JP2003273999A - 情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行するためのプログラム - Google Patents
情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行するためのプログラムInfo
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- JP2003273999A JP2003273999A JP2002069292A JP2002069292A JP2003273999A JP 2003273999 A JP2003273999 A JP 2003273999A JP 2002069292 A JP2002069292 A JP 2002069292A JP 2002069292 A JP2002069292 A JP 2002069292A JP 2003273999 A JP2003273999 A JP 2003273999A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信装置における時系列的な接続頻度を考慮
した電話番号情報の管理を可能とし、電話番号情報の削
除の作業を容易にして使い勝手を向上させる。 【解決手段】 関数情報選択手段17によって、所定の
関数情報を選択し、演算手段21によって、発信/着信
履歴情報の発信/着信時間情報に基づいて、選択された
関数情報を用いて、発信履歴情報又は着信履歴情報に関
する時系列的な重み付けの値を演算する。この重み付け
の値を、電話番号情報又はメールアドレス情報毎に加算
し、加算結果の大きさに基づいて、通信装置における通
信相手先の電話番号情報やメールアドレス情報などの削
除の順序を決定する。また、計数手段を用いて、例えば
日毎の発信回数又は着信回数を計数してから、重み付け
の値の積を算出することによって、演算を迅速に行うこ
とも可能である。
した電話番号情報の管理を可能とし、電話番号情報の削
除の作業を容易にして使い勝手を向上させる。 【解決手段】 関数情報選択手段17によって、所定の
関数情報を選択し、演算手段21によって、発信/着信
履歴情報の発信/着信時間情報に基づいて、選択された
関数情報を用いて、発信履歴情報又は着信履歴情報に関
する時系列的な重み付けの値を演算する。この重み付け
の値を、電話番号情報又はメールアドレス情報毎に加算
し、加算結果の大きさに基づいて、通信装置における通
信相手先の電話番号情報やメールアドレス情報などの削
除の順序を決定する。また、計数手段を用いて、例えば
日毎の発信回数又は着信回数を計数してから、重み付け
の値の積を算出することによって、演算を迅速に行うこ
とも可能である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、通信履歴の記録が
可能な通信装置において、通信履歴に記録された電話番
号情報の削除を容易にする情報削除順序決定装置及び情
報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコン
ピュータにより実行するためのプログラムに関する。
可能な通信装置において、通信履歴に記録された電話番
号情報の削除を容易にする情報削除順序決定装置及び情
報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコン
ピュータにより実行するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用電話機や携帯電話機などの
電話機、ファクシミリ(FAX)、TA(Terminal Ada
pter:終端アダプタ)など、電話回線を経由する発信又
は受信が可能な通信装置は、登録された電話番号情報
(電話帳)を記録する電話番号情報記録手段を有し、電
話番号情報やその電話番号情報に関連した相手先の名前
などを記録できる機能を有するものが存在する。この機
能により、電話帳を閲覧して、例えば頻繁に電話をする
相手先の電話番号情報をすぐに呼び出すことが可能とな
り、一方、着信時には、着信電話番号(相手先から送信
される電話番号通知信号)に関連した相手先の名前など
を報知することが可能となる。また、着信電話番号を自
動的に電話帳内に登録する機能を有するものも存在す
る。また、通常、登録された電話番号情報(電話帳)
は、「アルファベット」順、「五十音」順、「登録番
号」順などにより表示され、ユーザの操作によって並べ
替えが可能である。
電話機、ファクシミリ(FAX)、TA(Terminal Ada
pter:終端アダプタ)など、電話回線を経由する発信又
は受信が可能な通信装置は、登録された電話番号情報
(電話帳)を記録する電話番号情報記録手段を有し、電
話番号情報やその電話番号情報に関連した相手先の名前
などを記録できる機能を有するものが存在する。この機
能により、電話帳を閲覧して、例えば頻繁に電話をする
相手先の電話番号情報をすぐに呼び出すことが可能とな
り、一方、着信時には、着信電話番号(相手先から送信
される電話番号通知信号)に関連した相手先の名前など
を報知することが可能となる。また、着信電話番号を自
動的に電話帳内に登録する機能を有するものも存在す
る。また、通常、登録された電話番号情報(電話帳)
は、「アルファベット」順、「五十音」順、「登録番
号」順などにより表示され、ユーザの操作によって並べ
替えが可能である。
【0003】また、さらに、発信履歴/着信履歴記録手
段を有し、過去に発信した電話番号情報を自動的に記録
する発信履歴(リダイヤル記録)や、過去に着信した電
話番号情報を自動的に記録する着信した着信履歴などを
記録できる機能を有するものも存在する。これは、発信
相手先又は着信相手先の電話番号情報を、その発信又は
着信の日時と関連させて記録しておく機能である。この
機能により、時系列的に、発信相手先又は着信相手先の
電話番号情報を閲覧することが可能となる。また、発信
履歴や着信履歴は、所定の件数以上になると古いものか
ら順に自動的に削除されるようになっており、常に発信
記録及び着信記録の件数が所定の件数を超えないように
し、使用データ量を制御している。
段を有し、過去に発信した電話番号情報を自動的に記録
する発信履歴(リダイヤル記録)や、過去に着信した電
話番号情報を自動的に記録する着信した着信履歴などを
記録できる機能を有するものも存在する。これは、発信
相手先又は着信相手先の電話番号情報を、その発信又は
着信の日時と関連させて記録しておく機能である。この
機能により、時系列的に、発信相手先又は着信相手先の
電話番号情報を閲覧することが可能となる。また、発信
履歴や着信履歴は、所定の件数以上になると古いものか
ら順に自動的に削除されるようになっており、常に発信
記録及び着信記録の件数が所定の件数を超えないように
し、使用データ量を制御している。
【0004】また、携帯電話機などは、インターネット
などの通信ネットワーク経由でメール(eメールや通信
管理会社独自のメール)を送受信することができる。こ
うしたメールの送受信に用いられるメールも、電話番号
情報と同様に発信履歴及び着信履歴が蓄積可能であり、
相手先のメールアドレス情報も蓄積可能である。
などの通信ネットワーク経由でメール(eメールや通信
管理会社独自のメール)を送受信することができる。こ
うしたメールの送受信に用いられるメールも、電話番号
情報と同様に発信履歴及び着信履歴が蓄積可能であり、
相手先のメールアドレス情報も蓄積可能である。
【0005】また、携帯型電話機などの移動体通信機器
における電話番号表示に関しては、例えば、特開平11
−41337号公報には、あらかじめ登録された電話番
号毎に相手加入者との接続回数を記録するための記録手
段と、表示手段への電話番号の表示切り替えを指示する
表示切り替え手段と、この表示切り替え手段の指示に応
じて、相手加入者との接続回数の多い順に電話番号を並
べ替えて表示させるための表示制御手段とを設けること
で、接続頻度の高い相手加入者への接続が容易化される
ソート(分類)技術が開示されている。
における電話番号表示に関しては、例えば、特開平11
−41337号公報には、あらかじめ登録された電話番
号毎に相手加入者との接続回数を記録するための記録手
段と、表示手段への電話番号の表示切り替えを指示する
表示切り替え手段と、この表示切り替え手段の指示に応
じて、相手加入者との接続回数の多い順に電話番号を並
べ替えて表示させるための表示制御手段とを設けること
で、接続頻度の高い相手加入者への接続が容易化される
ソート(分類)技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発信履
歴及び着信履歴に蓄積された発信相手先及び着信相手先
の電話番号情報やメールなどは、単に時系列的に蓄積さ
れるのみである。したがって、不要なデータを削除する
際には、ユーザがそのデータの内容を一件ずつ確認しな
ければならず、管理が煩雑になりがちになるという問題
がある。
歴及び着信履歴に蓄積された発信相手先及び着信相手先
の電話番号情報やメールなどは、単に時系列的に蓄積さ
れるのみである。したがって、不要なデータを削除する
際には、ユーザがそのデータの内容を一件ずつ確認しな
ければならず、管理が煩雑になりがちになるという問題
がある。
【0007】また、特開平11−41337号公報に開
示されているソート技術を用いた場合、単に接続回数の
多い順に電話番号が管理されるのみである。一方で、電
話などの発信については、日付や時刻が直近である相手
ほど再発信する可能性が高いことが知られている。した
がって、ここで開示されている技術では、時系列的に
(時刻・日時などの順に)、最近の接続頻度に応じた電
話番号情報の並べ替えができず、また、接続回数の順位
と、最近の接続回数で並べ替えた順位とが一致しないの
で、実用的ではない。また、接続回数の順位に従って並
べ替えた場合でも、結局、ユーザがデータの内容や使用
頻度などを一件ずつ確認してから、データの削除を行わ
なければならないという問題がある。
示されているソート技術を用いた場合、単に接続回数の
多い順に電話番号が管理されるのみである。一方で、電
話などの発信については、日付や時刻が直近である相手
ほど再発信する可能性が高いことが知られている。した
がって、ここで開示されている技術では、時系列的に
(時刻・日時などの順に)、最近の接続頻度に応じた電
話番号情報の並べ替えができず、また、接続回数の順位
と、最近の接続回数で並べ替えた順位とが一致しないの
で、実用的ではない。また、接続回数の順位に従って並
べ替えた場合でも、結局、ユーザがデータの内容や使用
頻度などを一件ずつ確認してから、データの削除を行わ
なければならないという問題がある。
【0008】上記課題を解決するため、本発明は、通信
装置における時系列的な接続頻度を考慮して通信相手先
識別情報の管理を可能とし、電話番号情報の削除の作業
を容易にして使い勝手を向上させる情報削除順序決定装
置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方
法をコンピュータにより実行するためのプログラムを提
供することを目的とする。なお、通信相手先識別情報と
は、電話番号情報やメールアドレス情報など、通信相手
先の識別を可能とする情報である。
装置における時系列的な接続頻度を考慮して通信相手先
識別情報の管理を可能とし、電話番号情報の削除の作業
を容易にして使い勝手を向上させる情報削除順序決定装
置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方
法をコンピュータにより実行するためのプログラムを提
供することを目的とする。なお、通信相手先識別情報と
は、電話番号情報やメールアドレス情報など、通信相手
先の識別を可能とする情報である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定装置であって、前記発信履歴情報の
発信時間情報又は前記着信履歴情報の着信時間情報のど
ちらか一方に基づいて、所定の関数を用いて、前記発信
履歴情報又は前記着信履歴情報に関する時系列的な重み
付けの値を演算する演算手段と、複数の前記通信相手先
識別情報のそれぞれについて、前記重み付けの値を加算
する加算手段と、前記加算手段による加算結果の大きさ
に基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可能とする
順序を決定する削除順序決定手段とを、有する構成とす
る。この構成により、例えば時間的に古い発信又は着信
に関する電話番号情報を削除しやすいようにするなど、
通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付けを行
い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定する
ことが可能となり、利便性が向上する。
め、本発明は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定装置であって、前記発信履歴情報の
発信時間情報又は前記着信履歴情報の着信時間情報のど
ちらか一方に基づいて、所定の関数を用いて、前記発信
履歴情報又は前記着信履歴情報に関する時系列的な重み
付けの値を演算する演算手段と、複数の前記通信相手先
識別情報のそれぞれについて、前記重み付けの値を加算
する加算手段と、前記加算手段による加算結果の大きさ
に基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可能とする
順序を決定する削除順序決定手段とを、有する構成とす
る。この構成により、例えば時間的に古い発信又は着信
に関する電話番号情報を削除しやすいようにするなど、
通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付けを行
い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定する
ことが可能となり、利便性が向上する。
【0010】また、上記目的を達成するため、本発明
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定装置であって、複数の前記通信相手先識別情報
のそれぞれについて、所定の期間ごとに、発信回数又は
着信回数のどちらか一方を計数する計数手段と、前記所
定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の関数を
用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その演算結
果から、前記発信回数又は前記着信回数に関する時系列
的な重み付けの値を演算する演算手段と、複数の前記通
信相手先識別情報のそれぞれについて、前記重み付けの
値を加算する加算手段と、前記加算手段による加算結果
の大きさに基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可
能とする順序を決定する削除順序決定手段とを、有する
構成とする。この構成により、発信履歴情報又は着信履
歴情報内のそれぞれの情報に関する時系列的な重み付け
の値を求めず、例えば日付毎の発信回数又は着信回数に
対して、各日付に係る重み付けの値を掛けるので、演算
ステップを短縮することが可能となる。また、例えば時
間的に古い発信又は着信に関する電話番号情報を削除し
やすいようにするなど、通信相手先識別情報に対して時
系列的な重み付けを行い、その結果を基にして削除可能
とする順序を決定することが可能となり、利便性が向上
する。
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定装置であって、複数の前記通信相手先識別情報
のそれぞれについて、所定の期間ごとに、発信回数又は
着信回数のどちらか一方を計数する計数手段と、前記所
定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の関数を
用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その演算結
果から、前記発信回数又は前記着信回数に関する時系列
的な重み付けの値を演算する演算手段と、複数の前記通
信相手先識別情報のそれぞれについて、前記重み付けの
値を加算する加算手段と、前記加算手段による加算結果
の大きさに基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可
能とする順序を決定する削除順序決定手段とを、有する
構成とする。この構成により、発信履歴情報又は着信履
歴情報内のそれぞれの情報に関する時系列的な重み付け
の値を求めず、例えば日付毎の発信回数又は着信回数に
対して、各日付に係る重み付けの値を掛けるので、演算
ステップを短縮することが可能となる。また、例えば時
間的に古い発信又は着信に関する電話番号情報を削除し
やすいようにするなど、通信相手先識別情報に対して時
系列的な重み付けを行い、その結果を基にして削除可能
とする順序を決定することが可能となり、利便性が向上
する。
【0011】また、前記所定の関数を複数の関数の中か
ら選択可能とする関数情報選択手段を有する構成とす
る。この構成により、ユーザは自分の好みに合った削除
の順序付けを行うことができるようになる。
ら選択可能とする関数情報選択手段を有する構成とす
る。この構成により、ユーザは自分の好みに合った削除
の順序付けを行うことができるようになる。
【0012】また、前記通信装置が、前記通信相手先識
別情報を削除可能とする順序に基づいて、前記通信相手
先識別情報を自動的に削除する削除手段を有する構成と
する。この構成により、ユーザによる通信相手先識別情
報の削除の手間を軽減させ、メモリのデータ量をオーバ
ーフローさせないようにすることが可能となる。
別情報を削除可能とする順序に基づいて、前記通信相手
先識別情報を自動的に削除する削除手段を有する構成と
する。この構成により、ユーザによる通信相手先識別情
報の削除の手間を軽減させ、メモリのデータ量をオーバ
ーフローさせないようにすることが可能となる。
【0013】また、前記通信装置が携帯電話機であり、
前記通信相手先識別情報が電話番号情報である構成とす
る。この構成により、特に使用頻度が高まっている携帯
電話機内の発信履歴、着信履歴、電話帳などを管理しや
すくすることが可能となる。
前記通信相手先識別情報が電話番号情報である構成とす
る。この構成により、特に使用頻度が高まっている携帯
電話機内の発信履歴、着信履歴、電話帳などを管理しや
すくすることが可能となる。
【0014】また、上記目的を達成するため、本発明
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定方法であって、前記発信履歴情報の発信時間情
報又は前記着信履歴情報の着信時間情報のどちらか一方
に基づいて、所定の関数を用いて、前記発信履歴情報又
は前記着信履歴情報に関する時系列的な重み付けの値を
演算する演算ステップと、複数の前記通信相手先識別情
報のそれぞれについて、前記重み付けの値を加算する加
算ステップと、前記加算ステップによる加算結果の大き
さに基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可能とす
る順序を決定する削除順序決定ステップとを、有する構
成とする。この構成により、例えば時間的に古い発信又
は着信に関する電話番号情報を削除しやすいようにする
など、通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付け
を行い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定
することが可能となる。
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定方法であって、前記発信履歴情報の発信時間情
報又は前記着信履歴情報の着信時間情報のどちらか一方
に基づいて、所定の関数を用いて、前記発信履歴情報又
は前記着信履歴情報に関する時系列的な重み付けの値を
演算する演算ステップと、複数の前記通信相手先識別情
報のそれぞれについて、前記重み付けの値を加算する加
算ステップと、前記加算ステップによる加算結果の大き
さに基づいて、前記通信相手先識別情報を削除可能とす
る順序を決定する削除順序決定ステップとを、有する構
成とする。この構成により、例えば時間的に古い発信又
は着信に関する電話番号情報を削除しやすいようにする
など、通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付け
を行い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定
することが可能となる。
【0015】また、上記目的を達成するため、本発明
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定方法であって、複数の前記通信相手先識別情報
のそれぞれについて、所定の期間ごとに、発信回数又は
着信回数のどちらか一方を計数する計数ステップと、前
記所定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の関
数を用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その演
算結果を基にして、前記発信回数又は前記着信回数に関
する時系列的な重み付けの値を演算する演算ステップ
と、複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについ
て、前記重み付けの値を加算する加算ステップと、前記
加算ステップによる加算結果の大きさに基づいて、前記
通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定する削
除順序決定ステップとを、有する構成とする。この構成
により、発信履歴情報又は着信履歴情報内のそれぞれの
情報に関する時系列的な重み付けの値を求めず、例えば
日付毎の発信回数又は着信回数に対して、各日付に係る
重み付けの値を掛けるので、演算ステップを短縮するこ
とが可能となる。また、例えば時間的に古い発信又は着
信に関する電話番号情報を削除しやすいようにするな
ど、通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付けを
行い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定す
ることが可能となる。
は、発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相手先の識別
を可能とする通信相手先識別情報とを記録する記録手段
を有する通信装置の前記記録手段に記録されている前記
通信相手先識別情報を削除する順序を決定する情報削除
順序決定方法であって、複数の前記通信相手先識別情報
のそれぞれについて、所定の期間ごとに、発信回数又は
着信回数のどちらか一方を計数する計数ステップと、前
記所定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の関
数を用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その演
算結果を基にして、前記発信回数又は前記着信回数に関
する時系列的な重み付けの値を演算する演算ステップ
と、複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについ
て、前記重み付けの値を加算する加算ステップと、前記
加算ステップによる加算結果の大きさに基づいて、前記
通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定する削
除順序決定ステップとを、有する構成とする。この構成
により、発信履歴情報又は着信履歴情報内のそれぞれの
情報に関する時系列的な重み付けの値を求めず、例えば
日付毎の発信回数又は着信回数に対して、各日付に係る
重み付けの値を掛けるので、演算ステップを短縮するこ
とが可能となる。また、例えば時間的に古い発信又は着
信に関する電話番号情報を削除しやすいようにするな
ど、通信相手先識別情報に対して時系列的な重み付けを
行い、その結果を基にして削除可能とする順序を決定す
ることが可能となる。
【0016】また、前記所定の関数が、複数の関数の中
から選択可能である構成とする。この構成により、ユー
ザは自分の好みに合った削除の順序付けを行うことがで
きるようになる。
から選択可能である構成とする。この構成により、ユー
ザは自分の好みに合った削除の順序付けを行うことがで
きるようになる。
【0017】また、前記通信装置が携帯電話機であり、
前記通信相手先識別情報が電話番号情報である構成とす
る。この構成により、特に使用頻度が高まっている携帯
電話機内の発信履歴、着信履歴、電話帳などを管理しや
すくすることが可能となる。
前記通信相手先識別情報が電話番号情報である構成とす
る。この構成により、特に使用頻度が高まっている携帯
電話機内の発信履歴、着信履歴、電話帳などを管理しや
すくすることが可能となる。
【0018】また、上記の情報削除順序決定方法のうち
のいずれか1つに記載の情報削除順序決定方法をコンピ
ュータにより実行するためのプログラムを提供する。こ
れにより、本発明をCPU(Central Processing Uni
t:シー・ピー・ユー)などの処理によって行うことが
可能となり、また、携帯電話機などの設定に用いられる
RAM(Random Access Memory:ラム)やフラッシュR
AMなどへの書き込み及び修正も容易となる。
のいずれか1つに記載の情報削除順序決定方法をコンピ
ュータにより実行するためのプログラムを提供する。こ
れにより、本発明をCPU(Central Processing Uni
t:シー・ピー・ユー)などの処理によって行うことが
可能となり、また、携帯電話機などの設定に用いられる
RAM(Random Access Memory:ラム)やフラッシュR
AMなどへの書き込み及び修正も容易となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並
びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行す
るためのプログラムについて説明する。
明の情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並
びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行す
るためのプログラムについて説明する。
【0020】<第1の実施の形態>まず、本発明の第1
の実施の形態の情報削除順序決定装置について説明す
る。図1は、本発明に係る第1の実施の形態を説明する
ためのものであって、本発明の情報削除順序決定装置の
接続形態及び構成を示すブロック図である。
の実施の形態の情報削除順序決定装置について説明す
る。図1は、本発明に係る第1の実施の形態を説明する
ためのものであって、本発明の情報削除順序決定装置の
接続形態及び構成を示すブロック図である。
【0021】図1に示す情報削除順序決定装置(以下、
ソート手段と呼ぶ)9は、発信履歴/着信履歴記録手段
14に記録されている発信時間情報又は着信時間情報に
対して、関数情報記録手段16に記録されている関数情
報を用いて演算を行う演算手段21、入力された値を加
算する加算手段22、入力された値を参照して情報の並
べ替えを行う並べ替え手段23を有している。
ソート手段と呼ぶ)9は、発信履歴/着信履歴記録手段
14に記録されている発信時間情報又は着信時間情報に
対して、関数情報記録手段16に記録されている関数情
報を用いて演算を行う演算手段21、入力された値を加
算する加算手段22、入力された値を参照して情報の並
べ替えを行う並べ替え手段23を有している。
【0022】また、ソート手段9には、その発信時間又
は着信時間(年・月・日・時間など)と関連付けられて
着信電話番号情報(発信履歴)や着信電話番号情報(着
信履歴)を記録する発信履歴/着信履歴記録手段14、
所定の期間毎に発信回数又は着信回数を計数する発信/
着信回数カウンタ15、複数の関数情報を記録する関数
情報記録手段16、関数情報記録手段16に記録されて
いる複数の関数情報のうちから1つ又は複数の関数を選
択可能とする関数情報選択手段17、登録された電話番
号情報(電話帳)などを記録する電話番号情報記録手段
25が接続されている。なお、電話番号情報には、その
相手先の名前を登録することが可能であり、相手先の名
前と関連付けられて電話番号情報が記録されることが多
い。
は着信時間(年・月・日・時間など)と関連付けられて
着信電話番号情報(発信履歴)や着信電話番号情報(着
信履歴)を記録する発信履歴/着信履歴記録手段14、
所定の期間毎に発信回数又は着信回数を計数する発信/
着信回数カウンタ15、複数の関数情報を記録する関数
情報記録手段16、関数情報記録手段16に記録されて
いる複数の関数情報のうちから1つ又は複数の関数を選
択可能とする関数情報選択手段17、登録された電話番
号情報(電話帳)などを記録する電話番号情報記録手段
25が接続されている。なお、電話番号情報には、その
相手先の名前を登録することが可能であり、相手先の名
前と関連付けられて電話番号情報が記録されることが多
い。
【0023】演算手段21は、電話番号情報記録手段2
5に記録された電話番号情報を参照し、関数情報記録手
段16に記録されている関数情報のうち、関数情報選択
手段17によって選択された関数情報を用いて、各電話
番号情報に付与する重み付けの値を演算する手段であ
る。なお、この関数情報は後述するように、時間情報を
関数パラメータとして利用する。具体的には、関数パラ
メータとして、発信履歴/着信履歴記録手段14に記録
されている発信履歴や着信履歴の時間情報が利用され
る。また、発信/着信回数カウンタ15により計数され
る発信回数又は着信回数を参照して、各電話番号情報に
付与する重み付けの値を演算することも可能である。
5に記録された電話番号情報を参照し、関数情報記録手
段16に記録されている関数情報のうち、関数情報選択
手段17によって選択された関数情報を用いて、各電話
番号情報に付与する重み付けの値を演算する手段であ
る。なお、この関数情報は後述するように、時間情報を
関数パラメータとして利用する。具体的には、関数パラ
メータとして、発信履歴/着信履歴記録手段14に記録
されている発信履歴や着信履歴の時間情報が利用され
る。また、発信/着信回数カウンタ15により計数され
る発信回数又は着信回数を参照して、各電話番号情報に
付与する重み付けの値を演算することも可能である。
【0024】加算手段22は、演算手段21によって各
電話番号情報に付与された重み付けの値を加算する手段
である。並べ替え手段23は、加算手段22により求め
られた加算結果を参照して、電話番号情報記録手段25
に記録されている電話番号情報を削除可能とする順序を
決定する手段である。
電話番号情報に付与された重み付けの値を加算する手段
である。並べ替え手段23は、加算手段22により求め
られた加算結果を参照して、電話番号情報記録手段25
に記録されている電話番号情報を削除可能とする順序を
決定する手段である。
【0025】次に、以上の各手段で構成される情報削除
順序決定装置の動作である情報削除順序決定方法につい
て説明する。図2は、本発明に係る動作の一実施形態を
説明するためのフローチャートである。なお、同一の日
付に行われた発信回数に関しては、同一の重み付けの値
が付与されるように設定された例について説明する。ま
た、以下の説明では、発信履歴に関して行われる処理に
ついて説明するが、「発信」を「着信」と変換すること
によって、着信履歴に関する処理と読み替えることも可
能である。
順序決定装置の動作である情報削除順序決定方法につい
て説明する。図2は、本発明に係る動作の一実施形態を
説明するためのフローチャートである。なお、同一の日
付に行われた発信回数に関しては、同一の重み付けの値
が付与されるように設定された例について説明する。ま
た、以下の説明では、発信履歴に関して行われる処理に
ついて説明するが、「発信」を「着信」と変換すること
によって、着信履歴に関する処理と読み替えることも可
能である。
【0026】まず、ステップS1において、発信履歴/
着信履歴記録手段14に記録された発信履歴を読み出
し、ステップS2において、各発信電話番号情報に関し
て、同一の日付の発信回数を計数する。これにより「ど
の電話番号に対して何月何日に何回発信をしたか」とい
う、日付毎及び発信電話番号情報毎の発信回数が得られ
る。続いて、ステップS3において、関数情報記録手段
16から所定の関数を読み出す。この関数情報記録手段
16から読み出される関数情報(所定の関数)は、関数
情報選択手段17によって選択可能であり、1つの関数
情報又は複数の関数情報の選択ができるようにすること
が好ましい。
着信履歴記録手段14に記録された発信履歴を読み出
し、ステップS2において、各発信電話番号情報に関し
て、同一の日付の発信回数を計数する。これにより「ど
の電話番号に対して何月何日に何回発信をしたか」とい
う、日付毎及び発信電話番号情報毎の発信回数が得られ
る。続いて、ステップS3において、関数情報記録手段
16から所定の関数を読み出す。この関数情報記録手段
16から読み出される関数情報(所定の関数)は、関数
情報選択手段17によって選択可能であり、1つの関数
情報又は複数の関数情報の選択ができるようにすること
が好ましい。
【0027】ステップS4において、演算手段21が、
所定の関数を用いて各日付を関数パラメータとする演算
を行い、各日付の重み付けの値を算出する。そして、ス
テップS5において、各発信電話番号情報の各日付にお
ける発信回数と、ステップS4で得られた各日付の重み
付けの値との積を演算することによって、各発信電話番
号情報の各日付における発信回数の重み付けの結果を算
出する。
所定の関数を用いて各日付を関数パラメータとする演算
を行い、各日付の重み付けの値を算出する。そして、ス
テップS5において、各発信電話番号情報の各日付にお
ける発信回数と、ステップS4で得られた各日付の重み
付けの値との積を演算することによって、各発信電話番
号情報の各日付における発信回数の重み付けの結果を算
出する。
【0028】さらに、ステップS6において、加算手段
22が、発信電話番号情報毎に、ステップS5で得られ
た各日付における発信回数の重み付けの結果の総和を算
出することによって、各発信電話番号情報に対応した演
算結果を得ることができる。この演算結果が、各発信電
話番号情報の発信回数に対して、時系列的な重み付けを
行った場合の実効値である。
22が、発信電話番号情報毎に、ステップS5で得られ
た各日付における発信回数の重み付けの結果の総和を算
出することによって、各発信電話番号情報に対応した演
算結果を得ることができる。この演算結果が、各発信電
話番号情報の発信回数に対して、時系列的な重み付けを
行った場合の実効値である。
【0029】このようにして得られた演算結果は並べ替
え手段23に出力され、並べ替え手段23は、ステップ
S7において、その演算結果が小さな値を有する発信電
話番号情報ほど、発信履歴から削除される順位を高く設
定することが可能である。この場合、例えば重み付けの
値が所定の値以下になったら、その電話番号情報を発信
履歴から自動的に削除したり、ユーザに「この電話番号
を削除してもいいですか?」などの削除確認メッセージ
を通知して、ユーザに確認された場合に発信履歴から削
除したりするよう設定することが可能である。また、発
信履歴により決定された削除の順序を、設定された電話
番号情報(電話帳)の削除の順序に適用することも可能
である。
え手段23に出力され、並べ替え手段23は、ステップ
S7において、その演算結果が小さな値を有する発信電
話番号情報ほど、発信履歴から削除される順位を高く設
定することが可能である。この場合、例えば重み付けの
値が所定の値以下になったら、その電話番号情報を発信
履歴から自動的に削除したり、ユーザに「この電話番号
を削除してもいいですか?」などの削除確認メッセージ
を通知して、ユーザに確認された場合に発信履歴から削
除したりするよう設定することが可能である。また、発
信履歴により決定された削除の順序を、設定された電話
番号情報(電話帳)の削除の順序に適用することも可能
である。
【0030】なお、上記のフローチャートでは、同一の
日付に行われた発信回数に関しては、同一の重み付けの
値が付与されるように設定されているが、各発信電話番
号情報に係る発信時間情報に対して、所定の関数を用い
て重み付けの値を算出し、発信電話番号情報毎にその重
み付けの値の総和を算出することも可能である。この方
法を用いれば、それぞれの発信電話番号情報毎に重み付
けの値を算出することが可能となり、また、所定の期間
毎の発信回数を計数する必要がないため、発信/着信回
数カウンタ15は不要となる。
日付に行われた発信回数に関しては、同一の重み付けの
値が付与されるように設定されているが、各発信電話番
号情報に係る発信時間情報に対して、所定の関数を用い
て重み付けの値を算出し、発信電話番号情報毎にその重
み付けの値の総和を算出することも可能である。この方
法を用いれば、それぞれの発信電話番号情報毎に重み付
けの値を算出することが可能となり、また、所定の期間
毎の発信回数を計数する必要がないため、発信/着信回
数カウンタ15は不要となる。
【0031】さらに、発信履歴を基にして決定される削
除の順序と、着信履歴を基にして決定される削除の順序
とをまとめて、そのまとめられた結果を基にして、発信
履歴、着信履歴、登録された電話番号情報(電話帳)の
削除の順序を決定することも可能である。例えば、発
信、着信のそれぞれに関して重み付け値を算出し、同一
の発信及び着信電話番号情報に関して、所定の比率(例
えば発信1に対して着信0.8の比率)を与えて、重み
付けの値の和を算出することによって、発信と着信との
重み付けの関係を設定することが可能である。これによ
り、ユーザの利便性が大きく向上されることが期待でき
る。また、例えば所定の比率を「発信1に対して着信0
の比率」とすることで、削除の順序の決定に発信のみの
重み付けの値を用いることも可能である。
除の順序と、着信履歴を基にして決定される削除の順序
とをまとめて、そのまとめられた結果を基にして、発信
履歴、着信履歴、登録された電話番号情報(電話帳)の
削除の順序を決定することも可能である。例えば、発
信、着信のそれぞれに関して重み付け値を算出し、同一
の発信及び着信電話番号情報に関して、所定の比率(例
えば発信1に対して着信0.8の比率)を与えて、重み
付けの値の和を算出することによって、発信と着信との
重み付けの関係を設定することが可能である。これによ
り、ユーザの利便性が大きく向上されることが期待でき
る。また、例えば所定の比率を「発信1に対して着信0
の比率」とすることで、削除の順序の決定に発信のみの
重み付けの値を用いることも可能である。
【0032】なお、上記の本発明の方法による時系列的
な重み付けの値を算出するタイミングは任意であり、発
信又は着信する度に、電話番号情報の削除の順序を決定
することも可能であり、また、ユーザによる発信履歴、
着信履歴、電話帳などの閲覧が行われる度に、削除の順
序を決定してもよい。
な重み付けの値を算出するタイミングは任意であり、発
信又は着信する度に、電話番号情報の削除の順序を決定
することも可能であり、また、ユーザによる発信履歴、
着信履歴、電話帳などの閲覧が行われる度に、削除の順
序を決定してもよい。
【0033】また、従来のような時系列的に重みを付け
ずに(すなわち、上記の重み付けを行わないか、又は、
後述のように関数F=一定値を使用)削除の順序を決定
したり、「アルファベット」順や「五十音」順、「登録
番号」順に削除の順序を決定したりする方法と、上記の
本発明の方法とを組み合わせて、実施することも可能で
あるので、使い勝手が低下することはない。
ずに(すなわち、上記の重み付けを行わないか、又は、
後述のように関数F=一定値を使用)削除の順序を決定
したり、「アルファベット」順や「五十音」順、「登録
番号」順に削除の順序を決定したりする方法と、上記の
本発明の方法とを組み合わせて、実施することも可能で
あるので、使い勝手が低下することはない。
【0034】次に、関数情報記録手段16に記録されて
いる関数情報について説明する。図3は、本発明の関数
情報記録手段に記録されている複数の関数情報の一例を
示す模式的なグラフである。なお、各グラフにおいて、
縦軸は重み付けの値、横軸は時間であり、横軸の時間
は、左端(原点の位置)を現在、右方向に行くに従って
時間が遡る(過去になる)ものとする。
いる関数情報について説明する。図3は、本発明の関数
情報記録手段に記録されている複数の関数情報の一例を
示す模式的なグラフである。なお、各グラフにおいて、
縦軸は重み付けの値、横軸は時間であり、横軸の時間
は、左端(原点の位置)を現在、右方向に行くに従って
時間が遡る(過去になる)ものとする。
【0035】図3(a)は、時間が遡るに従って、重み
付けの値が指数関数的に減少する関数Faのグラフであ
る。この関数Faを用いれば、最近の着信又は発信に係
る電話番号情報に対しては、大きな重み付けの値を付与
し、過去に遡るに従って、重み付けの値を減少させるこ
とが可能となる。したがって、発信又は着信が古い相手
ほど重み付けの値を小さく設定し、その電話番号情報が
削除されやすいようにすることができる。
付けの値が指数関数的に減少する関数Faのグラフであ
る。この関数Faを用いれば、最近の着信又は発信に係
る電話番号情報に対しては、大きな重み付けの値を付与
し、過去に遡るに従って、重み付けの値を減少させるこ
とが可能となる。したがって、発信又は着信が古い相手
ほど重み付けの値を小さく設定し、その電話番号情報が
削除されやすいようにすることができる。
【0036】また、図3(b)は、所定の期間に対し
て、重み付けの値を小さくする矩形状の関数Fbのグラ
フである。この関数Fbを用いれば、所定の期間(図で
は、1週間前から2週間前までの1週間の期間)に行わ
れた着信又は発信に対して、重み付けの値を小さく設定
することが可能となる。また、所定の期間だけ重み付け
の値を大きくするような態様も可能である。これは、所
定の期間(例えば1週間前から2週間前)内の発信又は
着信電話番号情報を残しておきたい場合に有効である。
さらに、重み付けの値を大きくする矩形を複数設けるこ
とで、複数の所定の期間(例えば毎週月、水、金曜日や
毎月5、15、25日)内の発信又は着信電話番号情報
を残しておく(又は、削除されやすくする)ことも可能
である。
て、重み付けの値を小さくする矩形状の関数Fbのグラ
フである。この関数Fbを用いれば、所定の期間(図で
は、1週間前から2週間前までの1週間の期間)に行わ
れた着信又は発信に対して、重み付けの値を小さく設定
することが可能となる。また、所定の期間だけ重み付け
の値を大きくするような態様も可能である。これは、所
定の期間(例えば1週間前から2週間前)内の発信又は
着信電話番号情報を残しておきたい場合に有効である。
さらに、重み付けの値を大きくする矩形を複数設けるこ
とで、複数の所定の期間(例えば毎週月、水、金曜日や
毎月5、15、25日)内の発信又は着信電話番号情報
を残しておく(又は、削除されやすくする)ことも可能
である。
【0037】また、図3(c)は、所定の日時を中心と
して、重み付けの値を正規分布状に小さくする関数Fc
のグラフである。この関数Fcを用いれば、所定の日時
(図では、1月10日)を中心に、その前後の日時の重
み付けの値を小さく設定することが可能となる。したが
って、所定の日付に前後して集中的に行われた発信又は
着信が削除されやすくなる。また、所定の日時を中心と
して、重み付けの値を正規分布上に大きくすれば、例え
ば、出張や会議があった日付の前後に、出張や会議に係
る発信又は着信電話番号情報を削除されにくくすること
も可能である。
して、重み付けの値を正規分布状に小さくする関数Fc
のグラフである。この関数Fcを用いれば、所定の日時
(図では、1月10日)を中心に、その前後の日時の重
み付けの値を小さく設定することが可能となる。したが
って、所定の日付に前後して集中的に行われた発信又は
着信が削除されやすくなる。また、所定の日時を中心と
して、重み付けの値を正規分布上に大きくすれば、例え
ば、出張や会議があった日付の前後に、出張や会議に係
る発信又は着信電話番号情報を削除されにくくすること
も可能である。
【0038】また、上記の関数以外にも、用途に応じ
て、任意の関数を利用することが可能であり、また、例
えば関数Fが時間によらず一定である関数F=C(C:
一定値、ただしC>0)を用いると、発信回数又は着信
回数に従って、削除の順序を決定することができる。ま
た、関数情報選択手段17によって、複数の関数情報を
選択し、これらの複数の関数情報を組み合わせることも
可能である。また、それぞれの関数について、係数を用
いて重ね合わせたり掛け合わせたりする変更を行い、関
数に対して若干の修正を行うことも可能である。また、
これらの関数については、あらかじめROM12に書き
こんでおいたり、入力ボタン部3やファンクションボタ
ン部4を用いた操作により、好みの関数情報を入力した
りすることも可能である。
て、任意の関数を利用することが可能であり、また、例
えば関数Fが時間によらず一定である関数F=C(C:
一定値、ただしC>0)を用いると、発信回数又は着信
回数に従って、削除の順序を決定することができる。ま
た、関数情報選択手段17によって、複数の関数情報を
選択し、これらの複数の関数情報を組み合わせることも
可能である。また、それぞれの関数について、係数を用
いて重ね合わせたり掛け合わせたりする変更を行い、関
数に対して若干の修正を行うことも可能である。また、
これらの関数については、あらかじめROM12に書き
こんでおいたり、入力ボタン部3やファンクションボタ
ン部4を用いた操作により、好みの関数情報を入力した
りすることも可能である。
【0039】次に、上記の処理により、削除の順序が決
定された結果について説明する。図4は、本発明の電話
番号情報に付与された重み付けの値により、電話番号情
報の削除の順序が決定された結果の一例を示す模式図で
ある。なお、この削除の順序は、発信履歴について、図
3(a)に示す指数関数Faに従って重み付けされたも
のであり、各電話番号情報には、その相手先の名前が関
連付けられている。
定された結果について説明する。図4は、本発明の電話
番号情報に付与された重み付けの値により、電話番号情
報の削除の順序が決定された結果の一例を示す模式図で
ある。なお、この削除の順序は、発信履歴について、図
3(a)に示す指数関数Faに従って重み付けされたも
のであり、各電話番号情報には、その相手先の名前が関
連付けられている。
【0040】時間とともに指数関数的に減少する関数F
aを用いれば、演算結果である重み付けの値が小さい電
話番号情報ほど、すなわち、相手先への発信回数が少な
い電話番号情報、発信時間が古い電話番号情報ほど、そ
の情報を削除可能とする順序を高くするように設定する
ことができる。このようにして、削除の順序が決定され
た場合、重み付けの値が小さな電話番号情報から順に削
除可能とすることが可能となり、これにより、電話番号
の削除管理を行う際の利便性を高め、しかも使用頻度の
低い電話番号情報の削除の作業を容易にすることが可能
となる。また、例えば重み付けの値が所定値以下になる
など、重み付けの値が設定条件と一致する電話番号情報
に関しては、自動的に発信履歴から削除することも可能
であり、削除確認メッセージなどを表示して、ユーザに
削除の確認を求めてから削除することも可能である。
aを用いれば、演算結果である重み付けの値が小さい電
話番号情報ほど、すなわち、相手先への発信回数が少な
い電話番号情報、発信時間が古い電話番号情報ほど、そ
の情報を削除可能とする順序を高くするように設定する
ことができる。このようにして、削除の順序が決定され
た場合、重み付けの値が小さな電話番号情報から順に削
除可能とすることが可能となり、これにより、電話番号
の削除管理を行う際の利便性を高め、しかも使用頻度の
低い電話番号情報の削除の作業を容易にすることが可能
となる。また、例えば重み付けの値が所定値以下になる
など、重み付けの値が設定条件と一致する電話番号情報
に関しては、自動的に発信履歴から削除することも可能
であり、削除確認メッセージなどを表示して、ユーザに
削除の確認を求めてから削除することも可能である。
【0041】このように本発明の第1の実施の形態の情
報削除順序決定装置は、家庭用電話機や携帯電話機など
の電話機、ファクシミリ、TAなど、電話回線を経由す
る発信又は受信が可能な通信装置に搭載又は接続するこ
とが可能であり、このような通信装置に発信履歴や着信
履歴、登録された電話番号情報(電話帳)などとして記
録される通信相手先識別情報(電話番号情報やメールア
ドレス情報)の管理を可能とするものである。
報削除順序決定装置は、家庭用電話機や携帯電話機など
の電話機、ファクシミリ、TAなど、電話回線を経由す
る発信又は受信が可能な通信装置に搭載又は接続するこ
とが可能であり、このような通信装置に発信履歴や着信
履歴、登録された電話番号情報(電話帳)などとして記
録される通信相手先識別情報(電話番号情報やメールア
ドレス情報)の管理を可能とするものである。
【0042】<第2の実施の形態>次に、本発明の第2
の実施の形態の情報削除順序決定装置が携帯電話機に搭
載された場合について説明する。図5は、本発明に係る
第2の実施の形態を説明するためのものであって、本発
明の情報削除順序決定装置が搭載された携帯電話機の斜
視図である。
の実施の形態の情報削除順序決定装置が携帯電話機に搭
載された場合について説明する。図5は、本発明に係る
第2の実施の形態を説明するためのものであって、本発
明の情報削除順序決定装置が搭載された携帯電話機の斜
視図である。
【0043】図5に示す携帯電話機1は、電話番号情報
や相手先の名前、通話のエリアなどの情報を表示するた
めの液晶などの表示器2、ユーザが番号や文字などを入
力するための入力ボタン部3、データ通信などの際に指
示を入力したり、割り当てられたショートカットキーを
入力したりするためのファンクションボタン部4、基地
局との情報を送受信するためのアンテナ5、受信した音
声情報などを出力するための受話部6、音声情報を入力
するための送話部7を有する。また、図5には示されて
いないが、携帯型電話機本体1の内部には、電池、マイ
クロコンピュータなどの制御回路部10、送受信手段1
3、変調手段などの電気回路が設けられている。
や相手先の名前、通話のエリアなどの情報を表示するた
めの液晶などの表示器2、ユーザが番号や文字などを入
力するための入力ボタン部3、データ通信などの際に指
示を入力したり、割り当てられたショートカットキーを
入力したりするためのファンクションボタン部4、基地
局との情報を送受信するためのアンテナ5、受信した音
声情報などを出力するための受話部6、音声情報を入力
するための送話部7を有する。また、図5には示されて
いないが、携帯型電話機本体1の内部には、電池、マイ
クロコンピュータなどの制御回路部10、送受信手段1
3、変調手段などの電気回路が設けられている。
【0044】また、図6は、本発明の第2の実施の形態
の情報削除順序決定装置が搭載された携帯電話機の主要
素の構成を示すブロック図である。なお、図6におい
て、図5と同一の符号を有するものは同一の構成要素で
ある。携帯電話機1の内部には、例えば制御機能を有す
るマイクロコンピュータなどの制御回路部10が設置さ
れ、制御回路部10には、表示器2、入力ボタン部3、
ファンクションボタン部4、動作に必要な電力を各手段
に供給する電池8、電話番号情報やメールなどの並べ替
えを行うソート手段9、必要なデータやプログラム、ユ
ーザによる設定情報などを記録するRAM11及びRO
M(Read-Only Memory:ロム)12、アンテナ5から情
報を送受信する送受信手段13が接続されている。ま
た、不図示だが、送受信手段13により送受信する音声
情報を変調する変調手段なども存在する。ユーザは、例
えば入力ボタン部3やファンクションボタン部4を操作
して、電源のON/OFF、待機モードの設定、呼び出
し方法の設定、記録されている電話番号情報やメールな
どの閲覧及び検索などが行えるようになっている。
の情報削除順序決定装置が搭載された携帯電話機の主要
素の構成を示すブロック図である。なお、図6におい
て、図5と同一の符号を有するものは同一の構成要素で
ある。携帯電話機1の内部には、例えば制御機能を有す
るマイクロコンピュータなどの制御回路部10が設置さ
れ、制御回路部10には、表示器2、入力ボタン部3、
ファンクションボタン部4、動作に必要な電力を各手段
に供給する電池8、電話番号情報やメールなどの並べ替
えを行うソート手段9、必要なデータやプログラム、ユ
ーザによる設定情報などを記録するRAM11及びRO
M(Read-Only Memory:ロム)12、アンテナ5から情
報を送受信する送受信手段13が接続されている。ま
た、不図示だが、送受信手段13により送受信する音声
情報を変調する変調手段なども存在する。ユーザは、例
えば入力ボタン部3やファンクションボタン部4を操作
して、電源のON/OFF、待機モードの設定、呼び出
し方法の設定、記録されている電話番号情報やメールな
どの閲覧及び検索などが行えるようになっている。
【0045】なお、携帯電話機1において、演算手段2
1、加算手段22、並べ替え手段23の処理や発信/着
信カウンタ15の処理を制御回路部10で行うことも可
能であり、また、発信履歴/着信履歴記録手段14、関
数情報記録手段16、電話番号情報記録手段25とし
て、RAM11を用いることも可能である。
1、加算手段22、並べ替え手段23の処理や発信/着
信カウンタ15の処理を制御回路部10で行うことも可
能であり、また、発信履歴/着信履歴記録手段14、関
数情報記録手段16、電話番号情報記録手段25とし
て、RAM11を用いることも可能である。
【0046】次に、以上の各手段で構成される情報削除
順序決定装置の動作である情報削除順序決定方法につい
て説明する。上記の情報削除順序決定装置の動作は、第
1の実施の形態と同一である。したがって、本発明の第
2の実施の形態の情報順序削除決定装置においても、図
2に示すフローチャートの処理が行われる。
順序決定装置の動作である情報削除順序決定方法につい
て説明する。上記の情報削除順序決定装置の動作は、第
1の実施の形態と同一である。したがって、本発明の第
2の実施の形態の情報順序削除決定装置においても、図
2に示すフローチャートの処理が行われる。
【0047】なお、本発明が適用可能な装置は、携帯電
話機1に限らず、家庭用電話機、ファクシミリ(FA
X)、TA(Terminal Adapter:終端アダプタ)などの
発信又は受信が可能な通信装置も含む。さらに、上記説
明において、電話番号情報を、メールアドレス情報など
の通信相手先の識別を可能とする通信相手先識別情報と
読み替えることも可能であり、例えばメールの発信履歴
及び着信履歴の管理に本発明を利用することも可能であ
る。
話機1に限らず、家庭用電話機、ファクシミリ(FA
X)、TA(Terminal Adapter:終端アダプタ)などの
発信又は受信が可能な通信装置も含む。さらに、上記説
明において、電話番号情報を、メールアドレス情報など
の通信相手先の識別を可能とする通信相手先識別情報と
読み替えることも可能であり、例えばメールの発信履歴
及び着信履歴の管理に本発明を利用することも可能であ
る。
【0048】また、上述した情報削除順序決定方法は、
コンピュータにより実行可能なプログラムとして実現可
能であり、このプログラムを通信装置又は通信装置に接
続した装置内に格納し、実行することによって、上述し
た情報削除順序決定方法と同一の処理を行うことが可能
である。
コンピュータにより実行可能なプログラムとして実現可
能であり、このプログラムを通信装置又は通信装置に接
続した装置内に格納し、実行することによって、上述し
た情報削除順序決定方法と同一の処理を行うことが可能
である。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、発信履歴情報の発信時間情報又は着信履歴情報の着
信時間情報のどちらか一方に基づいて、所定の関数を用
いて、発信履歴情報又は着信履歴情報に関する時系列的
な重み付けの値を演算し、複数の通信相手先識別情報の
それぞれについて、重み付けの値を加算し、その加算結
果の大きさに基づいて、通信相手先識別情報を削除可能
とする順序を決定するので、通信相手先識別情報に対し
て時系列的な重み付けを行い、その結果を基にして削除
可能とする順序を決定することが可能となる。
ば、発信履歴情報の発信時間情報又は着信履歴情報の着
信時間情報のどちらか一方に基づいて、所定の関数を用
いて、発信履歴情報又は着信履歴情報に関する時系列的
な重み付けの値を演算し、複数の通信相手先識別情報の
それぞれについて、重み付けの値を加算し、その加算結
果の大きさに基づいて、通信相手先識別情報を削除可能
とする順序を決定するので、通信相手先識別情報に対し
て時系列的な重み付けを行い、その結果を基にして削除
可能とする順序を決定することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の情報削除順序決定
装置の接続形態及び構成を示すブロック図
装置の接続形態及び構成を示すブロック図
【図2】本発明に係る動作の一実施形態を説明するため
のフローチャート
のフローチャート
【図3】本発明の関数情報記録手段に記録されている複
数の関数情報の一例を示す模式的なグラフ (a)時間が遡るに従って、重み付けの値が指数関数的
に減少する関数Faのグラフ (b)所定の期間に対して、重み付けの値を小さくする
矩形状の関数Fbのグラフ (c)所定の日時を中心として、重み付けの値を正規分
布状に小さくする関数Fcのグラフ
数の関数情報の一例を示す模式的なグラフ (a)時間が遡るに従って、重み付けの値が指数関数的
に減少する関数Faのグラフ (b)所定の期間に対して、重み付けの値を小さくする
矩形状の関数Fbのグラフ (c)所定の日時を中心として、重み付けの値を正規分
布状に小さくする関数Fcのグラフ
【図4】本発明の電話番号情報に付与された重み付けの
値により、電話番号情報の削除の順序が決定された結果
の一例を示す模式図
値により、電話番号情報の削除の順序が決定された結果
の一例を示す模式図
【図5】本発明の第2の実施の形態の情報削除順序決定
装置が搭載された携帯電話機の斜視図
装置が搭載された携帯電話機の斜視図
【図6】本発明の第2の実施の形態の情報削除順序決定
装置が搭載された携帯電話機の主要素の構成を示すブロ
ック図
装置が搭載された携帯電話機の主要素の構成を示すブロ
ック図
1 携帯電話機
2 表示器
3 入力ボタン部
4 ファンクションボタン部
5 アンテナ
6 受話部
7 送話部
8 電池
9 ソート手段(情報削除順序決定装置)
10 制御回路部
11 RAM
12 ROM
13 送受信手段
14 発信履歴/着信履歴記録手段
15 発信/着信回数カウンタ(計数手段)
16 関数情報記録手段
17 関数情報選択手段
21 演算手段
22 加算手段
23 並べ替え手段
25 電話番号情報記録手段
フロントページの続き
Fターム(参考) 5K036 DD32 DD42 DD48 KK13 KK14
LL04
5K067 BB04 FF07 HH21 HH22 HH23
HH24
Claims (10)
- 【請求項1】 発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定装置であって、 前記発信履歴情報の発信時間情報又は前記着信履歴情報
の着信時間情報のどちらか一方に基づいて、所定の関数
を用いて、前記発信履歴情報又は前記着信履歴情報に関
する時系列的な重み付けの値を演算する演算手段と、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、前
記重み付けの値を加算する加算手段と、 前記加算手段による加算結果の大きさに基づいて、前記
通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定する削
除順序決定手段とを、 有する情報削除順序決定装置。 - 【請求項2】 発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定装置であって、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、所
定の期間ごとに、発信回数又は着信回数のどちらか一方
を計数する計数手段と、 前記所定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の
関数を用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その
演算結果から、前記発信回数又は前記着信回数に関する
時系列的な重み付けの値を演算する演算手段と、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、前
記重み付けの値を加算する加算手段と、 前記加算手段による加算結果の大きさに基づいて、前記
通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定する削
除順序決定手段とを、 有する情報削除順序決定装置。 - 【請求項3】 前記所定の関数を複数の関数の中から選
択可能とする関数情報選択手段を有する請求項1又は2
に記載の情報削除順序決定装置。 - 【請求項4】 前記通信装置が、前記通信相手先識別情
報を削除可能とする順序に基づいて、前記通信相手先識
別情報を自動的に削除する削除手段を有する請求項1か
ら3のいずれか1つに記載の情報削除順序決定装置。 - 【請求項5】 前記通信装置が携帯電話機であり、前記
通信相手先識別情報が電話番号情報であるよう構成され
ている請求項1から4のいずれか1つに記載の情報削除
順序決定装置。 - 【請求項6】 発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定方法であって、 前記発信履歴情報の発信時間情報又は前記着信履歴情報
の着信時間情報のどちらか一方に基づいて、所定の関数
を用いて、前記発信履歴情報又は前記着信履歴情報に関
する時系列的な重み付けの値を演算する演算ステップ
と、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、前
記重み付けの値を加算する加算ステップと、 前記加算ステップによる加算結果の大きさに基づいて、
前記通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定す
る削除順序決定ステップとを、 有する情報削除順序決定方法。 - 【請求項7】 発信履歴情報又は着信履歴情報と通信相
手先の識別を可能とする通信相手先識別情報とを記録す
る記録手段を有する通信装置の前記記録手段に記録され
ている前記通信相手先識別情報を削除する順序を決定す
る情報削除順序決定方法であって、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、所
定の期間ごとに、発信回数又は着信回数のどちらか一方
を計数する計数ステップと、 前記所定の期間を特定する時間情報に基づいて、所定の
関数を用いて、前記所定の期間ごとの値を演算し、その
演算結果を基にして、前記発信回数又は前記着信回数に
関する時系列的な重み付けの値を演算する演算ステップ
と、 複数の前記通信相手先識別情報のそれぞれについて、前
記重み付けの値を加算する加算ステップと、 前記加算ステップによる加算結果の大きさに基づいて、
前記通信相手先識別情報を削除可能とする順序を決定す
る削除順序決定ステップとを、 有する情報削除順序決定方法。 - 【請求項8】 前記所定の関数が、複数の関数の中から
選択可能であるよう構成されている請求項6又は7に記
載の情報削除順序決定方法。 - 【請求項9】 前記通信装置が携帯電話機であり、前記
通信相手先識別情報が電話番号情報であるよう構成され
ている請求項6から8のいずれか1つに記載の情報削除
順序決定方法。 - 【請求項10】 請求項6から9のいずれか1つに記載
の情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行する
ためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069292A JP2003273999A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行するためのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069292A JP2003273999A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行するためのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003273999A true JP2003273999A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29200192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002069292A Withdrawn JP2003273999A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 情報削除順序決定装置及び情報削除順序決定方法並びに情報削除順序決定方法をコンピュータにより実行するためのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003273999A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002069292A patent/JP2003273999A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |