JP4092423B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉扉を有する変動入賞装置と、この変動入賞装置に受け入れられた入賞球を検出する検出手段とを備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図柄表示装置に変動表示された図柄が特定の表示態様になると、遊技者に特典を付与する遊技機が広く知られている。特典として、例えば大入賞口を備える変動入賞装置、いわゆるアタッカー装置の大入賞口に設けられた開閉扉を繰り返して開放し、盤面の多くの球の入賞を可能とする構成がよく知られている。
【0003】
このような変動入賞装置の代表的な動作は、次の通りである。変動入賞装置には、入賞球を通過させる継続入賞口とカウント入賞口(一般入賞口)との二種類の入賞口が設けられていて、それぞれに検出スイッチが配置されている。そして、開放された開閉扉から大入賞口に入った球(入賞球)は、いずれかの検出スイッチで検出され、両検出スイッチで検出された入賞球数が所定の個数(例えば、10個)に至った場合、或いは開閉扉の開放後に所定時間(例えば、30秒)経過した場合には、前記開閉扉が閉鎖する。そして、直前の開閉扉が開放されている状態において、入賞球が継続入賞口を通過した場合には、開閉扉は、閉鎖後に再度開放され、この開閉扉の開閉動作を所定回数(例えば、16ラウンド)繰り返す。なお、検出スイッチを通過した入賞球は、遊技盤の裏側に配設された誘導樋に排出される。
【0004】
そして、上記した変動入賞装置では、検出スイッチが所定個数の入賞球の通過を検出したら、即座に開閉扉を閉鎖しなければならない。また、直前の開閉扉が開放されている状態において、入賞球が継続入賞口を通過した場合には、開閉扉は、閉鎖後に即座に開放しなければならない。でないと、開閉扉の1開閉動作毎の入賞球数にばらつきが生じ、ひいては遊技毎の賞球数に無視できない変動(ばらつき)が生ずるからである。
【0005】
しかし、従来の前記変動入賞装置では、入賞球を遊技盤の裏側に配設された誘導樋に排出する必要上、継続入賞口及びカウント入賞口は、いずれも入賞室の奥方に配置され、入賞球は入賞室内の底板上を奥方に向けて転動して、継続入賞口又はカウント入賞口から転落して検出スイッチで検出される構成であった。このため、球が入賞室を通過して検出するまでにタイムラグが生じ、これが開閉扉の開閉動作を緩慢にしてしまう問題があった。このような事情から変動入賞装置において、入賞球の迅速な検出と排出を可能にするものの現出が特に望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、開閉扉を備えた変動入賞装置において、入賞球を素早く検出して変動入賞装置から排出することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1に記載の発明は、球を受け入れない状態と球を受け入れ易い状態とに変換可能な開閉扉を有し、遊技盤の貫通穴に挿入配置された変動入賞装置と、該変動入賞装置に受け入れられた入賞球を検出する検出手段とを備えた遊技機であって、前記開閉扉が球を受け入れ易い状態で前記変動入賞装置に入った球を受け入れる入賞室の底板における前記遊技盤内に位置する部分に、入賞球を通過させる球通過口を設け、前記検出手段を前記球通過口の直下に配置し、前記球通過口と、アウト口に入ったアウト球を排出するアウト球排出溝とを連通する入賞球排出溝を前記遊技盤内に形成し、前記入賞球を前記球通過口及び前記検出手段を通過させて前記入賞球排出溝から前記アウト球排出溝に排出することを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明によれば、変動入賞装置の入賞室内に受け入れられた入賞球を通過させて検出する検出手段が、遊技盤内に配設される構成となるため、開放状態の開閉扉から入った入賞球は、短い転動経路を経て検出手段により短時間のうちに素早く検出して、排出できる。また、変動入賞装置への入賞球の検出部や入賞球を排出するための排出経路を遊技盤裏面に突出して設ける必要がなくなるので、変動入賞装置の遊技盤裏面の突出部を少なくして、種々の装置を配設する遊技盤裏面のスペースを有効に利用できる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機の正面図である。遊技盤1には、外側の第1球案内レール2と内側の第2球案内レール3とが取付けられて、第1及び第2の各球案内レール2,3で囲まれる部分が遊技領域4を形成していると共に、第1及び第2の各球案内レール2,3が内外で重なって球発射通路5を形成しており、球発射装置(図示せず)から発射された遊技球は、前記球発射通路5を通って、前記遊技領域4に放たれる。
【0015】
また、遊技領域4の略中央部には、特別図柄表示装置6が配置され、その左側方には、ゲート7が配置されている。前記特別図柄表示装置6の直下には、該装置6を作動させる始動入賞口8が配置され、その直下には、アタッカー装置Aが配置されている。前記アタッカー装置Aの左右両側には、一対の第1サイド入賞口9と、同じく一対の第2サイド入賞口11とが斜方向に沿って配置されている。また、特別図柄表示装置6の上方と両側方との計4箇所には、それぞれ風車12が配置されている。また、遊技領域4の中央下端部には、いずれの入賞口にも入賞しなかった球を回収するアウト口13が設けられている。なお、図1において、14は、盤面上の球を特別図柄表示装置6の周囲に設けられたワープ通路(図示せず)に導くための導入板を示し、15は、保留球数表示ランプを示す。
【0016】
次に、前記アタッカー装置Aの部分について、更に詳細に説明する。図2は、図1のアタッカー装置Aとアウト口13との部分の拡大図であり、図3は、図2のX−X線拡大断面図であり、図4は、底板25の表示を省略したアタッカー装置Aの斜視図であり、図5は、図2のY−Y線拡大断面図であり、図6は、第1ソレノイドN1 によりアタッカー装置Aの開閉扉23が開閉される作用を示す側面断面図であり、図7は、第2ソレノイドN2 により通過阻止バー37が円弧運動を行って、継続入賞口33に対する入賞球の通過を可能にしたり、困難にしたりする作用を示す正面断面図であり、図8は、遊技盤1における入賞球排出溝53及びアウト球排出溝52の部分の斜視図である。
【0017】
このアタッカー装置Aは、図5、図6及び図8に示されるように、前記遊技盤1に設けられた横長の長方形状の貫通穴である挿入嵌合穴51に挿入嵌合された状態で、前面の取付基板21を介して遊技盤1の表面に取付けられる。また、前記取付基板21の中央部には横長の長方形状をした大入賞口22が設けられて、前記取付基板21における大入賞口22の部分には、該大入賞口22を開閉可能に閉塞するように開閉扉23が配置されていて、大入賞口22の後方であって、左右及び後方を壁面で仕切られた空間が入賞室24を構成している。この入賞室24は、図4及び図5に示されるように、奥方に向けて徐々にその幅(水平方向の長さ)が狭くなっており、入賞室24の底部には、底板25(図3及び図5参照)が僅かに奥方が低くなるように傾斜して設けられている。
【0018】
また、前記開閉扉23は、大入賞口22を形成する縦方向の対向内壁面の下端部に一対のヒンジピン26を介して開閉可能にヒンジ連結されている。図4ないし図6に示されるように、アタッカー装置Aの横方向(配置状態で水平方向)の一端部には、自身のロッド27が前後方向に移動するように第1ソレノイドN1 が配置されて、前記ロッド27の先端部には、連結体28を介して上下方向の係合穴29aを有する係合体29が連結されている。一方、取付基板21に対して開閉扉23をヒンジ連結している一対のヒンジピン26の一方には、クランクレバー31の一端部が一体に連結されて、該クランクレバー31の他端に設けられた係合ピン32が前記係合体29の係合穴29aに係合している。これにより、第1ソレノイドN1 のロッド27が前後方向に進退すると、前記係合体29及びクランクレバー31を介して一対のヒンジピン26を支点として開閉扉23が回動して、取付基板21の中央部に形成された大入賞口22が開放・閉鎖される。
【0019】
また、図5に示されるように、前記入賞室24の底部を形成する底板25には、入賞室24に受け入れられた入賞球Bを通過させるための継続入賞口33と一般入賞口34とが横方向に所定間隔をおいて設けられ、各入賞口33,34の直下には、球の通過を検出する継続入賞口検出スイッチS1 と一般入賞口検出スイッチS2 とがそれぞれ配置されている。
【0020】
ここで、継続入賞口33及び一般入賞口34は、いずれも遊技盤1の内部に配置されており、これに対応させて、図3及び図8に示されるように、遊技盤1を構成する基板1aに設けられた前記挿入嵌合穴51と、アウト口13を通過したアウト球を排出するアウト球排出溝52とは、入賞球排出溝53を介して連通している。即ち、遊技盤1は、その大部分の肉厚を占める木製の基板1aと、その前面に貼られる薄肉の表板1bとで構成されて、従来構造においては、前記基板1aに貫通穴として設けられるアタッカー装置Aの挿入嵌合穴51と前記アウト球排出溝52とは、僅かに分離されていたが、本発明においては、この分離部分を切除して貫通穴を形成することにより、アタッカー装置Aの挿入嵌合穴51とアウト球排出溝52とを連通させている。そして、上記連通を実現させるために、従来構造の遊技盤において前記分離部分を切除した空間部が入賞球排出溝53を形成している。
【0021】
このように、本実施形態では、アタッカー装置Aは、アウト口13と近接して配置されており、しかも継続入賞口33及び一般入賞口34に入賞された各入賞球Bは、共通の入賞球排出溝53に排出される構造であるので、遊技盤1の一部を切除して前記入賞球排出溝53を形成する場合において、その切除量が少なくなるので、遊技盤1の強度を損なうことがない。
【0022】
この構造によって、継続入賞口33及び一般入賞口34を通過した入賞球Bは、前記入賞球排出溝53を通ってアウト球排出溝52の部分に達して、アウト口13に入ったアウト球と合流されて、外部に排出される構造になっている。なお、図1ないし図3に示されるように、遊技盤1は、遊技盤装着枠71に嵌め込まれ、該遊技盤1の下端のアウト球排出溝52の部分においては、その背面側は、前記遊技盤装着枠71の後板71aが当てがわれると共に、遊技盤装着枠71には、遊技盤1のアウト球排出溝52に接続してアウト球排出通路72が形成されている。
【0023】
また、図4、図5及び図7に示されるように、入賞室24の底板25の直下における継続入賞口検出スイッチS1 と一般入賞口検出スイッチS2 の間には、筒状をした回動ピン支持体35が前後方向に配置され、該回動ピン支持体35に回動ピン36が挿通されて、その両端部が前記回動ピン支持体35の両端から所定長だけ突出している。回動ピン36の前端の突出部には、入賞室24に受け入れられた入賞球Bが継続入賞口33に入賞するのを阻止するための通過阻止バー37の一端部が連結固定され、その他端部は、入賞室24の側方の壁体38に設けられた縦溝39内に挿入されていると共に、通過阻止バー37の他端部の背面側に設けられた係合ピン41は、前記縦溝39の内壁面に形成された円弧溝42に挿入係合されている。一方、回動ピン36の後端の突出部には、係止ピン取付板43が一体に連結されて、その背面側には、後述の第2ソレノイドN2 のロッド44の先端に取付けられた円形の被係合板45に対して係合可能な一対の係合ピン46が取付けられている。第2ソレノイドN2 は、そのロッド44が横方向を向くように、継続入賞口検出スイッチS1 の斜後方に配置されている。
【0024】
また、後述の遊技方法の説明の項目で詳細に説明するが、開閉扉23が開いて大入賞口22が開放された直後には、前記通過阻止バー37は、図7で2点鎖線で示されるように、ほぼ水平姿勢となって、その上面は、入賞室24の底部を形成する底板25の上面とほぼ同一か、或いは僅かに低くなっていて、前記底板25の上における入賞球Bの転動を阻害しないようになっている。よって、通過阻止バー37は、ほぼ水平姿勢においては、底板25に設けられた溝(図示せず)内に収容された形態となっている。そして、大入賞口22に受け入れられた入賞球Bが底板25上を転動して、継続入賞口33に入賞すると、図7で実線で示されるように、第2ソレノイドN2 のロッド44が突出して、ほぼ水平姿勢となっていた通過阻止バー37は、回動ピン36を支点として回動して、入賞室24内に傾斜姿勢となって侵入して、大入賞口22から入賞室24に入る球Bが継続入賞口33に入賞しにくくなる。
【0025】
これにより、大入賞口22を左右に二分した場合において、継続入賞口33の側に位置する大入賞口22の左半分は、傾斜姿勢の通過阻止バー37により閉鎖状態となって、左半分の傾斜した開閉扉23の上を転動して、その奥方の入賞室24に入ろうとする入賞球Bは、傾斜姿勢の通過阻止バー37の存在によって、その位置において入るのが阻止され、前記通過阻止バー37に当たった状態で、そのまま右方に転動して、大入賞口22の右半分の部分から、その奥方の入賞室24に入るものが大部分である。よって、通過阻止バー37が傾斜姿勢となっている状態では、入賞室24に受け入れられた入賞球Bの全部、又は大部分は、底板25の上を転動して、一般入賞口34に入賞されることとなる。
【0026】
この実施形態に係る遊技機としてのパチンコ機は、上記のように構成される。よって、パチンコ遊技の際に、球発射装置(図示せず)から球発射通路5に発射された球Bは、遊技領域4の上部に打ち出され、多数の釘等に当たって遊技領域4の下部に向けて流れる。そして、始動入賞口8、第1及び第2の各サイド入賞口9,11、アタッカー装置Aの大入賞口22の各入賞口、及び導入板14に導入されて流入するワープ通路(図示せず)のいずれにも入賞しなかった球Bは、遊技領域4の中央下端部のアウト口13に入った後に、遊技盤1に形成されたアウト球排出溝52を通って外部に排出される。
【0027】
一方、盤面の球が始動入賞口8に入賞すると、特別図柄変動装置6が図柄変動を開始して、所定時間変動した後に停止する。そして、停止したときに複数の図柄が特定の表示態様を表示すると「大当り遊技」が開始される。「大当り遊技」になると、図示しない遊技制御部からの出力信号に基づきソレノイドN1 が励磁されて、そのロッド27が突出する。そして、開閉扉23が手前側に倒れて大入賞口22が開かれる。開いた大入賞口22は、所定時間(例えば、30秒)、或いは所定個数(例えば、10個)の入賞があるまで開放された状態を維持する。そして、前記開閉扉23の起立により大入賞口22が閉鎖された後においても、直前のラウンドにおいて、前記大入賞口22を通って内部の入賞室24に受け入れられた球(入賞球)が内部の継続入賞口33を通過している場合は、再度、開閉扉23が手前側に倒れることにより、前記大入賞口22が開放されて、最高16回(ラウンド)だけ前記「大当り遊技」が繰り返される。
【0028】
ここで、アタッカー装置Aの入賞室24に受け入れられた入賞球Bは、継続入賞口33及び一般入賞口34の直下に設けられた各検出スイッチS1,S2 により検出される。
【0029】
その検出信号は、図示しない遊技制御部に伝達されて入賞球数がカウントされる。そして、所定時間(例えば、30秒)内にカウントした入賞球数が所定個数(例えば、10個)になると、遊技制御部から第1ソレノイドN1 に信号が出力されて、該第1ソレノイドN1 が消磁される。これにより、そのロッド27が後退して開閉扉23が回動して起立し、開いていた大入賞口22が閉鎖される。また、入賞球数が所定個数に達する前に所定時間が経過した場合も、遊技制御部からの出力信号によって同様に大入賞口22が閉鎖される。本発明においては、前記継続入賞口33及び一般入賞口34は、いずれも遊技盤1の内部に設けられているため、開放状態の開閉扉23の上を転動して入賞室24に入った入賞球は、短い転動経路を経て前記各検出スイッチS1,S2 により短時間で検出される。このため、球入賞と、開閉扉23の閉鎖のタイミングに長いライムラグがなくなって、開閉扉23の閉鎖動作が迅速に行われる。よって、1ラウンド毎の入賞球数の変動がなくなって、遊技の興趣が高められる。
【0030】
そして、図7に示されるように、入賞球排出溝53の幅は、横方向に並べられた継続入賞口33及び一般入賞口34の幅に対応していて、いずれの入賞口33,34に入賞した球は、それらの直下の共通の入賞球排出溝53に排出されて、アウト口13に入ったアウト球と合流して、アウト球排出通路72を経て遊技盤1の外部に排出される。
【0031】
また、従来構造のようにアタッカー装置Aへの入賞球の検出部や入賞球を排出するための排出経路を遊技盤裏面に突出して設ける必要がなくなるので、アタッカー装置の遊技盤裏面の突出部を少なくして、種々の装置を配設する遊技盤裏面のスペースを有効に利用できる。
【0032】
また、アタッカー装置Aの継続入賞口33及び一般入賞口34が、いずれも遊技盤1の内部に設けられていて、入賞室24内における前記各入賞口33,34までの距離が短くなり、しかも、前記距離が短くなることにより、アタッカー装置Aの底板25に設ける奥方が僅かに低くなるような傾斜角度も小さくなる。この結果、アタッカー装置Aは、奥行方向の長さが短くなるのに加えて、その全高も僅かに短くできるために、小型化される。
【0033】
なお、上記実施形態は、内部に継続入賞口33と一般入賞口34との二種類の入賞口を備えた変動入賞装置であるアタッカー装置Aに対して本発明を実施したものであるが、本発明は、このような二種類の入賞口を備えていない変動入賞装置に対しても実施可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る遊技機は、変動入賞装置の入賞室内に受け入れられた入賞球を通過させる球通過口及びその通過を検出する検出手段が、遊技盤内に配設されているので、開放状態の開閉扉から入った入賞球は、短い転動経路を経て検出手段により短時間のうちに素早く検出して、排出できる。
【0035】
また、変動入賞装置への入賞球の検出部や入賞球を排出するための排出経路を遊技盤裏面に突出して設ける必要がなくなるので、変動入賞装置の遊技盤裏面の突出部を少なくして、種々の装置を配設する遊技盤裏面のスペースを有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】 図1のアタッカー装置Aとアウト口13との部分の拡大図である。
【図3】 図2のX−X線拡大断面図である。
【図4】 底板25の表示を省略したアタッカー装置Aの斜視図である。
【図5】 図2のY−Y線拡大断面図である。
【図6】 第1ソレノイドN1 によりアタッカー装置Aの開閉蓋23が開閉される作用を示す側面断面図である。
【図7】 第2ソレノイドN2 により通過阻止バー37が円弧運動を行って、継続入賞口33に対する入賞球の通過を可能にしたり、困難にしたりする作用を示す正面断面図である。
【図8】 遊技盤1における入賞球排出溝53及びアウト球排出溝52の部分の斜視図である。
【符号の説明】
A:アタッカー装置(変動入賞装置)
S1 :継続入賞口検出スイッチ(検出手段)
S2 :一般入賞口検出スイッチ(検出手段)
1:遊技盤
13:アウト口
23:開閉扉
24:入賞室
25:底板
33:継続入賞口(球通過口)
34:一般入賞口(球通過口)
52:アウト球排出溝
53:入賞球排出溝
Claims (1)
- 球を受け入れない状態と球を受け入れ易い状態とに変換可能な開閉扉を有し、遊技盤の貫通穴に挿入配置された変動入賞装置と、該変動入賞装置に受け入れられた入賞球を検出する検出手段とを備えた遊技機であって、
前記開閉扉が球を受け入れ易い状態で前記変動入賞装置に入った球を受け入れる入賞室の底板における前記遊技盤内に位置する部分に、入賞球を通過させる球通過口を設け、
前記検出手段を前記球通過口の直下に配置し、
前記球通過口と、アウト口に入ったアウト球を排出するアウト球排出溝とを連通する入賞球排出溝を前記遊技盤内に形成し、
前記入賞球を前記球通過口及び前記検出手段を通過させて前記入賞球排出溝から前記アウト球排出溝に排出することを特徴とする遊技機。
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