JP2003284834A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
導することができる入賞装置を備えた遊技機を提供す
る。 【解決手段】 遊技盤10の盤面に入賞装置50を備え
る。入賞装置50は、球Bが流入可能な入賞口60を有
する入賞室61と、入賞口60を開閉する扉部材70
と、をそれぞれ備える。入賞室61の底床部は、その幅
方向略中央部の前側から奥側に延びる段差壁64を有
し、その段差壁64の一側部に低床部62、他側部に高
床部63を有して段差状に形成される。入賞室61の底
床部の奥側には低床部62側に位置して球排出口67が
形成されている。
Description
コ機等の弾球遊技機とも呼ばれている遊技機に関する。
は、その遊技盤の盤面上を流れる球(パチンコ球)が流
入可能な入賞口を有する入賞室と、その入賞口を開閉す
る扉部材と、をそれぞれ備えた入賞装置が知られてい
る。例えば、「大当たり」の遊技時において、扉部材が
開き、その入賞室の底床部に設けられた球排出口(カウ
ント口とも呼ばれている)に流入した球が所定数(例え
ば10個)カウントされるか、あるいは、所定時間(例
えば30秒)経過すると、扉部材が閉じ、1ラウンドの
大当たり遊技が行われる。そして、所定時間(例えば5
秒)経過後、扉部材が再び開き、最大で16ラウンドの
大当たり遊技が行われように構成された入賞装置(例え
ば、アタッカと呼ばれている入賞装置)が知られてい
る。このような形式の入賞装置において、扉部材が開い
たときには短時間に多くの球が入賞口に流入できるよう
に、その入賞口並びに入賞室が横長状に形成され、その
入賞室の底床部の奥側に球排出口が形成されるのが一般
的であった。
置においては、扉部材が開いた状態にあるときに、球が
入賞口の一側寄り部分から入賞室の他側に向けて流入す
ることがある。そして、球が入賞室の他側内壁面に当た
って跳ね返り、入賞室の底床部上を左右方向に往復動し
ながら球排出口に流入する場合があった。この場合、入
賞口から入賞室内に流入した球が球排出口に流入するの
に要する時間が長くなる。球排出口に対する球の流入に
要する時間が長くなると、設定値(例えば10個)以上
の多くの球が入賞室に流入し易くなるという問題点があ
った。
賞室に流入した球を短時間で球排出口に誘導することが
できる入賞装置を備えた遊技機を提供することである。
に、第1の発明に係る遊技機は、請求項1に記載のとお
りの構成を要旨とするもので、遊技盤の盤面に入賞装置
を備えた遊技機であって、前記入賞装置は、球が流入可
能な入賞口を有する入賞室と、前記入賞口を開閉する扉
部材と、をそれぞれ備える。前記入賞室の底床部は、そ
の幅方向略中央部の前側から奥側に延びる段差壁を有
し、その段差壁の一側部に低床部、他側部に高床部を有
して段差状に形成される。前記入賞室の底床部の奥側に
は前記低床部側に位置して球排出口が形成されている。
において、入賞室の低床部上に流入した球は段差壁に当
たることで、その球が高床部に流れることが防止され
る。また、入賞室の高床部上に流入した球は、その高床
部上を流れた後、段差壁を越えて低床部上を流れる。低
床部上に流れた球は入賞室の側壁内面に当たって跳ね返
り、高床部側に向けて流れることがあったとしても、そ
の球が段差壁に当たることで、高床部に流れることが防
止される。このようにして、入賞室の底床部上を球が左
右方向に往復動する幅寸法を段差壁において小さく制限
することができ、その分だけ球が入賞室の奥側の球排出
口に流入するのに要する時間を短縮することが可能とな
る。
載のとおりの構成を要旨とするもので、球排出口は、低
床部側でかつ段差壁の奥側に位置して形成されている。
したがって、段差壁に当たった球は、段差壁に案内され
てその奥側の球排出口に流入し易くなり、入賞室に流入
した球が、球排出口に流入するのに要する時間を効率よ
く短縮することが可能となる。
載のとおりの構成を要旨とするもので、入賞室の底床部
における低床部と高床部との段差壁の高さ寸法は、球の
半径寸法よりも大きく設定されている。したがって、低
床部を流れる球が段差壁に勢いよく衝突したとしても、
その球が段差壁を乗り越えて高床部に流れることを良好
に防止することができる。
載のとおりの構成を要旨とするもので、扉部材は、入賞
口の前側近傍において起立して閉じる閉じ位置と、前記
入賞口の下部前方に倒されて開放する開き位置とに配置
切換可能に設けられる。前記扉部材が前記開き位置に配
置されたときに上に向く同扉部材の球受け面は、入賞室
の底床部の段差形状に対応して、その幅方向略中央部の
前側から奥側に延びる段差壁を有し、その段差壁の一側
部に低段部、他側部に高段部を有して段差状に形成され
ている。したがって、扉部材の球受け面上を球が往復動
する幅寸法を同球受け面上の段差壁において小さく制限
することができ、その分だけ球が入賞口を経て入賞室に
流入するのに要する時間を短縮することが可能となる。
ひいては、扉部材の球受け面上に受けられた球が、入賞
室に流入してその入賞室奥側の球排出口に流入するのに
要する時間を短縮することが可能となる。
たがって説明する。弾球遊技機とも呼ばれる遊技機(主
としてパチンコ機)の遊技盤を正面(前面)から表した
図1において、遊技盤10の前面の周縁部には、外レー
ル12と内レール13とを備えた案内レール11が装着
されている。案内レール11の内側には、遊技領域15
が区画形成されるとともに、外レール12と内レール1
3との間には、図示しない球発射装置から発射された球
(パチンコ球)を遊技領域15の上部に案内する球発射
通路14が形成されている。遊技盤10の遊技領域15
の略中央部には役物装置30(センター役物と呼ばれる
こともある)が装着されている。この役物装置30は、
役物本体31及び図柄表示装置33を備えている。
単数の構成部材によって形成され、遊技盤10の略中央
部に貫設された役物装着孔の前面開口部の周縁を塞ぐよ
うにして枠状に構成され、略中央部には開口窓32が形
成されている。そして、役物本体31はビス等によって
遊技盤10の前方からその遊技盤10の前面に取り付け
られるようになっている。また、役物本体31の後側に
は、その開口窓32に表示部34を臨んで図柄表示装置
33が装着されている。この図柄表示装置33の表示部
34の略全域には、特定図柄が変動表示される特定図柄
表示領域が設けられている。また、表示部34の一部に
は、普通図柄が変動表示される普通図柄表示部35が設
けられている。
流れる球が流入可能な球通路(ワープ通路と呼ばれるこ
ともある)や、その球通路の流出口から流出した球を受
ける球受け棚36が形成されている。この球受け棚36
は、球通路の流出口から流出した球を受ける波形凹凸状
をなす高段部37と、その高段部37から流下した球を
受ける波形凹凸状をなす低段部38とを備えて上下2段
に構成されている。そして、低段部38の中央部には、
球を流下案内する案内凹部39が形成されている。この
案内凹部39は、役物装置30の下方中央部に位置して
遊技盤10に装着された始動装置40の始動口41の直
上に位置しており、案内凹部39に案内されて流下した
球が始動口41に流入する確率が高くなるように構成さ
れている。また、始動装置40は、一対の開閉部材42
によって拡開及び縮小される始動口41を備え、その始
動口41に球が流入すると、図柄表示装置33が作動
し、図柄表示装置33の表示部34には特定図柄が変動
表示されるようになっている。
物装置30の上下左右側方の計4箇所に風車器18がそ
れぞれ配設されるとともに、役物装置30の片側(図1
に向かって左側)に位置して普通図柄始動用ゲート口を
有するゲート器20が設けられている。このゲート器2
0の普通図柄始動用ゲート口を球が通過することで、普
通図柄表示部35が作動して普通図柄の抽選が行われ
る。そして、普通図柄表示部35の抽選に基づいて、始
動装置40の開閉部材42が所定時間(例えば、1秒
間)だけ開き、これによって始動装置40の始動口41
に対し球が流入し易くなるようになっている。また、遊
技盤10の遊技領域15には、その最下端に位置してア
ウト口43が形成され、左右両側方に位置して装飾用レ
ンズ23を有するサイド装飾部材22が配設されてい
る。これらサイド装飾部材22の所定位置には一般入賞
口24が設けられている。なお、遊技領域15の略全域
にわたって多数の釘が配設されている。
の始動装置40の下方に接近して入賞装置50(アタッ
カとも呼ばれる場合がある)が装着されている。図2〜
図5に示すように、入賞装置50の本体構成部材51
は、複数又は単数の構成部材によって構成されている。
この実施の形態において、本体構成部材51は、前側部
材52と後側部材53とが一体状に組み付けられて構成
され、遊技盤10の前側から同遊技盤10の入賞装置組
付孔に嵌込まれて、その前側部材52が遊技盤10の盤
面(前面)にビス等によって固定されて装着されてい
る。前側部材52の略中央部には、複数の球Bが同時に
流入可能な横長四角形状をなす大入賞口とも呼ばれる入
賞口60が形成されている。また、前側部材52と、前
側部材52の後側面に組み付けられた後側部材53によ
って、入賞口60において開口する横長四角形状をなす
入賞室61が形成されている。
床部には、その幅方向(左右方向)略中央部の前側から
奥側に延びる段差壁64を有し、その段差壁64の一側
部(図2に向かって左側部)に低床部62、他側部(図
2に向かって右側部)に高床部63を有して段差状に形
成されている。また、低床部62及び高床部63は、段
差壁64側が低く反対側が高い傾斜面にそれぞれ形成さ
れている。さらに、低床部62及び高床部63は、手前
側が高く奥側が低い傾斜面をなしている。また、低床部
62の前側上面には、段差壁64に隣接する位置におい
て略3角形状をなす球案内片65が突設されおり、低床
部62を流れる球Bが球案内片65に案内されて段差壁
64の奥側に導かれるようになっている。
1の低床部62と高床部63との段差壁64の高さ寸法
Hは、球Bの半径寸法よりも適宜に大きく設定されてい
る(図6参照)。また、図3と図6に示すように、入賞
室61の底床部の奥側には、低床部62側でかつ段差壁
64の奥側に位置して球排出口67が形成されている。
この球排出口67の近傍(この実施の形態では球排出口
67の下流側に接近して隣接する位置)には、球排出口
67の下流側に連通しかつ球Bの通過を検出するための
球通過孔を有する近接スイッチよりなる球検出器68
(カウント検出器とも呼ばれる)が設けられている。
1の前側部材52には、その入賞口60を開閉する横長
四角形の板状をなす扉部材70が、その下部の左右両側
部に突出された扉軸71を支点として開閉可能に装着さ
れている。扉部材70は、扉用ソレノイド81を駆動源
とする扉作動装置80によって、図5と図7に示すよう
に、入賞口60の前側近傍において起立して閉じる閉じ
位置と、図6と図10に示すように、入賞口60の下部
前方に倒されて開放する開き位置とに配置切換可能に構
成されている。
側の側壁部77の外側面には連動軸78が側方に突出し
て一体に形成される一方、その連動軸78と扉用ソレノ
イド81の作動軸82との間には、作動部材83と連動
部材90とがそれぞれ配設されている。すなわち、本体
構成部材51の後側部材53の所定位置には、扉用ソレ
ノイド81が横向きに固定されており、その扉用ソレノ
イド81の作動軸82の先端部には作動部材83が取り
付けられている。この作動部材83の端縁部には、左右
方向の板状の案内部84が一体状に形成され、その案内
部84の前面には、本体構成部材51の後側部材53に
形成された図示しない横方向に案内に沿って移動案内さ
れる案内ピン84aが突設されている。また、作動部材
83の端縁部の下部には、上下方向の長孔状の連結孔8
5aを有する連結部85が形成されている。
部90aにおいて、後側部材53の所定位置に固定され
た前後方向に水平な軸91の回りに回動可能に嵌挿され
ている。この連動部材90のボス部90aの外周面に
は、アーム部96が形成され、そのアーム部96の先端
部には、作動部材83の連結部85の連結孔85aに上
下方向に移動可能に嵌挿される連結軸97が形成されて
いる。また、連動部材90のボス部90aの外周面に
は、扉部材70の連動軸78が差し込まれる開口部をも
って略C字状に形成された係合部93が形成され、その
係合部93の上側部分を閉止用係合片94とし、下側部
分を開放用係合片95としている。
12に示すように、扉用ソレノイド81が励磁される
と、作動軸82及び作動部材83を介して連動部材90
が軸91を中心として時計回り方向に回動されること
で、開放用係合片95によって扉部材70の連動軸78
が所定量だけ押し上げられ、その後、扉部材70が自重
によって開き位置に配置切換されるようになっている。
また、扉部材70が開き位置に配置された状態におい
て、同扉部材70は、入賞口60の下部前方に上向き傾
斜状(略水平状)をなして倒された状態となる。これと
は逆に、図9に示すように、扉用ソレノイド81が非励
磁状態にあるときには、作動軸82及び作動部材83を
介して、連動部材90が軸91を中心として反時計回り
方向に回動されることで、閉止用係合片94によって扉
部材70の連動軸78が押し下げられ、これによって、
扉部材70が入賞口60の前側近傍において起立状態を
なす閉じ位置に配置切換されるようになっている。
10に示すように、扉部材70が開き位置に配置された
ときに上に向く球受け面は、入賞室61の底床部の段差
形状に対応して、その幅方向略中央部の前側から奥側に
延びる段差壁76を有し、その段差壁76の一側(図2
に向かって左側)に低段部74、他側(図2に向かって
右側)に高段部75を有して段差状に形成されている。
ンコ機は上述したように構成される。したがって、遊技
の際、図示しない球発射装置から球発射通路14に発射
された球B(パチンコ球)は、遊技領域15の上部に打
ち出され、多数の釘、風車器18等に案内されながら遊
技領域15の下部に向けて流れる。遊技領域15に打ち
出された球Bのうち、一部の球Bはゲート器20の普通
図柄始動用ゲート口を通過したり、あるいは、一般入賞
口24、あるいは始動装置40の始動口41に流入す
る。また、前記各入賞口に流入しなかった多くの球Bは
遊技領域15の下部のアウト口43に流入し、機外に排
出される。
ト口を通過すると、その球Bがセンサによって検出さ
れ、その検出信号が図示はしないがパチンコ機の所定位
置に設置された主制御装置(主制御基板とも呼ばれてい
る)に送られる。すると、その信号が図柄表示装置33
に伝達され、その表示部34の一部に設けられた普通図
柄表示部35の図柄が変動する。そして普通図柄表示部
35には、抽選結果に基づく図柄が表示される。普通図
柄表示部35の図柄が当たり図柄となって表示される
と、始動装置40の始動口41の開閉部材42が所定時
間(例えば、1秒間)開放して閉じる。始動装置40の
始動口41に球Bが流入すると、その球Bがセンサによ
って検出され、その検出信号が主制御装置に送られる。
すると、その信号が図柄表示装置33に伝達され、これ
によって表示部34に表示された図柄が変動し、設定時
間後停止する。そして、表示部34には抽選結果に基づ
く図柄が表示される。
たり図柄」、例えば「7・7・7」となって停止した場
合、大当たりとなる。この際、主制御装置からの信号に
よって、扉用ソレノイド81が励磁される。扉用ソレノ
イド81が励磁されると、作動軸82と共に作動部材8
3が引き込まれ、連動部材90が軸91を中心として時
計回り方向に回動される。すると、連動部材90の開放
用係合片95によって扉部材70の連動軸78が押し上
げられて扉部材70が所定の開度だけ開き動作された
後、同扉部材70は自重によってその連動軸78が連動
部材90の閉止用係合片94に当接する開き位置、すな
わち、入賞口60の下部前方に上向き傾斜状をなして倒
される開き位置に配置切換される(図10〜図12参
照)。
0が開かれ入賞口60が開放されると、遊技盤10上を
流下する多くの球Bが短時間の間に入賞口60に入り易
い状態となる。この状態において、入賞口60に向けて
流れる球Bは、扉部材70の球受け面に受けられた後、
入賞口60を経て入賞室61に流入する。そして、入賞
室61に流入した球Bは入賞室61の底床部を流れ、奥
側の球排出口67に流入して排出される。
8の球通過孔を通過すると、その球通過の検出信号が主
制御装置に送られる。そして、球排出口67の球検出器
68からそれぞれ送られた検出信号によって球Bが所定
数(例えば、10個)カウントされるか、あるいは、所
定時間(例えば30秒)経過すると、扉用ソレノイド8
1が非励磁の状態にされる。すると、扉部材70が閉じ
られ、大当たり遊技の1ラウンドが終了する。1ラウン
ドの大当たり遊技が終了後、所定時間(例えば2秒)経
過すると、扉部材70が、再び前記したようして開か
れ、大当たり遊技の2ラウンドが行われる。このように
扉部材70が所定のラウンド回数(例えば、最大16
回)だけ開閉を繰り返すことで、大当たり遊技が終了す
る。
床部は、その幅方向(左右方向)略中央部の前側から奥
側に延びる段差壁64を有し、その段差壁64の一側部
に低床部62、他側部に高床部63を有して段差状に形
成されている。このため、扉部材70が開き位置にある
状態において、入賞室61の一側寄り部分、例えば、低
床部62側から反対側の高床部63側に向けて球Bが流
入した場合、低床部62上を流れる球Bが段差壁64に
当たることで、その球Bが高床部63に流れることが防
止される。
側の低床部62側に向けて球Bが流入した場合、その球
Bは高床部63上を流れた後、段差壁64を越えて低床
部62上を流れる。低床部62上に流れた球Bは入賞室
61の側壁内面に当たって跳ね返り、高床部63側に向
けて流れる場合がある。この場合においても、球Bが段
差壁64に当たることで、その球Bが高床部63に流れ
ることが防止される。言い換えると、入賞室61の底床
部上を球Bが左右方向に往復動する幅寸法を段差壁64
において小さく制限することができ、その分だけ球Bが
入賞室61奥側の球排出口67に流入するのに要する時
間を短縮することが可能となる。また、この実施の形態
においては、球排出口67に隣接しかつ球排出口67か
ら排出された球Bを検出する球検出部としての球検出器
68(カウント検出器とも呼ばれる)が設けられてい
る。このため、入賞室61に流入した球Bが球排出口6
7を経て球検出器68において検出されるに要する時間
を短縮することができる。この結果、大当たり遊技の各
ラウンドの進捗が速くなり、また、入賞室61内に所定
数(例えば、10個)以上の球Bが流入する不具合を軽
減することができる。
2側でかつ段差壁64の奥側に位置して球排出口67が
形成されている。このため、段差壁64に当たった球B
はその段差壁64に案内されて球排出口67に流入可能
となり、入賞室61に流入した球Bが、球排出口67に
流入するのに要する時間を効率よく短縮することが可能
となる。また、低床部62及び高床部63は、段差壁6
4側が低く反対側が高い傾斜面にそれぞれ形成されてい
る。このため、低床部62及び高床部63にそれぞれ受
けられた球Bは低床部62及び高床部63の傾斜面に沿
ってかつ段差壁64に向けて流れ、その後、段差壁64
に案内されて球排出口67に流入する。さらに、低床部
62及び高床部63は、手前側が高く奥側が低い傾斜面
をなしている。このため、低床部62及び高床部63に
それぞれ受けられた球Bは低床部62及び高床部63の
傾斜面に沿って入賞室61の奥側に向けて流れながら段
差壁64に向けて流れるため、入賞室61に流入した球
Bが、球排出口67に流入するのに要する時間をより一
層効率よく短縮することが可能となる。
すように、入賞室61の低床部62と高床部63との段
差壁64の高さ寸法Hは、球Bの半径寸法よりも適宜に
大きく設定されている。このため、低床部62を流れる
球Bが段差壁64に勢いよく衝突したとしても、その球
Bが段差壁64を乗り越えて高床部63に流れることを
良好に防止することができる。
すように、扉部材70が開き位置に配置されたときに上
に向く球受け面は、入賞室61の底床部の段差形状に対
応して、その幅方向略中央部の前側から奥側に延びる段
差壁76を有し、その段差壁76の一側に低段部74、
他側に高段部75を有して段差状に形成されている。こ
のため、扉部材70の球受け面上を球Bが左右方向に往
復動する幅寸法を段差壁76において小さく制限するこ
とができ、その分だけ球Bが入賞口60を経て入賞室6
1に流入するのに要する時間を短縮することが可能とな
る。ひいては、扉部材70の球受け面上に受けられた球
Bが、入賞室61に流入してその奥側の球排出口67に
流入するのに要する時間を短縮することが可能となる。
るものではない。例えば、前記実施の形態においては、
球排出口67が、低床部62側でかつ段差壁64の奥側
に位置して形成される場合を例示したが、図13に示す
ように変更してもよい。すなわち、低床部62と高床部
63を有して底床部が段差状に形成された入賞室61に
おいて、球排出口67を、低床部62側でかつ段差壁6
4と反対側の奥側に球排出口67を形成しても、入賞室
61の底床部上を球Bが左右方向に往復動する幅寸法を
段差壁64において小さく制限することができ、その分
だけ球Bが入賞室61の奥側の球排出口67に流入する
のに要する時間を短縮することが可能となる。
入賞室の底床部上を球が左右方向に往復動する幅寸法を
段差壁において小さく制限することができるため、入賞
室に流入した球が球排出口に流入するのに要する時間を
短縮することができる。
チンコ機の遊技盤を示す正面図である。
斜視図である。
面図である。
る。
断面図である。
扉用ソレノイドとの関係を示す斜視図である。
材と扉用ソレノイドとの関係を示す斜視図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技盤の盤面に入賞装置を備えた遊技機
であって、 前記入賞装置は、球が流入可能な入賞口を有する入賞室
と、 前記入賞口を開閉する扉部材と、をそれぞれ備え、 前記入賞室の底床部は、その幅方向略中央部の前側から
奥側に延びる段差壁を有し、その段差壁の一側部に低床
部、他側部に高床部を有して段差状に形成され、 前記入賞室の底床部の奥側には前記低床部側に位置して
球排出口が形成されている遊技機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、 球排出口は、低床部側でかつ段差壁の奥側に位置して形
成されている遊技機。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遊技機であっ
て、 入賞室の底床部における低床部と高床部との段差壁の高
さ寸法は、球の半径寸法よりも大きく設定されている遊
技機。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊
技機であって、 扉部材は、入賞口の前側近傍において起立して閉じる閉
じ位置と、前記入賞口の下部前方に倒されて開放する開
き位置とに配置切換可能に設けられ、 前記扉部材が前記開き位置に配置されたときに上に向く
同扉部材の球受け面は、入賞室の底床部の段差形状に対
応して、その幅方向略中央部の前側から奥側に延びる段
差壁を有し、その段差壁の一側部に低段部、他側部に高
段部を有して段差状に形成されている遊技機。
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