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JP2003255853A - 電気光学装置、および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、および電子機器

Info

Publication number
JP2003255853A
JP2003255853A JP2002060722A JP2002060722A JP2003255853A JP 2003255853 A JP2003255853 A JP 2003255853A JP 2002060722 A JP2002060722 A JP 2002060722A JP 2002060722 A JP2002060722 A JP 2002060722A JP 2003255853 A JP2003255853 A JP 2003255853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
symbol
film
electro
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002060722A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Fujikawa
紳介 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002060722A priority Critical patent/JP2003255853A/ja
Publication of JP2003255853A publication Critical patent/JP2003255853A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示に直接、寄与しない領域を狭めても、記
号を形成する領域を十分、確保することのできる電気光
学装置、および電子機器を提供すること。 【解決手段】 液晶装置100のTFTアレイ基板10
には、対向基板20と基板間導通材106を介して基板
間導通を行う領域と平面的に重なる位置にTFTアレイ
基板10の裏面側から読み取られる識別記号40が付さ
れている。この識別記号40の上層側には、ベタの薄膜
6gが光反射性の背景領域として形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板間に液
晶などの電気光学物質が保持された電気光学装置、およ
び電子機器に関するものである。さらに詳しくは、電気
光学装置に対して、当該電気光学装置の品番など示す記
号を形成するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気光学装置として最も代表的なものと
しては、一対の基板間に電気光学物質としての液晶を保
持した液晶装置がある。この液晶装置のうち、例えば、
画素スイッチング素子として薄膜トランジスタ(以下、
TFTという)を用いたアクティブマトリクス型の液晶
装置では、図19(A)、(B)に示すように、石英や
ガラスなどの透明基板10bに画素スイッチング用のT
FT(図示せず)を形成したTFTアレイ基板10と、
同じく石英やガラスなどの透明基板に対向電極21など
を形成した対向基板20とを所定の間隙を介して対向配
置させるとともに、これらの基板間に液晶を保持させて
いる。
【0003】これらの基板のうち、TFTアレイ基板1
0を製造する際には、半導体プロセスを利用して、透明
基板10b上にシリコン膜、アルミニウム膜、ITOな
どとといった薄膜を形成するとともに、これらの薄膜を
各々、フォトリソグラフィ技術を利用してパターニング
して、液晶を駆動する画素電極、この画素電極を駆動す
るTFT、および配線などを形成する。ここで、TFT
アレイ基板10を製造する過程で不具合があってTFT
が動作不良を起すと、点欠陥や線欠陥などといった表示
欠陥が発生してしまうので、製造履歴を追跡できるよう
にしておく必要がある。
【0004】そのため、液晶装置100′では、TFT
アレイ基板10を製造する際、TFTなどを形成する工
程を利用して、TFTアレイ基板10や液晶装置10
0′の品番などを示す識別記号40aを、例えば2mm
×2mmの大きさでTFTアレイ基板10に付してい
る。但し、識別記号40aについては、TFTアレイ基
板10と対向基板20とを貼り合わせた以降も読み取る
ことが可能であることが求められる。従って、従来は、
フレキシブル基板(図示せず)を接続可能なように端子
102などを露出させるためにTFTアレイ基板10の
端部を対向基板20の縁から張り出させているので、こ
の張り出し部分10cに識別記号40aを形成してい
る。
【0005】このような従来例としては、例えば、特開
平09−017843に記載されたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶装置1
00′において、TFTアレイ基板10の張り出し部分
10cには、端子102の他、多数の配線が形成されて
いるが、このような配線が識別記号40aの上層側を通
っていると、TFTアレイ基板10の表面側から識別記
号40aを読み取ることができなくなる。従って、従来
の液晶装置100′では、識別記号40aの上層側に遮
光性の薄膜を一切、形成しないようにしている。
【0007】一方、液晶装置100′では、画像表示領
域10aの外周領域は、表示に直接、寄与しない領域で
あるため、このような領域を極力、狭くしたいという強
い要求がある。
【0008】しかしながら、従来の液晶装置100′で
は、TFTアレイ基板10の張り出し部分10cに対し
て、端子102や配線が一切、形成されていない領域を
識別記号40aの形成領域として例えば2mm×2mm
の大きさで確保する必要があるため、TFTアレイ基板
10の張り出し部分10cなど、表示に直接、寄与しな
い領域をこれ以上、狭めることができないという問題点
がある。
【0009】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
表示に直接、寄与しない領域を狭めても、記号を形成す
る領域を十分、確保することのできる電気光学装置、お
よび電子機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、第1の基板と、該第1の基板に対して
対向配置された第2の基板と、該第2の基板と前記第1
の基板との間に保持された電気光学物質とを有し、前記
第1の基板と前記第2の基板とは当該基板間に挟まれた
導通部材で基板間導通が行われている電気光学装置にお
いて、前記第1の基板および前記第2の基板のうち少な
くとも一方が透明基板から構成され、かつ、前記基板間
導通が行われている領域と平面的に重なる領域には、前
記透明基板を介して読み取り可能な記号が付されている
ことを特徴とする。
【0011】例えば、前記記号は、前記透明基板におい
て前記基板間導通を行うための電極の下層側に形成され
ていることにより、前記透明基板の裏面側から読み取り
可能である。
【0012】本発明において、基板間導通を行うための
領域に記号を形成しているので、記号を形成する領域を
別途、確保する必要がない。しかも、記号は、透明基板
において前記基板間導通を行うための電極の下層側に形
成され、この透明基板の裏面側から読み取ることができ
る。従って、基板間導通を行うための電極と、記号とを
平面的に重なる領域に形成したとしても、透明基板の裏
面側から記号を読み取ることできる。また、透明基板の
裏面側から記号を読み取ることができるので、記号の上
層側に配線が通っていても、これらの配線は、記号を読
み取るのを妨げない。それ故、記号を形成するにあたっ
て、配線が一切、形成されていない領域を確保する必要
がないので、表示に直接、寄与しない領域を狭めること
ができる。
【0013】本発明において、前記記号は、前記第1の
基板および前記第2の基板のうち、複数の薄膜によっ
て、前記電気光学物質を駆動する電極、該電極を駆動す
るスイッチング素子が形成されている透明な第1の基板
の側に形成されていることが好ましい。このように構成
すると、前記記号は、前記複数の薄膜のうちの一層と同
層に形成することができる。例えば、前記記号について
は、前記複数の薄膜のうち、前記スイッチング素子を構
成するに用いられている薄膜と同層に形成することがで
きる。従って、第1の基板の側において、スイッチング
素子を形成する工程を利用して、記号を第1の基板に作
りこむことができるので、記号を形成するための工程を
別途、行う必要がない。
【0014】本発明において、前記スイッチング素子
は、例えば、薄膜トランジスタである。この場合、当該
薄膜トランジスタの能動層を構成する半導体膜と同層の
半導体膜によって前記記号を形成することが好ましい。
第1の基板に形成される各薄膜のうち、薄膜トランジス
タの能動層を構成する半導体膜は、他の薄膜と比較して
かなり薄いので、この半導体膜を利用して記号を形成す
ると、記号の存在によって表面側に凹凸が形成されな
い。従って、記号と平面的に重なる領域に基板間導通用
の電極を形成しても、この電極は、表面が平坦であるの
で、基板間導通部分の信頼性が低下しない。また、ギャ
ップ制御に与える影響も小さいので好ましい。
【0015】本発明において、前記基板間導通を行うた
めの電極は、前記複数の薄膜のうち、前記駆動電極を構
成する透明導電膜によって形成されている場合には、前
記記号と前記基板間導通を行うための電極との間のう
ち、前記記号と平面的に重なる領域には、前記透明基板
および前記記号と光学特性の異なる不透明膜によって前
記記号に対する背景領域が形成されていることが好まし
い。基板間導通材は通常、樹脂に導通材を配合したもの
で、それを硬化させた状態において、基板間導通材を見
ると複雑な模様が見える。従って、記号と基板間導通を
行うための電極との間に背景領域を形成しておけば、透
明導電膜が透明であっても、記号の背景から基板間導通
材を隠すことができるので、記号を正確に読み取ること
ができる。これはOCRなどによる機械読み取りの場合な
どに効果が大きい。
【0016】この場合、背景領域を構成する不透明膜に
ついても、前記複数の薄膜のうちのいずれかの薄膜を利
用すれば、背景領域を形成するための工程を別途、行う
必要がない。
【0017】本発明において、前記基板間導通を行うた
めの電極自身を前記透明基板および前記記号と光学特性
の異なる不透明層から形成して、前記記号に対する背景
領域を構成してもよい。このように構成すると、記号の
背景から基板間導通材を隠すことができるので、記号を
正確に読み取ることができ、かつ、背景領域を形成する
ための工程を別途、行う必要がない。
【0018】本発明において、前記電気光学物質は、例
えば、液晶である。
【0019】本発明に係る電気光学装置は、携帯型コン
ピュータや携帯電話機などといった電子機器において表
示部などを構成するのに用いられる。
【0020】
【発明の実施の形態】図面を参照して、代表的な電気光
学装置である液晶装置に本発明を適用した例を説明す
る。なお、各図においては、各層や各部材を図面上で認
識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮
尺を異ならしめてある。
【0021】(液晶装置の全体構成)図1(A)、
(B)はそれぞれ、液晶装置をその上に形成された各構
成要素と共に対向基板の側から見た平面図、および対向
基板を含めて示す図1(A)のH−H′断面図である。
【0022】図1(A)において、液晶装置100(電
気光学装置)のTFTアレイ基板10の上には、シール
材107(図1(A)の右下がりの斜線領域)が貼り合
わされる対向基板20の縁に沿うように設けられてい
る。また、TFTアレイ基板10の外周側には、基板辺
111の側でシール材107と一部重なるようにデータ
線駆動回路101が形成され、基板辺113、114の
側には走査線駆動回路104が形成されている。また、
TFTアレイ基板10において対向基板20からの張り
出し領域10cには多数の端子102が形成されてい
る。さらに、TFTアレイ基板10において基板辺11
1と対向する基板辺112には、画像表示領域10aの
両側に設けられた走査線駆動回路104間をつなぐため
の複数の配線105が形成されている。
【0023】また、対向基板20の4つのコーナー部に
は、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気
的導通をとるための基板間導通材106が形成され、こ
の基板間導通材106は、エポキシ樹脂系の接着剤成分
に銀粉や金メッキファイバーなどの導電粒子が配合され
たものである。なお、走査線に供給される走査信号の遅
延が問題にならないのならば、走査線駆動回路104は
片側だけでも良いことは言うまでもない。逆に、データ
線駆動回路101を画像表示領域10aの辺に沿って両
側に配列してもよい。
【0024】図1(B)に示すように、TFTアレイ基
板10と対向基板20とは、シール材107によって所
定の間隙を介して貼り合わされ、これらの間隙に液晶5
0が保持されている。シール材107は、TFTアレイ
基板10と対向基板20とをそれらの周辺で貼り合わせ
るための光硬化樹脂や熱硬化性樹脂などからなる接着剤
であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスフ
ァイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合
されている。
【0025】詳しくは後述するが、TFTアレイ基板1
0には、画素電極9aがマトリクス状に形成されてい
る。これに対して、対向基板20には、シール材107
の内側領域に遮光性材料からなる周辺見切り用の遮光膜
108が形成されている。さらに、対向基板20におい
て、TFTアレイ基板10に形成されている画素電極9
aの縦横の境界領域と対向する領域には、ブラックマト
リクス、あるいはブラックストライプなどと称せられる
遮光膜23が形成され、その上層側には、ITO膜から
なる対向電極21が形成されている。
【0026】このように構成した液晶装置100につい
ては、たとえば、投射型表示装置(液晶プロジェクタ)
において使用する場合、3枚の液晶装置100がRGB
用のライトバルブとして各々使用される。この場合、各
液晶装置100の各々には、RGB色分解用のダイクロ
イックミラーを介して分解された各色の光が投射光とし
て各々入射されることになるので、液晶装置100には
カラーフィルタが形成されていない。但し、後述するよ
うに、モバイルコンピュータ、携帯電話機、液晶テレビ
などといった電子機器のカラー表示装置として用いる場
合には、図示を省略するが、対向基板20において各画
素電極9aに対向する領域にRGBのカラーフィルタを
その保護膜とともに形成する。
【0027】(液晶装置100の構成および動作)TF
Tアレイ基板10および液晶装置100の電気的な構成
および動作について、図2および図3を参照して説明す
る。
【0028】図2は、液晶装置100に用いられる駆動
回路内蔵型のTFTアレイ基板10の構成を模式的に示
すブロック図、図3は、この液晶装置100において画
像表示領域10aを構成するためにマトリクス状に形成
された複数の画素における各種素子、配線などの等価回
路図である。
【0029】図2に示すように、駆動回路内蔵型のTF
Tアレイ基板10では、互いに交差する複数のデータ線
6aと、複数の走査線3aとが交差する部分に対応して
複数の画素がマトリクス状に構成されている。また、デ
ータ線駆動回路101には、X側シフトレジスタ回路、
X側シフトレジスタ回路から出力された信号に基づいて
動作するアナログスイッチとしてのTFTを備えるサン
プルホールド回路、6相に展開された各画像信号VID
1〜VID6に対応する6本の画像信号線などが構成さ
れている。データ線駆動回路101は、例えば、前記の
X側シフトレジスタ回路が4相で構成されており、端子
102を介して外部からスタート信号DX、クロック信
号CLX1〜CLX4、およびその反転クロック信号C
LX1バー〜CLX4バーがX側シフトレジスタ回路に
供給され、これらの信号によってデータ線駆動回路10
1が駆動される。従って、サンプルホールド回路は、前
記のX側シフトレジスタ回路から出力された信号に基づ
いて各TFTが動作し、画像信号線を介して供給される
画像信号VID1〜VID6を所定のタイミングでデー
タ線6aに取り込み、各画素に供給することが可能であ
る。一方、走査線駆動回路104には、端子102を介
して外部からスタート信号DY、クロック信号CLY、
およびその反転クロック信号CLYバーが供給され、こ
れらの信号によって走査線駆動回路104が駆動され
る。
【0030】TFTアレイ基板10において、基板辺1
11には、定電圧VDDX、VSSX、VDDY、VS
SY、変調画像信号(画像信号VID1〜VID6)、
各種駆動信号などが入力されるアルミニウム膜等の金属
膜、金属シリサイド膜、あるいはITO膜等の導電膜か
らなる多数の端子102が構成され、これらの端子10
2からは、走査線駆動回路101およびデータ線駆動回
路104を駆動するためのアルミニウム膜等の低抵抗な
金属膜などからなる複数の配線109がそれぞれ引き回
されている。
【0031】図3に示すように、液晶装置100の画像
表示領域10aにおいて、マトリクス状に形成された複
数の画素100aの各々には、画素電極9a、および画
素電極9aを制御するための画素スイッチング用のTF
T30が形成されており、画素信号を供給するデータ線
6aが当該TFT30のソースに電気的に接続されてい
る。データ線6aに書き込む画素信号S1、S2・・・
Snは、この順に線順次に供給する。また、TFT30
のゲートには走査線3aが電気的に接続されており、所
定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G
1、G2・・・Gmを、この順に線順次で印加するよう
に構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレ
インに電気的に接続されており、スイッチング素子であ
るTFT30を一定期間だけそのオン状態とすることに
より、データ線6aから供給される画素信号S1、S2
・・・Snを各画素に所定のタイミングで書き込む。こ
のようにして画素電極9aを介して液晶に書き込まれた
所定レベルの画素信号S1、S2、・・・Snは、図1
(B)を参照して説明した対向基板20の対向電極21
との間で一定期間保持される。
【0032】ここで、TFTアレイ基板10には、保持
された画素信号がリークするのを防ぐことを目的に、画
素電極9aと対向電極21との間に形成される液晶容量
と並列に蓄積容量70(キャパシタ)を付加することが
ある。この蓄積容量70によって、画素電極9aの電圧
は、例えば、ソース電圧が印加された時間よりも3桁も
長い時間だけ保持される。これにより、電荷の保持特性
は改善され、コントラスト比の高い表示を行うことので
きる液晶装置100が実現できる。なお、蓄積容量70
を形成する方法としては、容量を形成するための配線で
ある容量線3bとの間に形成する場合、あるいは前段の
走査線3aとの間に形成する場合もいずれであってもよ
い。
【0033】(TFTアレイ基板の構成)図4は、TF
Tアレイ基板において相隣接する画素の平面図である。
図5は、図4のA−A′線に相当する位置での断面、お
よびTFTアレイ基板と対向基板との間に液晶を封入し
た状態の断面を示す説明図である。
【0034】図4において、TFTアレイ基板10上に
は、複数の透明なITO(Indium Tin Ox
ide)膜からなる画素電極9aがマトリクス状に形成
され、これら画素電極9aに対して画素スイッチング用
のTFT30がそれぞれ接続している。また、画素電極
9aの縦横の境界に沿って、データ線6a、走査線3
a、および容量線3bが形成され、TFT30は、デー
タ線6aおよび走査線3aに対して接続している。すな
わち、データ線6aは、コンタクトホールを介してTF
T30の高濃度ソース領域1dに電気的に接続し、走査
線3aは、その突出部分がTFT30のゲート電極を構
成している。蓄積容量70は、画素スイッチング用のT
FT30を形成するための半導体膜1aの延設部分1f
を導電化したものを下電極とし、この下電極41に容量
線3bが上電極として重なった構造になっている。
【0035】図5に示すように、TFTアレイ基板10
では、その基体として透明基板10bが用いられ、この
透明基板10bの表面には、厚さが300nm〜500
nmのシリコン酸化膜(絶縁膜)からなる下地保護膜1
1が形成され、この下地保護膜11の表面には、厚さが
30nm〜100nmの島状の半導体膜1aが形成され
ている。半導体膜1aの表面には、厚さが約50〜15
0nmのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜2が形成
され、このゲート絶縁膜2の表面に、厚さが300nm
〜800nmの走査線3aが形成されている。半導体膜
1aのうち、走査線3aに対してゲート絶縁膜2を介し
て対峙する領域がチャネル領域1a′になっている。こ
のチャネル領域1a′に対して一方側には、低濃度ソー
ス領域1bおよび高濃度ソース領域1dを備えるソース
領域が形成され、他方側には低濃度ドレイン領域1cお
よび高濃度ドレイン領域1eを備えるドレイン領域が形
成されている。
【0036】画素スイッチング用のTFT30の表面側
には、厚さが300nm〜800nmのシリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜4が形成され、この層間絶縁膜4の
表面には、厚さが100nm〜300nmのシリコン窒
化膜からなる層間絶縁膜5が形成されている。層間絶縁
膜4の表面には、厚さが300nm〜800nmのデー
タ線6aが形成され、このデータ線6aは、層間絶縁膜
4に形成されたコンタクトホールを介して高濃度ソース
領域1dに電気的に接続している。層間絶縁膜4の表面
にはデータ線6aと同時形成されたドレイン電極6bが
形成され、このドレイン電極6bは、層間絶縁膜4に形
成されたコンタクトホールを介して高濃度ドレイン領域
1eに電気的に接続している。
【0037】層間絶縁膜5の上層には、透光性の感光性
樹脂からなる凹凸形成層13aが所定のパターンで形成
されている。また、凹凸形成層13aの表面には、透光
性の感光性樹脂からなる上層絶縁膜7aが形成され、こ
の上層絶縁膜7aの表面には、アルミニウム膜などから
なる光反射膜8aが形成されている。従って、光反射膜
8aの表面には、凹凸形成層13aの凹凸が反映されて
凹凸パターン8gが形成され、この凹凸パターン8g
は、エッジのない、なだらかな形状になっている。な
お、図4には、凹凸形成層13aの平面形状について
は、六角形で表してあるが、その形状については、円形
や八角形など、種々の形状のものを採用することができ
る。
【0038】また、光反射膜8aの上層には画素電極9
aが形成されている。画素電極9aは、光反射膜8aの
表面に直接、積層されてもよい。また、画素電極9a
は、上層絶縁膜7a、凹凸形成層13a、層間絶縁膜5
に形成されたコンタクトホールを介してドレイン電極6
bに電気的に接続している。
【0039】ここで、光反射膜8aには、画素電極9a
と平面的に重なる領域の一部に矩形の光透過窓8dが形
成されこの光透過窓8dに相当する部分には、ITOか
らなる画素電極9aは存在するが、光反射膜8aは存在
しない。
【0040】画素電極9aの表面側にはポリイミド膜か
らなる配向膜12が形成されている。この配向膜12
は、ポリイミド膜に対してラビング処理が施された膜で
ある。
【0041】なお、高濃度ドレイン領域1eからの延設
部分1f(下電極)に対しては、ゲート絶縁膜2aと同
時形成された絶縁膜(誘電体膜)を介して容量線3bが
上電極として対向することにより、蓄積容量70が構成
されている。
【0042】このように、本形態の液晶装置100で
は、透明な画素電極9aの下層側に光反射膜8aが形成
されているため、対向基板20側から入射した光をTF
Tアレイ基板10側で反射し、対向基板10側から出射
された光によって画像を表示する(反射モード)。ま
た、TFTアレイ基板10の裏面側に配置されたバック
ライト装置(図示せず)から出射された光のうち、光反
射膜8aが形成されていない光透過窓8dに向かう光
は、光透過窓8dを介して対向基板20側に透過するの
で、透過モードでの表示も可能である。
【0043】なお、TFT30は、好ましくは上述のよ
うにLDD構造をもつが、低濃度ソース領域1b、およ
び低濃度ドレイン領域1cに相当する領域に不純物イオ
ンの打ち込みを行わないオフセット構造を有していても
よい。また、TFT30は、ゲート電極(走査線3aの
一部)をマスクとして高濃度で不純物イオンを打ち込
み、自己整合的に高濃度のソースおよびドレイン領域を
形成したセルフアライン型のTFTであってもよい。
【0044】また、本形態では、TFT30のゲート電
極(走査線3a)をソース−ドレイン領域の間に1個の
み配置したシングルゲート構造としたが、これらの間に
2個以上のゲート電極を配置してもよい。この際、各々
のゲート電極には同一の信号が印加されるようにする。
このようにデュアルゲート(ダブルゲート)、あるいは
トリプルゲート以上でTFT30を構成すれば、チャネ
ルとソース−ドレイン領域の接合部でのリーク電流を防
止でき、オフ時の電流を低減することが出来る。これら
のゲート電極の少なくとも1個をLDD構造或いはオフ
セット構造にすれば、さらにオフ電流を低減でき、安定
したスイッチング素子を得ることができる。
【0045】(対向基板20の構成)対向基板20で
は、TFTアレイ基板10に形成されている画素電極9
aの縦横の境界領域と対向する領域にブラックマトリク
ス、あるいはブラックストライプなどと称せられる遮光
膜23が形成され、その上層側には、ITO膜からなる
対向電極21が形成されている。また、対向電極21の
上層側には、ポリイミド膜からなる配向膜22が形成さ
れ、この配向膜22は、ポリイミド膜に対してラビング
処理が施された膜である。
【0046】(駆動回路の構成)再び図1(A)におい
て、本形態の液晶装置100では、TFTアレイ基板1
0の表面側のうち、画像表示領域10aの周辺領域を利
用してデータ線駆動回路101および走査線駆動回路1
04などの周辺回路が形成されている。データ線駆動回
路101および走査線駆動回路104は、基本的には、
図6および図7に示すNチャネル型のTFTとPチャネ
ル型のTFTとによって構成されている。
【0047】図6は、走査線駆動回路104およびデー
タ線駆動回路101等の周辺回路を構成するTFTの構
成を示す平面図である。図7は、この周辺回路を構成す
るTFTを図6のB−B′線で切断したときの断面図で
ある。
【0048】図6および図7において、周辺回路を構成
するTFTは、Pチャネル型のTFT180とNチャネ
ル型のTFT190とからなる相補型TFTとして構成
されている。これらの駆動回路用のTFT180、19
0を構成する半導体膜160(図6には輪郭を点線で示
す)は、透明基板10bの下地保護膜11の表面に島状
に形成されている。
【0049】TFT180、190には、高電位線17
1と低電位線172がコンタクトホール163、164
を介して、半導体膜160のソース領域に電気的にそれ
ぞれ接続されている。また、入力配線166は、共通の
ゲート電極165にそれぞれ接続されており、出力配線
167は、コンタクトホール168、169を介して、
半導体膜160のドレイン領域に電気的にそれぞれ接続
されている。
【0050】このような周辺回路領域も、画像表示領域
10aと同様なプロセスを経て形成されるため、周辺回
路領域にも、層間絶縁膜4、5およびゲート絶縁膜2が
形成されている。また、駆動回路用のTFT180、1
90も、画素スイッチング用のTFT30と同様、LD
D構造を有しており、チャネル形成領域181、191
の両側には、高濃度ソース領域182、192および低
濃度ソース領域183、193からなるソース領域と、
高濃度ドレイン領域184、194および低濃度ドレイ
ン領域185、195からなるドレイン領域とを備えて
いる。
【0051】(識別記号/二次元コードの構成)図8
は、本形態の液晶装置100のTFTアレイ基板10に
付した識別記号をTFTアレイ基板10の裏面側からみ
た説明図である。図9は、識別記号の形成領域の断面図
である。
【0052】本形態の液晶装置100では、TFTアレ
イ基板10や液晶装置100の製造履歴を後々、追跡調
査を行えるように、TFTアレイ基板10を裏面側から
みたとき、透明基板10bを介して図8に示すように見
える識別記号40が付されている。ここに示す識別記号
40は、VeriCodeと称せられる二次元コードで
あり、光の反射率の強弱によってデータを規定するセル
41がマトリクス状に並んでいる。ここで、1ドット分
のセル41のサイズは100μm角であり、このような
セル41は10×10〜144×144形成されるが、
本形態のTFTアレイ基板10に形成されている識別記
号は、14×14のセルサイズである。
【0053】本形態において、識別記号40は、図1
(A)および図2に示すように、画像表示領域10aの
外周側のうち、基板間導通材106が配置されている4
つの領域のうちの1つに形成されている。従って、識別
記号40が形成されている部分のTFTアレイ基板10
の断面は、図9に示すように表される。
【0054】図9からわかるように、識別記号40が形
成されている領域では、層間絶縁膜5の表面に画素電極
9aと同層のITO膜からなる透明な基板間導通電極9
gが形成され、この基板間導通電極9gは、基板間導通
材106を介して対向基板20の対向電極21に電気的
に接続されている。ここで、基板間導通電極9gには、
図1(A)、(B)に示す端子102や配線などを介し
て、対向電極21に供給すべき定電圧(DCCOM)が
供給されるので、対向電極21に対しても定電位を供給
することができる。
【0055】また、基板間導通電極9gの下層側のう
ち、基板間導通電極9gと平面的に重なる領域には、透
明基板10bの下地保護膜11の表面に、所定のパター
ン形状に形成された半導体膜1gによって識別記号40
が形成されている。ここで、半導体膜1gは、TFT3
0の能動層を構成する半導体膜1aなどと同時形成され
たシリコン膜であり、このシリコン膜には不純物が導入
されている。なお、識別記号40の上層側には、ゲート
絶縁膜2、および層間絶縁膜4、5が形成されている。
【0056】また、本形態では、識別記号40の上層側
には、データ線6aなどと同時形成されたアルミニウム
膜、アルミニウム合金膜などと同層の薄膜6gがベタの
背景領域として層間層間絶縁膜4の表面側に形成されて
いる。なお、ベタの背景領域は、ゲート電極3aと同時
形成された金属膜で構成することも出来る。
【0057】このように構成した液晶装置100におい
て、識別記号40の読み取りは、図1(A)、(B)に
示すように、TFTアレイ基板10の表面に対向基板2
0を重ねて液晶装置100として組み立てた後に行われ
ることがなるが、本形態では、TFTアレイ基板10の
裏面側から識別記号40を読み取る構成であるため、基
板間導通材106の存在が識別記号40を読み取るのに
支障とならない。また、TFTアレイ基板10の裏面側
からであれば、識別記号40との間に介在するのは、ガ
ラスなどの透明基板10bと、シリコン酸化膜などから
なる透明な下地保護膜11だけであるので、識別記号4
0をイメージリーダで確実に読み取ることができる。
【0058】しかも、基板間導通材106や基板間導通
電極9gが形成されている領域を有効利用して識別記号
40を配置したので、識別記号40を形成する領域を確
保することを目的にTFTアレイ基板10を対向基板2
0から大きくはみ出させる必要がない。それ故、TFT
アレイ基板10において、表示に直接、寄与しない領域
を狭めることができる。
【0059】さらに、識別記号40において、半導体膜
1gが残っているセル41は光吸収性を有する一方、半
導体膜1gが残されていないセル41には、光反射性を
有するアルミニウム膜などからなる薄膜6gが背景領域
として形成されているので、半導体膜1gが残っている
セル41と、半導体膜1gが残されていないセル41と
の間でコントラストが大きい。それ故、識別記号40を
正確に読み取ることができる。また、基板間導通材10
6は通常、樹脂に導通材を配合したもので、それを硬化
させた状態において、基板間導通材106を見ると複雑
な模様が見えるが、本形態では、基板間導通電極91g
が透明であっても、薄膜6gによって識別記号40の背
景から基板間導通材106を隠すことができるので、識
別記号40を正確に読み取ることができる。
【0060】さらにまた、本形態では、TFT30の能
動層を構成する半導体膜1a、およびそれと同層の半導
体膜1gは、他の薄膜と比較してかなり薄く、この半導
体膜1gを利用して識別記号40を形成してある。この
ため、識別記号40の存在によって表面側に凹凸が形成
されない。従って、識別記号40と平面的に重なる領域
に基板間導通電極9gを形成しても、この電極は、表面
が平坦であるので、基板間導通部分の信頼性が低下しな
い。また、ギャップ制御に与える影響も小さいので好ま
しい。
【0061】また、識別記号40は、透明基板10bの
表面に形成された下地保護膜11の表面に形成されてい
るので、平坦な下地の上に形成されている。このため、
識別記号40を正確に読み取ることができる。
【0062】(TFTアレイ基板の製造方法)図10〜
図15はいずれも、本形態のTFTアレイ基板10の製
造方法を示す工程断面図である。なお、図10〜図15
は、いずれも図5、図7、図9に対応する部分の断面に
相当する。
【0063】まず、図10(A)に示すように、超音波
洗浄等により清浄化したガラス製等の透明基板10bを
準備した後、基板温度が150℃〜450℃の温度条件
下でプラズマCVD法により、透明基板10bの全面に
厚さが300nm〜500nmのシリコン酸化膜からな
る下地保護膜11を形成する。このときの原料ガスとし
ては、たとえばモノシランと笑気ガスとの混合ガスやT
EOSと酸素、あるいはジシランとアンモニアを用いる
ことができる。
【0064】次に、基板温度が150℃〜450℃の温
度条件下で、下地保護膜11の表面に、アモルファスの
シリコン膜からなる半導体膜1をプラズマCVD法によ
り30nm〜100nmの厚さに形成した後、半導体膜
1に対してレーザ光を照射してレーザアニールを施し、
アモルファスの半導体膜を一度溶融させた後、冷却固化
過程を経て結晶化させる。この際には、各領域へのレー
ザ光の照射時間が非常に短時間であり、かつ、照射領域
も基板全体に対して局所的であるため、基板全体が同時
に高温に熱せられることがない。それ故、透明基板10
bとしてガラス基板などを用いても熱による変形や割れ
等が生じない。なお、半導体膜1aを形成するときの原
料ガスとしては、たとえばジシランやモノシランを用い
ることができる。
【0065】次に、図10(B)に示すように、半導体
膜1の表面にフォトリソグラフィ技術を用いてレジスト
マスク402を形成し、このレジストマスク402を介
して半導体膜1をエッチングすることにより、図10
(C)に示すように、島状の半導体膜1a、160、1
gを形成する。
【0066】次に、半導体膜1a、160、1gのう
ち、識別記号40を形成するための半導体膜1gに対し
てレーザ光を照射し、図10(D)に示すように、半導
体膜1gの一部を蒸発、除去させて、識別記号40を形
成する。
【0067】このようなレーザ加工を利用して識別記号
40を形成すると、かなり複雑な識別記号40をロット
毎、あるいは基板上に形成された多数のチップ毎に容易
に形成することができる。例えば、識別記号として二次
元コードを形成すると、この二次元コードはバーコード
と比較して情報化密度が高いので、各種情報を付すこと
ができる。ここで、二次元コードは、一般にデータを規
定するセル41がマトリクス状に並ぶものであるが、レ
ーザ加工を利用すれば、このような複雑な形態のコード
であっても容易に形成することができる。
【0068】なお、レーザ光の照射は、図10(A)に
示す工程において、半導体膜1をパターニングする前に
行ってもよい。
【0069】次に、図10(E)に示すように、350
℃以下の温度条件下で、透明基板10bの全面に厚さが
50nm〜150nmのシリコン酸化膜からなるゲート
絶縁膜2を形成する。このときの原料ガスは、たとえば
TEOSと酸素ガスとの混合ガスを用いることができ
る。ここで形成するゲート絶縁膜2は、シリコン酸化膜
に代えてシリコン窒化膜であってもよい。
【0070】次に、図示を省略するが、所定のレジスト
マスクを介して半導体膜1aの延設部分1fに不純物イ
オンを打ち込んで、容量線3bとの間に蓄積容量70を
構成するための下電極を形成する。
【0071】次に、図11(F)に示すように、スパッ
タ法などにより、透明基板10bの全面にアルミニウム
膜、タンタル膜、モリブデン膜、またはこれらの金属の
いずれかを主成分とする合金膜からなる導電膜3を30
0nm〜800nmの厚さに形成した後、フォトリソグ
ラフィ技術を用いてレジストマスク403を形成し、こ
のレジストマスク403を介して導電膜3をドライエッ
チングする。その結果、図11(G)に示すように、走
査線3a、ゲート電極165、および容量線3bが形成
される。
【0072】次に、図11(H)に示すように、Pチャ
ネル型のTFT180を形成するための半導体膜160
をレジストマスク411で覆った状態で、画素スイッチ
ング用のTFT30を構成する半導体膜1aと、駆動回
路用のNチャネル型のTFT190を構成する半導体膜
160とに対して、走査線3aやゲート電極165をマ
スクとして、約0.1×1013/cm2〜約10×10
13/cm2のドーズ量で低濃度N型の不純物イオン(リ
ンイオン)を打ち込んで、走査線3aおよびゲート電極
165に対して自己整合的に低濃度ソース領域1b、1
93、および低濃度ドレイン領域1c、195を形成す
る。ここで、走査線3aやゲート電極165の真下に位
置しているため、不純物イオンが導入されなかった部分
は半導体膜1a、160のままのチャネル領域1a′、
191となる。
【0073】この工程では、識別記号40を形成するた
めの半導体膜1gにも不純物が打ち込まれる。
【0074】次に、図11(I)に示すように、走査線
3aおよびゲート電極66より幅が広く、かつ、Pチャ
ネル型のTFT180を形成するための半導体膜160
を覆うレジストマスク412を形成し、この状態で、高
濃度N型の不純物イオン(リンイオン)を約0.1×1
15/cm2〜約10×1015/cm2のドーズ量で打ち
込み、高濃度ソース領域1d、192、およびドレイン
領域1e、194を形成する。
【0075】この工程では、識別記号40を形成するた
めの半導体膜1gにも不純物が打ち込まれてもよい。
【0076】次に、図12(J)に示すように、Nチャ
ネル型のTFT30、190を形成するための半導体膜
1a、160をレジストマスク413で覆った状態で、
駆動回路用のPチャネル型の駆動回路用のTFT180
を構成する半導体膜160に対して、ゲート電極165
をマスクとして、約0.1×1013/cm2〜約10×
1013/cm2のドーズ量で低濃度の不純物イオン(ボ
ロンイオン)を打ち込んで、ゲート電極165に対して
自己整合的に低濃度ソース領域183、および低濃度ド
レイン領域185を形成する。ここで、ゲート電極16
5の真下に位置しているため、不純物イオンが導入され
なかった部分は半導体膜160のままのチャネル領域1
81となる。
【0077】次に、図12(K)に示すように、ゲート
電極165より幅が広く、かつ、Nチャネル型のTFT
30、190を形成するための半導体膜1a、160を
覆うレジストマスク414を形成し、この状態で、高濃
度P型の不純物イオン(ボロンイオン)を約0.1×1
15/cm2〜約10×1015/cm2のドーズ量で打ち
込み、高濃度ソース領域182、およびドレイン領域1
84を形成する。
【0078】これらの不純物導入工程に代えて、低濃度
の不純物の打ち込みを行わずにゲート電極より幅の広い
レジストマスクを形成した状態で高濃度の不純物(リン
イオン)を打ち込み、オフセット構造のソース領域およ
びドレイン領域を形成してもよい。また、走査線3aお
よびゲート電極をマスクにして高濃度の不純物を打ち込
んで、セルフアライン構造のソース領域およびドレイン
領域を形成してもよいことは勿論である。
【0079】次に、図12(L)に示すように、透明基
板10bの表面全体に、シリコン酸化膜などからなる層
間絶縁膜4を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用
いて層間絶縁膜4の表面にレジストマスクを形成し、こ
のレジストマスクの開口部から層間絶縁膜4をエッチン
グして、コンタクトホール163、164、168、1
69などをそれぞれ形成した後、レジストマスクを除去
する。
【0080】次に、図13(M)に示すように、アルミ
ニウム膜、タンタル膜、モリブデン膜などの導電膜6を
スパッタ法などで300nm〜800nmの厚さに形成
した後、フォトリソグラフィ技術を用いてレジストマス
ク405を形成し、このレジストマスク405を介して
導電膜6にドライエッチングを行って、図13(N)に
示すように、層間絶縁膜4の表面側にデータ線6aおよ
びドレイン電極6bなどを形成する。また、識別記号4
0の表面側に、識別記号40に対する背景領域となるベ
タの薄膜6gを形成する。
【0081】次に、図13(O)に示すように、透明基
板10bの表面全体に、シリコン窒化膜などからなる層
間絶縁膜5を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用
いて層間絶縁膜5の表面にレジストマスクを形成し、こ
のレジストマスクの開口部から層間絶縁膜5をエッチン
グして、コンタクトホールを形成した後、レジストマス
クを除去する。
【0082】次に、図14(P)に示すように、層間絶
縁膜5の表面にスピンコート法などを用いて透明な感光
性樹脂を塗布した後、露光、現像を行って、凹凸形成層
13aを所定のパターンに形成するとともに、コンタク
トホールを形成する。
【0083】次に、図14(Q)に示すように、凹凸形
成層13aの表面にスピンコート法などを用いて透明な
感光性樹脂を塗布した後、露光、現像を行って、上層絶
縁膜7aを形成するとともに、コンタクトホールを形成
する。上層絶縁膜7aを形成した後、必要に応じて加熱
し、上層絶縁膜7aの表面をなだらかな形状とする。
【0084】次に、図14(R)に示すように、凹凸形
成層13aの表面にアルミニウムなどの金属膜8を形成
した後、その表面に、フォトリソグラフィ技術を用い
て、レジストマスク556を形成し、このレジストマス
ク556を介して金属膜8をパターングし、図14
(S)に示すように、光反射膜8aを形成する。このよ
うにして形成した光反射膜8aでは、凹凸形成層13a
の表面形状が上層絶縁膜7aを介して反映されるので、
光反射膜8aの表面には、エッジのない、なだらかな凹
凸パターン8aが形成される。この際、凹凸形成層13
aの平坦領域と平面的に重なる領域に光透過窓8dを形
成する。
【0085】次に、図15(T)に示すように、光反射
膜8aの表面側に厚さが40nm〜200nmのITO
膜をスパッタ法などで形成した後、フォトリソグラフィ
技術を用いてレジストマスク557を形成し、このレジ
ストマスク557を介してITO膜9にエッチングを行
って、図15(U)に示すように、画素電極9a、およ
び基板間導通電極9gを形成する。
【0086】しかる後には、画素電極9aの表面側にポ
リイミド膜(配向膜12)を形成する。それには、ブチ
ルセロソルブやn−メチルピロリドンなどの溶媒に5〜
10重量%のポリイミドやポリアミド酸を溶解させたポ
リイミド・ワニスをフレキソ印刷した後、加熱・硬化
(焼成)する。そして、ポリイミド膜を形成した基板を
レーヨン系繊維からなるパフ布で一定方向に擦り、ポリ
イミド分子を表面近傍で一定方向に配列させる。その結
果、後で充填した液晶分子とポリイミド分子との相互作
用により液晶分子が一定方向に配列する。
【0087】これにより、TFTアレイ基板10が完成
するので、シール材107によって対向基板20と貼り
合せるとともに、基板間導通材106によって、対向基
板20の対向電極21と基板間導通電極9gとを電気的
に接続する。
【0088】[その他の実施の形態]上記形態では、半
導体膜1gで識別記号40を形成したが、走査線3aな
どを形成する導電膜を部分的に残して識別記号40を形
成してもよい。
【0089】また、上記形態では、データ線6aと同層
の薄膜で背景領域が形成されている構成であったが、ベ
タの背景領域が、光反射膜8aと同層の薄膜、あるい
は、走査線3aと同層の導電膜から形成されている構成
であってもよい。
【0090】さらに、上記形態では、半導体膜1gに対
してレーザ光を照射して薄膜の一部を蒸発、除去するこ
とにより識別記号40を形成する構成であったが、半導
体膜1gにレーザ光を照射して、半導体膜を部分的に結
晶化させてその反射率を部分的に変えることにより識別
記号40を形成してもよい。
【0091】さらにまた、上記形態では、基板間導通電
極9gがITO膜からなる透明電極であったため、デー
タ線6aおよびドレイン電極6bなどと同層の薄膜6g
によって、識別記号40に対する背景領域を形成した
が、図16に示すように、基板間導通電極9gがアルミ
ニウム膜などの不透明膜からなる場合には、基板間導通
電極9g自身を識別記号40に対する背景領域として利
用してもよい。
【0092】さらに、上記形態ではトップゲート型のT
FTを画素スイッチング用に形成した例であったが、ボ
トムゲート型のTFTを画素スイッチング用に形成して
もよく、この場合、ゲート電極と同時形成された導電膜
で識別記号40を形成してもよい。また、この場合も半
導体膜で識別記号40を形成することも可能である。
【0093】[液晶装置の電子機器への適用]このよう
に構成した半透過・反射型の液晶装置100は、各種の
電子機器の表示部として用いることができるが、その一
例を、図17、および図18(A)、(B)を参照して
説明する。
【0094】図17は、本発明に係る液晶装置を表示装
置として用いた電子機器の回路構成を示すブロック図で
ある。
【0095】図17において、電子機器は、表示情報出
力源70、表示情報処理回路71、電源回路72、タイ
ミングジェネレータ73、そして液晶装置74を有す
る。また、液晶装置74は、液晶表示パネル75および
駆動回路76を有する。液晶装置74としては、前述し
た液晶装置100を用いることができる。
【0096】表示情報出力源70は、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)等といったメモリ、各種
ディスク等といったストレージユニット、デジタル画像
信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェ
ネレータ73によって生成された各種のクロック信号に
基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示
情報を表示情報処理回路71に供給する。
【0097】表示情報処理回路71は、シリアル−パラ
レル変換回路や、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等といった周知の各
種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、そ
の画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路76へ
供給する。電源回路72は、各構成要素に所定の電圧を
供給する。
【0098】図18(A)は、本発明に係る電子機器の
一実施形態であるモバイル型のパーソナルコンピュータ
を示している。ここに示すパーソナルコンピュータ80
は、キーボード81を備えた本体部82と、液晶表示ユ
ニット83とを有する。液晶表示ユニット83は、前述
した液晶装置100を含んで構成される。
【0099】図18(B)は、本発明に係る電子機器の
他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示
す携帯電話機90は、複数の操作ボタン91と、前述し
た液晶装置100からなる表示部とを有している。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、基板
間導通を行うための領域に記号を形成しているので、記
号を形成する領域を別途、確保する必要がない。しか
も、記号は、透明基板において前記基板間導通を行うた
めの電極の下層側に形成され、この透明基板の裏面側か
ら読み取ることができる。従って、基板間導通を行うた
めの電極と、記号とを平面的に重なる領域に形成したと
しても、透明基板の裏面側から記号を読み取ることでき
る。また、透明基板の裏面側から記号を読み取ることが
できるので、記号の上層側に配線が通っていても、これ
らの配線は、記号を読み取るのを妨げない。それ故、記
号を形成するにあたって、配線が一切、形成されていな
い領域を確保する必要がないので、表示に直接、寄与し
ない領域を狭めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ、液晶装置をその上
に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た平
面図、および図1(A)のH−H′断面図である。
【図2】図1に示す液晶装置に用いたTFTアレイ基板
の構成を模式的に示すブロック図である。
【図3】図2の画像表示領域にマトリクス状に形成され
た複数の画素における各種素子、配線などの等価回路図
である。
【図4】図3に示す画素の平面図である。
【図5】図4のA−A′線に相当する位置で切断したと
きの断面図である。
【図6】図1に示す駆動回路の平面図である。
【図7】図6に示す駆動回路用のTFTの断面図であ
る。
【図8】図1に示す識別記号をTFTアレイ基板の裏面
側からみた説明図である。
【図9】図8に示す識別記号の形成領域の断面図であ
る。
【図10】(A)ないし(E)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図11】(F)ないし(I)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図12】(J)ないし(L)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図13】(M)ないし(O)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図14】(P)ないし(S)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図15】(T)および(U)は、本発明を適用したT
FTアレイ基板の製造方法を示す工程断面図である。
【図16】本発明を適用した別の液晶装置の端部の断面
図である。
【図17】本発明に係る液晶装置を表示装置として用い
た電子機器の回路構成を示すブロック図である。
【図18】(A)、(B)はそれぞれ、本発明に係る液
晶装置を用いたモバイル型のパーソナルコンピュータを
示す説明図、および携帯電話機の説明図である。
【図19】(A)、(B)はそれぞれ、従来の液晶装置
をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側か
ら見た平面図、およびその端部の断面図である。
【符号の説明】
1a、1g、160 半導体膜 3a 走査線 3b 容量線 6a データ線 6b ドレイン電極 6g 背景領域を構成する薄膜 8a 光反射膜 9a 画素電極 9g 基板間導通電極 10 TFTアレイ基板 10a 画像表示領域 10b 透明基板(第1の基板) 13a 凹凸形成層 20 対向基板(第2の基板) 21 対向電極 30 画素スイッチング用のTFT 40 識別記号 70 蓄積容量 100 液晶装置(電気光学装置) 106 基板間導通材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/35 G09F 9/35 Fターム(参考) 2H092 GA32 GA38 GA39 GA40 GA50 GA61 JA24 JA34 JA37 JA41 JA47 JB22 JB31 KA10 KA12 KA18 MA12 MA27 NA15 NA16 5C094 AA15 AA41 AA43 AA48 BA03 BA43 CA19 DA09 DA12 DA13 DB01 DB02 DB04 EA02 EB02 FA01 FA02 FB12 FB14 FB15 5G435 AA17 AA18 BB12 BB15 BB16 CC09 EE37 HH12 HH13 HH14 KK05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と、該第1の基板に対して対
    向配置された第2の基板と、該第2の基板と前記第1の
    基板との間に保持された電気光学物質とを有し、前記第
    1の基板と前記第2の基板とは当該基板間に挟まれた導
    通部材で基板間導通が行われている電気光学装置におい
    て、 前記第1の基板および前記第2の基板のうち少なくとも
    一方が透明基板から構成され、かつ、前記基板間導通が
    行われている領域と平面的に重なる領域には、前記透明
    基板を介して読み取り可能な記号が付されていることを
    特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記号は、前記透
    明基板において前記基板間導通を行うための電極の下層
    側に形成されていることにより、前記透明基板の裏面側
    から読み取り可能であることを特徴とする電気光学装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記記号は、前記第
    1の基板および前記第2の基板のうち、複数の薄膜によ
    って、前記電気光学物質を駆動する電極、該電極を駆動
    するスイッチング素子が形成されている透明な第1の基
    板の側に形成されていることを特徴とする電気光学装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記記号は、前記複
    数の薄膜のうちの一層と同層に形成されていることを特
    徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記記号は、前記複
    数の薄膜のうち、前記スイッチング素子を構成するに用
    いられている薄膜と同層に形成されていることを特徴と
    する電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記スイッチング素
    子は、薄膜トランジスタであり、当該薄膜トランジスタ
    の能動層を構成する半導体膜と同層の半導体膜によって
    前記記号が形成されていることを特徴とする電気光学装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれかにおいて、
    前記基板間導通を行うための電極は、前記複数の薄膜の
    うち、前記駆動電極を構成する透明導電膜によって形成
    され、かつ、前記記号と前記基板間導通を行うための電
    極との間のうち、前記記号と平面的に重なる領域には、
    前記透明基板および前記記号と光学特性の異なる不透明
    膜によって前記記号に対する背景領域が形成されている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記不透明膜は、前
    記複数の薄膜のうちのいずれかの薄膜であることを特徴
    とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし6のいずれかにおいて、
    前記基板間導通を行うための電極は、前記透明基板およ
    び前記記号と光学特性の異なる不透明層から形成されて
    いることにより、前記記号に対する背景領域を構成して
    いることを特徴とする電気光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかにおい
    て、前記電気光学物質は液晶であることを特徴とする電
    気光学装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10いずれかに規定す
    る電気光学装置を用いたことを特徴とする電子機器。
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