けられたグループIDを特定し、当該グループ
IDに関連付けられた名刺構成文字コードを前記データ
ベースから読み出して前記データ表示・編集部に処理さ
せることを特徴とした名刺OCR処理システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の名刺OCR処理システム
において、 前記ユーザグループ情報格納域は、各ユーザごとにユー
ザIDに関連付けて設けられたユーザ固有のユーザグル
ープ情報格納域とし、 前記ユーザ認識部は、前記データ受信部を介して本人の
ユーザIDと他のユーザのユーザIDと当該他のユーザ
を所属させたいグループのグループIDとを受信する
と、当該受信した他のユーザのユーザIDとグループI
Dとを関連付けて前記本人のユーザIDに関連付けられ
たユーザグループ情報格納域に格納することを特徴とし
た名刺OCR処理システム。 - 【請求項5】 請求項1記載の名刺OCR処理システム
において、 前記データベースは、イメージデータと当該イメージデ
ータに対応する文字コードとの対応関係が予め登録され
たイメージデータ/文字データ対比情報格納域を備え、 前記データ解析部は、前記名刺構成文字コードを認識す
る際に、前記イメージデータ/文字データ対比情報格納
域を参照し、この対比情報格納域に登録されたイメージ
データと同一と認められるイメージデータ部分を前記名
刺イメージデータ内に発見すると、当該発見したイメー
ジデータ部分を前記対比情報格納域に登録された対応す
る文字コードに変換して前記名刺構成文字コードに含め
ることを特徴とした名刺OCR処理システム。 - 【請求項6】 請求項1記載の名刺OCR処理システム
において、 前記データ解析部は、前記データ蓄積部に蓄積した複数
の名刺イメージデータについて、連続した文字認識処理
を行う連続処理機能を備えていることを特徴とした名刺
OCR処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002099158A JP2003296353A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ネットワークを介した名刺ocr処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002099158A JP2003296353A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ネットワークを介した名刺ocr処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003296353A true JP2003296353A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29388096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002099158A Pending JP2003296353A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ネットワークを介した名刺ocr処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003296353A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007265306A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | 通信システム及びそれに使用する周辺装置 |
JP2012008733A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | King Jim Co Ltd | カード情報管理装置 |
JP2012133621A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | アドレス帳サーバ及びこれを備えたデータ処理システム |
US9519829B2 (en) | 2013-11-28 | 2016-12-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing system, information processing apparatus, and recordable medium |
JP2018067095A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 株式会社東芝 | 名刺情報管理システム、名刺情報管理システムにおける検索結果表示方法、および検索結果表示プログラム |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002099158A patent/JP2003296353A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007265306A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | 通信システム及びそれに使用する周辺装置 |
JP4618560B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-01-26 | ブラザー工業株式会社 | 通信システム及びそれに使用する周辺装置 |
JP2012008733A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | King Jim Co Ltd | カード情報管理装置 |
JP2012133621A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | アドレス帳サーバ及びこれを備えたデータ処理システム |
US9519829B2 (en) | 2013-11-28 | 2016-12-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing system, information processing apparatus, and recordable medium |
US9866725B2 (en) | 2013-11-28 | 2018-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing system, information processing apparatus, and recordable medium |
JP2018067095A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 株式会社東芝 | 名刺情報管理システム、名刺情報管理システムにおける検索結果表示方法、および検索結果表示プログラム |
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