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JP2003138745A - 高所作業構台築造解体用の作業足場および高所作業構台の築造方法 - Google Patents

高所作業構台築造解体用の作業足場および高所作業構台の築造方法

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JP2003138745A
JP2003138745A JP2001339598A JP2001339598A JP2003138745A JP 2003138745 A JP2003138745 A JP 2003138745A JP 2001339598 A JP2001339598 A JP 2001339598A JP 2001339598 A JP2001339598 A JP 2001339598A JP 2003138745 A JP2003138745 A JP 2003138745A
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scaffold
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gantry
movable
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関根藤郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構台架設用の昇降式作業足場について、安全な
高所作業足場を提供すること。障害物が存在しても昇降
可能とすること。 【解決手段】上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連
結する上下伸縮連結体とで構成し、上部足場部および下
部台座脚を足場本体と可動足場とに分割自在としそれぞ
れに上部固定装置、下部固定装置を装備し、上下伸縮連
結体により連結して、上下伸縮連結体の伸縮により尺取
虫方式で自力昇降する。前記上部足場部と前記下部台座
脚について中心空間にガイド体を設ける。可動足場を一
方へ開いた状態として中心空間に連続する開放空間を左
右選択自在に形成して、縦横断垂直ブレス等の障害物の
挿入用空間を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、高所作業構台の
構築に関するものである。より詳しくは、高所作業構台
の築造方法および築造用の作業足場に関するものであ
る。山岳地帯の道路建設に伴い、機械・機材運搬用鋼製
の高所作業構台(仮桟橋、作業用構台)が必要で、これ
らの架設作業には作業用足場が必要である。よって、本
願発明は、これらの山岳地帯の道路建設に必要とする作
業足場を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】高所作業構台の構築にあたっては、構台
支持抗を打設するための打設孔を削孔し、該打設孔に構
台支持抗を打設する。前記の構台支持抗打設作業のの
ち、構台架設用昇降式作業床を設置して、構台架設用昇
降式作業床を使用して桁受け、主桁、縦横断垂直ブレ
ス、縦横断水平つなぎ等の設置作業を行うものである。
上記の構台架設用昇降式作業床としては、クレーン吊下
式の吊下げ足場や、構台支持抗に沿って垂直移動自在と
したゴンドラをロープ牽引で昇降駆動する方式のゴンド
ラ式昇降足場が公知である。また、自駆動昇降式足場し
て、特開平6―17543号「煙突の解体装置と解体方
法」の公開特許公報が存在する。該公開特許公報の発明
は、煙突を中心として昇降足場が装備され、尺取虫方式
で垂直方向に駆動されて自走で上下の作業位置を変更自
在とする技術を開示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のゴンドラ式昇降
足場は、クレーン吊下式の吊下げ足場に比して安定した
足場を確保できるが、吊り下げロープによる牽引で上下
駆動するものであるから、上下動が不安定であり“不安
全な作業足場”を解消するものではない。また、特開平
6―17543号「煙突の解体装置と解体方法」公開特
許公報の発明は、煙突を包囲する足場を尺取虫方式で煙
突を中心として昇降下するものであるから、主桁、縦横
断垂直ブレス、縦横断水平つなぎ等の設置作業を行うと
ころの、本願発明が対象とする構台架設用の昇降式作業
足場に適用することは不可能である。よって、縦横断垂
直ブレス等が存在しても昇降可能であり、“安全な作業
足場”を提供すること、および高所作業構台の構築作業
を“安全な作業”とすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、構台支
持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部
足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上
下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、下部台座
脚は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体
に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする下部固定装
置を装備し、上部足場部は、足場本体と可動足場とに分
割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定
自在とする上部固定装置を装備し、下部足場の足場本体
と上部足場部の足場本体と上下伸縮部により連結し、上
下伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降するこ
とを特徴とする、高所作業構台築造解体用の作業足場を
提供する。
【0005】本願第2発明は、構台支持抗を挿通するに
十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座
脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する
上下伸縮連結体とで構成し、下部台座脚は、足場本体と
可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台
支持抗とを固定自在とする下部固定装置を装備し、上部
足場部は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場
本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする上部固
定装置を装備し、下部足場の足場本体と上部足場部の足
場本体とを油圧駆動式上下伸縮部により連結し、前記上
部足場部と前記下部台座脚について中心空間にガイド体
を設け、ガイド体で構台支持抗を挟みつつ油圧駆動で上
部足場部と下部台座脚とを接近離間させて、尺取虫方式
で上下動することを特徴とする高所作業構台築造解体用
の作業足場を提供する。
【0006】本願第3発明は、構台支持抗を挿通するに
十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座
脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する
上下伸縮連結体とで構成し、中心空間開口の前方に観音
開き自在とするとともに、中心空間に連続する開放空間
を左右選択自在に形成自在とした高所作業構台築造解体
用の作業足場を使用した高所作業構台の築造方法であっ
て、高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支
持抗に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向
に接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を
構台支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより
構台支持抗に作業足場を取付け、構台支持抗の周囲を包
囲状態とした高所作業用足場を確保し、上下伸縮連結体
の伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任
意の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支
持抗の任意の位置に設定自在とし、可動足場を一方へ開
いた状態として中心空間に連続する開放空間を左右選択
自在に形成することで、縦横断垂直ブレスの取付け作業
のための縦横断垂直ブレスの挿入用空間を確保し、縦横
断垂直ブレスの取付けを含む高所作業用足場を確保した
ことを特徴とする高所作業構台の築造方法を提供する。
【0007】
【実施例】本願発明の説明に先立って、まず高所作業構
台を説明する。高所作業構台は、近年山岳地帯の道路建
設に伴い、機械・機材運搬用の進入路として、クレーン
等の作業重機のための仮桟橋、作業用構台として使用さ
れるものである。高所作業構台の構築にあたっては、構
台支持抗Bを打設するための打設孔を削孔し、該打設孔
に構台支持抗Bを打設する。前記の構台支持抗Bの打設
作業ののち、構台支持抗Bに、桁受けD、主桁F、縦横
断垂直ブレスC、縦横断水平つなぎE等を設置し、頂面
の架台Gを支持する。
【0008】本発明の高所作業構台築造用の作業足場A
は、その上面で、上記の構台架設用の昇降式作業床面を
構成して、桁受け、主桁、縦横断垂直ブレス、縦横断水
平つなぎ等の設置作業にあたっての、作業者の作業床面
を確保するものである。
【0009】図1ないし図3を参照して、本願発明の高
所作業構台築造用の作業足場Aを詳細に説明する。作業
足場Aは、構台支持抗Bを挿通するに十分な中心空間H
をそれぞれ有する上部足場部1および下部台座脚2と、
上部足場部1と下部台座脚2とを上下方向に連結する上
下伸縮連結体3とで構成する。下部台座脚2は、足場本
体4と可動足場5とに分割自在とし、足場本体4と構台
支持抗Bとを固定自在とする下部固定装置(下部チャッ
キング)6を装備する。上部足場部1は、足場本体4と
可動足場5とに分割自在とし、足場本体4と構台支持抗
Bとを固定自在とする上部固定装置(上部チャッキン
グ)7を装備する。下部台座脚2の足場本体4と上部足
場部1の足場本体4と上下伸縮部3により連結し、上下
伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降を可能と
する。
【0010】前記上部足場部1と前記下部台座脚2につ
いて、足場本体4を四角形とし、その中心空間Hを四角
形状で可動足場5側の一辺を開口hする。足場本体4の
可動足場5隣接側の端部4aの外周寄りの位置に左右一
対の回動支点8a、8bを設ける。該前記左右一対の回
動支点8a,8bを介して、足場本体4と可動足場5とを
連結する。更に、可動足場5を左右二分割して5aと5
bとで構成し、固定手段9(突起9aおよび締金具9
b)により連結して一体化自在とする(図4参照)。可
動足場5を左右二分割した状態では、可動足場5を足場
本体4の中心空間Hの開口hの前方に観音開き自在とす
る(図5参照)。
【0011】前記左右一対の回動支点8a、8bについ
て、足場本体4と可動足場5とを前記左右一対の一方の
回動支点8a(または8b)を介して連結するととも、前
記左右一対の他方の前記回動支点8b(または8a)を開
放状態とすることで、一方の回動支点8a(または8b)
を中心として可動足場を回動自在として、障害物(ブレ
ス)通過空間Qを形成する(図6参照)。
【0012】前記回動支点8について、実施例において
は、連結板11、連結板11の両端の孔12および足場本体の
中心空間開口側の端面外周部に形成した孔13を貫通自在
とするピン14aおよび14bで構成する。 ピン14a、ピ
ン14bのいずれか一方を抜取ることにより、連結板11の
一端は、足場本体4または可動足場5と連結を解く、そ
の結果、足場本体と可動足場との間に中心空間に連続す
る障害物(ブレス)通過空間Qを、連結板の一端を開放
した側に、形成自在とする。
【0013】足場本体4に、側縁4bに連続する開口部
Pを形成自在とし、該開口部Pを覆うカバー板10をそ
の内縁をヒンジ構造10aとして上下方向に回動自在と
して、カバー板10が開口部Pを覆う水平位置(足場作
用位置)イと、垂直位置(障害物(ブレス)通過用の開
口部形成位置)ロとに変更自在とし、ワイヤー止め10
bにより水平位置(足場作用位置)を固定して足場作業
の安全をはかる(図7参照)。なお、カバー板10を水
平方向に移動させて、カバー板10が開口部Pを覆う開
口部位置(足場作用位置)と、左右移動位置(障害物
(ブレス)通過用空間形成位置)とに変更自在として
も、本発明の目的を達成できるものである。
【0014】つぎに上下伸縮連結体3について、中間伸
縮シリンダー3Aを含む油圧駆動式上下伸縮部とし、前
記上部足場部1と前記下部台座脚2について、構台支持
抗Bを中心空間Hに位置させて構台支持抗Bを包囲する
足場を形成しつつ、油圧駆動で中間伸縮シリンダー3A
を伸長、短縮させ、下部固定装置(下部チャッキング)
6と上部固定装置(上部チャッキング)7とを交互に作
動させて、上部足場部と下部台座脚とを構台支持抗Bに
固定し且つ接近離間させることで、作業足場Aを尺取虫
方式で上下動(昇降)させる。
【0015】図8ないし図9を参照して、下部固定装置
(下部チャッキング)6および上部固定装置(上部チャ
ッキング)7について説明する。足場本体4に固定され
た固定部材21と、該固定部材21に着脱自在としたチ
ャツキングユニット22とで構成し、チャツキングユニ
ット22には水平方向の油圧シリンダー23を装備す
る。油圧シリンダーを伸張することでチャツキングユニ
ット22は構台支持抗Bに固定されて、固定装置6、7
は構台支持抗Bに対し固定状態とする。 回動支点24
および固定ピン25とを設けて、図7の固定状態と、図
8の開口状態(構台支持抗Bへの挿入状態)への変更を
自在とする。図10は、補助板26および補助支点27
を設けた実施例を示し、a図は補助板26および回動支
点24を使用し標準径の構台支持抗Bに対応し、b図は
補助板26を除去し補助支点27を使用することで、大
径の構台支持抗BBに対応する。
【0016】つぎに、高所作業構台の築造方法を説明す
る。高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支
持抗Bに、前記作業足場Aの上部足場部1および下部台
座脚2のそれぞれの可動足場5を観音開きで水平方向に
接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間Hを
構台支持抗Bに位置させて、可動足場5を閉じることに
より構台支持抗Bに作業足場Aを取付け、構台支持抗B
の周囲を包囲した状態として、構台支持抗Bの周囲に高
所作業用の足場を確保する。
【0017】つぎに上下伸縮連結体3の中間伸縮シリン
ダー3Aの作動および下部固定装置(下部チャッキン
グ)6と上部固定装置(上部チャッキング)7との交互
作動により自駆動で、作業足場Aを尺取虫方式で上下動
させる。即ち、油圧駆動で中間伸縮シリンダー3Aを伸
長、短縮させ、下部固定装置(下部チャッキング)6と
上部固定装置(上部チャッキング)7とを交互に作動さ
せて、上部足場部と下部台座脚とを構台支持抗Bに固定
し且つ接近離間させることで、作業足場Aを尺取虫方式
で上下動する。かくして、構台支持抗Bの任意の高さに
高所作業用の足場を形成して、縦横断垂直ブレス、縦横
断水平つなぎ等の設置作業を行う。
【0018】図11は、高所作業用足場としての作業を
示し、高所作業構台の築造に際しての、縦横断垂直ブレ
スCの設置作業の作業手順を示すものである。にお
いては、可動足場5を開いて障害物通過空間Qを形成
し、においては、可動足場5のカバー板10を開い
て開口部Pに障害物通過を可能とすることで、縦横断垂
直ブレスCの障害物が存在しても作業足場の昇降を自由
とする。
【0019】本願の高所作業用足場Aを適所の高さに昇
降させて、前記の作業を上下に行うとともに、前後に行
い、更に水平方向の主桁F、縦横断水平つなぎEおよび
架台G等の設置作業を行うことで、高所作業構台を築造
する(図12を参照)。
【0020】
【発明の効果】本発明は、山岳地帯の道路建設に必要と
される高所作業構台の構築に際し使用する構台架設用の
高所作業用足場を尺取虫式昇降の自駆動昇降式足場とし
たので、クレーン吊下式の吊下げ足場や、構台支持抗に
沿って垂直移動自在としたゴンドラをロープ牽引で昇降
駆動する方式のゴンドラ式昇降足場に比して、駆動機構
が簡単であるとともに、上下動が安定して"安全な作業
足場"を提供して高所作業構台の構築作業を"安全な作
業"とする効果を有するものである。また、縦横断垂直
ブレス等の障害物があっても、作業足場を昇降すること
ができて、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の作業足場の正面図
【図2】同じく平面図
【図3】片方を開いて側方に向け開口部を形成した状態
の平面図
【図4】チャツキングユニットおよびカバー板を付加し
て示す、図2同様の平面図
【図5】同じく観音開き状態で示す、図4同様の平面図
【図6】同じく図3同様の平面図
【図7】障害物通過空間の形成手段を説明する縦断面図
で、a図は足場作業位置、b図は障害物通過用空間形成
位置を示す
【図8】上部固定装置、下部固定装置の構台支持抗固定
状態の平面図
【図9】同じく構台支持抗挿入状態の平面図
【図10】構台支持抗の大小に対応する上部固定装置、
下部固定装置を示し、a図は標準の構台支持抗の場合を
示し、b図は大径の構台支持抗の場合を示す。
【図11】本発明による高所作業構台の築造工程の説明
【図12】高所作業構台の斜視図
【符号の説明】
A 作業足場 B 構台支持抗 H 中心空間 P 障害物(ブレス)通過空間用の開口部 Q 障害物(ブレス)通過空間用の開放空間 1 上部足場部 2 下部台座脚 3 上下伸縮連結体 4 足場本体 5 可動足場 6 下部固定装置(下部チャッキング) 7 上部固定装置(上部チャッキング) 10 カバー板 22 チャツキングユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構台支持抗を挿通するに十分な中心空間を
    それぞれ有する上部足場部および下部台座脚と、上部足
    場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結
    体とで構成し、下部台座脚は、足場本体と可動足場とに
    分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固
    定自在とする下部固定装置を装備し、上部足場部は、足
    場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本
    体と構台支持抗とを固定自在とする上部固定装置を装備
    し、下部足場の足場本体と上部足場部の足場本体と上下
    伸縮連結部により連結し、上下伸縮連結体の伸縮により
    尺取虫方式で自力昇降することを特徴とする、高所作業
    構台築造解体用の作業足場。
  2. 【請求項2】前記上部足場部と前記下部台座脚につい
    て、足場本体の中心空間の一辺を開口し、足場本体の中
    心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設
    け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の回動支点を
    介して連結するとともに可動足場を左右二分割自在とし
    て、可動足場を足場本体の中心空間開口の前方に観音開
    き自在としたことを特徴とする、請求項1に記載する高
    所作業構台築造解体用の作業足場。
  3. 【請求項3】前記上部足場部と前記下部台座脚につい
    て、足場本体の中心空間の一辺を開口し、足場本体の中
    心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設
    け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の一方の回動
    支点を介して連結するととも前記左右一対の前記回動支
    点の他方を開放状態とすることで、一方の回動支点を中
    心として可動足場を回動自在として、足場本体と可動足
    場との間に中心空間に連続する開放空間を左右選択自在
    に形成自在としたことを特徴とする請求項1に記載する
    高所作業構台築造解体用の作業足場。
  4. 【請求項4】前記上部足場部と前記下部台座脚につい
    て、足場本体の中心空間の一部を開口し、足場本体の中
    心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設
    け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の一方の回動
    支点を介して連結するととも前記左右一対の前記回動支
    点の他方を開放状態とすることで、一方の回動支点を中
    心として可動足場を回動自在として、足場本体と可動足
    場との間に中心空間に連続する開放空間を左右選択自在
    に形成自在とするとともに、足場本体に、側縁に連続す
    る開口部を形成自在としたことを特徴とする請求項1に
    記載する高所作業構台築造解体用の作業足場。
  5. 【請求項5】構台支持抗を挿通するに十分な中心空間を
    それぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部
    と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体と
    で構成し、下部台座脚は、足場本体と可動足場とに分割
    自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自
    在とする下部固定装置を装備し、上部足場部は、足場本
    体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と
    構台支持抗とを固定自在とする上部固定装置を装備し、
    下部足場の足場本体と上部足場部の足場本体とを油圧駆
    動式上下伸縮部により連結し、前記上部足場部と前記下
    部台座脚について中心空間にガイド体を設け、ガイド体
    で構台支持抗を挟みつつ油圧駆動で上部足場部と下部台
    座脚とを接近離間させて、油圧作動尺取虫方式で昇降動
    することを特徴とする高所作業構台築造解体用の作業足
    場。
  6. 【請求項6】構台支持抗を挿通するに十分な中心空間を
    それぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部
    と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体と
    で構成し、中心空間開口の前方に観音開き自在とすると
    ともに、中心空間に連続する開口部を左右選択自在に形
    成自在とした高所作業構台築造解体用の作業足場を使用
    した高所作業構台の築造方法であって、 高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗
    に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向に接
    近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を構台
    支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより構台
    支持抗に作業足場を取り付け、構台支持抗の周囲を包囲
    状態とした高所作業用足場を確保し、上下伸縮連結体の
    伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任意
    の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支持
    抗の任意の位置に設定自在とし、 可動足場を一方へ開いた状態として中心空間に連続する
    開放空間を左右選択自在に形成することで、縦横断垂直
    ブレスの取り付け作業のための縦横断垂直ブレスの挿入
    用空間を確保し、縦横断垂直ブレスの取り付けを含む高
    所作業用足場を確保したことを特徴とする高所作業構台
    の築造方法。
  7. 【請求項7】構台支持抗を挿通するに十分な中心空間を
    それぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部
    と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体と
    で構成し、中心空間開口の前方に観音開き自在とすると
    ともに、中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に
    形成自在とし、更に、足場本体に、側縁に連続する開口
    部を形成自在とした高所作業構台築造解体用の作業足場
    を使用した高所作業構台の築造方法であって、 高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗
    に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向に接
    近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を構台
    支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより構台
    支持抗に作業足場を取り付け、構台支持抗の周囲を包囲
    状態とした高所作業用足場を確保し、上下伸縮連結体の
    伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任意
    の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支持
    抗の任意の位置に設定自在とし、 可動足場を一方へ開いた状態として中心空間に連続する
    開放空間を左右選択自在に形成することで、構台支持抗
    の正面側の縦横断垂直ブレスの取付け作業のための縦横
    断垂直ブレスの挿入用空間を確保し、構台支持抗の背面
    側の縦横断垂直ブレスの取付けおよび正面側の縦横断垂
    直ブレスの取付けを含む、2本の構台支持抗に対する高
    所作業構台の築造のための高所作業用足場を、2本の構
    台支持抗にそれぞれ装備した高所作業構台築造解体用の
    作業足場により確保することを特徴とする高所作業構台
    の築造方法。
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