JP2003133233A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】被処理基板面内の温度分布を解消し、基板に均
一な膜を再現性よく成膜し得る基板処理装置を提供す
る。 【解決手段】反応室9と、被処理基板13を載置するサ
セプタ7と、ガス導入部2と、前記サセプタに埋設した
静電チャック用電極30と、前記サセプタに対して対向
するヒータ36と、前記サセプタを前記ヒータに対して
回転可能に支持する回転軸38と、該回転軸内に設けら
れ前記ヒータを支持する固定軸42と、前記回転軸に設
けられ電源45と前記静電チャック用電極とを接続する
スリップリング43とを具備した。
一な膜を再現性よく成膜し得る基板処理装置を提供す
る。 【解決手段】反応室9と、被処理基板13を載置するサ
セプタ7と、ガス導入部2と、前記サセプタに埋設した
静電チャック用電極30と、前記サセプタに対して対向
するヒータ36と、前記サセプタを前記ヒータに対して
回転可能に支持する回転軸38と、該回転軸内に設けら
れ前記ヒータを支持する固定軸42と、前記回転軸に設
けられ電源45と前記静電チャック用電極とを接続する
スリップリング43とを具備した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコンウェーハ等
の基板に酸化膜、金属膜等を成膜して半導体装置を製造
する半導体製造装置、特に一枚ずつ成膜処理を行う枚葉
式CVD装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】シリコンウェーハ等の基板に半導体集積
回路を形成し、半導体装置を製造する半導体製造装置の
1つに、低圧に保持された反応室に原料ガスを導入して
加熱された1枚の基板に所望の膜を生成する枚葉式CV
D装置がある。 【0003】図5により従来の枚葉式CVD装置の概略
を説明する。 【0004】反応室9を画成する真空容器1の天井部に
はガス導入部2が形成され、該ガス導入部2に対向して
前記真空容器1の底部には加熱ステージ3が設けられて
いる。前記ガス導入部2の下面に多数のガス分散孔5が
穿設されたシャワープレート4が設けられ、又前記ガス
導入部2にはガス導入管6が連通している。 【0005】前記加熱ステージ3の上面はサセプタ7と
なっており、該サセプタ7の下側にはヒータ8が設けら
れている。前記真空容器1の側面には基板搬入出用のゲ
ート弁11が設けられ、前記真空容器1の底面には排気
口12が設けられている。 【0006】前記ゲート弁11を介して搬入された基板
13は前記サセプタ7に載置され、前記ヒータ8により
前記サセプタ7を介して加熱される。 【0007】前記反応室9は低圧に保持され、前記ガス
導入管6から供給された原料ガスは前記ガス分散孔5に
より均等に分散され、前記反応室9に導入され、所要の
成膜処理がなされる。処理後のガスは前記排気口12か
ら排気され、前記反応室9内は一定圧に保持される。 【0008】処理が完了すると、原料ガスの導入が停止
され、前記反応室9が窒素ガス等の不活性ガスによりガ
スパージされた後、前記基板13は前記ゲート弁11か
ら搬出される。 【0009】近年の半導体集積回路の微細化、高集積化
により、ウェーハに対して高い歩留りが要求されてい
る。更に低価格チップ製作の為、ウェーハ1枚から得ら
れるチップ数を増やす為に、ウェーハの大口径化が進ん
でいる。 【0010】又、歩留り向上、ウェーハの大口径化に対
応する為には、成膜品質の一層の向上が不可欠である。 【0011】上記した従来の基板処理装置では原料ガス
流れの斑、或はサセプタ7を介して基板13を加熱する
際の加熱温度の不均一が避けられず、高い歩留り、ウェ
ーハの大口径化に対応できない。 【0012】そこで特開2000−286328公報に
於いて、ウェーハ面内の処理の均一性を高める為の基板
処理装置が示されている。 【0013】特開2000−286328公報に開示さ
れた基板処理装置を図6により略述する。 【0014】図6中、図5中で示したものと同等のもの
には同符号を付し、説明を省略する。 【0015】真空容器1の内壁にトレー支持部15が設
けられ、該トレー支持部15にリング部16が載置さ
れ、該リング部16には円周3等分した位置に逆L字状
のウェーハ支持部17が設けられ、該ウェーハ支持部1
7に基板13が載置される。 【0016】前記真空容器1の底部は円形の開口部18
が設けられ、該開口部18の周囲に上方に突出する内円
筒部19が設けられ、該内円筒部19には外円筒部21
が外嵌し、該外円筒部21の上端にサセプタ7が設けら
れている。該サセプタ7の上面には段差部7aが形成さ
れ、該段差部7aが前記リング部16に嵌脱自在となっ
ている。前記段差部7aの周縁部には前記ウェーハ支持
部17の水平部分が嵌合する凹部7bが凹設されてい
る。 【0017】前記開口部18は石英製の透過窓22によ
り閉塞され、該透過窓22の中央には下方に筒状部23
が突設されている。前記サセプタ7の下面中央より鉛直
に垂設されたシャフト24は前記筒状部23を貫通し、
前記シャフト24の下端は駆動部25に連結されてい
る。該駆動部25は前記シャフト24を介して前記サセ
プタ7を回転且つ昇降可能としている。 【0018】前記透過窓22の下方に、前記筒状部23
の周囲にドーナッツ状にランプが配設された加熱部26
が設けられ、前記透過窓22を透して輻射熱により前記
サセプタ7を加熱する様になっている。 【0019】図6は前記サセプタ7が降下した状態を示
している。 【0020】図示しない搬送装置により前記ウェーハ支
持部17に前記基板13が載置され、前記駆動部25に
より前記サセプタ7が上昇され、前記段差部7aが前記
リング部16に嵌入し、前記基板13が前記サセプタ7
上に載置される。更に、前記駆動部25により前記サセ
プタ7が回転される。 【0021】前記加熱部26により前記透過窓22を透
して前記サセプタ7が加熱され、該サセプタ7によって
前記基板13が加熱される。前記ガス導入管6より原料
ガスが導入され、前記基板13上に成膜処理がなされ
る。成膜処理が完了すると、前記サセプタ7が降下さ
れ、処理済の基板13が搬出される。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】図6で示される基板処
理装置では、処理中の基板13がサセプタ7を介して回
転され、成膜品質の均一化が図られている。然し乍ら、
図6の基板処理装置では加熱部26が前記透過窓22の
下方にあり前記サセプタ7とは離れ、基板13を加熱す
る状態では最も離れており、加熱効率が悪い。又前記加
熱部26はドーナツ状であり、熱輻射で中央部の熱密度
が低くなっている。更に、前記サセプタ7の下部にはシ
ャフト24が設けられており、該シャフト24が熱輻射
の影となってしまう。この為、前記サセプタ7を均一に
加熱することが難しく、基板13面内の温度分布が生じ
易いという問題があった。 【0023】本発明は斯かる実情に鑑み、被処理基板面
内の温度分布を解消し、基板に均一な膜を再現性よく成
膜し得る基板処理装置を提供するものである。 【0024】 【課題を解決する為の手段】本発明は、反応室と、被処
理基板を載置するサセプタと、ガス導入部と、前記サセ
プタに埋設した静電チャック用電極と、前記サセプタに
対して対向するヒータと、前記サセプタを前記ヒータに
対して回転可能に支持する回転軸と、該回転軸内に設け
られ前記ヒータを支持する固定軸と、前記回転軸に設け
られ電源と前記静電チャック用電極とを接続するスリッ
プリングとを具備した基板処理装置に係るものである。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 【0026】図1により第1の実施の形態について説明
する。図1中、図6中で示したものと同一のものには同
符号を付し、その説明を省略する。 【0027】真空容器1の内部は反応室9と該反応室9
の下側に連続する加熱ステージ収納部28が形成され、
該加熱ステージ収納部28と前記反応室9間を昇降可能
に加熱ステージ3が設けられている。前記加熱ステージ
収納部28は前記加熱ステージ3より若干大径となって
おり、前記反応室9は前記加熱ステージ収納部28より
更に大径であり、前記反応室9に前記加熱ステージ3が
収納された状態では、前記加熱ステージ収納部28の周
囲に排気ダクトとなる空間が形成される様になってい
る。 【0028】前記真空容器1の側壁には前記反応室9に
連通する排気口29が設けられ、又前記加熱ステージ収
納部28に連通する基板搬送口31が設けられ、該基板
搬送口31は気密構造のゲート弁11によって開閉され
る。前記排気口29には図示しない排気ラインが接続さ
れ、該排気ラインは圧力調整バルブ、真空ポンプが設け
られ、前記反応室9を所定の圧力に調整できる様になっ
ている。 【0029】前記真空容器1の上部にはガス導入部2が
設けられている。 【0030】該ガス導入部2は多数のガス分散孔5が穿
設されたシャワープレート4、上蓋33、多孔板である
分散板34、ガス導入管6から構成され、前記シャワー
プレート4は前記真空容器1の天井の一部をなし、前記
上蓋33との間にガス溜32を形成し、前記分散板34
は前記ガス溜32を上下に仕切り、前記ガス導入管6は
前記分散板34で仕切られた上部の空間に連通してい
る。 【0031】前記加熱ステージ3は有底円柱状の容器で
ある加熱部ケース35と該加熱部ケース35上端部を閉
塞する円盤状のサセプタ7により中空体に形成され、内
部には該サセプタ7と対向して設けられた円盤状のヒー
タ36及び該ヒータ36を下側から囲繞する反射板37
が収納されている。 【0032】前記加熱部ケース35の底部中心には中空
の回転軸38が連通し、該回転軸38は前記真空容器1
の底部を遊貫して下方に延出しており、下端は回転軸受
39を介して固定端板41により気密に閉塞されてい
る。前記回転軸38内には同心に中空の固定軸42が設
けられ、該固定軸42の上端は前記ヒータ36に連結さ
れ、下端は前記固定端板41に連結されている。前記回
転軸38と前記固定軸42との間にはスリップリング4
3が設けられている。 【0033】前記反射板37は前記加熱部ケース35の
底部、側壁部が前記ヒータ36によって加熱され、温度
が必要以上に上昇するのを防ぐ為に遮熱している。 【0034】前記サセプタ7は数mm〜10mm程度の厚さ
の耐熱性で且つ誘電体であるセラミックから形成されて
おり、前記反応室9内に流すガスの種類に対応して、そ
の表面を保護する為にコーティングが施されている。
尚、コーティングは前記サセプタ7の熱輻射率を変える
為に行っても良い。その際には、基板13が載置される
部分と載置されない部分で熱輻射率を異なる値にする必
要がある。通常は基板13を載置しない周縁部表側の熱
輻射率を下げ、放熱量を少なくすることで、前記サセプ
タ7の周縁部の温度を中心より高くする。 【0035】該サセプタ7内には複数の静電チャック用
の電極30a、電極30bを埋込んである。該電極30
a及び電極30bは前記サセプタ7を構成する誘電体
(セラミック)によって電気的に絶縁した状態にあり、
前記電極30a及び電極30bは配線44a、44bを
介してそれぞれ前記スリップリング43の回転側に接続
され、該スリップリング43の固定側は静電チャック用
の電源45に接続されている。 【0036】而して、該電源45により前記電極30a
と電極30bの間に所定の電圧が印加される様になって
いる。前記電極30aと電極30bの間に電圧が印加さ
れると、電荷がチャージされ、静電気力により前記サセ
プタ7の上面に基板13を吸着することができる。該基
板13を前記サセプタ7に静電気力により吸着すれば、
反った基板13であっても、基板13は前記サセプタ7
の表面に倣い矯正され、前記基板13と前記サセプタ7
との間隙を強制的に均一にすることができる。 【0037】前記ヒータ36は円盤状であり、前記サセ
プタ7の下側に該サセプタ7と略平行に、1〜30mmの
間隙を明けて設けられている。前記ヒータ36は厚さ数
mm程度で、同心円状に複数のゾーン36a、36bに分
割されている(図示では便宜的に2分割で示してい
る)。 【0038】各ゾーン36a、36bには、前記固定軸
42内に配した配線50a,50bを介して電源50に
それぞれ接続されて、又前記サセプタ7の前記ゾーン3
6a、36bに対応した部分の温度を検出する熱電対等
の温度検出器46a,46bが前記サセプタ7に設けら
れ、前記温度検出器46a,46bに接続された配線
(図示せず)は前記固定軸42の内部を通って加熱制御
部に(図示せず)に接続されている。 【0039】前記電源50は図示しない加熱制御部に接
続され、前記温度検出器46a,46bからの温度検出
信号に基づき前記温度検出器46a,46bの検出温度
が所定の値になる様に、前記ゾーン36a、36bの各
ゾーン毎に独立して発熱量を制御する様になっている。
前記ヒータ36から前記サセプタ7へは、輻射とガスの
伝導によって熱が伝達される。 【0040】前記ヒータ36と前記サセプタ7の間隙を
小さくする程、又、前記加熱ステージ3内の圧力を高く
する程、ガスの伝導による伝熱量が多くなる。但し、前
記ヒータ36と前記サセプタ7の間隙を小さくし過ぎる
と、間隙が少し変っただけで伝熱量が大きく変化するの
で、少なくとも間隙は1mm以上にする方が望ましい。一
方、前記ヒータ36と前記サセプタ7の間隔を広くし過
ぎた場合、該サセプタ7周囲の温度を上げる為に外側の
ゾーン36bの発熱量を増加させると、該ゾーン36b
からの熱輻射により前記サセプタ7の中心部にも熱が伝
わり、ゾーンコントロールが難しくなり、適切な温度分
布が得られない。従って、前記ヒータ36と前記サセプ
タ7の間隙は最大でも30mm程度が望ましい。 【0041】前記回転軸38の延出部には回転軸受47
を介してフランジ48が気密に嵌合し、該フランジ48
と前記真空容器1の底面間には伸縮可能なベローズ49
が設けられ、前記回転軸38の貫通部を気密にシールし
ている。 【0042】又、前記フランジ48は図示しない昇降機
構部と連結され昇降可能となっており、前記回転軸38
は前記フランジ48と一体に昇降する回転機構部に連結
され回転可能となっている。而して、前記加熱ステージ
3は昇降可能であると共に回転可能となっている。 【0043】前記固定軸42の内部は下端側で図示しな
い不活性ガス供給源と連通されており、該固定軸42の
所要位置、図示では下部と上部にパージガス孔51が穿
設されており、前記加熱ステージ3の内部に前記パージ
ガス孔51を通して不活性ガスが導入され、前記反応室
9よりも少し高い圧力となる様に制御されている。前記
加熱ステージ3の内部を前記反応室9より少し高い圧力
に保持することによって、該反応室9に導入した原料ガ
スが前記加熱ステージ3の内部に入込まない様にしてい
る。 【0044】又、前記フランジ48を介して前記ベロー
ズ49の内部も図示しない不活性ガス供給源と接続され
ており、前記回転軸38の貫通部の隙間からも前記反応
室9に不活性ガスが導入され、特に前記反応室9の下半
分の壁面に不要な膜が堆積しない様にしている。 【0045】前記加熱部ケース35に上下方向に移動自
在な突上げピン52が下方に付勢されて設けられ、該突
上げピン52の上端部は前記反射板37、ヒータ36、
サセプタ7を遊貫し、該サセプタ7の上面より突出可能
となっている。前記突上げピン52は少なくとも3箇所
に設けられ、前記サセプタ7上に載置される基板13を
支持可能となっている。又、前記突上げピン52の下部
は前記加熱部ケース35の底部を貫通すると共に更に下
方に突出しており、下部にはフランジ53が形成され、
該フランジ53は前記加熱ステージ3が前記真空容器1
の底部から離反した状態で下方へ抜けない様前記突上げ
ピン52の下方へのストッパとなっており、前記フラン
ジ53が前記加熱部ケース35の底部に当接した状態で
は前記突上げピン52の上端が前記サセプタ7の上面よ
り突出しない位置となっている。又、前記フランジ53
は下部貫通部の隙間を閉塞する機能を有し、前記加熱ス
テージ3の内部から反応室9にパージガスが漏れるのを
低減する役割を担っている。 【0046】次に、前記基板13の処理手順について説
明する。 【0047】先ず、該基板13を前記反応室9に搬入す
る前に前記加熱ステージ3を上昇させ、図1に示す成膜
処理位置とし、前記ヒータ36を発熱させ、前記サセプ
タ7が所定の温度になる様に加熱しておく。同時に前記
反応室9内の圧力が成膜処理時と略同一になる様に、前
記ガス導入管6からN2 等の不活性ガスを導入し、前記
分散板34とシャワープレート4を介して前記反応室9
内に不活性ガスを均等に供給する。 【0048】図示しない昇降機構により前記フランジ4
8、回転軸38を介して前記加熱ステージ3を前記加熱
ステージ収納部28に降下させる(図2参照)。この状
態では、前記サセプタ7の上面が前記基板搬送口31の
下側に位置する。前記突上げピン52の下端は前記加熱
ステージ収納部28の底面に当接し、更に押上げられ、
前記突上げピン52上端は前記基板搬送口31の中間の
位置となっている。 【0049】図示しない搬送治具に載置された基板13
が前記基板搬送口31を通して搬入され、前記突上げピ
ン52の上端に載置される。搬送治具が退避した後、前
記加熱ステージ3が成膜処理位置迄上昇される。該加熱
ステージ3の上昇によって、前記突上げピン52が下が
り、前記基板13が前記サセプタ7上に載置される。 【0050】前記電源45を投入して、静電チャック用
の前記電極30a、電極30b間に前記スリップリング
43を介して所定の電圧を印加して、前記基板13を静
電吸着する。該基板13は高温に保持された前記サセプ
タ7により加熱される。前記基板13が所定の温度にな
ったら、図示しない回転機構で前記回転軸38を所定の
回転数で回転させながら、不活性ガスに代わって原料ガ
スが上部のガス導入管6から導入される。原料ガスは前
記分散板34、シャワープレート4により均一化され、
前記基板13に対して吹付けられる様に供給される。 【0051】該基板13が前記サセプタ7に静電吸着さ
れることで、反りがある基板13も強制的に前記サセプ
タ7に密着され、前記基板13と前記サセプタ7間の間
隙が均等になり、該サセプタ7から前記基板13への伝
熱量を該基板13面内で均一にすることができる。更
に、前記加熱ステージ3、即ち前記サセプタ7を介して
前記基板13は回転され、前記ヒータ36に対する基板
13の位置を刻一刻と変化させながら加熱を行うことが
できるので、該基板13の温度均一性並びに温度再現性
が向上できる。 【0052】前記シャワープレート4から流入した原料
ガスは、前記基板13に吹付けられて方向を変え、該基
板13と略平行に流れた後、前記排気口29から排気さ
れる。図示しない圧力調整バルブにより、前記反応室9
内の圧力が所定の値になる様に調整され、原料ガス(シ
リコン含有ガス)の分圧が所定値となる様に流量が調整
される。所望の厚さの膜が堆積すると、原料ガスの導入
を停止し、再び前記ガス導入部2より不活性ガスが導入
される。前記反応室9が不活性ガスに置換された後、前
記加熱ステージ3が降下され、搬入と反対の手順で前記
基板13が前記基板搬送口31から搬出される。該基板
13への成膜終了後には、毎回或は適当な周期でエッチ
ング性のガスを供給して、前記反応室9の壁面、特に反
射板37の表面に堆積した不要な膜を除去する。 【0053】尚、上記第1の実施の形態では、前記パー
ジガス孔51を前記固定軸42の軸心方向に沿って複数
箇所(図中では上下2箇所)設けたが、前記回転軸38
内のガスパージを確実に行う為、下部の前記スリップリ
ング43近傍のみに設けてもよい。 【0054】図3は第2の実施の形態を示している。 【0055】前記固定軸42のスリップリング43が設
けられている位置よりも上方の位置で中空部を閉塞し、
前記固定軸42の閉塞した位置の下側に連通するパージ
ガスノズル54を設ける。該パージガスノズル54は下
方に向け屈曲され、下端は前記スリップリング43の上
面近傍に位置している。パージガスは前記パージガスノ
ズル54より前記スリップリング43の上面付近に吹出
され、下流側の加熱ステージ3に流れる。従って、確実
且つ効率的にガスパージを行うことができる。 【0056】尚、上記した実施の形態では、前記スリッ
プリング43の位置は前記回転軸38と前記固定軸42
との間に設けられたが、図4に示される様にスリップリ
ング43は前記回転軸38の下端部(図示では前記フラ
ンジ48より下方に延出する部分)に外嵌する様に設け
られてもよい。 【0057】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応室
と、被処理基板を載置するサセプタと、ガス導入部と、
前記サセプタに埋設した静電チャック用電極と、前記サ
セプタに対して対向するヒータと、前記サセプタを前記
ヒータに対して回転可能に支持する回転軸と、該回転軸
内に設けられ前記ヒータを支持する固定軸と、前記回転
軸に設けられ電源と前記静電チャック用電極とを接続す
るスリップリングとを具備しているので、サセプタを介
してヒータに加熱される被処理基板は、ヒータに対して
相対回転し、ヒータによる加熱が均等化し、又被処理基
板は静電チャックによりサセプタに密着され、基板全面
で熱伝達が均一となり、基板面内での成膜均一性が向上
し、又基板毎の再現性が向上し、歩留りの向上、製品品
質の安定が図れる等の優れた効果を発揮する。
の基板に酸化膜、金属膜等を成膜して半導体装置を製造
する半導体製造装置、特に一枚ずつ成膜処理を行う枚葉
式CVD装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】シリコンウェーハ等の基板に半導体集積
回路を形成し、半導体装置を製造する半導体製造装置の
1つに、低圧に保持された反応室に原料ガスを導入して
加熱された1枚の基板に所望の膜を生成する枚葉式CV
D装置がある。 【0003】図5により従来の枚葉式CVD装置の概略
を説明する。 【0004】反応室9を画成する真空容器1の天井部に
はガス導入部2が形成され、該ガス導入部2に対向して
前記真空容器1の底部には加熱ステージ3が設けられて
いる。前記ガス導入部2の下面に多数のガス分散孔5が
穿設されたシャワープレート4が設けられ、又前記ガス
導入部2にはガス導入管6が連通している。 【0005】前記加熱ステージ3の上面はサセプタ7と
なっており、該サセプタ7の下側にはヒータ8が設けら
れている。前記真空容器1の側面には基板搬入出用のゲ
ート弁11が設けられ、前記真空容器1の底面には排気
口12が設けられている。 【0006】前記ゲート弁11を介して搬入された基板
13は前記サセプタ7に載置され、前記ヒータ8により
前記サセプタ7を介して加熱される。 【0007】前記反応室9は低圧に保持され、前記ガス
導入管6から供給された原料ガスは前記ガス分散孔5に
より均等に分散され、前記反応室9に導入され、所要の
成膜処理がなされる。処理後のガスは前記排気口12か
ら排気され、前記反応室9内は一定圧に保持される。 【0008】処理が完了すると、原料ガスの導入が停止
され、前記反応室9が窒素ガス等の不活性ガスによりガ
スパージされた後、前記基板13は前記ゲート弁11か
ら搬出される。 【0009】近年の半導体集積回路の微細化、高集積化
により、ウェーハに対して高い歩留りが要求されてい
る。更に低価格チップ製作の為、ウェーハ1枚から得ら
れるチップ数を増やす為に、ウェーハの大口径化が進ん
でいる。 【0010】又、歩留り向上、ウェーハの大口径化に対
応する為には、成膜品質の一層の向上が不可欠である。 【0011】上記した従来の基板処理装置では原料ガス
流れの斑、或はサセプタ7を介して基板13を加熱する
際の加熱温度の不均一が避けられず、高い歩留り、ウェ
ーハの大口径化に対応できない。 【0012】そこで特開2000−286328公報に
於いて、ウェーハ面内の処理の均一性を高める為の基板
処理装置が示されている。 【0013】特開2000−286328公報に開示さ
れた基板処理装置を図6により略述する。 【0014】図6中、図5中で示したものと同等のもの
には同符号を付し、説明を省略する。 【0015】真空容器1の内壁にトレー支持部15が設
けられ、該トレー支持部15にリング部16が載置さ
れ、該リング部16には円周3等分した位置に逆L字状
のウェーハ支持部17が設けられ、該ウェーハ支持部1
7に基板13が載置される。 【0016】前記真空容器1の底部は円形の開口部18
が設けられ、該開口部18の周囲に上方に突出する内円
筒部19が設けられ、該内円筒部19には外円筒部21
が外嵌し、該外円筒部21の上端にサセプタ7が設けら
れている。該サセプタ7の上面には段差部7aが形成さ
れ、該段差部7aが前記リング部16に嵌脱自在となっ
ている。前記段差部7aの周縁部には前記ウェーハ支持
部17の水平部分が嵌合する凹部7bが凹設されてい
る。 【0017】前記開口部18は石英製の透過窓22によ
り閉塞され、該透過窓22の中央には下方に筒状部23
が突設されている。前記サセプタ7の下面中央より鉛直
に垂設されたシャフト24は前記筒状部23を貫通し、
前記シャフト24の下端は駆動部25に連結されてい
る。該駆動部25は前記シャフト24を介して前記サセ
プタ7を回転且つ昇降可能としている。 【0018】前記透過窓22の下方に、前記筒状部23
の周囲にドーナッツ状にランプが配設された加熱部26
が設けられ、前記透過窓22を透して輻射熱により前記
サセプタ7を加熱する様になっている。 【0019】図6は前記サセプタ7が降下した状態を示
している。 【0020】図示しない搬送装置により前記ウェーハ支
持部17に前記基板13が載置され、前記駆動部25に
より前記サセプタ7が上昇され、前記段差部7aが前記
リング部16に嵌入し、前記基板13が前記サセプタ7
上に載置される。更に、前記駆動部25により前記サセ
プタ7が回転される。 【0021】前記加熱部26により前記透過窓22を透
して前記サセプタ7が加熱され、該サセプタ7によって
前記基板13が加熱される。前記ガス導入管6より原料
ガスが導入され、前記基板13上に成膜処理がなされ
る。成膜処理が完了すると、前記サセプタ7が降下さ
れ、処理済の基板13が搬出される。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】図6で示される基板処
理装置では、処理中の基板13がサセプタ7を介して回
転され、成膜品質の均一化が図られている。然し乍ら、
図6の基板処理装置では加熱部26が前記透過窓22の
下方にあり前記サセプタ7とは離れ、基板13を加熱す
る状態では最も離れており、加熱効率が悪い。又前記加
熱部26はドーナツ状であり、熱輻射で中央部の熱密度
が低くなっている。更に、前記サセプタ7の下部にはシ
ャフト24が設けられており、該シャフト24が熱輻射
の影となってしまう。この為、前記サセプタ7を均一に
加熱することが難しく、基板13面内の温度分布が生じ
易いという問題があった。 【0023】本発明は斯かる実情に鑑み、被処理基板面
内の温度分布を解消し、基板に均一な膜を再現性よく成
膜し得る基板処理装置を提供するものである。 【0024】 【課題を解決する為の手段】本発明は、反応室と、被処
理基板を載置するサセプタと、ガス導入部と、前記サセ
プタに埋設した静電チャック用電極と、前記サセプタに
対して対向するヒータと、前記サセプタを前記ヒータに
対して回転可能に支持する回転軸と、該回転軸内に設け
られ前記ヒータを支持する固定軸と、前記回転軸に設け
られ電源と前記静電チャック用電極とを接続するスリッ
プリングとを具備した基板処理装置に係るものである。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 【0026】図1により第1の実施の形態について説明
する。図1中、図6中で示したものと同一のものには同
符号を付し、その説明を省略する。 【0027】真空容器1の内部は反応室9と該反応室9
の下側に連続する加熱ステージ収納部28が形成され、
該加熱ステージ収納部28と前記反応室9間を昇降可能
に加熱ステージ3が設けられている。前記加熱ステージ
収納部28は前記加熱ステージ3より若干大径となって
おり、前記反応室9は前記加熱ステージ収納部28より
更に大径であり、前記反応室9に前記加熱ステージ3が
収納された状態では、前記加熱ステージ収納部28の周
囲に排気ダクトとなる空間が形成される様になってい
る。 【0028】前記真空容器1の側壁には前記反応室9に
連通する排気口29が設けられ、又前記加熱ステージ収
納部28に連通する基板搬送口31が設けられ、該基板
搬送口31は気密構造のゲート弁11によって開閉され
る。前記排気口29には図示しない排気ラインが接続さ
れ、該排気ラインは圧力調整バルブ、真空ポンプが設け
られ、前記反応室9を所定の圧力に調整できる様になっ
ている。 【0029】前記真空容器1の上部にはガス導入部2が
設けられている。 【0030】該ガス導入部2は多数のガス分散孔5が穿
設されたシャワープレート4、上蓋33、多孔板である
分散板34、ガス導入管6から構成され、前記シャワー
プレート4は前記真空容器1の天井の一部をなし、前記
上蓋33との間にガス溜32を形成し、前記分散板34
は前記ガス溜32を上下に仕切り、前記ガス導入管6は
前記分散板34で仕切られた上部の空間に連通してい
る。 【0031】前記加熱ステージ3は有底円柱状の容器で
ある加熱部ケース35と該加熱部ケース35上端部を閉
塞する円盤状のサセプタ7により中空体に形成され、内
部には該サセプタ7と対向して設けられた円盤状のヒー
タ36及び該ヒータ36を下側から囲繞する反射板37
が収納されている。 【0032】前記加熱部ケース35の底部中心には中空
の回転軸38が連通し、該回転軸38は前記真空容器1
の底部を遊貫して下方に延出しており、下端は回転軸受
39を介して固定端板41により気密に閉塞されてい
る。前記回転軸38内には同心に中空の固定軸42が設
けられ、該固定軸42の上端は前記ヒータ36に連結さ
れ、下端は前記固定端板41に連結されている。前記回
転軸38と前記固定軸42との間にはスリップリング4
3が設けられている。 【0033】前記反射板37は前記加熱部ケース35の
底部、側壁部が前記ヒータ36によって加熱され、温度
が必要以上に上昇するのを防ぐ為に遮熱している。 【0034】前記サセプタ7は数mm〜10mm程度の厚さ
の耐熱性で且つ誘電体であるセラミックから形成されて
おり、前記反応室9内に流すガスの種類に対応して、そ
の表面を保護する為にコーティングが施されている。
尚、コーティングは前記サセプタ7の熱輻射率を変える
為に行っても良い。その際には、基板13が載置される
部分と載置されない部分で熱輻射率を異なる値にする必
要がある。通常は基板13を載置しない周縁部表側の熱
輻射率を下げ、放熱量を少なくすることで、前記サセプ
タ7の周縁部の温度を中心より高くする。 【0035】該サセプタ7内には複数の静電チャック用
の電極30a、電極30bを埋込んである。該電極30
a及び電極30bは前記サセプタ7を構成する誘電体
(セラミック)によって電気的に絶縁した状態にあり、
前記電極30a及び電極30bは配線44a、44bを
介してそれぞれ前記スリップリング43の回転側に接続
され、該スリップリング43の固定側は静電チャック用
の電源45に接続されている。 【0036】而して、該電源45により前記電極30a
と電極30bの間に所定の電圧が印加される様になって
いる。前記電極30aと電極30bの間に電圧が印加さ
れると、電荷がチャージされ、静電気力により前記サセ
プタ7の上面に基板13を吸着することができる。該基
板13を前記サセプタ7に静電気力により吸着すれば、
反った基板13であっても、基板13は前記サセプタ7
の表面に倣い矯正され、前記基板13と前記サセプタ7
との間隙を強制的に均一にすることができる。 【0037】前記ヒータ36は円盤状であり、前記サセ
プタ7の下側に該サセプタ7と略平行に、1〜30mmの
間隙を明けて設けられている。前記ヒータ36は厚さ数
mm程度で、同心円状に複数のゾーン36a、36bに分
割されている(図示では便宜的に2分割で示してい
る)。 【0038】各ゾーン36a、36bには、前記固定軸
42内に配した配線50a,50bを介して電源50に
それぞれ接続されて、又前記サセプタ7の前記ゾーン3
6a、36bに対応した部分の温度を検出する熱電対等
の温度検出器46a,46bが前記サセプタ7に設けら
れ、前記温度検出器46a,46bに接続された配線
(図示せず)は前記固定軸42の内部を通って加熱制御
部に(図示せず)に接続されている。 【0039】前記電源50は図示しない加熱制御部に接
続され、前記温度検出器46a,46bからの温度検出
信号に基づき前記温度検出器46a,46bの検出温度
が所定の値になる様に、前記ゾーン36a、36bの各
ゾーン毎に独立して発熱量を制御する様になっている。
前記ヒータ36から前記サセプタ7へは、輻射とガスの
伝導によって熱が伝達される。 【0040】前記ヒータ36と前記サセプタ7の間隙を
小さくする程、又、前記加熱ステージ3内の圧力を高く
する程、ガスの伝導による伝熱量が多くなる。但し、前
記ヒータ36と前記サセプタ7の間隙を小さくし過ぎる
と、間隙が少し変っただけで伝熱量が大きく変化するの
で、少なくとも間隙は1mm以上にする方が望ましい。一
方、前記ヒータ36と前記サセプタ7の間隔を広くし過
ぎた場合、該サセプタ7周囲の温度を上げる為に外側の
ゾーン36bの発熱量を増加させると、該ゾーン36b
からの熱輻射により前記サセプタ7の中心部にも熱が伝
わり、ゾーンコントロールが難しくなり、適切な温度分
布が得られない。従って、前記ヒータ36と前記サセプ
タ7の間隙は最大でも30mm程度が望ましい。 【0041】前記回転軸38の延出部には回転軸受47
を介してフランジ48が気密に嵌合し、該フランジ48
と前記真空容器1の底面間には伸縮可能なベローズ49
が設けられ、前記回転軸38の貫通部を気密にシールし
ている。 【0042】又、前記フランジ48は図示しない昇降機
構部と連結され昇降可能となっており、前記回転軸38
は前記フランジ48と一体に昇降する回転機構部に連結
され回転可能となっている。而して、前記加熱ステージ
3は昇降可能であると共に回転可能となっている。 【0043】前記固定軸42の内部は下端側で図示しな
い不活性ガス供給源と連通されており、該固定軸42の
所要位置、図示では下部と上部にパージガス孔51が穿
設されており、前記加熱ステージ3の内部に前記パージ
ガス孔51を通して不活性ガスが導入され、前記反応室
9よりも少し高い圧力となる様に制御されている。前記
加熱ステージ3の内部を前記反応室9より少し高い圧力
に保持することによって、該反応室9に導入した原料ガ
スが前記加熱ステージ3の内部に入込まない様にしてい
る。 【0044】又、前記フランジ48を介して前記ベロー
ズ49の内部も図示しない不活性ガス供給源と接続され
ており、前記回転軸38の貫通部の隙間からも前記反応
室9に不活性ガスが導入され、特に前記反応室9の下半
分の壁面に不要な膜が堆積しない様にしている。 【0045】前記加熱部ケース35に上下方向に移動自
在な突上げピン52が下方に付勢されて設けられ、該突
上げピン52の上端部は前記反射板37、ヒータ36、
サセプタ7を遊貫し、該サセプタ7の上面より突出可能
となっている。前記突上げピン52は少なくとも3箇所
に設けられ、前記サセプタ7上に載置される基板13を
支持可能となっている。又、前記突上げピン52の下部
は前記加熱部ケース35の底部を貫通すると共に更に下
方に突出しており、下部にはフランジ53が形成され、
該フランジ53は前記加熱ステージ3が前記真空容器1
の底部から離反した状態で下方へ抜けない様前記突上げ
ピン52の下方へのストッパとなっており、前記フラン
ジ53が前記加熱部ケース35の底部に当接した状態で
は前記突上げピン52の上端が前記サセプタ7の上面よ
り突出しない位置となっている。又、前記フランジ53
は下部貫通部の隙間を閉塞する機能を有し、前記加熱ス
テージ3の内部から反応室9にパージガスが漏れるのを
低減する役割を担っている。 【0046】次に、前記基板13の処理手順について説
明する。 【0047】先ず、該基板13を前記反応室9に搬入す
る前に前記加熱ステージ3を上昇させ、図1に示す成膜
処理位置とし、前記ヒータ36を発熱させ、前記サセプ
タ7が所定の温度になる様に加熱しておく。同時に前記
反応室9内の圧力が成膜処理時と略同一になる様に、前
記ガス導入管6からN2 等の不活性ガスを導入し、前記
分散板34とシャワープレート4を介して前記反応室9
内に不活性ガスを均等に供給する。 【0048】図示しない昇降機構により前記フランジ4
8、回転軸38を介して前記加熱ステージ3を前記加熱
ステージ収納部28に降下させる(図2参照)。この状
態では、前記サセプタ7の上面が前記基板搬送口31の
下側に位置する。前記突上げピン52の下端は前記加熱
ステージ収納部28の底面に当接し、更に押上げられ、
前記突上げピン52上端は前記基板搬送口31の中間の
位置となっている。 【0049】図示しない搬送治具に載置された基板13
が前記基板搬送口31を通して搬入され、前記突上げピ
ン52の上端に載置される。搬送治具が退避した後、前
記加熱ステージ3が成膜処理位置迄上昇される。該加熱
ステージ3の上昇によって、前記突上げピン52が下が
り、前記基板13が前記サセプタ7上に載置される。 【0050】前記電源45を投入して、静電チャック用
の前記電極30a、電極30b間に前記スリップリング
43を介して所定の電圧を印加して、前記基板13を静
電吸着する。該基板13は高温に保持された前記サセプ
タ7により加熱される。前記基板13が所定の温度にな
ったら、図示しない回転機構で前記回転軸38を所定の
回転数で回転させながら、不活性ガスに代わって原料ガ
スが上部のガス導入管6から導入される。原料ガスは前
記分散板34、シャワープレート4により均一化され、
前記基板13に対して吹付けられる様に供給される。 【0051】該基板13が前記サセプタ7に静電吸着さ
れることで、反りがある基板13も強制的に前記サセプ
タ7に密着され、前記基板13と前記サセプタ7間の間
隙が均等になり、該サセプタ7から前記基板13への伝
熱量を該基板13面内で均一にすることができる。更
に、前記加熱ステージ3、即ち前記サセプタ7を介して
前記基板13は回転され、前記ヒータ36に対する基板
13の位置を刻一刻と変化させながら加熱を行うことが
できるので、該基板13の温度均一性並びに温度再現性
が向上できる。 【0052】前記シャワープレート4から流入した原料
ガスは、前記基板13に吹付けられて方向を変え、該基
板13と略平行に流れた後、前記排気口29から排気さ
れる。図示しない圧力調整バルブにより、前記反応室9
内の圧力が所定の値になる様に調整され、原料ガス(シ
リコン含有ガス)の分圧が所定値となる様に流量が調整
される。所望の厚さの膜が堆積すると、原料ガスの導入
を停止し、再び前記ガス導入部2より不活性ガスが導入
される。前記反応室9が不活性ガスに置換された後、前
記加熱ステージ3が降下され、搬入と反対の手順で前記
基板13が前記基板搬送口31から搬出される。該基板
13への成膜終了後には、毎回或は適当な周期でエッチ
ング性のガスを供給して、前記反応室9の壁面、特に反
射板37の表面に堆積した不要な膜を除去する。 【0053】尚、上記第1の実施の形態では、前記パー
ジガス孔51を前記固定軸42の軸心方向に沿って複数
箇所(図中では上下2箇所)設けたが、前記回転軸38
内のガスパージを確実に行う為、下部の前記スリップリ
ング43近傍のみに設けてもよい。 【0054】図3は第2の実施の形態を示している。 【0055】前記固定軸42のスリップリング43が設
けられている位置よりも上方の位置で中空部を閉塞し、
前記固定軸42の閉塞した位置の下側に連通するパージ
ガスノズル54を設ける。該パージガスノズル54は下
方に向け屈曲され、下端は前記スリップリング43の上
面近傍に位置している。パージガスは前記パージガスノ
ズル54より前記スリップリング43の上面付近に吹出
され、下流側の加熱ステージ3に流れる。従って、確実
且つ効率的にガスパージを行うことができる。 【0056】尚、上記した実施の形態では、前記スリッ
プリング43の位置は前記回転軸38と前記固定軸42
との間に設けられたが、図4に示される様にスリップリ
ング43は前記回転軸38の下端部(図示では前記フラ
ンジ48より下方に延出する部分)に外嵌する様に設け
られてもよい。 【0057】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応室
と、被処理基板を載置するサセプタと、ガス導入部と、
前記サセプタに埋設した静電チャック用電極と、前記サ
セプタに対して対向するヒータと、前記サセプタを前記
ヒータに対して回転可能に支持する回転軸と、該回転軸
内に設けられ前記ヒータを支持する固定軸と、前記回転
軸に設けられ電源と前記静電チャック用電極とを接続す
るスリップリングとを具備しているので、サセプタを介
してヒータに加熱される被処理基板は、ヒータに対して
相対回転し、ヒータによる加熱が均等化し、又被処理基
板は静電チャックによりサセプタに密着され、基板全面
で熱伝達が均一となり、基板面内での成膜均一性が向上
し、又基板毎の再現性が向上し、歩留りの向上、製品品
質の安定が図れる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。 【図2】同前実施の形態の作動説明図である。 【図3】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。 【図4】本発明の第3の実施の形態を示す要部説明図で
ある。 【図5】従来例の基板処理装置の概略図である。 【図6】他の従来例の断面図である。 【符号の説明】 1 真空容器 2 ガス導入部 3 加熱ステージ 4 シャワープレート 7 サセプタ 9 反応室 13 基板 30 電極 36 ヒータ 38 回転軸 42 固定軸 43 スリップリング 45 電源 50 電源 51 パージガス孔 52 突上げピン
る。 【図2】同前実施の形態の作動説明図である。 【図3】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。 【図4】本発明の第3の実施の形態を示す要部説明図で
ある。 【図5】従来例の基板処理装置の概略図である。 【図6】他の従来例の断面図である。 【符号の説明】 1 真空容器 2 ガス導入部 3 加熱ステージ 4 シャワープレート 7 サセプタ 9 反応室 13 基板 30 電極 36 ヒータ 38 回転軸 42 固定軸 43 スリップリング 45 電源 50 電源 51 パージガス孔 52 突上げピン
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(72)発明者 渡辺 智司
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
Fターム(参考) 4K030 CA04 CA12 GA02 GA06 KA24
5F031 CA02 FA01 FA07 HA02 HA16
HA33 HA37 HA58 HA59 JA01
JA21 JA51 MA28 NA04 NA05
NA20 PA18 PA30
5F045 AA06 BB02 DP03 DQ05 EK07
EM05 EM10
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 反応室と、被処理基板を載置するサセプ
タと、ガス導入部と、前記サセプタに埋設した静電チャ
ック用電極と、前記サセプタに対して対向するヒータ
と、前記サセプタを前記ヒータに対して回転可能に支持
する回転軸と、該回転軸内に設けられ前記ヒータを支持
する固定軸と、前記回転軸に設けられ電源と前記静電チ
ャック用電極とを接続するスリップリングとを具備した
ことを特徴とする基板処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325098A JP2003133233A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325098A JP2003133233A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 基板処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003133233A true JP2003133233A (ja) | 2003-05-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001325098A Pending JP2003133233A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 基板処理装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003133233A (ja) |
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