JP2003255228A - 広角高倍ズームレンズ - Google Patents
広角高倍ズームレンズInfo
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Abstract
質の4群ないし5群ズームレンズ。 【解決手段】 物体側から順に、正のパワーを有する第
1群G1と、負のパワーを有する第2群G2と、正のパ
ワーを有する第3群G3と、負のパワーを有する第4群
G4と、正のパワーを有する第5群G5とを有し、第4
群G4が1枚のレンズから構成される広角高倍ズームレ
ンズにおいて、全てのレンズ群の間隔を変えることで変
倍を行い、第1群G1は、広角端の位置よりも望遠端の
位置で物体側にあるように移動する広角高倍ズームレン
ズ。
Description
ンズに関し、特に、広角端の対角画角が70°以上とい
う広画角で、変倍比が5〜10倍という高変倍比で、高
い結像性能を有し、コンパクトでレンズ枚数が少なく安
価な例えば撮像装置用のズームレンズに関するものであ
る。
り正のパワーを有する第1群と、負のパワーを有する第
2群と、正のパワーを有する第3群と、負のパワーを有
する第4群と、静止しており正のパワーを有する第5群
とからなり、ズーム比20倍程度、広角端の画角が60
°以上のズームレンズが提案されている。
有する第1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパ
ワーを有する第3群と、負のパワーを有する第4群と、
正のパワーを有する第5群とからなり、ズーム比6〜2
0倍のズームレンズが提案されている。
有する第1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパ
ワーを有する第3群と、正のパワーを有する第4群を有
するズームレンズが提案されている。
献1及び特許文献2のものは、第1群が固定であり、前
玉径が大きく前玉径を小さく保ったまま広角化すること
ができない。また、第2群が等倍を挟むため、広角端と
望遠端で収差のバランスをとるのが困難である。また、
第2群のパワーが強くなりすぎ、収差補正が難しい。
素子の高画素化によって求められる画像の高画質化の要
求に応えられない。
セントリック性を実現するには光線を跳ね上げるための
強い負のパワーのレンズが必要であるが、この強いパワ
ーの負レンズを第3群内部に配置している。一方、第3
群は変倍を担うため、パワーが強く、変倍時の移動量が
大きい。第3群内に強いパワーの負レンズを配置するこ
とで、非点収差やコマ収差の大きな変動を招いている。
その収差の変動を補正するために多くのレンズを必要と
している。その結果としてコストが高くなってしまって
いる。
みてなされたものであり、その目的は、強いパワーの負
レンズを独立して可動な第4群に配置して光線を跳ね上
げる作用を担わせ、その結果第3群内に強いパワーの負
レンズを配置する必要がなくなり収差変動を最小限に抑
えて、従来より少ない枚数で広画角、高変倍、高画質の
4群ないし5群ズームレンズを提供することである。
明の第1の広角高倍ズームレンズは、物体側から順に、
正のパワーを有する第1レンズ群と、負のパワーを有す
る第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群
と、負のパワーを有する第4レンズ群と、正のパワーを
有する第5レンズ群とを有し、前記第4レンズ群が1枚
のレンズから構成される広角高倍ズームレンズにおい
て、前記全てのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行
い、前記第1レンズ群は、広角端の位置よりも望遠端の
位置で物体側にあるように移動することを特徴とするも
のである。
果を説明する。
の負担を各群に分担させることができ、射出瞳位置を適
切に保つことができる。また、前玉径を小さく保ちつ
つ、半画角が35°以上という広角化可能となる。ま
た、低コスト、省スペース、全長短縮を実現することが
できる。
第1の広角高倍ズームレンズにおいて、前記第3レンズ
群が、少なくとも1枚の負レンズと2枚以下の正レンズ
を有し、全体として3枚以下のレンズから構成されてい
ることを特徴とするものである。
果を説明する。
加えて、変倍機能を持つ第3群内の収差発生を抑え、第
3群の移動による収差変動を抑えることができる。ま
た、色収差を補正し、低コスト、省スペース、全長短縮
を実現することができる。
第1の広角高倍ズームレンズにおいて、前記第5レンズ
群が2枚以下のレンズから構成されていることを特徴と
するものである。
物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有す
る第3レンズ群と、負のパワーを有する第4レンズ群
と、正のパワーを有する第5レンズ群とを有する広角高
倍ズームレンズにおいて、前記全てのレンズ群の間隔を
変えることで変倍を行い、前記第1レンズ群は、広角端
の位置よりも望遠端の位置で物体側にあるように移動
し、広角端から望遠端への変倍に際して、前記第4レン
ズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大のみすることを
特徴とするものである。
果を説明する。
の負担を各群に分担させることができ、射出瞳位置を適
切に保つことができる。また、前玉径を小さく保ちつ
つ、半画角が35°以上という広角化可能となる。ま
た、射出瞳位置を適切に保ちながら、軸外光線の収差を
効果的に補正することができる。
物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有す
る第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と
を有し、前記全てのレンズ群の間隔を変えることで変倍
を行い、前記第1レンズ群は、広角端の位置よりも望遠
端の位置で物体側にあるように移動する広角高倍ズーム
レンズにおいて、前記第3レンズ群は正の前群と負の後
群とからなり、前記第3レンズ群後群は1枚のレンズか
ら構成され、前記第3レンズ群の前群と後群が変倍時に
独立に移動することを特徴とするものである。
果を説明する。
の負担を各群に分担させることができ、射出瞳位置を適
切に保つことができる。また、前玉径を小さく保ちつ
つ、半画角が35°以上という広角化可能となる。ま
た、変倍群である第3群前群とは独立に、第3群後群に
射出瞳距離を長く設定するための作用を持たせることが
できるようになる。
第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次の条
件式(1)を満足することを特徴とするものである。
全系焦点距離である。
果を説明する。
条件式であり、その上限の0.45を越えると、全長が
長くなりすぎる。また、下限の0.1を越えると、非点
収差が補正し切れなくなる。
値をさらに0.13に、また、0.15に限定すること
が好ましい。また、上限値をさらに0.4に、また、
0.37に限定することが好ましい。
第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、次の条
件式(2)と(3)を満足することを特徴とするもので
ある。
する最軸外主光線の高さ、RH5Wは広角端での第5レン
ズ群最前面に入射する最軸外主光線の高さ、RH 4Tは望
遠端での第4レンズ群最後面を射出する最軸外主光線の
高さ、RH5Tは望遠端での第5レンズ群最前に入射する
最軸外主光線の高さである。
果を説明する。
出光線高と第5群前面入射光線高の比を規定するもので
あり、第4群で光線を跳ね上げて、射出瞳距離を長く設
定するためのものである。各条件式の上限の3.0、
3.5を越えると、光線高が高くなりすぎ、像面前のレ
ンズ径が大型化する。また、それぞれの下限の0.8、
1.0を越えると、射出瞳距離が短くなり、画面周辺部
でシェーディングが発生してしまう。
値をさらに1.0に、また、1.2に限定することが好
ましい。また、上限値をさらに2.0に、また、1.9
に限定することが好ましい。
値をさらに1.5に、また、1.9に限定することが好
ましい。また、上限値をさらに3.0に、また、2.6
に限定することが好ましい。
第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、次の条
件式(4)と(5)を満足することを特徴とするもので
ある。
群の間隔、D45T は望遠端での第4レンズ群と第5レン
ズ群の間隔、fW は広角端での全系焦点距離、f T は望
遠端での全系焦点距離である。
果を説明する。
間隔に関する条件式であり、第5群前面で各像高に対応
する光線が分かれることで、軸外の収差(コマ収差等)
を像高毎に独立して補正しやすくするものである。ま
た、これらの条件式を満たすことで射出瞳距離を長く設
定できる。各条件式の上限の0.8、0.5を越える
と、全長が長くなりすぎる。また、それぞれの下限の
0.3、0.17を越えると、軸外光線が分かれなくな
るので、軸外光線の収差を像高毎に独立して補正し難く
なる。また、射出瞳距離が短くなる。
値をさらに0.305に、また、0.309に限定する
ことが好ましい。また、上限値をさらに0.6に、ま
た、0.45に限定することが好ましい。
値をさらに0.175に、また、0.177に限定する
ことが好ましい。また、上限値をさらに0.3に、ま
た、0.2に限定することが好ましい。
第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次の条
件式(6)を満足することを特徴とするものである。
での全系焦点距離である。
果を説明する。
条件式であり、その上限の20.0を越えると、第1群
の繰出量が大になり、望遠端全長が大きくなり、前玉径
が大型化する。下限の9.0を越えると望遠端での球面
収差が補正不足となってしまう。
値をさらに10に、また、11に限定することが好まし
い。また、上限値をさらに18に、また、16に限定す
ることが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(7)を満足することを特徴とするものであ
る。
での全系焦点距離である。
効果を説明する。
条件式であり、その上限の−1.4を越えると、第2群
の移動量が大きくなり、前玉径、レンズ系が大型化す
る。その下限の−1.7を越えると、ペッツバール和が
負で大となり、像面補正過剰となってしまう。
値をさらに−1.65に、また、−1.61に限定する
ことが好ましい。また、上限値をさらに−1.5に、ま
た、−1.55に限定することが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(8)を満足することを特徴とするものであ
る。
での全系焦点距離である。
効果を説明する。
条件式であり、その上限の4.0を越えると、第3群の
移動量が大きくなり、レンズ系が大型化する。下限の
1.0を越えると、球面収差、非点収差等の変動が大き
くなる。
値をさらに1.2に、また、1.3に限定することが好
ましい。また、上限値をさらに3.5に、また、2.6
に限定することが好ましい。
は、第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(9)を満足することを特徴とするものであ
る。
での全系焦点距離である。
効果を説明する。
条件式であり、その上限の−0.5を越えると、広角端
で、第2−第3群間の軸外光線の角度が大きくなるた
め、前玉径が大型化してしまう。また、その下限の−
5.5を越えると、製造誤差感度が大になり、移動によ
る収差変動が大きくなる。
値をさらに−5.3に、また、−5.2に限定すること
が好ましい。また、上限値をさらに−0.8に、また、
−1.0に限定することが好ましい。
は、第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(10)を満足することを特徴とするものであ
る。
での全系焦点距離である。
効果を説明する。
る条件式であり、その上限の6.0を越えると、バック
フォーカスが長くなりすぎ、全系が大型化してしまう。
また、下限の1.0を越えると、第5群フォーカシング
時の収差の崩れが大きくなってしまう。
限値をさらに1.5に、また、2.0に限定することが
好ましい。また、上限値をさらに5.0に、また、4.
0に限定することが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
1レンズ群内の少なくとも1枚の正レンズが次の条件式
(11)及び(12)を満足することを特徴とするもの
である。
レンズのd線に対する屈折率、νd11 は第1レンズ群中
の少なくとも1枚の正レンズのd線に対するアッベ数で
ある。
効果を説明する。
に関する条件式であり、第1群で発生する色収差を適切
に補正するためのものである。
限値をさらに1.5に、また、1.49に限定すること
が好ましい。また、下限値を設け、1.46より大きい
ことが望ましい。その下限を越えると、レンズ材料が高
価になる。
限値をさらに69に、また、70に限定することが好ま
しい。また、上限値を設け、82より小さいことが望ま
しい。その上限を越えると、レンズ材料が高くなる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
2レンズ群が第1副群と第2副群からなり、第1副群は
像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズを有し、第2
副群は物体側から負レンズ・正レンズの順の接合レンズ
を有し、その接合面が物体側に凸面を向けていることを
特徴とするものである。
効果を説明する。
カスレンズを有することで、第1副群を射出する軸上光
線と軸外光線の角度が小さくなり、第2副群以降の収差
補正(コマ収差、倍率色収差、歪曲収差等)を容易にす
ることができる。また、第2副群が接合レンズを有する
ことで、第2群内で発生する色収差を補正し、変倍時の
移動による色収差の変動を抑えることができ、また、そ
の接合を負・正の順にすることで、広角端の軸外での高
次の倍率色収差の発生を抑えることができる。また、そ
の接合面が物体側に凸面を向けていることにより、広角
端の軸外での高次の倍率色収差の発生を抑えることがで
きる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
3レンズ群中の負レンズは他のレンズと接合されている
ことを特徴とするものである。
効果を説明すると、第3レンズ群中の負レンズが接合さ
れていることにより、軸上色収差を補正することができ
る。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
3レンズ群の最も物体側に非球面が配置されていること
を特徴とするものである。
効果を説明すると、第3レンズ群の最も物体側に非球面
を配置することにより、球面収差を効果的に補正するこ
とができる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
3レンズ群中の少なくとも1枚の正レンズが次の条件式
(13)及び(14)を満足することを特徴とするもの
である。
レンズのd線に対する屈折率、νd31 は第3レンズ群中
の少なくとも1枚の正レンズのd線に対するアッベ数で
ある。
効果を説明すると、第3レンズ群中の少なくとも1枚の
正レンズに特殊低分散ガラス、すなわち、条件式(1
3)及び(14)を満足するガラスを使用すると、軸上
色収差を効果的に補正することができる。
限値をさらに1.51に、また、1.50に限定するこ
とが好ましい。また、下限値を設け、1.46より大き
いことが望ましい。その下限を越えると、レンズ材料が
高価になる。
限値をさらに69に、また、70に限定することが好ま
しい。また、上限値を設け、85又は82より小さいこ
とが望ましい。その上限を越えると、レンズ材料が高く
なる。
は、第1から第3の広角高倍ズームレンズにおいて、第
4レンズ群の1枚のレンズは単レンズであり、次の条件
式(15)を満足することを特徴とするものである。
り、ここで、Rf は第4レンズ群レンズ前面の光軸上曲
率半径、Rb は第4レンズ群レンズ後面の光軸上曲率半
径である。
効果を説明すると、この条件式(15)は第4群を単レ
ンズで構成する場合のその単レンズの形状に関する条件
式であり、その下限の0.5を越えると、ペッツバール
和が悪くなってしまう。
限値をさらに0.55に、また、0.608に限定する
ことが好ましい。また、上限値を設け、5.0又は2.
5より小さいことが好ましい。その上限を越えると、必
要な屈折力を確保しての加工が難しくなる。
は、第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、第
5レンズ群が正レンズと負レンズの接合レンズからなる
ことを特徴とするものである。
効果を説明すると、第5レンズ群を正レンズと負レンズ
の接合レンズから構成すると、変倍時の移動による色収
差の変動を抑えることができる。
は、第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、第
5レンズ群中に非球面を有することを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、第5レンズ群中に非球面を設けるこ
とにより、非点収差を良好に補正することができる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(16)を満足することを特徴とするものであ
る。
レンズ群の変倍比である。
効果を説明する。
の比に関する条件式であり、これは第2群と第3群に変
倍の負担を適切に配分するための条件式である。この条
件式の上限の2.0を越えると、第3群に変倍の負担が
かかりすぎ、収差補正(球面収差、非点収差等)が困難
となる。また、下限の0.4を越えると、第2群に変倍
の負担がかかりすぎ、収差補正(広角端の歪曲収差、倍
率色収差等)が困難となる。
限値をさらに0.5に、また、0.54に限定すること
が好ましい。また、上限値をさらに1.7に、また、
1.5に限定することが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(17)を満足することを特徴とするものであ
る。
ある。
素子を配して撮像装置とする場合、最大像高IHは電子
撮像素子の有効撮像領域の対角長の半分である。この有
効撮像領域は、電子撮像素子の撮像面にて像の再生を行
うことができる範囲であり、この範囲が任意に変更でき
る場合は、とり得る範囲においてIHが最大となるもの
をここでいう最大像高IHと定義する。
効果を説明する。
であり、その上限の20.0を越えると、全長が長くな
り、コンパクト化に反する。下限の10.0を越える
と、各群のパワーが強くなりすぎ、コマ収差、非点収差
等の収差補正が不可能になってしまう。
限値をさらに12に、また、14に限定することが好ま
しい。また、上限値をさらに19に、また、18に限定
することが好ましい。
は、第1から第4の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(18)を満足することを特徴とするものであ
る。
5 は第5レンズ群の焦点距離である。
効果を説明する。
5群で行うときの、可動間隔範囲に関する条件式であ
り、上限の0.25を越えると、全長が長くなり、コン
パクト化に反する。下限の0.05を越えると、フォー
カシングのスペースが確保できない。
限値をさらに0.06に、また、0.069に限定する
ことが好ましい。また、上限値をさらに0.23に、ま
た、0.20に限定することが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、絞
りを有し、前記絞りが第3レンズ群と一体で移動するこ
とを特徴とするものである。
効果を説明すると、絞りが第3レンズ群と一体で移動す
ると、第3群以降を通る光線高が低くなるので、収差補
正(コマ収差・非点収差等の軸外の収差の補正)が容易
になる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
1レンズ群が物体側に凸の負レンズと、物体側に凸の正
レンズの2枚のレンズからなることを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、このような構成により、少ない枚数
で第1群での収差(軸上色収差、倍率色収差)を適切に
補正することができる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、絞
りを有すると共に、次の条件式(19)から(22)を
満足することを特徴とするものである。
枚のレンズのd線に対する屈折率、νdFS は絞りより前
に配置される少なくとも1枚のレンズのd線に対するア
ッベ数、NdRS は絞りより後に配置される少なくとも1
枚のレンズのd線に対する屈折率、νdRS は絞りより後
に配置される少なくとも1枚のレンズのd線に対するア
ッベ数である。
効果を説明する。
前の群と後の群に特殊低分散ガラス、すなわち、条件式
(19)及び(20)、(21)及び(22)を満足す
るガラスを使用することを規定するもので、絞りより前
群の特殊低分散ガラスは倍率色収差を補正する。また、
絞りより後群の特殊低分散ガラスは軸上色収差を効果的
に補正する。
その上限値をさらに1.51に、また、1.50に限定
することが好ましい。また、下限値を設け、1.46よ
り大きいことが好ましい。その下限を越えると、レンズ
材料が高価になる。
その下限値をさらに80に、また、81に限定すること
が好ましい。また、上限値を設け、85又は82よりよ
り小さいことが望ましい。その上限を越えると、レンズ
材料が高くなる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
2レンズ群が、物体側から、負レンズ、負レンズ、負レ
ンズ、正レンズの4枚からなることを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、このような構成により、軸外光線で
高次の収差(倍率色収差、歪曲収差、コマ収差)が発生
するのを抑えることができる。
は、第28の広角高倍ズームレンズにおいて、第2レン
ズ群の物体側から1枚目と2枚目のレンズが像面側に凹
面を向けた負メニスカスレンズからなることを特徴とす
るものである。
効果を説明すると、このような構成により、第2群に必
要な大きな負のパワーを2枚で分担することで、非点収
差、コマ収差の過大な発生を抑えることができる。
は、第28、第29の広角高倍ズームレンズにおいて、
次の条件式(23)を満足することを特徴とするもので
ある。
り、ここで、Rf は第2レンズ群の物体側から2枚目の
レンズの前面の光軸上曲率半径、Rb は第2レンズ群の
物体側から2枚目のレンズの後面の光軸上曲率半径であ
る。
効果を説明すると、この条件式(23)は第2レンズ群
の物体側から2枚目の負レンズの形状に関する条件式で
あり、広角端での歪曲収差、倍率色収差の過大な発生を
抑えるものである。
限値をさらに1.5に、また、1.7に限定することが
好ましい。また、上限値を設け、5.0又は2.5より
小さいことが好ましい。その上限を越えると、必要な屈
折力を確保しての加工が難しくなる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、前
記第2レンズ群は接合面を有する接合レンズを有し、次
の条件式(24)を満足することを特徴とするものであ
る。
径、f2 は第2レンズ群の焦点距離である。
効果を説明すると、この条件式(24)は第2群接合レ
ンズのパワーに関する条件式であり、その上限の−0.
5を越えると、第2群内で発生する色収差を補正し切れ
ない。また、下限の−2.0を越えると、広角端で高次
の色収差が発生してしまう。
限値をさらに−1.8に、また、−1.7に限定するこ
とが好ましい。また、上限値をさらに−0.7に、ま
た、−0.9に限定することが好ましい。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、第
2レンズ群中に非球面を有することを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、第2群中に非球面を設けることによ
り、広角端での歪曲収差補正ができる。
は、第1から第5の広角高倍ズームレンズにおいて、次
の条件式(25)を満足することを特徴とするものであ
る。
R2fは第2レンズ群最前面の光軸上曲率半径である。
効果を説明すると、この条件式(25)は第1群最終面
と第2群前面の曲率半径の比を規定するもので、その上
限の3.0を越えると、第1群を射出し第2群に入射す
る軸外光線の角度が大きくなるので、前玉径が大型化す
る。また、下限の1.4を越えると、広角端での負の歪
曲収差が補正し切れなくなる。
限値をさらに1.6に、また、1.8に限定することが
好ましい。また、上限値をさらに2.5に、また、2.
0に限定することが好ましい。
は、第1から第33の広角高倍ズームレンズにおいて、
次の条件式(26)を満足することを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、本発明の広角高倍ズームレンズはこ
のような変倍比のズームレンズに用いることが性能と大
きさとのバランスがとれるため好ましい。条件式(2
6)の下限の4を越える変倍比では、本発明の4群以上
の構成としなくともよくなる。上限の15を越えると、
望遠端でのレンズ全長が大きくなる。
限値をさらに4.5に、また、4.7に限定することが
好ましい。また、上限値をさらに12.0に、また、1
0.0に限定することが、性能と大きさとのバランスを
向上させる点でより好ましい。
は、第1から第34の広角高倍ズームレンズにおいて、
次の条件式(27)を満足することを特徴とするもので
ある。
効果を説明すると、条件式(27)の上限の47°を越
えると、歪曲収差が出やすくなる。また、下限の30°
を越えると、撮影範囲が小さくなるため広角撮影特有の
遠近感が得難くなる。
限値をさらに33°に、また、36°に限定することが
好ましい。また、上限値をさらに42°に、また、39
°に限定することが、広画角化と収差性能のバランスを
向上させる点でより好ましい。
広角高倍ズームレンズと、その像側に配された電子撮像
素子とを備えた撮像装置を含むものである。
は、その中の2つ以上を同時に満たすようにしたもの
も、当然本発明の目的を達成できるものであり、任意に
組み合わせることができる。
ンズの実施例1〜4について説明する。実施例1、2の
無限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断面図をそれぞれ
図1〜図2に示す。なお、各図中には、各レンズ群の中
間状態を経て望遠端に至る概略の移動軌跡も矢印で図示
してある。
レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群は
G4、第5レンズ群はG5、光学的ローパスフィルター
や電子撮像素子であるCCDのカバーガラス等の平行平
面板群はF、CCDの像面はIで示してあり、平行平面
板群Fは第5レンズ群G5と像面Iの間に固定配置され
ている。また、独立に可動の絞りはSで示してある。
うに、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レ
ンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の
第4レンズ群G4、正屈折力の第5レンズ群G5からな
り、無限遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際
は、第1レンズ群G1は物体側に移動し、望遠端では広
角端より物体側の位置になり、第2レンズ群G2は像面
側へ移動して中間状態と望遠端では略同じ位置になり、
第3レンズ群G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4
は第3レンズ群G3との間の間隔を広げながら物体側に
移動し、第5レンズ群G5は物体側に凸の軌跡を描きな
がら移動し、望遠端では広角端より像面側の位置にな
る。
凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G
2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚
と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正
レンズの接合レンズとからなり、第3レンズ群G3は、
絞りと、その後に配置された両凸正レンズと、物体側に
凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズの接合
レンズとからなり、第4レンズ群G4は物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズ1枚からなり、第5レンズ群
G5は、両凸正レンズと両凹負レンズの接合レンズから
なる。非球面は、第2レンズ群G2の最も像面側の面、
第3レンズ群G3の最も物体側の面、第5レンズ群G5
の最も物体側の面の3面に用いられている。
うに、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レ
ンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の
第4レンズ群G4、正屈折力の第5レンズ群G5からな
り、無限遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際
は、第1レンズ群G1は物体側に移動し、望遠端では広
角端より物体側の位置になり、第2レンズ群G2は像面
側へ移動し、第3レンズ群G3は物体側に移動し、第4
レンズ群G4は第3レンズ群G3との間の間隔を広げな
がら一旦物体側に移動しその後若干像面側へ移動し、第
5レンズ群G5は物体側に凸の軌跡を描きながら移動
し、望遠端では広角端より物体側の位置になる。
凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズの接合
レンズからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズと、両凹負レンズと物体側に
凸面を向けた正メニスカスレンズの接合レンズとからな
り、第3レンズ群G3は、絞りと、その後に配置された
両凸正レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズと両凸正レンズの接合レンズとからなり、第4レン
ズ群G4は両凹負レンズ1枚からなり、第5レンズ群G
5は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカ
スレンズの接合レンズからなる。非球面は、第3レンズ
群G3の最も物体側の面、第5レンズ群G5の最も物体
側の面の2面に用いられている。
うに、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レ
ンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の
第4レンズ群G4、正屈折力の第5レンズ群G5からな
り、無限遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際
は、第1レンズ群G1は一旦像面側へ移動しその後物体
側へ移動し、望遠端では広角端より物体側の位置にな
り、第2レンズ群G2は像面側へ移動し、第3レンズ群
G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4は第3レンズ
群G3との間の間隔を広げながら物体側に移動し、第5
レンズ群G5は第4レンズ群G4との間の間隔を広げな
がら物体側に移動する。また、絞りSは、第3レンズ群
G3の物体側で、広角端から中間状態までは略固定で、
中間状態から望遠端にかけては物体側へ移動する。
凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G
2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚
と、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズとからな
り、第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、物体側に凸
面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズの接合レ
ンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズと
両凹負レンズの接合レンズからなり、第5レンズ群G5
は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカス
レンズの接合レンズからなる。非球面は、第2レンズ群
G2の物体側から2番目の負メニスカスレンズの像面側
の面、第3レンズ群G3の単レンズの両凸正レンズの両
面の3面に用いられている。
うに、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レ
ンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の
第4レンズ群G4、正屈折力の第5レンズ群G5からな
り、無限遠物点合焦時に広角端から望遠端に変倍する際
は、第1レンズ群G1は物体側へ移動し、第2レンズ群
G2は一旦像面側へ移動しその後物体側へ若干移動し、
望遠端では広角端より像面側の位置になり、第3レンズ
群G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4は第3レン
ズ群G3との間の間隔を広げながら物体側に移動し、第
5レンズ群G5は第4レンズ群G4との間の間隔を一旦
縮めその後広げながら物体側に移動する。また、絞りS
は、第3レンズ群G3の物体側で、第3レンズ群G3と
略共に移動する。
凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G
2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚
と、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズとからな
り、第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、物体側に凸
面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズの接合レ
ンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズと
両凹負レンズの接合レンズからなり、第5レンズ群G5
は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカス
レンズの接合レンズからなる。非球面は、第2レンズ群
G2の物体側から2番目の負メニスカスレンズの像面側
の面、第3レンズ群G3の単レンズの両凸正レンズの両
面の3面に用いられている。
が、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナン
バー、ωは半画角、WEは広角端、STは中間状態、T
Eは望遠端、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径(m
m)、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔(mm)、n
d1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は
各レンズのアッベ数である。なお、非球面形状は、xを
光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する
方向にとると、下記の式にて表される。
1)(y/r)2 }1/2 ]+A4y4 +A6y6 +A8y8 +
A10y10 ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6、
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
グした場合の収差図をそれぞれ図5、図6に示す。これ
ら収差図の(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)
は望遠端での収差を表す。
(1)〜(27)に関するパラメータの値を以下に示
す。
ムレンズは、ズームレンズで物体像を形成しその像をC
CD等の電子撮像素子に受光させて撮影を行う撮影装
置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報処理
装置の例であるパソコン、電話、特に持ち運びに便利な
携帯電話等に用いることができる。以下に、その実施形
態を例示する。
をデジタルカメラの撮影光学系41に組み込んだ構成の
概念図を示す。図7はデジタルカメラ40の外観を示す
前方斜視図、図8は同後方斜視図、図9はデジタルカメ
ラ40の構成を示す断面図である。デジタルカメラ40
は、この例の場合、撮影用光路42を有する撮影光学系
41、ファインダー用光路44を有するファインダー光
学系43、シャッター45、フラッシュ46、液晶表示
モニター47等を含み、カメラ40の上部に配置された
シャッター45を押圧すると、それに連動して撮影光学
系41、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が
行われる。撮影光学系41によって形成された物体像
が、光学的ローパスフィルターLF、カバーガラスCG
を介してCCD49の撮像面上に形成される。このCC
D49で受光された物体像は、処理手段51を介し、電
子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター
47に表示される。また、この処理手段51には記録手
段52が接続され、撮影された電子画像を記録すること
もできる。なお、この記録手段52は処理手段51と別
体に設けてもよいし、フロッピー(登録商標)ディスク
やメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行
うように構成してもよい。また、CCD49に代わって
銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよ
い。
ァインダー用対物光学系53が配置してある。このファ
インダー用対物光学系53によって形成された物体像
は、像正立部材であるポロプリズム55の視野枠57上
に形成される。このポリプリズム55の後方には、正立
正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系59が
配置されている。なお、撮影光学系41及びファインダ
ー用対物光学系53の入射側、接眼光学系59の射出側
にそれぞれカバー部材50が配置されている。
は、撮影光学系41が広画角で高変倍比であり、収差が
良好で、明るく、フィルター等が配置できるバックフォ
ーカスの大きなズームレンズであるので、高性能・低コ
スト化が実現できる。
て平行平面板を配置しているが、パワーを持ったレンズ
を用いてもよい。
それを用いた撮像装置は例えば次のように構成すること
ができる。
する第1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群と、負のパワーを
有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ
群とを有し、前記第4レンズ群が1枚のレンズから構成
される広角高倍ズームレンズにおいて、前記全てのレン
ズ群の間隔を変えることで変倍を行い、前記第1レンズ
群は、広角端の位置よりも望遠端の位置で物体側にある
ように移動することを特徴とする広角高倍ズームレン
ズ。
1枚の負レンズと2枚以下の正レンズを有し、全体とし
て3枚以下のレンズから構成されていることを特徴とす
る上記1に記載の広角高倍ズームレンズ。
ンズから構成されていることを特徴とする上記1に記載
の広角高倍ズームレンズ。
する第1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群と、負のパワーを
有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ
群とを有する広角高倍ズームレンズにおいて、前記全て
のレンズ群の間隔を変えることで変倍を行い、前記第1
レンズ群は、広角端の位置よりも望遠端の位置で物体側
にあるように移動し、広角端から望遠端への変倍に際し
て、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増
大のみすることを特徴とする広角高倍ズームレンズ。
する第1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを
有する第4レンズ群とを有し、前記全てのレンズ群の間
隔を変えることで変倍を行い、前記第1レンズ群は、広
角端の位置よりも望遠端の位置で物体側にあるように移
動する広角高倍ズームレンズにおいて、前記第3レンズ
群は正の前群と負の後群とからなり、前記第3レンズ群
後群は1枚のレンズから構成され、前記第3レンズ群の
前群と後群が変倍時に独立に移動することを特徴とする
広角高倍ズームレンズ。
を特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角高倍
ズームレンズ。
全系焦点距離である。
することを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の
広角高倍ズームレンズ。
する最軸外主光線の高さ、RH5Wは広角端での第5レン
ズ群最前面に入射する最軸外主光線の高さ、RH 4Tは望
遠端での第4レンズ群最後面を射出する最軸外主光線の
高さ、RH5Tは望遠端での第5レンズ群最前に入射する
最軸外主光線の高さである。
することを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の
広角高倍ズームレンズ。
群の間隔、D45T は望遠端での第4レンズ群と第5レン
ズ群の間隔、fW は広角端での全系焦点距離、f T は望
遠端での全系焦点距離である。
を特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角高倍
ズームレンズ。
での全系焦点距離である。
とを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角高
倍ズームレンズ。
での全系焦点距離である。
とを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角高
倍ズームレンズ。
での全系焦点距離である。
とを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の広角高
倍ズームレンズ。
での全系焦点距離である。
ことを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
での全系焦点距離である。
枚の正レンズが次の条件式(11)及び(12)を満足
することを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の
広角高倍ズームレンズ。
レンズのd線に対する屈折率、νd11 は第1レンズ群中
の少なくとも1枚の正レンズのd線に対するアッベ数で
ある。
副群からなり、第1副群は像面側に凹面を向けた負メニ
スカスレンズを有し、第2副群は物体側から負レンズ・
正レンズの順の接合レンズを有し、その接合レンズの接
合面が物体側に凸面を向けていることを特徴とする上記
1から5の何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
のレンズと接合されていることを特徴とする上記1から
5の何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
球面が配置されていることを特徴とする上記1から5の
何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
枚の正レンズが次の条件式(13)及び(14)を満足
することを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の
広角高倍ズームレンズ。
レンズのd線に対する屈折率、νd31 は第3レンズ群中
の少なくとも1枚の正レンズのd線に対するアッベ数で
ある。
単レンズであり、次の条件式(15)を満足することを
特徴とする上記1から3の何れか1項記載の広角高倍ズ
ームレンズ。
り、ここで、Rf は第4レンズ群レンズ前面の光軸上曲
率半径、Rb は第4レンズ群レンズレンズ後面の光軸上
曲率半径である。
ンズの接合レンズからなることを特徴とする上記1から
4の何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
ることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
ことを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
レンズ群の変倍比である。
ことを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
ある。
ことを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
5 は第5レンズ群の焦点距離である。
ンズ群と一体で移動することを特徴とする上記1から5
の何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
レンズと、物体側に凸の正レンズの2枚のレンズからな
ることを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
式(19)から(22)を満足することを特徴とする上
記1から5の何れか1項記載の広角高倍ズームレンズ。
枚のレンズのd線に対する屈折率、νdFS は絞りより前
に配置される少なくとも1枚のレンズのd線に対するア
ッベ数、NdRS は絞りより後に配置される少なくとも1
枚のレンズのd線に対する屈折率、νdRS は絞りより後
に配置される少なくとも1枚のレンズのd線に対するア
ッベ数である。
負レンズ、負レンズ、負レンズ、正レンズの4枚からな
ることを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
目と2枚目のレンズが像面側に凹面を向けた負メニスカ
スレンズからなることを特徴とする上記28記載の広角
高倍ズームレンズ。
ことを特徴とする上記28又は29記載の広角高倍ズー
ムレンズ。
り、ここで、Rf は第2レンズ群の物体側から2枚目の
レンズの前面の光軸上曲率半径、Rb は第2レンズ群の
物体側から2枚目のレンズの後面の光軸上曲率半径であ
る。
する接合レンズを有し、次の条件式(24)を満足する
ことを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
径、f2 は第2レンズ群の焦点距離である。
ることを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
ことを特徴とする上記1から5の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズ。
R2fは第2レンズ群最前面の光軸上曲率半径である。
ことを特徴とする上記1から33の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
ことを特徴とする上記1から34の何れか1項記載の広
角高倍ズームレンズ。
載の広角高倍ズームレンズと、その像側に配された電子
撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
によると、強いパワーの負レンズを独立して可動な第4
群に配置して光線を跳ね上げる作用を担わせ、その結果
第3群内に強いパワーの負レンズを配置する必要がなく
なり収差変動を最小限に抑えて、従来より少ない枚数で
広画角、高変倍、高画質の4群ないし5群ズームレンズ
を提供することができる。
限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断面図である。
限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断面図である。
限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断面図である。
限遠物点合焦時の広角端でのレンズ断面図である。
広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の収差図
である。
広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の収差図
である。
ルカメラの外観を示す前方斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 物体側から順に、正のパワーを有する第
1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、正
のパワーを有する第3レンズ群と、負のパワーを有する
第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群とを
有し、前記第4レンズ群が1枚のレンズから構成される
広角高倍ズームレンズにおいて、 前記全てのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行い、
前記第1レンズ群は、広角端の位置よりも望遠端の位置
で物体側にあるように移動することを特徴とする広角高
倍ズームレンズ。 - 【請求項2】 物体側から順に、正のパワーを有する第
1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、正
のパワーを有する第3レンズ群と、負のパワーを有する
第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群とを
有する広角高倍ズームレンズにおいて、 前記全てのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行い、
前記第1レンズ群は、広角端の位置よりも望遠端の位置
で物体側にあるように移動し、広角端から望遠端への変
倍に際して、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との
間隔が増大のみすることを特徴とする広角高倍ズームレ
ンズ。 - 【請求項3】 物体側から順に、正のパワーを有する第
1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、正
のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する
第4レンズ群とを有し、前記全てのレンズ群の間隔を変
えることで変倍を行い、前記第1レンズ群は、広角端の
位置よりも望遠端の位置で物体側にあるように移動する
広角高倍ズームレンズにおいて、 前記第3レンズ群は正の前群と負の後群とからなり、前
記第3レンズ群後群は1枚のレンズから構成され、前記
第3レンズ群の前群と後群が変倍時に独立に移動するこ
とを特徴とする広角高倍ズームレンズ。 - 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項記載の広角
高倍ズームレンズと、その像側に配された電子撮像素子
とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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