JP2003247463A - 船外機 - Google Patents
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Abstract
大きい吸気消音箱の採用を可能とし、又吸気消音箱への
空気の吸入上も好ましい吸気消音箱を備える船外機を得
たい。 【解決手段】 シリンダヘッド14の一側に燃焼室に連
通する排気通路14aを設け、シリンダヘッドの他側に
燃焼室に連通する吸気通路を設け、シリンダブロック1
3の上方に燃焼室に吸気通路を介して連通する吸気消音
箱50を設け、吸気消音箱の空気導入通路54を、排気
気通路の前側で、クランク室のスカート部との間に垂れ
下げて配置し、吸気入口54dを開口させた船外機。
Description
成する吸気消音箱を備える船外機に関するもである。
い場合や、吸気開口が船体方向を向いている船外機で
は、吸気音が直接的に操船者に伝わりうるさい。そこで
吸気通路に吸気騒音低減する吸気消音装置を設けること
が行われ、従来、このような吸気消音装置を備える船外
機として、特開平8−310487号公報開示の技術が
ある。
の技術は、船外機のエンジンの吸気系に吸気消音装置を
介設しており、吸気装置は、船外機のエンジンルーム内
の前側の左右方向の概ね中央部にスロットルボディが配
設されており、その左右両側から吸気するものである。
これにより、吸気消音装置の2つの吸気入口の断面積の
総和が、スロットルボディの吸気通路の断面積以上とな
り、十分な吸入量を確保するとともに、1つの吸気入口
の1つ当りが小さくでき、スペース効率が高まる。とこ
ろで、特開平8−310487号公報開示の技術では、
吸気導入部がエンジンの比較的前寄りに位置していた
が、ここにスペースが確保できない場合がある。
たもので、その目的とする処は、船外機において、エン
ジンの前寄り部分以外の部分で、且つシリンダヘッド側
方に排気通路が存在してもこれと干渉しない船外機を提
供することにある。更に、平面視V字型エンジンを搭載
するに際し、V字型エンジンのシルエットを利用しつつ
V型の拡開幅寸法内に吸気消音箱を収めながら吸気消音
箱の膨張室の容量と吸入開口を十分に確保し、且つ大型
化を抑制しつつ消音効果を高め得る船外機を提供するこ
とにある。
の大型化を回避しながら、容積の大きい吸気消音箱の採
用を可能とし、又吸気消音箱への空気の吸入上も好まし
い吸気消音箱を備える船外機を提供することにある。又
本発明の他の目的とする処は、吸気消音装置を構成する
吸気消音箱やACG(交流発電機)等を合理的な配置を
実現し得る船外機をも提供することにある。
に請求項1は、概ね縦置きのクランク軸と、該クランク
軸を収容するクランク室の一部を構成し、且つ複数のシ
リンダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に有するシリ
ンダブロックと、シリンダブロックの後面に結合されて
燃焼室を構成するシリンダヘッドと、を備えた4ストロ
ークエンジンを搭載した船外機において、シリンダヘッ
ドの一側に燃焼室に連通する排気通路を設けるととも
に、シリンダヘッドの他側に、燃焼室に連通する吸気通
路を設け、シリンダブロックの上方に、燃焼室に吸気通
路を介して連通する吸気消音箱を設け、吸気消音箱の空
気導入通路を、排気通路の前側で、クランク室のスカー
ト部との間に垂れ下げて配置し、吸気入口を開口させた
ことを特徴とする。
と吸気の導入通路とが干渉せず、左右幅方向の大型化を
回避しつつ容量の大きい吸気消音箱の採用が可能とな
る。
り合うシリンダが、平面視で後方に向けてV字状に拡開
するV型エンジンであることを特徴とする。
拡開形状に合せたので容量の確保ができ、船外機の幅方
向の大型化を回避することができる。
該クランク軸を収容するクランク室の一部を構成し、複
数のシリンダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に且つ
上下に隣り合うシリンダが、平面視で後方に向けてV字
状に拡開するシリンダブロックと、該シリンダブロック
の後面に結合されて燃焼室を構成するシリンダヘッド
と、を備えた4ストロークV型エンジンを搭載した船外
機において、シリンダヘッドの内側に、燃焼室に連通す
る吸気通路を設け、クランク室の前方に発電機を配置
し、シリンダブロックの上方に、燃焼室に吸気通路を介
して連通する吸気消音箱を設け、吸気消音箱の空気導入
通路を、シリンダヘッドの両外側の排気通路の前側で、
クランク室のスカート部との間において垂れ下げて配置
し、吸気通路を開口させたことを特徴とする。
的な配置を損うことなく、容量が大きく、且つ幅方向の
大型化を抑えた4ストロークV型エンジン船外機の最適
の吸気消音器の採用が可能となる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は、船外機の外形を示す外観側面図で
ある。図において、図の左側を推進方向前方とし、これ
をFrで示し、又右側を推進方向後方とし、これをRr
で示した。以下にFrを推進方向前方、Rrを推進方向
後方とする。
船外機1の外観は、最上位のエンジンカバー2、この下
方に配置されたアンダーカバー3、この下方に垂下、延
設されたエクステンションケース4、この下方に配設さ
れたギヤケース5及び後方を向いて配設されたスクリュ
ー6を備る。船外機1はスターンブラケット7を介して
図示しない船体の船尾に取付、支持され、該船外機1
は、操向軸中心7a及びチルト軸中心7bを介して左右
動(操舵動)及び上下動(伏仰動)可能である。
とし、一部を断面としたエンジンの側面図である。船外
機1は、外殻を構成するエンジンカバー2で覆われたエ
ンジンルーム11内にエンジン12を収容する。エンジ
ン12は、ピストン13a…(…は複数を表わす。以下
同じ)を嵌装した概ね横向きのシリンダ13b…を上下
に配置した2個のシリンダブロック13を、左右に拡開
するように配設してなる平面視V字型エンジンである
(図2、図3参照)。
側)にシリンダヘッド14を配設し、この後端(図1で
は左側)にシリンダヘッドカバー15を配設した。水平
なシリンダ13b…を縦並びとした1つの列を配置した
シリンダブロック13,13、該シリンダ13b…のシ
リンダヘッド14とシリンダブロック13,13との間
には、図示しないが既知の燃焼室が形成されている。
は、概ね縦置きに配設したクランクシャフト17を収容
する前半部13c(シリンダブロックのスカート部)及
びこれの前側(右側)にケース18(クランクケースの
前半部を構成する)を配設する。これらの前半部13c
及びクランクケース18で、これの内部にクランクシャ
フト17を収容するクランク室を形成する。
フライホイール17cが設けられており、外周のリング
ギヤを介してスタータの被動ギヤと噛合し、エンジン1
2の始動を行なう。シリンダブロック13の前半部13
c(スカート部)の右側(船外機前方)の前記したクラ
ンクケース18には、これの上端部の前側に発電機19
(ACG)を取付、支持し、この下方にはオイルフィル
ター20を取付け、支持した。
バー3内に配設したマウントケース21に支持し、クラ
ンクシャフト17の下端部17aは、アンダーカバー2
1の下方に垂下、延設されたエクステンションケース4
(図1参照)内を縦通する駆動軸22の上端部に連結さ
れ、駆動軸22の下端部は、ギヤケース5内に配設され
たスクリュー6を駆動するギヤボッックスに連結されて
いる。尚、図中23は底部12aの下方で、アンダーカ
バー21の下方に配設したオイルパンである。
内排気通路14aが設けられており、シリンダヘッド1
4の外側方から下方に向けて排気マニフォールド37,
37に接続して左右の排気管24,24が配設され、各
排気管24は、シリンダヘッド14の排気通路14aの
下端部はマウントケース21に縦通させるように設けた
排気通路21aに連通接続し、マウントケース21内の
該排気通路21aにその上端部が接続されており、排気
管24の上部は、マウントケース21内を実質的に縱通
し、オイルパン23の両外側(平面視V型エンジンであ
って、シリンダヘッド14が左右にあるため)を通って
排気管は下方に垂下する。
内排気通路14a,14aの下流は、排気マニフォール
ド37,37、マウントケース21内の排気通路21
a,21a及び排気管24,24で構成され、更にエク
ステンションケース4内を経て、水中に開口する構成で
ある。
面には、クランクシャフト17の上端部17b(図3参
照)が突出し、該上端部17bにはカムシャフト駆動プ
ーリ25(図3参照)が固設されている。一方、図の左
側に配置した左右のシリンダヘッド14の上面にはカム
シャフト被動プーリ26を配設する(図3参照)。プー
リ25,26,26間に、中間プーリ27…を介してタ
イミングベルト28を捲回する。クランクシャフト17
の駆動で、プーリ25、ベルト28、プーリ26を介し
てカムシャフトを駆動する。
25の上方端部には、同軸の発電機駆動プーリ29を設
け(図3参照)、これを前記した発電機19の上方に配
設した発電機プーリ30とベルト31で連結し、クラン
クシャフト17で発電機19を駆動する。発電機プーリ
24の上には、後述するベルトカバー32を設けた。
3の上方で、ベルト・プーリの伝達装置25〜31の一
部の上方で、エンジンカバー2の上面2aの下方であっ
て、エンジンカバー2内のエンジンルーム11の前後方
向中間部位には、燃料供給系の一部を構成する吸気消音
箱50を設置する。
に説明する。図3は、エンジンカバー2の上部を横断面
として示した船外機上部の横断平面図、図4は、図3で
示される吸気消音箱を除去した横断平面図で、吸気消音
箱の一方の吸気通路を断面として示し、他方を想像線で
示した図、図5は、吸気消音箱の斜視図である。これら
の図面を参照しつつ説明を進める。
の大きい膨張室52を備える。膨張室52を内部に有す
る本体51は、左右方向(船外機の幅方向)の寸法が大
きい偏平な箱状をなし、後端部の幅方向の中央部には筒
状の吸気出口53を備える。吸気出口53は、図3で示
したように、左右のシリンダヘッド14,14間のVバ
ンク33の上方部位に配置したスロットルボディ34の
吸気入口通路にグロメット等を介して接続する。スロト
ルボデイ34は、Vバンク33の後方間に垂下するよう
に配設した、インテークマニホールド35に連通、接続
され、燃焼室に吸入管36…を介して燃料を分配、供給
する。
前記したベルトカバー32が連結されており、ベルトカ
バー32の中間部にはエンジンルーム11内の冷却風を
取入れる取入れ口32aが設けられており、本体51の
周縁四隅には取付孔51bを夫々備える取付部51a…
が設けられている。該取付部51a…を介してシリンダ
ぼロック13の上面に吸気消音箱50を取り付ける。
両側部には、筒状の外気を吸入する通路である空気導入
通路54,54を設ける。空気導入通路54,54は、
各上端部54aが内部の下流部通路部54bとして膨張
室52に連通する。各空気導入通路54は、本体51の
左右の側壁から外方に位置し、上端部54aが本体51
に対して直角に屈曲し、本体51の両外側から所定長さ
下方に垂れ下がり、下端部54cには、外気を吸入する
吸気入り口54dが形成される。各空気導入通路54の
下端部54cに設けた吸気入り口54dは、下方に開口
し(図2参照)、各導入通路54,54は、シリンダブ
ロック13の左右の外側部の外側で、エンジンカバー2
の両側部2b,2bの内側で、エンジンルーム11内の
空間の左右の側部11a,11a内に下向きに配設され
ている。
てV型に拡開した左右のシリンダヘッド14,14の各
外側部には、前記した排気マニフォールド37,37が
配設される。図3及び図4に示すように、左右のシリン
ダヘッド14,14の排気通路と接続する排気マニフォ
ールド37,37が、左右のシリンダヘッド14,14
の各外側方に配設され、これの下流部に排気管24,2
4が接続され、排気マニフォールド37,37が排気通
路の上流部を構成する。
含む排気通路は、前記したエンジンルーム11内の空間
の側部11a,11a内に位置し、前記した吸気消音箱
50の本体の両側部に設けた前記の空気導入通路54,
54の後方に位置する。従って、吸気消音箱50の空気
導入通路54,54は、排気通路の前方に位置する。そ
して空気導入通路54、54は、エンジン12の、シリ
ンダブロック13の上面に配設した吸気消音箱50の本
体の両外側方で、排気管24,24の前方に位置して、
下方に垂れ下がって延設され、シリンダブロック13の
両外側方においてこれの中間部〜上部に位置し、吸気入
り口54dは下方に開口する。尚、エンジン下方のスタ
ータ38の上方にとどまるものである(図2び図4参
照)。
縦方向の中間部までが下部に比較して幅狭であり、下部
が幅広部13d,13dであって、幅広部13d,13
dの下端部で前記したアンダーカバー21にエンジン1
2のシリンダブロック13は固着され、窪みとなる一方
の幅広部13dの上方の近接部位を利用して、スタータ
ーモータ38及びスターターリレー39が配設されてい
る。尚、図2及び図3における40は、エンジンカバー
2内に空気を導入する吸気ガイドである。又図3におい
て示した41,41は、左右のシリンダヘッド14,1
4上に配置した前述のカムシャフトプーリ26,26及
びベルト28のこの部分を覆うベルトカバーである。
する。請求項1は、概ね縦置きのクランク軸と、該クラ
ンク軸を収容するクランク室の一部を構成し、且つ複数
のシリンダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に有する
シリンダブロックと、シリンダブロックの後面に結合さ
れて燃焼室を構成するシリンダヘッドと、を備えた4ス
トロークエンジンを搭載した船外機において、シリンダ
ヘッドの一側に燃焼室に連通する排気通路を設けるとと
もに、シリンダヘッドの他側に、燃焼室に連通する吸気
通路を設け、シリンダブロックの上方に、燃焼室に吸気
通路を介して連通する吸気消音箱を設け、吸気消音箱の
空気導入通路を、排気通路の前側で、クランク室のスカ
ート部との間に垂れ下げて配置し、吸気入口を開口させ
た。
を、排気通路の前側で、クランク室のスカート部との間
に垂れ下げて配置したので、排気通路を構成する排気管
と吸気の導入通路との干渉を防止することができる。従
って、船外機の左右幅方向の大型化を回避しつつ、容量
の大きい吸気消音箱を、船外機の外形を小型化しつつ設
置することができる。
た状態での転舵角確保のためには、船外機の左右幅寸法
の小型化が要求され、エンジンの前側のスペースも制約
されるが、本発明の請求項1に係る発明では、この要求
に応え得る幅寸法を小型化し、前側のスペースの制約の
少ない船外機を得ることができる。又吸気消音箱の空気
導入通路を、クランク室のスカート部との間に垂れ下げ
て配置し、吸気入口を開口させたので、吸気消音箱内へ
の吸気の流れは、吸気開口から一度上方に上ってから、
消音室に入るので、エンジンカバーの外気導入口の位置
にかかわらず、水分が吸気消音室内に侵入しにくい。
り合うシリンダが、平面視で後方に向けてV字状に拡開
するV型エンジンであることを特徴とする。
拡開形状に合せたので容量の確保ができ、船外機の幅方
向の大型化を回避することができ、大容量のエンジンを
搭載する船外機の小型化を図ることができる。
該クランク軸を収容するクランク室の一部を構成し、複
数のシリンダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に且つ
上下に隣り合うシリンダが、平面視で後方に向けてV字
状に拡開するシリンダブロックと、該シリンダブロック
の後面に結合されて燃焼室を構成するシリンダヘッド
と、を備えた4ストロークV型エンジンを搭載した船外
機において、シリンダヘッドの内側に、燃焼室に連通す
る吸気通路を設け、クランク室の前方に発電機を配置
し、シリンダブロックの上方に、燃焼室に吸気通路を介
して連通する吸気消音箱を設け、吸気消音箱の空気導入
通路を、シリンダヘッドの両外側の排気通路の前側で、
クランク室のスカート部との間において垂れ下がて配置
し、吸気通路を開口させた。
的な配置を損うことなく、容量が大きく、且つ幅方向の
大型化を抑えた4ストロークV型エンジン船外機の最適
の吸気消音器の採用が可能となる。又吸気消音箱の空気
導入通路を、排気通路の前側で、クランク室のスカート
部との間に垂れ下げて配置したので、排気通路を構成す
る排気管と吸気の導入通路との干渉を防止することがで
き、船外機の左右幅方向の大型化を回避しつつ、容量の
大きい吸気消音箱を、船外機の外形を小型化しつつ設置
することができる。
た状態での転舵角確保のためには、船外機の左右幅寸法
の小型化が要求され、エンジンの前側のスペースも制約
されるが、本発明の請求項3に係る発明では、この要求
に応え得る幅寸法を小型化し、前側のスペースの制約の
少ない船外機を得ることができる。又吸気消音箱の空気
導入通路を、クランク室のスカート部との間に垂れ下げ
て配置し、吸気入口を開口させたので、吸気消音箱内へ
の吸気の流れは、吸気開口から一度上方に上ってから、
消音室に入るので、エンジンカバーの外気導入口の位置
にかかわらず、水分が吸気消音室内に侵入しにくい。
断面としたエンジンの側面図
外機上部の横断平面図
図で、吸気消音箱の一方の吸気通路を断面として示し、
他方を想像線で示した図
ック、 13b…シリンダ、 13c,18…クランク
室を形成するシリンダブロック前半部及びクランクケー
ス、 14…シリンダヘッド、 17…クランクシャフ
ト、 19…発電機、 24,37…排気通路を構成す
る排気マニフォールド及び排気管、 50…吸気消音
箱、 54…空気導入通路、 54d…吸気入り口。
Claims (3)
- 【請求項1】 概ね縦置きのクランク軸と、該クランク
軸を収容するクランク室の一部を構成し、且つ複数のシ
リンダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に有するシリ
ンダブロックと、シリンダブロックの後面に結合されて
燃焼室を構成するシリンダヘッドと、を備えた4ストロ
ークエンジンを搭載した船外機において、 前記シリンダヘッドの一側に前記燃焼室に連通する排気
通路を設けるとともに、前記シリンダヘッドの他側に、
前記燃焼室に連通する吸気通路を設け、 前記シリンダブロックの上方に、前記燃焼室に前記吸気
通路を介して連通する吸気消音箱を設け、 前記吸気消音箱の空気導入通路を、前記排気通路の前側
で、クランク室のスカート部との間に垂れ下げて配置
し、吸気入口を開口させた、 ことを特徴とする船外機。 - 【請求項2】 前記上下に隣り合うシリンダが、平面視
で後方に向けてV字状に拡開するV型エンジンであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の船外機。 - 【請求項3】 概ね縦置きのクランク軸と、該クランク
軸を収容するクランク室の一部を構成し、複数のシリン
ダを、それらのシリンダ軸を概ね水平に且つ上下に隣り
合うシリンダが、平面視で後方に向けてV字状に拡開す
るシリンダブロックと、該シリンダブロックの後面に結
合されて燃焼室を構成するシリンダヘッドと、を備えた
4ストロークV型エンジンを搭載した船外機において、 前記シリンダヘッドの内側に、前記燃焼室に連通する吸
気通路を設け、 前記クランク室の前方に発電機を配置し、 前記シリンダブロックの上方に、前記燃焼室に前記吸気
通路を介して連通する吸気消音箱を設け、 前記吸気消音箱の空気導入通路を、前記シリンダヘッド
の両外側の前記排気通路の前側で、クランク室のスカー
ト部との間において垂れ下げて配置し、吸気通路を開口
させた、 ことを特徴とする船外機。
Priority Applications (2)
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