JP2003271284A - 表示システム - Google Patents
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- JP2003271284A JP2003271284A JP2002075515A JP2002075515A JP2003271284A JP 2003271284 A JP2003271284 A JP 2003271284A JP 2002075515 A JP2002075515 A JP 2002075515A JP 2002075515 A JP2002075515 A JP 2002075515A JP 2003271284 A JP2003271284 A JP 2003271284A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
に表示可能な表示システムを提供する。 【解決手段】 表示システムの構成として、ユーザが指
定した情報を表示するためのディスプレイ2と、ユーザ
の現在位置を示す位置データを送信する第1通信機器
と、ディスプレイ内蔵の表示装置3に設けられて第1通
信機器から送信された位置データを受信する第2通信機
器4と、この第2通信機器4で受信された位置データを
用いてディスプレイ2とユーザ6との相対的な位置関係
を算出する算出手段10と、この算出手段10で算出さ
れた相対的な位置関係に応じて情報の表示形式を決定す
る決定手段11と、この決定手段11で決定された表示
形式にしたがってディスプレイ2に情報を表示させる制
御手段12とを備える。
Description
(LCD)等を用いて各種の情報を表示する表示システ
ムに関する。
いつでもどこでも情報の内容を参照できる情報装置が普
及してきた。例えば、特開2000−311174号公
報には、表示手段に情報(データ)を表示する平面板様
の表示装置において、各種操作は、該表示装置の筐体の
上面下部に設けられたボタンによって行うものが記載さ
れている。その際、ユーザが保持している表示装置の傾
きを検出して、表示装置の低い側が画面の下方向となる
ように表示方向を制御する制御手段を備える旨が記載さ
れている。
formation Systems, Vol. 11, No.3, pp. 197 - 218)で
は、情報端末の位置に応じて、表示する情報を切り換え
るシステムが提案されている。一方、特開2001−1
09570号公報においては、複数の端末装置の位置、
姿勢の検出結果に基づいて、作業画面を生成、変更する
ことにより、物理空間と論理空間を結び付けて、情報処
理端末のデータの入出力を行うシステムが提案されてい
る。
いては、ユーザが指定した情報を表示手段に表示したと
きに、ユーザから見て情報の表示が不適切であると感じ
る場合がある。そうした場合、ユーザは、その都度、画
面操作を行って表示形式を変更するか、表示手段の置き
場所や置き方を変える必要がある。例えば、実際に表示
手段に情報を表示した際に、表示手段から離れた位置で
ユーザが表示画面を見るときは情報の内容を容易に識別
できるよう、また表示手段に近い位置でユーザが表示画
面を見るときはより多くの情報を1つの画面上で確認で
きるよう、いちいち表示手段の置き場所を変えたり画面
操作を行って表示形式を変更したりしなければならない
という煩わしさがある。
れたもので、その目的とするところは、ユーザがいちい
ち操作しなくても情報を適切に表示することができる表
示システムを提供することにある。
ムは、ユーザが指定した情報を表示するための表示手段
と、この表示手段とユーザとの相対的な位置関係を検出
する検出手段と、この検出手段で検出された相対的な位
置関係に応じて情報の表示形式を決定する決定手段と、
この決定手段で決定された表示形式にしたがって表示手
段に情報を表示させる制御手段とを備えた構成となって
いる。
ザが指定した情報を表示手段に表示するにあたって、表
示手段とユーザとの相対的な位置関係が検出手段で検出
され、この検出された相対的な位置関係に応じて情報の
表示形式が決定手段で決定されかつこの決定された表示
形式にしたがって制御手段が表示手段に情報を表示させ
る。これにより、ユーザがいちいち操作しなくても、表
示手段とユーザとの相対的な位置関係に適した表示形式
をもって表示手段に情報を表示することが可能となる。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
ムの概念図であり、図2は当該表示システムに用いられ
る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図示し
た表示システム1は、表示手段となるディスプレイ2を
一体に有する表示装置3と、この表示装置3に付属する
小型の第1通信機器4と、この第1通信機器4との間で
無線通信を行う小型の第2通信機器5とを備えて構成さ
れている。
行う机上などに置いて使用されるものである。ディスプ
レイ2は、ユーザ6が指定した情報を表示するために使
用されるものである。このディスプレイ2は、机上など
に表示装置3を縦向き(略垂直)に置く場合は表示面が
ユーザ6から見えるようにセットされ、表示装置3を横
向き(略水平)に置く場合は表示面が上向きになるよう
にセットされる。第1通信機器4は、表示装置3の本体
(筐体)に対して着脱可能に又は固定的に装着して使用
されるものである。第2通信機器5は、ユーザ5に着脱
可能に装着して使用されるものである。この第2通信機
器5は、ユーザ6の現在位置を示す位置データを送信す
る機能を有し、上記第1通信機器4は、第2通信機器5
から送信された位置データを受信する機能を有する。第
2通信機器5の装着箇所としては、ユーザ6の頭部や胸
部などが考えられ、特に頭部(例えば、片方の耳部)は
ユーザ6の両目近くに位置することから、好ましい装着
箇所となる。
及び第1通信機器4の他に、これを制御するCPU(Cen
tral Processing Unit)7、ROM(Read-Only Memory)
8及びRAM(Random Access Memory)9が設けられ、こ
れらが内部バスによって相互に接続されている。CPU
7は、予めROM8に格納された各種のプログラムを読
み出して実行することにより、各種の処理を実現するも
のである。CPU7の処理機能として、算出手段10、
決定手段11及び制御手段12を実現するためのプログ
ラムがROM8に格納されている。
信された位置データを用いて、ディスプレイ2とユーザ
6との相対的な位置関係を算出するものである。この算
出手段10で算出される相対的な位置関係としては、デ
ィスプレイ2とユーザ6との距離(両者の離間距離)や
方位、ユーザ6に対するディスプレイ2の倒れ角などが
ある。決定手段11は、算出手段10で算出された相対
的な位置関係に応じて情報の表示形式を決定するもので
ある。この決定手段11で決定される表示形式には、主
として、情報の表示倍率、情報の表示コントラスト、情
報の表示方向がある。制御手段12は、決定手段11で
決定された表示形式にしたがってディスプレイ2に情報
を表示させるものである。
表示対象となる情報(以下、表示用情報)13が格納さ
れるとともに、この表示用情報をディスプレイ2に表示
するにあたって予めユーザによって設定された表示項目
がユーザ設定情報14として格納されている。このう
ち、表示用情報13は、ディスプレイ2への情報の表示
に際してユーザにより指定されるものである。具体的な
指定の方法としては、ディスプレイ2をタッチパネルと
し、このタッチパネルでユーザが情報を指定するものと
してもよいし、外部の情報処理装置(例えば、パーソナ
ルコンピュータ等)でユーザが指定した情報を無線通信
等によって表示装置3に送信するものとしてもよい。ま
た、ユーザ設定情報14として格納される表示項目とし
ては、文書の見出し、文書中で色付けされた文字、文書
中に設定された上位の項目、文書の目次、文書の文書
名、文書の重要度、文書の作成日時、文書中に含まれる
図表などが一例として考えられる。
ーザが指定した情報を表示する際の処理手順について、
図3のフローチャートを用いて説明する。このフローチ
ャートで示す処理は、表示装置3を起動(電源オン)し
てシステム全体が作動している状況で繰り返し実行(ル
ープ処理)されるものである。また、システムを作動し
た直後は、ディスプレイ2に情報を表示する際の表示形
式が、予め規定されたデフォルトの表示形式に設定され
ているものとする。
レイ2とユーザ6との相対的な位置関係を算出する処理
が行われる。この算出処理では、ユーザ6に装着された
第2通信機器5が送信する位置データを第1通信機器4
で受信し、この受信した位置データを用いて算出手段1
0がディスプレイ2とユーザ6との相対的な位置関係を
算出する。ここでは、相対的な位置関係の一例として、
ディスプレイ2とユーザ6との距離を算出するものとす
る。
ップS1で算出された距離に基づいて、現在設定されて
いる表示形式を変更する必要があるか否かを判断する。
この判断処理は、決定手段11によって行われる。具体
的には、例えば、ディスプレイ2とユーザ6との距離
と、情報の表示形式とを予め対応付けたテーブル(以
下、対応テーブル)を用意し、この対応テーブルを参照
することにより、先のステップS1で算出された距離に
適した表示形式が現在設定されている表示形式と一致す
る場合は表示形式の変更が不要と判断し、不一致の場合
は表示形式の変更が必要と判断する。決定手段11が参
照する対応テーブルでは、ディスプレイ2とユーザ6と
の距離に対して、それぞれの距離に適した表示形式が対
応付けられる。例えば、表示形式が情報の表示倍率で規
定される場合は、図4に示すように、ディスプレイ2と
ユーザ6との距離と、それぞれの距離でディスプレイ2
に情報を表示するのに適した表示倍率とを対応付けた対
応テーブルを用意し、この対応テーブルにしたがって表
示倍率の変更の要否を判断する。
更が不要と判断した場合は、そのまま処理を終了し、表
示形式の変更が必要と判断した場合はステップS3に進
む。ステップS3においては、ディスプレイ2に情報を
表示するときの表示形式を決定する処理を行う。この決
定処理も決定手段11によって行われる。即ち、決定手
段11では、例えば上記図4に示す対応テーブルを参照
することにより、先のステップS1で算出された距離に
適した表示倍率を、実際の情報表示に適用すべき表示形
式として決定する。即ち、決定手段11は、図4に示す
対応テーブルを参照することにより、ステップS1での
算出処理によって算出した距離が予め設定された基準範
囲内であれば、情報の表示倍率を標準倍率100%に、
基準範囲よりも大きい場合は情報の表示倍率を標準倍率
よりも高い倍率150%に、逆に基準範囲よりも小さい
場合は情報の表示倍率を標準倍率よりも低い倍率75%
にそれぞれ決定する。これにより、ディスプレイ2とユ
ーザ6との距離が大きい場合はそれに応じて表示形式が
高い表示倍率に決定され、上記距離が小さい場合はそれ
に応じて表示形式が低い表示倍率に決定されることにな
る。なお、図示した対応テーブルでは距離と表示倍率と
の対応関係を三段階で区分しているが、これを2段階或
いは4段階以上で区分してもよい。
テップS3で決定した表示形式にしたがってディスプレ
イ2に情報を表示させる制御を行う。この制御処理は制
御手段12によって行われる。このとき、ディスプレイ
2に未だ情報が表示されていない場合は、変更後の表示
形式を適用してディスプレイ2に情報を表示させる。ま
た、変更前の表示形式でディスプレイ2に既に情報が表
示されている場合は、その表示方式を変更すべく、変更
後の表示形式を適用してディスプレイ2に情報を表示さ
せる。このとき、制御手段12では、例えば決定手段1
1による表示形式の決定が上記図4に示す対応テーブル
を参照して行われたものとすると、その対応テーブルに
基づく表示倍率の決定にしたがってディスプレイ2に情
報を表示させる。
の距離が大きい場合はそれに適合する高い表示倍率でデ
ィスプレイ2に情報が表示され、ディスプレイ2とユー
ザ6との距離が小さい場合はそれに適合する低い表示倍
率でディスプレイ2に情報が表示されるようになる。こ
のため、ユーザ6は、ディスプレイ2から離れた状況に
あるときは、ディスプレイ2の画面上に情報が大きく表
示されるため、いちいち画面操作をしなくても、離れた
位置から情報の内容を容易に確認することができる。ま
た、ユーザ6は、ディスプレイ2に近づいた状況にある
ときには、ディスプレイ2の画面上に情報が多く表示さ
れるため、いちいち画面操作をしなくても、1つの表示
画面でより多くの情報を確認することができる。
おいては、ディスプレイ2を一体に有する表示装置3
に、表示制御に係る処理機能(算出手段10、決定手段
11、制御手段12)を持たせる構成としたが、これ以
外にも、表示装置3と別体の処理装置(例えば、コンピ
ュータ装置本体)に同様の処理機能を持たせる構成とし
てもよい。
は、ステップS2で表示形式の変更が必要であると決定
手段11が判断したときに、ステップS3及びS4で表
示形式の決定及び表示の制御を行う手順になっている
が、例えば、ユーザ6の微妙な動きの影響で表示形式の
適、不適が頻繁に変化するようなケースでは、それに合
わせて表示形式の決定及び表示の制御を繰り返し行う
と、ディスプレイ2上で情報の表示状態が安定せず、ユ
ーザ6の意図に反した表示制御が行われることも懸念さ
れる。
の処理機能として、ステップS2で表示形式の変更が必
要と判断したときに、この変更が必要と判断される状況
が予め設定された許容時間を超えて継続されたどうかを
タイマー等を用いて確認し、上記状況が許容時間を超え
て継続された場合に限り、ステップS3及びS4で表示
形式の決定及び表示の制御を行うようにする、或いはス
テップS2で算出した相対的な位置関係(上記の例では
ディスプレイ2とユーザ6との距離)が、前回の表示形
式の決定に際して算出された相対的な位置関係からどの
程度ずれているかを確認し、両者のずれ量が予め設定さ
れた許容量を超えた場合に限り、ステップS3及びS4
で表示形式の決定及び表示の制御を行うようにすること
により、ユーザ6の意図に則した表示制御を行うことが
可能となる。
S1で算出手段10により算出される相対的な位置関係
としてディスプレイ2とユーザ6との距離を、またステ
ップS3で決定手段11により決定される表示形式とし
てディスプレイ2における情報の表示倍率を、それぞれ
一例として挙げたが、本発明はこれに限定されるもので
はない。以下に、具体的な他の形態例について順に説明
する。
位置関係がディスプレイ2とユーザ6との距離である場
合に、決定手段11で決定される表示形式としては、上
記表示倍率に代えて表示コントラストを適用してもよい
し、表示倍率と表示コントラストの両方を同時に適用し
てもよい。表示倍率に代えて表示コントラストを適用し
た場合は、上記距離が大きいときに表示コントラストが
高く、上記距離が小さいときに表示コントラストが低く
なるようにそれぞれ表示形式を決定し、この決定した表
示コントラストにしたがってディスプレイ2に情報を表
示する。これにより、ディスプレイ2とユーザ6との距
離に応じて情報の表示コントラストを適正に変化させ、
情報の視認性を高めることができる。また、ディスプレ
イ2とユーザ6との距離に応じて表示倍率と表示コント
ラストの両方を決定する場合は、情報の視認性をより一
層高めることができる。
位置関係がディスプレイ2とユーザ6との距離であっ
て、ユーザが指定した情報が文書である場合には、その
算出された距離に応じて決定される表示形式として、文
書中の文字の表示サイズ、文書中の文字の表示太さ、文
書中の文字の表示色のうちの少なくとも1つを適用する
ことができる。
しては、ディスプレイ2とユーザ6との距離が上記基準
範囲内である場合は文字の表示サイズ(フォントサイズ
等)を標準サイズに、上記距離が基準範囲よりも大きい
場合は文字の表示サイズを標準サイズよりも大きいサイ
ズに、上記距離が基準範囲よりも小さい場合は文字の表
示サイズを標準サイズよりも小さいサイズにそれぞれ決
定し、この決定した文字の表示サイズにしたがってディ
スプレイ2に文書を表示する。これにより、ディスプレ
イ2からユーザ6が離れている状況では、文書中の文字
が大きなサイズで表示されるため、ユーザ6は、ディス
プレイ2に表示された文書中の文字を容易に認識するこ
とができる。また、ディスプレイ2にユーザ6が近づい
ている状況では、文書中の文字が小さなサイズで表示さ
れるため、ユーザ6は、ディスプレイ2に表示された文
書からより多くの文字を認識することができる。
は、ディスプレイ2とユーザ6との距離が上記基準範囲
以下である場合は文字の表示太さを標準太さに、上記距
離が基準範囲よりも大きい場合は文字の表示太さを標準
太さよりも太いものにそれぞれ決定し、この決定した文
字の表示太さにしたがってディスプレイ2に文書を表示
する。これにより、ディスプレイ2からユーザ6が離れ
ている状況では、文書中の文字が太く表示されるため、
ユーザ6は、ディスプレイ2に表示された文書中の文字
を容易に認識することができる。
ディスプレイ2とユーザ6との距離が上記基準範囲以下
である場合は文字の表示色を標準の色(文書作成時に指
定された色)に、上記距離が基準範囲よりも大きい場合
は文字の表示色を標準の色よりも鮮明な色にそれぞれ決
定し、この決定した文字の表示色にしたがってディスプ
レイ2に文書を表示する。標準の色よりも鮮明な色と
は、標準の色よりも濃度を濃くした色(例えば、標準の
色がピンク系の色であればこれを濃くした赤色)、標準
の色よりも視認性の高い色(例えば、標準の色が黄緑色
であればこれよりも視認性の高い黒色)、標準の色を反
転した色(例えば、白黒反転した色)などが一例として
考えられる。これにより、ディスプレイ2からユーザ6
が離れている状況では、文書中の文字がより鮮明な色で
表示されるため、ユーザ6は、ディスプレイ2に表示さ
れた文書中の文字を容易に認識することができる。
的な位置関係がディスプレイ2とユーザ6との距離であ
って、ユーザが指定した情報が文書であり、かつその算
出された距離に応じて決定される表示形式が文書中の文
字の表示サイズである場合においては、当該文書中の文
字の表示サイズと併せて、文書の見出しのみの表示可
否、文書中で色付けされた文字のみの表示可否、文書中
に設定された上位の項目(例えば、文書がツリー構造で
定義されている場合は親に近い項目、文書中の各項目に
重要度が設定されている場合は重要度の高い項目)のみ
の表示可否、文書の目次のみの表示可否、文書の文書名
のみの表示可否、文書の重要度のみの表示可否、文書の
作成日時のみの表示可否、文書中に含まれる図表のみの
表示可否、予めユーザによって設定された項目のみの表
示可否のうちの少なくとも1つを決定するものとしても
よい。
の表示サイズとの関連で決定されるものである。即ち、
ユーザ6がディスプレイ2から離れている状況では、表
示形式として文書中の文字の表示サイズが標準サイズよ
りも大きなサイズで決定されるため、この決定にしたが
って文書を表示した場合はディスプレイ2の画面上に一
度に表示できる文字数が限られる(少なくなる)。この
ように表示できる文字数が限られる状況では、文書中の
文字を先頭から順に表示するよりも、上述した各表示項
目のうちのいずれか1つ、或いは2つ以上を抽出し、そ
の抽出した表示項目についてのみ文字の表示サイズを拡
大して表示することが望ましいものとなる。ちなみに、
予めユーザによって設定された項目とは、RAM9にユ
ーザ設定情報14として格納されている表示項目に該当
する。
対的な位置関係がディスプレイ2とユーザ6との距離で
ある場合を想定したものであるが、算出手段10で算出
される相対的な位置関係がディスプレイ2とユーザ6と
の方位及びユーザ6に対するディスプレイ2の倒れ角で
ある場合は次のような表示制御を行うことができる。
や、ユーザ6に対するディスプレイ2の倒れ角について
は、第2通信機器5から送信された位置データ(ユーザ
6の現在位置を示すデータ)を第1通信機器4で受信し
た際に、算出手段10において、ユーザ6から見たとき
にディスプレイ2がどの方位(方角)に置かれている
か、またユーザ6に対してディスプレイ2がどの程度の
角度で倒れているかを、例えば座標空間を利用したベク
トル計算によって求める。
ユーザ6から見たときにディスプレイ2がどの方位(方
角)に置かれているか示すもので、例えば、ユーザ6の
現在位置を基準したディスプレイ2の方位として算出さ
れる。また、ユーザ6に対するディスプレイ2の倒れ角
とは、ユーザ6に対してディスプレイ2がどの程度の角
度で倒れているかを示すもので、例えば、ディスプレイ
2が垂直に置かれている場合は最小の倒れ角度(0
°)、ディスプレイ2が水平に置かれている場合は最大
の倒れ角(180°)として算出される。
10で算出された方位及び倒れ角に応じてディスプレイ
2における情報の表示方向を決定する。ここで記述する
情報の表示方向とは、ディスプレイ2に表示された情報
が画面上で時計回り(又は反時計回り)に回転する方向
をいう。
処理において、例えば、算出手段10で算出されたディ
スプレイ2の倒れ角が予め設定された基準角度よりも小
さい場合は、それに応じて情報の表示方向を標準の方向
で決定する。標準の方向とは、ディスプレイ2の上方向
が当該ディスプレイ2に表示される情報の上方向と一致
する方向をいう。一方、算出手段10で算出されたディ
スプレイ2の倒れ角度が上記基準角度よりも大きい場
合、つまりユーザ6に対してディスプレイ2が大きく倒
れている場合(例えば、ディスプレイ2が水平に置かれ
ている場合など)は、それに応じて情報の表示方向を標
準の方向と異なる方向に決定する。
で算出したディスプレイ2とユーザ6との方位が用いら
れる。具体的には、例えば図5に示すように、ユーザ6
の現在位置を基準としてディスプレイ2の置かれている
方位が5つの方位のいずれかであった場合、各々の方位
においてユーザ6とディスプレイ2を結ぶ仮想軸(一点
鎖線)を基準に、ユーザ6から見て奥側が情報の上方向
(図中矢印マークで示す方向)、手前側が情報の下方向
となるように決定手段11が情報の表示方向を決定し、
この決定した表示方向にしたがって制御手段12がディ
スプレイ2に情報を表示させる。上記仮想軸は、ディス
プレイ2とユーザ6との方位を示す軸となる。この場
合、各々の方位に対応した情報の表示方向は、ディスプ
レイ2の向きに影響されることなく上記仮想軸を基準に
決定される。
れている場合などでは、ユーザ6から見てディスプレイ
2がいずれの方位に置かれている状況であっても、ユー
ザ6の目線に適した方向性をもってディスプレイ2に情
報を表示することができる。このため、例えば表示され
る情報が文書である場合はこの文書をユーザ6が読みや
すい方向で表示することが可能となり、表示される情報
が画像である場合はこの画像をユーザ6が見やすい方向
で表示することが可能となる。
示手段とユーザとの相対的な位置関係に応じて決定され
た表示形式にしたがって表示手段に情報が表示されるよ
うになるため、ユーザがいちいち操作しなくても、表示
手段での情報の表示を適切かつ自動的に行うことができ
る。
図である。
示す機能ブロック図である。
チャートである。
示す図である。
4…第1通信機器、5…第2通信機器、6…ユーザ、1
0…算出手段、11…決定手段、12…制御手段、13
…表示用情報、14…ユーザ設定情報
Claims (6)
- 【請求項1】 ユーザが指定した情報を表示するための
表示手段と、 前記表示手段と前記ユーザとの相対的な位置関係を検出
する検出手段と、 前記検出手段で検出された前記相対的な位置関係に応じ
て前記情報の表示形式を決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された前記表示形式にしたがって前
記表示手段に前記情報を表示させる制御手段とを備える
ことを特徴とする表示システム。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記ユーザに装着され
て当該ユーザの現在位置を示す位置データを送信する第
1通信手段と、前記表示手段に設けられて前記第1通信
手段から送信された前記位置データを受信する第2通信
手段と、前記第2通信手段で受信された前記位置データ
を用いて前記相対的な位置関係を算出する算出手段とを
有することを特徴とする請求項1記載の表示システム。 - 【請求項3】 前記検出手段は、前記相対的な位置関係
として、前記表示手段と前記ユーザとの距離を検出し、 前記決定手段は、前記表示形式として、前記情報の表示
倍率及び表示コントラストのうちの少なくとも一方を決
定することを特徴とする請求項1記載の表示システム。 - 【請求項4】 前記検出手段は、前記相対的な位置関係
として、前記表示手段と前記ユーザとの方位と前記ユー
ザに対する前記表示手段の倒れ角とを検出し、 前記決定手段は、前記表示形式として、前記情報の表示
方向を決定することを特徴とする請求項1記載の表示シ
ステム。 - 【請求項5】 前記検出手段は、前記相対的な位置関係
として、前記表示手段と前記ユーザとの距離を検出し、 前記決定手段は、前記ユーザが指定した情報が文書であ
る場合に、前記表示形式として、前記文書中の文字の表
示サイズ、前記文書中の文字の表示太さ、前記文書中の
文字の表示色のうちの少なくとも1つを決定することを
特徴とする請求項1記載の表示システム。 - 【請求項6】 前記決定手段は、前記文書中の文字の表
示サイズを決定するに際し、当該表示サイズの決定と併
せて、前記文書の見出しのみの表示可否、前記文書中で
色付けされた文字のみの表示可否、前記文書中に設定さ
れた上位の項目のみの表示可否、前記文書の目次のみの
表示可否、前記文書の文書名のみの表示可否、前記文書
の重要度のみの表示可否、前記文書の作成日時のみの表
示可否、前記文書中に含まれる図表のみの表示可否、予
めユーザによって設定された項目のみの表示可否のうち
の少なくとも1つを決定することを特徴とする請求項5
記載の表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075515A JP2003271284A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075515A JP2003271284A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003271284A true JP2003271284A (ja) | 2003-09-26 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002075515A Pending JP2003271284A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 表示システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003271284A (ja) |
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