JP2003139857A - レーザ測距装置 - Google Patents
レーザ測距装置Info
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- JP2003139857A JP2003139857A JP2001336222A JP2001336222A JP2003139857A JP 2003139857 A JP2003139857 A JP 2003139857A JP 2001336222 A JP2001336222 A JP 2001336222A JP 2001336222 A JP2001336222 A JP 2001336222A JP 2003139857 A JP2003139857 A JP 2003139857A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】対象物へのパルス状レーザ光の発射から反射波
の検出までの時間測定を、比較的低周期のクロックを使
用して高精度の距離測定を可能にするレーザ測距装置を
提供すること。 【解決手段】測距対象物0からの反射信号がピークレベ
ルとなる時点から測距カウンタ11に入力されるその直
後のクロック信号の立上り時点までの時間をアナログ的
に計測し、測距カウンタ11のカウント結果を上位レジ
スタ12に入力し、アナログ計測の結果をA/D変換器
13でデジタル変換して下位レジスタ14に入力し、こ
れら両レジスタ12、14の出力を組み合わせて高測距
精度を確保する。
の検出までの時間測定を、比較的低周期のクロックを使
用して高精度の距離測定を可能にするレーザ測距装置を
提供すること。 【解決手段】測距対象物0からの反射信号がピークレベ
ルとなる時点から測距カウンタ11に入力されるその直
後のクロック信号の立上り時点までの時間をアナログ的
に計測し、測距カウンタ11のカウント結果を上位レジ
スタ12に入力し、アナログ計測の結果をA/D変換器
13でデジタル変換して下位レジスタ14に入力し、こ
れら両レジスタ12、14の出力を組み合わせて高測距
精度を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ測距装置に関
し、特にパルス状のレーザ光を測距対象物に対して照射
した時間と、反射による対象物からの受光信号を検知し
た時間との時間差をタイマ(カウンタ)を使用して検出
することにより対象物までの距離を測定するレーザ測距
装置に関する。
し、特にパルス状のレーザ光を測距対象物に対して照射
した時間と、反射による対象物からの受光信号を検知し
た時間との時間差をタイマ(カウンタ)を使用して検出
することにより対象物までの距離を測定するレーザ測距
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザを測距又は被測定対象物又は目標
物(以下、単に対象物という)に照射し、反射波を検出
して対象物までの距離を正確に測定するレーザ測距装置
は、測量装置等に使用されている。一般的なレーザ測距
装置は、レーザ光を対象物に照射し、反射波を検出し、
レーザ光の発射から反射波の受信までの時間差をタイ
マ、即ち一定周期のクロックを計数するカウンタの計数
値により求める。空気中又は水中におけるレーザ光の伝
播速度は既知であるので、この伝播速度と時間差により
距離を求めることが可能である。レーザ光の発射から反
射波の受信までの時間差をタイマにより測定すると、反
射波はクロックと非同期であるため、最大1クロック分
の測定誤差を生じる。そこで、高精度の測定には、クロ
ック周波数を高くする必要がある。
物(以下、単に対象物という)に照射し、反射波を検出
して対象物までの距離を正確に測定するレーザ測距装置
は、測量装置等に使用されている。一般的なレーザ測距
装置は、レーザ光を対象物に照射し、反射波を検出し、
レーザ光の発射から反射波の受信までの時間差をタイ
マ、即ち一定周期のクロックを計数するカウンタの計数
値により求める。空気中又は水中におけるレーザ光の伝
播速度は既知であるので、この伝播速度と時間差により
距離を求めることが可能である。レーザ光の発射から反
射波の受信までの時間差をタイマにより測定すると、反
射波はクロックと非同期であるため、最大1クロック分
の測定誤差を生じる。そこで、高精度の測定には、クロ
ック周波数を高くする必要がある。
【0003】斯かる課題を解決するための従来技術は、
例えば実開平5−28983号公報の「レーザ測距装
置」等に開示されている。図4は、上述した従来のレー
ザ測距装置の構成を示すブロック図である。このレーザ
測距装置100は、レーザ発振器101、受光素子10
6、増幅部108、コンパレータ110、基準時間(ク
ロック)発生部112、カウンタ114、積分器11
7、サンプルホールド器119、A/D(アナログ・デ
ジタル)変換器121および演算部123により構成さ
れる。
例えば実開平5−28983号公報の「レーザ測距装
置」等に開示されている。図4は、上述した従来のレー
ザ測距装置の構成を示すブロック図である。このレーザ
測距装置100は、レーザ発振器101、受光素子10
6、増幅部108、コンパレータ110、基準時間(ク
ロック)発生部112、カウンタ114、積分器11
7、サンプルホールド器119、A/D(アナログ・デ
ジタル)変換器121および演算部123により構成さ
れる。
【0004】図5は、図4に示すレーザ測距装置100
の動作を説明するタイミングチャートである。図5にお
いて、(a)はレーザ発振器101からのスタート信号
103、(b)はコンパレータ110からのストップ信
号111、(c)は基準時間発生部112からのクロッ
ク信号113、(d)はカウンタ114のカウント(計
数)値115および(e)は積分器117が出力する積
分信号118である。
の動作を説明するタイミングチャートである。図5にお
いて、(a)はレーザ発振器101からのスタート信号
103、(b)はコンパレータ110からのストップ信
号111、(c)は基準時間発生部112からのクロッ
ク信号113、(d)はカウンタ114のカウント(計
数)値115および(e)は積分器117が出力する積
分信号118である。
【0005】動作を説明すると、レーザ発振器101が
出力するレーザ光102を対象物104に向けて照射す
る。対象物104からの反射光105は、受光素子10
6で受光107された後、増幅部108で増幅されて受
信信号109となり、コンパレータ110によりストッ
プ信号111(図5(b)参照)を得る。このストップ
信号111は、カウンタ114と積分器117との両方
に入力される。積分器117の積分信号118(図5
(e)参照)は、ストップ信号111が発生したときか
ら上昇し始め、ストップ信号111が発生した次のクロ
ック信号113(図5(c)参照)で、サンプルホール
ド器119によりサンプルホールドされる。このホール
ド電圧120は、A/D変換器121でデジタル値のス
トップ信号強度122となって演算部123に入力され
る。演算部123は、上述のカウンタ114のカウント
値115(図5(d)参照)を、ストップ信号強度12
2と積分器117の時間対電圧の関数を使用して補正す
ることによって、従来装置で生じていた測距値の量子化
誤差を軽減している。
出力するレーザ光102を対象物104に向けて照射す
る。対象物104からの反射光105は、受光素子10
6で受光107された後、増幅部108で増幅されて受
信信号109となり、コンパレータ110によりストッ
プ信号111(図5(b)参照)を得る。このストップ
信号111は、カウンタ114と積分器117との両方
に入力される。積分器117の積分信号118(図5
(e)参照)は、ストップ信号111が発生したときか
ら上昇し始め、ストップ信号111が発生した次のクロ
ック信号113(図5(c)参照)で、サンプルホール
ド器119によりサンプルホールドされる。このホール
ド電圧120は、A/D変換器121でデジタル値のス
トップ信号強度122となって演算部123に入力され
る。演算部123は、上述のカウンタ114のカウント
値115(図5(d)参照)を、ストップ信号強度12
2と積分器117の時間対電圧の関数を使用して補正す
ることによって、従来装置で生じていた測距値の量子化
誤差を軽減している。
【0006】即ち、レーザ測距のために求めたい時間
は、レーザ発振器101からのレーザ光102が発射さ
れたスタート信号103(図5(a)参照)の立ち上が
り時点t0からコンパレータ110が出力するストップ
信号111(図5(b)参照)の立ち上がり時点t1ま
での時間差(t0−t1)である。しかし、図5(d)に
示す如く、カウンタ114により測定されるカウント値
115は、レーザ光102の発生に対応するクロックC
0の時点t0からストップ信号111が発生する直後のク
ロックCnの時点t2までの時間(t0−t2)である。
そこで、図5(e)に示す如く、時間(t1−t2)を積
分器117から出力される一定傾斜の傾斜電圧である積
分信号118のサンプルホールド電圧120をA/D変
換器121でデジタル変換して求め、上述した時間(t
0−t2)からこの時間(t1−t2)を演算部123で差
し引いている。
は、レーザ発振器101からのレーザ光102が発射さ
れたスタート信号103(図5(a)参照)の立ち上が
り時点t0からコンパレータ110が出力するストップ
信号111(図5(b)参照)の立ち上がり時点t1ま
での時間差(t0−t1)である。しかし、図5(d)に
示す如く、カウンタ114により測定されるカウント値
115は、レーザ光102の発生に対応するクロックC
0の時点t0からストップ信号111が発生する直後のク
ロックCnの時点t2までの時間(t0−t2)である。
そこで、図5(e)に示す如く、時間(t1−t2)を積
分器117から出力される一定傾斜の傾斜電圧である積
分信号118のサンプルホールド電圧120をA/D変
換器121でデジタル変換して求め、上述した時間(t
0−t2)からこの時間(t1−t2)を演算部123で差
し引いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来のレー
ザ測距装置は幾つかの課題を有する。第1に、ストップ
信号111は、受光素子106で受信した対象物104
からの反射波105を増幅部108で増幅した受信信号
109をコンパレータ110でしきい値と比較して出力
である。しかし、反射波(又は受信信号)の幅を考慮し
ていない。即ち、実際の反射波は幅を有し、この幅は対
象物からの距離により変化する。高精度測定には、この
受信信号の中心値に基づいて時間測定する必要がある。
ザ測距装置は幾つかの課題を有する。第1に、ストップ
信号111は、受光素子106で受信した対象物104
からの反射波105を増幅部108で増幅した受信信号
109をコンパレータ110でしきい値と比較して出力
である。しかし、反射波(又は受信信号)の幅を考慮し
ていない。即ち、実際の反射波は幅を有し、この幅は対
象物からの距離により変化する。高精度測定には、この
受信信号の中心値に基づいて時間測定する必要がある。
【0008】第2に、カウンタ144のカウント値11
5とA/D変換器121の出力であるストップ信号強度
122の減算を行う演算部123が必須である。斯かる
演算部123は、例えばCPU(中央演算処理装置)等
を含むマイコンであって、比較的高価である。
5とA/D変換器121の出力であるストップ信号強度
122の減算を行う演算部123が必須である。斯かる
演算部123は、例えばCPU(中央演算処理装置)等
を含むマイコンであって、比較的高価である。
【0009】
【発明の目的】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑
みなされたものであり、比較的低速のクロックを使用し
て低消費電力化を図ると共に、高精度で距離測定を可能
にするレーザ測距装置を提供することを目的とする。
みなされたものであり、比較的低速のクロックを使用し
て低消費電力化を図ると共に、高精度で距離測定を可能
にするレーザ測距装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ測距装置
は、パルス状のレーザ光を対象物に照射し、この対象物
から反射された受信信号を検知し、レーザ光の照射から
受信信号の受信までの時間差を、カウンタでクロック信
号をカウントすることにより求めて、対象物までの距離
を測定する装置であって、カウンタのカウント値が入力
される上位レジスタと、受信信号の受信からこの受信直
後のクロック信号までのアナログ時間測定のデジタル変
換値が入力される下位レジスタとを備えることを特徴と
する。本発明の好適実施形態によると、アナログ時間測
定は、受信信号のピークをホールドするピークホールド
回路、このピークホールド回路の出力を積分するアナロ
グ積分器および受信信号をしきい値と比較するコンパレ
ータを含んでいる。積分器は、受信信号がピークレベル
になった時点から積分を開始する。上位レジスタのデー
タから「1」を差し引き、下位レジスタのデータを反転
して「1」を加えた値を測距データとする。
は、パルス状のレーザ光を対象物に照射し、この対象物
から反射された受信信号を検知し、レーザ光の照射から
受信信号の受信までの時間差を、カウンタでクロック信
号をカウントすることにより求めて、対象物までの距離
を測定する装置であって、カウンタのカウント値が入力
される上位レジスタと、受信信号の受信からこの受信直
後のクロック信号までのアナログ時間測定のデジタル変
換値が入力される下位レジスタとを備えることを特徴と
する。本発明の好適実施形態によると、アナログ時間測
定は、受信信号のピークをホールドするピークホールド
回路、このピークホールド回路の出力を積分するアナロ
グ積分器および受信信号をしきい値と比較するコンパレ
ータを含んでいる。積分器は、受信信号がピークレベル
になった時点から積分を開始する。上位レジスタのデー
タから「1」を差し引き、下位レジスタのデータを反転
して「1」を加えた値を測距データとする。
【0011】また、本発明のレーザ測距装置は、一定周
期のクロック信号を発生するクロックジェネレータと、
クロック信号をカウントする測距カウンタと、クロック
信号を受け測距カウンタのクリア信号およびスタート信
号を発生するパルス発生部と、このパルス発生部の出力
に基づいて対象物へ照射するレーザ光を発生するレーザ
光発生部と、対象物からの反射波を検出して電気信号に
変換する検知器と、この検知器からの電気信号を増幅し
て受信信号を出力するアンプと、受信信号をしきい値と
比較するコンパレータと、受信信号のピークレベルを検
出するピークホールド回路と、このピークホールド回路
の出力を積分するアナログ積分器と、このアナログ積分
器の出力をデジタル変換するA/D変換器と、測距カウ
ンタの出力を一時的に記憶する上位レジスタと、A/D
変換器の出力を一時的に記憶する下位レジスタとを備え
る。本発明の好適実施形態によると、ピークホールド回
路は、クロックジェネレータからのクロック信号により
動作する。A/D変換器は、ピークホールド回路の出力
を、クロック信号の1周期分積分すると、全てのビット
が「1」となる。
期のクロック信号を発生するクロックジェネレータと、
クロック信号をカウントする測距カウンタと、クロック
信号を受け測距カウンタのクリア信号およびスタート信
号を発生するパルス発生部と、このパルス発生部の出力
に基づいて対象物へ照射するレーザ光を発生するレーザ
光発生部と、対象物からの反射波を検出して電気信号に
変換する検知器と、この検知器からの電気信号を増幅し
て受信信号を出力するアンプと、受信信号をしきい値と
比較するコンパレータと、受信信号のピークレベルを検
出するピークホールド回路と、このピークホールド回路
の出力を積分するアナログ積分器と、このアナログ積分
器の出力をデジタル変換するA/D変換器と、測距カウ
ンタの出力を一時的に記憶する上位レジスタと、A/D
変換器の出力を一時的に記憶する下位レジスタとを備え
る。本発明の好適実施形態によると、ピークホールド回
路は、クロックジェネレータからのクロック信号により
動作する。A/D変換器は、ピークホールド回路の出力
を、クロック信号の1周期分積分すると、全てのビット
が「1」となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるレーザ測距装
置の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
置の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0013】先ず、図1は、本発明によるレーザ測距装
置の好適実施形態の全体構成を示すブロック図である。
このレーザ測距装置20は、クロックジェネレータ(ク
ロック発生部)1、パルス発生部2、レーザ光発生部
3、送光光学系4、受光光学系5、検知器6、アンプ
(増幅部)7、コンパレータ(比較部)8、ピークホー
ルド回路9、アナログ積分器10、測距カウンタ11、
上位レジスタ12、A/D(アナログ・デジタル)変換
器13および下位レジスタ14により構成される。
置の好適実施形態の全体構成を示すブロック図である。
このレーザ測距装置20は、クロックジェネレータ(ク
ロック発生部)1、パルス発生部2、レーザ光発生部
3、送光光学系4、受光光学系5、検知器6、アンプ
(増幅部)7、コンパレータ(比較部)8、ピークホー
ルド回路9、アナログ積分器10、測距カウンタ11、
上位レジスタ12、A/D(アナログ・デジタル)変換
器13および下位レジスタ14により構成される。
【0014】図1のレーザ測距装置20において、クロ
ックジェネレータ1は、対象物0に対して照射するパル
ス状のレーザ光の発生および照射した時刻から受光信号
の受信時点までの時間を測定するクロック信号を発生す
る。パルス発生部2は、クロックジェネレータ1からの
クロック信号に基づきレーザ光発生部3からパルス状の
レーザ光発生に必要な制御パルス信号を発生する。ま
た、パルス発生部2は、後述する如く、測距カウンタ1
1にカウンタクリア信号およびスタート信号を送出す
る。レーザ光発生部3により発生したパルス状のレーザ
光は、送光光学系4を介して対象物0に照射される。対
象物0により反射された信号は、受光光学系5を通過し
た後に、検知器6に入射する。検知器6は、受信した光
信号を電気信号に変換し、アンプ7はこれを増幅する。
ックジェネレータ1は、対象物0に対して照射するパル
ス状のレーザ光の発生および照射した時刻から受光信号
の受信時点までの時間を測定するクロック信号を発生す
る。パルス発生部2は、クロックジェネレータ1からの
クロック信号に基づきレーザ光発生部3からパルス状の
レーザ光発生に必要な制御パルス信号を発生する。ま
た、パルス発生部2は、後述する如く、測距カウンタ1
1にカウンタクリア信号およびスタート信号を送出す
る。レーザ光発生部3により発生したパルス状のレーザ
光は、送光光学系4を介して対象物0に照射される。対
象物0により反射された信号は、受光光学系5を通過し
た後に、検知器6に入射する。検知器6は、受信した光
信号を電気信号に変換し、アンプ7はこれを増幅する。
【0015】次に、図2は、検知器6による受光パルス
のピークレベルとしきい値の関係を示す。横軸は時間を
表し、縦軸は受光パルスレベルを表す。このレーザ測距
装置20と対象物0との距離が近い場合には、特性曲線
aに示す如く、受光パルスのピークレベルは高く、波形
は急峻となる(即ち、受光パルス幅は狭い)。一方、対
象物0までの距離が遠い場合には、受光パルスのピーク
レベルは、低く、波形の立上りおよび立ち下がりは緩や
かになる(即ち、受光パルス幅は広い)。対象物0から
の反射信号であるか否かは、予め設定されるしきい値c
と受光レベル(又は受信信号の振幅)を比較することに
より判定される。
のピークレベルとしきい値の関係を示す。横軸は時間を
表し、縦軸は受光パルスレベルを表す。このレーザ測距
装置20と対象物0との距離が近い場合には、特性曲線
aに示す如く、受光パルスのピークレベルは高く、波形
は急峻となる(即ち、受光パルス幅は狭い)。一方、対
象物0までの距離が遠い場合には、受光パルスのピーク
レベルは、低く、波形の立上りおよび立ち下がりは緩や
かになる(即ち、受光パルス幅は広い)。対象物0から
の反射信号であるか否かは、予め設定されるしきい値c
と受光レベル(又は受信信号の振幅)を比較することに
より判定される。
【0016】アンプ7により増幅された信号は、コンパ
レータ8およびピークホールド回路9に入力される。コ
ンパレータ8は、予め設定された受信判定しきい値(図
2のc参照)と入力信号のレベルを比較する。入力信号
がしきい値以上であれば、受信信号と判定し、その判定
結果をアナログ積分器10に通知する。一方、入力信号
がしきい値以下のとき、ノイズと判定する。測距カウン
タ11には、レーザ光発生前にパルス発生部2からカウ
ンタクリア信号が入力され、測距カウンタ11のデータ
がクリアされる。
レータ8およびピークホールド回路9に入力される。コ
ンパレータ8は、予め設定された受信判定しきい値(図
2のc参照)と入力信号のレベルを比較する。入力信号
がしきい値以上であれば、受信信号と判定し、その判定
結果をアナログ積分器10に通知する。一方、入力信号
がしきい値以下のとき、ノイズと判定する。測距カウン
タ11には、レーザ光発生前にパルス発生部2からカウ
ンタクリア信号が入力され、測距カウンタ11のデータ
がクリアされる。
【0017】測距カウンタ11は、レーザ光発生部3に
制御信号を送出した時点にパルス発生部2が出力するス
タート信号から、ピークホールド回路9が受信信号のピ
ークレベルを検出した直後にクロック信号が入力される
までの時間をカウント(計数)し、そのカウント結果を
上位レジスタ12に一時的に記憶させる。アナログ積分
器10は、受光パルスがピークレベルに達した時点から
一定電圧レベルの電圧値を持つピークホールド信号の積
分を開始し、直後のクロック信号の立上りで積分を終了
する。この電圧レベルは、積分区間がクロック1周期の
場合には、下位レジスタ14の各ビットの値が全て
「1」となるように調整されている。積分結果は、A/
D変換器13によりアナログ・デジタル変換され、その
結果は下位レジスタ14に一時的に記憶される。
制御信号を送出した時点にパルス発生部2が出力するス
タート信号から、ピークホールド回路9が受信信号のピ
ークレベルを検出した直後にクロック信号が入力される
までの時間をカウント(計数)し、そのカウント結果を
上位レジスタ12に一時的に記憶させる。アナログ積分
器10は、受光パルスがピークレベルに達した時点から
一定電圧レベルの電圧値を持つピークホールド信号の積
分を開始し、直後のクロック信号の立上りで積分を終了
する。この電圧レベルは、積分区間がクロック1周期の
場合には、下位レジスタ14の各ビットの値が全て
「1」となるように調整されている。積分結果は、A/
D変換器13によりアナログ・デジタル変換され、その
結果は下位レジスタ14に一時的に記憶される。
【0018】次に、図3は、図1に示すレーザ測距装置
20のタイミングチャートである。図3中において、
(a)は、レーザ送信パルスおよび受光パルスを示す。
(b)は、クロック信号を示す。(c)は、ピークホー
ルド回路9のピークホールド信号を示す。(d)は、パ
ルス発生部2が測距カウンタ11に入力するスタート信
号を示す。
20のタイミングチャートである。図3中において、
(a)は、レーザ送信パルスおよび受光パルスを示す。
(b)は、クロック信号を示す。(c)は、ピークホー
ルド回路9のピークホールド信号を示す。(d)は、パ
ルス発生部2が測距カウンタ11に入力するスタート信
号を示す。
【0019】距離を測定する対象となるのは、レーザ光
発生部3からレーザ光が発射される時点から受光パルス
レベルのピーク値まで(図3中の時点t0〜t2)であ
り、これは測距カウンタ11の値から、アナログ時間測
定部でアナログ積分された値の分を補正、即ち差し引く
ことにより得ることができる。本発明のレーザ測距装置
20は、上位レジスタ12のデータから「1」を差し引
き、下位レジスタ14のデータを反転し「1」を加えた
値を測距離データとする。
発生部3からレーザ光が発射される時点から受光パルス
レベルのピーク値まで(図3中の時点t0〜t2)であ
り、これは測距カウンタ11の値から、アナログ時間測
定部でアナログ積分された値の分を補正、即ち差し引く
ことにより得ることができる。本発明のレーザ測距装置
20は、上位レジスタ12のデータから「1」を差し引
き、下位レジスタ14のデータを反転し「1」を加えた
値を測距離データとする。
【0020】次に、図1に示す本発明によるレーザ測距
装置20の好適実施形態の具体例について説明する。測
距カウンタ11のデータを16ビットおよび測距データ
を20ビットとする場合のレーザ測距装置の具体例を説
明する。クロックジェネレータ1は、対象物0に対する
パルスレーザ光の発生および照射した時点(図3中の時
点t0)から受光信号の受信時点(図3中の時点t2)ま
での時間を測定するクロック信号を発生する。パルス発
生部2は、クロックジェネレータ1からのクロック信号
に基づきレーザ光発生部3のレーザ発生に必要な制御パ
ルス信号を発生すると同時に、後述する測距カウンタ1
1にカウンタクリア信号およびスタート信号(図3
(d)参照)を送出する。レーザ光発生部3により発生
した送信パルスレーザ(図3(a)中の左側に示す)
は、送光光学系4を介して対象物0に照射される。対象
物0により反射した信号は、受光光学系5を通過した後
に、検知器6に入射する。検知器6は、受信した光信号
を電気信号に変換し、アンプ7はこれを増幅する。アン
プ7で増幅された受信信号は、コンパレータ8およびピ
ークホールド回路9に入力される。
装置20の好適実施形態の具体例について説明する。測
距カウンタ11のデータを16ビットおよび測距データ
を20ビットとする場合のレーザ測距装置の具体例を説
明する。クロックジェネレータ1は、対象物0に対する
パルスレーザ光の発生および照射した時点(図3中の時
点t0)から受光信号の受信時点(図3中の時点t2)ま
での時間を測定するクロック信号を発生する。パルス発
生部2は、クロックジェネレータ1からのクロック信号
に基づきレーザ光発生部3のレーザ発生に必要な制御パ
ルス信号を発生すると同時に、後述する測距カウンタ1
1にカウンタクリア信号およびスタート信号(図3
(d)参照)を送出する。レーザ光発生部3により発生
した送信パルスレーザ(図3(a)中の左側に示す)
は、送光光学系4を介して対象物0に照射される。対象
物0により反射した信号は、受光光学系5を通過した後
に、検知器6に入射する。検知器6は、受信した光信号
を電気信号に変換し、アンプ7はこれを増幅する。アン
プ7で増幅された受信信号は、コンパレータ8およびピ
ークホールド回路9に入力される。
【0021】コンパレータ8は、予め設定された受信判
定しきい値と入力信号のレベルを比較する。入力信号が
しきい値以上ならば、受信信号と判定し、その判定結果
をアナログ積分器10に通知する。測距カウンタ11に
は、パルス発生部2によりレーザ光発生前にカウンタク
リア信号が入力され、カウンタデータがクリアされる。
測距カウンタ11は、レーザ光発生部3に制御信号を送
出した時点にパルス発生部2から出力されるスタート信
号(図3(d)参照)から、ピークホールド回路9が受
信信号のピークレベルを検出した直後にクロック信号が
入力されるまでの時間(図3中の時点t3)をカウント
し、その結果を上位レジスタ12に一時的に記憶させ
る。
定しきい値と入力信号のレベルを比較する。入力信号が
しきい値以上ならば、受信信号と判定し、その判定結果
をアナログ積分器10に通知する。測距カウンタ11に
は、パルス発生部2によりレーザ光発生前にカウンタク
リア信号が入力され、カウンタデータがクリアされる。
測距カウンタ11は、レーザ光発生部3に制御信号を送
出した時点にパルス発生部2から出力されるスタート信
号(図3(d)参照)から、ピークホールド回路9が受
信信号のピークレベルを検出した直後にクロック信号が
入力されるまでの時間(図3中の時点t3)をカウント
し、その結果を上位レジスタ12に一時的に記憶させ
る。
【0022】アナログ時間測定部を構成するアナログ積
分器10は、受光パルスがピークレベルに達した時刻か
ら一定電圧レベルの電圧値を持つピークホールド信号
(図3(c)参照)の積分を開始し、直後のクロック信
号の立上り時点(図3中、時点t3)で積分を終了す
る。この電圧レベルは、アナログ積分器10によるクロ
ック1周期分の積分結果を4ビットのA/D変換器13
が「F[HEX]」とエンコードするように予め調整さ
れており、その結果は下位レジスタ14に一時的に記憶
される。このレーザ測距装置20は、上位レジスタ12
のデータから「1」を差し引き、下位レジスタ14のデ
ータを反転し「1」を加えた値を測距データとする。
分器10は、受光パルスがピークレベルに達した時刻か
ら一定電圧レベルの電圧値を持つピークホールド信号
(図3(c)参照)の積分を開始し、直後のクロック信
号の立上り時点(図3中、時点t3)で積分を終了す
る。この電圧レベルは、アナログ積分器10によるクロ
ック1周期分の積分結果を4ビットのA/D変換器13
が「F[HEX]」とエンコードするように予め調整さ
れており、その結果は下位レジスタ14に一時的に記憶
される。このレーザ測距装置20は、上位レジスタ12
のデータから「1」を差し引き、下位レジスタ14のデ
ータを反転し「1」を加えた値を測距データとする。
【0023】例えば、測距カウンタ11から上位レジス
タ12が受け取った16ビットデータを「0AAA[H
EX]」、A/D変換器13から下位レジスタ14が受
け取った4ビットデータを「A[HEX]」とする。こ
れは、測距カウンタ11が、受光パルスのピーク値とな
る時点からクロック1周期の10/16の時間を経過し
た時点でカウントを終了したことを意味する。この場合
には、上位レジスタ12から「1」を差し引いた「0A
A9」および下位レジスタ14の反転データ「5[HE
X]」に「1」を加えた「6[HEX]」を付け足した
「0AA96」が測距データとなる。
タ12が受け取った16ビットデータを「0AAA[H
EX]」、A/D変換器13から下位レジスタ14が受
け取った4ビットデータを「A[HEX]」とする。こ
れは、測距カウンタ11が、受光パルスのピーク値とな
る時点からクロック1周期の10/16の時間を経過し
た時点でカウントを終了したことを意味する。この場合
には、上位レジスタ12から「1」を差し引いた「0A
A9」および下位レジスタ14の反転データ「5[HE
X]」に「1」を加えた「6[HEX]」を付け足した
「0AA96」が測距データとなる。
【0024】以上、本発明によるレーザ測距装置の好適
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱すること
なく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であるこ
と、当業者には容易に理解できよう。
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱すること
なく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であるこ
と、当業者には容易に理解できよう。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
のレーザ測距装置によると、次の如き実用上の顕著な効
果が得られる。第1に、比較的低速のクロック信号を使
用するにも拘らず高精度の測距が可能である。その理由
は、測距カウンタの出力を上位レジスタに入力し、受光
信号のピークレベルから直後のクロック信号の立上りま
での時間アナログ積分を行い、デジタル変換して下位レ
ジスタに入力し、これら上位および下位レジスタの出力
を合成して測距データとするためである。
のレーザ測距装置によると、次の如き実用上の顕著な効
果が得られる。第1に、比較的低速のクロック信号を使
用するにも拘らず高精度の測距が可能である。その理由
は、測距カウンタの出力を上位レジスタに入力し、受光
信号のピークレベルから直後のクロック信号の立上りま
での時間アナログ積分を行い、デジタル変換して下位レ
ジスタに入力し、これら上位および下位レジスタの出力
を合成して測距データとするためである。
【0026】第2に、低速のクロック信号を使用するこ
とにより低消費電力にすると共に、例えば測距カウンタ
のデータを16ビット、A/D変換器を4ビットとし
て、それぞれ上位レジスタおよび下位レジスタに入力し
て、合計20ビットの高精度測距データが得られる。
とにより低消費電力にすると共に、例えば測距カウンタ
のデータを16ビット、A/D変換器を4ビットとし
て、それぞれ上位レジスタおよび下位レジスタに入力し
て、合計20ビットの高精度測距データが得られる。
【0027】第3に、受信信号の形状(幅)に関係なく
高精度の測距データが得られる。その理由は、ピークホ
ールド回路を使用して、受信信号のピークを検出して測
距データを得るからである。
高精度の測距データが得られる。その理由は、ピークホ
ールド回路を使用して、受信信号のピークを検出して測
距データを得るからである。
【図1】本発明によるレーザ測距装置の好適実施形態の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】受光パルスのピークレベルとしきい値との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明のレーザ測距装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図4】従来のレーザ測距装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】図4のレーザ測距装置の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
0 測距対象物
1 クロックジェネレータ
2 パルス発生部
3 レーザ光発生部
4 送光光学系
5 受光光学系
6 検知器
7 アンプ
8 コンパレータ
9 ピークホールド回路
10 アナログ積分器
11 測距カウンタ
12 上位レジスタ
13 A/D変換器
14 下位レジスタ
Claims (7)
- 【請求項1】パルス状のレーザ光を対象物に照射し、該
対象物から反射された受信信号を検知し、前記レーザ光
の照射から前記受信信号の受信までの時間差を、カウン
タでクロック信号をカウントして求めて前記対象物まで
の距離を測定するレーザ測距装置において、 前記カウンタのカウント値が入力される上位レジスタ
と、前記受信信号の受信から該受信直後の前記クロック
信号までのアナログ時間測定のデジタル変換値が入力さ
れる下位レジスタとを備えることを特徴とするレーザ測
距装置。 - 【請求項2】前記アナログ時間測定は、前記受信信号の
ピークホールドするピークホールド回路、該ピークホー
ルド回路の出力を積分するアナログ積分器および前記受
信信号をしきい値と比較するコンパレータを含むことを
特徴とする請求項1に記載のレーザ測距装置。 - 【請求項3】前記積分器は、前記受信信号がピークレベ
ルになった時点から積分を開始することを特徴とする請
求項2に記載のレーザ測距装置。 - 【請求項4】前記上位レジスタのデータから「1」を差
し引き、前記下位レジスタのデータを反転し「1」を加
えた値を測距データとすることを特徴とする請求項1、
2又は3に記載のレーザ測距装置。 - 【請求項5】一定周期のクロック信号を発生するクロッ
クジェネレータと、前記クロック信号をカウントする測
距カウンタと、前記クロック信号を受け前記測距カウン
タのクリア信号およびスタート信号を発生するパルス発
生器と、該パルス発生器の出力に基づいて対象物へ照射
するレーザ光を発生するレーザ光発生部と、前記対象物
からの反射波を検出して電気信号に変換する検知器と、
該検知器からの電気信号を増幅して受信信号を出力する
アンプと、前記受信信号をしきい値と比較するコンパレ
ータと、前記受信信号のピークレベルを検出するピーク
ホールド回路と、該ピークホールド回路の出力を積分す
るアナログ積分器と、該アナログ積分器の出力をデジタ
ル変換するA/D変換器と、前記測距カウンタの出力を
一時的に記憶する上位レジスタと、前記A/Dカウンタ
の出力を一時的に記憶する下位レジスタとを備えること
を特徴とするレーザ測距装置。 - 【請求項6】前記ピークホールド回路は、前記クロック
ジェネレータからのクロック信号により動作することを
特徴とする請求項5に記載のレーザ測距装置。 - 【請求項7】前記A/D変換器は、前記ピークホールド
回路の出力を、前記クロック信号の1周期間積分すると
全ビットが「1」となることを特徴とする請求項5又は
6に記載のレーザ測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336222A JP2003139857A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | レーザ測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336222A JP2003139857A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | レーザ測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139857A true JP2003139857A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19151082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001336222A Pending JP2003139857A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | レーザ測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003139857A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013003114A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 距離測定装置およびそれを備えた輸送機器 |
KR20200056201A (ko) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 현대오트론 주식회사 | 라이다 비행시간 측정 장치 및 방법 |
JP2020085537A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 株式会社東芝 | 半導体装置及び距離計測装置 |
CN112904354A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-04 | 西安应用光学研究所 | 一种高精度激光测距距离模拟装置 |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336222A patent/JP2003139857A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013003114A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 距離測定装置およびそれを備えた輸送機器 |
KR20200056201A (ko) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 현대오트론 주식회사 | 라이다 비행시간 측정 장치 및 방법 |
KR102163661B1 (ko) * | 2018-11-14 | 2020-10-08 | 현대오트론 주식회사 | 라이다 비행시간 측정 장치 및 방법 |
JP2020085537A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 株式会社東芝 | 半導体装置及び距離計測装置 |
JP7169171B2 (ja) | 2018-11-19 | 2022-11-10 | 株式会社東芝 | 半導体装置及び距離計測装置 |
JP2022186902A (ja) * | 2018-11-19 | 2022-12-15 | 株式会社東芝 | 半導体回路及び距離計測装置 |
JP7431924B2 (ja) | 2018-11-19 | 2024-02-15 | 株式会社東芝 | 半導体回路及び距離計測装置 |
CN112904354A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-04 | 西安应用光学研究所 | 一种高精度激光测距距离模拟装置 |
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